JP3114861U - 密閉型搬送容器 - Google Patents

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知明 桑田
崇明 田中
篤信 友田
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日鐵運輸株式会社
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Abstract

【課題】廃棄物の積載容積を大きく確保でき、しかも、作業者が収納容器本体内に入ること無く、廃棄物の取り込み及び取り出し作業を容易に行うことができる密閉型搬送容器を提供する。
【解決手段】フォークリフトのフォークが挿入可能なフォークポケット11〜14が下端部に形成され、廃棄物を配置可能な内部が平面視して矩形状の収納容器本体15及び収納容器本体15に着脱可能な蓋16を有する密閉型搬送容器において、収納容器本体15の対向する側壁58、59外部の高さ方向中間位置には、作業者が載って収納容器本体15内の作業ができる傾動して収納可能な作業足場62、63及び64、65が設けられている。
【選択図】図2

Description

本考案は、例えば、PCB(有機ハロゲン化物)が残存する液体を貯留したり又はPCBにより汚染された廃棄物(例えば、トランスやコンデンサー等)をハンドリングして搬送するための密閉型搬送容器に関する。
従来、PCB液が絶縁油として用いられている使用済のトランスのうち、車両や搬送装置による搬送ができない大型のトランスの処理については、大型のトランスの設置場所において、PCB液を抜いてトランス本体を解体、分離して搬送している(例えば、特許文献1参照)。
一方、小型のトランスについては、着脱式の密封蓋を備え、車両限界寸法に形成された直方体状の収納容器に小型のトランスを入れて、収納容器を車両に搭載し、所定の場所(処理施設)まで搬送している。なお、場合によっては、収納容器は安全上、収納容器内に作業者が入ることができないという処理施設の受入れ条件(要件)を満たす必要がある。ここで、収納容器の内側寸法は、例えば、長さ1800mm×幅1300mm×高さ1700mmである。
特開2003−318050号公報(図1)
しかしながら、前記従来の小型のトランスの搬送方法においては、未だ解決すべき以下のような問題があった。
安全上、収納容器内に作業者が入ることができない場合には、小型のトランスを収納容器にロープ等で固く固定することができず、車両による搬送中、荷崩れを起す恐れがあった。しかも、小型のトランスの積込み及び荷下ろし作業が困難で、作業性が劣っていた。
また、たとえ、収納容器内に作業者が入ることができる場合であっても、作業者が作業を行うための作業空間を必要とし、このため、小型のトランス等の廃棄物の積載容積が小さくなるという問題もあった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、廃棄物の積載容積を大きく確保でき、しかも、作業者が収納容器本体内に入ること無く、廃棄物の取り込み及び取り出し作業を容易に行うことができる密閉型搬送容器を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る密閉型搬送容器は、フォークリフトのフォークが挿入可能なフォークポケットが下端部に形成され、廃棄物を配置可能な内部が平面視して矩形(長方形)状の収納容器本体及び該収納容器本体に着脱可能な蓋を有する密閉型搬送容器において、前記収納容器本体の対向する側壁外部の高さ方向中間位置には、作業者が載って前記収納容器本体内の作業ができる傾動して収納可能な作業足場が設けられている。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記収納容器本体の対向する側壁の内面の上部の複数箇所には、吊りロープの一端部を掛止する引出し式のロープ保持治具を設けるのが好ましい。ここで、ロープ保持治具を設ける側壁は、作業足場を設ける側壁と同じであっても、異なっていてもよい。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記廃棄物を載せた状態で前記収納容器本体内に配置可能な平面視して矩形状のインナートレイを備えることができる。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記インナートレイには、複数の前記吊りロープの他端側が吊り金具を介して取付けられているのが好ましい。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記インナートレイの4隅の支柱の上部を連結する上梁を設けることができる。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記インナートレイの対向する前記上梁に、その上部突出片が跨がって掛止されるネストトレイを有し、前記ネストトレイには小型の廃棄物を内部に積載するのが好ましい。
