JP3112862B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3112862B2
JP3112862B2 JP09159608A JP15960897A JP3112862B2 JP 3112862 B2 JP3112862 B2 JP 3112862B2 JP 09159608 A JP09159608 A JP 09159608A JP 15960897 A JP15960897 A JP 15960897A JP 3112862 B2 JP3112862 B2 JP 3112862B2
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充伸 谷川
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G3/00Producing timing pulses
    • G04G3/02Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/18Timing circuits for raster scan displays

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、予め発信周波数の誤差を測定し、発信周波数
誤差に応じてタイマカウント回数を任意に可変し測定時
間を補正することによってタイミング信号を発生する情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術に関して、本発明を適用するI
Cカードリーダを参照して説明する。図7はICカード
リーダのシステム構成図である。ICカードリーダは、
電子マネーであるICカードと共に使用されるシステム
である。ICカードリーダは、ICカード4をカードリ
ーダライト3に挿入すると、マイクロコンピュータ2に
よりICカード4に入金されている金額情報をICカー
ドとの通信により読み出し、LCDパネル1に表示する
システムである。
【0003】ICカードリーダは、ICカード購入時に
カードの付属品としてユーザに供給され、電源電池5が
消耗した時点で廃棄される、使い捨てシステムである。
このため、可能な限り原価を低く抑える必要があり、マ
イクロコンピュータのシステムクロックに用いられる発
振子として、高価な水晶発振子ではなく、発振周波数誤
差の精度が低いが低価格であるRC発振回路を使用す
る。
【0004】図8はlCカードリーダにて使用するマイ
クロコンピュータ2の、クロック回路周辺部のブロック
図である。メインシステムクロック用RC発振回路20
には、発振を停止させるためのCPU・STOP信号3
6が接続されており、STOP命令を実行することによ
って発生するSTOP命令実行時発生信号40、または
CPU停止レジスタビット41を入力すると、OR回路
31によって論理加算されたCPU・STOP信号36
がメインシステムクロック用RC発振回路20に入力さ
れ、発振が停止するように構成されている。
【0005】このマイクロコンピュータでは、さらに原
価を下げるため、メインシステムクロツク用RC発振回
路20についてはコンデンサ33を、サブシステムクロ
ック用RC発振回路21については抵抗35、コンデン
サ34共にマイクロコンピュータのシリコンチップ上に
作り込まれている。
【0006】マイクロコンピュータのシリコンチップ上
に作り込まれる抵抗35、コンデンサ33、34は製造
過程でのバラツキにより、誤差が大きくなるが、特にサ
ブシステムクロック用RC発振回路21は、抵抗35、
コンデンサ34共に内蔵しているため、あるマイクロコ
ンピュータにおいては製造ロットによって発振周波数の
誤差が±50%程度にもなる。
【0007】一方、メインシステムクロック20は抵抗
32がチップに外付けされており、精度の高い任意の抵
抗を使用することが可能であるため、発振周波数の誤差
は比較的小さいが、あるマイクロコンピュータにおいて
は、メインシステムクロック20でマイクロコンピュー
タを動作させた場合に、サブシステムクロツク21で動
作させた場合と比較して消費電流が約25倍にもなる。
【0008】ICカードリーダは、例えば2〜3年間は
動作させる必要があり、システムの電源電池5の寿命を
のばすために、ICカード4との通信時以外はCPU停
