JPH05203146A - ガスタービン燃焼器及びガスタービン発電装置 - Google Patents

ガスタービン燃焼器及びガスタービン発電装置

Info

Publication number
JPH05203146A
JPH05203146A JP4013685A JP1368592A JPH05203146A JP H05203146 A JPH05203146 A JP H05203146A JP 4013685 A JP4013685 A JP 4013685A JP 1368592 A JP1368592 A JP 1368592A JP H05203146 A JPH05203146 A JP H05203146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
burner
amount
fuel
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4013685A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Taniguchi
正行 谷口
Yoshinobu Kobayashi
啓信 小林
Kiyoshi Narato
清 楢戸
Tadataka Murakami
忠孝 村上
Shigeru Azuhata
茂 小豆畑
Michio Kuroda
倫夫 黒田
Noriyuki Hayashi
則行 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4013685A priority Critical patent/JPH05203146A/ja
Priority to US08/010,576 priority patent/US5349812A/en
Publication of JPH05203146A publication Critical patent/JPH05203146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
    • F23R3/26Controlling the air flow

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ガスタービンの全負荷帯にわたり、常にNOX
を低減することが出来るガスタービン燃焼器を提供す
る。 【構成】2系統のバーナ1,2を設け、それぞれのバー
ナに供給する燃焼空気20並びにバイパス空気口4の空
気流量を個別に制御できるようにする。パイロットバー
ナ1及びメインバーナ2へ供給された空気は混合室8で
燃料6と混合した後燃焼室37中へ噴出され、火炎を形
成する。バイパス空気量は運転負荷,空気の湿度,燃料
の発熱量に応じて制御される。 【効果】ガスタービンの全負荷帯にわたり、失火を防止
し、NOXを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン燃焼器並
びにガスタービン発電装置に係り、特に気体燃料あるい
は液体燃料を使用するのに好適な低NOX ガスタービン
燃焼器並びにガスタービン発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービン燃焼器は起動から定格負荷
にわたって作動範囲が非常に広いのが特長の一つであ
り、この広い作動範囲に適応させるために従来は特開昭
61−52523 号公報に示されているように空気量を一定に
しバーナに供給する燃料量を加減して運転されてきた。
しかし、燃料量のみを加減する運転方法では、軽負荷時
に燃料量を絞って運転するので燃料希薄となり良好な燃
焼状態が維持できなくなって未燃分が増加する。そこで
特開昭61−52523 号公報では、ガスタービンの全作動範
囲にわたって良好な燃焼状態を保ちかつ窒素酸化物(N
X )の排出量を低減することを目的として、燃焼室を
軽負荷時を担当する第1段燃焼部と高負荷時を担当する
第2段燃焼部とにわけて二段燃焼を行い、1段目の燃焼
用空気量と2段目の燃焼用空気量とをそれぞれ可変とす
ることを提案している。軽負荷時を担当する第1段燃焼
部は燃料と空気を異なる噴出口から供給して燃焼部内で
混合させながら燃焼する拡散燃焼方式とし、高負荷時を
担当する第2段燃焼部は燃料と空気を予め混合させた後
燃焼する予混合燃焼方式としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガスタービン燃焼器か
ら発生するNOX の量を低減するには、燃焼ガスの温度
を低減するのが有効とされている。燃焼ガスの温度は燃
料の量を一定とした場合には空気量が多くなるほど低く
なる。つまり燃料希薄の燃焼になるほど燃焼ガスの温度
が低くなりNOX を低減できる。しかし、拡散燃焼方式
のバーナの場合には、空気の量を多くして燃料稀薄の条
件下で燃焼させても、燃焼室内での燃料と空気の混合過
程で空気比が1付近になる領域が必ず存在するためにN
X を低減することが一般に困難であるとされており、
NOX の低減に対しては空気量をコントロールするメリ
ットが小さい。一方、予混合燃焼方式のバーナでは、燃
料稀薄燃焼とすることによりNOX 排出量を低減するこ
とができるが、このためにはタービンの負荷が変化して
も燃料と空気の混合比がNOX 排出量の少ない一定範囲
に保たれるようにする必要がある。
【0004】上記従来技術では、タービンの負荷が変化
しても燃料と空気の混合比をNOX 排出量の少ない一定
範囲に保持するための手段については全く提示していな
い。本発明の目的は、ガスタービンの起動時から定格負
荷までの全ての作動範囲にわたり、NOX 排出量を低減
できるガスタービン燃焼器及びガスタービン発電装置を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃焼室内に複
数のバーナを有し、該複数のバーナに燃料を供給する燃
料供給手段と燃料供給量を制御する燃料供給量制御手段
及び燃焼用空気を供給する空気供給手段とを有し、該バ
ーナの下流側に希釈空気口を有するガスタービン燃焼器
であって、前記複数のバーナが燃料と空気を予め混合し
て燃焼する方式の予混合燃焼バーナからなり、該予混合
燃焼バーナに供給する空気量及び前記希釈空気口の空気
量を燃料供給量の変動に応じて制御する空気量制御手段
を有するガスタービン燃焼器にある。予混合燃焼バーナ
の空気量及び希釈空気口の空気量は、燃料供給量の変動
に連動させて制御することが望ましい。バーナの燃料供
給量はタービンの負荷変動に伴って変化されることか
ら、タービンの負荷をみて空気量を制御することも可能
である。燃料は、気体と液体の何れでも良く、気体燃料
としてはLNG,LPG,都市ガスなどを使用でき、液
体燃料としてはメタノール,ナフサ,エタノール,灯
油,経由などを使用できる。
【0006】前述の複数のバーナは、起動時或は起動時
と軽負荷時を担当する第1段燃焼用バーナと第1段燃焼
用バーナでは対応できない高負荷時を担当する第2段燃
焼用バーナとの少なくとも2系統のバーナを有すること
が望ましい。燃焼室内のほぼ中央部に第1段燃焼用バー
ナを備え、該バーナを取り囲んでその周囲に第2段燃焼
用バーナを備えることが望ましい。第1段燃焼用バーナ
はパイロットバーナであってもよい。
【0007】第2段燃焼用バーナは、第1段燃焼用バー
ナの周囲に複数個備えるか或は環状のバーナとして第1
段燃焼用バーナの周囲に配置することが望ましい。
【0008】第1段燃焼用バーナと第2段燃焼用バーナ
の先端部を略同一面に位置させることによって、第1段
燃焼用バーナから第2段燃焼用バーナへ着火用バーナを
設けずして火移りさせることができる。
【0009】本発明のガスタービン燃焼器は、燃焼室内
の上流側に第1段燃焼用バーナを備え、該バーナの下流
側に第2段燃焼用バーナを備えるようにした構造の燃焼
器であってもよい。
【0010】第1段燃焼用バーナ或は第2段燃焼用バー
ナは、燃料と空気を異なる噴出口から供給して混合させ
ながら燃焼する拡散燃焼方式と燃料と空気を予め混合し
て燃焼する予混合燃焼方式との切り替えが可能のバーナ
であってもよい。このようにすることにより、起動時或
は負荷が低いときには拡散燃焼方式として火炎の失火を
防ぎ、高負荷時には予混合燃焼方式に切り替えてNOX
の低減を図ることができるようになる。
【0011】本発明の燃焼器においては、タービンの負
荷変動に伴って予混合燃焼バーナに供給する燃料供給量
が変化したならば、それに伴って該バーナに供給する空
気量を変化させ、バーナの空気比については燃料供給量
が変化しても常に所定の範囲内に保持されるようにする
ことが望ましい。これにより、低NOX 燃焼を実現する
ことが可能となる。バーナの空気比は、流入空気量/完
全燃焼に必要な理論空気量の比で表され、この比を1.
