JP3107445U - 収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体に収納された粉粒体の吐出量を必要に応じて適宜調整することのできる収納容器を提供する。
【解決手段】粉粒体を収納する容器本体と、該容器本体の上端開口部に嵌着される内蓋と、該内蓋を覆う状態で容器本体の上部に装着される着脱自在な外蓋とを備える。内蓋には容器本体内の粉粒体を吐出せしめるための吐出口7Bが所定範囲内に複数穿設され、その吐出口7Bの穿設範囲に対応して内蓋の表面に剥離可能な封止フィルムが貼着される。封止フィルムは不連続の切目cにより複数の剥離領域6B,6Cに区分され、その各剥離領域6B,6Cが切目cの位置で個々に切り離し可能とされる。
【選択図】図6

Description

本考案は内容物を対象物に少量ずつ振り掛けるのに用いられる散布式の収納容器に係わり、特に短繊維状の合成高分子から成る人工毛をはじめとする粉粒体を内容物として、その吐出量の調整可能にした収納容器に関する。
従来、短繊維状の合成高分子から成る人工毛ほか、塩や胡椒といった粉粒体を収納する容器として図0に示すようなものが知られ、一般に広く普及している。
図0において、1は粉粒体を収容するための容器本体であり、この容器本体1はガラスやプラスチック製にして上部に粉粒体を導入するための開口部2が形成される。3は開口部2に嵌着される多孔状の内蓋(目皿)であり、この内蓋3には容器本体1に収容された粉粒体を吐出せしめるための吐出口4が所定の開口率で複数穿設される。又、5は容器本体1の上部に装着される着脱自在な外蓋(キャップ)であり、係る外蓋5は内蓋3を覆って内容物の飛散や外部からの異物の混入を防止する働きをする。
そして、以上のような収納容器によれば、外蓋を外して容器本体を逆さにしながら上下に振ることにより、粉粒体で成る内容物を対象物上に適量ずつ撒き散らすことができる。
ここに、内容物の変質や漏れ出しを防止するために、容器本体の上端開口部(口部)を封止フィルム(インナーシール材)により密封し、使用に際して係る封止フィルムを剥離するようにしたものが知られる(例えば、特許文献1)。
又、容器本体の上端開口部(口頚部)に嵌着した内蓋(中栓)に封止フィルム(ガスバリアー性シール材)を貼着し、その封止フィルムで内蓋に穿設された吐出口(注出口)を塞いだものが知られる(例えば、特許文献2)。
実用新案登録第2584774号公報
登録実用新案第3022647号公報
然しながら、特許文献1,2の容器はいずれも使用に際して封止フィルムの全体が剥離され、これによって容器本体の上端開口部や内蓋の吐出口が全開状態とされるため、内容物が必要以上に吐出してしまうことがあった。
例えば、人工毛の収納容器において、一回当たりの使用量は人によって様々であるものの、従来容器では人工毛を散布すべき薄毛の部分が少ない場合でも、多量の人工毛が吐出してしまうことがあり、これを防止するべく開口率の小さい内蓋にすると薄毛が広範な使用者にとって適量の人工毛を吐出させるのに時間を要してしまうという問題があった。
本考案は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は容器本体に収納された粉粒体の吐出量を必要に応じて適宜調整することのできる収納容器を提供することにある。
本考案は上記目的を達成するため、粉粒体を収納する容器本体と、該容器本体の上端開口部に嵌着される内蓋と、該内蓋を覆う状態で前記容器本体の上部に装着される着脱自在な外蓋とを備え、前記内蓋に容器本体内の粉粒体を吐出せしめるための吐出口が所定範囲内に複数穿設されている収納容器において、前記吐出口の穿設範囲に対応して前記内蓋の表面に剥離可能な封止フィルムが貼着されると共に、その封止フィルムは不連続の切目により複数の剥離領域に区分され、その各剥離領域が前記切目の位置で個々に切り離し可能とされていることを特徴とする。
又、以上のような収納容器において、切目により区分される各剥離領域の周縁部に剥離用の摘み片が形成されることを特徴とする。
更に、封止フィルムにおける各剥離領域を区分する切目が同心円状に形成されていることを特徴とし、更に粉粒体が短繊維状の合成高分子から成る人工毛であることを特徴とする。
