JP3116435B2 - 計測機器 - Google Patents

計測機器

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JP3116435B2
JP3116435B2 JP03193959A JP19395991A JP3116435B2 JP 3116435 B2 JP3116435 B2 JP 3116435B2 JP 03193959 A JP03193959 A JP 03193959A JP 19395991 A JP19395991 A JP 19395991A JP 3116435 B2 JP3116435 B2 JP 3116435B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定に先立って基準量
を入力して計測機器の精度を正しくする、いわゆる校正
を必要とする計測機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の計測機器、例えば、デジ
タルパネルメータにおいては、メーカの調整段階とし
て、次のようにして校正が行われている。
【0003】すなわち、図4に示されるデジタルパネル
メータの本体ケース25の矩形の上面カバー25aを外
し、本体ケース25内部の配線基板に設けられているデ
ィップスイッチを操作して校正モードとし、背面側(パ
ネル面26とは反対側の面)の入力端子部に基準入力を
与え、前記配線基板に設けられている可変抵抗器を操作
して基準入力に対応した表示となるように調整してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のデジ
タルパネルメータでは、ユーザが不用意に操作すること
がないように、校正のためのディップスイッチなどは、
本体ケース25内部の配線基板に設けられるのが一般的
であるが、このような構造のものでは、校正の際には、
デジタルパネルメータの本体ケース25の上面カバー2
5aが外された開放状態、すなわち、実際の使用時とは
異なる状態となっており、抵抗やオペアンプなどの温度
の影響を受けやすい素子を含んでいることなどから、こ
のような実使用とは異なる状態での校正では、高精度を
得るのが難しいという難点がある。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、ユーザが誤って操作するといったこともな
く、しかも、高精度の校正が可能な計測機器を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、本発明は、測定に先立って基準
量を入力して校正を行う計測機器において、出力部をユ
ニット化して本体ケースの開口部から該本体ケース内の
本体に対して着脱自在に構成し、ユニット化された前記
出力部に代えて前記開口部から本体に対して着脱可能な
校正ユニットを備え、前記本体は、前記校正ユニットの
装着によって校正モードとなり、基準量の入力により校
正可能となるようにしている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、校正を行う際には、ユニッ
ト化された出力部を本体ケース内の本体から脱着し、該
出力部に代えて校正ユニットを本体ケースの開口部から
前記本体に装着することより、校正可能となるので、従
来例のように、本体ケースの上面カバーを外す必要がな
く、実際の使用状態と同じ状態で校正が可能となり、ま
た、校正モードにするには、校正ユニットが必要である
ので、該校正ユニットを有していないユーザが誤って校
正操作を行うといったことも防止されることになる。
【0009】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例のデジタルパネ
ルメータの斜視図であり、図2は、そのブロック図であ
る。
【0011】この実施例のデジタルパネルメータ1は、
出力部をユニット化しており、リレー出力、トランジス
タ出力およびBCD出力にそれぞれ対応した第1〜第3
出力ユニット2〜4を備えている。各出力ユニット2〜
4は、本体のコネクタ(図示せず)に接続されるコネク
タ2a〜4a、出力形式に応じた回路素子2b〜4bお
よび出力端子2c〜4cを基板上にそれぞれ備えてお
り、本体ケース5の背面(パネル面6とは反対側の面)
に形成された開口部から該ケース5内の本体7に対して
着脱自在となっており、ユーザの選択によって、いずれ
かの出力ユニット2〜4が本体7に装着される。
【0012】図3は、例えば、第1出力ユニット2を、
本体ケース5に形成されている矩形の開口部8から該ケ
ース5内の本体7に装着した状態を示す背面図であり、
0〜28は第1出力ユニット2の出力端子であり、90
〜98は本体ケース5に設けられている入力端子であ
る。この装着状態では、図4従来例のデジタルパネルメ
ータの外観構成と基本的に同様となっている。
【0013】この実施例では、図1および図2に示され
るように、これらの各出力ユニット2〜4に代えて、本
体ケース5内の本体7に対して着脱可能な校正ユニット
10を備えている。この校正ユニット10は、メーカの
調整段階で校正を行う際に、第1〜第3出力ユニット2