6〜1.8に保持することが望ましい。
【0012】バーナの空気量制御手段及び希釈空気量制
御手段には、角度可変の旋回羽根を設け、該羽根の角度
を変えることによって空気流量を調整する空気旋回型構
造とすることが望ましく、これにより空気量を所定の量
まで速やかに変動させることができる効果がある。
【0013】本発明のガスタービン燃焼器において希釈
空気口の空気量は、バーナの燃料供給量の変動に伴うバ
ーナ空気量の変化に応じて変化させるだけでなく、燃料
の発熱量及び/或は燃焼用空気の湿度の変化を加味して
制御することが望ましい。
【0014】また、燃焼器内の各バーナには、燃料と空
気の混合気体の噴流が衝突する流路抵抗体よりなる保炎
手段を設けることが望ましく、これにより予混合燃焼時
の火炎の失火を抑制することができる。
【0015】また、第1段燃焼用バーナは、流路抵抗体
の内部から燃料を噴出させる燃料噴出手段を有すること
が望ましい。
【0016】本発明はまた、燃焼室内に燃料と空気を予
め混合して燃焼する予混合燃焼方式の複数のバーナを備
え該バーナの下流側に希釈空気口を有する燃焼器と、該
燃焼器へ導入される空気の圧縮機と、前記燃焼器で得ら
れた燃焼ガスによって駆動されるタービン及び該タービ
ンで得られた動力で駆動される発電機とを具備し、前記
燃焼器内のバーナの燃料供給量をタービンの負荷変動に
応じて制御するバーナ燃料供給量制御手段と前記バーナ
の空気比を所定の範囲に保持すべく燃料供給量の変動に
伴って空気量を制御するバーナ空気量制御手段と前記バ
ーナの空気量の変動に応じて希釈空気口の空気量を制御
する希釈空気量制御手段とを備えたガスタービン発電装
置にある。
【0017】また、燃焼室内に燃料と空気を予め混合し
て燃焼する予混合燃焼方式の複数のバーナを備え該バー
ナの下流側に希釈空気口を備えた燃焼器と、該燃焼器へ
導入される空気の圧縮機と、前記燃焼器で得られた燃焼
ガスによって駆動されるタービンと、該タービンで得ら
れた動力で駆動される発電機及び前記タービンの負荷変
動に応じて燃焼器に制御指令を送る中央操作室とを具備
し、前記中央操作室からの指令によって前記燃焼器内の
バーナの燃料供給量を制御するバーナ燃料供給量制御手
段と、前記バーナの燃料供給量の変動に伴って空気量を
変化させ空気比を所定の範囲に保持するバーナ空気量制
御手段及び前記バーナの空気量の変動に応じて希釈空気
口の空気量を制御する希釈空気量制御手段とを備え、前
記中央操作室に前記バーナ空気量制御手段の制御量とタ
ービン負荷及び前記燃焼器内の複数のバーナに供給され
る燃料量或は/及び燃料制御条件を表示するディスプレ
イを備えたガスタービン発電装置にある。
【0018】中央操作室にはタービンの負荷とバーナ空
気量制御手段の制御量或は/及び希釈空気量制御手段の
制御量とを関係づけたプログラムを備え、これに沿って
バーナ空気量制御手段及び希釈空気量制御手段を制御す
ることが望ましい。
【0019】また、中央操作室には更にタービン負荷と
前記バーナ燃料供給量制御手段の制御量とを関係づけた
プログラムを備えておくことが望ましい。
【0020】中央操作室にバーナ空気量制御手段の制御
量とタービン負荷及び燃焼器内の複数のバーナに供給さ
れる燃料量或は/及び燃料制御条件を表示するディスプ
レイを備えておき、ディスプレイに表示されたデ−タに
より前記バーナの空気量或は燃料量が適正か否かを判断
して空気量或は燃料量を制御することが望ましい。
【0021】中央操作室には更に燃料の発熱量或は/及
び燃焼用空気の湿度を表示するディスプレイを備えてお
き、このディスプレイに表示された燃料の発熱量或は/
及び燃焼用空気の湿度に基づいて前記燃焼器の希釈空気
口の空気流量を補足制御することが望ましい。
【0022】
【作用】燃焼器内に第1段燃焼用バーナと第2段燃焼用
バーナを含む少なくとも2系統の予混合燃焼方式のバー
ナを設け、燃焼器内のバーナの下流側に希釈空気口を設
け、それぞれの系統のバーナに供給する空気量及び希釈
空気口に供給する空気量を独立に制御できるようにする
ことにより、第1段燃焼用バーナから第2段燃焼用バー
ナへの火移り時に希釈空気量を多くし、燃焼空気量を少
なくして火炎の失火を防ぐことができる。また、高負荷
運転時には希釈空気口を閉じ、燃焼器に流入する空気の
ほぼ全てを燃焼用空気として使用できるため、NOX
低減に充分な燃料稀薄の条件で燃焼させることができ
る。
【0023】また、各バーナに火炎を安定化する保炎手
段を設けることにより、火炎の失火を更に抑制すること
ができる。
【0024】燃焼器の起動時の着火性を良くするため
に、第1段燃焼用バーナは拡散燃焼方式と予混合燃焼方
式との切り替えが可能のバーナとし、起動時には拡散燃
焼させることが望ましい。
【0025】ガスタービンの負荷が低いとき、特に火移
り時のNOX 排出量を低減するには2系統のバーナを略
同一面上に配置することが有効である。火移り時には、
低負荷時に使用するバーナの火炎の失火を防ぐため、一
時的に該バーナの空気比を当量混合比付近に設定する必
要があるが、この時にはNOX が排出されやすい。2系
統のバーナを略同一面上に配置することで、高負荷時に
使用するバーナから噴出される空気により軽負荷時用バ
ーナ火炎中の燃料を稀釈することができ、火移り時のN
X 排出量を低減できる。
【0026】火炎を安定化する機構は、具体的にはバー
ナ出口から噴出される空気、または燃料と空気の混合気
体の噴流内部に設けられた流れの抵抗体とするのがよ
い。
【0027】また、バーナ及び希釈空気口に供給する空
気量を制御する機構は、具体的には、それぞれの空気取
り入れ口に設けられた角度が可変の旋回羽根とするのが
よく、特にそれぞれの空気取り入れ口に設けられたスラ
イドリングとするのがよい。予混合燃焼バーナの火炎安
定性をさらに向上させるには、火炎を安定化する機構と
して、バーナ出口から噴出される空気、または燃料と空
気の混合気体の噴流が衝突する流れの抵抗体を設け、前
記予混合燃焼バーナには流れの抵抗体の内部から燃料を
噴出させる機構を設けることが有効である。抵抗体の内
部から燃料を噴出させることで火炎内部に局所的に燃料
の濃い領域が形成されるため、平均的な燃料濃度が稀薄
燃焼限界を越えていても火炎を安定に形成できる。特に
この流れの抵抗体の内部から燃料を噴出させる機構を第
1段燃焼用バーナに設けることで火移り時の失火を防ぐ
ことができる。
【0028】空気の湿度が高いとき或は燃焼の発熱量が
低いときには、燃焼用空気量が少なくてもNOX 排出量
が低減できるが、失火しやすい。一方、空気の湿度が低
いとき或は燃焼の発熱量が高いときには、失火しにくい
が、NOX 排出量を低減するためには燃焼用空気量を増
やす必要がある。このことから、燃焼用空気の湿度を測
定し、空気湿度の変化に応じて希釈空気口の空気量を変
化させる機構、或は燃料の発熱量を測定し、発熱量の変
化に応じて希釈空気口の空気量を変化させる機構を設け
ることで、湿度,発熱量が変化しても常に燃焼用空気量
を最適に保つことができる。燃料の発熱量或は/及び燃
焼用空気の湿度が年間を通してどのように変化するかを
予め求め、これに伴う希釈空気口の空気量の変化分を予
め設定したプログラムを準備しておくことは望ましい。
このプログラムに沿って希釈空気口の空気量を変化させ
るようにすれば、以後はバーナの空気量の変化に応じて
希釈空気口の空気量を制御するだけでよくなる。要する
に燃料の発熱量或は/及び燃焼用空気の湿度を測定して
それに伴う希釈空気口の空気量の変化分を加味しなくて
もよくなる。
【0029】本発明において、過剰の空気と燃料を予め
混合して燃焼する燃料希薄予混合燃焼を行うことによ
り、火炎内の全ての領域で燃料希薄の条件で燃焼がなさ
れるようになり、NOX を低減できる。また、このよう
な燃料希薄予混合燃焼法では、燃焼の反応領域を小さく
することができ、火炎を短くして高負荷燃焼できるとい
う効果がある。
【0030】
【実施例】以下、図面に従い本発明を説明する。
【0031】図1は、本発明の一実施例のガスタービン
燃焼器の断面図を含むガスタービン発電装置の概略系統
図である。図2は中央操作室への信号の入出経路を示し
ている。
【0032】燃焼器100は、外筒34,内筒35,第
1段燃焼用バーナとしてのパイロットバーナ1,第2段
燃焼用バーナとしてのメインバーナ2,希釈空気口(以
下、バイパス空気口とも称す)4などから構成される。
【0033】燃焼用空気20は、空気圧縮器16により
圧縮された後、燃焼器100中に流入する。燃焼用空気
20は、外筒34と内筒35の間を流れ、混合室8を経
てパイロットバーナ1,メインバーナ2から燃焼室37
中へ噴出される。一部の燃焼用空気20は、バイパス空
気口4,冷却空気口36から燃焼室中へ噴出される。燃
焼室37で発生した燃焼気体15はトランジションピー
ス59を経てタービン17へ導入され、タービン17及
びタービン17と接続された発電機22を駆動する。
【0034】パイロットバーナ1は燃焼器の中心軸付近
に設け、パイロットバーナ1の周囲にリング状のメイン
バーナ2を設ける。パイロットバーナ1及びメインバー
ナ2の出口開口部には保炎器3を設ける。保炎器3は中
空構造とし内部に冷却流体を供給するとよい。図1に示
