JPH0889343A - 組ブラシ - Google Patents

組ブラシ

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JPH0889343A
JPH0889343A JP23002694A JP23002694A JPH0889343A JP H0889343 A JPH0889343 A JP H0889343A JP 23002694 A JP23002694 A JP 23002694A JP 23002694 A JP23002694 A JP 23002694A JP H0889343 A JPH0889343 A JP H0889343A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬い毛質の広いブラシ面を利用して落ちにく
いタイヤの汚れを楽に洗い落とすことが出来、柔らかい
毛質の小さなブラシ面を利用してホイールを傷付けるこ
となく隅々まで洗うことが出来、タイヤからホイールに
洗い移るときでも前下方に向けた先端のブラシ面で楽に
洗うことが出来、2つのブラシを組み合わせたまま使用
する他、2つのブラシを組み外して個別に使用すること
もできる有用な組ブラシを提供することにある。 【構成】 ブラシ面の大きさ及びブラシ毛の硬さが異な
る把手付の第1ブラシ10と柄付の第2ブラシ20とを
備え、この第2ブラシの柄20cを第1ブラシ10の把
手10cに取り付けて双方のブラシ10,20を一体的
に組み合わせ、第1ブラシ10のブラシ面を大きく、第
2ブラシ10のブラシ面を小さく形成し、双方のブラシ
10,20によって1つのブラシ面を形成し、且つ第2
ブラシ20のブラシ面に第1ブラシ10のブラシ面の長
手方向の一端から浮く方向の角度を持たせてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラシ面の大きさ及びブ
ラシ毛の毛質が異なる2種のブラシを組み合わせたまま
使用し得、また組み外して個別に使用し得る組ブラシに
関する。
【0002】
【従来の技術】本発明が提案されるに至った主な背景の
1つに、自動車のタイヤ及び一般にホイールと呼ばれて
いるホイールディスクを洗うブラシの使用上の問題があ
る。
【0003】すなわち、タイヤに付いた埃,泥,油等の
汚れは、その表面に染み付いて簡単に落ちないことが多
い。このため従来から、タイヤを洗うときに、ある程度
毛が硬くて使い易い良い亀の子タワシ(登録商標)、及
び硬めの毛をブラシ台に植毛したブラシを使用してい
た。またホイールもこれらのタワシ及びブラシをそのま
ま使用して洗うことが多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
殆どの乗用車はアルミニウム合金製及びマグネシウム合
金製のホイールを装備しており、これらの素材で形成さ
れているホイールをタイヤ用のタワシ及びブラシで洗う
とその硬い毛先でホイールの外面を傷付けることが少な
からずあった。
【0005】このような問題に対処するために、タイヤ
用のブラシとは別に、毛先がある程度柔らかく細かな隅
の部まで洗えるブラシを揃えれば良いが、この場合、タ
イヤを洗うときにホイール用のブラシを手元近くに置い
ておかなければすぐにホイールを洗うことが出来ない煩
わしさがある。また、次のタイヤ位置に移動する時にホ
ース片手で2つのブラシを持ち運ぶ煩わしさがある。な
お、ホイールを傷付けないように水を流しながらタオル
で洗う方法もあるが、タオルではホイールの細かな孔部
まで洗い難い。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みて提案されたも
のであり、ブラシ面の大きさ及びブラシ毛の硬さが異な
る第1ブラシと第2ブラシとを備え、この第1ブラシを
把手付きブラシで構成し、また第2ブラシを柄付きブラ
シで構成し、この第2ブラシの柄を第1ブラシの把手に
取り付けて双方のブラシを一体的に組み合わせ、このう
ち前記第1ブラシのブラシ面を大きく、前記第2ブラシ
のブラシ面を小さく形成して、双方のブラシを組み合わ
せたときに1つのブラシ面となるようにし、第2ブラシ
のブラシ面を第1ブラシのブラシ面に対して長手方向の
一端側のブラシ面端から浮き上がる方向に傾斜させたこ
とによって、硬い毛質の広いブラシ面を利用して落ちに
くいタイヤの汚れを楽に洗い落とすことが出来、柔らか
