JP3116449B2 - 磁気券種判別装置 - Google Patents
磁気券種判別装置Info
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- JP3116449B2 JP3116449B2 JP23695891A JP23695891A JP3116449B2 JP 3116449 B2 JP3116449 B2 JP 3116449B2 JP 23695891 A JP23695891 A JP 23695891A JP 23695891 A JP23695891 A JP 23695891A JP 3116449 B2 JP3116449 B2 JP 3116449B2
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- 230000032258 transport Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば駅務の自動改
札機に装備されるような磁気券種判別装置に関し、さら
に詳しくは改札利用される券種の判別構造を簡素化した
磁気券種判別装置に関する。
札機に装備されるような磁気券種判別装置に関し、さら
に詳しくは改札利用される券種の判別構造を簡素化した
磁気券種判別装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動改札機に使用される切符、
回数券、定期券等の券種を判別処理する券種判別装置
は、券面に記録された高保磁力や低保磁力の磁力の異な
る磁気データ出力を読取ることで、高保磁券か低保磁券
か、あるいは非保磁券の券種を判別している（例えば先
行出願の特願平１ー２６５８０７号参照）。
回数券、定期券等の券種を判別処理する券種判別装置
は、券面に記録された高保磁力や低保磁力の磁力の異な
る磁気データ出力を読取ることで、高保磁券か低保磁券
か、あるいは非保磁券の券種を判別している（例えば先
行出願の特願平１ー２６５８０７号参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この場合、高保磁券と
低保磁券を区別するには、磁気出力レベル別に判別する
ための磁気判別回路を要し、またこの回路では磁気層の
ない非保磁券や磁気層が剥離した券を判別できないた
め、判別性能が不安定な問題を有していた。
低保磁券を区別するには、磁気出力レベル別に判別する
ための磁気判別回路を要し、またこの回路では磁気層の
ない非保磁券や磁気層が剥離した券を判別できないた
め、判別性能が不安定な問題を有していた。
【０００４】そこでこの発明は、特定の磁気処理条件か
ら券種を判別することで、磁気判別回路を要せず、正確
に券種を判別できるようにした磁気券種判別装置の提供
を目的とする。
ら券種を判別することで、磁気判別回路を要せず、正確
に券種を判別できるようにした磁気券種判別装置の提供
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、券面に高保
磁力で磁気データを保磁する高保磁券と、低保磁力で磁
気データを保磁する低保磁券と、磁気データを保磁しな
い非保磁券との３券種を読取り判別する磁気券種判別装
置であって、前記券面に高保磁力の磁気データを書込む
書込みヘッドと、この書込みヘッドが書込んだ券面の磁
気データを読取る読取りヘッドと、この読取りヘッドで
読取った券面のデータ結果の内、読取りデータと書込み
データとの一致が認められたとき高保磁券と判別し、読
取りデータと書込みデータとの一致が認められないとき
低保磁券と判別し、読取りデータがないとき非保磁券と
判別する券種判別手段を備えたことを特徴とする。
磁力で磁気データを保磁する高保磁券と、低保磁力で磁
気データを保磁する低保磁券と、磁気データを保磁しな
い非保磁券との３券種を読取り判別する磁気券種判別装
置であって、前記券面に高保磁力の磁気データを書込む
書込みヘッドと、この書込みヘッドが書込んだ券面の磁
気データを読取る読取りヘッドと、この読取りヘッドで
読取った券面のデータ結果の内、読取りデータと書込み
データとの一致が認められたとき高保磁券と判別し、読
取りデータと書込みデータとの一致が認められないとき
低保磁券と判別し、読取りデータがないとき非保磁券と
判別する券種判別手段を備えたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】この発明によれば、券種を判別するとき、券種
判別手段が書込みヘッドで券面に高保磁力の磁気データ
を書込ませ、これを読取りヘッドで読取らせる。このと
き、読取りデータと書込みデータが一致して読取りヘッ
ドが高保磁力の磁気データを読取り許容したときは高保
磁券と判別し、不一致のために高保磁力の磁気データが
読取れないときは低保磁券と判別し、読取りデータがな
