JP3114138B2 - 箱状体の反転装置 - Google Patents
箱状体の反転装置Info
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- JP3114138B2 JP3114138B2 JP06274969A JP27496994A JP3114138B2 JP 3114138 B2 JP3114138 B2 JP 3114138B2 JP 06274969 A JP06274969 A JP 06274969A JP 27496994 A JP27496994 A JP 27496994A JP 3114138 B2 JP3114138 B2 JP 3114138B2
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- Japan
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- reversing
- box
- turrets
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、箱状体の反転装置に関
する。詳しくは、箱状体の包装などに際し、箱状体の所
定の面を上又は下にすべく反転することができ、しかも
反転と非反転とを切換えることのできる装置に関する。
する。詳しくは、箱状体の包装などに際し、箱状体の所
定の面を上又は下にすべく反転することができ、しかも
反転と非反転とを切換えることのできる装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、例えばテープ入りカセットケ
ースのフィルム包装に際しては、図６に示すようなキャ
ラメル包装が行われているが、１個包装と、２個包装と
がある。このような包装に際し、ケースの所定の面を上
又は下にすべく、ライン上でケースの上下を反転するこ
とが必要になる場合があるが、同種のケースであって
も、包装目的等によっては反転を要する場合と反転を要
しない場合とがあり、反転と非反転との切換えが必要に
なる場合がある。
ースのフィルム包装に際しては、図６に示すようなキャ
ラメル包装が行われているが、１個包装と、２個包装と
がある。このような包装に際し、ケースの所定の面を上
又は下にすべく、ライン上でケースの上下を反転するこ
とが必要になる場合があるが、同種のケースであって
も、包装目的等によっては反転を要する場合と反転を要
しない場合とがあり、反転と非反転との切換えが必要に
なる場合がある。
【０００３】また、２個包装の場合、上から見ても、下
から見ても、各ケースの表面が外側にくるように包装す
ることが時として求められ、かかる場合は、ケースを２
個ずつ積み重ねる前の工程で、コンベアにより１個ずつ
搬送されてくるケースを１個おきに反転する必要、すな
わち、反転と非反転とを交互に繰り返す必要がある。そ
こで、従来は、反転機構を備える反転用のパスライン
と、反転機構を備えない非反転用のパスラインとを２本
用意して、パスラインを切換えることにより、反転・非
反転の切換えを行っている。
から見ても、各ケースの表面が外側にくるように包装す
ることが時として求められ、かかる場合は、ケースを２
個ずつ積み重ねる前の工程で、コンベアにより１個ずつ
搬送されてくるケースを１個おきに反転する必要、すな
わち、反転と非反転とを交互に繰り返す必要がある。そ
こで、従来は、反転機構を備える反転用のパスライン
と、反転機構を備えない非反転用のパスラインとを２本
用意して、パスラインを切換えることにより、反転・非
反転の切換えを行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の反転装置においては、反転と非反転との切換
えのために、パスラインを２本用意する必要があるた
め、反転装置に要するスペースが大きくなり、コスト高
になるという問題点があった。本発明は、このような従
来の問題点に鑑み、１ラインで、箱状体の反転・非反転
を切換えることのできる箱状体の反転装置を提供するこ
とを目的とする。
うな従来の反転装置においては、反転と非反転との切換
えのために、パスラインを２本用意する必要があるた
め、反転装置に要するスペースが大きくなり、コスト高
になるという問題点があった。本発明は、このような従
来の問題点に鑑み、１ラインで、箱状体の反転・非反転
