JP3116081B2 - 空気配分制御ガスタービン燃焼器 - Google Patents

空気配分制御ガスタービン燃焼器

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JP3116081B2 JP06196156A JP19615694A JP3116081B2 JP 3116081 B2 JP3116081 B2 JP 3116081B2 JP 06196156 A JP06196156 A JP 06196156A JP 19615694 A JP19615694 A JP 19615694A JP 3116081 B2 JP3116081 B2 JP 3116081B2
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秀志 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン用燃焼
器、特に希薄燃焼法に適した燃焼器に関する。
【0002】
【従来の技術】現在広く使用されている典型的なガスタ
ービン燃焼器の構造の概要を図6に示す。燃料は燃料ノ
ズル1から燃焼領域2に噴射される。燃焼用空気はスワ
ーラ3やライナー壁4の空気孔5から燃焼領域に流入
し、一部は燃焼器ライナーの二重壁面の孔6から流入し
て壁を冷却する。残りは燃焼領域下流部の壁面に設けら
れた希釈空気孔7から流入する。
【0003】ガスタービンエンジンには、発電用のよう
に回転数一定で運転され、燃焼器への空気量が負荷によ
らずほぼ一定のものと、航空用のように回転数が変化
し、空気量が大きく変化するものがあるが、いずれの場
合も、燃焼用領域に流入する空気、壁面の冷却空気、希
釈空気の割合は、出力によらずほぼ一定である。燃料
は、その流量はもちろん、全空気流量に対する比も、出
力の増大にしたがって増大する。しかし、上記従来の燃
焼器では空気が流入する開口部には流入量制御のための
装置を持たないので、燃料流量がエンジン出力に応じて
増減すると、それによって燃焼領域の燃料と空気の比率
が変化する。噴射された燃料は、スワーラ3やその他の
空気孔5、6、7から流入した空気と混合しながなら燃
焼するので、どこかに燃焼に適した燃料濃度の部分が形
成されるため、かなり広い燃料空気比の範囲で燃焼が可
能である。一方、燃焼に適した部分では燃焼ガスが高温
になりやすく、そのためNOx の排出抑制は困難であ
る。
【0004】これに代わる燃焼方法として、原理的に大
きな効果が期待されるのは、希薄予混合燃焼である。こ
れは燃料と空気を燃焼領域の外で予め混合し、燃料が希
薄な状態で燃焼させる方法である。燃焼領域の希薄化に
よる平均的燃焼温度の抑制と同時に、予混合化により局
所的な高温部分の発生を防ぐことにより、NOx の生成
を抑制することを狙っている。
【0005】この希薄予混合燃焼では、希薄になり過ぎ
ると未燃焼成分の排出が急増し、燃料濃度が高くなると
NOx の生成は従来の燃焼方法よりもむしろ多くなる。
従って、未燃焼成分の排出を増やさずにNOx の排出を
著しく低減できるのは、極めて狭い燃料空気比の範囲に
限定されている。そのため、燃焼器の燃料流量の増減に
応じて空気を適正に制御することが不可欠である。
【0006】空気量の制御装置を持つものとして、図7
に示すように、希釈空気を尾筒8から供給し、その流入
路に設けたバイパス弁9を用いて燃焼領域2に入る空気
量を調節する方式が実用化されている(例えば実開昭5
8−88566号公報参照)。図中、図6に対応するも
のは同じ符号を附してある。始動時や低出力時にはこの
弁9を開け、希釈空気として導入し、高負荷時には弁を
閉じて燃焼領域2により多くの空気を分配することを狙
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この図7に示
す燃焼器で、弁9を閉じていくと、燃焼領域への空気だ
けでなく、燃焼器ライナーの冷却空気も増える。そのた
め、この弁だけの開閉によって調整できる予混合気用空
気の流量の変化では、弁9の開口部が他の開口部に比べ
て非常に大きくないかぎり、エンジンの作動範囲全体に
対して燃料空気比を適正な範囲に調整することはできな
い。また、エンジン出力が大きい運転条件ほど燃焼器に
よる圧力損失率が大きくなるために燃費が増える。さら
に、タービン入口温度、圧力が高い高効率エンジンの燃
焼器では、燃焼器ライナーの冷却に必要な空気量が増え
るため、予混合気用空気として使用できる空気量が限ら
れ、燃焼領域を充分希薄にすることは出来ないという問
