JP3115683U

JP3115683U - ウエットティッシュの供給装置

Info

Publication number: JP3115683U
Application number: JP2005006547U
Authority: JP
Inventors: 建榮陳
Original assignee: 元山科技工業股▲分▼有限公司
Priority date: 2005-08-11
Filing date: 2005-08-11
Publication date: 2005-11-10
Anticipated expiration: 2015-08-11

Abstract

【課題】構成が簡単で、製造コストを低く抑え、容易に組み立てできるウェットティシュの供給装置を提供する。
【解決手段】第一ローラユニット、第二ローラユニットおよび検出部材により構成される。第一ローラユニットには二個の第一ローラが設けられ、二個の第一ローラは第一動力部材によって駆動されることにより、互いに当接すると共に、互いに対向した方向に回動する。第二ローラユニットには第二ローラが設けられ、第二ローラはペーパー巻きモジュールの輸送ベルトと互いに当接するように形成され、第二動力部材によって駆動されることにより、互いに対向した方向に回動する。検出部材はティッシュ原料の検出印しを検出するのに用いられ、ティッシュ原料の検出印しが検出部材を通過した時、検出部材は第一ローラユニットに回動を停止したり回転速度を遅くしたりするように通知し、第一ローラユニットと第二ローラユニットとの回転速度の差によってティッシュ原料を切断する。
【選択図】図１

Description

本考案はウエットティッシュの供給装置に関するもので、特にティッシュの切断機構には第一ローラユニットと第二ローラユニットが含まれ、第一ローラユニットは動力部材により駆動されるのに対し、第二ローラユニットはペーパー巻きモジュールが既有するもう一つの動力部材により駆動されることにより、ティッシュ原料を簡単に切断することができるウエットティッシュの供給装置に係るものである。

従来のウエットティッシュの供給装置としては、ケース本体、第一ローラ組、第二ローラ組およびティッシュ原料が含まれ、上記ケース本体には二個の壁板と一個のセンサーが設けられる。上記第一ローラ組には少なくとも二個のローラが含まれ、各ローラは上記ケース本体の二個の壁板の間に枢設され、上記二個のローラは動力部品によって駆動されて互いに対向して回転するように形成される。上記第一ローラ組には少なくとも二個のローラが含まれ、各ローラの両端はケース本体の二個の壁板の間に枢設され、上記二個のローラはもう一つの動力部品によって駆動されて互いに対向して回転するように形成される。上記ティッシュ原料は連続のペーパーローラからなると共に、同じ間隔で検出印が設けられ、上記ティッシュ原料は上記第一ローラ組と第二ローラ組のローラの間を通過し、そして上記二個のローラ組のローラによって等速で下落するように引っ張られる。上記ティッシュ原料の検出印が上記ケース本体のセンサーを通過した時、上記センサーは第一ローラ組が回転を停止するように信号を発すると同時に、上記第二ローラ組は回転し続けるため、第一ローラ組と第二ローラ組の間に位置するティッシュ原料が切断されるようにしたものがある（例えば、特許文献１を参照）。

また、従来のウエットティッシュの供給装置としては、上述したウエットティッシュの供給装置においてさらに制御輪（はめ脱輪）を増設し、さらに第一ローラ組の動力部材を省略するようにしたものである。上記制御輪は第一ローラ組と第二ローラ組が噛み合ったり分離したりするのに用いられることにより、第一ローラ組が回転または停止するのを制御することができる。上記制御輪が上記第一ローラ組および第二ローラ組と噛み合った時、ティッシュ原料は上記第一ローラ組と第二ローラ組のローラによって等速で下落するように引っ張られる。上記ティッシュ原料の検出印がケース本体のセンサーを通過した時、上記センサーは第一ローラ組が回転を停止するように信号を発すると同時に、上記第二ローラ組は回転し続けるため、第一ローラ組と第二ローラ組の間に位置するティッシュは切断されるようにしたものがある。
特開２００３−２４２３９号公報

上記のような従来のウエットティッシュの供給装置においては、実際に使用してみると、第二ローラ組には二個のローラが設けられ、さらに第一ローラ組と第二ローラ組はそれぞれ一個の動力部材により駆動されるため、部材の複雑性が相対的に増えると共に、製造コストが高くなるという問題点があった。

