JP3117272B2 - ダイボンディング装置 - Google Patents

ダイボンディング装置

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JP3117272B2
JP3117272B2 JP04065678A JP6567892A JP3117272B2 JP 3117272 B2 JP3117272 B2 JP 3117272B2 JP 04065678 A JP04065678 A JP 04065678A JP 6567892 A JP6567892 A JP 6567892A JP 3117272 B2 JP3117272 B2 JP 3117272B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダイボンディング装
置に係わり、特に安価であり、しかも高機能なダイボン
ディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のダイボンディング装置を
示す平面図である。ロ−ダ1に収納された図示せぬリ−
ドフレ−ムは1枚ずつフレ−ムフィ−ダ2に送り込ま
れ、このフレ−ムフィ−ダ2によりダイボンディング部
3に搬送される。このダイボンディング部3において、
図示せぬリ−ドフレ−ムの上にプリフォ−マ4により図
示せぬ接着剤が塗布される。この後、ウェ−ハテ−ブル
5において良品と判別された図示せぬダイがボンディン
グヘッド7により前記塗布された接着剤の上に載置され
る。次に、リ−ドフレ−ムは、アンロ−ダユニット8に
搬送され、収納される。前記ボンディングヘッド7は、
ダイボンディング部3およびウェ−ハテ−ブル5それぞ
れの上を図示せぬ第1の移動手段により移動される。
【0003】前記ウェ−ハテ−ブル5に載置されたウェ
−ハ6は処理された後、ウェ−ハフィ−ダ9の上に載せ
られる。このウェ−ハフィ−ダ9によりウェ−ハアンロ
−ダ10に搬送され、収納される。次に、ウェ−ハロ−
ダ11に収納されている図示せぬウェ−ハがウェ−ハフ
ィ−ダ9に送り込まれ、このウェ−ハフィ−ダ9により
前記ウェ−ハテ−ブル5の近傍に搬送される。この搬送
されたウェ−ハはウェ−ハテ−ブル5の上に載置され
る。
【0004】図4は、他の従来のダイボンディング装置
を示すものであり、図3と同一部分には同一符号を付
し、異なる部分についてのみ説明する。ロ−ダ1に収納
された図示せぬリ−ドフレ−ムは1枚ずつフレ−ムフィ
−ダ2に送り込まれ、このフレ−ムフィ−ダ2によりプ
リフォ−マ4に対応する位置に搬送される。この位置に
おいて、前記リ−ドフレ−ムの上にプリフォ−マ4によ
り図示せぬ接着剤が塗布される。この後、リ−ドフレ−
ムはフレ−ムフィ−ダ2によりダイボンディング部3に
搬送される。このダイボンディング部3では、ウェ−ハ
テ−ブル5において良品と判別された図示せぬダイがボ
ンディングヘッド7によりピックアップされ、矢印14
に沿って位置修正部11に移送される。この位置修正部
11において、ダイの位置、即ちリ−ドフレ−ムの上に
ボンディングされるダイの向きが修正される。この後、
このダイはボンディングヘッド7により塗布された接着
剤の上に載置される。
【0005】図5は、さらに、他の従来のダイボンディ
ング装置を示すものであり、図4と同一部分には同一符
号を付し、異なる部分についてのみ説明する。ウェ−ハ
テ−ブル5において良品と判別された図示せぬダイが移
送ヘッド12により矢印13に沿って位置修正部11に
移送される。この位置修正部11において、ダイの位置
が修正され、この後、このダイはボンディングヘッド7
によりピックアップされ、図示せぬリ−ドフレ−ムに塗
布された接着剤の上に載置される。
【0006】図6は、特開平1−112738に開示さ
れているダイボンディング装置を示したものである。ダ
イシングされたウェ−ハ15は引き伸ばされ、このウェ
−ハ15は図示せぬ粘着シ−トを介してウェ−ハリング
16に固定される。このウェ−ハリング16は図示せぬ
ウェ−ハテ−ブルの上に設けられている。このウェ−ハ
テ−ブルは水平方向にダイ19のピッチで図示せぬ第1
の移動手段により移動され、ブラケット17に固定され
ているカメラ18の視覚範囲にダイ19が移動される。
このカメラ18により撮像され、良品と判別されたダイ
