JP3117756U - 収納容器 - Google Patents

収納容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3117756U
JP3117756U JP2005008623U JP2005008623U JP3117756U JP 3117756 U JP3117756 U JP 3117756U JP 2005008623 U JP2005008623 U JP 2005008623U JP 2005008623 U JP2005008623 U JP 2005008623U JP 3117756 U JP3117756 U JP 3117756U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
inner lid
granular material
main body
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005008623U
Other languages
English (en)
Inventor
稔 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RUAN CO.,LTD.
Original Assignee
RUAN CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RUAN CO.,LTD. filed Critical RUAN CO.,LTD.
Priority to JP2005008623U priority Critical patent/JP3117756U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3117756U publication Critical patent/JP3117756U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】容器本体に収納された粉粒体の吐出時に、粉粒体が周囲に飛び散らないようにした収納容器を提供する。
【解決手段】粉粒体を収納する容器本体1と、容器本体の上端開口部5に嵌着される内蓋6と、内蓋を覆う状態で容器本体の上部に装着される着脱自在な外蓋2と、内蓋2の周縁部に所定の高さを有する粉粒体飛散防止枠3と、を備える。容器を振出しても、吐出した粉粒物は粉粒体飛散防止枠3の内壁に当たって、周囲に飛び散ることはない。そして飛散防止枠3が内蓋6及び外蓋2と着脱可能に設けられていることによって、運搬や保管の際にも場所を必要としない。
【選択図】図3