本考案に係る密閉型搬送容器において、少なくともそのうち一つの前記上梁が取り外し可能となっているのが好ましい。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記インナートレイは、前記収納容器本体に2個収納可能な大きさになっていてもよい。
請求項1〜8記載の密閉型搬送容器は、フォークポケットが下端部に形成され、廃棄物を配置可能な内部が平面視して矩形状の収納容器本体及び収納容器本体に着脱可能な蓋を有し、収納容器本体の対向する側壁外部の高さ方向中間位置には、作業者が載って収納容器本体内の作業ができる傾動して収納可能な作業足場が設けられているので、廃棄物の積載容積を大きく確保でき、しかも、作業者が収納容器本体内に入ること無く、廃棄物の取り込み及び取り出し作業等を容易に行うことができる。しかも、作業足場を使用しない場合には作業足場を側壁内に格納することができる。
特に、請求項2記載の密閉型搬送容器においては、収納容器本体の対向する側壁の内面の上部の複数箇所には、吊りロープの一端部を掛止する引出し式のロープ保持治具が設けられているので、収納容器本体内に取り込まれた廃棄物に吊りロープの他端側を掛止し、かつ吊りロープの一端部をロープ保持治具に掛止した状態で搬送し、取り出しの際に、吊りロープの一端部とロープ保持治具の掛止を解除して吊りロープを介して廃棄物を吊り上げて収納容器本体外に取り出すことができ、このため、取り出し作業が簡略化される。
請求項3記載の密閉型搬送容器においては、廃棄物を載せた状態で収納容器本体内に配置可能な平面視して矩形状のインナートレイが設けられているので、収納容器本体外で廃棄物をインナートレイに配置及び固定したり、配置解除することができ、この結果、廃棄物のハンドリングが容易にできる。
請求項4記載の密閉型搬送容器においては、インナートレイに、複数の吊りロープの他端側が吊り金具を介して取付けられているので、廃棄物をインナートレイに載せた状態で、吊り金具を介して吊りロープによりインナートレイを安定して吊上げることができる。
請求項6記載の密閉型搬送容器においては、インナートレイの対向する上梁に、その上部突出片が跨がって掛止されるネストトレイを有し、ネストトレイには小型の廃棄物を内部に積載するので、インナートレイに高さの低い廃棄物を積載した場合、インナートレイの上部の無駄な空間を活用でき、この結果、インナートレイの積載効率が向上する。
請求項7記載の密閉型搬送容器においては、少なくとも一つの上梁が取り外し可能となっているので、上梁を外した状態で廃棄物をインナートレイに配置することができるため、廃棄物の昇降ストロークを小さくでき、また、インナートレイへの積み込み作業及びインナートレイからの降ろし作業が容易になる。
請求項8記載の密閉型搬送容器においては、インナートレイは収納容器本体に2個収納可能な大きさになっているので、インナートレイを軽量に形成でき、このため小さい能力の吊上げ手段を使用することができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
ここで、図1は本考案の一実施の形態に係る密閉型搬送容器の収納容器本体の正面図、図2は同密閉型搬送容器の収納容器本体の一部切欠き側面図、図3は同密閉型搬送容器の収納容器本体の平面図、図4は図1のA−A断面図、図5は図1のB−B断面図、図6(A)、(B)はそれぞれ、本考案の一実施の形態に係る密閉型搬送容器の収納容器本体のロープ保持治具の平面図、正面図、図7は同密閉型搬送容器の蓋の平面図、図8は同密閉型搬送容器のパッキンの平面図、図9(A)、(B)はそれぞれ、同密閉型搬送容器に取付けられた締結金具の正面図、側面図、図10(A)、(B)はそれぞれ、同密閉型搬送容器の収納容器本体に取付けられた吊り金具の正面図、側面図、図11はインナートレイの一部切欠き正面図、図12はインナートレイの平面図、図13はインナートレイの一部切欠き側面図、図14はネストトレイの正面図、図15はネストトレイの平面図、図16はインナートレイの変形例の一部切欠き正面図、図17(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ、直接廃棄物を配置した場合、インナートレイを介して廃棄物を配置した場合、変形例のインナートレイを介して廃棄物を配置した場合、インナートレイ及びネストトレイを介して廃棄物を配置した場合の説明図である。
図1に示すように、本考案の一実施の形態に係る密閉型搬送容器10は、例えば、PCB(有機ハロゲン化物)が残存する液体を貯留するトランスやコンデンサー、また、PCBにより汚染された物品からなる廃棄物を密封して搬送する容器である。なお、使用する材料は原則的にステンレス材(SUS304)を使用する。
