JP3117324B2 - シールド掘削機の排土装置 - Google Patents
シールド掘削機の排土装置Info
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- JP3117324B2 JP3117324B2 JP05119701A JP11970193A JP3117324B2 JP 3117324 B2 JP3117324 B2 JP 3117324B2 JP 05119701 A JP05119701 A JP 05119701A JP 11970193 A JP11970193 A JP 11970193A JP 3117324 B2 JP3117324 B2 JP 3117324B2
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- Japan
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- sand
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は岩盤などをシールド掘削
機によって掘削した後に土砂や礫などを排出するシール
ド掘削機の排土装置に関する。
機によって掘削した後に土砂や礫などを排出するシール
ド掘削機の排土装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のシールド掘削機の排土装置
の概略を示す。図6に示すように、地盤を掘削するシー
ルド掘削機101は円筒形状をなす掘削機本体102の
前部に駆動モータ103により回転駆動するカッタ装置
104が装着されて構成されている。そして、このシー
ルド掘削機101によって掘削された排出する排土装置
105は掘削機本体102内にスクリューコンベア10
6が取付けられ、このスクリューコンベア106に圧送
ポンプ107及び圧送管108が連結されて構成されて
いる。なお、109はセグメントである。
の概略を示す。図6に示すように、地盤を掘削するシー
ルド掘削機101は円筒形状をなす掘削機本体102の
前部に駆動モータ103により回転駆動するカッタ装置
104が装着されて構成されている。そして、このシー
ルド掘削機101によって掘削された排出する排土装置
105は掘削機本体102内にスクリューコンベア10
6が取付けられ、このスクリューコンベア106に圧送
ポンプ107及び圧送管108が連結されて構成されて
いる。なお、109はセグメントである。
【0003】従って、例えば、円形断面のトンネルを掘
削形成するには、まず、図示しない複数のシールドジャ
ッキを作動し、既設のセグメント109を介してシール
ド掘削機本体101を前進させる一方、駆動モータ10
3によりカッタ装置104を作動させる。そして、シー
ルド掘削機本体101の前方の土砂を掘削し、この掘削
土砂をスクリューコンベア106によって搬送し、圧送
ポンプ107を作動して圧送管108を介して外部に排
出する。次に、シールドジャッキの何れか一つを縮み方
向に作動して既設のセグメント109との間に空所を形
成してセグメントを装着する。この作業の繰り返しによ
って所定長さのトンネルを掘削形成していく。
削形成するには、まず、図示しない複数のシールドジャ
ッキを作動し、既設のセグメント109を介してシール
ド掘削機本体101を前進させる一方、駆動モータ10
3によりカッタ装置104を作動させる。そして、シー
ルド掘削機本体101の前方の土砂を掘削し、この掘削
土砂をスクリューコンベア106によって搬送し、圧送
ポンプ107を作動して圧送管108を介して外部に排
出する。次に、シールドジャッキの何れか一つを縮み方
向に作動して既設のセグメント109との間に空所を形
成してセグメントを装着する。この作業の繰り返しによ
って所定長さのトンネルを掘削形成していく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トンネルを
掘削形成する地盤には、岩盤層や礫層、土砂等の対象地
質が存在している。シールド掘削機によって地盤を掘削
する場合、このような岩盤層や礫層、土砂等を連続して
掘削することとなる。上述した従来のシールド掘削機に
あっては、切羽土圧の保持や泥土の外部もれを防止する
ために、スクリューコンベア106と圧送ポンプ107
と圧送管108とを密閉した状態で連続して管接続され
ている。
掘削形成する地盤には、岩盤層や礫層、土砂等の対象地
質が存在している。シールド掘削機によって地盤を掘削
する場合、このような岩盤層や礫層、土砂等を連続して
掘削することとなる。上述した従来のシールド掘削機に
あっては、切羽土圧の保持や泥土の外部もれを防止する
ために、スクリューコンベア106と圧送ポンプ107
と圧送管108とを密閉した状態で連続して管接続され
ている。
【0005】ところで、圧送ポンプ107を用いた泥土
の管路圧送では、カッタ装置によって掘削された土砂、
