JP3115829U - リアブレーキディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 個別の部品を組み立ててなることで、共用性に優れるリアブレーキディスク装置を提供することにある。
【解決手段】 ベンチレーテッドディスクCと、ブレーキドラムDと、固定盤Eとからなる。複数のネジを用いて、ベンチレーテッドディスクCの嵌合部C3のネジ孔C4、ブレーキドラムDのフランジ部のネジ孔D2及び固定盤Eのフランジ部のネジ孔E3にネジを螺合することにより、ベンチレーテッドディスクC、ブレーキドラムD及び固定盤Eが固定されて一体に組み立てられてなる。
【選択図】 図2

Description

本考案は、例えば、車両等に制動力を付与するブレーキに用いて好適なリアブレーキディスク装置に関する。
図5は、従来の一般的なリアブレーキディスクを示す斜視図である。リアブレーキディスクAは、図5に示すように、軸方向の一端が開放され、軸方向の他端が閉鎖された円筒状の内ドラムA3を備え、内ドラムA3の他端に車軸を貫通させるための軸孔A1が穿設され、軸孔A1の周囲に取付固定用の取付用孔A2が設けられ、内ドラムA3は車軸のハブに固定するために用いられる。内ドラムA3の一端の辺縁部から径方向外方に均一に延伸したブレーキのフランジ部A4が設けられてなる。ブレーキのシステムがブレーキシューを駆動し、リアブレーキディスクAのフランジ部A4の回転を止めると、タイヤの回転を停止することができる。
しかしながら、従来のリアブレーキディスクAは一体形成品であり、内ドラムA3とフランジ部A4が使用で損耗すると、そこだけを交換するということができないため、従来のリアブレーキディスクA全体を交換することになり、環境資源の無駄を招き、廃棄されるリアブレーキディスクは環境に少なからぬ負担となっていた。このため、いかに資源を節約でき、共用性に優れたリアブレーキディスク装置を提供するかが、本考案が解決する技術的問題である。
そこで、本考案の目的は、個別の部品を組み立ててなることで、共用性に優れて資源を節約でき、加えて高い放熱効果を備えるリアブレーキディスク装置を提供することにある。
請求項1に係るリアブレーキディスク装置は、上記課題を解決するために、ベンチレーテッドディスクと、ブレーキドラムと、固定盤とからなり、前記ベンチレーテッドディスクは、中央に円形状の開口を有する円板環状体をなし、そのフランジ部に放熱通路が設けられ、前記フランジ部の内側周縁部に、前記開口に向けて突出した複数の嵌合部が周方向全周に亘って一定間隔で設けられ、前記嵌合部に軸方向に沿ったネジ孔が設けられ、前記ブレーキドラムは、前記ベンチレーテッドディスクの嵌合部の内側に嵌め込まれる筒状の内ドラムと、前記内ドラムの軸方向の後端から外径方向に張り出したフランジ部とからなり、前記ブレーキドラムのフランジ部に、前記嵌合部に設けられたネジ孔に対応したネジ孔が設けられ、前記固定盤は、軸方向の前端が開放され、軸方向の後端が閉鎖された円筒状の凹部と、前記凹部の前端から径方向外方に張り出したフランジ部とからなり、前記凹部の底壁の中心に車軸を貫通させるための軸孔が穿設され、前記軸孔の周囲に取付固定用のネジ孔が複数設けられ、前記固定盤のフランジ部に、前記ブレーキドラムのフランジ部に設けられたネジ孔に対応したネジ孔が設けられ、前記ベンチレーテッドディスクの嵌合部の内側に前記ブレーキドラムの内ドラムが嵌め込まれると共に、前記ベンチレーテッドディスクの嵌合部の後方に前記ブレーキドラムのフランジ部が配置され、前記ブレーキドラムのフランジ部の後方に前記固定盤のフランジ部が配置されて重合され、複数のネジを用いて、前記ベンチレーテッドディスクの嵌合部のネジ孔、前記ブレーキドラムのフランジ部のネジ孔及び前記固定盤のフランジ部のネジ孔に前記ネジを螺合することにより、前記ベンチレーテッドディスク、前記ブレーキドラム及び前記固定盤が固定されて一体に組み立てられてなることを特徴とする。