19はコレット20によって真空吸着されることにより
取り出される。
【0007】前記コレット20は第2の移動手段21に
連結されており、この第2の移動手段21にはカム22
が設けられている。このカム22を図示せぬモ−タによ
って矢印の方向23に回転させることにより、コレット
20は矢印24で示す上下方向および矢印25で示す左
右方向に駆動される。このコレット20の動作に応じ
て、前記ダイ19は、ウェ−ハ15からフレ−ムフィ−
ダ27の上に載置されているリ−ドフレ−ム26の上方
に移動され、このリ−ドフレ−ム26に塗布された接着
剤の上に載置される。この後、リ−ドフレ−ム26はフ
レ−ムフィ−ダ27により図示せぬアンロ−ダ−ユニッ
トに搬送される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ダイボンディング装置においては、リ−ドフレ−ムを搬
送するためのフレ−ムフィ−ダ2、ボンディングヘッド
7を移動させる第1の移動手段21およびウェ−ハテ−
ブルを移動させる第2の移動手段を有する。これによ
り、多数の駆動モ−タ等を必要とするため、制御が複雑
となり、装置の価格が高くなる。
【0009】また、前記第2の移動手段によりウェ−ハ
テ−ブルを移動させるには、大きなスペ−スを必要とす
るため、スペ−ス効率が悪くなり、装置が大きなものと
なる。
【0010】また、上記従来のダイボンディング装置の
構造では、ダイボンディング部3においてリ−ドフレ−
ムにダイをボンディングする位置を認識するための第1
のカメラと、リ−ドフレ−ムの上に塗布された接着剤の
状態を検査するための第2のカメラと、前記接着剤の上
にボンディングされたダイの状態を検査するための第3
のカメラとが必要となる。このため、これら品質管理用
のカメラの数が増えることにより、装置が大型化し、し
かも装置の価格が高くなる。
【0011】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、移動手段およびカメラ
の数を少なくすることにより、装置の価格を安くでき、
しかも品質管理を高めるための機構を加えることができ
るダイボンディング装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、回転自在に設けられダイが載置されるウ
ェ−ハテ−ブルと、前記ウェ−ハテ−ブル上のダイを認
識する認識手段と、前記認識手段の認識結果に応じて、
前記ウェ−ハテ−ブルを回転させ、前記ダイの向きを補
正する補正手段と、前記向きが補正されたダイをリ−ド
フレ−ムの上にボンディングするダイボンディングヘッ
ドと、前記ダイボンディングヘッドおよび前記認識手段
を第1の方向に移動させる第1の移動手段と、前記ダイ
ボンディングヘッドおよび前記認識手段を第1の方向と
直交する第2の方向に移動させる第2の移動手段とを具
備することを特徴としている。また、前記第1又は第2
の移動手段は、リ−ドフレ−ムを搬送する機能を有する
ことを特徴としている。
【0013】
【作用】この発明は、ダイボンディングヘッドおよび判
別手段を第1の方向に移動させる第1の移動手段を設け
ており、この第1の移動手段を第1の方向と直交する第
2の方向に移動させる第2の移動手段を設けている。こ
のため、前記判別手段は第1および第2の移動手段によ
りウェ−ハテ−ブルの上およびフレ−ムフィ−ダの上を
移動させることができる。したがって、ウェ−ハテ−ブ
ルの上に載置されているダイを良品と判別でき、このダ
イの位置およびリ−ドフレ−ムにボンディングする位置
を認識でき、リ−ドフレ−ム上のペ−ストの塗布状態お
よびリ−ドフレ−ム上のダイのボンディング状態をそれ
ぞれ検査できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。
【0015】図1は、この発明の第1の実施例によるダ
イボンディング装置を示す平面図である。フィ−ダ31
の搬送方向の一端部にはロ−ダ−32が設けられてお
り、このロ−ダ−32の近傍にはディスペンスユニット
33が設けられている。また、フィ−ダ31の搬送方向
の他端部にはアンロ−ダ−34が設けられている。前記
フィ−ダ31の上方にはガントリ−タイプの直交ロボッ
ト35が設けられている。このガントリ−タイプの直交