止レジスタビット41を入力することによりメインシス
テムクロック20の発振を停止させるようにしている。
【0009】以上の理由から、LCD表示時間の制御は
サブシステムクロック21でタイマを動作させて行って
おり、発振周波数の誤差が大きいためにLCD表示時間
のバラツキが大きくなる。
【0010】しかし、ICカードリーダは、ICカード
に入金されている金額情報をカードから受信し、その情
報をLCDパネルに表示することのみが目的のシステム
であるため、LCD表示時間の精度がシステムとしての
性能に大きく関わる要因となることから、一般的に表示
時間誤差は±20%程度以内に納める必要がある。
【0011】例えば、LCD表示時間が決められた時間
より短くなり、1画面の表示時間が2秒間必要であるの
に対し、1.3秒間程度しか画面が表示されない(発振
周波数誤差が+50%である場合)場合、表示内容を視
認しにくくなる。
【0012】逆に、LCD表示時間が長くなった場合、
例えば発振周波数誤差が−50%である場合には、単純
計算で電流消費量が最高約1.5倍になるため、電源電
池寿命がそのぶん短くなる。
【0013】上記の問題が発生する従来の表示時間測定
方式について説明する。図9は従来の時間制御方式のブ
ロック図である。従来の表示時間測定方式ではまず、表
示時間設定処理でタイマ割り込み要求信号カウント回数
を設定し、サブシステムクロックで動作するタイマをス
タートさせる。そして、タイマ割り込み要求信号カウン
ト回数分のタイマ割り込み要求信号をカウントし、カウ
ントが終了した時点で表示を終了する。
【0014】図10(a)、(b)は従来の時間制御方
式のフローチャートである。まず、表示時間設定処理に
ついて説明する。タイマ割り込み要求信号のカウント回
数を設定し(170)、サブシステムクロックで動作す
るタイマをスタートさせる(171)。
【0015】次に、表示時間測定処理について説明す
る。表示時間測定処理では、タイマ割り込み要求信号を
監視し(180)、割り込み要求が発生すれば割り込み
要求信号カウント回数をデクリメントする(181)。
そして、タイマ割り込み要求信号カウント回数が0であ
るかを見て(182)、0であれば表示を終了する(1
83)。図11に示すように、タイマ割り込み要求発生
時間が500ms、表示時間が2000msである場
合、タイマ割り込み要求信号を4回カウントすることで
表示時間を測定する。
【0016】ここで、マイクロコンピュータのサブシス
テムクロツクに誤差が発生した場合について説明する。
サブシステムクロックの発振周波数が構成素子の誤差に
よって高くなる方向に誤差が発生し、図12に示すよう
に、タイマ割り込み要求発生時間が370msとなった
場合(発振周波数誤差が+35%)、タイマ割り込み要
求信号を4回カウントすると表示時間は1480msと
なる。
【0017】逆に、発振周波数が低くなる方向に誤差が
発生し、図13に示すように、タイマ割り込み要求発生
時間が770msとなった場合(発振周波数誤差が−3
5%)、タイマ割り込み要求信号を4回カウントすると
表示時間は3080msとなる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、抵抗と
コンデンサをシステムクロックとして内蔵するマイクロ
コンピュータを使用した場合、発振子を構成するコンデ
ンサ、抵抗値の誤差により、システムクロックに誤差が
発生し、タイマのカウントアップタイミング信号に誤差
が含まれ、表示時間測定用タイマを正確に動作させるこ
とができず、表示時間測定用処理の処理時間にバラツキ
が発生する。表示時間測定用処理の処理時間にバラツキ
が発生すると、表示内容の視認性の低下、消費電力の増
大が発生することになる。
【0019】この場合、タイマスタートからタイマ割り
込み要求発生までの時間が長いタイマしか有していない
マイクロコンピュータでは、前記タイマを表示時間測定
用に使用する場合、タイマ割り込み要求信号をカウント
する回数を可変としても、短い表示時間誤差を補正する
ことができない。
【0020】本発明の課題は、情報処理装置において、
周波数の正確度が低いクロック信号に基づいて任意の動
作時間を測定しながらも、正確な動作時間を得ることが
出来る低コストの情報処理装置を提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するため
