JP3114111B2 - 論理エミュレーション方法及びシステム - Google Patents

論理エミュレーション方法及びシステム

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JP3114111B2
JP3114111B2 JP07298689A JP29868995A JP3114111B2 JP 3114111 B2 JP3114111 B2 JP 3114111B2 JP 07298689 A JP07298689 A JP 07298689A JP 29868995 A JP29868995 A JP 29868995A JP 3114111 B2 JP3114111 B2 JP 3114111B2
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健之助 深見
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理エミュレーシ
ョン方法及びシステムに係り、特に、信号が有効である
期間にわたって、送信端子のデータを固定させることを
指示する待合延長信号を解釈する制御装置と、可変な論
理回路を実現する装置(エミュレータ)の接続のための
論理エミュレーション方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図18は、従来の論理エミュレーション
を説明するための図である。同図に示すシステムは、エ
ミュレーションモデル11を有するエミュレータ10、
試験装置20、クロック発生装置40、制御装置30よ
り構成される。
【0003】エミュレータ10は、外部端子12〜16
が設定されている。ここで、エミュレータ10は、内部
の記憶要素の配列に適切な値を設定する(プログラムす
る)ことによって、さまざまな論理回路を等価的に実現
することができる汎用論理装置であり、装置への入出力
は、電気的に行うことができ、その配列の方法や、入出
力の属性もプログラムすることができる。また、エミュ
レーションモデル11は、エミュレータ10にプログラ
ムしたときの論理回路である。
【0004】試験装置20は、実際のLSIの外部に接
続すべき機能を有し、動作速度や端子の数に応じて試験
を行う。なお、試験装置20の仕様は、エミュレーショ
ンモデル11が持っている仕様と強く関わりあってお
り、動作速度や端子の数に対応する。
【0005】制御装置30は、データを送信するために
用いている端子の電位を固定する。従来の論理エミュレ
ーションは、実際のLSIの外部に接続すべき機能に相
当する試験装置20を予め作成しておき、エミュレータ
10にエミュレーションモデル11をプログラムし、エ
ミュレーションモデル11の端子をエミュレータ10外
部端子12、13に設定して、この端子12、13で試
験装置20との接続を行うことにより実施する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、エミュレー
ションモデルが頻繁に変わると、動作速度条件や端子の
数にととまらず、試験すべき性能等も変わり、試験装置
を作成しなおさなければならず、そのための手間がエミ
ュレーション作業の効率を悪くしている。
【0007】また、試験装置をエミュレーションモデル
とは別の実体として作成すると、エミュレーションモデ
ルを動作させるクロックと試験装置を動作させるクロッ
クを調節する必要もある。エミュレーション制御装置を
エミュレータに接続することによって、制御装置からの
データをテストベンチもしくは、エミュレーションモデ
ルに伝達しようとする場合を考える。
【0008】既存システムが予め定められたクロック周
期を単位として動作するのに対し、テストベンチまた
は、エミュレーションモデルは、もとの論理回路の複雑
さがエミュレータの中のプログラムの状況に影響を及ぼ
すために、元の論理回路の複雑さや、コンフィグレーシ
ョン(構築)途中の選択肢によって、安定に動作できる
周波数が変動する。また、テストベンチまたは、エミュ
レーションモデルの最高動作周波数は、制御装置の動作
周波数に比べて著しく低いのが普通である。
【0009】制御装置からのデータをテストベンチもし
くはエミュレーションモデルの動作速度に適合する頻度
に調歩するためには、待合延長信号を制御装置に与える
ことができるが、待合延長制御回路に要求される動作速
度(fw)をテストベンチもしくは、エミュレーション
モデルでは達成できないのが普通である。また、あるテ
ストベンチ若しくは、エミュレーションモデルでは、f
wで動作することができたが、論理回路の改変等によ
り、コンフィギュレーションをしなおすと、fwを満た
す動作速度で動作ができなくなることもある。
【0010】そこで、制御装置からのデータをテストベ
ンチもしくは、エミュレーションモデルに伝達しようと
した場合、従来においては、制御装置の待合延長信号を
使わないでデータを受け取るか、待合延長信号の発生の
ために外部に固定回路を設ける必要がある。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、エミュレーション制御装置とエミュレータの間でや
りとりされるデータの頻度に影響されることなく、エミ
ュレーションを行うことが可能な論理エミュレーション
方法及びシステムを提供することを目的とする。
【0012】更なる本発明の目的は、テストベンチもし
くは、エミュレーションモデルと待合延長制御回路の間
でクロック信号の位相が安定した状態に保たれ、長時間
のエミュレーションを高い信頼性で実施することが可能
な論理エミュレーション方法及びシステムを提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ある論理回路
をエミュレータにプログラムしたときの論理回路である
エミュレーションモデルと、該エミュレーションモデル
の動作を確認するため、該エミュレーションモデルに与
えるテストパターンを発生すると共に、該エミュレーシ
ョンモデルの出力を自己のメモリ内に格納するテストベ
ンチと、信号が「有効」である期間にわたって、送信端
子のデータを固定させることを制御装置に対して指示す
るための待合延長信号を生成する待合延長制御回路とプ
ログラマブルな分周回路とを論理エミュレータにプログ
ラムし、通信出力と通信入力と待合制御信号入力を有
し、該待合制御信号入力が「有効」である期間に更新し
た通信出力を必ず待合制御信号入力が「無効」になるま
で維持する機能を有し、該待合制御信号入力が「有効」
から「無効」に変化する時刻の通信入力を格納する機能
を有する論理エミュレーション制御装置を接続して行う
論理エミュレーション方法において、待合延長制御回路
において、入力の値が「有効」から「無効」に変化した
場合に、別に提供されるクロック信号の周期幅にわたっ
て「無効」とし、それ以外の条件では、「有効」となる
待合延長信号を生成し、該待合延長信号の出力を論理エ
ミュレータの第1の外部端子Wに設定し、待合延長制御
回路への入力を論理エミュレータの第2の外部端子に設
定し、分周回路は、エミュレーションモデルと待合延長
制御回路とテストベンチとに提供するクロック信号を、
論理エミュレータの外部端子から提供される一つのクロ
ック信号から分周して生成し、分周比を論理エミュレー
タの第3の外部端子Pに設定し、テストベンチもしく
は、エミュレーションモデルが入力の更新を外部に要求
する際に、「有効」から「無効」に変化する信号のいく