図1〜図3、図7、図9及び図11〜図13に示すように、密閉型搬送容器10は、下端部の幅方向の両側及び長手方向の両側にフォークリフトのフォーク(図示せず)が挿入するフォークポケット11、12及び13、14がそれぞれ設けられた収納容器本体15と、収納容器本体15の上端部に着脱可能に取付けられた蓋16とを有する密封式の収納容器であり、平面視して矩形(長方形)状の内部には、平面視して矩形状のインナートレイ19が廃棄物の一例であるトランス18を載せた状態で配置可能に構成されている。以下、これらについて詳しく説明する。
図1、図2及び図5に示すように、収納容器本体15の底部には長手方向に間隔をあけて平行に配置されたチャンネル材からなる水平部材20〜24と、幅方向に間隔をあけて平行に配置されたチャンネル材からなる水平部材25〜29とが井桁状に形成されており、平面視して外形が矩形状に形成され、すべての水平部材20〜29の上面をカバーする矩形状の底板30が張り付けられた底部材31を備えている。なお、外側の水平部材20、24、25、29は底部が外側を向くように配置されている。底部材31の下面の4隅にはそれぞれ、脚部32が取付けられている。
フォークポケット11〜14は短尺で断面が矩形状の筒状部材からなっており、フォークポケット11、12はそれぞれ、水平部材21、23の長手方向両端部の下面及び水平部材25、29の長手方向中間部の下面に、フォークポケット13、14はそれぞれ、水平部材26、28の長手方向両端部の下面及び水平部材20、24の長手方向中間部の下面に取付けられている。
図1、図2及び図4に示すように、底部材31の底板30の幅方向の両縁部上には平行間隔をあけて対向して矩形状の側板33、34が立設されており、側板33、34の長手方向の両端にそれぞれ両端が接続され、底板30の長手方向の両縁部上には平行間隔をあけて対向して矩形状の側板35、36が立設されている。ここで、底板30及び側板33〜36によって上部が開口した容器が形成され、液体が洩れない構造となっている。
図1、図2及び図9(A)、(B)に示すように、側板33〜36の上端部外面にはそれぞれ、水平に配置されたアングル材からなるシール部材37〜40が設けられている。側板33、34の外面にはそれぞれ長手方向に平行間隔をあけて、3本のフラットバーからなる補強リブ41、41a、41b及び42、42a、42bが垂直に取付けられており、一方、側板35、36の幅方向中間位置の外面にはそれぞれ、平行間隔をあけて2本のフラットバーからなる補強リブ43、43a及び44、44aが垂直に取付けられている。
側板33、34の外面のシール部材37、38の下方にはそれぞれ、隣り合う補強リブ41、41a、41b及び42、42a、42b間にフラットバーからなる補強リブ45、45a及び46、46aが水平に設けられており、側板35、36の外面のシール部材39、40の下方にはそれぞれ、補強リブ43、43a及び44、44aを挟んで、フラットバーからなる補強リブ47、47a、47b及び48、48a、48bが水平に設けられている。
側板33、34の外面の上下方向中間部にはそれぞれ、補強リブ41、41a、41b及び42、42a、42b間の上下にフラットバーからなる補強リブ51、52及び短尺のアングル材からなる取付部材53、54が設けられており、側板35、36の外面の上下方向中央部にはそれぞれ、補強リブ43、43a及び44、44aの幅方向内側、外側にフラットバーからなる補強リブ56、55、57が設けられている。従って、収納容器本体15の幅方向に対向する側壁58、59はそれぞれ、側板33、34及びシール部材37、38を有しており、長手方向に対向する側壁60、61はそれぞれ、側板35、36及びシール部材39、40を有して構成されている。
図1、図2及び図4に示すように、収納容器本体15の対向する側壁58、59外部の高さ方向中間位置にはそれぞれ、作業者が載って収納容器本体15内の作業ができる傾動して収納可能な作業足場62及び63、64及び65が設けられている。作業足場64(62、63及び65も同じ)は、長手方向に平行間隔をあけて配置され、それぞれ、補強リブ42、42aにボルト及びナット66を介して回動可能に連結された縦アングル材67、68と、縦アングル材67、68の先側に間隔をあけて縦アングル材67、68の内側に連結して配置された横アングル材69、70と、縦アングル材67、68間の中央に配置され、横アングル材69、70同士を連結するフラットバー71と、縦アングル材67、68、横アングル材69、70及びフラットバー71の上面に取付けられた平面視して矩形状の滑り止めが施された板材72とを有している。
図2に示すように、側壁59(58も同じ)の作業足場64直下には、形鋼からなるストッパー73が設けられており、作業足場64が水平状態でストッパー73に当接するストッパー片74が作業足場64の下端に設けられている。側壁59(58も同じ)の作業足場64上方に配置された補強リブ51には、垂直状態で作業足場64を固定するピン75が挿入可能なピン孔が形成されており、ピン孔に挿入されたピン75の先端部は、作業足場64の横アングル材70に形成されたピン孔に挿入可能に構成されている。