す燃焼器では、メインバーナ2に設けた保炎器3を冷却
用圧縮空気7により冷却している。冷却用圧縮空気7
は、燃焼用空気20の一部を分岐し、小型圧縮器55に
てさらに昇圧した後、保炎器3へ導かれる。保炎器3を
冷却後、冷却空気は混合室8中に放出される。パイロッ
トバーナ1に設けた保炎器3の内部には燃料を供給し、
冷却するようにしている。
【0035】燃料は、燃料ノズル6からパイロットバー
ナ1及びメインバーナ2に設けられたそれぞれの混合室
8中に噴出される。パイロットバーナ1に供給する燃料
の一部は保炎器3の側面あるいは中央から噴出する。こ
のため、パイロットバーナ1では保炎器3近傍の燃料濃
度を周囲より濃くすることができる。これにより部分的
に拡散火炎が形成され、火炎安定性が向上する。従っ
て、着火,火移り時など火炎の吹き消えが生じやすい運
転時には、保炎器3の側面あるいは中央から燃料を噴出
すると良い。
【0036】パイロットバーナ1とメインバーナ2は略
同一面上に配置する。これによりパイロット火炎から主
火炎への火移りが容易になる。バイパス空気口4はメイ
ンバーナ2の出口開口部より下流に設けるとよい。この
ためにバイパス空気ガイド4aをメインバーナの下流側
まで延ばすのが良い。これにより、メイン火炎がバイパ
ス空気流により吹き消されるのを防ぐことができるよう
になる。なお、燃焼用空気200の一部をバイパス空気
ガイド4aに沿って流してバイパス空気ガイド4aを冷
却し火炎による加熱から保護することが望ましい。
【0037】それぞれのバーナに設けられた混合室8及
びバイパス空気口4の入口には、角度が可変の旋回羽根
5が設けられている。この旋回羽根5の角度を変えるこ
とにより、それぞれのバーナ及びバイパス空気口の流入
口の面積をそれぞれ変えることができ、それぞれのバー
ナに流入する空気量、及びバイパス空気量をそれぞれ制
御することができる。なお、旋回羽根5の角度を変える
と、空気流量と同時に旋回強度も変わるが、それぞれの
バーナには保炎器3を設けているので、旋回強度に影響
されずに火炎を安定化することができる。また、流れに
強い旋回を与えることが望ましくないときには、混合室
8中にハニカム9等を挿入し旋回強度を弱めると良い。
バイパス空気口4は、パイロットバーナ1或はメインバ
ーナ2内の空気の流れと平行するように設けることが望
ましい。これにより空気の流路抵抗を下げることがで
き、ガスタービンの効率を高めることができる。
【0038】燃料90は、燃料タンク23より供給さ
れ、燃料発熱量測定装置24にて発熱量を測定した後、
パイロット拡散燃料流量制御装置50,パイロット予混
合燃料流量制御装置51,メイン燃料流量制御装置52
をへて燃焼器へ供給される。それぞれの燃料流量制御装
置では、ガスタービン負荷信号40に基づき燃料流量と
燃料配分比が決定される。
【0039】燃焼用空気20は、湿度測定装置19にて
湿度が測定され、空気圧縮器16により圧縮された後、
燃焼器中に流入する。パイロットバーナ,メインバー
ナ,バイパス空気口のそれぞれに流入する空気量は、旋
回羽根5の角度を変えることでそれぞれ制御される。そ
れぞれの旋回羽根5の角度(開度)は、ガスタービン負
荷信号40,空気湿度信号42,燃料発熱量信号41等
に基づき、パイロット空気流量制御装置45,メイン空
気流量制御装置44,バイパス空気流量制御装置43に
よりそれぞれ決定される。パイロット空気流量制御用の
旋回羽根5の角度(開度)、及びメイン空気流量制御用
の旋回羽根5の角度(開度)は、ガスタービン負荷信号
40に基づき決定される。バイパス空気流量制御用の旋
回羽根5の角度(開度)はガスタービン負荷信号40,
空気湿度信号42,燃料発熱量信号41に基づき決定さ
れる。
【0040】パイロット空気流量制御用の旋回羽根5の
角度(開度)信号46,メイン空気流量制御用の旋回羽
根5の角度(開度)信号47,バイパス空気流量制御用
の旋回羽根5の角度(開度)信号48は中央操作室へ送
られ、ディスプレイ49上にそれぞれの旋回羽根5の角
度(開度)または、パイロット空気流量,メイン空気流
量、及びバイパス空気流量の配分比が表示される。さら
に、ガスタービン負荷信号40,空気湿度信号42,燃
料発熱量信号41,パイロット拡散燃料流量信号56,
パイロット予混合燃料流量信号57、及びメイン燃料流
量信号58も中央操作室へ送られ、ディスプレイ49上
に表示される。
【0041】図1に示す燃焼器の保炎器3の詳細図を図
3及び図4に示す。図3及び図4では保炎器3の冷却方
法が異なっている。
【0042】図3は圧縮冷却空気7により冷却する方法
である。保炎器3は2重の中空構造とし、圧縮冷却空気
7を高速で保炎器3の内面に衝突させることにより冷却
する。冷却後の空気は混合室8中に放出するのが良い。
冷却後の空気を保炎器の側面,先端,あるいは中央から
放出すると、冷却空気により火炎が吹き消される。な
お、保炎器の中央部から燃料90を放出しているのは、
保炎器3の近傍に燃料濃度が局所的に濃い領域を形成す
るためである。
【0043】図4の保炎器3では、燃料90を保炎器3
の内面に衝突させることにより冷却する。この保炎器は
パイロットバーナ用に好適である。燃料90は保炎器3
の側面から放出する。このように燃料を放出すると、保
炎器3の近傍に燃料濃度が局所的に濃い領域が形成され
るため、火炎の安定性が向上する。
【0044】図5は図1に示した燃焼器の空気流量制御
機構を拡大して示した図である。回転軸10により旋回
羽根5の角度を変えることができる。旋回羽根5はそれ
ぞれ連節棒11にて接続されているため、それぞれの旋
回羽根5の角度は同時に変化する。なお、小径の旋回羽
根はパイロットバーナ用であり、大径の旋回羽根はメイ
ンバーナ用を示している。
【0045】図6は図1に示した燃焼器を用いたときの
ガスタービン負荷と空気流量の関係を示した図である。
ガスタービンの起動時にはバイパス空気量を多くし、メ
イン空気量は少なくする。パイロット空気量は、パイロ
ット火炎の安定性が最も良い当量混合比付近となるよう
に調節する。タービンの回転数が増加するに従い全体の
空気流量も増加する。この時には、バイパス空気量,メ
イン空気量,パイロット空気量の比はほぼ一定とする。
【0046】ガスタービン負荷が0%から100%まで
の間では、燃焼器に供給される空気量はほぼ一定であ
る。負荷が0%からメイン火炎に点火するまでの間は、
負荷の増加に伴い、バイパス空気量を減少させ、パイロ
ット空気量を増加させる。メイン火炎に点火する時には
メイン空気量を増加させ、これに伴いバイパス空気量を
減少させる。メイン火炎に点火した後、負荷100%ま
での間では、パイロット空気量を負荷の増加に応じて増
加させる一方、バイパス空気量を減少させる。パイロッ
ト空気量は一旦減じた後、ほぼ一定流量を保つ。負荷が
100%のときには、バイパス空気量はほぼ0とする。
従って、負荷が100%のときには、燃焼器の冷却に最
低限必要な量を除き、燃焼器に流入する空気のほぼ全量
を燃焼用空気として使用できる。従って、燃料濃度が充
分に希薄な条件で予混合燃焼させることができ、NOX
排出量を低減できる。図6のプログラムを準備し、これ
に基づいて各バーナ及びバイパス空気流量を制御するこ
とにより、ガスタービン負荷に応じた空気流量制御を自
動的に行うことが可能になる。
【0047】図7は、従来のメイン空気量,パイロット
空気量の制御機構は有するが、バイパス空気量の制御機
構を持たない燃焼器を用いたときのガスタービン負荷と
空気流量の関係を示した図である。この燃焼器では負荷
に応じてメイン空気量,パイロット空気量の流量を変化
させることはできるが、バイパス空気量の制御機構を持
たないため、負荷が100%のときにも空気の一部はバ
イパス空気として放出される。したがって、本発明の燃
焼器と比べて、特に高負荷運転時に燃焼空気が不足す
る。即ち、燃料濃度が充分に希薄な条件で予混合燃焼さ
せることができないため、NOX 排出量が高くなる。
【0048】図8はガスタービン負荷と燃料流量との関
係を示した図である。ガスタービンの負荷が低いときに
はパイロット燃料のみを投入し、負荷の増加に応じてパ
イロット燃料量を増加させる。また、火炎の吹き消えが
生じやすい起動時にはパイロット火炎の拡散燃焼割合を
大きくし、負荷の増加に応じて拡散燃焼割合を徐々に減
少させる。メイン火炎の点火時にはパイロット燃料量を
約1/2に減じ、減じたパイロット燃料量と同量のメイ
ン燃料を供給する。メイン火炎に点火後は、パイロット
燃料量はほぼ一定とし、負荷の増加に応じてメイン燃料
量を増加させる。また、メイン火炎に点火後は、パイロ
ット火炎の拡散燃焼割合を極めて小さくするか、あるい
は、パイロット火炎も全て予混合火炎とする。
【0049】図9は本発明の燃焼器を用いたときの、ガ
スタービン負荷と空気の配分比を示した図である。本発
明の燃焼器ではバイパス空気量を独立に制御することが
出来るため、ガスタービン負荷の低いときには空気の大
部分をバイパスさせ、パイロット火炎,メイン火炎の空
気比を安定燃焼出来る範囲に保つことが出来る一方、ガ
スタービン負荷の高いときには、冷却に必要な最低限の
空気を除きほぼ全ての空気を燃焼用空気として利用する
ことが出来、可燃限界近くの充分に燃料が稀薄な条件で