を切換えることのできる箱状体の反転装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、箱
状体を搬送するコンベアと、このコンベアを挟んで左右
に対向配置され、コンベアの搬送方向と直角な方向に回
転中心線を持つ回転体で、各回転体の外周部に箱状体受
け入れ用の凹部を有してなる一対の反転ターレットと、
これら一対の反転ターレットを回転中心線方向にそれぞ
れ移動して相互の距離を箱状体の幅より短い距離と長い
距離とに変えることのできる反転ターレット移動機構と
を設けて、箱状体の反転装置を構成する。
状体を搬送するコンベアと、このコンベアを挟んで左右
に対向配置され、コンベアの搬送方向と直角な方向に回
転中心線を持つ回転体で、各回転体の外周部に箱状体受
け入れ用の凹部を有してなる一対の反転ターレットと、
これら一対の反転ターレットを回転中心線方向にそれぞ
れ移動して相互の距離を箱状体の幅より短い距離と長い
距離とに変えることのできる反転ターレット移動機構と
を設けて、箱状体の反転装置を構成する。
【０００６】ここで、コンベアにより箱状体が１個搬送
される毎に、反転ターレット移動機構により一対の反転
ターレットを相互の距離が箱状体の幅より短い距離の側
と長い距離の側とに交互に移動させて、反転と非反転と
を交互に切換える制御装置を備えるとよい。
される毎に、反転ターレット移動機構により一対の反転
ターレットを相互の距離が箱状体の幅より短い距離の側
と長い距離の側とに交互に移動させて、反転と非反転と
を交互に切換える制御装置を備えるとよい。
【０００７】
【作用】反転する場合は、一対の反転ターレットをそれ
ぞれ内側に移動させて、反転ターレット間の距離を箱状
体の幅より短い距離にする。この状態で、コンベアによ
り箱状体を搬送すると、箱状体が一対の反転ターレット
の凹部に進入し、この直後に、反転ターレットを回転さ
せると、箱状体はコンベアから上方へ持ち上げられる。
ぞれ内側に移動させて、反転ターレット間の距離を箱状
体の幅より短い距離にする。この状態で、コンベアによ
り箱状体を搬送すると、箱状体が一対の反転ターレット
の凹部に進入し、この直後に、反転ターレットを回転さ
せると、箱状体はコンベアから上方へ持ち上げられる。
【０００８】そして、反転ターレットが箱状体を受け入
れた位置から 180度回転すると、箱状体は上下を反転さ
れた状態でコンベア上に置かれる。そして、この後のコ
ンベアの送り動作により、箱状体は反転ターレットの凹
部より運び出される。反転しない場合は、一対の反転タ
ーレットをそれぞれ外側に移動させて、反転ターレット
間の距離を箱状体の幅より長い距離にする。
れた位置から 180度回転すると、箱状体は上下を反転さ
れた状態でコンベア上に置かれる。そして、この後のコ
ンベアの送り動作により、箱状体は反転ターレットの凹
部より運び出される。反転しない場合は、一対の反転タ
ーレットをそれぞれ外側に移動させて、反転ターレット
間の距離を箱状体の幅より長い距離にする。
【０００９】この状態では、コンベアの送り動作により
箱状体が反転ターレット間に進入しても、反転ターレッ
ト間の距離は箱状体の幅より長くなっているので、箱状
体が反転ターレットに接触することはない。よって、コ
ンベアの送り動作により、箱状体はコンベア上を搬送さ
れて、非反転のまま、反転ターレット間から運び出され
る。
箱状体が反転ターレット間に進入しても、反転ターレッ
ト間の距離は箱状体の幅より長くなっているので、箱状
体が反転ターレットに接触することはない。よって、コ
ンベアの送り動作により、箱状体はコンベア上を搬送さ
れて、非反転のまま、反転ターレット間から運び出され
る。
【００１０】また、コンベアにより箱状体が１個搬送さ
れる毎に、一対の反転ターレット間の距離を変化させる
ことで、１個毎に反転と非反転とを交互に繰り返すこと
ができる。
れる毎に、一対の反転ターレット間の距離を変化させる
ことで、１個毎に反転と非反転とを交互に繰り返すこと
ができる。
【００１１】
【実施例】以下に本発明の一実施例を説明する。この実
施例は、箱状体として、テープ入りカセットケース（以
下単にケースという）の反転を行い、かつ反転と非反転
との切換えを可能にしたものである。図１は反転装置の
概略側面図、図２は反転装置の作動状態別の概略正面図
である。
施例は、箱状体として、テープ入りカセットケース（以
下単にケースという）の反転を行い、かつ反転と非反転
との切換えを可能にしたものである。図１は反転装置の