Description

本考案は内容物を対象物に少量ずつ振り掛けるのに用いられる散布式の収納容器に係わり、特に短繊維状の合成高分子から成る人工毛をはじめとする粉粒体を内容物として、その吐出量の調整可能にした収納容器に関する。
従来、短繊維状の合成高分子から成る人工毛ほか、塩や胡椒といった粉粒体を収納する容器として図6に示すようなものが知られ、一般に広く普及している。
図6において、1は粉粒体を収容するための容器本体であり、この容器本体1はガラスやプラスチック製にして上部に粉粒体を導入するための開口部5が形成される。6は開口部5に嵌着される多孔状の内蓋(目皿)であり、この内蓋6には容器本体1に収容された粉粒体を吐出せしめるための吐出口が所定の開口率で複数穿設される。又、2は容器本体1の上部に装着される着脱自在な外蓋(キャップ)であり、係る外蓋2は内蓋6を覆って内容物の飛散や外部からの異物の混入を防止する働きをする。
そして、以上のような収納容器によれば、外蓋を外して容器本体を逆さにしながら上下に振ることにより、粉粒体で成る内容物を対象物上に適量ずつ撒き散らすことができる。
ここに、内容物の変質や漏れ出しを防止するために、容器本体の上端開口部(口部)を封止フィルム(インナーシール材)により密封し、使用に際して係る封止フィルムを剥離するようにしたものが知られる(例えば、特許文献1)。
又、容器本体の上端開口部(口頚部)に嵌着した内蓋(中栓)に封止フィルム(ガスバリアー性シール材)を貼着し、その封止フィルムで内蓋に穿設された吐出口(注出口)を塞いだものが知られる(例えば、特許文献2)。
実用新案登録第2584774号公報 登録実用新案第3022647号公報
然しながら、特許文献1,2の容器はいずれも使用に際して上下に振ると突出口から出た内容物が飛散し、本来降りかけたい部分以外の場所を汚してしまうという問題がある。
例えば、人工毛の収納容器において、人工毛は黒や茶色といった濃い色で構成されることから、髪の毛に人工毛を降りかけると、肩や背中にも人工毛が飛散し、着用している衣服を汚すことがあった。
本考案は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は容器本体に収納された粉粒体の吐出の際、周囲に飛散しないようにすることのできる収納容器を提供することにある。
粉粒体を収納する容器本体と、該容器本体の上端開口部に嵌着される内蓋と、該内蓋を覆う状態で前記容器本体の上部に装着される着脱自在な外蓋とを備え、前記内蓋に容器本体内の粉粒体を吐出せしめるための吐出口が所定範囲内に複数穿設されている収納容器において、前記内蓋の周縁部に内蓋及び外蓋から着脱可能となるように構成された粉粒体飛散防止枠を設けたことを特徴とする収納容器を提供することにより、前記課題を解決する。
又、以上のような収納容器において、内部に収容される粉粒体が短繊維状の合成高分子から成る人工毛であることを特徴とする。
本考案によれば、前記内蓋の周縁部に所定の高さを有する粉粒体飛散防止枠を設けられていることから、内蓋に複数穿設されている吐出口から吐出する粉粒体が、周囲に飛散することを防止できる。つまり吐出した粉粒体は粉粒体飛散防止枠の内壁に当たって周囲に飛び散らないのである。
さらに前記飛散防止枠は内蓋及び外蓋と着脱可能に設けられていることによって、収納に際し高さを必要とせず、又、容器本体1に対して直接、外蓋2をすることによって、粉粒体の流出を防ぐことができる。
加えて容器を頭皮に直接あてて粉粒体を吐出させる場合にあっても、吐出口には頭皮の油分や整髪料の油分が付かないので、内部に収容される短繊維状の粉粒体がまとまって吐出したり、目詰まりを起こすことがない。
以下、本考案を図面に基づいて詳しく説明する。図1は本考案に係る収納容器を示した側面図である。
図1において、1は所定の容積を有する容器本体であり、その内部には粉粒体として合成高分子から成る短繊維状の人工毛が収納される。尚、容器本体1はガラスやプラスチックなど様々な材料から形成できるが、これをEVA、軟質ポリエチレン、ポリブテンほか、基材に可塑剤を加えた弾性変形可能な軟質合成樹脂製にして、内容物をスクィーズ操作や振出操作で吐出させることができる。
又、2は容器本体1の上部に装着される着脱自在な外蓋(キャップ)であり、この外蓋2は円盤状の天板部2Aと、その周縁より垂下する円筒状のスカート部2Bとで構成される。尚、係る外蓋2は非使用時に容器本体1の上部に装着されて容器本体1内への異物の混入や内容物の飛散を防止する働きをする。
粉粒体飛散防止枠3は容器本体1と外蓋2との間に設けられており、これらと嵌合するように設けられている。容器本体1や外蓋2と同様、ガラスやプラスチックなど様々な材料から形成できるが、これをEVA、軟質ポリエチレン、ポリブテンほか、基材に可塑剤を加えた弾性変形可能な軟質合成樹脂製とすることができる。
粉粒体飛散防止枠3の高さは10mm〜30mm、望ましくは25mmの間に設定することができる。粉粒体飛散防止枠3は容器本体1と外蓋2とから着脱可能に設けることによって、運送や保管の際に場所をとらないようにすることができ、又、容器本体1に対して直接、外蓋2をすることによって、粉粒体の流出を防ぐことができる。つまり、粉粒体飛散防止枠3を容器本体1と外蓋2との間に設けると、容器が倒れたり逆さになったりした場合に、容器本体1と外蓋2との間に隙間が生じて、粉粒体が吐出口から流出して前記隙間に溜まり、振掛けようとしたときに当該溜まった粉粒体がまとまって振掛けられてしまう可能性がある。無論、粉粒体飛散防止枠3を非着脱としても良いが、蒸気問題を解決するために、粉粒体飛散防止枠3は着脱可能として、非使用時は容器本体1に直接、外蓋2をしておくことが好ましい。
粉粒体飛散防止枠3は内蓋6の周縁部に設けられていることから、内蓋6に複数穿設されている吐出口8から吐出する粉粒体が、粉粒体飛散防止枠3の内壁に当たり、周囲に飛散することを防止できる。加えて容器を頭皮に直接あてて粉粒体を吐出させる場合にあっても、吐出口8には頭皮の油分や整髪料の油分が付かないので、内部に収容される短繊維状の粉粒体がまとまって吐出したり、目詰まりを起こすことがない。
次に、図2は粉粒体飛散防止枠を破断した状態を示す。この図で明らかなように、容器本体1の上部には外周に雄ねじをもつ円筒状のネック部4が形成され、その内側が容器本体1内へ人工毛を導入するための円形状の上端開口部5とされている。
又、容器本体1の上端開口部5には内蓋6が嵌着され、係る内蓋6の上部表面にポリエチレンやポリプロピレンといった合成樹脂から成る封止フィルム7を剥離可能に貼着することもできる。
そして粉粒体飛散防止枠3は内蓋6を覆う状態で容器本体1の上部に装着されるのであり、その装着手段として粉粒体飛散防止枠3下部の内周面にはネック部4の雄ねじと螺合する雌ねじが形成される。尚、粉粒体飛散防止枠3は図示のようなねじ式に限らず、凹凸の噛み合わせによるワンタッチの着脱方式にしてもよい。
次に、図3は外蓋を破断した状態を示す。この図で明らかなように、粉粒体飛散防止枠3の上部には外周に雄ねじをもつ円筒状のネック部3Aが形成されている。そして、外蓋2はスカート部2Bと粉粒体飛散防止枠3の上部に位置する円筒状のネック部3Aとが嵌合するように構成される。その装着手段としてスカート部2Bの外周面にはネック部4の雄ねじと螺合する雌ねじが形成される。尚、外蓋2は図示のようなねじ式に限らず、凹凸の噛み合わせによるワンタッチの着脱方式にしてもよい。
図4は粉粒体飛散防止枠3の縦方向の断面図である。円筒状のネック部3Aには雄ネジが、粉粒体飛散防止枠3の下方内側には雌ネジが設けられている。このネジによって円筒状のネック部3Aは外蓋2と、下方内側では容器本体のネック部4と嵌合するように構成されている。
次に、図5は容器本体の上部断面を示す。この図で明らかなように、本例において内蓋6は、容器本体1における上端開口部5の内側に嵌め込まれる断面凹字形の第1目皿6Aと、上端開口部5の外側に嵌着される第2目皿6Bとで構成される。第1目皿6Aと第2目皿6Bは、容器本体1内の内容物(人工毛)を吐出せしめるための吐出口8A,8Bが複数穿設される多孔状のプラスチック構造物であり、特に本例では第2目皿5Bに対して第1目皿5Aの各吐出口8Aが大きく設定され、内容物が目詰まりすることなく良好に吐出される構成としてある。
但し、内蓋6は第1目皿6Aと第2目皿6Bから成る二重構造であることに限らず、その構成として第1目皿6Aと第2目皿6Bの何れか一方を省略してもよい。
吐出口8Bは内蓋6の全域に亙って所定の間隔で穿設される。尚、各吐出口8Bは丸孔に限らず、これを角孔としても差し支えない。
又、上記例では容器本体1に収納される粉粒体を合成高分子から成る短繊維状の人工毛としたが、係る粉粒体として調味料や化粧料などを容器本体1に収納してもよい。
本考案に係る収納容器を示した側面図 同容器を部分的に破断して示した側面図 同容器の外蓋を破断して示した側面図 粉粒体飛散防止枠の断面図 容器本体の上部断面 従来の収納容器
符号の説明
1 容器本体
2 外蓋
3 粉粒体飛散防止枠
3A 粉粒体飛散防止枠ネック部
4 ネック部
5 上端開口部
6 内蓋
6A 第1目皿
6B 第2目皿