本考案の請求項1に係るリアブレーキディスク装置によれば、複数のネジを用いて、ベンチレーテッドディスクの嵌合部のネジ孔、ブレーキドラムのフランジ部のネジ孔及び固定盤のフランジ部のネジ孔にネジを螺合することにより、ベンチレーテッドディスク、ブレーキドラム及び固定盤が固定されて一体に組み立てられてなる構成としたので、個別の部品を組み立ててなることで、共用性に優れる。また、ベンチレーテッドディスク、ブレーキドラム、固定盤のうち一つの部品が摩耗したとき、摩耗した部品のみを交換することができる。したがって、共用性に優れて資源を節約できる。また、ベンチレーテッドディスクのフランジ部が放熱通路を備えているので、高い放熱効果を発揮できる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。図1は、本考案のリアブレーキディスク装置の斜視図である。また、図2は、本考案のリアブレーキディスク装置を分解して示す斜視図である。本考案のリアブレーキディスク装置Bは、図2に示すように、ベンチレーテッドディスクC、ブレーキドラムD、固定盤Eの3つの部品から構成される。
ベンチレーテッドディスクCは、中央に円形状の開口を有する円板環状体をなしており、外側周縁部を構成するフランジ部C1には、フランジ部C1の外周端面から中央に向けて半径方向に伸びた穴よりなる放熱通路C2が周方向全周に亘って一定間隔で設けられている(図2参照)。また、フランジ部C1の内側周縁部には、開口に向けて突出した複数の矩形状の突起による嵌合部C3が周方向全周に亘って一定間隔で設けられ、各嵌合部C3には軸方向に沿ったネジ孔C4が設けられている(図2参照)。なお、ベンチレーテッドディスクCは重量が軽く耐磨耗性の高い合金材料からなる。
ブレーキドラムDは、ベンチレーテッドディスクCの嵌合部C3の内側に嵌合される筒状の内ドラムD1と、内ドラムD1の軸方向の後端から外径方向に張り出したフランジ部D3とからなり、フランジ部D3には、嵌合部C3に設けられたネジ孔C4に対応したネジ孔D2が設けられている(図2参照)。
固定盤Eは、軸方向の前端が開放され、軸方向の後端が閉鎖された円筒状の凹部E4と、凹部E4の前端部から径方向外方に均一に張り出したフランジ部E5とからなる(図2参照)。凹部E4の底壁の中心には車軸を貫通させるための軸孔E1が穿設され、軸孔E1の周囲には取付固定用のネジ孔よりなる取付用孔E2が複数設けられている。また、フランジ部E5には、ブレーキドラムDのフランジ部D3に設けられたネジ孔D2に対応したネジ孔E3が設けられている(図2参照)。なお、固定盤Eは、ベンチレーテッドディスクCと同様、重量が軽く耐磨耗性の高い合金材料からなる。
リアブレーキディスク装置Bは、次のように組み立てる。まず、ベンチレーテッドディスクCの中央の嵌合部C3の内側に、後方からブレーキドラムDの内ドラムD1を嵌め込む(図3参照)。なお、嵌合部C3の内側端面と内ドラムD1の外周面とが接触した状態となる。また、同時に、リアブレーキディスク装置Bの嵌合部C3の後面とブレーキドラムDのフランジ部D3の前面とが接触した状態となる。次に、嵌合部C3に設けられたネジ孔C4とブレーキドラムDのフランジ部D3に設けられたネジ孔D2とを一致させる。次いで、ブレーキドラムDの後方に固定盤Eを配置し、ブレーキドラムDのフランジ部D3に設けられたネジ孔D2に固定盤Eのフランジ部E5に設けられたネジ孔E3を一致させ、複数のネジを用いて、ネジ孔C4、ネジ孔D2及びネジ孔E3にネジを螺合することにより、ベンチレーテッドディスクC、ブレーキドラムD、固定盤Eを固定して一体とし、リアブレーキディスク装置Bの組み立てが完了する(図1参照)。
これにより、ベンチレーテッドディスクCと、ベンチレーテッドディスクCの後方に配置されるブレーキドラムDと、ブレーキドラムDの後方に配置される固定盤Eとが順次重合されてなる。なお、ブレーキドラムDのフランジ部D3の後面に固定盤Eのフランジ部E5の前面が接触した状態となる。また、ブレーキドラムDの内ドラムD1に固定盤Eの凹部E4が軸方向に連続した状態になる。内ドラムD1及び凹部E4は車軸のハブに固定するために用いられる。