ロボット35は、第1のベルト36、37、第2のベル
ト38およびボンディングヘッド39により構成されて
いる。
【0016】すなわち、前記フィ−ダ31の搬送方向の
一方側には第1のベルト36の一端が設けられており、
この第1のベルト36の一端には図示せぬ第1のパルス
モ−タが設けられている。前記フィ−ダ31の搬送方向
の一方側にはもうひとつの第1のベルト37の一端が設
けられている。一方の第1のベルト36には第2のベル
ト38の一端が設けられており、他方の第1のベルト3
7には第2のベルト38の他端が設けられている。この
第2のベルト38にはボンディングヘッド39が設けら
れており、このボンディングヘッド39には、カメラ4
0、コレット41および図示せぬパイロットピンが設け
られている。
【0017】前記第2のベルト38は、第1のパルスモ
−タによって第1のベルト36、37を回転させること
により、Y軸方向42に移動される。この第2のベルト
38には図示せぬ第2のパルスモ−タが設けられてお
り、この第2のパルスモ−タによって第2のベルト38
を回転させることにより、前記ボンディングヘッド39
はX軸方向43に移動される。
【0018】また、前記フィ−ダ31の搬送方向の他方
側には、ウェ−ハリングステ−ション44が設けられて
おり、このウェ−ハリングステ−ション44の上には図
示せぬウェ−ハが載置されている。
【0019】上記構成において、前記ボンディングヘッ
ド39に設けられたパイロットピンは、前記ロ−ダ−3
2に収納されているリ−ドフレ−ム45の図示せぬパイ
ロット穴にガントリ−タイプの直交ロボット35により
挿入される。次に、前記パイロットピンは直交ロボット
35によりディスペンスユニット33に対応する位置に
搬送される。この位置において、ディスペンスユニット
33によりリ−ドフレ−ム45の上に図示せぬペ−スト
が塗布される。この後、このリ−ドフレ−ム45は、前
記直交ロボット35によってパイロットピンをフィ−ダ
31に沿って移動させることによりダイボンディング部
46の所定の位置に搬送される。
【0020】次に、前記ダイボンディング部46におい
て、前記搬送されたリ−ドフレ−ム45は図示せぬ真空
吸着用穴によって真空作用により固定される。この後、
前記パイロットピンは上昇され、パイロット穴から取り
出される。次に、前記カメラ40は直交ロボット35に
よりリ−ドフレ−ム45の上方に移動される。このカメ
ラ40により、リ−ドフレ−ム45の外観および前記塗
布されたペ−ストの状態が検査されるとともに、リ−ド
フレ−ム45にボンディングする位置が認識される。
【0021】この後、前記ボンディングヘッド39は直
交ロボット35によりウェ−ハリングステ−ション44
の上方に移動され、このウェ−ハリングステ−ション4
4においてボンディングヘッド39に設けられたカメラ
40により図示せぬダイが良品と判別される。さらに、
このダイの位置がカメラ40により認識され、ダイのX
−Y座標を計算することによりコレット41がダイの上
方に移動される。このコレット41が下降され、ダイが
真空吸着されることによりウェ−ハリングステ−ション
44から取り出される。この後、このダイは直交ロボッ
ト35によりリ−ドフレ−ム45の上に前記コレット4
1により吸着された状態で移動され、前記塗布されたペ
−スト上に載置される。
【0022】次に、前記カメラ40により、ボンディン
グされたダイの位置ずれ、欠け、割れおよびペ−ストの
はみだし等を検査する。この検査の結果は、オペレ−タ
へ通報され、統計計算処理が行われる。この後、前記パ
イロットピンは搬送方向に向かってリ−ドフレ−ム45
の後方に移動され、このリ−ドフレ−ム45は、その後
方から搬送方向に向けてパイロットピンにより押され
る。これにより、リ−ドフレ−ム45はアンロ−ダ−3
4に搬送される。尚、前記カメラ40および第1、第2
のパルスモ−タは図示せぬ制御部によりデジタル制御さ
れている。
【0023】上記実施例によれば、カメラ40、コレッ
ト41およびパイロットピンをガントリ−タイプの直交
ロボット35により移動させる。これにより、従来品の
ように多数の駆動モ−タを必要としないため、制御が簡
単となり、装置の価格を安くすることができる。さら
に、装置の故障が少なく、保守も容易となる。
【0024】また、フィ−ダ31の搬送方向の他方側に