いときは非保磁券と判別する。
判別手段が書込みヘッドで券面に高保磁力の磁気データ
を書込ませ、これを読取りヘッドで読取らせる。このと
き、読取りデータと書込みデータが一致して読取りヘッ
ドが高保磁力の磁気データを読取り許容したときは高保
磁券と判別し、不一致のために高保磁力の磁気データが
読取れないときは低保磁券と判別し、読取りデータがな
いときは非保磁券と判別する。
【０００７】
【発明の効果】このように、券種判別時に券面に高保磁
力の磁気データを記録して、これを読取り判定するだけ
で高保磁券と低保磁券と非保磁券との３券種のいずれか
を正確に判別することができる。特に、白紙の非保磁券
であっても、また磁気層が剥離した損磁券などに左右さ
れず正確に判別でき、信頼性の高い安定した判別処理が
できる。さらに、磁気出力レベルの判別が不要となるた
め判別回路を省略でき、また券種判別構造の簡素化およ
び低コスト化を図ることができる。
力の磁気データを記録して、これを読取り判定するだけ
で高保磁券と低保磁券と非保磁券との３券種のいずれか
を正確に判別することができる。特に、白紙の非保磁券
であっても、また磁気層が剥離した損磁券などに左右さ
れず正確に判別でき、信頼性の高い安定した判別処理が
できる。さらに、磁気出力レベルの判別が不要となるた
め判別回路を省略でき、また券種判別構造の簡素化およ
び低コスト化を図ることができる。
【０００８】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は自動改札機に装備される磁気券種判別装
置を示し、図１において、この磁気券種判別装置は、券
を搬送処理する主搬送路１１の始端側に配設した書込み
ヘッド１２と、読取りヘッド１３と、主搬送路１１の終
端側に分岐接続した放出搬送路１４と回収搬送路１５と
から構成される。上述の各搬送路１１，１４，１５は、
券を挟持搬送する搬送ローラ１６…等の搬送部材が搬送
モータＭにより駆動されて、ここに導かれた券を搬送処
理する。また、放出搬送路１４と回収搬送路１５との分
岐位置にはフラッパｆを配設し、このフラッパｆの振分
け作用により主搬送路１１より搬送されてきた券を放出
側か回収側かに振分け操作する。書込みヘッド１２は、
券種判別用のデータを書込むために設けられ、主搬送路
１１に導かれた券の券面に、判別用に特定した高保磁力
の磁気データを書込み処理する。
述する。図面は自動改札機に装備される磁気券種判別装
置を示し、図１において、この磁気券種判別装置は、券
を搬送処理する主搬送路１１の始端側に配設した書込み
ヘッド１２と、読取りヘッド１３と、主搬送路１１の終
端側に分岐接続した放出搬送路１４と回収搬送路１５と
から構成される。上述の各搬送路１１，１４，１５は、
券を挟持搬送する搬送ローラ１６…等の搬送部材が搬送
モータＭにより駆動されて、ここに導かれた券を搬送処
理する。また、放出搬送路１４と回収搬送路１５との分
岐位置にはフラッパｆを配設し、このフラッパｆの振分
け作用により主搬送路１１より搬送されてきた券を放出
側か回収側かに振分け操作する。書込みヘッド１２は、
券種判別用のデータを書込むために設けられ、主搬送路
１１に導かれた券の券面に、判別用に特定した高保磁力
の磁気データを書込み処理する。
【０００９】また、読取りヘッド１３は、同じく券種判
別用のデータを読取るために設けられ、判別用に特定し
て書込まれた高保磁力の磁気データを読取り処理する。
別用のデータを読取るために設けられ、判別用に特定し
て書込まれた高保磁力の磁気データを読取り処理する。
【００１０】この搬送処理系で取扱われる券は、切符、
回数券、定期券等の乗車券が使用され、この券種の判別
データによって券を放出処理あるいは回収処理する。
回数券、定期券等の乗車券が使用され、この券種の判別
データによって券を放出処理あるいは回収処理する。
【００１１】図２は磁気券種判別装置の制御回路ブロッ
ク図を示し、ＣＰＵ２１はＲＯＭ２２に格納されたプロ
グラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データを
読出し可能にＲＡＭ２３で記憶する。
ク図を示し、ＣＰＵ２１はＲＯＭ２２に格納されたプロ
グラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データを
読出し可能にＲＡＭ２３で記憶する。
【００１２】また、３種類の券種の判別に際しては、券
面に高保磁力で磁気データを保磁する高保磁券と、券面
に低保磁力で磁気データを保磁する低保磁券と、券面に
磁気データを保磁しない非保磁券との３種類を読取って
判別するものであって、読取りヘッド１３で読取った券
面のデータ結果からＣＰＵ２１が判別する。これは図３
に示すように、読取りデータ結果の内、読取りデータと
書込みデータとの一致が認められたとき定期券等の高保