また、上記のような従来のウエットティッシュの供給装置においては、実際に使用してみると、一個の動力部材を省略したが、他に制御輪を増設して第一ローラ組の回転と停止の作動を制御することにより、製造コストが相対的に増えると共に、組立上の困難度が増えてしまうという問題点があった。このように、上記のような従来のウエットティッシュの供給装置をさらに改良しなければならない。

本考案はこのような問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とするところは、ティッシュの切断機構には第一ローラユニットと第二ローラユニットが含まれ、上記第一ローラユニットには二個の第一ローラが設けられ、上記第二ローラユニットにはペーパー巻きモジュールと連動するための第二ローラが設けられ、上記第一ローラユニットは動力部材により駆動されるのに対し、上記第二ローラユニットはペーパー巻きモジュールが既有するもう一つの動力部材により駆動される。ティッシュ原料の検出印しが検出部材を通過した時、検出部材は第一ローラユニットに回動を停止するように、または回転速度を遅くするように通知し、上記第一ローラユニットと第二ローラユニットの回転速度の差で上記ティッシュ原料を切断することができるため、確実に部材の複雑性を簡単化にし、製造コストを低く抑え、さらに組立の便利性を増やすことができるウエットティッシュの供給装置を提供しようとするものである。

本考案の第一の目的は、ティッシュの切断機構には第一ローラユニットと第二ローラユニットが含まれ、第一ローラユニットは動力部材により駆動されるのに対し、第二ローラユニットはペーパー巻きモジュールが既有するもう一つの動力部材により駆動されることにより、部材の複雑性を簡単化にし、製造コストを低く抑え、さらに組立の便利性を増やことができるウエットティッシュの供給装置を提供しようとするものである。

本考案の第二の目的は、ティッシュ原料の供給端において押圧部材によって二個の導電端子を電気的に押圧し、紙欠の警告信号を伝送することにより、紙欠の警告を有すると共に、ティッシュの取換えの便利性を増やすことができるウエットティッシュの供給装置を提供しようとするものである。

上記目的を達成するために、本考案によるウエットティッシュの供給装置は、下記のようになるものである。すなわち、
第一ローラユニット、第二ローラユニットおよび検出部材により構成される。第一ローラユニットには二個の第一ローラが設けられ、二個の第一ローラは第一動力部材によって駆動されることにより、第一ローラは互いに当接すると共に、互いに対向した方向に回動するように形成される。第二ローラユニットには第二ローラが設けられ、第二ローラはペーパー巻きモジュールの輸送ベルトと互いに当接するように形成され、第二ローラとペーパー巻きモジュールは第二動力部材によって駆動されることにより、第二ローラとペーパー巻きモジュールの輸送ベルトは互いに対向した方向に回動するように形成される。検出部材はティッシュ原料の検出印しを検出するのに用いられ、ティッシュ原料の検出印しが検出部材を通過した時、検出部材は第一ローラユニットに第一ローラユニットの回転速度が第二ローラユニットの回転速度より遅くなるように通知することにより、第一ローラユニットと第二ローラユニットとの間に位置するティッシュ原料を切断する。

本考案によるウエットティッシュの供給装置は、二個の第一ローラの輪面は選択的に互いに接触または準接触状態による組合せの方式になるように形成されることにより、ティッシュ原料を前進する方向に引っ張ることもできる。また、第二ローラの輪面とペーパー巻きモジュールの輸送ベルトの表面は選択的に互いに接触または準接触状態による組合せの方式になるように形成されることにより、ティッシュ原料を前進する方向に引っ張ることもできる。また、各第一ローラには伝動部材が設けられ、さらに第一動力部材には他に伝動部材が設けられ、第一ローラの伝動部材は第一動力部材の伝動部材により駆動することもできる。また、第二ローラとペーパー巻きモジュールにはそれぞれ伝動部材が設けられ、第二動力部材には他に伝動部材が設けられ、第二ローラとペーパー巻きモジュールの伝動部材は第二動力部材の伝動部材により駆動することもできる。また、ティッシュ原料の検出印しは欠口検出印し、印刷検出印し、貼接検出印し、切断分離線印しから選択することもできる。また、ティッシュ原料には所定の長さ間隔で複数個の切断分離線が設けられることもできる。また、各切断分離線の両側にはそれぞれ圧合部が形成されることもできる。また、他に紙欠センサーモジュールが含まれ、紙欠センサーモジュールには第一導電端子、第二導電端子と押圧部材が設けられ、押圧部材と第一導電端子および第二導電端子が導通／未導通になるのを利用することにより、ティッシュ原料が紙欠の状態にあるか否かを検出することもできる。また、紙欠センサーモジュールには他に押圧板が設けられ、押圧板により押圧部材を収容することもできる。また、紙欠センサーモジュールには他に二個の弾性部材が設けられることにより、押圧板を弾性的に保持し、さらに押圧部材が選択的にティッシュ原料、第一導電端子と第二導電端子に弾性的に当接するのを確保することもできる。