なお、リアブレーキディスク装置Bを異なる規格のタイヤに用いるときは、フライス盤を利用してベンチレーテッドディスクCとブレーキドラムD上の孔径に大きさの変化をつけることで、高い共用性が得られる。
図4に示すように、リアブレーキディスク装置Bは、ブレーキシステムFによりベンチレーテッドディスクCのフランジ部C1の両側面から制動力が付与され、ベンチレーテッドディスクCの回転が制止される。このとき、リアブレーキディスク装置Bが熱を発生すると、ベンチレーテッドディスクCの外側周縁部に囲むように設けられた複数の放熱通路C2からその熱を外部に逃がし、リアブレーキディスク装置Bが車のタイヤの回転を停止するときのリアブレーキディスク装置Bの放熱効率を向上することができる。
また、ベンチレーテッドディスクCと固定盤Eは共に重量が軽く耐磨耗性の高い合金材質からなるので、ブレーキシステムFがベンチレーテッドディスクCの回転を制止するとき、使用効率を高め寿命を延長することができる。
リアブレーキディスク装置Bは、ベンチレーテッドディスクC、ブレーキドラムD、固定盤Eが個別の部品であり、これらを組み立ててリアブレーキディスク装置Bが構成されるため、そのうち一つの部品が摩耗したとき、摩耗した部品のみを交換することができるため、共用性に優れる。これにより、美観と環境保護・資源節約に貢献するものである。
本考案のリアブレーキディスク装置を示す図である。 本考案のリアブレーキディスク装置を分解して示す斜視図である。 リアブレーキディスク装置の組み立てに係るベンチレーテッドディスクにブレーキドラムを重合した状態を示す斜視図である。 ブレーキシステムにより制動力がかけられた状態を示すリアブレーキディスク装置の斜視図である。 従来のリアブレーキディスクを示す斜視図である。
符号の説明
A リアブレーキディスク(従来)
A1 軸孔
A2 取付用孔
A3 内ドラム
A4 フランジ部
B リアブレーキディスク装置(本考案)
C ベンチレーテッドディスク
C1 フランジ部
C2 放熱通路
C3 嵌合部
C4 ネジ孔
D ブレーキドラム
D1 内ドラム
D2 ネジ孔
D3 フランジ部
E 固定盤
E1 軸孔
E2 取付用孔
E3 ネジ孔
E4 凹部
E5 フランジ部
F ブレーキシステム

Claims (1)

  1. ベンチレーテッドディスクと、ブレーキドラムと、固定盤とからなり、前記ベンチレーテッドディスクは、中央に円形状の開口を有する円板環状体をなし、そのフランジ部に放熱通路が設けられ、前記フランジ部の内側周縁部に、前記開口に向けて突出した複数の嵌合部が周方向全周に亘って一定間隔で設けられ、前記嵌合部に軸方向に沿ったネジ孔が設けられ、
    前記ブレーキドラムは、前記ベンチレーテッドディスクの嵌合部の内側に嵌め込まれる筒状の内ドラムと、前記内ドラムの軸方向の後端から外径方向に張り出したフランジ部とからなり、前記ブレーキドラムのフランジ部に、前記嵌合部に設けられたネジ孔に対応したネジ孔が設けられ、
    前記固定盤は、軸方向の前端が開放され、軸方向の後端が閉鎖された円筒状の凹部と、前記凹部の前端から径方向外方に張り出したフランジ部とからなり、前記凹部の底壁の中心に車軸を貫通させるための軸孔が穿設され、前記軸孔の周囲に取付固定用のネジ孔が複数設けられ、前記固定盤のフランジ部に、前記ブレーキドラムのフランジ部に設けられたネジ孔に対応したネジ孔が設けられ、
    前記ベンチレーテッドディスクの嵌合部の内側に前記ブレーキドラムの内ドラムが嵌め込まれると共に、前記ベンチレーテッドディスクの嵌合部の後方に前記ブレーキドラムのフランジ部が配置され、前記ブレーキドラムのフランジ部の後方に前記固定盤のフランジ部が配置されて重合され、
    複数のネジを用いて、前記ベンチレーテッドディスクの嵌合部のネジ孔、前記ブレーキドラムのフランジ部のネジ孔及び前記固定盤のフランジ部のネジ孔に前記ネジを螺合することにより、前記ベンチレーテッドディスク、前記ブレーキドラム及び前記固定盤が固定されて一体に組み立てられてなることを特徴とするリアブレーキディスク装置。
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