予混合火炎燃焼させることが出来るため、NOX 濃度が
低くなる。
【0050】また、NOX 排出濃度は空気の湿度,燃料
の発熱量に強く影響される。一般に空気の湿度が高いと
き、及び、燃料の発熱量が低いときにはNOX 排出濃度
は低くなるが火炎安定性が低下し、失火しやすくなる。
本発明の燃焼器では空気の湿度が高いとき、及び、燃料
の発熱量が低いときには、バイパス空気量を通常より多
くすることで、メイン空気量,パイロット空気量をそれ
ぞれ図9の点線,一点鎖線のように減じ、失火を防ぐこ
とが出来る。一方、空気の湿度が低いとき、燃料の発熱
量が高いときにはバイパス空気量を少なくし、メイン空
気量,パイロット空気量をそれぞれ図9の実線のように
増加させることでNOX 排出濃度を低減することが出来
る。
【0051】図10はメイン,パイロット空気量は制御
するが、バイパス空気量を独立に制御する機構のない従
来の燃焼器を用いたときの、ガスタービン負荷と空気の
配分比を示した図である。この時にはバイパス空気口を
閉じることが出来ないので、ガスタービン負荷が高いと
きにも空気の一部がバイパスするため、充分に燃料が稀
薄な条件で予混合火炎燃焼させることが出来ない。ま
た、空気の湿度,燃料の発熱量に応じてバイパス空気量
を制御することが出来ない。
【0052】図11は本発明の燃焼器を用いたときの、
ガスタービン負荷とパイロット火炎,メイン火炎それぞ
れの燃料濃度(燃空比)との関係を示したものである。
当量混合比付近でパイロット火炎を点火したのち、燃空
比(燃料流量/空気流量)を小さくし、ガスタービンの
運転負荷帯(負荷0%〜100%)ではパイロット火
炎,メイン火炎の燃料濃度(燃空比)が、NOX 排出濃
度の低い燃料稀薄な条件に常に保たれるように空気流量
を制御する。従って、ほぼ全運転負荷帯にわたりNOX
排出濃度は低い。ただし、メイン火炎に点火する時には
パイロット火炎の燃料濃度を当量混合比付近に設定する
必要がある。これは、パイロット火炎からメイン火炎へ
燃料の切り換えを行う必要があり、このときにパイロッ
ト火炎の失火を防ぐためである。このため、メイン火炎
に点火する時に一時的にNOX 排出濃度が高くなりやす
い。
【0053】このメイン火炎に点火する時のNOX 排出
濃度を低減するためには、図1に示す燃焼器のようにパ
イロットバーナとメインバーナを略同一平面上に設ける
のが良い。このようにパイロットバーナとメインバーナ
を設置すると、パイロット火炎の燃料濃度(燃空比)が
当量混合比付近であっても、メインバーナから噴出され
る空気によりパイロット火炎中の燃料が稀釈され、NO
X 排出濃度が低減される。
【0054】メイン空気による稀釈の効果を検証した燃
焼装置を図12に、実験結果を図13に示す。図12に
示す燃焼装置の中央に保炎器3を用いてパイロット火炎
を形成し、メイン空気が流れているときといないときの
NOX 排出濃度を比較した。図13に示されるように、
パイロット火炎の周囲にメイン空気が全空気量の約40
%流れているときには、パイロット火炎の燃料濃度が当
量混合比(空気比1.0)付近であってもNOX排出濃度
は比較的低い。これは、パイロット燃料が燃焼前にメイ
ン空気により稀釈されるためである。
【0055】図14は、本発明のガスタービン燃焼器を
用いたときのガスタービン負荷とNOX 排出濃度との関
係を示したものである。本発明の燃焼器では従来の燃焼
器と比べ、全負荷帯にわたりNOX 排出濃度が低くな
る。特に、メイン火炎に点火する燃料切り換え負荷時に
は、パイロット火炎の空気比が当量混合比付近になるた
め一時的にNOX 排出濃度が高くなりやすいが、本発明
の燃焼器ではこのときメインバーナから噴出される空気
によりパイロット火炎中の燃料が稀釈されるため、NO
X 排出濃度が低減される。また、バイパス空気量を独立
に制御できるため、負荷100%のときにほぼ全ての空
気を燃焼用空気として使用できるため、燃料濃度が稀薄
な条件で予混合燃焼でき、NOX 排出濃度が低減され
る。また、空気の湿度,燃料の発熱量が変動しても、バ
イパス空気量を調節することにより失火を防ぎ、かつN
X 排出濃度を常に低くすることが出来る。
【0056】図15は、本発明の燃焼器の一変形例であ
り、中央のパイロットバーナを拡散燃焼バーナとしたも
のである。パイロットバーナの出口付近に旋回器12を
設け、旋回流の作用によりパイロットバーナを安定化す
る。この燃焼器でも角度可変の旋回羽根5がパイロット
バーナ,メインバーナ,バイパス空気口それぞれに設け
てある。
【0057】図16は、本発明の燃焼器の一変形例の燃
焼器及びこの燃焼器を用いたときのガスタービン発電装
置の一実施例を示す。
【0058】燃焼用空気20は、湿度測定装置19にて
湿度が測定され、空気圧縮器16により圧縮された後、
燃焼器中に流入する。燃焼用空気20は、外筒34と内
筒35の間を流れ、1次燃焼室38,2次燃焼室39中
へ噴出される。燃焼室で発生した燃焼気体15は図示し
ないトランジションピースを経てタービン17へ導入さ
れ、タービン17及びタービン17と接続された発電機
22を駆動する。タービン17を駆動した後の排ガス2
1はNOX濃度測定装置18によりNOX濃度を測定され
た後、放出される。
【0059】燃料は、燃料タンク23より供給され、燃
料発熱量測定装置24にて発熱量を測定した後、燃料流
量制御装置25をへて、燃焼器へ供給される。燃料流量
制御装置25では、ガスタービン負荷信号及びNOX
度測定装置18からのNOX濃度信号に基づき、燃料流
量と燃料配分比が決定される。
【0060】燃焼器は、流れ方向に1次燃焼室38、及
び2次燃焼室に分割されている。1次燃焼室38中には
燃料90を直接噴出し、拡散燃焼させる。2次燃焼室中
には混合室8で燃料90を空気と混合した後供給し、予
混合燃焼させる。2次燃焼室中に形成される予混合火炎
は保炎器3により安定化する。2次燃焼室中供給される
空気量、及びバイパス空気口4から放出されるバイパス
空気量は、スライドリング14によりそれぞれ独立に調
節される。スライドリングの開度は燃焼空気量制御装置
26及びバイパス空気量制御装置27によりそれぞれ決
定される。
【0061】燃焼空気量制御装置26では、ガスタービ
ン負荷信号及びNOX 濃度測定装置18からのNOX
度信号に基づきスライドリングの開度が決定され、2次
燃焼室中供給される空気量が制御される。一方、バイパ
ス空気量制御装置27では、空気湿度信号及び燃料発熱
量信号に基づきスライドリングの開度が決定され、バイ
パス空気量が制御される。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、全ての運転負荷範囲で
NOX 濃度を低減できるガスタービン燃焼器が提供でき
る。また、空気湿度,燃料発熱量が変化しても火炎を失
火させることなくNOX 濃度を低減できるガスタービン
燃焼器が提供できる。このため、季節によるNOX 濃度
の変化が少ないガスタービン燃焼器が提供できる。
【0063】本発明のガスタービン用燃焼器をガスター
ビン発電設備に適用することで、発電設備に設けられた
脱硝装置で使用するアンモニア量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すガスタービン発電装置
の系統図。
【図2】図1の装置における中央操作室の信号の入出経
路を示す図。
【図3】燃焼器のバーナに備える保炎器の一実施例を示
す詳細図。
【図4】燃焼器の保炎器の他の実施例を示す詳細図。
【図5】燃焼器の空気流量制御機構の詳細図。
【図6】図1の燃焼器によるガスタービン負荷と空気流
量の関係を表す曲線図。
【図7】従来の燃焼器を用いたときのガスタービン負荷
と空気流量の関係を表す曲線図。
【図8】図1の燃焼器を用いたときのガスタービン負荷
と燃料流量の関係を表す曲線図。
【図9】図1の燃焼器を用いたときのガスタービン負荷
と空気配分比の関係を表す曲線図。
【図10】従来の燃焼器を用いたときの、ガスタービン
負荷と空気配分比の関係を表す曲線図。
【図11】図1の燃焼器を用いたときのガスタービン負
荷と各バーナでの燃料濃度(燃空比)の関係を表す曲線
図。
【図12】本発明の燃焼器を適用したときの燃料切り換
え時のNOX 低減効果を検証するために使用した燃焼器
の断面図。
【図13】図12の燃焼器を適用したときの燃料切り換
え時のNOX 低減効果を示す曲線図。
【図14】本発明の燃焼器を適用したときのガスタービ
ン負荷とNOX 排出濃度の関係を示す図。
【図15】本発明の他の実施例の燃焼器の断面図。
【図16】本発明の他の実施例のガスタービン発電装置
の系統図。
【符号の説明】
1…パイロットバーナ、2…メインバーナ、3…保炎
器、4…バイパス空気口、5…角度可変の旋回羽根、6
…燃料ノズル、7…保炎器冷却用空気、8…混合室、1
4…スライドリング、15…燃焼気体、16…空気圧縮
器、17…タービン、19…湿度測定装置、20…燃焼
用空気、21…排ガス、22…発電機、23…燃料タン
ク、24…燃料発熱量測定装置、34…外筒、35…内
筒、36…冷却空気口、37…燃焼室、40…ガスター
ビン負荷信号、41…燃料発熱量信号、42…空気湿度
信号、43…バイパス空気流量制御装置、44…メイン