即ち、礫や異物において圧送可能な寸法に限界があり、
一般的には、圧送管108の内径の1/3以下とされて
いる。そのため、スクリューコンベア106から排出さ
れる掘削土砂に圧送限界を越える大きな礫や異物が混入
していると、その大きな礫などが圧送ポンプ107につ
まって吸入弁あるいは吐出弁が作動不良を起こしたり、
圧送管108につまって閉塞状態を起こしたりして掘削
土砂の円滑な排出が困難となって作業能率が低下してし
まう。
の管路圧送では、カッタ装置によって掘削された土砂、
即ち、礫や異物において圧送可能な寸法に限界があり、
一般的には、圧送管108の内径の1/3以下とされて
いる。そのため、スクリューコンベア106から排出さ
れる掘削土砂に圧送限界を越える大きな礫や異物が混入
していると、その大きな礫などが圧送ポンプ107につ
まって吸入弁あるいは吐出弁が作動不良を起こしたり、
圧送管108につまって閉塞状態を起こしたりして掘削
土砂の円滑な排出が困難となって作業能率が低下してし
まう。
【0006】また、圧送限界を越える大きな礫などが圧
送ポンプ107や圧送管108につまるのを防止するた
めに、圧送ポンプ107の吸込口に礫や異物除去用のス
クリーンを装着することも考えられる。しかし、前述し
たように、従来のシールド掘削機は切羽土圧の保持や泥
土の外部もれを防止するためにスクリューコンベア10
6と圧送ポンプ107と圧送管108とが密閉して管接
続されており、スクリーンに捕捉した礫などを取り出す
には接続管を分解しなければならず、掘削作業を遅延さ
せてしまう。
送ポンプ107や圧送管108につまるのを防止するた
めに、圧送ポンプ107の吸込口に礫や異物除去用のス
クリーンを装着することも考えられる。しかし、前述し
たように、従来のシールド掘削機は切羽土圧の保持や泥
土の外部もれを防止するためにスクリューコンベア10
6と圧送ポンプ107と圧送管108とが密閉して管接
続されており、スクリーンに捕捉した礫などを取り出す
には接続管を分解しなければならず、掘削作業を遅延さ
せてしまう。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、掘削土砂を確実に排出して掘削作業の作業能率
の向上を図ったシールド掘削機の排土装置を提供するこ
とを目的とする。
あって、掘削土砂を確実に排出して掘削作業の作業能率
の向上を図ったシールド掘削機の排土装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のシールド掘削機の排土装置は、シールド掘
削機のカッタによって掘削された土砂を圧送ポンプによ
りスクリューコンベアを介して圧送管に送給して外部に
排出するシールド掘削機の排土装置において、前記スク
リューコンベアと圧送管との間に管路を形成し、掘削さ
れた大礫を捕捉するスクリーンを前記管路上の捕捉位置
と該管路外の取出位置との間で移動自在としたことを特
徴とするものである。
めの本発明のシールド掘削機の排土装置は、シールド掘
削機のカッタによって掘削された土砂を圧送ポンプによ
りスクリューコンベアを介して圧送管に送給して外部に
排出するシールド掘削機の排土装置において、前記スク
リューコンベアと圧送管との間に管路を形成し、掘削さ
れた大礫を捕捉するスクリーンを前記管路上の捕捉位置
と該管路外の取出位置との間で移動自在としたことを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】シールド掘削機による岩盤の掘削時に、カッタ
によって掘削された大礫を含む土砂はスクリューコンベ
アにより後方に送給される。そして、圧送ポンプにより
管路を介して圧送管に送給されて外部に排出される。こ
のとき、土砂に混入した大礫等は管路上の捕捉位置にあ
るスクリーンによって捕捉され、このスクリーンを管路
外の取出位置に移動させることで大礫等が取り出され
る。このようにスクリーンによって大礫は土砂とは別に
取り出されることとなり、圧送ポンプの作動不良や圧送
管の閉塞が防止される。
によって掘削された大礫を含む土砂はスクリューコンベ
アにより後方に送給される。そして、圧送ポンプにより
管路を介して圧送管に送給されて外部に排出される。こ
のとき、土砂に混入した大礫等は管路上の捕捉位置にあ
るスクリーンによって捕捉され、このスクリーンを管路
外の取出位置に移動させることで大礫等が取り出され
る。このようにスクリーンによって大礫は土砂とは別に
取り出されることとなり、圧送ポンプの作動不良や圧送
管の閉塞が防止される。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】図1に本発明の一実施例に係るシールド掘
削機の排土装置の概略、図2に排土装置を構成する管路
の概略、図3に管路内のスクリーンの概略、図4に排土
装置のスクリーンによる大礫の捕捉状態を表す管路の断
面、図5に排土装置のスクリーンに捕捉された大礫の取
出状態を表す管路の断面を示す。
削機の排土装置の概略、図2に排土装置を構成する管路