つかを論理エミュレータの外部端子に出力するように設
定し、該外部端子うちの1つを第2の外部端子に設定
し、テストベンチもしくは、エミュレーションモデルの
入力端子のうちのいくつかを論理エミュレータの外部端
子に設定し、エミュレーション制御装置からの通信出力
を該外部端子に接続し、テストベンチもしくはエミュレ
ーションモデルの出力端子のうちのいくつかを論理エミ
ュレータの外部端子に設定し、エミュレーション制御装
置への通信入力を該外部端子に接続し、論理エミュレー
タの第3の外部端子Pに分周比を設定する結線を接続
し、論理エミュレータの第1の外部端子Wを制御装置の
待合延長信号入力に接続して実施することを特徴とする
論理エミュレーション方法。
【0014】また、本発明は、分周回路に分周比の設定
できる出力端子Kを備え、待合延長信号を生成する回路
の入力端子を該分周回路の出力端子Kに接続して実施す
る。また、本発明は、待合延長制御回路が自発的に待合
延長信号を「無効」にし、その周期を指示する端子を、
論理エミュレータの第4の外部端子Tに設定し、該第4
の外部端子Tに値を与える結線を接続して実施する。
【0015】また、本発明は、最後に出力端子Kが「有
効」から「無効」になったとときから経過した期間が、
自発的に待合延長信号を「無効」にするまでの周期とし
て設定された期間を越えた場合に、自発的に待合延長信
号を「無効」とし、以降、出力端子Kが「有効」から
「無効」になるまでは設定された期間を周期として自発
的に待合延長信号を「無効」にする待合延長制御回路を
用いて実施する。
【0016】また、本発明は、待合延長制御回路に端子
Lを備え、端子Lを論理エミュレータの外部端子に設定
し、端子Lの値が「有効」である期間は、自発的に待合
延長信号を「無効」にする動作を抑制する機能を持つ待
合延長制御回路を用いて、エミュレーションモデルにお
いて入力が安定していることが要求されている期間に
「有効」となる信号を、論理エミュレータの外部端子に
出力するように設定し、外部端子を端子Lに接続して実
施する。
【0017】また、本発明は、待合延長制御回路に出力
端子Kとは別に端子Lを備え、該端子Lを論理エミュレ
ータの外部端子に設定し、最後に端子Lの値が「有効」
から「無効」になってから経過した期間が自発的に待合
延長信号を「無効」にするまでの周期として設定された
期間を越えた場合に、自発的に待合延長信号を「無効」
にし、以降、端子Lの値が「有効」から「無効」になる
までは設定された期間を周期として自発的に待合信号を
「無効」にする待合延長制御回路を用いて、エミュレー
ションモデルにおいて入力が安定していることが要求さ
れている期間に「有効」となる信号を、論理エミュレー
タの外部端子に出力するように設定し、論理エミュレー
タの外部端子を端子Lに接続して実施する。
【0018】本発明は、ある論理回路をエミュレータに
プログラムしたときの論理回路であるエミュレーション
モデルと、該エミュレーションモデルの動作を確認する
ため、該エミュレーションモデルに与えるテストパター
ンを発生すると共に、該エミュレーションモデルの出力
を自己のメモリ内に格納するテストベンチと、信号が
「有効」である期間にわたって、送信端子のデータを固
定させることを制御装置に対して指示するための待合延
長信号を生成する待合延長制御回路と、プログラマブル
な分周回路とを論理エミュレータにプログラムする手段
を含む論理エミュレータと、通信出力と通信入力と待合
制御信号入力を有し、該待合制御信号入力が「有効」で
ある期間に更新した通信出力を必ず待合制御信号入力が
「無効」になるまで維持する手段と、該待合制御信号入
力が「有効」から「無効」に変化する時刻の通信入力を
格納する手段を含む論理エミュレーション制御装置と、
クロックを発生するクロック発生装置とからなる論理エ
ミュレーションシステムにおいて、上記の待合延長制御
回路は、入力の値が「有効」から「無効」に変化した場
合に、クロック発生装置から提供されるクロック信号の
周期幅にわたって「無効」とし、それ以外の条件では、
「有効」となる待合延長信号を生成し、該待合延長信号
の出力を論理エミュレータの第1の外部端子Wに設定す
る手段と、論理エミュレータの第2の外部端子から入力
を受け付ける入力手段とを有し、上記の分周回路は、エ
ミュレーションモデルと待合延長制御回路とテストベン
チとに提供するクロック信号を、論理エミュレータの外
部端子から提供される一つのクロック信号から分周して
生成し、分周比を論理エミュレータの第3の外部端子P
に設定する手段と、さらに、テストベンチもしくは、エ
ミュレーションモデルが入力の更新を外部に要求する際
に、「有効」から「無効」に変化する信号のいくつかを
出力するための第11の外部端子に出力するように設定
し、該外部端子うちの1つを第2の外部端子に設定し、
テストベンチもしくは、エミュレーションモデルの入力
端子のうちのいくつかを論理エミュレータの外部端子に
設定し、エミュレーション制御装置からの通信出力を該
外部端子に接続し、テストベンチもしくはエミュレーシ
ョンモデルの出力端子のうちのいくつかを論理エミュレ
ータの外部端子に設定し、エミュレーション制御装置へ
の通信入力を該外部端子に接続し、論理エミュレータの
第3の外部端子Pに分周比を設定する結線を接続し、論
理エミュレータの第1の外部端子Wを制御装置の待合延
長信号入力に接続する接続手段を有する。
【0019】また、本発明の論理エミュレーションシス
テムは、待合延長制御装置の出力を設定する第1の外部
端子Wと、待合延長制御装置の入力、及び、テストベン
チもしくは、エミュレーションモデルが入力の更新を外
部に要求する際に、「有効」から「無効」に変化する出
力信号の何れかを設定する第2の外部端子Kと、分周回
路の分周比を設定する第3の外部端子Pと、テストベン
チまたは、エミュレーションモデルの入力端子のいずれ
かと接続され、制御装置からの出力を設定する第4の外
部端子とを含む。
【0020】上記の論理エミュレータの分周回路は、待
合延長制御装置への入力として分周比を設定する出力端
子Kを有する。また、上記の論理エミュレータの待合延
長制御装置は、待合延長信号を「無効」にするための周
期の指示を設定する第5の外部端子Tを介して入力され
た該指示に基づいて、自発的に待合延長信号を「無効」
にする手段を含む。
【0021】また、上記の論理エミュレータの待合延長
制御装置は、最後に出力端子Kが「有効」から「無効」
になったときから経過した期間が、自発的に待合延長信
号を「無効」にするまでの周期として設定された期間を
越えた場合に、自発的に待合延長信号を「無効」とする
手段と、以降、出力端子Kが「有効」から「無効」にな
るまでは設定された期間を周期として自発的に待合延長
信号を「無効」にする手段とを含む。
【0022】また、上記の論理エミュレータの待合延長
制御装置は、外部端子Lと、外部端子Lが「有効」であ
る期間は、自発的に待合延長信号を「無効」にする動作
を抑制する抑制手段と、エミュレーションモデルにおい
て入力が安定していることが要求されている期間に「有
効」となる信号を、抑制手段を用いて論理エミュレータ
の外部端子に出力する手段とを含む。
【0023】また、上記の論理エミュレータの待合延長
制御回路は、論理エミュレータの外部端子として、信号
の制御回路に出力端子Kとは別に設定される端子Lと、
最後に端子Lの値が「有効」から「無効」になってから
経過した期間が自発的に待合延長信号を「無効」にする