空気流量制御装置、45…パイロット空気流量制御装
置、46…バイパス空気流量制御用旋回羽根の角度(開
度)信号、47…メイン空気流量制御用旋回羽根の角度
(開度)信号、48…パイロット空気流量制御用旋回羽
根の角度(開度)信号、49…ディスプレイ、50…パ
イロット拡散燃料流量制御装置、51…パイロット予混
合燃料流量制御装置、52…メイン燃料流量制御装置、
56…パイロット拡散燃料流量信号、57…パイロット
予混合燃料流量信号、58…メイン燃料流量信号、59
…トランジションピース、90…燃料、100…燃焼
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 忠孝 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 小豆畑 茂 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 黒田 倫夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 林 則行 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼室内に複数のバーナを有し、該複数の
    バーナに燃料を供給する燃料供給手段と燃料供給量を制
    御する燃料供給量制御手段及び燃焼用空気を供給する空
    気供給手段とを有し、該バーナの下流側に希釈空気口を
    有するガスタービン燃焼器において、前記複数のバーナ
    が燃料と空気を予め混合して燃焼する方式の予混合燃焼
    バーナからなり、該予混合燃焼バーナに供給する空気量
    及び前記希釈空気口の空気量を燃料供給量の変動に応じ
    て制御する空気量制御手段を有することを特徴とするガ
    スタービン燃焼器。
  2. 【請求項2】燃焼室内に複数のバーナを有し、該複数の
    バーナに燃料を供給する燃料供給手段と燃料供給量を制
    御する燃料供給量制御手段及び燃焼用空気を供給する空
    気供給手段とを有し、該バーナの下流側に希釈空気口を
    有するガスタービン燃焼器において、前記複数のバーナ
    が燃料と空気を予め混合して燃焼する方式の予混合燃焼
    バーナからなり、該バーナの燃料供給量の変動に伴なっ
    て該バーナに供給する空気量及び前記希釈空気口の空気
    量を制御する空気量制御手段を有することを特徴とする
    ガスタービン燃焼器。
  3. 【請求項3】燃焼室内に複数のバーナを有し、該複数の
    バーナに燃料を供給する燃料供給手段と燃料供給量を制
    御する燃料供給量制御手段及び燃焼用空気を供給する空
    気供給手段とを有し、該バーナの下流側に希釈空気口を
    有するガスタービン燃焼器において、前記複数のバーナ
    が燃料と空気を予め混合して燃焼する方式の予混合燃焼
    バーナからなり、該予混合燃焼バーナに供給する空気量
    及び前記希釈空気口の空気量をタービンの負荷変動に対
    応して変動させる空気量制御手段を有することを特徴と
    するガスタービン燃焼器。
  4. 【請求項4】請求項1〜3において、前記燃焼室内のほ
    ぼ中央部に第1段燃焼用バーナを備え、該バーナを取り
    囲んでその周囲に第2段燃焼用バーナを複数個備えたこ
    とを特徴とするガスタービン燃焼器。
  5. 【請求項5】請求項1〜3において、前記燃焼室内のほ
    ぼ中央部に第1段燃焼用バーナを備え、該バーナを取り
    囲んでその周囲に環状の第2段燃焼用バーナを備えたこ
    とを特徴とするガスタービン燃焼器。
  6. 【請求項6】請求項1〜5において、前記複数のバーナ
    は先端部が略同一面に位置することを特徴とするガスタ
    ービン燃焼器。
  7. 【請求項7】燃焼室内の上流側に第1段燃焼用バーナを
    有し、該バーナの下流側に第2段燃焼用バーナを有し、
    該第2段燃焼用バーナの下流側に希釈空気口を有し、該
    第1段燃焼用バーナ及び該第2段燃焼用バーナに燃料を
    供給する燃料供給手段と燃料供給量を制御する燃料供給
    量制御手段及び燃焼用空気を供給する空気供給手段とを
    有するガスタービン燃焼器において、前記第1段燃焼用
    バーナ及び前記第2段燃焼用バーナがいずれも燃料と空
    気を予め混合して燃焼する方式の予混合燃焼バーナから
    なり、該予混合燃焼バーナに供給する空気量及び前記希
    釈空気口の空気量を燃料供給量の変動に対応して制御す
    る空気量制御手段を有することを特徴とするガスタービ
    ン燃焼器。
  8. 【請求項8】燃焼室内に複数のバーナを有し、該複数の
    バーナに燃料を供給する燃料供給手段と燃料供給量を制
    御する燃料供給量制御手段及び燃焼用空気を供給する空
    気供給手段とを有し、該バーナの下流側に希釈空気口を
    有するガスタービン燃焼器において、前記複数のバーナ
    が燃料と空気を異なる噴出口から供給して混合させなが
    ら燃焼する拡散燃焼方式と燃料と空気を予め混合して燃
    焼する予混合燃焼方式との切り替えが可能のバーナから
    なり、予混合燃焼時の前記各バーナに供給する空気量及
    び前記希釈空気口の空気量を燃料供給量の変動に応じて
    制御する空気量制御手段を有することを特徴とするガス
    タービン燃焼器。
  9. 【請求項9】燃焼室内に複数のバーナを有し、該複数の
    バーナに燃料を供給する燃料供給手段と燃料供給量を制
    御する燃料供給量制御手段及び燃焼用空気を供給する空
    気供給手段とを有し、該バーナの下流側に希釈空気口を
    有するガスタービン燃焼器において、前記複数のバーナ
    が燃料と空気を予め混合して燃焼する方式の予混合燃焼
    バーナからなり、該予混合燃焼バーナに供給する空気量
    を燃料供給量の変動につれて変化させて所定の空気比を
    保持するバーナ空気量制御手段及び前記予混合燃焼バー
    ナの空気量の変化に伴って前記希釈空気口の空気量を制
    御する希釈空気量制御手段を有することを特徴とするガ
    スタービン燃焼器。
  10. 【請求項10】請求項1〜3において、前記空気量制御
    手段が角度可変の旋回羽根を有し該羽根の角度を変える
    ことによって空気流量を調整する空気旋回型構造を有す
    ることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  11. 【請求項11】燃焼室内のほぼ中央部に第1段燃焼用バ
    ーナを有し、該バーナを取り囲んでその周囲に第2段燃
    焼用バーナを有し、前記各段のバーナに燃料を供給する
    燃料供給手段と燃料供給量を制御する燃料供給量制御手
    段及び燃焼用空気を供給する空気供給手段とを有し、該
    バーナの下流側に希釈空気口を有するガスタービン燃焼
    器において、前記第1段燃焼用バーナが燃料と空気を異
    なる噴出口から供給して混合させながら燃焼する拡散燃
    焼方式と燃料と空気を予め混合して燃焼する予混合燃焼
    方式との切り替えが可能のバーナからなり、前記第2段
    燃焼用バーナが予混合燃焼方式のバーナからなり、予混
    合燃焼時の前記各段のバーナに供給する空気量を燃料供
    給量の変動に伴って変化させて所定の空気比を保持する
    バーナ空気量制御手段及び予混合燃焼時の前記各段のバ
    ーナの空気量の変動に伴って前記希釈空気口の空気量を
    制御する希釈空気量制御手段を有することを特徴とする
    ガスタービン燃焼器。
  12. 【請求項12】燃焼室内に複数のバーナを有し、該複数
    のバーナに燃料を供給する燃料供給手段と燃料供給量を
    制御する燃料供給量制御手段及び燃焼用空気を供給する
    空気供給手段とを有し、該バーナの下流側に希釈空気口
    を有するガスタービン燃焼器において、前記複数のバー
    ナが燃料と空気を予め混合して燃焼する方式の予混合燃
    焼バーナからなり、該予混合燃焼バーナに供給する空気
    量を燃料供給量の変動に伴って制御するバーナ空気量制
    御手段及び前記希釈空気口の空気量を燃料供給量の他に
    燃料の発熱量及び/或は燃焼用空気の湿度に応じて制御
    する希釈空気量制御手段を有することを特徴とするガス
    タービン燃焼器。
  13. 【請求項13】燃焼室内に複数のバーナを有し、該複数
    のバーナに燃料を供給する燃料供給手段と燃料供給量を
    制御する燃料供給量制御手段及び燃焼用空気を供給する
    空気供給手段とを有し、該バーナの下流側に希釈空気口
    を有するガスタービン燃焼器において、前記複数のバー
    ナが燃料と空気を予め混合して燃焼する方式の予混合燃
    焼バーナからなり、該予混合燃焼バーナに供給する空気
    量及び前記希釈空気口の空気量を燃料供給量の変動に伴
    って制御する空気量制御手段を有し、前記予混合燃焼バ
    ーナに燃料と空気の混合気体の噴流が衝突する流路抵抗