に、本発明の情報処理装置は、第1のクロックは第2の
クロックよりも低い周波数をもち、かつ前記第1のクロ
ックは前記第2のクロックよりも高い精度をもち、前記
第2のクロックにより制御される動作手段の動作時間を
制御する情報処理装置であって、前記第2のクロックの
周期を計算する周期計算手段と、前記動作手段の予め決
められた動作時間に対して、前記第2のクロックの周期
に基づいて第1の動作時間を計算する第1の時間計測手
段と、予め決められた動作時間を確保するように、予め
決められた回数をもって時間を合わせるために設けられ
たオンリーウエイトを繰り返すことによって第2の動作
時間を計算する第2の時間計測手段とを備えることを特
徴とする。
【0022】本発明の情報処理装置の好ましい態様で
は、前記周期計算手段は、前記動作時間が前記第2のク
ロックの何周期分に相当するかカウントすることによっ
て測定を行い、該測定結果を前記第1の時間計測手段に
入力し、前記第1の時間計測手段は、前記クロック数の
数に相当する回数分だけ、前記第2のクロックの生成手
段から前記第2のクロックを出力する。
【0023】また、前記周期計算手段は、前記動作時間
に対して、時間を調整するための前記オンリーウエイト
を何回実行したかカウントすることで測定し、該測定結
果を前記第2の時間計測手段に入力し、前記第2の時間
計測手段は、前記オンリーウエイトの前記実行の数に対
応した回数分だけ前記オンリーウエイトを実行すること
も本発明の好ましい態様である。
【0024】更に、前記周期計算手段は、前記第1のク
ロックを用いたタイマー手段を動作させ、前記第2のク
ロックに基づいて生成されたタイマー割り込み要求まで
の時間を前記タイマー手段を用いて計算し、かつ、前記
第2のクロック周期の計算結果に基づいて前記第2のク
ロックの周期を測定することが好ましい。
【0025】更に、前記第2のクロックの周波数を測定
する手段を備えること、或いは、前記第2のクロックの
前記周期に基づいて前記オンリーウエイトの実行回数を
計算する手段を備えることも本発明の好ましい態様であ
る。
【0026】本発明の情報処理装置は、上記のように構
成したので、予め第2のクロック周期を計算し、その計
算値に基づいて任意の動作手段における動作時間につい
て、第2のクロックで計測する第1動作時間と、時間調
整のためのウエイト時間である第2の動作時間とに分け
て計算することにより、任意の動作手段における動作時
間について正確な時間を計測することが出来る。第2の
クロック回路は、高い精度が要求されないので、安価で
且つ低消費電力のクロック回路が利用できる。
【0027】特に、短い処理時間のオンリーウェイトを
用意すると、カウンタの所定の計数値毎に発生させるタ
イマ割り込み要求発生時間よりも短い時間を補正するこ
とができるため、タイマスタートからタイマ割り込み要
求発生時間が長いタイマしか有していないマイクロコン
ピュータを使用している場合でも、短い表示時間の誤差
を補正することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0029】本発明の実施例1について図面を参照して
詳細に説明する。従来技術および本発明において、ハー
ドウェア構成は同一である。図4は表示時間測定用タイ
マのブロック図であり、図8のタイマ割り込み要求信号
2(38)を発生させるためのタイマ部を抜き出した図
である。21はサブシステムクロツク、39はクロツク
分周手段、29はカウントレジスタ、30はコンペアレ
ジスタ、38はタイマ割り込み要求信号である。
【0030】コンペアレジスタ30に値を設定してタイ
マをスタートさせると、クロック分周手段39によって
分周されたサブシステムクロツクによってカウントレジ
スタ29をカウントアップしていき、コンぺアレジスタ
30と一致したタイミングでタイマ割り込み要求信号3
8を出力する。
【0031】発振周波数測定処理では、タイマをスター
トさせてからタイマ割り込み要求信号38が出力される
までの時間を、メインシステムクロツクで動作するプロ
グラムによって測定している。
【0032】図1(a)、(b)、(c)は、本発明の
第1の実施形態例である情報処理装置を、ICカードリ
ーダの表示時間制御に適用した場合の処理を示したフロ
ーチャートある。予め定められた所定周期を有するシス
テムクロックはメインシステムクロック、周期に誤差を