かかる構成によって、作業足場64(62、63及び65も同じ)は、側壁59に対してボルト及びナット66を介して回動可能し、作業時(使用時)には水平に維持され、不使用時には、垂直に保持され、しかも、側壁59の外端より内側に位置(格納)することができる。
図3及び図6(A)、(B)に示すように、収納容器本体15の対向する側壁58、59の側板33、34の内面の上部には長手方向に間隔をあけて複数箇所(実施の形態では、合計8箇所)に、収納容器本体15内に配置されたインナートレイ19を吊り出すために使用する吊りロープ(図示せず)の一端側を着脱可能に掛止する引出し式のロープ保持治具76、77が設けられている。なお、ロープ保持治具77は、ロープ保持治具76と勝手違いに構成されている。
図6(A)、(B)に示すように、ロープ保持治具76(77も同じ)は、矩形の板材を曲げ加工して長手方向中央部に凹状の軸受部78が形成され、長手方向両端部にボルト用の取付孔79が形成された支持材80と、断面円形の棒材を曲げ加工して形成され、支持材80の軸受部78に挿通する回動軸部81、回動軸部81の上端部に略直交して設けられた短い水平部82及び回動軸部81の下端部に略直交して設けられたJ字状の掛止部83からなる掛止材84とを有している。向かい合う水平部82の端面85と掛止部83の端面86との間隔Kは、吊りロープの端部に設けられた金具が取付け及び取り外しできる距離としている。
図1〜図3及び図10(A)、(B)に示すように、収納容器本体15の4隅の上端部には、吊り金具87が取付けられており、吊り金具87はアングル状に形成された支持ブラケット88と、支持ブラケット88の両辺のそれぞれの上部に形成された取付孔89にボルト90及びナット91を介して着脱可能に取付けられるU字状の吊り本体92とを備えている。なお、支持ブラケット88の取付孔89は内側に固定されたリング状の補強板93により補強されている。
図1及び図7〜図9(A)、(B)に示すように、収納容器本体15の上端部に設けられたシール部材37〜40上にはパッキン94を介して蓋16が載置されている。蓋16は、パッキン94の上面に当接する略矩形状に形成された蓋板材95と、4隅部を除いて蓋板材95の外縁に沿って蓋板材95上に固定され、アングル材により形成された蓋枠材96とを備えている。蓋板材95の上面には、吊り用の掛止孔が形成された4個の吊り金具97が設けられており、また、蓋板材95の4隅部近く縁部には、蓋16を収納容器本体15に載せる際のガイドの役割を果たす、下側が外側に傾斜し上側が垂直に形成されたガイド板98が取付けられている。蓋16を地上に置いた時、このガイド板98により蓋16の蓋板材95と地面とが接触することがないので、パッキン94の上面に当接する蓋板材95にゴミ等が付着するのを防止することができる。
図7及び図9(A)、(B)に示すように、収納容器本体15及び蓋16には、簡易式の締結金具99が合計18個設けられている。蓋16の蓋枠材96の外縁部には、板材からなって上側に凹部が形成され、水平方向に平行間隔をあけて配置された対となる板材を有する被掛止部100と、被掛止部100の側部が下端部に固定された取付板101とを備えた被掛止材102がボルトにより取付けられている。
一方、被掛止材102に対応する収納容器本体15の位置にはチャンネル材からなる取付ブラケット103を介して掛止材104が取付けられている。掛止材104は、水平に配置され、軸方向中央部に軸方向に直交して雌ねじが形成され、しかも、被掛止材102の被掛止部100に掛止する円柱状の掛止部105と、掛止部105の雌ねじに螺合する雄ねじが形成され、被掛止部100の対となる板材間に配置された棒状の長さ調整部106と、長さ調整部106の進退を操作するハンドル部107と、水平方向に平行間隔をあけて配置され、ハンドル部107を取付けるための対となる板材を有する支持部108と、支持部108を固定する取付板109とを備えている。なお、ハンドル部107の先端部にパイプ材155を溶接止めして、小さい力で開閉操作ができるようにしている。
かかる構成によって、被掛止材102及び掛止材104からなる締結金具99により、蓋16をパッキン94を介して収納容器本体15に締結して密閉型搬送容器10を構成することができる。なお、パッキン94は図8に示すように、主として側壁58、59の上端にそれぞれ配置されるパッキンピース110、111と、パッキンピース110、111との両端部に重合する(拡大図に示す)両端部を備え、主として側壁60、61の上端にそれぞれ配置されるパッキンピース112、113とを接合して構成されるようになっている。パッキンピース110〜113の厚さはT(6〜14mm、本実施の形態では10mm)、接合部の長さはL(40〜80mm、本実施の形態では60mm)、接合部の厚さはt(=T/2、3〜7mm、本実施の形態では5mm)としている。