概略側面図、図２は反転装置の作動状態別の概略正面図
である。
【００１２】コンベア１は、プロフィールコンベアであ
り、ケースＣを矢印方向に１コマ（ほぼ長さ分）ずつ間
欠的に搬送する。反転ターレット２Ａ，２Ｂは、コンベ
ア１を挟んで左右に対向配置され、コンベア１の搬送方
向と直角な方向に回転中心線を持つ回転体（回転円板）
で、各回転体の外周部にケースＣ受け入れ用の凹部（溝
部）３Ａ，３Ｂを60度間隔で有している。
り、ケースＣを矢印方向に１コマ（ほぼ長さ分）ずつ間
欠的に搬送する。反転ターレット２Ａ，２Ｂは、コンベ
ア１を挟んで左右に対向配置され、コンベア１の搬送方
向と直角な方向に回転中心線を持つ回転体（回転円板）
で、各回転体の外周部にケースＣ受け入れ用の凹部（溝
部）３Ａ，３Ｂを60度間隔で有している。
【００１３】各反転ターレット２Ａ，２Ｂの回転軸４
Ａ，４Ｂはそれぞれ外側に突出して、軸受５Ａ，５Ｂに
より回転自在に支持されており、後述する回転駆動機構
により矢印方向に60度ずつ間欠的に回転駆動される。軸
受５Ａ，５Ｂはそれぞれ支持テーブル６Ａ，６Ｂ上に固
定されている。支持テーブル６Ａ，６Ｂの下部にはそれ
ぞれスライダ７Ａ，７Ｂが固定され、これらのスライダ
７Ａ，７Ｂは固定のガイドレール８に沿って移動可能で
ある。ガイドレール８は反転ターレット２Ａ，２Ｂの回
転中心線と平行に設けられている。従って、支持テーブ
ル６Ａ，６Ｂをスライダ７Ａ，７Ｂによりガイドレール
８に沿って移動させることにより、一対の反転ターレッ
ト２Ａ，２Ｂを回転中心線方向にそれぞれ移動して相互
の距離をケースＣの幅より短い距離と長い距離とに変え
ることができる。
Ａ，４Ｂはそれぞれ外側に突出して、軸受５Ａ，５Ｂに
より回転自在に支持されており、後述する回転駆動機構
により矢印方向に60度ずつ間欠的に回転駆動される。軸
受５Ａ，５Ｂはそれぞれ支持テーブル６Ａ，６Ｂ上に固
定されている。支持テーブル６Ａ，６Ｂの下部にはそれ
ぞれスライダ７Ａ，７Ｂが固定され、これらのスライダ
７Ａ，７Ｂは固定のガイドレール８に沿って移動可能で
ある。ガイドレール８は反転ターレット２Ａ，２Ｂの回
転中心線と平行に設けられている。従って、支持テーブ
ル６Ａ，６Ｂをスライダ７Ａ，７Ｂによりガイドレール
８に沿って移動させることにより、一対の反転ターレッ
ト２Ａ，２Ｂを回転中心線方向にそれぞれ移動して相互
の距離をケースＣの幅より短い距離と長い距離とに変え
ることができる。
【００１４】この反転ターレット移動機構、及び、回転
駆動機構について、図３及び図４により更に説明する。
尚、図３は反転装置の側面図、図４は図３のＸ1 −Ｘ2
及びＸ1 −Ｘ3 断面での正面図である。カイドレール８
が固定されるベース９にシリンダ10Ａ，10Ｂが取付けら
れ、これらのシリンダ10Ａ，10Ｂの各出力ロッドをブラ
ケット11Ａ，11Ｂを介して支持テーブル６Ａ，６Ｂに連
結してある。
駆動機構について、図３及び図４により更に説明する。
尚、図３は反転装置の側面図、図４は図３のＸ1 −Ｘ2
及びＸ1 −Ｘ3 断面での正面図である。カイドレール８
が固定されるベース９にシリンダ10Ａ，10Ｂが取付けら
れ、これらのシリンダ10Ａ，10Ｂの各出力ロッドをブラ
ケット11Ａ，11Ｂを介して支持テーブル６Ａ，６Ｂに連
結してある。
【００１５】従って、シリンダ10Ａ，10Ｂを互いに同期
させて突出作動させることにより、一対の反転ターレッ
ト２Ａ，２Ｂをそれぞれ内側に移動させて相互の距離を
ケースＣの幅より短い距離にすることができ、逆に、シ
リンダ10Ａ，10Ｂを互いに同期させて引込み作動させる
ことにより、一対の反転ターレット２Ａ，２Ｂをそれぞ
れ外側に移動させて相互の距離をケースＣの幅より長い
距離にすることができる。
させて突出作動させることにより、一対の反転ターレッ
ト２Ａ，２Ｂをそれぞれ内側に移動させて相互の距離を
ケースＣの幅より短い距離にすることができ、逆に、シ
リンダ10Ａ，10Ｂを互いに同期させて引込み作動させる
ことにより、一対の反転ターレット２Ａ，２Ｂをそれぞ
れ外側に移動させて相互の距離をケースＣの幅より長い
距離にすることができる。
【００１６】また、各反転ターレット２Ａ，２Ｂの回転
軸４Ａ，４Ｂの端部にはそれぞれプーリ12Ａ，12Ｂが取
付けられている。一方、支持テーブル６Ａ，６Ｂにそれ
ぞれステップモータ13Ａ，13Ｂが取付けられ、これらの
ステップモータ13Ａ，13Ｂの各出力軸にそれぞれプーリ