ウェ−ハリングステ−ション44を設けており、このウ
ェ−ハリングステ−ション44は固定されている。この
ため、従来品のように、大口径のウェ−ハを載置したウ
ェ−ハリングステ−ションを移動させるための大きなス
ペ−スを必要としない。したがって、スペ−ス効率が良
くなり、装置を小型化できる。
【0025】また、前記カメラ40を直交ロボット35
によって移動させることにより、その視野範囲および焦
点深度範囲をウェ−ハおよびダイボンディング部46そ
れぞれの略全域に形成することができる。このため、こ
のカメラ40により、リ−ドフレ−ム45の外観を検査
でき、リ−ドフレ−ム45上に塗布されたペ−ストの状
態を検査でき、リ−ドフレ−ム45にボンディングする
位置を認識でき、ウェ−ハリングステ−ション44の上
に載置されたダイの位置を認識でき、ペ−ストの上にボ
ンディングされたダイの位置ずれ、ダイの欠け、割れお
よびペ−ストのはみだし等を検査できる。したがって、
カメラの数を増やすことなく、品質検査をすることがで
きる。
【0026】図2は、この発明の2の実施例によるダイ
ボンディング装置を示すものであり、同一部分には同一
符号を付す。フィ−ダ31の搬送方向の一端部にはロ−
ダ−32が設けられており、このロ−ダ−32の近傍に
はディスペンスユニット33が設けられている。また、
フィ−ダ31の搬送方向の他端部にはアンロ−ダ−34
が設けられている。前記フィ−ダ31の上方には直交ロ
ボット51が設けられており、この直交ロボット51
は、第1および第2のボ−ルネジ52、53により構成
されている。
【0027】すなわち、前記第1のボ−ルネジ52はフ
ィ−ダ31の搬送方向の一方側、且つこのフィ−ダ31
と平行に設けられており、この第1のボ−ルネジ52に
は図示せぬ第1のナットが螺合されている。前記第1の
ボ−ルネジ52の一端には図示せぬサ−ボモ−タが設け
られており、このサ−ボモ−タによって第1のボ−ルネ
ジ52を回転させることにより、第1のナットが第1の
ボ−ルネジ52に沿って移動される。この第1のナット
にはX軸スライダ54が設けられており、このX軸スラ
イダ54には第2のボ−ルネジ53の一端が設けられて
いる。この第2のボ−ルネジ53は前記フィ−ダ31の
搬送方向の他方側に延出しており、第2のボ−ルネジ5
3には図示せぬ第2のナットが螺合されている。前記第
2のボ−ルネジ53の一端には図示せぬ第2のサ−ボモ
−タが設けられており、この第2のサ−ボモ−タによっ
て第2のボ−ルネジ53を回転させることにより、第2
のナットが第2のボ−ルネジ53に沿って移動される。
この第2のナットにはボンディングヘッド39が設けら
れており、このボンディングヘッド39にはカメラ40
およびコレット41が設けられている。このコレット4
1は図示せぬ移動手段により上下方向に移動される。
【0028】前記フィ−ダ31には搬送ヅメ55が設け
られており、この搬送ヅメ55は、X軸スライダ54と
連結されることによりフィ−ダ31に沿って移動され
る。前記フィ−ダ31の搬送方向の他方側には、ウェ−
ハリングステ−ション44が設けられており、このウェ
−ハリングステ−ション44の上には図示せぬウェ−ハ
が載置されている。前記ウェ−ハリングステ−ション4
4の近傍にはパルスモ−タ56が設けられており、この
パルスモ−タ56によってウェ−ハリングステ−ション
44を回転させることによりウェ−ハが回転される。
尚、前記パルスモ−タ56および第1、第2のサ−ボモ
−タは、図示せぬ制御部によりデジタル制御されてい
る。
【0029】上記構成において、前記ロ−ダ−32に収
納されているリ−ドフレ−ム45は、1枚ずつフィ−ダ
31に送り込まれ、ディスペンスユニット33に対応す
る位置に搬送される。この位置において、ディスペンス
ユニット33によりリ−ドフレ−ム45の上に図示せぬ
ペ−ストが塗布される。この後、このリ−ドフレ−ム4
5は、X軸スライダ54と連結された搬送ヅメ55によ
りチャックされ、この搬送ヅメ55にチャックされた状
態で直交ロボット51によりダイボンディング部46の
所定の位置に搬送される。次に、前記カメラ40は直交
ロボット51によりリ−ドフレ−ム45の上方に移動さ
れる。このカメラ40により、リ−ドフレ−ム45の外
観および前記塗布されたペ−ストの状態が検査されると