図1及び図11〜図13に示すように、インナートレイ19は、収納容器本体15の底板30の上面に当接する、長手方向に間隔をあけて平行に配置され断面が正方形で筒状の5本の基礎部材114と、基礎部材114の殆どを覆って基礎部材114上に設けられた矩形状の底板115と、底板115の幅方向の両端に接して底部を内側に対向して配置され、5本の基礎部材114の両端部上に水平に設けられたチャンネル材からなる2本の下側水平部材116と、4隅直近の下側水平部材116の両端部に立設されたチャンネル材からなる4本の支柱117とを備えている。なお、下側水平部材116の長手方向両側及び下側水平部材116の下面に設けられた基礎部材114間で、フォークリフト用のフォークポケット114bが形成される。
更に、インナートレイ19は、長手方向に間隔をあけて配置された2本の支柱117の間で、高さ方向の中間位置に水平に設けられたチャンネル材からなる2本の中間水平部材118と、中間水平部材118と同じ高さレベルで、幅方向に間隔をあけて配置された2本の支柱117間に設けられたチャンネル材からなる2本の連結水平部材119と、底板115の4辺の縁部に立設され、支柱117、中間水平部材118及び連結水平部材119の底部の外側に当接する側板120〜123とを有している。ここで、底板115及び側板120〜123によって上部が開口した容器が形成され、液体が洩れない構造となっている。
また、側板120、121の外面の長手方向中央部で、下側水平部材116、中間水平部材118間には矩形板状の補強リブ124が設けられており、側板122、123の外面の幅方向中央部で、底板115、連結水平部材119間には矩形板状の補強リブ125が設けられている。
一方側の中間水平部材118の上方には対向する2本の支柱117の上部を連結する、中間水平部材118と同じサイズの上梁126が設けられており、2本の連結水平部材119のそれぞれの上方には対向する支柱117の上部を連結する、連結水平部材119と同じサイズの上梁119aが設けられている。他方側の中間水平部材118の上方には対向する2本の支柱117の上部を連結する上梁129が取り外し可能に設けられている。上梁129の両端部は、対向する支柱117の上部内側にそれぞれ設けられた取付ブラケット127、128上に載置されて、ボルト及びナットにより着脱可能となっている。上梁129は上梁126と略同じサイズのもので構成され、同じ高さレベルに配置されている。上梁129の両側で取付ブラケット127、128付近には、板材からなる補強リブ129aが設けられている。
図11及び図12に示すように、取付ブラケット127、128は、短尺のアングル材からなり、載置面にボルト取付孔129bが形成された載置部130、131と、載置部130、131の内側に設けられた補強リブ132、133とを有している。かかる構成によって、上梁129を取付ブラケット127、128に取付け及び取り外しすることができる。
図11〜図13に示すように、4本の支柱117の先端部には、インナートレイ19吊上げ用のU字状の吊り金具134が取付けられている。上梁119aの上面及び下面には間隔をあけて吊り金具135が設けられている。中間水平部材118及び連結水平部材119の中央部にはそれぞれ吊り金具135が設けられており、中間水平部材118及び連結水平部材119の両端部にはそれぞれ補強リブ136が設けられている。吊り金具134、135を介して複数の前記吊りロープの他端側がインナートレイ19に取付けられ該吊りロープを介して、別途吊上げ手段によりインナートレイ19を吊上げることが可能になる。上梁119aの下面に設けた吊り金具135には、例えば、すぐに使用できるように荷締器等を吊下げておくことができる。
図14及び図15に示すネストトレイ137は、例えば、コンデンサーのような小さい容積(小型)の廃棄物を内部に積載可能で平面視して矩形状の容器を構成しており、上端部にはインナートレイ19の上部に設けられた対向する上梁126、129、及び119a、119aに跨がって掛止される複数(本実施の形態では6個)の上部突出片138、138aが水平方向外側に突出して設けられている。
ネストトレイ137は、インナートレイ19の底板115に当接可能で、長手方向に間隔をあけて平行に配置され断面が矩形で筒状の4本の基礎部材139と、4本の基礎部材139の両端部上にそれぞれ水平に設けられたアングル材からなる下側連結部材140と、外側の2本の基礎部材139上の外側に基礎部材139に沿って設けられたアングル材からなる下側水平部材141と、それぞれの下側連結部材140と上下方向に間隔をあけて設けられた上側連結部材142と、それぞれの上側連結部材142の両端に連結され、それぞれの下側水平部材141と上下方向に平行間隔をあけて設けられた上側水平部材143とを備えている。
更に、ネストトレイ137は、下側連結部材140、上側連結部材142間に長手方向に間隔をあけて垂直に設けられたチャンネル材からなる補強部材144と、下側水平部材141、上側水平部材143間に幅方向中央部に垂直に設けられたチャンネル材からなる補強部材145と、基礎部材139上に当接して配置された矩形状の底板146と、底板146の4辺の縁部に立設され、補強部材144、145のフランジの先端に当接する側板147〜150とを有している。ここで、底板146及び側板147〜150によって上部が開口した容器が形成され、液体が洩れない構造となっている。
短尺のチャンネル材からなる上部突出片138、138aはそれぞれ、上側連結部材142、上側水平部材143上に長手方向に間隔をあけて配置された略矩形状の2枚の取付板151を介して取付けられている。対向する上側連結部材142及び上側水平部材143で構成される矩形枠の4隅には、U字状の吊り金具152が取付けられている。下側連結部材140、上側連結部材142間の長手方向中央部には、矩形板状の補強リブ153が設けられている。
図16にはインナートレイ19の変形例のインナートレイ154を表している。インナートレイ154は収納容器本体15に2個収納可能な大きさになっている。即ち、図11及び図13に示すように、インナートレイ19の長辺をN、短辺をMとすると、インナートレイ154の長辺n=M、短辺m(図示せず)<N/2となる。なお、インナートレイ19と同一の構成要素については、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
インナートレイ154は、収納容器本体15の底板30に当接する、インナートレイ154の長手方向に間隔をあけて短辺と平行に配置され断面が矩形で筒状の4本の基礎部材114aと、基礎部材114aの殆どを覆って基礎部材114a上に設けられた矩形状の底板115aと、底板115aの幅方向(短辺と平行な方向)の両端に接して底部を内側にして対向して4本の基礎部材114aの両端部上に水平に設けられたチャンネル材からなる2本の下側水平部材116aと、4隅直近の下側水平部材116aの両端部に立設されたチャンネル材からなる4本の支柱117とを備えている。
インナートレイ154は、更に、底板115aの4辺の縁部に立設され、支柱117、中間水平部材118a及び連結水平部材119bの底部の外側に当接する側板120a〜123aを有している。ここで、底板115a及び側板120a〜123aによって上部が開口した容器が形成され、液体が洩れない構造となっている。インナートレイ154の幅方向(短辺と平行な方向)に間隔をあけて配置された2本の支柱117間の上端部にはそれぞれ、チャンネル材からなる2本の上梁119cが設けられており、4本の支柱117の先端部にはインナートレイ154を吊上げるためのU字状の吊り金具134が取付けられている。なお、長手方向(長辺と平行な方向)に間隔をあけて配置された2本の支柱117間の上端部には、上梁が設けられていない。
図17(A)〜(D)は、廃棄物の積載条件を説明するものであり、図17(A)は、高さTA の廃棄物SA を直接密閉型搬送容器10に配置した場合を、図17(B)は、高さTB の廃棄物SB をインナートレイ19を介して密閉型搬送容器10に配置した場合を、図17(C)は、高さTC の2個の廃棄物SC を変形例の2個のインナートレイ154を介して密閉型搬送容器10に配置した場合を、図17(D)は、高さTDIの廃棄物SDIをインナートレイ19を介して、かつ、高さTDNの廃棄物SDNを、インナートレイ19に掛止されたネストトレイ137を介して密閉型搬送容器10に配置した場合をそれぞれ表している。
密閉型搬送容器10の内寸法は、長手方向の長さX(1500〜2700mm)、幅Y(1100〜1800mm)、高さZ(1600〜2000mm)であり、本実施の態では、長さX=1700mm、幅Y=1160mm、高さZ=1740mmとしている。なお、この条件で、積載可能な高さT及び積載可能重量Wに注目すると、高さTA =1650mm及びWA =3500Kg、高さTB =1550mm及びWB =3000Kg、TC =1600mm及びWC =2×1500Kg=3000Kg、TDI+TDN=700mm+600mm=1300mm及びWDI+WDN=2300Kg+600Kg=2900Kgである。
次いで、本考案の一実施の形態に係る密閉型搬送容器10を用いた廃棄物の搬送方法について、図17(B)に示す廃棄物SB をインナートレイ19を介して密閉型搬送容器10に配置する場合を説明する。
収納容器本体15をフォークリフト(図示せず)を用いて、所定の作業場所、即ち、搬送用車両の近くで、しかも、吊り上げ手段が使用できる場所に搬送する。事前に又はこの時、洩れたPCB液を吸収するための吸収材を収納容器本体15内の底部に設置する。
廃棄物SB が設置されていた場所の近くでインナートレイ19に廃棄物SB を搭載し、番線やロープ及び手動ジャッキ等を用いて廃棄物SB をインナートレイ19に固定する。また、インナートレイ19を吊り上げ手段により吊上げるための複数(例えば、4本)の吊りロープの他端側をインナートレイ19の吊り金具135に取付ける。
一方、収納容器本体15をフォークリフトにより搬送用車両上に搭載し、作業者が搬送用車両の荷台に上って、収納容器本体15を搬送用車両に固定する。
作業者が収納容器本体15の作業足場62〜65を傾動して水平にする。