本考案によれば、内容物の吐出口が複数穿設される内蓋の表面に剥離可能な封止フィルムが貼着され、その封止フィルムが不連続の切目で複数の剥離領域に区分され、その各剥離領域が切目の位置で個々に切り離し可能とされていることから、剥離領域の一つ乃至は全てを剥離することにより内蓋に穿設された吐出口の開通数を変え、係る吐出口から吐出する内容物(粉粒体)の量を容易に調整することができる。
このため、必要量以上の内容物が一度に吐出してしまったり、必要量の内容物を吐出させるのに時間を要してしまうという不都合を解消することができる。
加えて、切目により区分される各剥離領域の周縁部に剥離用の摘み片が形成されることから、各剥離領域を容易かつ適切に剥離することができる。
更に、封止フィルムにおける各剥離領域を区分する切目が同心円状に形成されることから、中心部分の剥離領域を剥離した場合、小さな面積に対しても内容物をスポット状にして集中的に散布することができる。
又、内容物としての粉粒体が短繊維状の合成高分子から成る人工毛であることから、使用者によって異なる薄毛の程度に拘わらず、係る人工毛を必要箇所に適量ずつ散布することができる。
以下、本考案を図面に基づいて詳しく説明する。図1は本考案に係る収納容器を示した側面図である。
図1において、1は所定の容積を有する容器本体であり、その内部には粉粒体として合成高分子から成る短繊維状の人工毛が収納される。尚、容器本体1はガラスやプラスチックなど様々な材料から形成できるが、これをEVA、軟質ポリエチレン、ポリブテンほか、基材に可塑剤を加えた弾性変形可能な軟質合成樹脂製にして、内容物をスクィーズ操作で吐出させることができる。
又、2は容器本体1の上部に装着される着脱自在な外蓋(キャップ)であり、この外蓋2は円盤状の天板部2Aと、その周縁より垂下する円筒状のスカート部2Bとで構成される。尚、係る外蓋2は非使用時に容器本体1の上部に装着されて容器本体1内への異物の混入や内容物の飛散を防止する働きをする。
次に、図2は外蓋を破断した状態を示す。この図で明らかなように、容器本体1の上部には外周に雄ねじをもつ円筒状のネック部3が形成され、その内側が容器本体1内へ人工毛を導入するための円形状の上端開口部4とされている。
又、容器本体1の上端開口部4には内蓋5が嵌着され、係る内蓋5の上部表面に封止フィルム6が剥離可能にして貼着される。
そして、外蓋2は内蓋5を覆う状態で容器本体1の上部に装着されるのであり、その装着手段としてスカート部2Bの内周面にはネック部3の雄ねじと螺合する雌ねじが形成される。尚、外蓋2は図示のようなねじ式に限らず、凹凸の噛み合わせによるワンタッチの着脱方式にしてもよい。
次に、図3は容器本体の上部断面を示す。この図で明らかなように、本例において内蓋5は、容器本体1における上端開口部4の内側に嵌め込まれる断面凹字形の第1目皿5Aと、上端開口部4の外側に嵌着される第2目皿5Bとで構成される。第1目皿5Aと第2目皿5Bは、容器本体1内の内容物(人工毛)を吐出せしめるための吐出口7A,7Bが複数穿設される多孔状のプラスチック構造物であり、特に本例では第2目皿5Bに対して第1目皿5Aの各吐出口7Aが大きく設定され、内容物が目詰まりすることなく良好に吐出される構成としてある。
但し、内蓋5は第1目皿5Aと第2目皿5Bから成る二重構造であることに限らず、その構成として第1目皿5Aと第2目皿5Bの何れか一方を省略してもよい。
次に、図4は内蓋の平面図を示す。この図で明らかなように、吐出口7Bは内蓋5(図示例において第2目皿5B)の全域に亙って所定の間隔で穿設される。尚、各吐出口7Bは図示例のような丸孔に限らず、これを角孔としても差し支えない。
図5は、以上のような内蓋の表面に貼着される封止フィルムの一例を示す。尚、本例において、封止フィルム6はポリエチレンやポリプロピレンといった合成樹脂から成る円形状のもので、その片面は内蓋5の表面に貼着するための粘着面とされる。
特に、係る封止フィルム6はミシン目から成る不連続の切目cにより複数(本例において3つ)の剥離領域6A,6B,6Cに区分され、その各剥離領域6A〜6Cが切目cの位置で個々に切り離し可能とされている。
図5のように、本例において切目cは同心円状に形成され、その切目cにより区分される各剥離領域6A〜6Cの周縁部には剥離用の摘み片8が形成される。
そして、係る封止フィルム6は図4に示した吐出口7Bの穿設範囲に対応して内蓋5の表面全体(本例において第2目皿5Bの表面)に剥離可能に貼着され、これによって吐出口7Bの全てが塞がれるようになっている。
