JP3117314U - 床磨き機における回転ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】床面等の被清掃面に凹凸部分があってもその内周面、外周面に先端縁を突き当てることで確実に清掃でき、例えば細かい汚損物等であっても確実に除去清掃する。
【解決手段】円盤状のブラシ盤1下面にブラシ毛5が植設され、所定の床磨き機Pに取り付けられて被清掃面F上で回転する床磨き機Pにおける回転ブラシとし、ブラシ毛5は回転方向に対して向かい合うように傾斜設定する。ブラシ毛5はブラシ盤1下面に対して例えば約45度の俯角に設定して植設し、またブラシ毛5の先端縁全域が被清掃面Fに当接するようにする。
【選択図】図1

Description

この考案は床面等を清掃する円盤状の回転ブラシを備えた床磨き機において、床面等に大小の凹凸面が存在していてもその周囲面、内縁面等も無理なく簡単確実に清掃できるようにした床磨き機における回転ブラシに関する。
従来から、円盤状の基板の底面に多数のフィラメント材が密集状にして植毛されていて、駆動回転される回転軸端に固定されることで、床面等を清掃するようにした回転ブラシが提案されている。この回転ブラシ自体は、例えば作業者によって操作される棒状のハンドルによって床面上で移動される駆動体内の回転軸下端に着脱自在に取り付けられるようになっており、通常は左回転される回転駆動によってフィラメント材の下端が洗浄剤と共に床面上で擦動することによって床面を清掃する。
このような床磨き機にあっては、床面の洗浄・清掃効率の向上その他のために、特許文献1に示されるようにブラシディスクのラジアル平面上で、ディスクの中心側から外側へ列をなし、その列が該ラジアル平面の円周方向へ並列する態様にディスクに植毛するコンクリート型枠掃除用回転ブラシが提案されている。また特許文献2に示されるように移動方向に対して傾斜角度をなし且つ間隔を存して平行な複数列の植設ラインを設定し、この植設ラインに沿って方形状の線材を植設してなるブラシが提案されている。
一方、特許文献3に示されるように並列配置の左右で2個のブラシを走行によって駆動される複数のギア手段を介して回転させるようにした清掃ブラシが提案されており、更には特許文献4に示されるように正逆の回転型モータによって正回転、逆回転される駆動軸によってブラシ体を正逆転させるポリシャーが提案されている。
特開平10−137037号公報 特開2003−164333号公報 特開平8−103327号公報 特開2005−27928号公報
ところが従来の床磨き機における回転ブラシは、円盤下面に多数のフィラメント材を植毛して成るから、床面上に窪み部、突部等の凹凸面があると、フィラメント材自体が回転方向の後方に撓むことでその先端が窪み部、突部等の隅部分に到達せず、隅部分が清掃されずに汚損されたままで残ってしまう問題があった。こうした点に対し、特許文献1では回転するブラシディスクに対してラジアル方向で列をなして植毛する構成で解消しようとしても、床面等の被清掃面にブラシディスクによって所定のある程度の押圧力で押し当てると、植毛自体は撓んでしまい、細かい凹凸面の隅部が清掃できないことに変わりはない。また特許文献2にあるように基台面に方形状にして線材を植設する構成であっても、清掃時の押圧作用で被清掃面に対しては線材が撓むために、同様な欠点がある。
更には左右の2個の回転するブラシの相互の反対方向での回転は、被清掃面上の凹凸面に対して夫々のブラシを交互にあてがうとしても、ブラシ毛には同様に撓みが生じるから、隅部分の汚染を完全には除去できない。また特許文献4では正逆回転のモータでブラシ体を回転させても、植毛されたブラシ毛に生じる撓みは回避できず、同様な欠点が認められる。
すなわち、これは図5に示すように従来の床磨き機におけるブラシ毛15は、ブラシディスク(ブラシ盤)11の下面でこの下面に対して直立状に植毛されているために(図5(A)参照)、床磨き機自体の重量等でブラシ毛15が下がり、また被清掃面F上で回転するとき被清掃面Fとの擦過抵抗等で回転方向の後方に撓むと同時に被清掃面Fに対する反発力が弱いために被清掃面Fの汚損を確実には除去清掃できないのである(図5(B)参照)。
そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、床面等の被清掃面に凹凸部分があってもその内周面、外周面に先端縁を突き当てることで確実に清掃でき、例えば細かい汚染・汚損物等であっても確実に除去清掃できるようにした床磨き機における回転ブラシを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、円盤状のブラシ盤1下面にブラシ毛5が植設され、所定の床磨き機Pに取り付けられることで被清掃面F上で回転される床磨き機Pにおける回転ブラシであって、ブラシ毛5は回転方向前方に対して向かい合うように傾斜設定されている構成とする。
ブラシ毛5はブラシ盤1下面に対して約45度の俯角に設定されて植設されていて、ブラシ毛5の先端縁全域が被清掃面Fに当接するように構成することができる。
以上のように構成されたこの考案に係る床磨き機Pにおける回転ブラシにあって、ブラシ盤1の下面で回転方向前方に対して向かい合うように傾斜植設されたブラシ毛5は、ブラシ盤1自体の回転時に被清掃面Fとの間で生じる擦動抵抗等で半ば起立されながらも、ブラシ盤1自体の回転と共に被清掃面Fにある凹凸部分の内外面にその周側縁のあらゆる方向から当接し、汚損物質等を清掃除去させる。
また傾斜角度が約45度であるブラシ毛5は、ブラシ盤1自体の回転時ではその傾斜方向とは逆の方向に僅かに撓むことがあっても被清掃面Fに存する凹凸部分の内外周面にその先端縁を確実に当接させると共に、ブラシ盤1ひいては床磨き機P自体を持ち上げ、清掃作業を一層効率化させる。。
この考案は以上説明したように構成されているため、床面等の被清掃面Fに凹凸部分があってもその内周面、外周面にブラシ毛5の先端縁を突き当てることで確実に清掃でき、しかもブラシ盤1自体の回転に伴い凹凸部分の周囲のあらゆる方向から凹凸部分に当接するから例えば細かい汚染・汚損物等であっても確実に除去清掃できる。
すなわちこれはこの考案において、回転するブラシ盤1下面に植設するブラシ毛5を回転方向前方に対して向かい合うように傾斜設定したからであり、これによって、平坦な被清掃面Fのみならず、被清掃面Fに存する凹凸部分の内外周面に対する確実な清掃除去を可能にする。
またブラシ毛5はブラシ盤1下面に対して約45度の俯角に設定植設され、ブラシ毛5の先端縁全域が被清掃面Fに当接するようにしてあるから、ブラシ盤1自体の回転に伴う被清掃面Fとの擦過によって回転方向の後方にブラシ毛5が撓むことがあってもそれを予め考慮したものとなっていることで、被清掃面Fに対してブラシ毛5先端縁をしっくりと当接し、被清掃面Fに存する汚損物質等を除去することができる。
そればかりでなく図4に示すように、ブラシ盤1の回転に伴いブラシ毛5が回転方向前方に対する擦過抵抗等で(図4(A)参照)回転方向の後方に撓むようになっても、それは被清掃面Fに対する反発が強くブラシ盤1ひいては床磨き機P自体を持ち上げるようにもなり(図4(B)参照)、被清掃面Fを確実に擦過清掃することができる。また床磨き機P自体を若干でも持ち上げるようにすることで、作業者による清掃作動中の床磨き機Pの移動を円滑にすることにも役立ち、作業労力の軽減、作業能率の向上等を図ることができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状にこの考案が限定されるものではない。
以下図面を参照してこの考案を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1は所定の床磨き機Pに装着セットされるこの考案に係る回転ブラシにおける平面で円盤状のブラシ盤であり、床磨き機Pの回転駆動軸端に着脱自在に取り付けるべく中央に取付孔2が開穿されている。
このブラシ盤1の下面には、所定径、所定長さ、所定の硬度等を備えた細線状のフィラメント材製のブラシ毛5が植毛されており、図2に示すようにこのブラシ毛5は床磨き作業時に床磨き機Pにおける回転ブラシ自体の回転方向前方に対して向かい合うよう傾斜設定されている。すなわちブラシ毛5はブラシ盤1の回転方向に向かって、盤下面に対して例えば約45度の俯角に設定されて植設されていて、ブラシ毛5の先端が床面その他の被清掃面Fに対して突き当てられるようにしている。そのため、多数本で纏めたブラシ毛5を植毛固着するようブラシ盤1下面に設けた植毛穴は、俯角に対応した角度でブラシ盤1下面に凹部状に穿設されており、例えば多数本で纏めたフィラメント材を二つ折りし、これの二つ折り部分を細径のワイヤーで束ね、この束ねた状態でブラシ盤1下面に傾斜立脚状になるように固定する。また植設後のブラシ毛5の先端は、これの全体における底面がほぼ平坦状となるように切断処理される。
