JP3114861U - 密閉型搬送容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フォークリフトのフォークが挿入可能なフォークポケット11〜14が下端部に形成され、廃棄物を配置可能な内部が平面視して矩形状の収納容器本体15及び収納容器本体15に着脱可能な蓋16を有する密閉型搬送容器において、収納容器本体15の対向する側壁58、59外部の高さ方向中間位置には、作業者が載って収納容器本体15内の作業ができる傾動して収納可能な作業足場62、63及び64、65が設けられている。
【選択図】図2
Description
一方、小型のトランスについては、着脱式の密封蓋を備え、車両限界寸法に形成された直方体状の収納容器に小型のトランスを入れて、収納容器を車両に搭載し、所定の場所(処理施設)まで搬送している。なお、場合によっては、収納容器は安全上、収納容器内に作業者が入ることができないという処理施設の受入れ条件(要件)を満たす必要がある。ここで、収納容器の内側寸法は、例えば、長さ1800mm×幅1300mm×高さ1700mmである。
安全上、収納容器内に作業者が入ることができない場合には、小型のトランスを収納容器にロープ等で固く固定することができず、車両による搬送中、荷崩れを起す恐れがあった。しかも、小型のトランスの積込み及び荷下ろし作業が困難で、作業性が劣っていた。
また、たとえ、収納容器内に作業者が入ることができる場合であっても、作業者が作業を行うための作業空間を必要とし、このため、小型のトランス等の廃棄物の積載容積が小さくなるという問題もあった。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記廃棄物を載せた状態で前記収納容器本体内に配置可能な平面視して矩形状のインナートレイを備えることができる。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記インナートレイには、複数の前記吊りロープの他端側が吊り金具を介して取付けられているのが好ましい。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記インナートレイの対向する前記上梁に、その上部突出片が跨がって掛止されるネストトレイを有し、前記ネストトレイには小型の廃棄物を内部に積載するのが好ましい。
本考案に係る密閉型搬送容器において、少なくともそのうち一つの前記上梁が取り外し可能となっているのが好ましい。
本考案に係る密閉型搬送容器において、前記インナートレイは、前記収納容器本体に2個収納可能な大きさになっていてもよい。
請求項4記載の密閉型搬送容器においては、インナートレイに、複数の吊りロープの他端側が吊り金具を介して取付けられているので、廃棄物をインナートレイに載せた状態で、吊り金具を介して吊りロープによりインナートレイを安定して吊上げることができる。
請求項7記載の密閉型搬送容器においては、少なくとも一つの上梁が取り外し可能となっているので、上梁を外した状態で廃棄物をインナートレイに配置することができるため、廃棄物の昇降ストロークを小さくでき、また、インナートレイへの積み込み作業及びインナートレイからの降ろし作業が容易になる。
ここで、図1は本考案の一実施の形態に係る密閉型搬送容器の収納容器本体の正面図、図2は同密閉型搬送容器の収納容器本体の一部切欠き側面図、図3は同密閉型搬送容器の収納容器本体の平面図、図4は図1のA−A断面図、図5は図1のB−B断面図、図6(A)、(B)はそれぞれ、本考案の一実施の形態に係る密閉型搬送容器の収納容器本体のロープ保持治具の平面図、正面図、図7は同密閉型搬送容器の蓋の平面図、図8は同密閉型搬送容器のパッキンの平面図、図9(A)、(B)はそれぞれ、同密閉型搬送容器に取付けられた締結金具の正面図、側面図、図10(A)、(B)はそれぞれ、同密閉型搬送容器の収納容器本体に取付けられた吊り金具の正面図、側面図、図11はインナートレイの一部切欠き正面図、図12はインナートレイの平面図、図13はインナートレイの一部切欠き側面図、図14はネストトレイの正面図、図15はネストトレイの平面図、図16はインナートレイの変形例の一部切欠き正面図、図17(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ、直接廃棄物を配置した場合、インナートレイを介して廃棄物を配置した場合、変形例のインナートレイを介して廃棄物を配置した場合、インナートレイ及びネストトレイを介して廃棄物を配置した場合の説明図である。
かかる構成によって、作業足場64(62、63及び65も同じ)は、側壁59に対してボルト及びナット66を介して回動可能し、作業時(使用時)には水平に維持され、不使用時には、垂直に保持され、しかも、側壁59の外端より内側に位置(格納)することができる。
収納容器本体15をフォークリフト(図示せず)を用いて、所定の作業場所、即ち、搬送用車両の近くで、しかも、吊り上げ手段が使用できる場所に搬送する。事前に又はこの時、洩れたPCB液を吸収するための吸収材を収納容器本体15内の底部に設置する。
一方、収納容器本体15をフォークリフトにより搬送用車両上に搭載し、作業者が搬送用車両の荷台に上って、収納容器本体15を搬送用車両に固定する。
作業者が収納容器本体15の作業足場62〜65を傾動して水平にする。
インナートレイ19が搬送用車両で搬送中、収納容器本体15内で横ずれしないように固定する。
作業足場62、63及び64、65に載った作業者が、収納容器本体15の内側上部に設けられ吊りロープに対応する位置のロープ保持治具76、77の掛止材84を約90°水平方向に回動する。
作業足場62、63及び64、65に載った作業者が、収納容器本体15の上端面にパッキン94を取付ける。
吊り上げ手段により蓋16を吊上げ、作業者が蓋16をガイドしてパッキン94上に載置する。
作業者が締結金具99により、蓋16をパッキン94を介して収納容器本体15に締結する。
搬送用車両により密閉型搬送容器10を処理施設に運搬し、上述と逆の工程で廃棄物SB の積み下ろしを行うが、作業者が各吊りロープの一端側を、ロープ保持治具76、77の掛止材84から外して、吊り上げ手段により引っ掛けてインナートレイ19を収納容器本体15内から取り出すことができる。
廃棄物として産業廃棄物の一例であるトランス18を扱ったが、これに限定されず、必要に応じて、その他の産業廃棄物を扱ったり、また、一般廃棄物、建築物の廃棄物、特定化学物質等の廃棄物及び医療系廃棄物等を扱うこともできる。
収納容器本体15の側壁58、59の内面に、吊りロープの一端側を着脱可能に掛止するロープ保持治具76、77を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、ロープ保持治具を省略することもできる。また、側壁58、59の代わりに、側壁60、61にロープ保持治具を設けることもでき、また、側壁58〜61にロープ保持治具を設けることもできる。
インナートレイ19には、複数の吊りロープの他端側を掛止可能な吊り金具135を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、吊り金具を省略することもできる。
インナートレイ19の4つの上梁のうち一つの上梁129を着脱可能に設けたが、これに限定されず、必要に応じて、上梁を省略することもできる。また、2以上の上梁を着脱可能に設けることもできる。
側壁58、59にそれぞれ、2個の作業足場62及び63、2個の作業足場64及び65を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、一側壁に1個又は3個以上の作業足場を設けることもできる。また、側壁58、59の代わりに、側壁60、61に作業足場を設けることもできる。更に、側壁58〜61に作業足場を設けることもできる。
Claims (8)
- フォークリフトのフォークが挿入可能なフォークポケットが下端部に形成され、廃棄物を配置可能な内部が平面視して矩形状の収納容器本体及び該収納容器本体に着脱可能な蓋を有する密閉型搬送容器において、
前記収納容器本体の対向する側壁外部の高さ方向中間位置には、作業者が載って前記収納容器本体内の作業ができる傾動して収納可能な作業足場が設けられていることを特徴とする密閉型搬送容器。 - 請求項1記載の密閉型搬送容器において、前記収納容器本体の対向する側壁の内面の上部の複数箇所には、吊りロープの一端部を掛止する引出し式のロープ保持治具が設けられていることを特徴とする密閉型搬送容器。
- 請求項2記載の密閉型搬送容器において、前記廃棄物を載せた状態で前記収納容器本体内に配置可能な平面視して矩形状のインナートレイを備えていることを特徴とする密閉型搬送容器。
- 請求項3記載の密閉型搬送容器において、前記インナートレイには、複数の前記吊りロープの他端側が吊り金具を介して取付けられていることを特徴とする密閉型搬送容器。
- 請求項3及び4のいずれか1項に記載の密閉型搬送容器において、前記インナートレイの4隅の支柱の上部を連結する上梁が設けられていることを特徴とする密閉型搬送容器。
- 請求項5に記載の密閉型搬送容器において、前記インナートレイの対向する前記上梁に、その上部突出片が跨がって掛止されるネストトレイを有し、前記ネストトレイには小型の廃棄物を内部に積載することを特徴とするる密閉型搬送容器。
- 請求項5及び6のいずれか1項に記載の密閉型搬送容器において、少なくともそのうち一つの前記上梁が取り外し可能となっていることを特徴とすることを特徴とする密閉型搬送容器。
- 請求項3〜7のいずれか1項に記載の密閉型搬送容器において、前記インナートレイは、前記収納容器本体に2個収納可能な大きさになっていることを特徴とする密閉型搬送容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005005641U JP3114861U (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 密閉型搬送容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005005641U JP3114861U (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 密閉型搬送容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3114861U true JP3114861U (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=43277145
Family Applications (1)
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JP2005005641U Expired - Lifetime JP3114861U (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 密閉型搬送容器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020121740A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | 愛宕自動車工業株式会社 | オープントップコンテナ |
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2005
- 2005-07-15 JP JP2005005641U patent/JP3114861U/ja not_active Expired - Lifetime
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