作業足場62、63及び64、65に作業者がそれぞれ載って、吊り上げ手段により吊りロープを介して吊上げられた廃棄物SB を搭載したインナートレイ19を収納容器本体15に入れるのをガイドする。このように、作業足場62、63及び64、65が設けられているので、収納容器本体15内が上から確認し易く、インナートレイ19の良好な操作性に寄与できる。
インナートレイ19が搬送用車両で搬送中、収納容器本体15内で横ずれしないように固定する。
作業足場62、63及び64、65に載った作業者が、収納容器本体15の内側上部に設けられ吊りロープに対応する位置のロープ保持治具76、77の掛止材84を約90°水平方向に回動する。
作業者が各吊りロープの一端側を、回動されたロープ保持治具76、77の掛止材84に引っ掛ける。
作業足場62、63及び64、65に載った作業者が、収納容器本体15の上端面にパッキン94を取付ける。
吊り上げ手段により蓋16を吊上げ、作業者が蓋16をガイドしてパッキン94上に載置する。
作業者が締結金具99により、蓋16をパッキン94を介して収納容器本体15に締結する。
作業者が作業足場62、63及び64、65から搬送用車両の荷台に下りて、作業足場62、63及び64、65を傾動して元の垂直位置に固定する。
搬送用車両により密閉型搬送容器10を処理施設に運搬し、上述と逆の工程で廃棄物SB の積み下ろしを行うが、作業者が各吊りロープの一端側を、ロープ保持治具76、77の掛止材84から外して、吊り上げ手段により引っ掛けてインナートレイ19を収納容器本体15内から取り出すことができる。
本考案は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本考案の密閉型搬送容器を構成する場合も本考案の権利範囲に含まれる。
廃棄物として産業廃棄物の一例であるトランス18を扱ったが、これに限定されず、必要に応じて、その他の産業廃棄物を扱ったり、また、一般廃棄物、建築物の廃棄物、特定化学物質等の廃棄物及び医療系廃棄物等を扱うこともできる。
収納容器本体15の側壁58、59の内面に、吊りロープの一端側を着脱可能に掛止するロープ保持治具76、77を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、ロープ保持治具を省略することもできる。また、側壁58、59の代わりに、側壁60、61にロープ保持治具を設けることもでき、また、側壁58〜61にロープ保持治具を設けることもできる。
トランス18を載せた状態で収納容器本体15内に配置可能なインナートレイ19を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、インナートレイを省略することもできる。この場合、吊りロープの他端側を介して直接、廃棄物を掛止する。
インナートレイ19には、複数の吊りロープの他端側を掛止可能な吊り金具135を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、吊り金具を省略することもできる。
インナートレイ19の4つの上梁のうち一つの上梁129を着脱可能に設けたが、これに限定されず、必要に応じて、上梁を省略することもできる。また、2以上の上梁を着脱可能に設けることもできる。
インナートレイ19の上端に掛止可能なネストトレイ137を備えたが、これに限定されず、必要に応じて、ネストトレイを省略することもできる。
側壁58、59にそれぞれ、2個の作業足場62及び63、2個の作業足場64及び65を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、一側壁に1個又は3個以上の作業足場を設けることもできる。また、側壁58、59の代わりに、側壁60、61に作業足場を設けることもできる。更に、側壁58〜61に作業足場を設けることもできる。
本考案の一実施の形態に係る密閉型搬送容器の収納容器本体の正面図である。 同密閉型搬送容器の収納容器本体の一部切欠き側面図である。 同密閉型搬送容器の収納容器本体の平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、本考案の一実施の形態に係る密閉型搬送容器の収納容器本体のロープ保持治具の平面図、正面図である。 同密閉型搬送容器の蓋の平面図である。 同密閉型搬送容器のパッキンの平面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同密閉型搬送容器に取付けられた締結金具の正面図、側面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同密閉型搬送容器の収納容器本体に取付けられた吊り金具の正面図、側面図である。 インナートレイの一部切欠き正面図である。 インナートレイの平面図である。 インナートレイの一部切欠き側面図である。 ネストトレイの正面図である。 ネストトレイの平面図である。 インナートレイの変形例の一部切欠き正面図である。 (A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ、直接廃棄物を配置した場合、インナートレイを介して廃棄物を配置した場合、変形例のインナートレイを介して廃棄物を配置した場合、インナートレイ及びネストトレイを介して廃棄物を配置した場合の説明図である。
符号の説明
10:密閉型搬送容器、11〜14:フォークポケット、15:収納容器本体、16:蓋、18:トランス(廃棄物)、19:インナートレイ、20〜29:水平部材、30:底板、31:底部材、32:脚部、33〜36:側板、37〜40:シール部材、41、41a、41b:補強リブ、42、42a、42b:補強リブ、43、43a:補強リブ、44、44a:補強リブ、45、45a:補強リブ、46、46a:補強リブ、47、47a、47b:補強リブ、48、48a、48b:補強リブ、51、52:補強リブ、53、54:取付部材、55〜57:補強リブ、58〜61:側壁、62〜65:作業足場、66:ボルト及びナット、67、68:縦アングル材、69、70:横アングル材、71:フラットバー、72:板材、73:ストッパー、74:ストッパー片、75:ピン、76、77:ロープ保持治具、78:軸受部、79:取付孔、80:支持材、81:回動軸部、82:水平部、83:掛止部、84:掛止材、85、86:端面、87:吊り金具、88:支持ブラケット、89:取付孔、90:ボルト、91:ナット、92:吊り本体、93:補強板、94:パッキン、95:蓋板材、96:蓋枠材、97:吊り金具、98:ガイド板、99:締結金具、100:被掛止部、101:取付板、102:被掛止材、103:取付ブラケット、104:掛止材、105:掛止部、106:長さ調整部、107:ハンドル部、108:支持部、109:取付板、110〜113:パッキンピース、114、114a:基礎部材、114b:フォークポケット、115、115a、:底板、116、116a:下側水平部材、117:支柱、118、118a:中間水平部材、119:連結水平部材、119a:上梁、119b:連結水平部材、119c:上梁、120〜123、120a〜123a:側板、124:補強リブ、125:補強リブ、126:上梁、127、128:取付ブラケット、129:上梁、129a:補強リブ、129b:ボルト取付孔、130、131:載置部、132、133:補強リブ、134、135:吊り金具、136:補強リブ、137:ネストトレイ、138、138a:上部突出片、139:基礎部材、140:下側連結部材、141:下側水平部材、142:上側連結部材、143:上側水平部材、144、145:補強部材、146:底板、147〜150:側板、151:取付板、152:吊り金具、153:補強リブ、154:インナートレイ、155:パイプ材

Claims (8)

  1. フォークリフトのフォークが挿入可能なフォークポケットが下端部に形成され、廃棄物を配置可能な内部が平面視して矩形状の収納容器本体及び該収納容器本体に着脱可能な蓋を有する密閉型搬送容器において、
    前記収納容器本体の対向する側壁外部の高さ方向中間位置には、作業者が載って前記収納容器本体内の作業ができる傾動して収納可能な作業足場が設けられていることを特徴とする密閉型搬送容器。
  2. 請求項1記載の密閉型搬送容器において、前記収納容器本体の対向する側壁の内面の上部の複数箇所には、吊りロープの一端部を掛止する引出し式のロープ保持治具が設けられていることを特徴とする密閉型搬送容器。
  3. 請求項2記載の密閉型搬送容器において、前記廃棄物を載せた状態で前記収納容器本体内に配置可能な平面視して矩形状のインナートレイを備えていることを特徴とする密閉型搬送容器。
  4. 請求項3記載の密閉型搬送容器において、前記インナートレイには、複数の前記吊りロープの他端側が吊り金具を介して取付けられていることを特徴とする密閉型搬送容器。
  5. 請求項3及び4のいずれか1項に記載の密閉型搬送容器において、前記インナートレイの4隅の支柱の上部を連結する上梁が設けられていることを特徴とする密閉型搬送容器。
  6. 請求項5に記載の密閉型搬送容器において、前記インナートレイの対向する前記上梁に、その上部突出片が跨がって掛止されるネストトレイを有し、前記ネストトレイには小型の廃棄物を内部に積載することを特徴とするる密閉型搬送容器。
  7. 請求項5及び6のいずれか1項に記載の密閉型搬送容器において、少なくともそのうち一つの前記上梁が取り外し可能となっていることを特徴とすることを特徴とする密閉型搬送容器。
  8. 請求項3〜7のいずれか1項に記載の密閉型搬送容器において、前記インナートレイは、前記収納容器本体に2個収納可能な大きさになっていることを特徴とする密閉型搬送容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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