磁券Ａと判別し、読取りデータと書込みデータとの一致
が認められないとき磁気データ付き切符等の低保磁券Ｂ
と判別し、読取りデータがないとき磁気データのない白
色切符等の非保磁券Ｃと判別する。
面に高保磁力で磁気データを保磁する高保磁券と、券面
に低保磁力で磁気データを保磁する低保磁券と、券面に
磁気データを保磁しない非保磁券との３種類を読取って
判別するものであって、読取りヘッド１３で読取った券
面のデータ結果からＣＰＵ２１が判別する。これは図３
に示すように、読取りデータ結果の内、読取りデータと
書込みデータとの一致が認められたとき定期券等の高保
磁券Ａと判別し、読取りデータと書込みデータとの一致
が認められないとき磁気データ付き切符等の低保磁券Ｂ
と判別し、読取りデータがないとき磁気データのない白
色切符等の非保磁券Ｃと判別する。
【００１３】このように構成された磁気券種判別装置の
処理動作を図４のフローチャートを参照して説明する。
今、乗車券挿入口に挿入された乗車券の券種を判別する
とき、この挿入された乗車券は主搬送路１１の書込みヘ
ッド１２の位置に導かれ、ここで券面に高保磁力の磁気
データが書込まれ、続いてこの書込まれた高保磁力の磁
気データが読取りヘッド１３で読取られ（ステップｎ1
〜ｎ2 ）、このとき、ＣＰＵ２１は読取った磁気データ
の内、読取りデータと書込みデータが一致すれば、読取
りヘッド１３が高保磁力の磁気データを正確に読取るこ
とができた高保磁力を保磁する高保磁券Ａと判別する
（ステップｎ3〜ｎ6 ）。また、ＣＰＵ２１は読取った
磁気データの内、読取りデータと書込みデータが不一致
で、読取りヘッド１３が高保磁力の磁気データを正確に
読取れない判読不明瞭なときは、低保磁券Ｂと判別する
（ステップｎ7 ）。さらに、ＣＰＵ２１は読取りデータ
と書込みデータとの比較チェック時に、読取りデータが
ない場合は、磁気記録できない白紙の非保磁券Ｃと判別
する（ステップｎ8 ）。そして、判別した券は、券種に
応じて放出搬送路１４側と回収搬送路１５側とのいずれ
かに振分け操作して、所定位置に搬送処理する。
処理動作を図４のフローチャートを参照して説明する。
今、乗車券挿入口に挿入された乗車券の券種を判別する
とき、この挿入された乗車券は主搬送路１１の書込みヘ
ッド１２の位置に導かれ、ここで券面に高保磁力の磁気
データが書込まれ、続いてこの書込まれた高保磁力の磁
気データが読取りヘッド１３で読取られ（ステップｎ1
〜ｎ2 ）、このとき、ＣＰＵ２１は読取った磁気データ
の内、読取りデータと書込みデータが一致すれば、読取
りヘッド１３が高保磁力の磁気データを正確に読取るこ
とができた高保磁力を保磁する高保磁券Ａと判別する
（ステップｎ3〜ｎ6 ）。また、ＣＰＵ２１は読取った
磁気データの内、読取りデータと書込みデータが不一致
で、読取りヘッド１３が高保磁力の磁気データを正確に
読取れない判読不明瞭なときは、低保磁券Ｂと判別する
（ステップｎ7 ）。さらに、ＣＰＵ２１は読取りデータ
と書込みデータとの比較チェック時に、読取りデータが
ない場合は、磁気記録できない白紙の非保磁券Ｃと判別
する（ステップｎ8 ）。そして、判別した券は、券種に
応じて放出搬送路１４側と回収搬送路１５側とのいずれ
かに振分け操作して、所定位置に搬送処理する。
【００１４】上述のように、券種判別時に券面に高保磁
力の磁気データを記録して、これを読取り判定するだけ
で高保磁券と低保磁券と非保磁券との３券種のいずれか
を正確に判別することができる。特に、白紙の非保磁券
であっても、また磁気層が剥離した損磁券などに左右さ
れず正確に判別でき、信頼性の高い安定した判別処理が
できる。さらに、磁気出力レベルの判別が不要となるた
め判別回路を省略でき、また券種判別構造の簡素化およ
び低コスト化を図ることができる。
力の磁気データを記録して、これを読取り判定するだけ
で高保磁券と低保磁券と非保磁券との３券種のいずれか
を正確に判別することができる。特に、白紙の非保磁券
であっても、また磁気層が剥離した損磁券などに左右さ
れず正確に判別でき、信頼性の高い安定した判別処理が
できる。さらに、磁気出力レベルの判別が不要となるた
め判別回路を省略でき、また券種判別構造の簡素化およ
び低コスト化を図ることができる。
【００１５】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の券種判別手段は、実施例のＣＰ
Ｕ２１に対応するも、この発明は上述の一実施例の構成
のみに限定されるものではない。
応において、この発明の券種判別手段は、実施例のＣＰ
Ｕ２１に対応するも、この発明は上述の一実施例の構成
のみに限定されるものではない。
【図１】この発明の磁気券種判別装置の使用状態を示す
概略構成図。
概略構成図。
【図２】この発明の磁気券種判別装置の制御回路ブロッ
ク図。
ク図。
【図３】この発明の磁気券種判別装置の判別状態を示す