〜4に代えて本体ケース5内の本体7に装着されるもの
であり、本体7のコネクタに接続されるコネクタ10a
およびダミーの出力部10bを備えている。
【0014】一方、本体ケース5内の本体7の構成は、
図2に示されるように、計測対象からの入力信号が与え
られる入力回路11、制御入力が与えられる波形整形回
路12、電源が供給される電源回路13、内部電源を供
給する定電圧回路14、出力用電源を供給する定電圧回
路15、各種の設定を行うキースイッチおよびパネル面
に装備されて計測値や設定値の表示を行うLEDなどを
備える表示回路16、データやプログラムが格納される
不揮発性メモリ17、各種の制御を行うCPU18およ
びバッフア回路19〜21を備えている。
【0015】この実施例の本体7は上述の第1〜第3出
力ユニット2〜4のいずれかが装着されることにより、
装着された出力ユニット2,3,4からの判別信号によ
りその種類を判別し、対応する出力形式の出力を装着さ
れた出力ユニット2,3,4に与えるようになってい
る。
【0016】さらに、この本体7は、第1〜第3出力ユ
ニット2〜4に代えて校正ユニット10が装着されたと
きには、校正ユニット10からの判別信号に応答して校
正モードとなり、この校正モードにおいて、所定の入力
端子90〜98に基準入力を与え、パネル面6に装備され
た校正スイッチ(図示せず)を操作することにより、入
力回路11のA/D変換の特性を自動的に変えて校正を
行うようになっている。
【0017】すなわち、この実施例のデジタルパネルメ
ータ1では、従来例のように、本体ケースの上面カバー
を外して内部の配線基板に設けられているディップスイ
ッチを操作して校正モードにするといった必要がなく、
第1〜第3出力ユニット2〜4に代えて校正ユニット1
0を本体ケース5の開口部8から本体7に対して装着す
るだけでよく、その後は、所定の入力端子90〜98に基
準入力を与える度に、校正スイッチを操作するだけでA
/D変換特性が自動的に可変されて校正が行われること
になる。
【0018】このように本体ケース5の上面カバーを開
放することなく、校正ユニット10を装着した状態、す
なわち、第1〜第3出力ユニット2〜4を装着した実使
用の状態と同じ状態で校正をすることができるので、本
体ケース25の上面カバー25aを開放して校正する図
4の従来例に比べてより高精度の校正が可能となる。
【0019】また、校正ユニット10がなければ、校正
を行うことができないので、ユーザが誤って校正操作を
するといったこともない。
【0020】しかも、この実施例では、校正は、A/D
変換特性を可変して自動的に行われるので、短時間での
校正が可能となる。
【0021】なお、本発明の他の実施例として、A/D
変換特性を可変するのではなく、パネル面6に校正用ボ
リウムを設け、従来例と同様に、基準入力に対応した表
示となるように前記ボリウムで調整するようにしてもよ
い。
【0022】上述の実施例では、デジタルパネルメータ
について説明したけれども、本発明はデジタルパネルメ
ータに限るものではなく、校正を必要とするその他の計
測機器にも同様に適用できるのは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユニット
化された出力部に代えて本体ケース内の本体に対して校
正ユニットを装着することによって校正ができるので、
本体ケースを開放して校正する従来例に比べてより高精
度の校正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1の実施例のブロック図である。
【図3】出力ユニットを装着した状態の背面図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 デジタルパネルメータ 2〜4 第1〜第3出力ユニット 5,25 本体ケース 7 本体 8 開口部 10 校正ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 18/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定に先立って基準量を入力して校正を行
    う計測機器において、出力部をユニット化して本体ケー
    スの開口部から該本体ケース内の本体に対して着脱自在
    に構成し、ユニット化された前記出力部に代えて前記開
    口部から本体に対して着脱可能な校正ユニットを備え、 前記本体は、前記校正ユニットの装着によって校正モー
    ドとなり、基準量の入力により校正可能となることを特
    徴とする計測機器。
JP03193959A 1991-08-02 1991-08-02 計測機器 Expired - Fee Related JP3116435B2 (ja)

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JP4358048B2 (ja) * 2004-06-29 2009-11-04 株式会社アルバック 校正ユニット及び分析装置
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