の概略、図3に管路内のスクリーンの概略、図4に排土
装置のスクリーンによる大礫の捕捉状態を表す管路の断
面、図5に排土装置のスクリーンに捕捉された大礫の取
出状態を表す管路の断面を示す。
【0012】図1に示すように、本実施例のシールド掘
削機の排土装置において、円筒形状のシールド掘削機本
体(スキンプレート)11の前端部にはカッタ装置12
が回転自在に装着され、このカッタ装置12は駆動モー
タ13によって駆動回転できるようになっている。シー
ルド掘削機本体11内にはカッタ装置12により掘削し
た土砂を排出するスクリューコンベア14が前端部が下
方に傾斜した状態で配置されており、前端部が図示しな
いチャンバ内に挿入されている。このスクリューコンベ
ア14は後部に駆動モータ15を有しており、土砂及び
大礫を後方に排出できるようになっている。
削機の排土装置において、円筒形状のシールド掘削機本
体(スキンプレート)11の前端部にはカッタ装置12
が回転自在に装着され、このカッタ装置12は駆動モー
タ13によって駆動回転できるようになっている。シー
ルド掘削機本体11内にはカッタ装置12により掘削し
た土砂を排出するスクリューコンベア14が前端部が下
方に傾斜した状態で配置されており、前端部が図示しな
いチャンバ内に挿入されている。このスクリューコンベ
ア14は後部に駆動モータ15を有しており、土砂及び
大礫を後方に排出できるようになっている。
【0013】また、スクリューコンベア14の後部の土
砂吐出口には連結管16を介して管路17が接続されて
おり、更に、この管路17には連結管18を介して圧送
ポンプ19及び圧送管20が接続されている。なお、図
1において、21は掘削形成した壁面の崩壊を防止する
このセグメントである。
砂吐出口には連結管16を介して管路17が接続されて
おり、更に、この管路17には連結管18を介して圧送
ポンプ19及び圧送管20が接続されている。なお、図
1において、21は掘削形成した壁面の崩壊を防止する
このセグメントである。
【0014】管路17において、図2及び図3に示すよ
うに、管路本体22はコ字形状をなす枠体であって、上
部に連結管16のフランジ部23が固定される一方、下
部に連結管18のフランジ部24が固定されている。ま
た、この管路本体22にはスライド体25が図2に矢印
で示す長手方向、即ち、管路17内の土砂送給方向を遮
る方向に沿って移動自在に支持されており、且つ、この
スライド体25は管路本体22の端部に装着された油圧
シリンダ26によって往復駆動することができるように
なっている。
うに、管路本体22はコ字形状をなす枠体であって、上
部に連結管16のフランジ部23が固定される一方、下
部に連結管18のフランジ部24が固定されている。ま
た、この管路本体22にはスライド体25が図2に矢印
で示す長手方向、即ち、管路17内の土砂送給方向を遮
る方向に沿って移動自在に支持されており、且つ、この
スライド体25は管路本体22の端部に装着された油圧
シリンダ26によって往復駆動することができるように
なっている。
【0015】このスライド体25は上下のフランジ部2
7,28とこの上下のフランジ部27,28を貫通する
管路部29を有し、この管路部29内には格子状のスク
リーン30が取付けられている。なお、管路部29の長
さは掘削された大礫や異物などの寸法より大きく設定さ
れている。また、連結管16,18には土圧計31,3
2が装着されており、管路17内に送給される土砂の送
給圧と、管路17内から吐出される土砂の吐出圧とを計
測することができるようになっている。
7,28とこの上下のフランジ部27,28を貫通する
管路部29を有し、この管路部29内には格子状のスク
リーン30が取付けられている。なお、管路部29の長
さは掘削された大礫や異物などの寸法より大きく設定さ
れている。また、連結管16,18には土圧計31,3
2が装着されており、管路17内に送給される土砂の送
給圧と、管路17内から吐出される土砂の吐出圧とを計
測することができるようになっている。
【0016】而して、円形断面のトンネルを掘削形成す
るには、図1に示すように、まず、図示しない複数のシ
ールドジャッキを伸長方向に作動し、既設のセグメント
を介してシールド掘削機本体11を前進させる一方、駆
動モータ13によりカッタ装置12を作動させる。そし
て、シールド掘削機本体11の前方の岩盤を掘削し、こ
の掘削土砂を図示しないチャンバ内に落下させる。次
に、複数のシールドジャッキの何れか一つを縮み方向に
作動して既設のセグメント21との間に空所を形成して
新しいセグメント17を装着する。
るには、図1に示すように、まず、図示しない複数のシ
ールドジャッキを伸長方向に作動し、既設のセグメント
を介してシールド掘削機本体11を前進させる一方、駆
動モータ13によりカッタ装置12を作動させる。そし
て、シールド掘削機本体11の前方の岩盤を掘削し、こ
の掘削土砂を図示しないチャンバ内に落下させる。次
に、複数のシールドジャッキの何れか一つを縮み方向に