Claims (2)

  1. 粉粒体を収納する容器本体と、該容器本体の上端開口部に嵌着される内蓋と、該内蓋を覆う状態で前記容器本体の上部に装着される着脱自在な外蓋とを備え、前記内蓋に容器本体内の粉粒体を吐出せしめるための吐出口が所定範囲内に複数穿設されている収納容器において、
    前記内蓋の周縁部に内蓋及び外蓋から着脱可能となるように構成された粉粒体飛散防止枠を設けたことを特徴とする収納容器。
  2. 粉粒体が短繊維状の合成高分子から成る人工毛である請求項1に記載の収納容器。
JP2005008623U 2005-10-19 2005-10-19 収納容器 Expired - Lifetime JP3117756U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008623U JP3117756U (ja) 2005-10-19 2005-10-19 収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008623U JP3117756U (ja) 2005-10-19 2005-10-19 収納容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3117756U true JP3117756U (ja) 2006-01-12

Family

ID=43468071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005008623U Expired - Lifetime JP3117756U (ja) 2005-10-19 2005-10-19 収納容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3117756U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012112090A (ja) * 2012-02-24 2012-06-14 Immense Inc 擬毛髪散布器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012112090A (ja) * 2012-02-24 2012-06-14 Immense Inc 擬毛髪散布器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10512347B1 (en) Dual-dispensing lid
AU2011202432B2 (en) Discharge cap for bottle-like container
CA3093560C (en) Dispenser package with flip-up lid and method of making the same
KR100757511B1 (ko) 파우더 토출용 화장품 케이스
US20130277244A1 (en) Cap assembly having storage chamber for secondary material with inseparable working member
JP3117756U (ja) 収納容器
JP6125906B2 (ja) ヒンジキャップ
JP3594580B2 (ja) 収納容器
JP2004238037A (ja) 濾過器付きコップ蓋
CN201267357Y (zh) 一种咖啡胶囊
JP7384403B2 (ja) 粉体容器
JP5785396B2 (ja) 振り出し容器
JP3117936U (ja) 収納容器
KR200487895Y1 (ko) 메쉬망과 고무배출패드가 구비된 캡슐화장품 용기
JPH08282702A (ja) 計量容器
JP2007145352A (ja) キャップ
JP2004123143A (ja) 開閉蓋付き粉体容器
JP6996708B2 (ja) 粉粒体収納容器
JP6206761B2 (ja) 振り出しキャップ
JP7457356B2 (ja) 粉歯磨き入り容器および粉歯磨き用容器
JP3107445U (ja) 収納容器
JP5495705B2 (ja) キャップ付きチューブ容器
JP3199684U (ja) 粉粒体振出容器
JPH10167302A (ja) 振り出し容器のキャップ
JP2019038607A (ja) キャップ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term