JP3117305U - 蓋付きボックス - Google Patents

蓋付きボックス Download PDF

Info

Publication number
JP3117305U
JP3117305U JP2005008084U JP2005008084U JP3117305U JP 3117305 U JP3117305 U JP 3117305U JP 2005008084 U JP2005008084 U JP 2005008084U JP 2005008084 U JP2005008084 U JP 2005008084U JP 3117305 U JP3117305 U JP 3117305U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
box
box body
horizontal flange
sealing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005008084U
Other languages
English (en)
Inventor
土屋雅嗣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iris Ohyama Inc filed Critical Iris Ohyama Inc
Priority to JP2005008084U priority Critical patent/JP3117305U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3117305U publication Critical patent/JP3117305U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】密閉構造と非密閉構造の選択を容易として共用でき、かつ密閉性を高めた容器の提供。
【解決手段】底部と、上縁に水平鍔部110を形成した周壁面とからなるボックス本体100と、ボックス本体100に被せる蓋体200と、ボックス本体100と蓋体200を閉鎖状態に圧接可能な結合部材300からなる容器において、蓋体200内面には先端が該水平鍔部110と接する凸条リブ205と、凸条リブ205と並んで配置されたシール材収容部250が設けられた蓋付きボックス。
【選択図】図1

Description

本考案は、収納物を密閉して保管することができる密閉ボックスに関し、特にボックス本体と蓋体の閉鎖構造に関するものである。
従来、本体と蓋体からなる蓋付容器が知られている。それらは別体の蓋止着装置で固定される構造となっている。
補強壁には起伏自在にストッパー杆を設け、ストッパー杆の中杆部に係止筒を回動自在に設けており、ストッパーの係止筒を蓋の上面に係合し蓋を止着している。(例えば、特許文献1参照)。
実公平4−17497号公報
前述した蓋付容器は、ストッパーを用いて止着してはいるものの、密閉性は十分でなく、内部を密閉して利用したい場合には別に内袋に収容したり、別な密閉性のある箱に移し変える必要があった。
また、蓋付容器では用途に応じて内部を密閉する構造(密閉構造)と、密閉しない構造(非密閉構造)が市場では要求され、生産者はそれぞれの構造の蓋付容器を製造しなければならず、成形品の金型代も2製品分になってしまった。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、密閉構造と非密閉構造を供用できる蓋付きボックスを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の考案にあっては、底部と、上縁に水平鍔部を形成した周壁面とからなるボックス本体と、該ボックス本体に被せる蓋体と、該ボックス本体と該蓋体を閉鎖状態に圧接可能な結合部材からなる容器において、該蓋体内面には先端が該水平鍔部と接する凸条リブと、該凸条リブと並んで配置されたシール材収容部が設けられたことを特徴とする蓋付きボックスとからなる。
また、請求項2記載の考案にあっては、シール材収容部は該凸条リブを一側面とする蓋付きボックスとからなる。
また、請求項3記載の考案にあっては、シール材収容部には水平鍔部に当接前には該凸条リブより突出し、当接後には凸条リブ高さとほぼ同等となるシール部材を挿入した蓋付きボックスとからなる。
また、請求項4記載の考案にあっては、凸条リブは該水平鍔部に直立する方向に設けられた蓋付きボックスとからなる。
請求項1に記載の考案によれば、蓋体にシール部材を着脱するだけで密閉構造と非密閉構造の双方に対応できる蓋付きボックスを実現することができる。
また、蓋体の内面には先端が水平鍔部と接する凸条リブが設けられているため、シール部材を挿入しない場合であってもある程度の密閉性を確保することができる。
請求項2に記載の考案によれば、凸条リブを利用してシール材収容部を形成できるため構成が簡単となり、また密閉性をより高めた蓋付きボックスが実現できる。
請求項3に記載の考案によれば、凸条リブとシール材があいまって、密閉性が向上するとともにより操作性を高めた蓋付きボックスが実現できる。
請求項4に記載の考案によれば、凸条リブ単独でもある程度の密閉性を確保することができ、また操作性を高めた蓋付きボックスが実現できる。
以下、本考案の一実施形態を図に従って説明する。図1及び図2は本考案のボックスの正面断面図とその拡大図であり、図3及び図4は本考案のボックスの正面図及び側面図である。図5及び図6は本考案の蓋体の正面図および背面図である。図7及び図8は本考案の蓋体の側面図と断面図である。
ボックス本体100と蓋体200はプラスチック製であり、それぞれが射出成形された部材である。ボックス本体100は底板150と底板に連なる周壁面160を構成する4つの側板165を有している。底板形状は矩形や円形または楕円形のようにさまざまな形にすることができるが本実施例では矩形状の底面で説明する。
4枚の側板165は上縁全周に水平鍔部110を有している。水平鍔部110の幅はおよそ5〜50mm程度とすることができるが、密閉性の観点から8mm以上が望ましい。水平鍔部110は側板165の上縁から外側に逆L字型に折り曲げたり、T字型に折り曲げた鍔部であり水平方向に延在して設けられる。