い毛質の小さなブラシ面を利用してホイールを傷付ける
ことなく隅々まで洗うことが出来、しかもタイヤからホ
イールに洗い移るときでも前下方に向けた先端のブラシ
面で楽に洗うことが出来、必要に応じて2つのブラシを
組み外して個別に使用することもできる有用な組ブラシ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに提案される本発明の第1の構成に係る組ブラシは、
ブラシ面の大きさ及び毛の太さが異なる第1ブラシと第
2ブラシとが着脱自在に組み合わされてなることを特徴
とする。
【0008】また、本発明の第2の構成に係る組ブラシ
は、前記構成において、前記第1ブラシが、ブラシ毛が
堅くブラシ面の大きな把手付きブラシで構成されてお
り、前記第2ブラシが、ブラシ毛が柔らかくブラシ面の
小さな柄付きブラシで構成されており、第2ブラシの柄
が前記第1ブラシの把手に取り付けられて双方のブラシ
が組み合わせられてなることを特徴とする。
【0009】また、本発明の第3の構成に係る組ブラシ
は、前記各構成において、前記第2ブラシが前記第1ブ
ラシの長手方向の一端に組み合わせられて1つのブラシ
面を形成してなることを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の第4の構成に係る組ブラ
シは、前記各構成において、前記第2ブラシのブラシ面
が、隣り合う第1ブラシの長手方向の一端側のブラシ面
端から浮き上がる方向に傾斜してなることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明の組ブラシは、ブラシ毛の毛質とブラシ
面の広さが異なる2種のブラシが組み合わされてなるも
のであり、自動車のタイヤ及びいわゆるホイール(ホイ
ールディスク)を洗うときに用いるのに最適であるた
め、以下、これを例に挙げてその作用を説明する。
【0012】タイヤに染み付いた埃,泥,油等の落ちに
くい汚れは、ブラシ面が広くしかもブラシ毛の毛質が硬
い第1ブラシのブラシ面で擦って洗い落とせば良く、そ
の使用おいて第1ブラシの把手と第2ブラシの柄とが一
体的に組み合わされてなる把手を持って行なう。
【0013】本発明の組ブラシを組み付けたまま使用す
る場合、第1ブラシのブラシ面が大きく形成されてタイ
ヤの側面を洗い易くなっており、第1ブラシのブラシ面
がタイヤに接面している状態において、第2ブラシのブ
ラシ面が第1ブラシから浮き上がる方向に傾斜してタイ
ヤ面に接面しないので、第2ブラシの無駄な磨耗がなく
第1ブラシも使い易い。
【0014】ホイールに付着した汚れは、タイヤを洗っ
たときのままの持ち手で第2ブラシの柔らかいブラシ面
で擦って洗い落とせば良く、このとき第2ブラシのブラ
シ面は前述したように傾斜しているために、ホイールを
第1ブラシのブラシ面で強く擦って傷付けることもな
い。
【0015】このように、第2ブラシのブラシ面は第1
ブラシのブラシ面よりも小さく形成されているため、ホ
イールのボルト・ナットの突起及び開孔模様などの隅の
細かな部分を洗うときの使い勝手が良く、しかもこれら
の部分に毛先が行き届くため、汚れの洗い残しがない。
【0016】また、第1ブラシと第2ブラシとが一体的
に組み合わされていると、組ブラシを手持ちしたままタ
イヤとホイールを続けて洗えるし、持ち運びも楽であ
る。特にホース片手で次のタイヤに洗い移るときに、従
来のようにタイヤ用のブラシとホイール用のブラシの2
本のブラシを持つ必要もない。さらに使用しないときに
は、2種のブラシを一体的に組み合わせておくと、保管
が容易で、一方のブラシを無くすこともない。
【0017】本発明の組ブラシは、このように第1ブラ
シと第2ブラシとを組み合わせたままの状態で使用する
ことができるが、第1ブラシと第2ブラシとを簡単に組
み外すこともでき、必要に応じてこれらを個別に使用す
ることができる。
【0018】また、本発明の組ブラシは、組み合わせた
ままの状態でも、組み外した状態の場合でも、第1ブラ
シの把手と第2ブラシの柄の双方が第1ブラシ側に位置
しているため、タイヤを洗う時に第1ブラシに力を入れ
て洗い易く、ホイールを洗うときには第2ブラシにそれ
程力を入れる必要はなく、却って第2ブラシのブラシ面
と持ち手がある程度離れていてホイールの隅を洗うとき
の細かな作業に適するようになっている。また、第1ブ
ラシの把手と第2ブラシの柄とが揃っているために、組
