JP4992093B2 - バリ取り用ブラシ - Google Patents

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本発明は、バリ取り用ブラシの改良に関するものである。
ブラシをマグネットを介して保持するようにしたバリ取り用ブラシとしては、実公平2−30224に開示のものがある。このブラシは、図6に示すように、セグメントブラシ13を密植したブラシヘッド14をマグネット11に着脱自在に保持するように構成している。ブラシが磨耗したときは、各セグメントブラシ13を下方へ引き抜くようにして、ブラシヘッド14をマグネット11から引き離す。そして新しいブラシが密植されたブラシヘッド14を再度、マグネット11に磁着して、次のバリ取りに備えるのである。
しかしながらこのバリ取り用ブラシには次のような問題があった。即ち、ブラシを長時間使用すると、対象ワークの研磨粉やブラシの磨耗粉がミスト状に舞い上がってブラシヘッド14とブラシホルダー8との嵌合部に入り込んで行く。磨耗粉ミストが堆積すると、ブラシヘッド14がブラシホルダー8に噛み込んでマグネット11から引き離せなくなることがあった。
実公平2−30224号公報
以上より本発明が解決しようとする課題は、ブラシホルダー8とブラシヘッド14との間に磨耗粉ミストが入り込んでも、ブラシヘッド14の着脱が容易に行なえることを目的とするものである。
上記課題を解決するために請求項1のバリ取り用ブラシは、ブラシを植設した磁性体からなるブラシヘッドをマグネットを介してブラシホルダーに着脱するようにしたバリ取り用ブラシにおいて、前記マグネットに近接して前記ブラシホルダーの厚み方向に貫通孔が形成され、前記ブラシヘッドを前記マグネットに磁着したときにその一片が前記貫通孔内に臨むように装着され、前記貫通孔の一端より棒状物を差し込んで前記ブラシヘッドの一片を押圧することにより、前記ブラシヘッドを前記ブラシホルダーから離脱するようにした。請求項2のバリ取り用ブラシは、前記ブラシヘッドが複数、前記ブラシホルダーに着脱されるようにした。請求項3のバリ取り用ブラシは、前記ブラシヘッドの前記マグネットへの磁着は、前記マグネットの中心軸と、前記ブラシヘッドの中心軸が偏心するようになされるようにした。
本発明によれば、ブラシホルダーとブラシヘッドとの間に磨耗粉ミストが入り込んでも、ブラシホルダーに形成された貫通孔より、棒状物を差し込んでブラシヘッドの一部を押圧すれば、ブラシヘッドは強制的にマグネットより離脱するので、ブラシの交換を容易に行なうことができる。
本発明のバリ取り用ブラシを図1〜4に沿って説明する。図2の1は、バリ取り用ブラシを不図示の駆動部に取り付けるための回転軸で、この回転軸1に上板2と下板3がボルトで固定されている。下板3の中心には、中心軸4が回転軸1と同心状に固着されている。上板2円周上には、2本で1組のガイド棒5が6組、ボルトで固定され、ガイド棒5の下端にはリング状の毛先保持板6が固定されている。また上板2には、後述の棒状物が差し込めるように長孔2aが、図3のように6箇所、形成されている。前記毛先保持板6には穴が形成され、各穴にブラシの先端が屈曲しないようにブラシを保持する円筒状のカラー7が、12個、セットボルトで固定されている(図4)。
図2において、下板3と毛先保持板6の間には、ブラシホルダー8が上下摺動可能に配されている。ブラシホルダー8の側面には、保持ボルト9がねじ込み可能となっており、1組のガイド棒5の間から保持部材10を介して保持ボルト9をねじ込んで、3箇所でブラシホルダー8を一定位置に保持するようになっている(図3)。またブラシホルダー8には円柱状のマグネット11が12個、セットボルトで埋設固定されている。このマグネット11に近接して、ブラシホルダー8の厚み方向に、ブラシを離脱するための貫通孔8aが、同じく12箇所、形成されている。さらにブラシホルダー8の中心には、円筒状のブッシュ12が嵌合され、下板3の中心軸4に対して摺動可能となっている。
ブラシ13は砥材をナイロン樹脂で結合した線材で、金属性のブラシヘッド14に植設されている。ブラシヘッド14は前記マグネット11に磁着されて、ブラシホルダー8に着脱可能となっている。このようなブラシヘッド14が、12個着脱可能に配されている。
次に本発明のバリ取り用ブラシの動作説明をする。図2において、まず初めに、新品のブラシ13を植設したブラシホルダー8を所定位置に保持して、毛先保持板6から一定長のブラシ13が突出するようにしておく。この状態で、回転軸1を不図示の駆動部に取り付け、駆動部を回転してブラシ13の下端に設置した不図示のワークのバリ取り研磨を行なう。バリ取り研磨を繰り返してブラシ13が磨耗したら、保持ボルト9を緩め、毛先保持板6よりブラシ13が一定長突出するようにブラシホルダー8を下降する。一定長のブラシ13が突出したら、保持ボルト9を締め込み、ブラシホルダー8を保持固定する。
このように、ブラシ13が磨耗したら一定長突出するようにブラシホルダー8を下降し、図2の2点鎖線Cで示す位置までブラシ13をほぼ使い切ったら、新品と交換する。このとき、ブラシヘッド14を引き抜こうとすると、ブラシヘッド14とブラシホルダー8との間に磨耗粉ミストが入り込んでいて容易に引き抜くことができないことがあるが、貫通孔8aの上方より、棒状物Dを差し込んでブラシヘッド14の一片を押圧することにより、ブラシヘッド14がマグネット11より離脱して、磨耗したブラシ13を交換することができる。なお、ブラシヘッド14の外径は、毛先保持板6のカラー7の内径より小径に形成してあるので、ブラシヘッド14をカラー7を通して着脱することに何ら支障はない。
前記実施形態では、マグネット11の中心軸とブラシヘッド14の中心軸を偏心させてあるが、図5(a)のように、マグネット11をさらに小径のものとして、両者を同心状に配することもできる。この場合、ブラシヘッド14の保持力は弱くなるが、さらに磁力の強いマグネットに置き換えれば問題ない。また同じく同心状に配した例として、図5(b)のようにマグネット11を三角柱状にしたり、図5(c)のように立方体状のものとし、各マグネット11の一辺よりブラシヘッド14がはみ出すように構成しても、ブラシヘッド14の着脱が可能である。
本発明のバリ取り用ブラシの正面図 同じく断面図 図2のA矢視及びB矢視の平面図 本発明の底面図 マグネットとブラシヘッドの他の実施形態を示した図 従来のバリ取り用ブラシの正面断面図
符号の説明
1 回転軸
2 上板
2a 長孔
3 下板
4 中心軸
5 ガイド棒
6 毛先保持板
7 カラー
8 ブラシホルダー
8a 貫通孔
9 保持ボルト
10 保持部材
11 マグネット
12 ブッシュ
13 ブラシ
14 ブラシヘッド