説明図。
説明図。
【図４】この発明の磁気券種判別装置の処理動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
１２…書込みヘッド １３…読取りヘッド ２１…ＣＰＵ Ａ…高保磁券 Ｂ…低保磁券 Ｃ…非保磁券
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−127190（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−203290（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−229391（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−290103（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−16258（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G07B 11/00 - 17/04 G06F 17/60 G06K 17/00 G11B 5/00 G07D 7/04
Claims (1)
- 【請求項１】券面に高保磁力で磁気データを保磁する高
保磁券と、低保磁力で磁気データを保磁する低保磁券
と、磁気データを保磁しない非保磁券との３券種を読取
り判別する磁気券種判別装置であって、 前記券面に高保磁力の磁気データを書込む書込みヘッド
と、 この書込みヘッドが書込んだ券面の磁気データを読取る
読取りヘッドと、 この読取りヘッドで読取った券面のデータ結果の内、読
取りデータと書込みデータとの一致が認められたとき高
保磁券と判別し、読取りデータと書込みデータとの一致
が認められないとき低保磁券と判別し、読取りデータが
ないとき非保磁券と判別する券種判別手段を備えたこと
を特徴とする磁気券種判別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23695891A JP3116449B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 磁気券種判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23695891A JP3116449B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 磁気券種判別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0554217A JPH0554217A (ja) | 1993-03-05 |
| JP3116449B2 true JP3116449B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17008289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23695891A Expired - Lifetime JP3116449B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 磁気券種判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3116449B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6189791B1 (en) | 1997-09-19 | 2001-02-20 | Sankyo Seiki Mfg Co., Ltd. | Magnetic card reader and method for determining the coercive force of a magnetic card therein |
| JP2000155816A (ja) * | 1998-11-19 | 2000-06-06 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 磁気カードの抗磁力判定方法 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP23695891A patent/JP3116449B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0554217A (ja) | 1993-03-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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