ブラシの形状に無駄がなく、使うときの重量バランスも
良い。
【0019】以上、本発明の組ブラシの作用をより明瞭
にするためにタイヤ及びホイールを洗う場合を例に挙げ
て説明したが、本発明の組ブラシはこれらタイヤ及びホ
イールを洗うためだけのものではないことを付記してお
く。
【0020】例えば、ベランダのコンクリート床及びコ
ンクリート壁に付着した汚れを、毛質が堅くてブラシ面
の広い第1ブラシのブラシ面を使って力強く擦って洗い
落とすことができる。また、サッシ枠の細かな部分に溜
まった塵を、毛質が柔らかくブラシ面の小さな第2ブラ
シのブラシ面で簡単に掃き出して洗うことができ、網戸
に付いた汚れも網戸を傷めずに優しく洗うことができ
る。
【0021】また、浴室内の床面,壁面,浴槽の汚れ
を、ブラシ面の広い第1ブラシのブラシ面を使って効率
良く洗い落とすことができ、浴室内の隅,角、及び水栓
周りをブラシ面の小さな第2ブラシを使って洗い残しが
ないように奇麗に洗うことができる。特に第2ブラシの
ブラシ面は小さいためタイルの目地の汚れを洗い易い。
【0022】この他、犬,猫等のペット動物、牛,馬等
の家畜を洗うときに、大きなブラシ面で体を洗い、小さ
なブラシ面で顔,頭,耳などを優しく洗うことができ
る。また庭石,墓石を優しく丁寧に洗うとき、建設機械
及び農業機械等の細かな部分に付着している泥土を洗い
落とすときにも適する等、その利用範囲は広い。
【0023】
【実施例】続いて本発明に係る組ブラシの具体的な構成
を添付の図面に示した実施例に従って詳述する。図1は
本発明に係る組ブラシの全体側面図、図2は本発明に係
る組ブラシの全体平面図、図3は本発明に係る組ブラシ
の長手方向の中央断面図、図4は本発明に係る組ブラシ
を組み外した状態の一部断面部分を含む側面図、図5は
本発明に係る組ブラシを組み外した状態の斜視図、図6
は本発明に係る組ブラシの一部を構成する第1ブラシの
斜視図、図7は自動車の全体斜視図である。
【0024】図1〜図6に示すように、本発明に係る組
ブラシ1は、ブラシ面の大きさ及び毛の太さが異なる第
1ブラシ10と第2ブラシ20とが着脱自在に組み合わ
されてなるものであり、先ず各々のブラシについて説明
し、続いて各々のブラシの組み付け手法と組み合わせた
後の形状について説明する。
【0025】第1ブラシ10は、樹脂製のブラシ台10
aの下面に、ブラシ毛を定間隔毎に植毛した把手付きブ
ラシで構成されて成る。かかるブラシ台10は、底面視
(平面視)長手方向の一端部を切り欠いた船形状又は楕
円形状を有する長さが約14cm,最大幅が約6cmの
大きさを有し、その上部には長手方向の上面間に亘って
約2cmの横幅を有する略弓形の把手10cが一体的に
形成されている。
【0026】前記ブラシ台10aの切り欠いてある面1
0bの中央には横長の開口10b’が形成されており、
前記把手10cの上面10eの略両端間の中央には深さ
が約3mm,横幅が約9mmの溝10dが形成されてお
り、把手10cの前記開口10b’と反対側に位置する
先端基部の外側面にはその一部面を内側に向けて曲面状
に凹ませた凹部10fが形成されている。
【0027】このように形成されたブラシ台10aの下
面の略全面に亘って、約3cmの長さの樹脂製の毛質が
太くて硬いブラシ毛B1aを束にした毛束B1が定間隔
毎に粗に、しかも僅かながら放射状に植毛されており、
そのブラシ面の全長L1は約150mmである。
【0028】第2ブラシ20は、樹脂製のブラシ台20
aの下面に、ブラシ毛を定間隔毎に植毛した柄付きブラ
シで構成されて成る。かかる第2ブラシ20は、前記第
1ブラシ10のブラシ台10aの切り欠いていない側の
先端部から45cm程度の大きさに相当する大きさの底
面視(平面視)略三角形状のブラシ台20aが形成され
ており、このブラシ台20aの上面から後方に向けて、
前記第1ブラシ10の把手10cの上面に沿う上下方向
に弾性力のある略弓形を有する柄20cが形成されてい
る。
【0029】前記ブラシ台20aの切り欠いてある面2
0bは、上端部を僅かながら内側に向けた斜面部で形成
されており、この斜面部20bの中央には、第1ブラシ
10の開口10b’に対応する突起20b’が形成され
ており、前記柄20cの内側面20eの略両端間の中央
には、第1ブラシ10の把手10cの溝10dに対応す
る大きさの突状段面20dが形成されており、この柄2
0cの後端の内側には、第1ブラシ10の把手10cの
凹部10fに対応する曲面突起20fが形成されてい