本考案のウエットティッシュの供給装置によれば、ティッシュの切断機構には第一ローラユニットと第二ローラユニットが含まれ、第一ローラユニットは動力部材により駆動されるのに対し、第二ローラユニットはペーパー巻きモジュールが既有するもう一つの動力部材により駆動されることにより、部材の複雑性を簡単化にし、製造コストを低く抑え、さらに組立の便利性を増やことができるという利点がある。

本考案のウエットティッシュの供給装置によれば、ティッシュ原料の供給端において押圧部材によって二個の導電端子を電気的に押圧し、紙欠の警告信号を伝送することにより、紙欠の警告を有すると共に、ティッシュの取換えの便利性を増やすことができるという利点がある。

本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。

図１、２、３を参照すると、本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置には第一ローラユニット１、第二ローラユニット２、紙欠センサーモジュール３およびティッシュ原料４が含まれる。第一ローラユニット１と紙欠センサーモジュール３は枠体５に結合される。操作時において、ティッシュ原料４は順序に従って紙欠センサーモジュール３、第一ローラユニット１と第二ローラユニット２を通過する。

再び図１、２、３を参照すると、本考案の実施例の第一ローラユニット１には二個の第一ローラ１１、１２、一個の動力部材１３と三個の伝動部材１１１、１２１、１３１が設けられる。二個の第一ローラ１１、１２は枠体５の二個の側板の間に枢着され、そして二個の第一ローラ１１、１２の輪面は互いに接触また準接触状態になるように形成されることにより、ティッシュ原料４が下方へ移動するように引っ張ることができる。二個の第一ローラ１１、１２の片側はそれぞれ二個の伝動部材１１１、１２１と結合するように形成される。三個の伝動部材１１１、１２１、１３１は好ましくはギアの伝動部材からなり、そして伝動部材１１１と１２１及び伝導部材１１１と１３１は互いに噛み合うように形成される。動力部材１３は好ましくはモーターからなり、そして伝動部材１３１に結合される。さらに動力部材１３は伝動部材１１１、１２１、１３１により二個の第一ローラ１１、１２を互いに対向した方向に回動するように連動することができる。

再び図１、２、３、４を参照すると、本考案の実施例の第二ローラユニット２には一個の第二ローラ２１、一個のペーパー巻きモジュール２２、一個の動力部材２３と三個の伝動部材２１１、２２１、２３１が設けられる。第二ローラ２１はペーパー巻きモジュール２２の外枠の二個の側板の間（図示せず）に枢着され、そしてペーパー巻きモジュール２２のティッシュ入口内に少し進入するように形成される。ペーパー巻きモジュール２２の内部には二個の伝動ローラ２２２と一個の輸送ベルト２２３が含まれる。第二ローラ２１はペーパー巻きモジュール２２の伝動ローラ２２２上の輸送ベルト２２３とは互いに接触また準接触状態になるように形成されることにより、ティッシュ原料４が下方へ移動するように引っ張ることができる。第二ローラ２１とペーパー巻きモジュール２２の伝動ローラ２２２はそれぞれ伝動部材２１１、２２１に結合するように形成される。三個の伝動部材２１１、２２１、２３１は好ましくはギアの伝動部材からなり、そして伝動部材２１１と２２１及び伝導部材２１１と２３１は互いに噛み合うように形成される。動力部材２３は好ましくはモーターからなり、そして伝動部材２３１に結合される。さらに動力部材２３は伝動部材２１１、２２１、２３１により第二ローラ２１とペーパー巻きモジュール２２の伝動ローラ２２２上の輸送ベルト２２３を互いに対向した方向に回動するように連動することができる。