までの周期として設定された期間を越えた場合に、自発
的に待合延長信号を「無効」にする無効手段と、エミュ
レーションモデルにおいて入力が安定していることが要
求されている期間に「有効」となる待合延長信号を、無
効手段を用いて生成し、端子Lに出力する手段を有す
る。
【0024】上記のように、本発明では、エミュレータ
のエミュレーションモデルにデータを与え、また、エミ
ュレーション結果を一旦蓄える機能をもったエミュレー
ションモデルと共に、テストベンチをエミュレータにプ
ログラムしている。その結果、テストベンチとエミュレ
ーションモデルは、同じ動作クロックに基づいて動作す
ることになり、エミュレーションモデルに与えるデータ
の頻度や、エミュレーションモデルから採取するデータ
の頻度がエミュレーションモデルの動作頻度と食い違う
ということが起こらず、従って、動作クロックを調節す
る必要もない。
【0025】また、エミュレータの中に、エミュレーシ
ョンモデルと作動クロックを分離させて待合延長制御回
路をプログラムする。待合延長制御回路は、エミュレー
ションモデルの規模や構成に依存することがないため
に、いかなるエミュレーションモデルと組み合わせて
も、また、エミュレーションモデルに如何なる改変があ
っても、常に一定の速度で動作でき、エミュレータに接
続される制御装置に対して動作速度を適合した待合延長
制御信号を送出することができる。
【0026】さらに、分周比をコンフィグレーション後
に変更できる構成の分周回路も、エミュレーションモデ
ルと作動クロックを分離させてプログラムする。コンフ
ィグレーションの結果によって、エミュレーションモデ
ルの最高動作周波数が判明してから、コンフィギュレー
ションなしにこの分周比を変えることができるため、コ
ンフィギュレーションの工数を減らすことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の論理エミュレー
ションシステムの構成を示す。同図に示す論理エミュレ
ーションシステムの構成は、エミュレータ100、制御
装置200、クロック発生装置300より構成される。
エミュレータ100は、内部の記憶要素の配列に適切な
値をプログラムすることによって、さまざまな論理回路
を等価的に実現することができる。装置への入出力は、
外部入出力410、420によって、電気的に行うこと
ができ、その配列の仕方や入出力の属性もプログラムす
ることが可能である。エミュレータ100は、エミュレ
ーションモデル110、テストベンチ120、待合延長
制御回路130及び分周回路140を有する。
【0028】エミュレーションモデル110は、ある論
理回路をエミュレータ100にプログラムしたときの論
理回路である。テストベンチ120は、エミュレーショ
ンモデル110の動作を確認するため、エミュレーショ
ンモデル110に与えるテストパタンを発生し、また、
エミュレーションモデル110の出力(テスト結果)を
自己のメモリ内に格納する機能を有する。
【0029】待合延長制御回路130は、データを送信
するために用いられている端子の電位を固定することが
できる機能をもった制御装置200において信号が「有
効」である期間にわたって、送信端子のデータを固定さ
せることを当該制御装置200に対して指示するための
待合延長信号を生成する回路である。
【0030】分周回路140は、クロック発生装置30
0から提供されるクロック信号を分周する。制御装置2
00は、エミュレーションモデル110または、テスト
ベンチ120を入力するための機能を有する。
【0031】クロック発生装置300は、安定したクロ
ック信号を発生し、エミュレータ100が動作する速度
を決定すると共に、クロック信号をエミュレーションモ
デル110と、待合延長制御回路130、分周回路14
0とに提供する。このクロック信号はエミュレータ10
0の外部端子157を介して提供される一つのクロック
信号から分周して生成される。
【0032】エミュレータ100の入出力端子151〜
156、160〜162、171、172は、エミュレ
ーションモデル110自体外部入出力や制御装置200
との結合部として使用する他に、テストベンチ120ま
たは、エミュレーションモデル110と待合延長制御回
路130を結線するための経由や、分周回路140に分
周比を設定する目的で使用できるようにプログラムす
る。
【0033】次に、上記のシステム構成の動作を説明す
る。待合延長制御回路130は、入力の値が「有効」か
ら「無効」に変化した場合に、クロック発生装置300
から提供されるクロック信号の周期幅にわたって「無
効」とし、それ以外の条件では、「有効」となる待合延
長信号を生成し、待合延長信号を端子Wに設定し、エミ
ュレータ100の外部端子162に出力する。
【0034】分周回路140は、エミュレーションモデ
ル110と、待合延長制御回路130と、テストベンチ
120とに提供するクロック信号をエミュレータ100
の外部端子157から提供される一つのクロック信号か
ら分周して生成する。分周回路140の分周比を設定す
る端子は、エミュレータ100の外部端子172と結線
される。
【0035】テストベンチ120または、エミュレーシ
ョンモデル110が入力の更新を外部に要求する際に、
「有効」から「無効」に変化する信号のいくつかをエミ
ュレータ100のいくつかの外部端子151,…,15
4に出力するように設定し、制御装置200からの出力
を外部端子160に接続し、エミュレータ100の外部
端子171、172に分周比を設定する分周比結線43
0を接続し、エミュレータ100の外部端子162を制
御装置200の待合延長信号入力に接続する。
【0036】
【実施例】以下、本発明の第1〜第4の実施例を説明す
る。以下に示す各々の実施例は、エミュレータ中にプロ
グラムした待合延長制御回路と分周回路または、テスト
ベンチもしくは、エミュレーションモデルとの結線の方
式が異なる。
【0037】[第1の実施例]前述の図1に基づいて本
発明の第1の実施例を説明する。図1において、論理エ
ミュレーションシステムは、エミュレータ100、制御
装置200、クロック発生器300から構成される。
【0038】制御装置200は、テストベンチ120ま
たは、エミュレーションモデル110にデータを入力す
るために機能する。クロック発生装置300は、安定し
た周期信号を発生し、エミュレータ100が動作する速
度を決定する。エミュレータ100の入出力端子はフェ
ミュレーションモデル110自体の外部入出力410や
制御装置200の入出力との結合部として使用する他
に、テストベンチ120またはエミュレーションモデル
110と待合延長制御回路130を結線するための経由
や、分周回路140に分周比を設定する目的で使用でき
るようにプログラムする。
【0039】エミュレータ100の中にプログラムした
待合延長制御回路130と分周回路140、また、テス
トベンチ120もしくは、エミュレーションモデル11
0との結線の方式が本実施例の特徴となる。以下に構造
と動作秩序を説明する。
【0040】エミュレーションモデル110は、エミュ
レーションによって動作させ、試験を行おうとする設計
内容をエミュレータの中にプログラムしたものである。
テストベンチ120は、エミュレーションモデル110
を試験するためにテストパターンデータの生成と、テス
ト結果の収集格納を行うものである。
【0041】図2は、本発明の第1の実施例のテストベ
ンチの構成を示す。同図に示すテストベンチ120は、
制御レジスタ書込み部121、書込み制御部122、テ
ストパタンメモリ123、データ形式変換器124、パ
タン生成制御部125、読み出し制御部126、データ
形式変換器127、テスト結果メモリ128、及び結果
格納制御部129より構成される。
【0042】テストベンチ120は、テストパタンメモ
リ123に格納された内容をパタン生成制御部125に
より、特定の規則に基づいて読み出すことによって、永
続的にテストパタンを発生させる。また、結果格納制御
部129によってシミュレーションモデルの出力値のう
ちいくつかを特定の時間領域の組み合わせで観測し、そ
の結果をテスト結果メモリ128に格納する。
【0043】テストパタンメモリ123の内容は書込み
制御部122を介して、エミュレーション制御装置20
0から書き込むことができる。また、テスト結果メモリ
128の内容は、読み出し制御部126を介してエミュ
レーション制御装置200に読み出すことができる。
【0044】テストベンチ120もしくは、エミュレー
ションモデル110に対して制御装置200のデータ出
力端子入力が与えられる。このデータ出力端子の値は、
待合延長制御回路130が制御している端子Wの値が
「有効」である期間は、固定される。ここでは、端子W
の値は正論理とする。即ち、論理値“1”で「有効」、
論理値0で「無効」とする。
【0045】待合延長制御回路130は、端子Kに入力
される論理値が“0”から“1”になると、その後の1
クロック期間だけ、制御装置200への出力端子Wの値
を“0”にする。その結果、制御装置200の待合延長
信号が「無効」となり、その期間に制御装置200は、
データ出力端子の値を更新する。待合延長信号が「無
効」になる期間は、待合延長制御回路130の端子Cに
与えられるクロック信号の周期に等しい。
【0046】待合延長制御回路130が動作できる速度
が遅過ぎると、制御装置200からのデータを適切に固
定させるように待合延長信号を変化させることができな
くなる。しかし、本発明では、待合延長制御回路130
は、後に説明するように、単純な論理構成で実現するた
めに、通常の制御装置200にとって、十分な動作速度
で動作することが可能である。また、反対に、制御装置
200にとって、待合延長信号の無効期間が短過ぎる場
合には、クロック発生装置300の信号周期の設定を長
くすることで対処することができる。
【0047】分周回路140は、テストベンチ120も
しくは、エミュレーションモデル110に対して、動作
速度を決定する周期信号を発生させて、これを端子Mか
ら与える。一般に、テストベンチ120または、エミュ
レーションモデル110がどのくらいの速度で動作でき
るかは、コンフィギュレーションの後に解析される。そ
こで、分周回路140には、エミュレータ100の外部
端子から接続できる端子Pが設けてあり、端子Pの結線
状況によって分周回路140のクロック端子Cからテス
トベンチ120または、エミュレーションモデル110
へのクロック端子Mへの分周比を設定できるようにして
ある。
【0048】これにより、論理回路の修正、変更等によ
って、テストベンチ120または、エミュレーションモ
デル110の動作可能周波数が変動した場合にも本発明
の方式で対処することができる。また、前述のように、
制御装置200の動作速度にクロック発生装置300の
クロック信号周期を変えた場合にも、テストベンチ12
0または、エミュレーションモデル110に適切なクロ
ックを与えるように結線によって分周比を補正すること
ができる。
【0049】待合延長制御回路130の端子Kに入力さ
れる論理値は、テストベンチ120または、エミュレー
ションモデル110から出力される。エミュレータ10
0には、さまざまに可変な論理回路がプログラムされる
ので、制御装置200に対して待合延長信号を「無効」
にする条件を一般的に決定することはできない。
【0050】そこで、待合延長制御回路130の端子K
への値をエミュレータ100の外部から与え、論理回路
の設計内容に応じて予め複数の信号を外部端子に出力
し、外部で必要な端子を選択して、端子Kへ与えられる
ようにした。これにより、時間のかかるコンフィギュレ
ーションを行うことなしに、テストベンチ120もしく
は、エミュレーションモデルに制御装置200からのデ
ータを与える条件、例えば、データの更新される頻度
等、変えることができる。
【0051】図3は、本発明の第1の実施例の待合延長
制御回路の構成を示す。同図に示す待合延長制御回路1
30は、レジスタR1,R2、論理素子Nから構成され
る。待合延長制御回路130は、その端子Cに与えられ
るクロック発生器300からの信号をクロックとして動
作する単相同期回路である。端子Kに与えられている論
理値が“0”の間は、端子Cに何回クロック信号が到着
しても、レジスタR1の出力値とレジスタR2の出力の
値は共に“0”である。このとき、論理素子Nの出力は
“1”であり、これが端子Wの値となっている。図4に
当該回路の真理値表を示す。
【0052】端子Kに与えられている論理値が“0”か
ら“1”に変化すると、端子Cにその後最初のクロック
信号が到着すると、左側のレジスタ(R1)では、出力
値が端子Kの値である“1”になる。右側のレジスタ
(R2)では、出力値がレジスタR1の変化する前の値
である“0”になる。その結果、論理素子Nの出力値が
“0”となる。端子Kの値の変化は、端子Cの値の変化
に比べてずっとゆっくりであるので、端子Kが“1”で
ある期間はしばらく続くが、次のクロック信号が端子C
に到着すると、論理素子Nの出力が“1”となり、再
び、端子Kの値が“0”から“1”に変化するまで端子
Wの値は“1”のままとなる。
【0053】このように、待合延長制御回路130の端
子Kに与えられる論理値の変化が、端子Cに与えられる
クロック信号に比べてどんなに長い周期であっても、端
子Wが“0”となる期間、即ち、待合延長信号が「無
効」となる期間は、端子Cに与えられるクロック信号の
周期と等しくなる。
【0054】また、待合延長制御回路130がこのよう
に単純な構成であるために、エミュレータ100にプロ
グラムした場合でも、制御装置200の動作速度に適合
するように十分速く動作させることができる。次に、分
周回路140について説明する。図5は、本発明の第1
の実施例の分周回路の構成を示す。端子Pには、分周比
を決定するためのパラメータを与える。これは、複数の
端子から構成される束端子であり、図1で分周比結線と
いう名称で示したエミュレータの入出力端子171、1
72に配置されるようにプログラムしてある。 分周比
結線に論理値として“1”または、“0”の電位を持つ
結線を行うと、端子Pの中の対応する端子の値の論理値
が“1”または、“0”になる。端子Cには、分周回路
140の動作クロックが与えられる。図1に示すよう
に、クロック発生装置300が接続されており、周期的
な信号が入力される。分周回路は端子Cの信号の周期
を、端子Pの設定に基づいて分周して端子Mに出力す
る。端子Mからは、端子Cに対して何分周かされた周期
的な信号が出力される。
【0055】複数の端子Pのうち、半分は、シフトレジ
スタ142の端子QIに結線し、残りの半分は、比較部
141の端子QRに結線してある。図5では、左側半分
がQRに、右側半分がQIに結線してある。比較部14
1は、端子QRに与えられた論理値のならびと、シフト
レジタの端子QSとの結線から得られる論理値のならび
を参照して、端子QRの論理値が“1”となっている配
置位置に対応する端子QSの全ての論理値が端子Vの論
理値を否定した値に等しい場合に、端子Sに論理値
“1”を出力し、それ以外の場合には、論理値“0”を
出力しているものである。
【0056】シフトレジスタ142は、端子Lに与えら
れる論理値が“1”である場合には、その後に最初にク
ロック信号が端子Cに到着したときに、端子QIの値の
配列を内部に保持し、端子Lに与えられる論理値が
“0”である場合には、その後に、最初にクロック信号
が端子Cに到着した時に、現在保持している値の配列の
最も右の1ビット値を廃棄し、それ以外の現在保持して
いる値の配列を右に1ビット移動させ、最も左の1ビッ
トとして、端子QIの最も左の1ビットの論理値を否定
した値を保持する。端子Mには、シフトレジスタ142
の内部に保持されている論理値の配列のうち、最も右側
の1ビットの値が常に出力されている。
【0057】図6は、本発明の第1の実施例の分周回路
の動作の例を示す。同図は、シフトレジスタ142のビ
ット数を8とし、8分周の例を示す。端子Pの値を“1
111111000001111”とする。端子Pのう
ちQIの部分の配列としては、“00001111”を
設定し、QRの部分の配列としては、“1111111
0”を設定している。シフトレジスタ142に保持され
ている内容及びそれぞれの端子の値は、端子Cにクロッ
ク信号が到着するたびに図6の表を1行ずつ移行してい
く。第9行〜第16行の端子Mの値に見られるように、
端子Pをこのように設定すると、端子Cに与えられるク
ロック信号の周期の8倍の周期を持つ信号、即ち、8分
の1に分周した信号が端子Mに表れる。第17行以降
は、第9行以降の繰り返しとなる。
【0058】シフトレジスタのビット数を8のままで、
端子Pの値を“1111100000000111”と
すると、端子Pのうち、QIの部分の論理値の配列とし
ては、“00000111”を設定し、QRの部分の配
列としては、“11111000”を設定したことにな
り、この場合には、6分周が行われる。また、シフトレ
ジスタのビット数を増やすことによって、もっと大きな
分周比を得ることもできる。
【0059】[第2の実施例]次に本発明の第2の実施
例を説明する。図7は、本発明の第2の実施例の論理エ
ミュレーションシステムの構成を示す。同図において、
図1と同一構成部分には同一符号を付与し、その説明を
省略する。同図に示すシステムは、図1とは、分周回路
140及びテストベンチ120の端子構成が異なる。
【0060】本実施例は、制御装置200からのデータ
をテストベンチ120または、エミュレーションモデル
110の動作クロックに対する一定の比の周期で更新さ
せるように制御装置200に待合延長をかけるために、
待合延長制御回路130の端子Kへの入力を分周回路1
40の端子Kの出力によって与えている。
【0061】テストベンチ120または、エミュレーシ
ョンモデル110自体の動作クロックに対して一定の比
Rの周期で入力を獲得するものである場合を考える。テ
ストベンチ120または、エミュレーションモデル11
0が動作クロックとしている端子Mの信号に対してその
比Rの周期で有効になるように、端子Kに分周回路14
0が信号を出力するようにしておく。
【0062】このとき、分周回路140の端子Kを待合
延長制御回路130の端子Kに接続しておくと、テスト
ベンチ120または、エミュレーションモデル110に
与えるデータを制御装置200がテストベンチ120ま
たは、エミュレーションモデル110自体の動作クロッ
クに対して一定の比Rの周期で更新するように待合延長
をかけることができる。
【0063】[第3の実施例]次に、本発明の第3の実
施例を説明する。図8は、本発明の第3の実施例の論理
エミュレーションシステムの構成を示す。同図におい
て、図1及び図7と同一構成部分には、同一符号を付
し、その説明は省略する。同図の構成において、待合延
長制御回路130の端子と自発解除周期結線440を結
線した点が図7の構成と異なる。
【0064】本実施例では、待合延長期間が一定時間以
上長くならないように、待合延長信号の自発的な解除機
能を待合延長制御回路130に持たせている。第3の実
施例では、制御装置200に対して待合延長信号が「有
効」とする期間が一定時間以上続かないように制限して
いる。即ち、第3の実施例は、待合延長信号が一定時間
以上「有効」であると自発動作が阻害される制御装置2
00と、制御装置200からのデータを希な頻度しか必
要としないテストベンチ120または、エミュレーショ
ンモデル110を接続する場合にも本発明の方式を適用
することができる。
【0065】図9は、本発明の第3の実施例における待
合延長制御回路の構成を示す。同図に示す待合延長制御
回路130は、カウンタ、レジスタR1,R2、論理素
子N、ゲートOより構成される。同図のカウンタは、端
子Cに与えられた信号をクロックとして作動し、端子T
に与えられた値に相当する数のクロックが到着するたび
に、端子Cのクロック信号の1周期の間だけ、端子Sに
論理値“1”を出力する。それ以外の時には、端子Sに
は論理値“0”が出力されるものである。
【0066】同図のゲートOは、端子Kの値とカウンタ
の端子Sの値の論理和を出力するものである。図10
に、ゲートOの真理値表を示す。図9の待合延長制御回
路130の動作は、端子Kに対しては図3の動作と同じ
であるが、カウンタの端子Sが“0”から“1”に変化
するときにも、端子Kが“0”から“1”に変化すると
きと同じように、端子Cのクロック信号の1周期の期間
だけ端子Wの待合延長信号を「無効」である論理値
“0”にするので、待合延長制御回路130の端子Kの
値がテストベンチ120もしくは、エミュレーションモ
デル110から与えられるために、待合延長信号が「有
効」のまま期間がかなり長く続く場合でも端子Tに適切
な値を設定しておくことによって、待合延長時間が一定
時間以上にならないように制限することができる。
【0067】図11は、本発明の第3の実施例における
待合延長制御回路の他の構成例を示す。同図において、
テストベンチ120または、エミュレーションモデル1
10が制御装置200からデータを連続的に読み取る場
合、読み取りの周期が端子Cのクロック信号の周期のT
倍(Tは、端子Tに与えられる値)より短い条件ではカ
ウンタの端子Sによって待合延長制御回路130の端子
Wが「無効」になることが起こらないようになってい
る。
【0068】テストベンチ120またはエミュレーショ
ンモデル110が制御装置200からデータを連続的に
読み取る場合、制御装置200からのデータも特定の周
期で連続的に更新されているのであるが、連続的な読み
取りの途中で、カウンタによる自発的な待合延長の「無
効」が行われてしまうと、テストベンチ120またはエ
ミュレーションモデル110が制御装置200から受け
取っていないかもしれないデータが更新されてしまい、
テストベンチ120または、エミュレーションモデル1
10にとっては、このデータが欠落してしまう。第3の
実施例における図11に示す待合延長制御回路130の
構成は、この機序で起こるデータの欠落を防止するため
のものである。
【0069】図11では、内部で端子Kがカウンタの端
子Rにも接続してある。カウンタは端子Rを持っている
が、この端子Rの値が“1”になると、その次に端子C
にクロック信号が到着した時に、カウンタの内部の値を
リセットするものである。一旦内部の値がリセットされ
た後のカウンタの動作は、端子Rの値が“0”に戻った
後、端子Cにクロック信号が(T−2)回到着する間
は、端子Sの値が“0”のままとなる。(T−1)回目
のクロックが到着すると端子Sの値が“1”となり、T
回目のクロックが到着すると、再び、端子Cにクロック
信号がその後(T−2)回到着する間は、端子Sの値が
“0”のままとなり、後は、これを繰り返す。
【0070】従って、一旦、端子Kの値が“1”になる
と、その結果、待合延長制御回路130が待合延長制御
信号を「無効」とするが、並列して、カウンタの端子S
によって自発的に待合延長信号が「無効」にすること
は、端子Cのクロック信号で(T−1)回の期間にわた
って抑制することとなっている。
【0071】これにより、テストベンチ120もしく
は、エミュレーションモデル110が(T−1)回の期
間よりも短い間隔で連続的に制御装置200からデータ
を受け取る場合には、テストベンチ120または、エミ
ュレーションモデル110が制御装置200から受け取
っていないかもしれないデータが更新されることを防止
することができる。
【0072】[第4の実施例]次に、本発明の第4の実
施例を説明する。図12は、本発明の第4の実施例にお
ける論理エミュレーションシステムの構成を示す。同図
に示す論理エミュレーションシステムは、前述の実施例
での待合延長制御回路130の端子Kとは別に端子Lを
設け、例えば、テストベンチ120またはエミュレーシ
ョンモデル110の端子Lからデータ読み込みの予告信
号を与えることによって、その期間、待合延長制御回路
130に対して自発的に待合延長信号を「無効」にする
ことを抑制させるものである。
【0073】端子Kの値が“0”であっても待合延長信
号を自発的に「無効」にすることをテストベンチ120
または、エミュレーションモデル110が抑制できるの
で、本実施例によって、比較的長い時間にわたって制御
装置200からの出力が更新されないようにすることを
要求するテストベンチ120または、エミュレーション
モデル110についても発明を適用することができる。
【0074】図13は、本発明の第4の実施例における
待合延長制御回路の構成を示す。同図に示す待合延長制
御回路130は、カウンタ、レジスタR1,R2、論理
素子N、ゲートO、論理素子Gより構成される。端子L
の値が“1”になっている期間は、論理素子Gによって
カウンタの端子Sが“1”であっても待合延長信号を
「無効」にすることが抑制される。
【0075】図14は、本発明の第4の実施例における
論理素子Gの真理値表を示す。また、端子Lの値が
“1”である期間は、カウンタの端子Hに“1”が与え
られて、端子Cにクロック信号が到着してもカウンタの
内容が変化しないようになっている。
【0076】カウンタは、端子Hを持っていて、この端
子に与えれる論理値が“0”である時には、その後に端
子Cにクロック信号が到着した時に、カウンタ自身の内
容を1回更新する。内容をT回更新する毎に、端子Cに
到着するクロック信号の1周期の時間だけ端子Sに
“1”を出力し、それ以外の期間は端子Sに“0”を出
力するものである。ところで端子Hに与えられる値が
“1”であると、端子Cにクロック信号が到着してもカ
ウンタは内容を更新しない。従って、次に端子Sに
“1”を出力するタイミングが、端子Hに“1”が与え
られていた期間だけ先送りになることになる。
【0077】以上の待合延長制御回路130を利用して
テストベンチ120または、シミュレーションモデル1
10として、制御装置200からの出力を更新されない
ようにすることを要求する期間にわたって“1”となる
論理値をエミュレータ100の出力のうちの1つのプロ
グラムにしておけば、この端子をデータ読み込みの予告
信号として、待合延長制御回路130の端子Lに結線す
ることで、端子Kの値を“1”にすることとは独立に、
端子Lの値によって待合延長制御回路130に対して自
発的に待合延長信号を「無効」にすることを抑制させる
ことができ、比較的長い期間にわたって制御装置200
からの出力が更新されないことを要求するテストベンチ
120または、エミュレーションモデル110にも本発
明を適用することができる。
【0078】図15は、本発明の第4の実施例の待合延
長制御回路の他の構成例を示す。同図において、端子R
の値が“1”であると、内容がリセットされるカウンタ
の端子Rの値を待合延長制御回路130の端子Lから与
える。端子Lの値が“1”である期間は、カウンタの端
子Rの値も“1”になっているので、カウンタの端子S
には、“0”が出力されたままとなるので、この構成の
待合延長制御回路130を用いても前述の第4の実施例
を構成することができる。
【0079】なお、端子Lの値が“1”から“0”に戻
ってその後に端子Cにクロックが(T−1)回到着する
間は、端子Sには“0”が出力されたままで、自発的に
待合延長信号を「無効」とすることが抑制される。な
お、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特
許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
【0080】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、エミュレ
ーションモデルとテストベンチを共にエミュレータにプ
ログラムすることによって、エミュレーションのテスト
パタンをエミュレータ内部で発生させるために、予め有
限の量のデータを与えておけば、永続的にテストデータ
を発生させてエミュレーションによる試験を行うことが
可能となる。その結果、エミュレーション制御装置とエ
ミュレータの間でやりとりされるデータの頻度に影響さ
れることなく、エミュレーションを行うことが可能とな
る。
【0081】また、待合延長信号の検知機能を有する制
御装置からテストベンチまたは、エミュレーションモデ
ルにデータを与える接続を構成する場合、本発明によれ
ば、制御装置の側にデータを送り返して内容を確認する
等のデータ転送そのもの以外のなんらの手続きを行わせ
る必要がない。また、待合延長信号発生のための外部回
路によってエミュレータの汎用性が損なわれることもな
く、制御装置からテストベンチまたはエミュレーション
モデルにデータを与えることができる。
【0082】また、本発明は、分周回路によって、待合
延長回路を動作させるクロックからテストベンチまたは
エミュレーションモデルに与えるクロックを生成してい
るので、エミュレータの外部に設けるクロック発生装置
は1つで十分であり、テストベンチまたは、エミュレー
ションモデルと待合延長制御回路用に別々に設ける必要
がない。その結果、テストベンチまたはエミュレーショ
ンモデルと待合延長制御回路の間でクロック信号の位相
が安定した状態に保たれ、長時間のエミュレーションを
高い信頼性で実施することができる。
【0083】さらに、本発明によれば、エミュレーショ
ン制御装置とクロック発生装置以外の、エミュレーショ
ンに必要な装置を全てエミュレータの内部にプログラム
する。エミュレータとそれ以外の2つの装置との接続
は、論理エミュレータの機種に依存しないので、適用範
囲が広い。
【0084】その他、待合延長制御回路や分周回路は、
テストベンチまたはエミュレーションモデルの機能に影
響を与えるものではないので、エミュレーションではな
く、エミュレータの構成単位部品であるFPGA(Fiel
d Programable Gate Array)を使って、実際にその論理
回路を実現して制御装置からデータを受け取る装置を構
成する場合であっても、装置の動作速度が制御装置の動
作速度に対して不十分であれば制御装置の待合延長信号
を制御するために、待合延長制御回路や分周回路を本方
式のまま残しておき、全体を装置として実現することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の論理エミュレーションシステムの構成
図である。
【図2】本発明の第1の実施例のテストベンチの構成図
である。
【図3】本発明の第1の実施例の待合延長制御回路の構
成図である。
【図4】本発明の第1の実施例の待合延長制御回路の論
理素子Nの真理値表である。
【図5】本発明の第1の実施例の分周回路の構成図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施例の分周回路の動作の例を
示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例の論理エミュレーション
システムの構成図である。
【図8】本発明の第3の実施例の論理エミュレーション
システムの構成図である。
【図9】本発明の第3の実施例における待合延長制御回
路の構成図である。
【図10】本発明の第3の実施例の待合延長制御回路の
論理素子Nの真理値表である。
【図11】本発明の第3の実施例における待合延長制御
回路の他の構成例を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施例における論理エミュレ
ーションシステムの構成図である。
【図13】本発明の第4の実施例における待合延長制御
回路の構成図である。
【図14】本発明の第4の実施例における論理素子Gの
真理値表である。
【図15】本発明の第4の実施例の待合延長制御回路の
他の構成例を示す図である。
【図16】従来の論理エミュレーションを説明するため
の図である。
【符号の説明】
100 エミュレータ 110 エミュレーションモデル 120 テストベンチ 121 制御レジスタ書込み部 122 書込み制御部 123 テストパタンメモリ 124 データ形式変換器 125 パタン生成制御部 126 読み出し制御部 127 データ形式変換部 128 テスト結果メモリ 129 結果格納制御部 130 待合延長制御回路 140 分周回路 141 比較部 142 シフトレジタ 151〜156 外部入出力用端子 157 クロック用端子 160〜162 制御装置用端子 171,172 分周比結線用端子 182,183 自発解除周期結線用端子 200 制御装置 300 クロック発生装置 410,420 外部入出力結線 430 分周比結線 440 自発解除周期結線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−36237(JP,A) 特開 平7−85115(JP,A) 特開 平4−148241(JP,A) 特開 昭63−241643(JP,A) 特開 平5−100887(JP,A) 特開 平6−161808(JP,A) 特開 平7−13801(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/26 G06F 17/50 G01R 31/28 - 31/30

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある論理回路をエミュレータにプログラ
    ムしたときの論理回路であるエミュレーションモデル
    と、該エミュレーションモデルの動作を確認するため、
    該エミュレーションモデルに与えるテストパターンを発
    生すると共に、該エミュレーションモデルの出力を自己
    のメモリ内に格納するテストベンチと、信号が有効であ
    る期間にわたって、送信端子のデータを固定させること
    を制御装置に対して指示するための待合延長信号を生成
    する待合延長制御回路とプログラマブルな分周回路とを
    論理エミュレータにプログラムし、通信出力と通信入力
    と待合制御信号入力を有し、該待合制御信号入力が有効
    である期間に更新した通信出力を必ず待合制御信号入力
    が無効になるまで維持する機能を有し、該待合制御信号
    入力が有効から無効に変化する時刻の通信入力を格納す
    る機能を有する論理エミュレーション制御装置を接続し
    て行う論理エミュレーション方法において、 前記待合延長制御回路において、入力の値が有効から無
    効に変化した場合に、別に提供されるクロック信号の周
    期幅にわたって無効とし、それ以外の条件では、有効と
    なる待合延長信号を生成し、該待合延長信号の出力を前
    記論理エミュレータの第1の外部端子Wに設定し、 前記待合延長制御回路への入力を前記論理エミュレータ
    の第2の外部端子に設定し、 前記分周回路は、エミュレーションモデルと前記待合延
    長制御回路とテストベンチとに提供するクロック信号
    を、前記論理エミュレータの外部端子から提供される一
    つのクロック信号から分周して生成し、分周比を前記論
    理エミュレータの第3の外部端子Pに設定し、 前記テストベンチもしくは、前記エミュレーションモデ
    ルが入力の更新を外部に要求する際に、有効から無効に
    変化する信号のいくつかを前記論理エミュレータの外部
    端子に出力するように設定し、該外部端子うちの1つを
    前記第2の外部端子に設定し、 前記テストベンチもしくは、前記エミュレーションモデ
    ルの入力端子のうちのいくつかを前記論理エミュレータ
    の外部端子に設定し、前記エミュレーション制御装置か
    らの通信出力を該外部端子に接続し、 前記テストベンチもしくは前記エミュレーションモデル
    の出力端子のうちのいくつかを前記論理エミュレータの
    外部端子に設定し、前記エミュレーション制御装置への
    通信入力を該外部端子に接続し、 前記論理エミュレータの前記第3の外部端子Pに分周比
    を設定する結線を接続し、 前記論理エミュレータの前記第1の外部端子Wを前記制
    御装置の待合延長信号入力に接続して実施することを特
    徴とする論理エミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 前記分周回路に分周比の設定できる出力
    端子Kを備え、 前記待合延長制御回路の入力端子を該分周回路の出力端
    子Kに接続して実施する請求項1記載の論理エミュレー
    ション方法。
  3. 【請求項3】 前記待合延長制御回路が自発的に待合延
    長信号を無効にし、その周期を指示する端子を、前記論
    理エミュレータの第4の外部端子Tに設定し、該第4の
    外部端子Tに値を与える結線を接続して実施する請求項
    1記載の論理エミュレーション方法。
  4. 【請求項4】 最後に前記出力端子Kが有効から無効に
    なったときから経過した期間が、自発的に前記待合延長
    信号を無効にするまでの周期として設定された期間を越
    えた場合に、自発的に前記待合延長信号を無効とし、 以降、前記出力端子Kが有効から無効になるまでは設定
    された期間を周期として自発的に待合延長信号を無効に
    する前記待合延長制御回路を用いて実施する請求項1記
    載の論理エミュレーション方法。
  5. 【請求項5】 前記待合延長制御回路に端子Lを備え、 前記端子Lを前記論理エミュレータの外部端子に設定
    し、 前記端子Lの値が有効である期間は、自発的に待合延長
    信号を無効とする動作を抑制する機能を持つ待合延長制
    御回路を用いて、前記エミュレーションモデルにおいて
    入力が安定していることが要求されている期間に有効と
    なる信号を、前記論理エミュレータの外部端子に出力す
    るように設定し、 前記外部端子を前記端子Lに接続して実施する請求項3
    記載の論理エミュレーション方法。
  6. 【請求項6】 前記待合延長制御回路に前記出力端子K
    とは別に端子Lを備え、該端子Lを前記論理エミュレー
    タの外部端子に設定し、 最後に前記端子Lの値が有効から無効になってから経過
    した期間が自発的に待合延長信号を無効にするまでの周
    期として設定された期間を越えた場合に、自発的に待合
    延長信号を無効にし、 以降、前記端子Lの値が有効から無効になるまでは設定
    された期間を周期として自発的に前記待合信号を無効に
    する待合延長制御回路を用いて、前記エミュレーション
    モデルにおいて入力が安定していることが要求されてい
    る期間に有効となる信号を、前記論理エミュレータの外
    部端子に出力するように設定し、 前記前記論理エミュレータの外部端子を前記端子Lに接
    続して実施する請求項3記載の論理エミュレーション方
    法。
  7. 【請求項7】 ある論理回路をエミュレータにプログラ
    ムしたときの論理回路であるエミュレーションモデル
    と、該エミュレーションモデルの動作を確認するため、
    該エミュレーションモデルに与えるテストパターンを発
    生すると共に、該エミュレーションモデルの出力を自己
    のメモリ内に格納するテストベンチと、信号が有効であ
    る期間にわたって、送信端子のデータを固定させること
    を制御装置に対して指示するための待合延長信号を生成
    する待合延長制御回路と、プログラマブルな分周回路と
    を論理エミュレータにプログラムする手段を含む論理エ
    ミュレータと、 通信出力と通信入力と待合制御信号入力を有し、該待合
    制御信号入力が有効である期間に更新した通信出力を必
    ず待合制御信号入力が無効になるまで維持する手段と、
    該待合制御信号入力が有効から無効に変化する時刻の通
    信入力を格納する手段を含む論理エミュレーション制御
    装置と、 クロックを発生するクロック発生装置とからなる論理エ
    ミュレーションシステムにおいて、 前記待合延長制御回路は、 入力の値が有効から無効に変化した場合に、前記クロッ
    ク発生装置から提供されるクロック信号の周期幅にわた
    って無効とし、それ以外の条件では、有効となる待合延
    長信号を生成し、該待合延長信号の出力を前記論理エミ
    ュレータの第1の外部端子Wに設定する手段と、 前記論理エミュレータの第2の外部端子から入力を受け
    付ける入力手段とを有し、 前記分周回路は、 前記エミュレーションモデルと前記待合延長制御回路と
    テストベンチとに提供するクロック信号を、前記論理エ
    ミュレータの外部端子から提供される一つのクロック信
    号から分周して生成し、分周比を前記論理エミュレータ
    の第3の外部端子Pに設定する手段と、 前記テストベンチもしくは、前記エミュレーションモデ
    ルが入力の更新を外部に要求する際に、有効から無効に
    変化する信号のいくつかを出力するための第1の外部端
    子に出力するように設定し、該外部端子うちの1つを前
    記第2の外部端子に設定し、前記テストベンチもしく
    は、前記エミュレーションモデルの入力端子のうちのい
    くつかを前記論理エミュレータの外部端子に設定し、前
    記エミュレーション制御装置からの通信出力を該外部端
    子に接続し、前記テストベンチもしくは前記エミュレー
    ションモデルの出力端子のうちのいくつかを前記論理エ
    ミュレータの外部端子に設定し、前記エミュレーション
    制御装置への通信入力を該外部端子に接続し、前記論理
    エミュレータの前記第3の外部端子Pに分周比を設定す
    る結線を接続し、前記論理エミュレータの前記第1の外
    部端子Wを前記制御装置の待合延長信号入力に接続する
    接続手段を有することを特徴とする論理エミュレーショ
    ンシステム。
  8. 【請求項8】 前記接続手段は、 前記待合延長制御装置の出力を設定する第1の外部端子
    Wと、 前記待合延長制御装置の入力、及び、前記テストベンチ
    もしくは、前記エミュレーションモデルが入力の更新を
    外部に要求する際に、有効から無効に変化する出力信号
    の何れかを設定する第2の外部端子Kと、 前記分周回路の分周比を設定する第3の外部端子Pと、 前記テストベンチまたは、エミュレーションモデルの入
    力端子のいずれかと接続され、前記制御装置からの出力
    を設定する第4の外部端子とを含む請求項7記載の論理
    エミュレーションシステム。
  9. 【請求項9】 前記分周回路は、 前記待合延長制御装置への入力として分周比を設定する
    出力端子Kを有する請求項7記載の論理エミュレーショ
    ンシステム。
  10. 【請求項10】 前記待合延長制御装置は、 前記待合延長信号を無効にするための周期の指示を設定
    する第5の外部端子Tを介して入力された該指示に基づ
    いて、自発的に待合延長信号を無効にする手段を含む請
    求項7記載の論理エミュレーションシステム。
  11. 【請求項11】 前記待合延長制御装置は、 最後に前記出力端子Kが有効から無効になったときから
    経過した期間が、自発的に前記待合延長信号を無効にす
    るまでの周期として設定された期間を越えた場合に、自
    発的に前記待合延長信号を無効とする手段と、 以降、前記出力端子Kが有効から無効になるまでは設定
    された期間を周期として自発的に待合延長信号を無効に
    する手段とを含む請求項7記載の論理エミュレーション
    システム。
  12. 【請求項12】 前記待合延長制御装置は、 外部端子Lと、 前記外部端子Lが有効である期間は、自発的に待合延長
    信号を無効にする動作を抑制する抑制手段と、 前記エミュレーションモデルにおいて入力が安定してい
    ることが要求されている期間に有効となる信号を、前記
    抑制手段を用いて前記論理エミュレータの外部端子に出
    力する手段とを含む請求項7記載の論理エミュレーショ
    ンシステム。
  13. 【請求項13】 前記待合延長制御回路は、 前記論理エミュレータの外部端子として、信号の制御回
    路に前記出力端子Kとは別に設定される端子Lと、 最後に前記端子Lの値が有効から無効になってから経過
    した期間が自発的に待合延長信号を無効にするまでの周
    期として設定された期間を越えた場合に、自発的に待合
    延長信号を無効にする無効手段と、 前記エミュレーションモデルにおいて入力が安定してい
    ることが要求されている期間に有効となる待合延長信号
    を、前記無効手段を用いて生成し、前記端子Lに出力す
    る手段を有する請求項7記載の論理エミュレーションシ
    ステム。
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