作動して既設のセグメント21との間に空所を形成して
新しいセグメント17を装着する。
【0017】一方、チャンバ内に滞留した掘削土砂は大
礫や異物等を含んでおり、スクリューコンベア14によ
り掘削機本体11の後方に送給される。そして、この掘
削土砂は圧送ポンプ19により連結管16を介して管路
17に送給される。管路17内のスクリーン30は当
初、図4に示すように、土砂捕捉位置にあって、連結管
16から管路17に供給された掘削土砂はこのスクリー
ン30に至る。従って、掘削土砂のうちの細かい一般土
砂41はスクリーン30を通過し、管路17から連結管
18を介して圧送管20に送給され、外部にもれること
なく排出される。一方、掘削土砂に混入した大礫42等
はこのスクリーン30によって捕捉される。
礫や異物等を含んでおり、スクリューコンベア14によ
り掘削機本体11の後方に送給される。そして、この掘
削土砂は圧送ポンプ19により連結管16を介して管路
17に送給される。管路17内のスクリーン30は当
初、図4に示すように、土砂捕捉位置にあって、連結管
16から管路17に供給された掘削土砂はこのスクリー
ン30に至る。従って、掘削土砂のうちの細かい一般土
砂41はスクリーン30を通過し、管路17から連結管
18を介して圧送管20に送給され、外部にもれること
なく排出される。一方、掘削土砂に混入した大礫42等
はこのスクリーン30によって捕捉される。
【0018】スクリーン30に大量の大礫42等が堆積
すると、管路17の下流への土砂の流れが悪くなって抵
抗が増加して管路17内への土砂送給圧が上昇する一
方、管路17内からの土砂吐出圧が減少する。土圧計3
1,32はこの圧力変化(差圧)を検出し、所定値に達
するとスクリーン30がつまっていると判断し、シール
ド掘削機の運転を停止する。そして、油圧シリンダ26
が作動し、図5に示すように、スライド体25と共にス
クリーン30を管路17の外方の礫取出位置に移動させ
る。このとき、管路17(連結管16,17)はスライ
ド体25の上下のフランジ部27,28によって閉止さ
れており、掘削土砂が外部にもれることはない。そし
て、スクリーン30に堆積した大礫等を取り出し、その
後、再び、油圧シリンダ26によってスライド体25と
共にスクリーン30を管路17内の土砂捕捉位置に移動
させる。
すると、管路17の下流への土砂の流れが悪くなって抵
抗が増加して管路17内への土砂送給圧が上昇する一
方、管路17内からの土砂吐出圧が減少する。土圧計3
1,32はこの圧力変化(差圧)を検出し、所定値に達
するとスクリーン30がつまっていると判断し、シール
ド掘削機の運転を停止する。そして、油圧シリンダ26
が作動し、図5に示すように、スライド体25と共にス
クリーン30を管路17の外方の礫取出位置に移動させ
る。このとき、管路17(連結管16,17)はスライ
ド体25の上下のフランジ部27,28によって閉止さ
れており、掘削土砂が外部にもれることはない。そし
て、スクリーン30に堆積した大礫等を取り出し、その
後、再び、油圧シリンダ26によってスライド体25と
共にスクリーン30を管路17内の土砂捕捉位置に移動
させる。
【0019】このような作業の繰り返しによって所定長
さのトンネルが掘削形成し、掘削土砂を効率よく排出さ
れていく。このようにスクリーン30によって大礫42
が土砂41とは別に取り出されることとなり、圧送ポン
プ19の作動不良や圧送管20の閉塞が防止される。
さのトンネルが掘削形成し、掘削土砂を効率よく排出さ
れていく。このようにスクリーン30によって大礫42
が土砂41とは別に取り出されることとなり、圧送ポン
プ19の作動不良や圧送管20の閉塞が防止される。
【0020】そして、大礫42の取出作業も管路17等
を分解することなく、且つ、土砂の外部もれもなく、簡
単に行うことができる。また、大礫42の取り出し時期
も土圧計31,32によって土砂送給圧を測定すること
で的確に把握できる。更に、大礫42の取出作業後のス
クリーン30の捕捉位置への復旧作業も油圧シリンダ2
6の作動によって極めて簡単に行うことができる。
を分解することなく、且つ、土砂の外部もれもなく、簡
単に行うことができる。また、大礫42の取り出し時期
も土圧計31,32によって土砂送給圧を測定すること
で的確に把握できる。更に、大礫42の取出作業後のス
クリーン30の捕捉位置への復旧作業も油圧シリンダ2
6の作動によって極めて簡単に行うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のシールド掘削機の排土装置によれば、シー
ルド掘削機のカッタによって掘削された土砂を圧送ポン
プによりスクリューコンベアを介して圧送管に送給して
外部に排出するシールド掘削機の排土装置において、ス
クリューコンベアと圧送管との間に管路を形成して掘削
された大礫を捕捉するスクリーンを管路上の捕捉位置と
管路外の取出位置との間で移動自在としたので、土砂に
混入した大礫等はスクリーンによって捕捉されて管路外