再び図１、２、３を参照すると、本考案の実施例の紙欠センサーモジュール３には第一導電端子３１、第二導電端子３２、押圧部材３３、押圧板３４と二個の弾性部材３５が設けられる。第一導電端子３１と第二導電端子３２は枠体５の頂板５１の表面に設けられ、そして第一導電端子３１と第二導電端子３２はそれぞれ一個の回路（図示せず）の両端と連接するように形成され、さらに第一導電端子３１と第二導電端子３２は未導通の状態に形成される。押圧部材３３は導電の材質により製成され、そして押圧部材３３は好ましくはロール状に形成される。押圧部材３３は押圧板３４の収容溝３４１の内部に収容され、そして押圧部材３３は押圧板３４の収容溝３４１に対して枢転を行ったり上下に移動したりすることができる。押圧板３４は枠体５の頂板５１の上方を蓋するのに用いられる。各弾性部材３５の一端は枠体５に結合され、さらに他端は押圧板３４の両側に弾性的に当接するように形成されることにより、押圧板３４の収容溝３４１の内部の押圧部材３３の底面の両側は第一導電端子３１と第二導電端子３２を弾性的に押圧するように形成されるため、第一導電端子３１と第二導電端子３２を電気的に導通し、さらに上記回路を導通するように形成される。また、押圧板３４によりティッシュ原料４の表面が平らになるのを保持することができる。

使用時において、ティッシュ原料４は押圧板３４と枠体５の頂板５１との間から通過するもので、ティッシュ原料４によって押圧部材３３と第一導電端子３１および第二導電端子３２を隔離することにより、第一導電端子３１と第二導電端子３２は未導通の状態に形成される。そして、紙が切れた時、押圧部材３３と第一導電端子３１および第二導電端子３２との間には再びティッシュ原料４によって隔離されず、第一導電端子３１と第二導電端子３２は導通の状態に形成されることにより、上記回路（図示せず）から紙欠の警告信号が送出されるため、関係する人員にティッシュ原料４の交換を促すことができる。

再び図１、２、３を参照すると、本考案の実施例のティッシュ原料４は天然繊維、人造繊維、合成繊維などの材質から選択し、そしてティッシュ原料４は連続した連接のロール状のペーパーロールからなる。ティッシュ原料４には複数個の分離切断線４１、複数個の圧合部４２と複数個の検出印し４３が設けられる。切断分離線４１は所定の長さ間隔でティッシュ原料４の上に形成されることにより、ティッシュ原料４は切断分離線４１から切断される。圧合部４２は熱溶接などの方式で切断分離線４１の両側に形成されることにより、ティッシュ原料４が切断された後、繊維が脱落するのを避けることができる。検出印し４３は欠口検出印し、印刷検出印し、貼接検出印しなどの方式によりティッシュ原料４の上に形成され、特に切断分離線４１の上に長方形の孔部を有する検出印し４３が形成されることにより、ティッシュ原料４を所定の位置から切断することができる。

再び図４を参照すると、本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置を操作しようとする時、先ずティッシュ原料４を押圧板３４と枠体５の頂板５１との間から通過させると同時に、ティッシュ原料４は押圧部材３３が押圧板３４の収容溝３４１に対して上方へ移動するように押圧することにより、押圧部材３３と第一導電端子３１および第二導電端子３２との間には未導通の状態が形成される。それから、動力部材１３は伝動部材１１１、１２１、１３１を駆動することにより、第一ローラ１１と第二ローラ１２は互いに対向した方向に回転するように連動されると同時に、ティッシュ原料４は導引されて二個の第一ローラ１１、１２の間に進入し、二個の第一ローラ１１、１２によってティッシュ原料４は下方へ引っ張られる。また、動力部材２３は伝動部材２１１、２２１、２３１を駆動することにより、第二ローラ２１とペーパー巻きモジュール２２は互いに対向した方向に回転するように連動されると同時に、ティッシュ原料４は導引されて第二ローラ２１とペーパー巻きモジュール２２との間に進入し、第二ローラ２１とペーパー巻きモジュール２２によってティッシュ原料４は下方へ引っ張られる。この時、第一ローラユニット１と第二ローラユニット２は同じ回転速度で回転するように形成されることにより、ティッシュ原料４は安定した速度で下方へ移動するように形成される。