Claims (3)

  1. ブラシを植設した磁性体からなるブラシヘッドをマグネットを介してブラシホルダーに着脱するようにしたバリ取り用ブラシにおいて、
    前記ブラシホルダーはその厚み方向に貫通孔を備えており、
    当該貫通孔は、前記ブラシヘッドが前記マグネットを介して前記ブラシホルダーに装着された際に、
    前記貫通孔の、前記ブラシホルダーの厚み方向における前記ブラシヘッドが装着される位置に対応する部分に形成される第一の貫通孔部と、
    前記貫通孔の、前記ブラシホルダーの厚み方向における前記マグネットが配置される位置に対応する部分に形成されて、前記第一の貫通孔部と前記ブラシホルダーの厚み方向に連通し、前記ブラシホルダーの厚み方向に直交する面積が、前記第一の貫通孔部の前記ブラシホルダーの厚み方向に直交する面積より大きい第二の貫通孔部と
    に区画され、
    前記貫通孔の前記第二の貫通孔部の側から前記第一の貫通孔部の方向に向けて棒状物を差し込んで前記ブラシヘッドの前記マグネットに当接している側の面を押圧することにより、前記ブラシヘッドを前記ブラシホルダーから離脱するようにしたことを特徴としたバリ取り用ブラシ。
  2. 前記ブラシヘッドが複数、前記ブラシホルダーに着脱されるものであることを特徴とした請求項1記載のバリ取り用ブラシ。
  3. 前記ブラシヘッドの前記マグネットへの磁着は、前記マグネットの中心軸と、前記ブラシヘッドの中心軸が偏心するようになされるものであることを特徴とした請求項1または2記載のバリ取り用ブラシ。
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