る。
【0030】このように形成されている第2ブラシ20
のブラシ台20aの下面の略全面に亘って、約3cmの
長さの樹脂製の毛質が細くて柔らかいブラシ毛B2aを
束にした毛束B2が密に、しかも僅かながら放射状に植
毛されており、そのブラシ面の全長は約55mmであ
る。
【0031】続いて第1ブラシ10と第2ブラシとを組
み合わせる手法について説明する。第2ブラシ20の突
起20b’を第1ブラシ10の開口10b’内に突入さ
せて双方の対応面20b,10a同士を接面させるのに
続いて第2ブラシ20の柄20cを第1ブラシ10の把
手10cの上面に押し付けると、第2ブラシ20の柄2
0cが弾性力をもって第1ブラシ10の把手10cの上
面に沿って押し広げられ、柄20cの後端の曲面突起2
0fが第1ブラシ10の凹部10f内に突入し、前記突
状段面20dが前記溝10d内に突入して、第1ブラシ
10と第2ブラシ20とが組み合わされる。
【0032】このように組み合わされた状態において、
第2ブラシ20のブラシ面は、ブラシ台20aごと、第
1ブラシ10のブラシ面に対して長手方向の先端側から
斜め前方に浮く方向に傾斜角度Rを持たせてあり、その
傾斜角度は第1ブラシ10のブラシ面に対して約30度
である。
【0033】なお組ブラシ1を組み外すときには、第2
ブラシ20の柄20cの後端の曲面突起20fを指先で
上方に押し上げれば簡単に外れるが、第2ブラシの柄2
0cが第1ブラシ10の把手10cに沿って一体となっ
ており、しかもその前後及び下面部が第1ブラシ10側
に引っ掛かっているために、使用中に外れることはな
い。
【0034】このように構成されてなる本発明の組ブラ
シ1は、第1ブラシ10と第2ブラシ20とを組み合わ
せたまま使用することが出来る他、必要に応じて個々の
ブラシに組み外して使用することも可能である。
【0035】例えば、図7に示す自動車100のタイヤ
200及びいわゆるホイール(ホイールディスク)30
0を洗う場合に最適である。すなわち、タイヤの表面に
付いた埃,泥,油等の汚れは、毛質が堅くて広いブラシ
面を有する第1ブラシ(10)で力強く擦すれば簡単に
洗い流すことができる。また、ホイール300の側面は
ボルト,ナット等の突起が多くしかも細かな開孔も多く
あるため、本来ならば洗い難い箇所であるが、本発明の
組ブラシ(1)の第2ブラシ(20)のブラシ面で洗う
と、ブラシ面が小さくしかもその先端が尖って細かな部
分まで毛先が届くため、簡単に汚れを落とすことができ
る。特にアルミニウム合金製のホイール300及びマグ
ネシウム合金製のホイール300の表面は傷付き易い
が、本発明の組ブラシの第2ブラシ(20)のブラシ面
で洗うと、その毛先が長くなっており、しかも細くて柔
らかいため、ホイール300を傷付けることなくホイー
ル300の細かな部分まで容易に洗うことができる。
【0036】このように構成されてなる組ブラシ1は、
第1ブラシと第2ブラシとを組み合わせたままで使用し
ても良く、これらを組み外して使用しても良い。
【0037】
【発明の効果】以上において説明した本発明に係る組ブ
ラシは、毛質とブラシ面の大きさが異なる第1ブラシと
第2ブラシとが組み合わされて構成されているため、必
要に応じて必要なブラシ面を使用することが可能とな
る。しかもその使用において双方のブラシを組み合わせ
たまま各々のブラシ面を個別に使用することができ、双
方のブラシを組み外して個別に使用することもできる
等、使い勝手が良く便利であり、持ち運び・保管も便利
である。
【0038】特に、埃,泥,油等の落ちにくい汚れか染
み付いたタイヤを、ブラシ面が広くしかもブラシ毛の毛
質が硬い第1ブラシのブラシ面で擦ると、第1ブラシの
ブラシ面が大きく形成されてタイヤの側面を洗い易く、
簡単に洗い落とすことができる。このとき第2ブラシの
ブラシ面がタイヤ面に接面しないので、第2ブラシが無
駄に磨耗せず、第1ブラシも使い易い。
【0039】また汚れが付着したホイール(ホイールデ
ィスク)を、ブラシ面が小さくしかもブラシ毛が柔らか
い第2ブラシのブラシ面で擦れば、第2ブラシの先端が
浮き上がる方向に傾斜してしかもその先端が尖っている
ために、ホイールを傷付けることなくボルト・ナットの
凹凸部及び模様になっている開孔内など、細かな隅々ま
で丁寧に洗うことが出来る。
【0040】このように、第1ブラシと第2ブラシとが
一体的に組み合わされていると、組ブラシを手持ちした