    体よりなる保炎手段を備えたことを特徴とするガスター
    ビン燃焼器。
  14. 【請求項14】請求項1〜3において、前記燃焼室内の
    ほぼ中央部に第1段燃焼用バーナを備え、該バーナを取
    り囲んでその周囲に第2段燃焼用バーナを備え、前記第
    1段燃焼用バーナに備えられた前記流路抵抗体の内部か
    ら燃料を噴出させる燃料噴出手段を有することを特徴と
    するガスタービン燃焼器。
  15. 【請求項15】燃焼室内に燃料と空気を予め混合して燃
    焼する予混合燃焼方式の複数のバーナを備え該バーナの
    下流側に希釈空気口を備えた燃焼器と、該燃焼器へ導入
    される空気の圧縮機と、前記燃焼器で得られた燃焼ガス
    によって駆動されるタービン及び該タービンで得られた
    動力で駆動される発電機とを具備し、前記燃焼器内のバ
    ーナの燃料供給量をタービンの負荷変動に伴って制御す
    るバーナ燃料供給量制御手段と前記バーナの空気比を所
    定の範囲に保持すべく燃料供給量の変動に伴って空気量
    を制御するバーナ空気量制御手段と前記バーナの空気量
    の変動に応じて希釈空気口の空気量を制御する希釈空気
    量制御手段とを備えたことを特徴とするガスタービン発
    電装置。
  16. 【請求項16】燃焼室内に燃料と空気を予め混合して燃
    焼する予混合燃焼方式の複数のバーナを備え該バーナの
    下流側に希釈空気口を備えた燃焼器と、該燃焼器へ導入
    される空気の圧縮機と、前記燃焼器で得られた燃焼ガス
    によって駆動されるタービンと、該タービンで得られた
    動力で駆動される発電機及び前記タービンの負荷変動に
    応じて燃焼器に制御指令を送る中央操作室とを具備し、
    前記中央操作室からの指令によって前記燃焼器内のバー
    ナの燃料供給量を制御するバーナ燃料供給量制御手段
    と、前記バーナの燃料供給量の変動に伴って空気量を変
    化させ空気比を所定の範囲に保持するバーナ空気量制御
    手段及び前記バーナの空気量の変動に応じて希釈空気口
    の空気量を制御する希釈空気量制御手段とを備え、前記
    中央操作室に前記バーナ空気量制御手段の制御量とター
    ビン負荷と前記燃焼器内の複数のバーナに供給される燃
    料量及び燃料制御条件の少なくとも一つを表示するディ
    スプレイを備えたことを特徴とするガスタービン発電装
    置。
  17. 【請求項17】燃焼室内に燃料と空気を予め混合して燃
    焼する予混合燃焼方式の複数のバーナを備え該バーナの
    下流側に希釈空気口を備えた燃焼器と、該燃焼器へ導入
    される空気の圧縮機と、前記燃焼器で得られた燃焼ガス
    によって駆動されるタービンと、該タービンで得られた
    動力で駆動される発電機及び前記タービンの負荷変動に
    応じて燃焼器に制御指令を送る中央操作室とを具備し、
    前記中央操作室からの指令によって前記燃焼器内のバー
    ナの燃料供給量を制御するバーナ燃料供給量制御手段
    と、前記バーナの燃料供給量の変動に伴って空気量を変
    化させ空気比を所定の範囲に保持するバーナ空気量制御
    手段及び前記バーナの空気量の変動に応じて希釈空気口
    の空気量を制御する希釈空気量制御手段とを備え、前記
    中央操作室の制御部にタービン負荷と前記バーナ空気量
    制御手段の制御量と前記希釈空気量制御手段の制御量と
    を関係づけたプログラムを備えたことを特徴とするガス
    タービン発電装置。
  18. 【請求項18】請求項17において、前記中央操作室の
    制御部にタービン負荷と前記バーナ燃料供給量制御手段
    の制御量とを関係づけたプログラムを備えたことを特徴
    とするガスタービン発電装置。
  19. 【請求項19】燃焼室内に燃料と空気を予め混合して燃
    焼する予混合燃焼方式の複数のバーナを備え該バーナの
    下流側に希釈空気口を備えた燃焼器と、該燃焼器へ導入
    される空気の圧縮機と、前記燃焼器で得られた燃焼ガス
    によって駆動されるタービンと、該タービンで得られた
    動力で駆動される発電機及び前記タービンの負荷変動に
    応じて燃焼器に制御指令を送る中央操作室とを具備し、
    前記中央操作室からの指令によって前記燃焼器内のバー
    ナの燃料供給量を制御するバーナ燃料供給量制御手段
    と、前記バーナの燃料供給量の変動に伴って空気量を変
    化させ空気比を所定の範囲に保持するバーナ空気量制御
    手段及び前記バーナの空気量の変動に応じて希釈空気口
    の空気量を制御する希釈空気量制御手段を備え、前記中
    央操作室に前記バーナ空気量制御手段の制御量とタービ
    ン負荷と前記燃焼器内の複数のバーナに供給される燃料
    量及び燃料制御条件の少なくとも一つを表示するディス
    プレイを備え、該ディスプレイに表示されたデ−タによ
    り前記バーナの空気量或は/及び燃料量が適正か否かを
    判断して空気量或は/及び燃料量を制御しうるようにし
    たことを特徴とするガスタービン発電制御装置。
  20. 【請求項20】燃焼室内に燃料と空気を予め混合して燃
    焼する予混合燃焼方式の複数のバーナを備え該バーナの
    下流側に希釈空気口を備えた燃焼器と、該燃焼器へ導入
    される空気の圧縮機と、前記燃焼器で得られた燃焼ガス
    によって駆動されるタービンと、該タービンで得られた
    動力で駆動される発電機及び前記タービンの負荷変動に
    応じて燃焼器に制御指令を送る中央操作室とを具備し、
    前記中央操作室からの指令によって前記燃焼器内のバー
    ナの燃料供給量を制御するバーナ燃料供給量制御手段
    と、前記バーナの燃料供給量の変動に伴って空気量を変
    化させ空気比を所定の範囲に保持するバーナ空気量制御
    手段及び前記バーナの空気量の変動に応じて希釈空気口
    の空気量を制御する希釈空気量制御手段を備え、前記中
    央操作室に燃料の発熱量及び空気の湿度の少なくとも一
    方を表示するディスプレイを備え、該ディスプレイに表
    示された燃料の発熱量或は/及び空気の湿度に基づいて
    前記燃焼器の希釈空気口の空気量を補正しうるようにし
    たことを特徴とするガスタービン発電制御装置。
JP4013685A 1992-01-29 1992-01-29 ガスタービン燃焼器及びガスタービン発電装置 Pending JPH05203146A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4013685A JPH05203146A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 ガスタービン燃焼器及びガスタービン発電装置
US08/010,576 US5349812A (en) 1992-01-29 1993-01-28 Gas turbine combustor and gas turbine generating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4013685A JPH05203146A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 ガスタービン燃焼器及びガスタービン発電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05203146A true JPH05203146A (ja) 1993-08-10

Family

ID=11840047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4013685A Pending JPH05203146A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 ガスタービン燃焼器及びガスタービン発電装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5349812A (ja)
JP (1) JPH05203146A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004053048A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 National Aerospace Laboratory Of Japan 希薄予混合燃焼器
JP2011074844A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器の制御装置およびガスタービン燃焼器の制御方法
JP2013231582A (ja) * 2012-04-30 2013-11-14 General Electric Co <Ge> タービンエンジン用の燃料/空気予混合システム
JP2015034649A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼器