有するシステムクロックはサブシステムクロック、補正
する時間制御処理は表示時間測定処理である。まず、サ
ブシステムクロックの発振周波数測定処理について説明
する。
【0033】まず、プログラム動作クロックをメインシ
ステムクロックに設定し(100)、サブシステムクロ
ックの発振周波数を表す、本実施例の説明では図示して
いない区分値の格納用RAMをクリアする(101)。
次に、誤差を測定するためのタイマのコンペアレジスタ
を設定し(102)、タイマをスタートさせる(10
3)。
【0034】そして、タイマ割り込み要求信号を監視し
(104)、タイマ割り込み要求が発生すれば発振周波
数測定処理を終了し、割り込み要求が発生していなけれ
ば、発振周波数区分値をインクリメントして(10
5)、タイマ割り込み要求監視処理(104)に戻る。
発振周波数測定処理が終了した時点での発振周波数区分
値から、以下の式でサブシステムクロックの発振周波数
を算出することができる。
【0035】 実際のサブシステムクロック発振周波数=正常時のサブシステムクロツク発振 周波数×(タイマ設定時間÷(104〜105の処理時間×区分値)) ・・・式1
【0036】次に、表示時間設定処理について説明す
る。表示時間はタイマ割り込み要求信号のカウント、お
よびオンリーウェイトの実行によって制御する。タイマ
割り込み要求信号カウント回数、およびオンリーウェイ
トの実行回数は、前記発振周波数測定処理にて求められ
た発振周波数から以下の計算式で算出する。
【0037】 割り込み要求信号カウント回数=表示時間÷(タイマ設定時間×正常時のサブ システムクロック発振周波数÷サブシステムクロック発振周波数測定結果) ・・・式2 なお、割り込み要求信号カウント回数は小数第1位以下
切り捨てる。
【0038】 オンリーウェイト実行回数=(表示時間−タイマ設定時間×(正常時のサブシ ステムクロック発振周波数÷サブシステムクロツク発振周波数測定結果)×割り 込み要求信号カウント回数)÷オンリーウェイト時間・・・式3 なお、オンリーウェイト実行回数は小数第1位四捨五入
する。
【0039】前記計算式により求められた割り込み要求
信号カウント回数、およびオンリーウェイト実行回数を
ソフトウェアタイマカウント値として設定する(11
0、111)。そして、サブシステムクロックにより動
作するタイマをスタートさせる(112)。
【0040】次に、表示時間補正処理について説明す
る。タイマ割り込み要求信号を監視し(120)、割り
込み要求が発生すれば割り込み要求信号カウント回数を
デクリメントする(121)。そして、カウント回数が
0かどうかを見て(122)、0であればオンリウェイ
トを実行する(123)。そして、オンリーウェイト実
行回数をデクリメントし(124)、実行回数が0であ
れば(125)表示を終了する(126)。
【0041】図2に示すように、タイマ割り込み要求発
生時間が短くなり、370msになった場合(発振周波
数誤差が+35%)では、正常時のサブシステムクロッ
ク発振周波数を32.0KHzとした場合、実際のサブ
システムクロツクの発振周波数は、以下のように計算で
きる。
【0042】 実際のサブシステムクロック発振周波数=32.0×1.35=43.2[K Hz]・・・式4
【0043】表示時間は2000ms、タイマ設定時間
は500msであり、オンリーウェイト時間を3.7m
sとすると、割り込み要求信号カウント回数、およびオ
ンリーウェイト実行回数は、式2、式3より以下のよう
に計算できる。
【0044】 割り込み要求信号カウント回数=2000÷(500×32.0÷43.2) =5・・・式5
【0045】 オンリーウェイト実行回数=(2000−(500×32.0÷43.2)× 5)÷3.7ms)=40・・・式6
【0046】前記計算結果に従い、タイマ割り込み要求
信号を5回カウントし、3.7msのオンリーウェイト
を40回実行する。このときの表示時間は、以下の式に
より計算できる。
【0047】 表示時間=(370ms×5)+( 3.7ms×40)= 1998ms・ ・・式7
【0048】また、図3に示すように、タイマ割り込み
要求発生時間が長くなり、770msになった場合(発
振周波数誤差が−35%)、正常時のサブシステムクロ
ック発振周波数を32.0KHzとした場合、実際のサ
ブシステムクロックの発振周波数は、以下のように計算
