JP3202036U - イオン交換器の保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗車時に使用される純水または脱イオン水を生成するための小型のイオン交換器の保持具を提供する。【解決手段】イオン交換器1は、容器本体11と蓋12とを備える。容器本体11は、側面13と底面14とを備え、その内部にイオン交換樹脂がセットされる。蓋12は容器本体11の開口を覆う被覆部15と、被覆部15の周囲に位置し容器本体11に螺合される螺合側部16とを備える。保持具2は、イオン交換器1の蓋12に固定される固定部21と、固定部21に取付けられた取手部22と、固定部21に連結し蓋12の被覆部15の外側へと延びる連結部と、連結部から屈曲し容器本体の側面13に沿って延びる一対の脚部24とを備える。【選択図】図2

Description

この考案は、イオン交換器の保持具に関し、より詳細には、洗車時に使用される純水または脱イオン水を生成するためのイオン交換器の保持具に関する。
従来、洗車する際には水道水を使用するのが一般的であったが、水道水がボディ表面で乾燥すると、ウォータースポットという痕跡が残ってしまう。そこで、水道水の代わりに純水または脱イオン水で洗車して、ウォータースポットの発生を予防していた。純水または脱イオン水を用いた洗車では、イオン交換樹脂を内蔵したイオン交換器を使用することができる。イオン交換器には、ホースを介して水道水が供給され、イオン交換樹脂を介して、脱イオン水を得ることができる。このようなイオン交換器は、略円柱状であるため、固定しておかないと倒れたり、転がったりして危険である(特許文献1参照)。そこで、イオン交換器は、保管および使用の際、専用の保持具によって保持するようにしていた。
実願平6−039194号公報
しかしながら、従来の保持具は、イオン交換器を載せる載置台と、載置台から延びるとともにイオン交換器を固定する壁と、壁に取付けられた取手とを備えるようにしていたので、大型になっていた。載置台には車輪を付けて、移動可能にしていたが、洗車時等に収納していたイオン交換器を使用する際には、保持具ごと移動しなければならないから、大型の保持具は取回しが悪いという問題点もあった。
この考案では、小型のイオン交換器の保持具を提供することを課題とする。
この考案は、容器本体および蓋を備えるイオン交換器を保持する保持具であって、前記蓋に固定される固定部と、前記固定部に取付けられた取手部と、前記固定部に連結し前記蓋の外側へと延びる連結部と、前記連結部から前記容器本体側へと延びる一対の脚部とを備え、前記脚部は、前記容器本体から離間することを特徴とする保持具。
この考案の保持具によれば、イオン交換器の蓋から容器本体側へと延びる脚部を設けたので、イオン交換器を倒しておいたときに脚部によって移動が規制される。したがって、使用時にイオン交換器が転がるのを防止することができる。また、不使用時にはイオン交換器を立てて脚部を棒などに引っ掛けることによってこれが倒れるのを予防することができる。イオン交換器を載せるための載置台や、固定するための壁を設けなくてもよいので、その分、保持具全体の小型化を図ることができる。
この考案の保持具の一例を示す斜視図。 イオン交換器に保持具を取付けたときの図。 図2のIII−III線断面図であって、イオン交換器を横にして置いた状態を示す図。
図1〜3を参照すれば、イオン交換器1は、容器本体11と蓋12とを備える。容器本体11は、側面13と底面14とを備え、その内部にイオン交換樹脂がセットされる。蓋12は容器本体11の開口を覆う被覆部15と、被覆部15の周囲に位置し容器本体11に螺合される螺合側部16とを備える。被覆部15にはイオン交換樹脂に水道水を供給するための供給口17と、イオン交換樹脂を通過したイオン交換水が吐出される吐出口18とを備える。供給口17にはホース31が連結され、水道水が供給される。吐出口18には図示しないシャワーヘッドが取り付けられたホース32が連結され、イオン交換水がシャワーヘッドから供給される。
保持具2は、イオン交換器1の蓋12に固定される固定部21と、固定部21に取付けられた取手部22と、固定部21に連結し蓋12の被覆部15の外側へと延びる連結部23と、連結部23から屈曲し容器本体の側面13に沿って延びる一対の脚部24とを備える。この実施形態において、固定部21、連結部23および脚部24は、一枚の板状部材によって構成されるとともに、固定部21と連結部23は同一面上に連続しており、脚部24は板状部材を屈曲して形成される。
固定部21は、蓋12にネジ41で固定される。市販されているイオン交換器1の蓋12には予めネジ穴が形成されていることが多く、このネジ穴を利用して固定部21を固定することができる。ネジ穴が形成されていない場合には、別途これを形成する必要がある。固定部21には、取手部22が取り付けられる。取手部22は、固定部21から離間した把持部22Aと、把持部22Aの両端と固定部21とを連結する両端部22Bとを備える。