再び図４、５、６を参照すると、枠体５には他に検出部材５２が設けられ、検出部材５２は好ましくは第一ローラユニット１と第二ローラユニット２との間に設置されることにより、ティッシュ原料４の検出印し４３を検出することができる。このように、図５、６に示すように、ティッシュ原料４の検出印し４３が枠体５の検出部材５２を通過した時、検出部材５２は動力部材１３に回動を停止したりまたは回転速度を低くしたりするように通知することにより、第一ローラユニット１は回動を停止したり、または第一ローラユニット１は第二ローラユニット２に対して比較的遅い回転速度になったりするように形成される。第一ローラユニット１と第二ローラユニット２が形成した回転速度の差によってティッシュ原料４が第一ローラユニット１と第二ローラユニット２との間に位置する部位には引張力が生じられ、上記引張力によりティッシュ原料４を切断分離線４１から切断させることにより、一回きりの切断の作動を完成することができる。それから、切断されたティッシュ原料４はペーパー巻きモジュール２２に進入し、ペーパー巻きの作動を行うことができる。

図７を参照すると、本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置のティッシュ原料４が使いきれた時、押圧部材３３は下方へ下落し、そして第一導電端子３１および第二導電端子３２と電気的な導通を行うことにより、上記回路（図示せず）から紙欠の警告信号が伝送される。

再び図２、３、４、５、６、７を参照すると、本考案の実施例の第二ローラ２１と既有のペーパー巻きモジュール２２は共同で第二ローラユニット２を形成するため、第二ローラユニット２のローラの数を減らすと共に、部材の複雑性を相対的に簡単化にし、さらに製造コストを低く抑えることができる。その他に、最も重要なのは、元々ペーパー巻きモジュール２２を駆動するための第二動力部材２３を利用して第二ローラ２１を連接し伝動することにより、第二ローラ２１とペーパー巻きモジュール２２を同時に伝動することができるため、動力部材の数を減らすと共に、部材の複雑性を相対的に簡単化にし、さらに製造コストを低く抑えることができる。また、第一導電端子３１および第二導電端子３２と押圧部材３３は電気的な導通／未導通によってティッシュ原料４の紙欠の状態を検出することができるため、使用上の便利性を相対的に増やすことができる。その他に、枠体５の検出部材５２とティッシュ原料４の検出印し４３によってティッシュ原料４を所定の長さ間隔で切断することができるため、使用上の便利性を相対的に増やすことができる。さらに、第二動力部材２３は伝動部材２３１、２１１を経てペーパー巻きモジュール２２が上方に近寄る伝動ローラ２２２に噛み合うことにより、駆動力を相対的に増やすことができる。

上述の如く、従来のウエットティッシュの供給装置によれば、二個のローラ組にはそれぞれ一個の動力部材が設けられ、または二個のローラ組は単一の動力部材と一個の制御輪を利用して二個のローラ組を制御し、そして第二ローラ組には二個のローラを設置しなければならないため、部材の複雑性を相対的に増やすと共に、製造コストが高くなり、さらに組立の困難性が増えてしまうという問題点があったが、図１に示す本考案のウエットティッシュの供給装置によれば、第二ローラ２１とペーパー巻きモジュール２２（既有部材）は共同で第二ローラユニット２を形成し、さらに第二動力部材２３（既有部材）を利用して第二ローラユニット２を駆動することにより、確実に部材の数を相対的に簡単化にし、さらに組立の便利性を増やし、製造コストを低く抑えることができる。

本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。

本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置を示す正面斜視図である。本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置を示す一部拡大斜視図である。本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置を示す背面斜視図である。本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置による進紙状態を示す断面図である。本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置によるティッシュ原料が検出部材を通過した時の背面図である。本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置による検出部材が第一ローラユニットに回動の停止／減少を通知し、ティッシュ原料を切断した時の背面図である。本考案の実施例のウエットティッシュの供給装置による紙欠時の断面図である。

符号の説明

１第一ローラユニット１１第一ローラ
１１１伝動部材１２第一ローラ
１２１伝動部材１３第一動力部材
１３１伝動部材２第二ローラユニット
２１第二ローラ２１１伝動部材
２２ペーパー巻きモジュール２２１伝動部材
２２２伝動ローラ２２３輸送ベルト
２３第二動力部材２３１伝動部材
３紙欠センサーモジュール３１第一導電端子
３２第二導電端子３３押圧部材
３４押圧板３４１収容溝
３５弾性部材４ティッシュ原料
４１切断分離線４２圧合部
４３検出印し５枠体
５１頂板５２検出部材