できる。
【0049】 実際のサブシステムクロック発振周波数=32×0.65=20.8[KHz ]・・・式8
【0050】表示時間は2000ms、タイマ設定時間
は500msであり、オンリーウェイト時間を7.7m
sとすると、割り込み要求信号カウント回数、およびオ
ンリーウェイト実行回数は、式2、式3より 以下のよ
うに計算できる。
【0051】 割り込み要求信号カウント回数=2000÷(500×32.0÷20.8= 2・・・ 式9
【0052】 オンリーウェイト実行回数=(2000−(500×32.0÷20.8)× 2)÷7.7ms)=60・・・ 式10
【0053】前記計算結果に従い、タイマ割り込み要求
信号を2回カウントし、7.7msのオンリーウェイト
を60回実行する。このときの表示時間は、以下の式に
より計算できる。
【0054】 表示時間=(770ms×2)+(7.7ms×60)= 2002ms・・ ・式11
【0055】以上の動作をまとめると、サブステムクロ
ック(第2クロック)で動作するタイマ割り込み要求発
生までの時間を、メインシステムクロック(第1クロッ
ク)で動作するプログラムにて測定し、その測定結果か
らタイマ割り込み要求信号カウント回数、およびオンリ
ーウェイト実行回数を算出し、表示時間補正時にタイマ
割り込み要求信号カウント回数分の割り込み要求信号を
カウントし、オンリーウェイト実行回数分のオンリーウ
ェイトを実行することで表示時間の補正を行う。
【0056】本発明の第2の実施形態例について図面を
参照して詳細に説明する。従来技術および本発明におい
て、ハードウェア構成は同一である。図5は本発明の第
2の実施形態例である情報処理装置を、ICカードリー
ダの表示時間制御に適用した場合の処理を示したフロー
チャートである。
【0057】前記フローチャートにおいて、図5
(b)、(c)と図1(b)、(c)は同一である。予
め定められた所定周期を有するシステムクロックはメイ
ンシステムクロツク、周期に誤差を有するシステムクロ
ックはサブシステムクロック、補正する時間制御処理は
表示時間測定処理である。
【0058】まず、サブシステムクロツクの発振周波数
測定処理について説明する。まず、プログラム動作クロ
ックをメインシステムクロックに設定する(130)。
次に、誤差を測定するためのタイマのコンペアレジスタ
を設定し(131)、基準時間を測定するカウンタに値
を設定し(132)、タイマをスタートさせる(13
3)。そして、カウンタが0になるまでカウンタをデク
リメントする(134、135)。カウンタが0になっ
た時点で誤差を測定するためのタイマを停止させる(1
36)。
【0059】発振周波数測定処理が終了した時点でのタ
イマカウントレジスタ値から、以下の式でサブシステム
クロックの発振周波数を算出することができる。
【0060】 実際のサブシステムクロツク発振周波数=正常時のサブシステムクロック発振 周波数×(基準時間÷(カウントレジスタ値×タイマカウントアップ時間))・ ・・式12
【0061】前記式12で算出した実際のサブシステム
クロック発振周波数を使用して、実施例1と同一の表示
時間設定処理、および表示時間補正処理を行う。発明の
効果については、先の実施形態例と同一である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周波数が不正確な第2のクロックの周期を周波数が正確
な第1のクロックの周期で補正し、且つ、その補正には
カウンタによる第2のクロックの計数値を修正して行う
こととしたので、正確な動作時間の計測が可能になる一
方、第2のクロックを発生するクロック回路としてRC
回路等の安価なクロック回路の採用を可能とし、情報処
理回路のコストの低減及び低消費電力化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例の動作フローチャー
トである。
【図2】クロック発信周波数が高くなる方向へ誤差が発
生した場合での表示時間説明図である。
【図3】クロック発信周波数が低くなる方向へ誤差が発
生した場合での表示時間説明図である。
【図4】サブシステムクロックで動作するタイマのブロ
ック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態例の動作フローチャー
トである。
【図6】時間補正方式のブロック図である。