水平鍔部110は、水平に設けられている構成が望ましいが、平坦な平面を有する構造であれば、水平方向から多少傾斜角度を有する平面となってもかまわない。ただし、傾斜が設けられた鍔部を用いる場合には、後述する蓋体200の内面に設けられた凸条リブ205とシール材収容部250の鍔部に接する先端形状を鍔部の傾斜角度に応じて変形させなければならない。
水平鍔部110の先端は必要に応じて、再び下方に屈曲させた折り返し壁部140と、そこからさらに上方に折り返す外側壁部145を形成し、把手部として兼用することもできる。
側板165の外周には縦方向リブ180を複数設けてある。この縦方向リブ180は対向する側板165の外側に少なくとも一対づつ設けられる。縦方向リブ180の上部には軸受用穴185が設けられており、結合部材300の軸受けとなる。
蓋体200は蓋板210と蓋側壁215からなる。蓋側壁215は蓋体200をボックス本体100に被せた状態でボックス本体100の折り返し壁部140と外側壁部145の外周を覆うように蓋板210よりも下方に屈曲した壁である。
蓋体200の内面には蓋をボックス本体100に被せた状態で、ボックス本体100の水平鍔部110に接するように凸条リブ205が水平鍔部110に直立する方向でかつ、ほぼ全周に亘り形成されている。
凸条リブ205は全周に亘りほぼ閉じたループ構造となっていることが望ましいが、密閉性や強度等を確保できる場合には、凸条の一部を切り欠いた欠落部のある凸条形状とすることも可能である。
凸条リブ205の蓋板210からの高さは、およそ5〜20mm程度、幅は0.1〜10mm程度とすることができる。リブの高さと幅は蓋体200をボックス本体100に圧接した場合の密閉性を考慮した中で決定される。
蓋板210の内面には水平方向に凸条リブ205と並んで、シール材収容部250が設けられる。
凸条リブ205とシール材収容部250を隣接して配置した場合には、シール材収容部250の側面を凸条リブ205と兼用することができる。
その場合両者は並んで配置されるので、密閉効果が凸条リブ205と後述するシール材220の両者で発揮され、密閉性を高める効果がある。
シール材収容部250には容器を密封するためのシール材220を着脱自在としてある。シール材220の例としては、シリコン、塩化ビニル、酢酸ビニル等の弾性プラスチックやゴムにて形成された断面が中空若しくは中実、又は矩形、円形若しくは楕円形等のものが使用でき、必要に応じてそれを着脱して用いることができる。
シール材収容部250の開口側には、脱落防止用リブ(図示せず)を設けることでシール材220が蓋体200から離脱するのを防止することができる。
シール材220は高さ及び幅が2〜30mm程度でシール材収容部250に装填した状態では、凸条リブ205よりも0.01〜10mm程度突出した状態としておく。
蓋体200がボックス本体100に被せられ、後述の結合部材300で圧接された状態では凸条リブ205の高さと同程度となるように設定してある。この構成とすることで、シール材220が不用意にシール材収容部からはみ出すトラブルを防ぐことができる。
結合部材300は蓋体200とボックス本体100を圧接した状態で保持するための部材である。蓋体200とボックス本体100間を圧接状態で保持できる構成であれば結合部材300の形状は特に限定されるものではないが、以下の構成のような部材を用いることができる。
結合部材300としては金属製で水平方向に延びる中央杆310と、該中央杆310から屈曲する結合材基部320と、該結合材基部320から再び屈曲した端部325を有する略コの字型の部材である。中央杆310には係止筒330が回転自在に遊嵌されている。結合部材300の端部325は、ボックス本体100に設けられた一対の縦方向リブ180上部に設けられた軸受用穴185に挿入されている。この結合部材300を蓋体200方向に回動し、蓋体200の段部225に係止筒300を圧接した圧接状態と、段部から外れた非圧接状態とすることができる。
上記の構成からなる蓋付きボックスを密閉構造、非密閉構造となるように選択して用いる。
密閉構造の場合には、蓋体200に予めシール220材を挿入し蓋体200をボックス本体100に被せ、結合部材300を蓋側に移動させ、密封状態とする。その場合、水平鍔部110に凸条リブ205先端が接する状態で圧接されるために、結合部材300との間で適度のテンションを得られ、密閉性を高めることができる。シール材220と凸条リブ205が協働してボックスの密閉性と操作性をアップする。(シール材220と凸条リブ205が並んで配置されているため密閉効果が2重となり、シール材220と凸条リブ205は結合部材300によって圧接された場合、それぞれが高さ方向の弾性を発揮し結合部材300の操作感(クリック感)を生じさせることができる。
また、密閉されることで塵や埃などの外部からの異物の侵入防止にも役立ち、ボックスとしての利便性が向上する。
シール材収容部250は該凸条リブ205を一側面とすることでより弾性を発揮できるようになるため密閉性を向上させることができる。
非密閉構造の場合にも、蓋体200から予めシール部材を抜き取った蓋体200をボックス本体100に被せることで通気性のある蓋付きボックスとすることができる。そして、シール材220を抜き取ってもシール材220が蓋のロック構造に影響を与えない位置に配置されているから、蓋のロックが可能な構成で、結合部材300が十分に機能するようになっており、密閉構造、非密閉構造の共用化がはかれる。
本考案の一実施の形態にかかる蓋付きボックスの断面図である。 同蓋付きボックスの拡大断面図である。 同蓋付きボックス正面図である。 同蓋付きボックス側面図である。 同蓋体の正面図である。 同蓋体の背面図である。 同蓋体の側面図である。 同蓋体の断面図である。
符号の説明
100 ボックス本体
110 水平鍔部
140 折り返し壁部
145 外側壁部
150 底板
160 周壁面
165 側板
180 縦方向リブ
185 軸受用穴
200 蓋体
205 凸条リブ
210 蓋板
215 蓋側壁
220 シール材
221 側板部
225 段部
230 上板部
240 凸条リブ
250 シール材収容部
300 結合部材
310 中央杆
320 結合材基部
325 端部
330 係止筒