ともに、リ−ドフレ−ム45にボンディングする位置が
認識される。
【0030】この後、前記カメラ40は直交ロボット5
1によりウェ−ハリングステ−ション44の上方に移動
される。このウェ−ハリングステ−ション44において
このカメラ40により図示せぬダイが良品と判別され
る。さらに、このダイのθ方向57における位置のずれ
が前記カメラ40により認識され、この位置のずれは前
記パルスモ−タ56によってウェ−ハリングステ−ショ
ン44を微小に回転させることにより補正される。
【0031】次に、前記コレット41が直交ロボット5
1により前記ダイの上方に移動される。この後、このコ
レット41が下降され、ダイはコレット41によって真
空吸着されることによりウェ−ハリングステ−ション4
4から取り出される。次に、このダイはリ−ドフレ−ム
45の上方に前記コレット41に吸着された状態で移動
され、前記塗布されたペ−スト上に載置される。
【0032】この後、前記カメラ40により、前記ボン
ディングされたダイの位置ずれ、欠け、割れおよびペ−
ストのはみだし等を検査する。この検査の結果は、統計
計算処理が行われ、オペレ−タに通報される。次に、リ
−ドフレ−ム45は、前記X軸スライダ54と連結され
た搬送ヅメ55により搬送され、アンロ−ダ−34に移
送される。上記第2の実施例においても第1の実施例と
同様の効果を得ることができる。尚、上記実施例では、
ダイをボンディングする毎に、カメラ40により撮像し
良否を判別しているが、ボンディングする前に全ダイの
良否を判別しても良い。又、前記検査の結果を直交ロボ
ットの制御部にフィ−ドバックして、自動的に動作条件
を修正するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ダイボンディングヘッドおよび判別手段を第1の方向に
移動させる第1の移動手段を設け、この第1の移動手段
を第1の方向と直交する第2の方向に移動させる第2の
移動手段を設けている。したがって、移動手段およびカ
メラの数を少なくすることにより、装置の価格を安くで
き、しかも品質管理を高めるための機構を加えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるダイボンディン
グ装置を示す平面図。
【図2】この発明の第2の実施例によるダイボンディン
グ装置を示す平面図。
【図3】従来のダイボンディング装置を示す平面図。
【図4】他の従来のダイボンディング装置を示す平面
図。
【図5】さらに、他の従来のダイボンディング装置を示
す平面図。
【図6】従来のダイボンディング部を示す断面図。
【符号の説明】
31…フィ−ダ、32…ロ−ダ−、33…ディスペンスユニッ
ト、34…アンロ−ダ−、35…ガントリ−タイプの直交ロ
ボット、36,37 …第1のベルト、38…第2のベルト、39
…ボンディングヘッド、40…カメラ、41…コレット、42
…Y軸方向、43…X軸方向、44…ウェ−ハリングステ−
ション、45…リ−ドフレ−ム、46…ダイボンディング
部、51…直交ロボット、52…第1のボ−ルネジ、53…第
2のボ−ルネジ、54…X軸スライダ、55…搬送ヅメ、56
…パルスモ−タ、57…θ方向

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に設けられダイが載置されるウ
    ェ−ハテ−ブルと、 前記ウェ−ハテ−ブル上のダイを認識する認識手段と、 前記認識手段の認識結果に応じて、前記ウェ−ハテ−ブ
    ルを回転させ、前記ダイの向きを補正する補正手段と、 前記向きが補正されたダイをリ−ドフレ−ムの上にボン
    ディングするダイボンディングヘッドと、 前記ダイボンディングヘッドおよび前記認識手段を第1
    の方向に移動させる第1の移動手段と、 前記ダイボンディングヘッドおよび前記認識手段を第1
    の方向と直交する第2の方向に移動させる第2の移動手
    段と、 を具備することを特徴とするダイボンディング装置。
  2. 【請求項2】 前記第1又は第2の移動手段は、リ−ド
    フレ−ムを搬送する機能を有することを特徴とする請求
    項1記載のダイボンディング装置。
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