Claims

第一ローラユニット（１）、第二ローラユニット（２）および検出部材（５２）により構成されるウエットティッシュの供給装置であって、第一ローラユニット（１）には二個の第一ローラ（１１、１２）が設けられ、二個の第一ローラ（１１，１２）は第一動力部材（１３）によって駆動されることにより、第一ローラ（１１、１２）は互いに当接すると共に、互いに対向した方向に回動するように形成され、第二ローラユニット（２）には第二ローラ（２１）が設けられ、第二ローラ（２１）はペーパー巻きモジュール（２２）の輸送ベルト（２２３）と互いに当接するように形成され、第二ローラ（２１）とペーパー巻きモジュール（２２）は第二動力部材（２３）によって駆動されることにより、第二ローラ（２１）とペーパー巻きモジュール（２２）の輸送ベルト（２２３）は互いに対向した方向に回動するように形成され、検出部材（５２）はティッシュ原料（４）の検出印し（４３）を検出するのに用いられ、ティッシュ原料（４）の検出印し（４３）が検出部材（５２）を通過した時、検出部材（５２）は第一ローラユニット（１）に第一ローラユニット（１）の回転速度が第二ローラユニット（２）の回転速度より遅くなるように通知することにより、第一ローラユニット（１）と第二ローラユニット（２）との間に位置するティッシュ原料（４）を切断することを特徴とするウエットティッシュの供給装置。
二個の第一ローラ（１１，１２）の輪面は選択的に互いに接触または準接触状態による組合せの方式になるように形成されることにより、ティッシュ原料（４）を前進する方向に引っ張ることを特徴とする請求項１記載のウエットティッシュの供給装置。
第二ローラ（２１）の輪面とペーパー巻きモジュール（２２）の輸送ベルト（２２３）の表面は選択的に互いに接触または準接触状態による組合せの方式になるように形成されることにより、ティッシュ原料（４）を前進する方向に引っ張ることを特徴とする請求項１記載のウエットティッシュの供給装置。
各第一ローラ（１１，１２）には伝動部材（１１１、１２１）が設けられ、さらに第一動力部材（１３）には他に伝動部材（１３１）が設けられ、第一ローラ（１１）の伝動部材（１１１）は第一動力部材（１３）の伝動部材（１３１）により駆動されることを特徴とする請求項１記載のウエットティッシュの供給装置。
第二ローラ（２１）とペーパー巻きモジュール（２２）にはそれぞれ伝動部材（２１１、２２１）が設けられ、第二動力部材（２３）には他に伝動部材（２３１）が設けられ、第二ローラ（２１）とペーパー巻きモジュール（２２）の伝動部材（２１１、２２１）は第二動力部材（２３）の伝動部材（２３１）により駆動されることを特徴とする請求項１記載のウエットティッシュの供給装置。
ティッシュ原料（４）の検出印し（４３）は欠口検出印し、印刷検出印し、貼接検出印し、切断分離線印しから選択することを特徴とする請求項１記載のウエットティッシュの供給装置。
ティッシュ原料（４）には所定の長さ間隔で複数個の切断分離線（４１）が設けられることを特徴とする請求項１記載のウエットティッシュの供給装置。
各切断分離線（４１）の両側にはそれぞれ圧合部（４２）が形成されることを特徴とする請求項７記載のウエットティッシュの供給装置。
他に紙欠センサーモジュール（３）が含まれ、紙欠センサーモジュール（３）には第一導電端子（３１）、第二導電端子（３２）と押圧部材（３３）が設けられ、押圧部材（３３）と第一導電端子（３１）および第二導電端子（３２）が導通／未導通になるのを利用することにより、ティッシュ原料（４）が紙欠の状態にあるか否かを検出することを特徴とする請求項１記載のウエットティッシュの供給装置。
紙欠センサーモジュール（３）には他に押圧板（３４）が設けられ、押圧板（３４）により押圧部材（３３）を収容することを特徴とする請求項９記載のウエットティッシュの供給装置。
紙欠センサーモジュール（３）には他に二個の弾性部材（３５、３５）が設けられることにより、押圧板（３４）を弾性的に保持し、さらに押圧部材（３３）が選択的にティッシュ原料（４）、第一導電端子（３１）と第二導電端子（３２）に弾性的に当接するのを確保することを特徴とする請求項１０記載のウエットティッシュの供給装置。