の取出位置にて取り出されることとなり、スクリーンに
よって大礫は土砂とは別に取り出されることとなり、圧
送ポンプの作動不良や圧送管の閉塞を防止して掘削土砂
を確実に排出することで掘削作業の作業能率の向上を図
ることができる。
うに本発明のシールド掘削機の排土装置によれば、シー
ルド掘削機のカッタによって掘削された土砂を圧送ポン
プによりスクリューコンベアを介して圧送管に送給して
外部に排出するシールド掘削機の排土装置において、ス
クリューコンベアと圧送管との間に管路を形成して掘削
された大礫を捕捉するスクリーンを管路上の捕捉位置と
管路外の取出位置との間で移動自在としたので、土砂に
混入した大礫等はスクリーンによって捕捉されて管路外
の取出位置にて取り出されることとなり、スクリーンに
よって大礫は土砂とは別に取り出されることとなり、圧
送ポンプの作動不良や圧送管の閉塞を防止して掘削土砂
を確実に排出することで掘削作業の作業能率の向上を図
ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係るシールド掘削機の排土
装置の概略図である。
装置の概略図である。
【図2】排土装置を構成する管路の概略斜視図である。
【図3】管路内のスクリーンの概略斜視図である。
【図4】排土装置のスクリーンによる大礫の捕捉状態を
表す管路の断面図である。
表す管路の断面図である。
【図5】排土装置のスクリーンに捕捉された大礫の取出
状態を表す管路の断面図である。
状態を表す管路の断面図である。
【図6】従来のシールド掘削機の排土装置の概略図であ
る。
る。
11 シールド掘削機本体 12 カッタ装置 14 スクリューコンベア 16,18 連結管 17 管路 19 圧送ポンプ 20 圧送管 21 セグメント 25 スライド体 26 油圧シリンダ 30 スクリーン 31,32 土圧計 41 一般土砂 42 大礫
Claims (1)
- 【請求項1】 シールド掘削機のカッタによって掘削さ
れた土砂を圧送ポンプによりスクリューコンベアを介し
て圧送管に送給して外部に排出するシールド掘削機の排
土装置において、前記スクリューコンベアと圧送管との
間に管路を形成し、掘削された大礫を捕捉するスクリー
ンを前記管路上の捕捉位置と該管路外の取出位置との間
で移動自在としたことを特徴とするシールド掘削機の排
土装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05119701A JP3117324B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | シールド掘削機の排土装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05119701A JP3117324B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | シールド掘削機の排土装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06330691A JPH06330691A (ja) | 1994-11-29 |
JP3117324B2 true JP3117324B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=14767944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05119701A Expired - Fee Related JP3117324B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | シールド掘削機の排土装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117324B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6242652B2 (ja) * | 2013-10-11 | 2017-12-06 | 株式会社大林組 | 建設工事用の土砂圧送ポンプ、シールド機、及びシールド工法 |
CN110219661A (zh) * | 2019-07-12 | 2019-09-10 | 中铁工程装备集团有限公司 | 应用于极小始发井的分体始发配套装置及始发施工方法 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP05119701A patent/JP3117324B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06330691A (ja) | 1994-11-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000822 |
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