JP2015132462A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd 希釈ガスを用いる2段燃焼配列
KR20210045518A (ko) 2016-03-30 2021-04-26 미츠비시 파워 가부시키가이샤 가스 터빈
WO2024043268A1 (ja) * 2022-08-25 2024-02-29 三菱パワー株式会社 ガスタービン及びガスタービン設備

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2894861B2 (ja) * 1991-04-18 1999-05-24 株式会社日立製作所 ガスタービン燃焼器の制御装置
US5575153A (en) * 1993-04-07 1996-11-19 Hitachi, Ltd. Stabilizer for gas turbine combustors and gas turbine combustor equipped with the stabilizer
JPH06323165A (ja) * 1993-05-17 1994-11-22 Hitachi Ltd ガスタービン用制御装置及び制御方法
US5465570A (en) * 1993-12-22 1995-11-14 United Technologies Corporation Fuel control system for a staged combustor
JP2858104B2 (ja) * 1996-02-05 1999-02-17 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器
US6122916A (en) * 1998-01-02 2000-09-26 Siemens Westinghouse Power Corporation Pilot cones for dry low-NOx combustors
EP1223383B1 (en) * 1999-10-20 2010-03-03 Hitachi, Ltd. Gas turbine combustion chamber
US6666029B2 (en) 2001-12-06 2003-12-23 Siemens Westinghouse Power Corporation Gas turbine pilot burner and method
JP3978086B2 (ja) * 2002-05-31 2007-09-19 三菱重工業株式会社 航空機用ガスタービンシステム,及びガスタービンシステム並びにその動作方法
US6761033B2 (en) * 2002-07-18 2004-07-13 Hitachi, Ltd. Gas turbine combustor with fuel-air pre-mixer and pre-mixing method for low NOx combustion
KR100436601B1 (ko) * 2003-12-20 2004-06-18 학교법인 영남학원 저 질소산화물 배출 및 고부하 연소용 예혼합 연료분출장치
US7093444B2 (en) * 2003-12-20 2006-08-22 Yeungnam Educational Foundation Simultaneous combustion with premixed and non-premixed fuels and fuel injector for such combustion
US7162874B2 (en) * 2004-07-30 2007-01-16 Hija Holding B.V. Apparatus and method for gas turbine engine fuel/air premixer exit velocity control
JP4015656B2 (ja) * 2004-11-17 2007-11-28 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器
US7640725B2 (en) * 2006-01-12 2010-01-05 Siemens Energy, Inc. Pilot fuel flow tuning for gas turbine combustors
DE102006041955A1 (de) * 2006-08-30 2008-03-20 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Verfahren zur Steuerung der Verbrennung in einer Brennkammer und Brennkammervorrichtung
JP5173393B2 (ja) * 2007-12-21 2013-04-03 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器
JP2010168957A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Hitachi Ltd 2軸式ガスタービンと、2軸式ガスタービン用の燃焼器の予混合燃焼開始方法
US8281601B2 (en) * 2009-03-20 2012-10-09 General Electric Company Systems and methods for reintroducing gas turbine combustion bypass flow
US9671797B2 (en) 2009-05-08 2017-06-06 Gas Turbine Efficiency Sweden Ab Optimization of gas turbine combustion systems low load performance on simple cycle and heat recovery steam generator applications
US9267443B2 (en) 2009-05-08 2016-02-23 Gas Turbine Efficiency Sweden Ab Automated tuning of gas turbine combustion systems
US8437941B2 (en) 2009-05-08 2013-05-07 Gas Turbine Efficiency Sweden Ab Automated tuning of gas turbine combustion systems
US9354618B2 (en) 2009-05-08 2016-05-31 Gas Turbine Efficiency Sweden Ab Automated tuning of multiple fuel gas turbine combustion systems
EA025821B1 (ru) * 2009-06-05 2017-02-28 Эксонмобил Апстрим Рисерч Компани Топочная система и способы ее применения
US20110225947A1 (en) * 2010-03-17 2011-09-22 Benjamin Paul Lacy System and methods for altering air flow in a combustor
EP2423591B1 (en) * 2010-08-24 2018-10-31 Ansaldo Energia IP UK Limited Method for operating a combustion chamber
JP5537475B2 (ja) 2011-03-25 2014-07-02 株式会社東芝 排熱回収ボイラおよび発電プラント
US20130122437A1 (en) * 2011-11-11 2013-05-16 General Electric Company Combustor and method for supplying fuel to a combustor
US9297532B2 (en) * 2011-12-21 2016-03-29 Siemens Aktiengesellschaft Can annular combustion arrangement with flow tripping device
DE102012202575A1 (de) * 2012-02-20 2013-08-22 Siemens Aktiengesellschaft Gaskraftwerk
EP2700879B1 (en) * 2012-08-24 2019-03-27 Ansaldo Energia Switzerland AG Method for mixing a dilution air in a sequential combustion system of a gas turbine, and sequential combustion system for a gas turbine comprising dilution air injector