この実施形態において、連結部23は、幅方向Xにおいて離間して一対設けられる。連結部23の幅方向Xにおける寸法は、固定部21の幅方向Xにおける寸法よりも大きく、固定部21から連結部23に向かって傾斜して広がる。一対の脚部24は、幅方向へ互いに離間する。また、脚部24は、イオン交換器1の蓋12の螺合側部16または容器本体の側面13から離間する。連結部23と脚部24とのなす角度は、90度以下であることが望ましい。より詳細には、イオン交換器1を倒して置いたときに、脚部24が面で地面に接触するとともに、底面14も接地するような角度にすることが望ましい。
上記のような構成において、不使用時はイオン交換器1を立てて保管することによって収納場所を節約することができる。イオン交換器1を立てたとき、脚部24を壁などに取付けたバー等に引っ掛けることによって転倒を予防することができる。イオン交換器1の使用時には、イオン交換器1を倒し、脚部24を地面に設置させることによって、イオン交換器1が転がるのを予防することができる。イオン交換器1は全体的に略円筒状を有しているので転がりやすいが、脚部24を設けることによって転がるのを防止することができる。また、イオン交換器1を倒して置いたときに、脚部24と底面14とが接地するようにすることができる。したがって、イオン交換器1は、一対の脚部24と底面14との三点で支持され、より一層転がりにくく、その状態を安定させることができる。さらに、脚部24が面で地面に接触するので、より安定してイオン交換器1を支持することができる。
保持具2には取手部22を備えているから、これを持ってイオン交換器1の脚部24をバー等に引っ掛けたり、倒したりすることができる。保持具2全体が小型化され軽量であるので、容易に持ち運びが可能であり、かつ取回しもしやすい。
イオン交換器1のイオン交換樹脂を交換する際には、容器本体11と蓋12とを分離し、容器本体11内部に収納されたイオン交換樹脂を取り出す。より具体的には、イオン交換器1を立てて容器本体11に対して蓋12を回転させてこれらを分離する。従来の保持具においては、イオン交換器の蓋を保持具に固定するようになっていたため、蓋に対して容器本体を回転させなければならなかった。使用後の容器本体には供給された水が残っており、重量が増している。このような重い容器本体を回転させるのは困難であったし、容器本体が固定されていないから蓋から分離された容器本体が落ちたり倒れたりして怪我をするという危険があった。しかし、この実施形態では、容器本体11を地面に設置させた状態で蓋12を外すことができるので、従来のような危険を回避することができる。なお、蓋12を外すときには、蓋12に連結されたホース31およびホース32を取り外してから作業することによって、これらホースが邪魔にならないようにすることができる。
また、容器本体11と蓋12とは水密に位置するために強固に螺合されることが多い。したがって容器本体11を回転させることが困難な場合もあるが、そのような場合には、取手部22の把持部22Aと固定部21との間に棒を挿入し、棒を回動させることによって、てこの原理で容易に強固に螺合された容器本体11と蓋12との結合を緩めることができる。緩んだ容器本体11と蓋12において、その後は容易に蓋12を回転させて、蓋12と容器本体11とを分離させることができる。
保持具2には、イオン交換器1内のイオン濃度を測定する測定器を取付けることもできる。測定器を取り付けることによってイオン交換樹脂の交換時期を知ることができる。測定器としては、例えば、総溶解物質(TDS)メーターを使用することができ、測定器は少なくともイオン濃度を検出するセンサと、検出されたイオン濃度を表示する表示部とを備える。測定器の表示部は、例えば、固定部21から屈曲して設けられた取付板26に取付け、センサは蓋12を介してイオン交換器1内へと挿入することができる。このとき、センサと表示部とをつなぐコードを取付板26に設けられた開口部27から保持具2の内側へと配置することができ、コードを保護し、かつコードによって保持具2の外観が損なわれるのを予防することができる。
この実施形態において、一対の脚部24はブリッジ部25によって連結されている。ブリッジ部25によって、脚部24の強度を補強することができるが、必須の構成ではなく、これがないものであってもよい。固定部21、連結部23、脚部24、取付板26は、金属製の一枚の板状部材を用いて構成される。しかし、これに限られるものではなく、それぞれ別部材を連結して構成してもよい。また、保持具2の材料は金属製の他、樹脂製等でもよく、この分野で用いられる通常の材料を使用することができる。
1 イオン交換器
2 保持具
11 容器本体
12 蓋
13 側面
21 固定部
22 取手部
23 連結部
24 脚部

Claims (1)

  1. 容器本体および蓋を備えるイオン交換器を保持する保持具であって、
    前記蓋に固定される固定部と、
    前記固定部に取付けられた取手部と、
    前記固定部に連結し前記蓋の外側へと延びる連結部と、
    前記連結部から前記容器本体側へと延びる一対の脚部とを備え、
    前記脚部は、前記容器本体から離間することを特徴とする保持具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020157817A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 サンエイ化学株式会社 純水生成器付洗車装置

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