JP3113717U - ブラシ - Google Patents

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真一 粟ケ窪
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ステイト工業株式会社
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Abstract

【目的】 ブラシを機械、装置へ取付ける手段であるナットをブラシの樹脂基盤にしっかりと取付けるにある。
【解決手段】 ブラシ毛材1を一体的に接着する樹脂基盤5の成形時に、ナット11をも一体的に埋め込む。これによりナット11も樹脂基盤5中に一体的に埋め込まれて固定される。
【選択図】 図2

Description

本考案はブラシに係わり、更に詳しくはブラシを機械、装置へ取付ける為の取り付け手段の考案に関する。
周知の通り、工業用のブラシはワークを研磨したり、清掃したり等に使用されているが、この為にブラシを回転駆動させたり、往復動させたり等している。
この為に、ブラシに回転駆動を与えたり、往復動させる機械、装置へブラシを取り付ける必要がある。
この為に従来からブラシを機械、装置へ取り付ける技術が実施されているが、従来技術の1つは、特開2002−45235に示されている。図5はその従来技術を示したものである。即ち、ブラシ毛材101を成形した樹脂基盤105の表面側に一体的に接着せしめると共に、その裏面側に突起111を形成し、そこに雌ネジ部117を形成する。
そして、それら全体をプレート108にセットし、ボルト109を突起111の雌ネジ部117にネジ着する。
そしてプレート108を図示せざる機械、装置の回転軸に取り付けるものである。
特開2002−45235
その2の従来技術は、特開2001−287168に示されている。図6はその2の従来技術を示している。即ちブラシ毛材を成形樹脂基盤であるブラシ本体202で一体的に支持させ、他方ナット結合穴を予め形成しておき、そこに取付手段としてのナット203を嵌め込んだものである。
特開2001−287168
上記その1の従来技術によると、成形した樹脂基盤105自体に雌ネジ部117を形成し、そこにボルト109をネジ着する。従ってこの雌ネジ部117は剛性が低い。この為ボルト109のネジ着による結合力が弱く、取付手段の耐久性に限界があった。
上記その2の従来技術によると、金属製のナット203を用いているので、このナット203自体は剛性があるから、ボルトの結合力も強くできるが、ナット203自体を、成形樹脂基盤であるブラシ本体202に予め形成したナット結合穴208に嵌め込んである為、ナット203とナット結合穴208の結合力が弱く、使用経過に伴いナット203が脱落するおそれもあった。
本考案は以上のような問題を解決することを目的としている。
上記目的を達成する為の請求項1の考案は、樹脂基盤5の表面側にブラシ毛材1が取り付けられて成るブラシAであって、上記樹脂基盤5の裏面側にこのブラシAを機械、装置へ取り付ける為の手段を備えたブラシAに於いて、
上記ブラシ毛材1は、その基部4が上記樹脂基盤5の成形時に樹脂基盤5の表面側に一体的に接着されて成ると共に、樹脂基盤5の裏面側に、このブラシAを機械、装置へ取付ける為の手段としてのナット11が樹脂基盤5成形時に樹脂基盤層中に埋め込まれるようにして一体的に取り付けられて成ることを特徴とするブラシである。
更に請求項2の考案は、上記ナット11にフランジ13が形成され、そのフランジ13部分も成形されて成る樹脂基盤5中に埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載のブラシである。
上記によれば、樹脂を流し込んで成型することによって、樹脂基盤5によって毛材ブロック2の基部4が一体的に接着されるのみならず、ブラシAを機械、装置へ取付ける手段としてのナット11も一体的に埋め込まれる。従って取付手段としてのナット11がしっかりと樹脂基盤5に一体化される。加えて、ナット11のフランジ13部分が樹脂中に喰い込んで埋め込まれるので、ナット11がしっかりと樹脂層中に固定される。
次に添付図面、図1〜図4に従い本考案の実施の形態を説明する。
先ず、従来技術と略同一の構成部分を簡略的に説明する。勿論本考案は以下に示す実施例に限定されるものではなく機械、装置に取り付けるブラシ全般に適用できる。ここではその一例を示す。図に於いて、1は毛材であり、その毛材1の多数は、集められて毛材ブロック2として集束せしめられ、この複数の毛材ブロック2が分割溝3を挟んで円周状(リング状)に複数配列されている。この例では11ヶの毛材ブロック2が配列されている。そして上記各毛材ブロック2の基部4が、樹脂基盤5の溝7に保持されている。上記樹脂基盤5は全体として円形を成し、中央に穴6が形成されている。
上記に於いて毛材1は、例えばナイロン12を主成分としてダイヤモンド碓粒を含有させたもので、太さ0.5mm、長さ15mmに一定長切断されて揃えられたものであり、又樹脂基盤5は、エポキシ系の樹脂を用いて成型したものが望ましく、上記の毛材ブロック2を成形型の中にリング状に配列して、その基部4部分にエポキシ樹脂を流し込んで固化させることにより樹脂基盤5を形成したもので、成形によって形成された溝7の溝底10と内周側の壁8と外周側の壁9によって毛材ブロック2の基部4が支持されている。即ち樹脂基盤5の表面側にブラシ毛材1が取着せしめられている。勿論流し込まれて固化して成型された樹脂は、毛材ブロック2の各毛材1の基部4中にも入り込んで毛材ブロック2をしっかりと樹脂基盤5にて保持するようになっている。
以上は、毛材1と、それを保持する樹脂基盤5より成るブラシAの一例を示したもので、通常これを機械、装置に取り付ける。この例で示したブラシAは、いわゆる平形の円形カップブラシであるから、機械、装置へ取り付けて回転駆動することによって、ワークを研磨したり、清掃したり等するものであるが、その他機械、装置へ取り付けた後、ブラシ全体を往復動させてワークを研磨、清掃するものにも適用できる。特に上述したようにブラシの構成、形状は、ブラシの毛材1を樹脂基盤5によって支え、保持するものなら全てに適用できる。この為に、この樹脂基盤5の裏面側には、このブラシAをプレートを介して機械、装置へ取り付ける為の手段を備えている。
即ち、樹脂基盤5の底面12から樹脂層中にナット11を一体的に取り付けたものである。一体的に取り付けるに当り、ナット11のネジ部14が底面12から外部に臨めるように取り付ける。特に、この実施例で示すナット11は、その頂部にフランジ13が一体的に取り付けられ、そのフランジ13が樹脂基盤5の樹脂層に喰い入るようにして取り付けられている。この為にナット11に対して図2に於いてX方向に不測の外力がかかってもナット11は樹脂層から抜け出るおそれはない。
例えば必要な成形型を用意し、その型中に熱硬化性のエポキシ樹脂24を流し込み、熱をかけて硬化する。すると、流し込まれ固化された樹脂は、毛材ブロック2の各毛材1の基部にも入り込んで、樹脂基盤5に一体的に接着されると共に、ナット11も樹脂基盤5中に一体的に埋め込まれる。とりわけナット11のフランジ13の周りにも樹脂が入り込む為にナット11は強固に樹脂中に埋め込まれる。この後脱型すれば、図2に示すブラシAが得られる。
尚、成型樹脂はエポキシ系以外でもよく、又常温硬化型のものを用いてもよい。
ここで重要な事は、樹脂を流し込んで成型することによって、樹脂基盤5によって毛材ブロック2の基部4が一体的に接着されるのみならず、ブラシAを機械、装置へ取付ける手段としてのナット11も一体的に埋め込まれることにある。
加えて、ナット11のフランジ13部分が樹脂中に喰い込んで埋め込まれるので、ナット11がしっかりと樹脂層中に固定される。
更には樹脂基盤5中に埋め込まれるナット11が複数の為に、機械、装置への取り付けが強固となる。ここで図4に従いブラシAを機械、装置へ取り付ける一例を説明すると、プレート25に、ブラシAの樹脂基盤5をセットする。セットする時に、ナット11と、プレート25に形成された取付ボルト穴26を一致させる。そしてボルト27をプレート25側から通し、ナット11に対しネジ着する。このボルト27は、この例では4ヶのナット11の各々に対してネジ着される。
他方機械、装置側の回転駆動軸28がプレート25に対して取り付けられる。これによりブラシAが回転せしめられ、毛材1によって図示せざるワークが研磨、清掃等される。
本考案が適用されるブラシの平面図。 本考案が適用されるブラシの、ナット部分を通る線分で断面図示した縦断側面図。 ブラシの樹脂基盤中のナット部分の拡大断面図。 ブラシをプレートに取付けた状態を示す縦断側面図。 従来技術1の縦断側面図。 従来技術2の縦断側面図。
符号の説明
1 毛材
2 毛材ブロック
3 分割溝
4 毛材基部
5 樹脂基盤
6 中央穴
7 溝
8 内周側の壁
9 外周側の壁
10 溝底
A ブラシ
11 ナット
12 樹脂基盤の底面
13 フランジ
14 ネジ部

Claims (2)

  1. 樹脂基盤5の表面側にブラシ毛材1が取り付けられて成るブラシAであって、上記樹脂基盤5の裏面側にこのブラシAを機械、装置へ取付ける為の手段を備えたブラシAに於いて、
    上記ブラシ毛材1は、その基部4が上記樹脂基盤5の成形時に樹脂基盤5の表面側に一体的に接着されて成ると共に、樹脂基盤5の裏面側に、このブラシAを機械、装置へ取付ける為の手段としてのナット11が樹脂基盤5の成形時に樹脂基盤層中に埋め込まれるようにして一体的に取付けられて成ることを特徴とするブラシ。
  2. 上記ナット11にフランジ13が形成され、そのフランジ13部分も成形されて成る樹脂基盤5中に埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載のブラシ。
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