ブラシ毛5自体の平面的な配列は、例えばブラシ盤1下面において取付孔2以外の盤面全域に取付孔2の周縁に対して所定間隔毎に設定される法線上に沿って、またこの法線上で適宜間隔毎に配置されるものとしてある。そしてその配列にしたがってブラシ盤1下面に傾斜状に穿設した植毛穴に、例えばワイヤーを穴奥部に固着することでブラシ毛5が固定される。また、ブラシ毛5自体はブラシ盤1自体が通常は左回転であることを考慮して図示のように側面から見て、基部に対して先端縁側が右側に位置している傾斜に設定されており、その傾斜角度は例えば45度としてあるも、これに限定されない。
尚、ブラシ毛5自体の傾斜角度は、ブラシ盤1下面に対する俯角が小さいと被清掃面F上にセットされて回転されたときに被清掃面F上をブラシ毛5夫々の側面が擦過することにもなって清掃効率が低下することも考えられる。逆にブラシ盤1下面に対する俯角が大きく被清掃面Fに対して直立に近い状態であると被清掃面F上で回転されときには回転方向に沿って後方に撓み、被清掃面Fに存する凹凸部分に対しての十分な清掃ができないことも考えられる。そのため、ブラシ毛5自体の傾斜角度はこれらを考慮して設定されるものとなっている。
またブラシ毛5の先端縁における全域は、上記したようにブラシ盤1の盤面とほぼ並行状になるように切断されることで揃えられており、ブラシ毛5先端縁が床面等の被清掃面Fに当接したときにはその全域がしっくりと当接してブラシ盤1自体が被清掃面Fに対してほぼ並行状となるようにしてある。その結果、ブラシ毛5の先端縁は回転方向の前方に対して鋭く、鋭角状に削成されたものとなって、被清掃面Fに対する汚損物質等の除去・剥離等に一層効果的になる。
次にこれの使用の一例を説明すると、所定の床磨き機Pの回転駆動軸端に取付孔2によって取り付けられるもので、その回転例えば左回転によって被清掃面F上でブラシ毛5を擦動させることによって清掃する。このとき、回転方向の前方に向かっているブラシ毛5自体は被清掃面F上での抵抗等によって回転方向の後方に撓むようになるも、ブラシ毛5先端自体はブラシ盤1自体の回転方向に対して向かい合うように傾斜していることで、例えば被清掃面F上に存する凹凸部分に対して、凹部であればその内周面に、突部であればその外周面に夫々突き当てられるようになる(図2参照)。
また、床磨き機P自体の被清掃面F上での移動と共にブラシ盤1自体の回転によって、ブラシ毛5の先端は凹凸部分に対して各方向から突き当たるようになり、凹部の内周面全域、突部の外周面全域夫々を清掃するものとなる。
このときのブラシ毛5は、被清掃面F上に存する凹凸部分に対して図3に示すように、例えばブラシ盤1が通常の回転方向である左回転している場合で、床磨き機Pの移動方向におけるブラシ盤1の前位置に凹凸部分(図3において示される鎖線丸部分)が存するとその右側部分に(図3(A)位置及び矢印a参照)、左位置に凹凸部分が存するとその前側部分に(図3(B)位置及び矢印b参照)、後位置に凹凸部分が存するとその左側部分に(図3(C)位置及び矢印c参照)、右位置に凹凸部分が存するとその後側部分に(図3(D)位置及び矢印d参照)夫々に当接するものとなる。したがって、回転するブラシ盤1におけるブラシ毛5の前後左右部位を順次に位置させるように凹凸部分に対してブラシ盤1を被清掃面F上で旋回させることで、凹凸部分の内外周面全域を清掃することができる。
この考案を実施するための最良の形態を示すもので、床磨き機に装着使用状態時の斜視図である。 同じく要部の概略斜視図である。 同じく清掃時における被清掃面の凹凸部分に対するブラシ毛先端の当接状態を説明する概略平面図である。 同じく側面図であり、その(A)は被清掃面上にセットされた状態時、(B)は回転作動時のものである。 従来例における側面図であり、その(A)は被清掃面上にセットされた状態時、(B)は回転作動時のものである。
符号の説明
F…被清掃面 P…床磨き機
1…ブラシ盤 2…取付孔
5…ブラシ毛
11…ブラシ盤 15…ブラシ毛

Claims (2)

  1. 円盤状のブラシ盤下面にブラシ毛が植設され、所定の床磨き機に取り付けられることで被清掃面上で回転される床磨き機における回転ブラシであって、ブラシ毛は回転方向前方に対して向かい合うように傾斜設定されていることを特徴とする床磨き機における回転ブラシ。
  2. ブラシ毛はブラシ盤下面に対して約45度の俯角に設定されて植設されていて、ブラシ毛の先端縁全域が被清掃面に当接するようにしてある請求項1に記載の床磨き機における回転ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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