一方、容器本体1内の内容物を使用するに際しては、剥離領域6A〜6Cの一つ乃至は全てを剥離して吐出口7Bの一部又は全部を開通せしめることができる。
図6は中心部の剥離領域6Aのみを剥離した状態であり、この場合には内蓋5の中心部分に穿設された吐出口7Bが開通し、その開通部分からのみ内容物の吐出が許容されることとなる。
このように、本考案によれば剥離領域6A〜6Cを選択的に剥離せしめて開通する吐出口7Bの数を変え、これによって内容物の吐出量を剥離した剥離領域6A〜6Cの面積に応じて段階的に調整することができるので、必要量以上の内容物が吐出してしまったり、必要量の内容物を吐出させるのに時間を要してしまうという不都合を解消することができる。
尚、封止フィルム6の全てを剥離した場合でも、これを捨てずに保存しておき、その一部を内蓋5の表面に再度貼着せしめて後から吐出量を減少させることも可能であるが、剥離した封止フィルム6を粘着性を保ったまま保存することは困難であるから、係る収納容器の販売形態としては粘着面が剥離紙により保護された張替え用の封止フィルムの一枚もしくは数枚を添付することが好ましい。
以上、本考案について説明したが、封止フィルムは切目が同心円状に形成されていることに限らず、これを種々の形態にすることが可能である。
図7は切目をV字状とした例であり、係る封止フィルム16でも切目cで区分された各剥離領域16A,16B,16Cの一つ乃至は全てを摘み片18をもって内蓋の表面から剥離することにより、内容物の吐出量を剥離した剥離領域16A〜16Cの面積に応じて段階的に調整することができる。
又、図8は切目を平行に形成した例であり、係る封止フィルム26でも切目cで区分された各剥離領域26A,26B,26Cの一つ乃至は全てを摘み片28をもって内蓋の表面から剥離することにより、内容物の吐出量を剥離した剥離領域26A〜26Cの面積に応じて段階的に調整することができる。
尚、図示例では何れの封止フィルム6,16,26も切目cにより3つの剥離領域6A,6B,6C(16A,16B,16C/26A,26B,26C)に区分されているが、本考案はこれに限らず、切目cの数を増やして封止フィルム6,16,26を更に細分化して内容物の吐出量をより細かく調整することもできる。
又、上記例では容器本体1に収納される粉粒体を合成高分子から成る短繊維状の人工毛としたが、係る粉粒体として調味料や化粧料などを容器本体1に収納してもよい。
本考案に係る収納容器を示した側面図 同容器を部分的に破断して示した側面図 容器本体の上部を示した拡大図 内蓋の平面図 内蓋の表面に封止フィルムを貼着した状態を示す平面図 封止フィルムの一部を切り離した状態を示す説明図 封止フィルムの変更例を示す平面図 封止フィルムの変更例を示す平面図
符号の説明
1 容器本体
2 外蓋
3 ネック部
4 上端開口部
5 内蓋
5A 第1目皿
5B 第2目皿
6,16,26 封止フィルム
6A,6B,6C 剥離領域
7A,7B 吐出口
8 摘み片
c 切目

Claims (4)

  1. 粉粒体を収納する容器本体と、該容器本体の上端開口部に嵌着される内蓋と、該内蓋を覆う状態で前記容器本体の上部に装着される着脱自在な外蓋とを備え、前記内蓋に容器本体内の粉粒体を吐出せしめるための吐出口が所定範囲内に複数穿設されている収納容器において、
    前記吐出口の穿設範囲に対応して前記内蓋の表面に剥離可能な封止フィルムが貼着されると共に、その封止フィルムは不連続の切目により複数の剥離領域に区分され、その各剥離領域が前記切目の位置で個々に切り離し可能とされていることを特徴とする収納容器。
  2. 切目により区分される各剥離領域の周縁部に剥離用の摘み片が形成されることを特徴とする請求項1記載の収納容器。
  3. 封止フィルムにおける各剥離領域を区分する切目が同心円状に形成されていることを特徴とする請求項1、又は2記載の収納容器。
  4. 粉粒体が短繊維状の合成高分子から成る人工毛である請求項1〜3のいずれかに記載の収納容器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616302A (ja) * 1992-06-30 1994-01-25 Sumitomo Rubber Ind Ltd 紙葉類搬送用ロールの芯部材

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