Claims (4)

  1. 底部と、上縁に水平鍔部を形成した周壁面とからなるボックス本体と、該ボックス本体に被せる蓋体と、該ボックス本体と該蓋体を閉鎖状態に圧接可能な結合部材からなる容器において、該蓋体内面には先端が該水平鍔部と接する凸条リブと、該凸条リブと並んで配置されたシール材収容部が設けられたことを特徴とする蓋付きボックス。
  2. シール材収容部は該凸条リブを一側面とすることを特徴とする請求項1に記載の蓋付きボックス。
  3. 該シール材収容部には該水平鍔部に当接前には該凸条リブより突出し、当接後には凸条リブ高さとほぼ同等となるシール部材を挿入したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓋付きボックス。
  4. 凸条リブは該水平鍔部に直立する方向に設けられたことを特徴とする請求項1〜3項のいずれか1項に記載の蓋付きボックス。
JP2005008084U 2005-10-03 2005-10-03 蓋付きボックス Expired - Fee Related JP3117305U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008084U JP3117305U (ja) 2005-10-03 2005-10-03 蓋付きボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008084U JP3117305U (ja) 2005-10-03 2005-10-03 蓋付きボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3117305U true JP3117305U (ja) 2006-01-05

Family

ID=43467640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005008084U Expired - Fee Related JP3117305U (ja) 2005-10-03 2005-10-03 蓋付きボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3117305U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101038203B1 (ko) 와이퍼 블레이드의 포장용기
US10206482B2 (en) Cosmetic container with inner lid
KR101390289B1 (ko) 공기밀폐 기능을 갖는 화장품 케이스
WO2019171976A1 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP2019151387A (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
CN101119902A (zh) 整体式密封盖
JP3117305U (ja) 蓋付きボックス
JP7419925B2 (ja) 高気密密閉機構およびこれを備える容器
JP4977709B2 (ja) 貯蔵容器用容器蓋
KR101404763B1 (ko) 캡슐 화장품 용기
JP3871409B2 (ja) 密閉容器
JP4330198B2 (ja) 気密化粧料容器
JP4375503B2 (ja) コンパクト容器
JP3062266U (ja) 密封容器
JP5649339B2 (ja) 機能性付与容器
JP2004231245A (ja) プラスチック成形容器
JP4498713B2 (ja) 化粧料容器
JP4827094B2 (ja) 蓋付き容器
JP4823820B2 (ja) キャップ
JP4660261B2 (ja) 容器のキャップ構造
CN212489493U (zh) 一种储物桶
JP4596419B2 (ja) 封緘式キャップ
JP3177736U (ja) 内壁面が平坦な密封容器に結合可能な蓋体
JP3512261B2 (ja) 気密コンパクト容器
JP2002078528A (ja) 網付リフィル容器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees