JP3114102B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3114102B2
JP3114102B2 JP02237475A JP23747590A JP3114102B2 JP 3114102 B2 JP3114102 B2 JP 3114102B2 JP 02237475 A JP02237475 A JP 02237475A JP 23747590 A JP23747590 A JP 23747590A JP 3114102 B2 JP3114102 B2 JP 3114102B2
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JP
Japan
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vacuum cleaner
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handle
handle portion
upper body
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JP02237475A
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和馬 周防
雄一 清水
雅一 恩田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、本体持ち運び用の回動する把手部を有する
電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機の本体持ち運び用の把手部は、電気
掃除機のボデー上面に回動自在に設けられたものが一般
的である。第4図は、そのような従来の把手部の一例を
示すものであり、図に示すように前部に集塵室(図示せ
ず)を、後部にモータ室(図示せず)を有する主体ケー
ス21は、後部側面には床移動用の車輪22が回動自在に保
持され、さらに主体ケース21上部にはバンパ23を介して
ダスト蓋24および上部ボデー25が設けられている。
【0003】 また、上部ボデー25には主体ケース21内に設けられた
塵埃吸引用モータ26のファンケース27上方近傍に回動軸
28が設けられ、この回動軸28に回動自在に係合する把手
部29が設けられている。
【0004】 前記構成において把手部29は、回動軸28を回動支点と
して図示C−D間を回動し、把手部29が倒立した位置D
では図示すように把手部29と上部ボデー25上面との間に
4〜5cm程度の、電気掃除機を持ち運ぶときに手を挿入
する空間ができるように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の把手部29の構成では、把手部29を立
てたときの高さは電気掃除機本体の上面高さより4〜5c
mだけで、電気掃除機を持ち運ぶときには、把手部29を
持つのに使用者がかがまなければ手が届かず、腰をまげ
るのが困難な高齢者にとっては煩わしいものであった。
【0006】 また、把手部29を上部ボデー25上面に格納するために
は、上部ボデー25に格納スペースが必要であり、このス
ペースを確保するために電気掃除機の高さを高く構成す
る必要があった。
【0007】 本発明は、このような課題を解決するもので、電気掃
除機本体の外形寸法を大きくすることなく、従来の把手
部を大きくし、使いずらさを解消することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の請求項1記載の発
明は、電気掃除機本体の側面外周に両端が回動自在に軸
支されると共に前記掃除機本体の外周を取り巻くように
持ち運び用の把手部を配し、前記把手部の軸支部を電気
掃除機本体の重心近傍に配したものである。また、本発
明の請求項2記載の発明は、把手部の後端面を上部ボデ
ー後端面および主体ケース後端面より突出するようにし
たものである。また、本発明の請求項3記載の発明は、
主体ケース後部側面に回動自在に保守した床移動用の車
輪の外周面と、把手部の後端部とを略同一としたもので
ある。さらに、本発明の請求項4記載の発明は、軸支部
を把手部に一体的に形成された回動軸と、上部ボデーの
下部両側面に設けられ、端面が解放された略U字状の溝
部で形成し、かつ上部ボデーと主体ケースで前記回動軸
を挟持する構成としたものである。
【0009】
【作用】
請求項1記載の発明の構成により、従来より大きな把
手部を上部ボデーの側面外周に配置して、把手部を倒立
したときの把手部の最も高い位置が、従来のものより高
くなるため、電気掃除機を持ち運ぶときに、使用者が腰
をかがめる必要がなく持ち上げられるものである。ま
た、把手部の軸支部を電気掃除機本体の重心近傍に配し
たので、持ち運ぶ際に掃除機本体が略水平となり安定し
た持ち運びが行える。
【0010】 また上部ボデーの外周に把手部を配置することによ
り、上部ボデー天面に把手部を収納するスペースが必要
でなくなり、電気掃除機の本体高さを低く構成できるも
のである。
【0011】 また、本発明の請求項2記載の発明では、上部ボデー
後部に把手部を配置したとき、把手部の後端面が上部ボ
デー及び主体ケースの後端面より突出しているため、把
手部を足先などでけり上げることにより倒立させること
ができ、把手部を起すのにかがむ必要のないものであ
る。
【0012】 また、本発明の請求項3記載の発明では、車輪の外周
面と把手部後端部とを略同一面とすることにより、本体
を立てて収納するときのレスト部とすることができる。
【0013】 さらに、本発明の請求項4記載の発明では、把手部と
一体的に形成した回動軸を、上部ボデーと主体ケースに
て挟持することにより、回動軸を変形させて上部ボデー
に嵌合させる必要がないため、回動軸の長さが十分にと
れ、回動軸の強度が強くなるとともに組み立ても容易に
なるものである。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。 第1図は本発明の一実施例の電気掃除機の側面図であ
る。図に示すように、主体ケース1は前部に集塵室(図
示せず)、後部に塵埃吸引用のモータ2を載置したモー
タ室(図示せず)を有し、その底面前部には移動用の小
型回転車輪3を後部両側面には車輪4が回動自在に保持
されている。主体ケース1の上部にはバンパ5を介して
集塵室を上部より覆うダスト蓋6およびモータ室を上部
より覆う上部ボデー7が配置されている。
【0015】 また、第2図に示すように、上部ボデー7の両側面に
下面を開放した略U字形の溝部8が設けられ、コ状の把
手部9の一体に形成した回動軸10が溝部8に回動自在に
係合するとともに、その回動軸10の軸心が主体ケース1
に載置されたモータ2の中心より上部でファンケース11
近傍に位置している。また、回動軸10は上部ボデー7お
よび主体ケース1により挟持されている。
【0016】 さらに、把手部9は第3図に示すように上部ボデー7
の外周を取り巻くように配置され、上部ボデー7後端面
よりも突出した位置に把手部9の後端面よりも突出した
位置に把手部9の後端部のにぎり部11が位置するように
したものである。
【0017】 そして把手部9は第1図に示すように矢印A方向への
回動により上部ボデー7の後端面に配置され、車輪4外
周面およびにぎり部11により電気掃除機本体を立てたと
きのレスト部となり、矢印B方向へ回動したときは、電
気掃除機本体を持ち運ぶための把手となるものである。
【0018】 以上の構成において、たとえば掃除中に電気掃除機本
体を持ち運ぼうとしたときに本体後面より把手部9のに
ぎり部11下面をつまさきなどでけり上げ、把手部9を倒
立させた後に把手部4をもって電気掃除機を運ぶように
することにより使用者が大きくかがむことなく、電気掃
除機を持ち運ぶことができる。
【0019】 また、第3図に示すように把手部9はバンパ外周面よ
り外方向に膨出することはないので、把手部9を大きく
することで電気掃除機本体の外寸法が大きくなることは
ない。
【0020】 さらに、把手部9と一体的に構成した回動軸10を第2
図に示すように上部ボデー7と主体ケース1とで挟持す
る構成になっているので、従来の電気掃除機を組み立て
るときのように、把手部9の回動軸10を本体に嵌合させ
るため把手部9を外方に大きくたわませる必要がないの
で十分な強度を有する把手部9と回動軸10を設けること
ができる。また、はめ込みにより組み立てられるので、
把手部9を電気掃除機本体に装着するのに手間がかから
ないなどの効果がある。
【0021】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の発明によれば、掃除機本体の
掃除機本体外周でかつ本体の重心近傍に把手部の回動軸
支部を設けると共に前記把手部を本体で取り巻くように
配したので、上部ボデー上面に把手を収納するための収
納スペースを設ける為に、本体の全高を高くする必要は
なく、かつ把手部を上方に回動させたとき高い位置に把
手部のにぎり部が位置し、持ち上げやすくなる。また、
持ち運ぶ際に掃除機本体が略水平となり安定した持ち運
びが行える。
【0022】 本発明の請求項2記載の発明によれば、把手部の後端
面を上部ボデーおよび主体ケース後端面より突出させる
ことにより、使用者は把手部を持つ際に腰をかがめるこ
となく、足のつま先等で蹴り上げて把手部を立てること
ができる。
【0023】 本発明の請求項3記載の発明によれば、車輪の外周面
と把手部後端面とを略同一面とすることにより、本体を
立てて収納するときのレスト部とすることができる。
【0024】 本発明の請求項4記載の発明によれば、把手部の回動
軸の保持を上部ボデーと主体のケースとで挟持すること
により、把手部を取り付けたときに、把手部を広げて装
着する従来の装着方法のように把手部を大きく変形させ
る必要がないため、把手部の強度を強くすることがで
き、組立時においても部品を組み込んで行えるため、作
業者が部品を変形させて組み込む必要がなく、組立が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の電気掃除機の側面図
【図2】 同分解した状態の側面図
【図3】 同平面図
【図4】 従来例の電気掃除機の側面図
【符号の説明】
1……主体ケース 4……車輪 7……上部ボデー 8……溝部 9……把手部 10……回動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−90628(JP,A) 実開 昭61−190966(JP,U) 実開 昭62−177481(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/32 A47L 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除機本体は、前部に集塵室を、後部に塵
    埃吸引用のモータを設けたモータ室を有する主体ケース
    と、これを上方より覆うダスト蓋および上部ボデーを有
    し、前記掃除機本体の側面外周に両端が回動自在に軸支
    されると共に前記掃除機本体の外周を取り巻くように持
    ち運び用の把手部を配し、前記把手部の軸支部を前記掃
    除機本体の重心近傍に配した電気掃除機。
  2. 【請求項2】把手部の後端面を上部ボデー後端面および
    主体ケース後端面より突出するようにした請求項1記載
    の電気掃除機。
  3. 【請求項3】主体ケース後部側面に回動自在に保持した
    床移動用の車輪の外周面と、把手部の後端面とを略同一
    とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】軸支部を把手部に一体的に形成された回動
    軸と、上部ボデー下部両側面に設けられ、端面が解放さ
    れた略U字状の溝部で形成し、かつ、上部ボデーと主体
    ケースで前記回動軸を挟持した請求項1〜3のいずれか
    1項記載の電気掃除機。
JP02237475A 1990-09-07 1990-09-07 電気掃除機 Expired - Lifetime JP3114102B2 (ja)

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JPH04117936A JPH04117936A (ja) 1992-04-17
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