14Ａ，14Ｂが取付けられている。そして、プーリ14Ａ，
14Ｂとプーリ12Ａ，12Ｂとの間にはそれぞれベルト15
Ａ，15Ｂが巻掛けられている。16Ａ，16Ｂはテンション
プーリである。
軸４Ａ，４Ｂの端部にはそれぞれプーリ12Ａ，12Ｂが取
付けられている。一方、支持テーブル６Ａ，６Ｂにそれ
ぞれステップモータ13Ａ，13Ｂが取付けられ、これらの
ステップモータ13Ａ，13Ｂの各出力軸にそれぞれプーリ
14Ａ，14Ｂが取付けられている。そして、プーリ14Ａ，
14Ｂとプーリ12Ａ，12Ｂとの間にはそれぞれベルト15
Ａ，15Ｂが巻掛けられている。16Ａ，16Ｂはテンション
プーリである。
【００１７】従って、ステップモータ13Ａ，13Ｂを互い
に同期させて作動させることより、一対の反転ターレッ
ト２Ａ，２Ｂを同期して回転させることができる。ここ
において、コンベア１の送り動作、ステップモータ13
Ａ，13Ｂの回転動作、及びシリンダ10Ａ，10Ｂの突出・
引込み動作は、制御装置（図示せず）により制御される
ようになっている。
に同期させて作動させることより、一対の反転ターレッ
ト２Ａ，２Ｂを同期して回転させることができる。ここ
において、コンベア１の送り動作、ステップモータ13
Ａ，13Ｂの回転動作、及びシリンダ10Ａ，10Ｂの突出・
引込み動作は、制御装置（図示せず）により制御される
ようになっている。
【００１８】次に作用を説明する。 〔反転する場合〕反転する場合は、図２（Ａ）に示すよ
うに、一対の反転ターレット２Ａ，２Ｂをそれぞれ内側
に移動させて、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間の距離をケ
ースＣの幅より短い距離にする。
うに、一対の反転ターレット２Ａ，２Ｂをそれぞれ内側
に移動させて、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間の距離をケ
ースＣの幅より短い距離にする。
【００１９】この状態で、コンベア１の送り動作と、ス
テップモータ13Ａ，13Ｂによる反転ターレット２Ａ，２
Ｂの60度ずつの回転動作とを交互に行わせる（図５参
照）。従って、図１の状態から、コンベア１が１コマ送
り動作することで、ケースＣが反転ターレット２Ａ，２
Ｂの凹部３Ａ，３Ｂに進入し、この直後に、反転ターレ
ット２Ａ，２Ｂが60度回転すると、ケースＣはコンベア
１から上方へ持ち上げられる。
テップモータ13Ａ，13Ｂによる反転ターレット２Ａ，２
Ｂの60度ずつの回転動作とを交互に行わせる（図５参
照）。従って、図１の状態から、コンベア１が１コマ送
り動作することで、ケースＣが反転ターレット２Ａ，２
Ｂの凹部３Ａ，３Ｂに進入し、この直後に、反転ターレ
ット２Ａ，２Ｂが60度回転すると、ケースＣはコンベア
１から上方へ持ち上げられる。
【００２０】そして、コンベア１の送り動作（空送り）
と、反転ターレット２Ａ，２Ｂの回転動作とが交互に繰
り返されて、反転ターレット２Ａ，２ＢがケースＣを受
け入れた位置から見て 180度回転すると、ケースＣは上
下を反転された状態でコンベア１上に置かれる。そし
て、次のコンベア１の送り動作により、ケースＣは反転
ターレット２Ａ，２Ｂの凹部３Ａ，３Ｂより運び出され
る。
と、反転ターレット２Ａ，２Ｂの回転動作とが交互に繰
り返されて、反転ターレット２Ａ，２ＢがケースＣを受
け入れた位置から見て 180度回転すると、ケースＣは上
下を反転された状態でコンベア１上に置かれる。そし
て、次のコンベア１の送り動作により、ケースＣは反転
ターレット２Ａ，２Ｂの凹部３Ａ，３Ｂより運び出され
る。
【００２１】尚、多数のケースＣを連続して反転する場
合は、コンベア１により多数のケースＣを連続的に送っ
て、反転ターレット２Ａ，２Ｂの各凹部３Ａ，３Ｂに次
々とケースＣを進入させればよい。 〔非反転の場合〕反転しない場合は、図２（Ｂ）に示す
ように、一対の反転ターレット２Ａ，２Ｂをそれぞれ外
側に移動させて、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間の距離を
ケースＣの幅より長い距離にする。
合は、コンベア１により多数のケースＣを連続的に送っ
て、反転ターレット２Ａ，２Ｂの各凹部３Ａ，３Ｂに次
々とケースＣを進入させればよい。 〔非反転の場合〕反転しない場合は、図２（Ｂ）に示す
ように、一対の反転ターレット２Ａ，２Ｂをそれぞれ外