EP2789915A1 (en) * 2013-04-10 2014-10-15 Alstom Technology Ltd Method for operating a combustion chamber and combustion chamber
JP6190670B2 (ja) * 2013-08-30 2017-08-30 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼システム
US10337411B2 (en) 2015-12-30 2019-07-02 General Electric Company Auto thermal valve (ATV) for dual mode passive cooling flow modulation
US20170191373A1 (en) 2015-12-30 2017-07-06 General Electric Company Passive flow modulation of cooling flow into a cavity
US10337739B2 (en) 2016-08-16 2019-07-02 General Electric Company Combustion bypass passive valve system for a gas turbine
US10712007B2 (en) 2017-01-27 2020-07-14 General Electric Company Pneumatically-actuated fuel nozzle air flow modulator
US10738712B2 (en) 2017-01-27 2020-08-11 General Electric Company Pneumatically-actuated bypass valve
JP2022120737A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 トヨタ自動車株式会社 ガスタービンエンジンの燃焼器

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3693347A (en) * 1971-05-12 1972-09-26 Gen Electric Steam injection in gas turbines having fixed geometry components
GB1581531A (en) * 1976-09-09 1980-12-17 Rolls Royce Control of airflow in combustion chambers by variable rate diffuser
DE2950535A1 (de) * 1979-11-23 1981-06-11 BBC AG Brown, Boveri & Cie., Baden, Aargau Brennkammer einer gasturbine mit vormisch/vorverdampf-elementen
GB2085146B (en) * 1980-10-01 1985-06-12 Gen Electric Flow modifying device
JPS6152523A (ja) * 1984-08-22 1986-03-15 Hitachi Ltd ガスタ−ビン燃焼器
DE68923413T2 (de) * 1988-09-07 1996-04-04 Hitachi Ltd Kraftstoff-Luftvormischvorrichtung für eine Gasturbine.
JPH04124520A (ja) * 1990-09-14 1992-04-24 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
JPH04131619A (ja) * 1990-09-20 1992-05-06 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
JP2942336B2 (ja) * 1990-09-26 1999-08-30 株式会社日立製作所 燃焼器および燃焼設備

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004053048A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 National Aerospace Laboratory Of Japan 希薄予混合燃焼器
JP2011074844A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器の制御装置およびガスタービン燃焼器の制御方法
JP2013231582A (ja) * 2012-04-30 2013-11-14 General Electric Co <Ge> タービンエンジン用の燃料/空気予混合システム
JP2015034649A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼器
JP2015132462A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd 希釈ガスを用いる2段燃焼配列
KR20210045518A (ko) 2016-03-30 2021-04-26 미츠비시 파워 가부시키가이샤 가스 터빈
US11118512B2 (en) 2016-03-30 2021-09-14 Mitsubishi Power, Ltd. Gas turbine
DE112017001613B4 (de) 2016-03-30 2022-12-22 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gasturbine
WO2024043268A1 (ja) * 2022-08-25 2024-02-29 三菱パワー株式会社 ガスタービン及びガスタービン設備

Also Published As

Publication number Publication date
US5349812A (en) 1994-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05203146A (ja) ガスタービン燃焼器及びガスタービン発電装置
US6826913B2 (en) Airflow modulation technique for low emissions combustors
JP3183053B2 (ja) ガスタービン燃焼器及びガスタービン
JP2528894B2 (ja) ガスタ―ビン燃焼器
JP2644745B2 (ja) ガスタービン用燃焼器
JP2544470B2 (ja) ガスタ―ビン燃焼器及びその運転方法
US5404711A (en) Dual fuel injector nozzle for use with a gas turbine engine
US4671069A (en) Combustor for gas turbine
US5687571A (en) Combustion chamber with two-stage combustion
US20040255588A1 (en) Catalytic preburner and associated methods of operation
JP2000199602A (ja) ハイブリッド燃焼器およびそのための燃料ノズル
JPH0140246B2 (ja)
US6840049B2 (en) Gas turbine and method for operating a gas turbine
US20030101729A1 (en) Retrofittable air assisted fuel injection method to control gaseous and acoustic emissions
JPH08210641A (ja) ガスタービンの燃焼器およびこれを備えたガスタービン燃焼システム
US5782627A (en) Premix burner and method of operating the burner
JP3954138B2 (ja) 径方向インフローデュアル燃料インジェクタを備えた燃焼器及び燃料/空気混合チューブ
US6658856B2 (en) Hybrid lean premixing catalytic combustion system for gas turbines
JPH07332671A (ja) 予蒸発予混合燃焼器
WO1998025084A1 (en) DIFFUSION AND PREMIX PILOT BURNER FOR LOW NOx COMBUSTOR
JP2006144759A (ja) ガスタービン用予混合燃焼器およびその燃料供給制御方法
JP2002257345A (ja) ガスタービン用予混合燃焼器とその燃料供給制御装置および方法
JPH08247419A (ja) 2段燃焼式燃焼室
JP3179871B2 (ja) ガスタービン燃焼器およびその運転方法
JPH0115775B2 (ja)