題が生じる。本発明は、上記の問題が生じない希釈空気
と予混合気用空気との流量配分制御が可能なガスタービ
ン燃焼器を得ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のガスタービン燃
焼器は、上記課題の解決のため、予混合気用空気と希釈
用空気が流れる流路を有し、この流路中に希釈空気と予
混合気用空気の流量の配分機構を配設したことを特徴と
する。希釈空気と予混合気用空気の流量配分が、一方が
最大のときに他方が最小となるように、しかも、それぞ
れが最大から最小まで連続的に可変とされ、その流量配
分を予混合気用燃料の流量変化に合わせて調節すること
によって予混合気の燃料・空気比が制御されることを特
徴とする。 この流量配分は、1台の駆動装置によって
作動する空気分配器によって行い、その分配器の弁の位
置を予混合気用燃料の流量変化に合わせて調節する。
【0009】燃焼器ライナー壁が内パネルと外パネルに
よって形成される二重構造であり、そこに形成される通
路に予混合気用空気通路が接続され、予混合気用空気が
燃焼器ライナー内壁面を冷却した後、噴射された燃料と
混合し、予混合気を形成するようにするのが有利であ
る。予混合気の温度上昇によって未燃焼成分の発生を抑
制できるだけでなく、充分な量の予混合気用空気を確保
できる。また、予混合気が燃焼室内に噴出する通路が環
状で、燃料噴射位置よりも上流の空気通路内に薄板ある
いは翼状の案内翼を並べ、あるいは、空気通路を環状通
路に対してその切線方向に取り付けることにより、燃焼
器内に噴出する予混合気用空気に旋回を与えるようにし
て燃料・空気の混合を促進する。さらに、予混合気が流
れる環状通路は、その中心半径が出口に向けて小さくな
る形状で、この環状通路と同軸に円形断面の空気通路が
設けられ、その通路の入口にはスワーラが設けられ、そ
れによって旋回を与えられた空気流中に、燃料が噴射さ
れてもよい。
【0010】
【実施例】図1は本発明の空気配分制御ガスタービン燃
焼器の1実施例の構成を示す概念図であり、定置用の小
型発電ガスタービンに搭載したものである。エンジンは
一定回転数で運転される。
【0011】予混合燃焼は燃料と空気を混合した予混合
気を燃焼させるため、稀薄になるほど保炎性の低下が起
こりやすい。従って、メインバーナの希薄予混合燃焼に
よるエンジン運転中の失火を防ぐために、燃焼安定範囲
の広い、拡散火炎あるいは部分予混合火炎のパイロット
バーナ11により火炎の安定を図る必要がある。そのパ
イロットバーナ用空気通路の入口にはスワーラ3が設け
られ、それによって旋回を与えられた空気流中に、燃料
ノズル1から燃料が噴射され、スワーラ3からの空気と
混合され燃焼する。燃焼器への空気は、始動時から作動
するパイロットバーナ11のスワーラ3と、負荷運転時
において作動するメインバーナ13への予混合気用通路
14と、希釈空気通路15と固定希釈空気孔16と、燃
焼器ライナー17の冷却孔18から燃焼器内に流入す
る。
【0012】予混合気用空気通路14には、燃料噴射穴
12が設けられ、案内翼等で旋回流とされた空気中に燃
料が噴射混合され、メインバーナ13から燃焼室内へ噴
射される。この予混合気用空気通路14と希釈空気通路
15には空気流量を可変とするバタフライ弁19が設け
られている。それらは、一方がほぼ全開のときに他方は
ほぼ全閉になるように連結され、例えばサーボモータで
ある駆動装置20につながるリンク機構21により開度
が変えられる。もちろん、バタフライ弁の代わりに図3
(a)(b)に示す構造の分配器でも良い。さらに、予
混合気が濃くなり過ぎると振動燃焼を生じる現象が見ら
れ、燃焼振動を抑制し、NOx の排出を抑え、高い燃焼
効率を維持するには、燃焼領域の当量比を一定に保つ必
要があり、上記の弁の開度とメインバーナへの燃料流量
を制御するため、燃料・空気流量コントローラを設ける
のがよい。すなわち、メインバーナへの燃料流量を配管
途中に設けた流量計で測定し、その流量に比例した大き
さの信号を燃料・空気流量コントローラに送る。この燃
料流量に見合った空気流量が得られる弁の開度を、予め
与えられた弁の流量特性から算出し、弁の開度がその開
度に一致するように駆動装置に信号を送る。このように
すれば、負荷あるいは出力が変化しても、メインバーナ
の燃料と空気の流量比は、所定の値に制御される。
【0013】燃焼効率を高めるため、燃焼ガスの温度を
過度に低下させないためには、希釈空気を早期に多量に
導入するのを避けるため、固定希釈空気孔16は、希釈
空気通路15からの希釈空気の下流に配設するのがよ
い。
【0014】始動時は、パイロットバーナ11にだけ燃
料を供給するが、無負荷時に必要な流量よりも多くの燃
料が供給されるので、メインバーナへの空気通路の弁を
部分的に開け、ここからも空気が流入するようにする。
立ち上がると、図示しないエンジンのガバナーの働きに
よって燃料調量弁の通路が狭まり、パイロットバーナへ
の燃料流量は負荷時の所定量にまで減る。同時に、メイ
ンバーナへの空気通路の弁の開度を減らすことによっ
て、パイロットバーナが最適な状態にされる。負荷が増
大すると図示しないエンジンのガバナーによって燃料流
量が増大し、回転数を一定に保つように作用する。増加
した燃料はメインバーナ13へ配分し、その増加量に合
わせて予混合気用通路14への空気流量を増加させ、燃
焼領域の混合気濃度を一定に保つ。このようにすると、
始動時においては空気流速が小さく、燃焼領域が燃料過
多になることがないので、着火が確実になり、無負荷時
や低負荷時にパイロットバーナの燃料空気比が適切に保
たれ、未燃焼成分の排出を抑制できる。また、パイロッ
トバーナのスワーラは実効開口面積が小さくてすみ、流
入空気流量もそれだけ小さいので、パイロットバーナの
燃料流量を小さく絞ることができ、その結果、パイロッ
トバーナでのNOx の発生量も小さくできる。さらに、
メインバーナの予混合気の燃料濃度を適切に設定できる
ため、負荷運転時にはNOx の排出を広い範囲で減らす
ことが出来る。
【0015】この実施例の燃焼器のエンジン搭載試験に
よる排出評価実験の結果を図2に示す。この例では、出
力(負荷)100kwまではパイロットバーナだけで運転
し、それ以上の出力ではメインバーナも作動させた。パ
イロットバーナへの燃料流量を絞って、メインバーナへ
の燃料供給量と空気配分を増加させて出力を増大させ
た。メインバーナの燃料と空気の流量比を適切に取れ
ば、NOx の排出レベルは負荷に関係なく、非常に低い
値に抑制できることが実証された。試験時の最大出力約
200kwでは、NOx の排出は、現用の燃焼器のわずか
1/3で、その時の燃焼効率はほぼ100%であった。
始動時も、現用の燃焼器の場合と変わるところはなかっ
た。
【0016】本発明の燃焼器の他の実施例の概念図を図
3に示す。パイロットバーナは省略されている。予混合
気が作られる環状通路は、その中心半径が出口に向けて
小さくなる形状で、その通路の入口にはスワーラ3が設
けられ、それによって旋回を与えられた空気流中に、燃
料ノズル1から燃料が噴射され、スワーラ3からの空気
32と混合され、予混合気となって燃焼領域2へ噴出す
る。一方、希釈空気33はライナー壁4の下流で供給さ
れるが、この予混合気用空気32と希釈用空気33は1
つの空気供給口から供給され、その配分は1台の駆動装
置34によって駆動される分配器31によって制御され
る。
【0017】分配器31による流量配分は、一方が最大
のときに他方が最小となるように、しかもそれぞれが最
大から最小まで連続的に可変とされ、その流量比を予混
合気用燃料の流量変化に合わせて調節することにより、
予混合気の燃料・空気比が制御される。分配器の構造の
1例を示せば、図4(a)のものは、一端を中心に回動
する平板状の仕切り45を1つの空気流路46内に配設
し、該仕切り45をリンク機構47で左右に傾斜させる
ことによって流量配分を変化させる。同図(b)のもの
は、流路46内に左右に移動する仕切り体48を配設
し、これをリンク47によって左右に摺動させることに
よって流量配分を変化させる。
【0018】予混合気用空気の流量を充分に確保するた
め、燃焼器ライナーの冷却を、壁面の孔6から直接燃焼
領域に流入する冷却用空気によるのではなく、予混合気
用空気によって行う方法を図5に示す。予混合気用に分
配された空気は、内壁51と外壁52で形成される二重
構造の燃焼器ライナー壁の通路32を通り、燃焼器ライ
ナー内壁面を冷却した後、噴射された燃料と混合され、
燃焼室に噴出する。54は通路内に設けた薄板あるいは
翼状の案内翼であって、ここを通過する予混合気用空気
に旋回を与え、空気流中に噴射された燃料との混合を促
進する。この方式では、燃焼領域の空気が予熱されるこ
ととなり、特に燃焼器入口空気温度が高くないエンジン
では、希薄な条件で発生しやすい未燃焼成分の発生を抑
えることができる。その結果、より希薄な条件での作動
が可能となり、NOx の発生がさらに抑制される。
【0019】
【発明の効果】本発明の空気配分制御ガスタービン燃焼
器は、上記の構成により、希薄予混合燃焼方式において
予混合気用空気の流量変化を大にすることが出来、燃焼
領域の燃料・空気比を広い負荷変動範囲に対して充分に
希薄にすることが出来、NOxの排出レベルは負荷に関
係なく、非常に低い値に抑制できる等、優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気配分制御ガスタービン燃焼器の1
実施例の構成を示す概念図である。
【図2】本発明の燃焼器と現用の燃焼器とのNOx の排
出を比較したグラフである。
【図3】本発明の空気配分制御ガスタービン燃焼器の他
の実施例の構成を示す概念図である。
【図4】空気分配器の構成を示す概念図である。
【図5】燃焼器ライナー壁の冷却作用を有する空気流路
の構成を示す概念図である。
【図6】現用の典型的な燃焼器の構成を示す概念図であ
る。
【図7】現用の燃焼領域に流入する空気量を調節する方
式の燃焼器の構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1:燃料ノズル 2:燃焼領域
3:スワーラ 4:ライナー壁 5,6:空気孔
7:希釈空気孔 8:尾筒 9:バイパス弁 1
0:予混合気 11:パイロットバーナ 12:燃料噴射孔 1
3:メインバーナ 14:予混合気用空気通路 15:希釈用空気通路 1
6:希釈空気孔 17:燃焼器ライナー 18:冷却孔 1
9:バタフライ弁 20:サーボモータ 21:リンク機構 3
1:分配器 32:予混合気用空気 33:希釈用空気 3
4:分配器駆動装置 45:仕切り 46:空気流路 4
7:リンク機構 48:仕切り体 51:内壁面 5
2:外壁 54:案内翼 55:仕切り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−52125(JP,A) 特開 昭55−17095(JP,A) 特開 平4−124520(JP,A) 特開 平6−18037(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23R 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予混合気用空気と希釈用空気が流れる流路
    を有し、この流路中に希釈空気と予混合気用空気の流量
    の配分機構を配設し、希釈空気と予混合気用空気の流量
    配分が、一方が最大のときに他方が最小となるように、
    しかも、それぞれが最大から最小まで連続的に可変とさ
    れ、その流量配分を予混合気用燃料の流量変化に合わせ
    て調節することによって予混合気の燃料・空気比が制御
    されることを特徴とする空気配分制御ガスタービン燃焼
  2. 【請求項2】上記流量配分は、1台の駆動装置によって
    作動する空気分配器によって行い、その分配器の弁の位
    置を予混合気用燃料の流量変化に合わせて調節すること
    を特徴とする請求項1の空気配分制御ガスタービン燃焼
  3. 【請求項3】上記流量配分は、始動時には予混合気用空
    気を燃料を混合しない状態で燃焼領域に供給し、立ち上
    りによりこの空気供給を減らすように制御されることを
    特徴とする請求項1あるいは2の空気配分制御ガスター
    ビン燃焼器
  4. 【請求項4】燃焼器ライナー壁が内パネルと外パネルに
    よって形成される二重構造であり、そこに形成される通
    路に予混合気用空気通路が接続され、予混合気用空気が
    燃焼器ライナー内壁面を冷却した後、噴射された燃料と
    混合し、予混合気を形成することを特徴とする請求項1
    あるいは2の空気配分制御ガスタービン燃焼器
  5. 【請求項5】予混合気が燃焼室内に噴出する通路が環状
    で、燃料噴射位置よりも上流の空気通路内に薄板あるい
    は翼状の案内翼を並べ、あるいは空気通路を環状通路に
    対してその切線方向に取り付けることにより、燃焼器内
    に噴出する予混合気用空気に旋回を与えるようにしたこ
    とを特徴とする請求項3の空気配分制御ガスタービン燃
    焼器
  6. 【請求項6】予混合気が流れる環状通路は、その中心半
    径が出口に向けて小さくなる形状で、この環状通路と同
    軸に円形断面の空気通路が設けられ、その通路の入口に
    はスワーラが設けられ、それによって旋回を与えられた
    空気流中に、燃料が噴射されることを特徴とする請求項
    1あるいは2の空気配分制御ガスタービン燃焼器
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