側に移動させて、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間の距離を
ケースＣの幅より長い距離にする。
【００２２】この状態で、コンベア１の送り動作と、ス
テップモータ13Ａ，13Ｂによる反転ターレット２Ａ，２
Ｂの回転動作とを交互に行わせる。但し、連続して非反
転の場合は、反転ターレット２Ａ，２Ｂの回転を行わな
いようにしてもよい。従って、図１の状態から、コンベ
ア１が１コマ送り動作することで、ケースＣが反転ター
レット２Ａ，２Ｂ間に進入するが、反転ターレット２
Ａ，２Ｂ間の距離はケースＣの幅より長くなっているの
で、ケースＣが反転ターレット２Ａ，２Ｂに接触するこ
とはない。
テップモータ13Ａ，13Ｂによる反転ターレット２Ａ，２
Ｂの回転動作とを交互に行わせる。但し、連続して非反
転の場合は、反転ターレット２Ａ，２Ｂの回転を行わな
いようにしてもよい。従って、図１の状態から、コンベ
ア１が１コマ送り動作することで、ケースＣが反転ター
レット２Ａ，２Ｂ間に進入するが、反転ターレット２
Ａ，２Ｂ間の距離はケースＣの幅より長くなっているの
で、ケースＣが反転ターレット２Ａ，２Ｂに接触するこ
とはない。
【００２３】よって、コンベア１の送り動作が繰り返さ
れることにより、ケースＣはコンベア１上を搬送され
て、非反転のまま、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間から運
び出される。尚、多数のケースＣを連続して反転しない
場合は、コンベア１により多数のケースＣを連続的に送
ればよい。
れることにより、ケースＣはコンベア１上を搬送され
て、非反転のまま、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間から運
び出される。尚、多数のケースＣを連続して反転しない
場合は、コンベア１により多数のケースＣを連続的に送
ればよい。
【００２４】〔反転と非反転とを交互に繰り返す場合〕
この場合は、コンベア１によりケースＣを２個おきに搬
送する。反転を要するケースＣが図１に示すような反転
ターレット２Ａ，２Ｂ間に進入する直前の位置に到達し
ている状態で、一対の反転ターレット２Ａ，２Ｂをそれ
ぞれ内側に移動させて、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間の
距離をケースＣの幅より短い距離にする。
この場合は、コンベア１によりケースＣを２個おきに搬
送する。反転を要するケースＣが図１に示すような反転
ターレット２Ａ，２Ｂ間に進入する直前の位置に到達し
ている状態で、一対の反転ターレット２Ａ，２Ｂをそれ
ぞれ内側に移動させて、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間の
距離をケースＣの幅より短い距離にする。
【００２５】この状態で、コンベア１の送り動作と、ス
テップモータ13Ａ，13Ｂによる反転ターレット２Ａ，２
Ｂの回転動作とを交互に３回ずつ行わせる。このときの
最初の送り動作でケースＣが反転ターレット２Ａ，２Ｂ
の凹部３Ａ，３Ｂに受け入れられ、反転ターレット２
Ａ，２Ｂの60度×３＝ 180度の回転により、ケースＣは
上下を反転された状態でコンベア１上に置かれる。尚、
このときの最後の送り動作で、次の反転を要しないケー
スＣが図１に示すような反転ターレット２Ａ，２Ｂ間に
進入する直前の位置に到達している。
テップモータ13Ａ，13Ｂによる反転ターレット２Ａ，２
Ｂの回転動作とを交互に３回ずつ行わせる。このときの
最初の送り動作でケースＣが反転ターレット２Ａ，２Ｂ
の凹部３Ａ，３Ｂに受け入れられ、反転ターレット２
Ａ，２Ｂの60度×３＝ 180度の回転により、ケースＣは
上下を反転された状態でコンベア１上に置かれる。尚、
このときの最後の送り動作で、次の反転を要しないケー
スＣが図１に示すような反転ターレット２Ａ，２Ｂ間に
進入する直前の位置に到達している。
【００２６】次に一対の反転ターレット２Ａ，２Ｂをそ
れぞれ外側に移動させて、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間
の距離をケースＣの幅より長い距離にする。この状態
で、コンベア１の送り動作と、ステップモータ13Ａ，13
Ｂによる反転ターレット２Ａ，２Ｂの回転動作とを交互
に３回ずつ行わせる。このときは、ケースＣは反転ター
レット２Ａ，２Ｂに接触することなく、コンベア１上を
非反転のまま搬送される。
れぞれ外側に移動させて、反転ターレット２Ａ，２Ｂ間
の距離をケースＣの幅より長い距離にする。この状態
で、コンベア１の送り動作と、ステップモータ13Ａ，13
Ｂによる反転ターレット２Ａ，２Ｂの回転動作とを交互
に３回ずつ行わせる。このときは、ケースＣは反転ター
レット２Ａ，２Ｂに接触することなく、コンベア１上を
非反転のまま搬送される。
【００２７】このような動作の繰り返しにより、コンベ
ア１の下流側には、反転されたケースＣと非反転のケー
スＣとが交互に並ぶことになる。従って、反転と非反転
とを交互に行うことができ、これにより２個包装時に、
反転したケースと反転していないケースとを組み合わせ
た包装が可能となる。尚、本発明に係る反転装置は次の
ように使用することも可能である。
ア１の下流側には、反転されたケースＣと非反転のケー
スＣとが交互に並ぶことになる。従って、反転と非反転
とを交互に行うことができ、これにより２個包装時に、
反転したケースと反転していないケースとを組み合わせ
た包装が可能となる。尚、本発明に係る反転装置は次の
ように使用することも可能である。
【００２８】すなわち、箱状体がその表面が上になった
ものと裏面が上になったものとがランダムに搬送されて
くる場合に、上流側に表裏を検出する検出器を設けて、
検出器からの信号で反転・非反転を切換えるようにすれ
ば、下流側で表面又は裏面が上側になるように向きを統
一することが可能である。
ものと裏面が上になったものとがランダムに搬送されて
くる場合に、上流側に表裏を検出する検出器を設けて、
検出器からの信号で反転・非反転を切換えるようにすれ
ば、下流側で表面又は裏面が上側になるように向きを統
一することが可能である。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、１
ラインで、箱状体の反転・非反転を切換えることがで
き、反転装置のコンパクト化が可能となる。また、反転
と非反転とを交互に行うことができ、これにより２個包
装時などに、反転した箱状体と反転していない箱状体と
を組み合わせた包装が可能となる。
ラインで、箱状体の反転・非反転を切換えることがで
き、反転装置のコンパクト化が可能となる。また、反転
と非反転とを交互に行うことができ、これにより２個包
装時などに、反転した箱状体と反転していない箱状体と
を組み合わせた包装が可能となる。
【図１】 本発明の一実施例を示す反転装置の概略側面
図
図
【図２】 同上の反転装置の作動状態別の概略正面図
【図３】 同上の反転装置の側面図
【図４】 図３のＸ1 −Ｘ2 及びＸ1 −Ｘ3 断面での正
面図
面図
【図５】 送り動作及び回転動作のタイミングを示す図
【図６】 キャラメル包装の概略図
１ コンベア ２Ａ，２Ｂ 反転ターレット ３Ａ，３Ｂ 凹部 ４Ａ，４Ｂ 回転軸 ５Ａ，５Ｂ 軸受 ６Ａ，６Ｂ 支持テーブル ７Ａ，７Ｂ スライダ ８ ガイドレール ９ ベース 10Ａ，10Ｂ シリンダ 11Ａ，11Ｂ ブラケット 12Ａ，12Ｂ プーリ 13Ａ，13Ｂ ステップモータ 14Ａ，14Ｂ プーリ 15Ａ，15Ｂ ベルト 16Ａ，16Ｂ テンションプーリ Ｃ ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−558（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−199804（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−43826（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−102882（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−131907（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65B 35/58 B65B 35/56
Claims (2)
- 【請求項１】箱状体を搬送するコンベアと、 このコンベアを挟んで左右に対向配置され、コンベアの
搬送方向と直角な方向に回転中心線を持つ回転体で、各
回転体の外周部に箱状体受け入れ用の凹部を有してなる
一対の反転ターレットと、 これら一対の反転ターレットを回転中心線方向にそれぞ
れ移動して相互の距離を箱状体の幅より短い距離と長い
距離とに変えることのできる反転ターレット移動機構
と、 を含んで構成されることを特徴とする箱状体の反転装
置。 - 【請求項２】コンベアにより箱状体が１個搬送される毎
に、反転ターレット移動機構により一対の反転ターレッ
トを相互の距離が箱状体の幅より短い距離の側と長い距
離の側とに交互に移動させて、反転と非反転とを交互に
切換える制御装置を備えることを特徴とする箱状体の反
転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06274969A JP3114138B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 箱状体の反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06274969A JP3114138B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 箱状体の反転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08133232A JPH08133232A (ja) | 1996-05-28 |
| JP3114138B2 true JP3114138B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=17549094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06274969A Expired - Fee Related JP3114138B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 箱状体の反転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3114138B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109573175A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-04-05 | 萧夏琴 | 一种凹形块分拣设备 |
Families Citing this family (5)
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|---|---|---|---|---|
| DE19753019A1 (de) * | 1997-12-01 | 1999-06-02 | Focke & Co | Verfahren und Vorrichtung zum Handhaben von insbesondere Folien-Weichpackungen |
| JP5041951B2 (ja) * | 2007-10-10 | 2012-10-03 | 愛知電機株式会社 | 巻鉄心の製造方法及び製造装置 |
| JP6255173B2 (ja) * | 2013-06-20 | 2017-12-27 | 大森機械工業株式会社 | 反転装置及び容器詰め装置 |
| CN106516248B (zh) * | 2016-11-21 | 2018-07-24 | 福建省骏旗机械工贸有限公司 | 生料带自动扣壳包装机 |
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-
1994
- 1994-11-09 JP JP06274969A patent/JP3114138B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109573175A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-04-05 | 萧夏琴 | 一种凹形块分拣设备 |
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| Publication number | Publication date |
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| JPH08133232A (ja) | 1996-05-28 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |