JP3114143U - 靴 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案の目的は、踵後端部の甲被を開閉により着脱を容易となす靴において、踵甲被部の内外両側辺に設けたスライドファスナーの係合部を同時にかつ均等に上下動させる構成となし、簡便かつ確実に靴の着脱、緊締ができる靴を提供することにある。
【解決手段】 靴甲被部の踵部における内外両側辺に、履口部4から靴底部5に向かう上下方向に、踵後端部を開閉自在となすスライドファスナー1、1を設けたシューズにおいて、該内外両側辺のスライドファスナー1、1の係合部2、2に両者を繋ぐストラップ3を係合している。
【選択図】 図2
Description
該内外両側辺に設けたスライドファスナーの係合部に、両者を繋ぐストラップを係合したことにより、所期の目的を達成し得たものである。
また、着脱が簡便であるため、老人や幼児にもワンタッチで手軽に着脱できる利便性があり、あらゆる靴に適用性がある。
したがって、上記構成により、踵部の内外両側辺に設けたスライドファスナ1ーの係合部2を繋ぐストラップ3により、靴着用者は着脱に際し、これを着用する場合には、ストラップ3の中央を指で引っ掛け、これを引き上げることにより、その牽引力により左右のスライドファスナー1、1の係合部2を同時にかつ均等に引き上げて緊締し、また靴を脱ぐ場合は、ストラップ3を引き下げるのみで簡単に脱げる構成としたものである。
したがって、ストラップ3により引き上げられたスライドファスナーの係合部2は、左右同時に段差なく均等に上端におさまるため確実な緊締と、常時安定した着用ができる。
さらに特筆すべき点は、図3に示すように、スライドファスナー1、1の係合部2が引き下げられ開放状態となった踵後端部6の自由端を足入れと同時に指で保持しこれを引き上げることにより、自由端6を靴べらのように代用することができ、足の着用がスムーズとなり、ストラップ3との相乗効果により更に利便性が拡大する。
この際、かかる踵後端部6には、靴べらの代用として使用することを考慮し、その裏面側に素足との滑りを助長するような平滑部材13を装着することが望ましい。
係る平滑部材13としては、その表面が素足との滑りが助長され、かつ耐久性に優れた例えば、ナイロン、ビニール等の化学繊維、或いは各種合成皮革が適宜用いられる。
次に緊締装置としてのストラップ3は、図6に示すように、その長さA´を、踵後端部6の幅Aより長く設定するとともに、垂れ下がった時の上下方向の幅aを、図7に示すように、ストラップを最下位に下ろしたときの地面との接地幅a´と同じ長さ或いは若干これより短くすることが望ましい。
即ち、このストラップの長さA´は操作において指が引っ掛けられる撓みを有しかつ、ストラップの位置が最下位におろされた時、ストラップが地面に接触してひきづらないことを考慮した長さ、更に図3に示すように、ストラップの係合部の引き上げ、引き下げ抵抗をできる限り少なくできるようストラップに取り付けた環状部材9との取り付け角度ができる限り垂直に近くなるように設定されることが望ましい。
尚ストラップ3としては、靴本体の色調とあわせ、随時その色、模様、形状を種々に変化させることにより、所謂ワンポイント装飾品としての効果が期待できるなど、ファッション性豊かな靴の提供にも大いに貢献できる。
この際、ストラップ3としては、ナイロン、ビニール等の化学繊維、或いはクラリーノ(商標)等の合成皮革、或いは天然皮革など、耐久性、引っ張り強度の高い素材が適宜使用される。
またストラップ3のスライドファスナーの係合部2への取り付けには、金属性の環状部材9を使用することにより、ストラッブ3自体の強度を上げ、使用寿命を長く維持することができる。
更に、スライドファナー1、1の取り付け部である、踵後端部6の自由端の両端縁7、7と対応する甲被部の内面側に、スライドファスナー1、1が足と直接接触することを防止する帯状片8、8を装着したものが好適である。
このように、帯状片8を設けることにより、スライドファスナーと足が直接触れ合うことがないため、特にスライドファスナーの係合部2の上下動による足への圧迫や違和感もなく、スライドファスナーの係合部2の上下動もスムーズに行なえる利点もある。
従来、踵部の内外側片にこのようにスライドファスナー1,1を備えたタイプのものはヒールカウンターが装着されておらず、踵部の補型性と着用感が安定しないという難点があった。
従って、本考案は、前述した構成のヒールカウンター11を踵部に内装していることにより、踵部の補型性の確保、即ち着用の安定性が保つことが出来た。
尚、本実施例は、ヒールカウンター11の凹み12の深さを上端から約25mmとし、底辺から凹み12までの幅を約15mmとなるように形成しているが係るヒールカウンター自体の大きさ、形状、凹みの大きさは等は、靴の種類、履用目的に応じて適宜形成すればよい。
2:スライドファスナーの係合部
3:ストラップ
4:履口部
5:靴底部
6:踵後端部
7:両端縁
8:帯状片
9:金属性の環状部材
10:平滑面の生地
11:ヒールカウンター
12:ヒールカウンターの凹部
13:平滑部材
A、A´:ストラップ長さ
a、a´:ストラップ長さ
Claims (6)
- 靴甲被部の踵部における内外両側辺に、履口部4から靴底部5に向かう上下方向に、踵後端部6を開閉自在となすスライドファスナー1、1を設けたシューズにおいて、
該内外両側辺のスライドファスナー1、1の係合部2、2に、両者を繋ぐストラップ3を係合したことを特徴とする靴。 - 請求項1において、前記靴甲被部の踵部のスライドファナー1の取り付け部における踵後端部6の両端縁7、7と対応する甲被部の内面側に、スライドファスナー1、1と足が直接接触することを防止する帯状片8、8を装着したことを特徴とする靴。
- 請求項2において、前記帯状片8、8の表面側に、スライドファスナーの滑りを助長する平滑面の生地10を貼り付けたことを特徴とする靴。
- 請求項1において、靴甲被部の踵部に、上部中央に凹み12を有する、ヒールカウンター11を内装したことを特徴とする靴。
- 請求項1において、踵後端部6の裏面側に足の滑りを助長する平滑部材13を装着したことを特徴とする靴。
- 請求項1において、ストラップ3の長さA´を、踵後端部6の幅Aより長く設定するとともに、かつ垂れ下がった時の上下方向の幅aをストラップを最下位に下ろしたときの幅a´と同じ長さ或いは若干短くしたことを特徴とする靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005004939U JP3114143U (ja) | 2005-06-28 | 2005-06-28 | 靴 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005004939U JP3114143U (ja) | 2005-06-28 | 2005-06-28 | 靴 |
Publications (1)
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JP3114143U true JP3114143U (ja) | 2005-09-29 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP3114143U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008279210A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Nosakkusu:Kk | ファスナー付き履物 |
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2005
- 2005-06-28 JP JP2005004939U patent/JP3114143U/ja not_active Expired - Fee Related
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