【図7】ICカードリーダのシステム構成図である。
【図8】ICカードリーダにて使用するマイクロコンピ
ュータのクロック回路周辺部のブロック図である。
【図9】従来技術における時間制御方式のブロック図で
ある。
【図10】従来技術での表示時間測定処理の動作フロー
チャートである。
【図11】従来技術において、システムクロック発信周
波数に誤差が発生していない場合での表示時間説明図で
ある。
【図12】従来技術において、システムクロック発信周
波数が高くなる方向へ誤差が発生した場合での表示時間
説明図である。
【図13】従来技術において、システムクロック発信周
波数が低くなる方向へ誤差が発生した場合での表示時間
説明図である。
【符号の説明】
1 LCDパネル 2 マイクロコンピュータ 3 カードリーダライタ 4 ICカード 5 電源電池 20 メインシステムクロック 21 サブシステムクロック 22、26、27 分周回路 29 カウントレジスタ 30 コンペアレジスタ 31 OR回路 32 外付け抵抗 33、34 内蔵コンデンサ 35 内蔵抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04G 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクロックは第2のクロックよりも
    低い周波数をもち、 かつ前記第1のクロックは前記第2のクロックよりも高
    い精度をもち、 前記第2のクロックにより制御される動作手段の動作時
    間を制御する情報処理装置であって、 前記第1のクロックの発振周期時間に対し第2のクロッ
    クの発振周期時間を求める周期計算手段と、 前記動作手段の予め決められた動作時間に対して、前記
    第2のクロックの周期に基づいて第1の動作時間を計算
    する第1の時間計測手段と、 予め決められた動作時間を確保するように、予め決めら
    れた回数をもって時間を合わせるために設けられたオン
    リーウエイトを繰り返すことによって第2の動作時間を
    計算する第2の時間計測手段とを備えることを特徴とす
    る情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記周期計算手段は、前記動作時間が前
    記第2のクロックの何周期分に相当するかカウントする
    ことによって測定を行い、該測定結果を前記第1の時間
    計測手段に入力し、 前記第1の時間計測手段は、前記クロック数の数に相当
    する回数分だけ、前記第2のクロックの生成手段から前
    記第2のクロックを出力する、請求項1に記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記周期計算手段は、前記動作時間に対
    して、時間を調整するための前記オンリーウエイトを何
    回実行したかカウントすることで測定し、該測定結果を
    前記第2の時間計測手段に入力し、 前記第2の時間計測手段は、前記オンリーウエイトの前
    記実行の数に対応した回数分だけ前記オンリーウエイト
    を実行する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記周期計算手段は、前記第1のクロッ
    クを用いたタイマー手段を動作させ、前記第2のクロッ
    クに基づいて生成されたタイマー割り込み要求までの時
    間を前記タイマー手段を用いて計算し、かつ、前記第2
    のクロック周期の計算結果に基づいて前記第2のクロッ
    クの周期を測定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記第2のクロックの周波数を測
    定する手段を備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記第2のクロックの周期に基づ
    いて前記オンリーウエイトの実行回数を計算する手段を
    備える、請求項1に記載の情報処理装置。
JP09159608A 1997-06-17 1997-06-17 情報処理装置 Expired - Fee Related JP3112862B2 (ja)

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