状態のままタイヤとホイールを続けて洗うことが出来、
持ち運びも楽であり、特にホース片手で次のタイヤに洗
い移るときに従来のようにタイヤ用のブラシとホイール
用のブラシの2本のブラシを持つ必要もない。さらに使
用しないときも、2種のブラシを一体的に組み合わせた
状態にしておくと、保管も容易であり、一方のブラシを
無くすこともない。
【0041】また本発明の組ブラシは、第1ブラシ側に
第1ブラシの把手と第2ブラシの柄が位置するため、こ
れらを組み合わせた状態で使用するとき、第1ブラシに
力を入れて洗い易くなっており、第2ブラシの把手がブ
ラシ面からある程度離れているため細かな所を洗うとき
の操作性も良い。また、第1ブラシの把手と第2ブラシ
の柄とが揃っているために、組ブラシの形状に無駄がな
く、使うときの重量バランスも良い。
【0042】この他にも、ベランダのコンクリート床及
びコンクリート壁の汚れを落とすときに毛質が堅くてブ
ラシ面の広い第1ブラシを使用すると、コンクリート面
の汚れを効率よく且つ効果的に洗うことが出来、サッシ
枠の細かな部分の汚れを落とすときに毛質が柔らかくブ
ラシ面の小さな第2ブラシを使用すると、サッシのレー
ル部分の間の塵を簡単に掃き出して洗うことが出来、網
戸の汚れを落とすときにこの第2ブラシのブラシ面を使
うと網戸も傷めることなく優しく奇麗に洗うことが出来
る。
【0043】また、浴室内の床面,壁面,浴槽の汚れを
落とすときにブラシ面の広い第1ブラシのブラシ面を使
用すると、こびり付いた汚れを効率良く洗い落とすこと
が出来、浴室内の隅,角、及び水栓周りの汚れを落とす
ときにブラシ面の小さな第2ブラシを使用すると、洗い
残しがなく奇麗に洗うことが出来る。特に第2ブラシの
ブラシ面が小さくなっているためタイルの目地の汚れを
落とすときに便利である。
【0044】この他、犬,猫等のペット動物、牛,馬等
の家畜を洗うときに、このブラシの大きなブラシ面を利
用すると体を楽に洗うことが出来、小さなブラシ面を利
用すると顔,頭,耳を優しく洗うことが出来る。また庭
石,墓石の凹凸面を丁寧にしかも傷を付けずに洗うこと
が出来る等、その利用範囲は広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組ブラシの全体側面図である。
【図2】本発明に係る組ブラシの全体平面図である。
【図3】本発明に係る組ブラシの長手方向の中央断面図
である。
【図4】本発明に係る組ブラシを組み外した状態の一部
断面部分を含む側面図である。
【図5】本発明に係る組ブラシを組み外した状態の斜視
図である。
【図6】本発明に係る組ブラシの一部を構成する第1ブ
ラシの斜視図である。
【図7】自動車の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 組ブラシ 10 第1ブラシ 10a (第1ブラシの)ブラシ台 10c (第1ブラシの)把手 20 第2ブラシ 20a (第2ブラシの)ブラシ台 20c (第2ブラシの)柄 B1 (第1ブラシの)ブラシ毛 B2 (第2ブラシの)ブラシ毛

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ面の大きさ及びブラシ毛の太さが
    異なる第1ブラシと第2ブラシとが着脱自在に組み合わ
    せられてなることを特徴とする組ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記第1ブラシが、ブラシ毛が堅くブラ
    シ面の大きな把手付きブラシで構成されており、前記第
    2ブラシが、ブラシ毛が柔らかくブラシ面の小さな柄付
    きブラシで構成されており、第2ブラシの柄が前記第1
    ブラシの把手に取り付けられて双方のブラシが組み合わ
    せられてなることを特徴とする請求項1に記載の組ブラ
    シ。
  3. 【請求項3】 前記第2ブラシが前記第1ブラシの長手
    方向の一端に組み合わせられて1つのブラシ面を形成し
    てなることを特徴とする請求項1,2に記載の組ブラ
    シ。
  4. 【請求項4】 前記第2ブラシのブラシ面が、隣り合う
    第1ブラシの長手方向の一端側のブラシ面端から浮き上
    がる方向に傾斜してなることを特徴とする請求項1,
    2,3に記載の組ブラシ。
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