JP3112205B2 - 混練機における回転ロ−ラ装置 - Google Patents
混練機における回転ロ−ラ装置Info
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- JP3112205B2 JP3112205B2 JP04232908A JP23290892A JP3112205B2 JP 3112205 B2 JP3112205 B2 JP 3112205B2 JP 04232908 A JP04232908 A JP 04232908A JP 23290892 A JP23290892 A JP 23290892A JP 3112205 B2 JP3112205 B2 JP 3112205B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混練槽内で縦軸を回転
させることにより一対のロ−ラを公転、自転させると共
にスクレ−パを回転させて所望の粉粒体を混練調整する
ように成した混練機における回転ロ−ラ装置に関する。
させることにより一対のロ−ラを公転、自転させると共
にスクレ−パを回転させて所望の粉粒体を混練調整する
ように成した混練機における回転ロ−ラ装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来上記のような混練機において
は、混練槽の中に入れた混練原料が公転するスクレ−パ
により掻き集められロ−ラと混練槽との間に入り、混練
原料の抵抗でロ−ラが自転するようにされている。しか
しこのような混練機においては混練原料の抵抗によって
のみロ−ラを自転されるようになっており、抵抗が少な
い混練原料ではロ−ラの自転が少なく混練効果が悪く、
混練時間が長くなる問題があった。本発明は上記の問題
に鑑みて成されたもので抵抗の少ない混練原料であって
もロ−ラの自転がなされる回転ロ−ラ装置を提供するこ
とを目的とするものである。
は、混練槽の中に入れた混練原料が公転するスクレ−パ
により掻き集められロ−ラと混練槽との間に入り、混練
原料の抵抗でロ−ラが自転するようにされている。しか
しこのような混練機においては混練原料の抵抗によって
のみロ−ラを自転されるようになっており、抵抗が少な
い混練原料ではロ−ラの自転が少なく混練効果が悪く、
混練時間が長くなる問題があった。本発明は上記の問題
に鑑みて成されたもので抵抗の少ない混練原料であって
もロ−ラの自転がなされる回転ロ−ラ装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0003】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本発明の混練機における回転ロ−ラ装置は、軸中心にエ
ヤ−供給孔を貫通して穿設した横支持軸の先端に、取付
け面中心において前記エヤ−供給孔に連通すると共に内
部において放射状に分岐して方向を変更し、周端に開口
するエヤ−噴射孔を穿設したエヤ−噴射円板を取付け、
かつ前記横支持軸の外周に、その内部に中空部を有する
ロ−ラ本体を垂直回転可能に嵌装し、前記エヤ−噴射円
板の外周に位置してねじれ羽根を環状リング体を介して
多数内側に取付けた羽根付板を前記エヤ−噴射円板を包
囲して前記ロ−ラ本体に取付け、前記環状リング体に、
前記ロ−ラ本体の中空部から延長されたエヤ−通路に連
通する連通孔を前記各ねじれ羽根間に穿孔すると共に該
ロ−ラ本体に前記中空部に連通する排気孔を穿設したこ
とを特徴とするものである。
本発明の混練機における回転ロ−ラ装置は、軸中心にエ
ヤ−供給孔を貫通して穿設した横支持軸の先端に、取付
け面中心において前記エヤ−供給孔に連通すると共に内
部において放射状に分岐して方向を変更し、周端に開口
するエヤ−噴射孔を穿設したエヤ−噴射円板を取付け、
かつ前記横支持軸の外周に、その内部に中空部を有する
ロ−ラ本体を垂直回転可能に嵌装し、前記エヤ−噴射円
板の外周に位置してねじれ羽根を環状リング体を介して
多数内側に取付けた羽根付板を前記エヤ−噴射円板を包
囲して前記ロ−ラ本体に取付け、前記環状リング体に、
前記ロ−ラ本体の中空部から延長されたエヤ−通路に連
通する連通孔を前記各ねじれ羽根間に穿孔すると共に該
ロ−ラ本体に前記中空部に連通する排気孔を穿設したこ
とを特徴とするものである。
【0004】
【作用】本発明は上記のような解決手段を採用すること
により、圧縮エヤ−を横支持軸のエヤ−供給孔を介して
エヤ−噴射円板に供給して羽根付板に向けて噴射させる
ことにより羽根付板に回転推力が与えられ、これと共に
ロ−ラ本体が回転(自転)されるようになる。
により、圧縮エヤ−を横支持軸のエヤ−供給孔を介して
エヤ−噴射円板に供給して羽根付板に向けて噴射させる
ことにより羽根付板に回転推力が与えられ、これと共に
ロ−ラ本体が回転(自転)されるようになる。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
詳しく説明する。図において軸中心にエヤ−供給孔1を
貫通して穿設した横支持軸2の先端に、エヤ−噴射円板
3が取付けられており、該エヤ−噴射得円板3には横支
持軸2との取付け面中心において前記エヤ−供給孔1と
連通し、内部において放射状(実施例では上下に2本)
に分岐して方向を変え該エヤ−噴射円板3の周端に開口
するエヤ−噴射孔4が穿設されている。さらに前記横支
持軸2の外周には、その内部に中空部5を有するロ−ラ
本体6がベアリングを介して垂直回転可能に嵌装してあ
り、該ロ−ラ本体6における前記エヤ−噴射円板3を包
囲する位置には、該エヤ−噴射円板の外周に位置して推
力を発生させるねじれ羽根7.7を環状リング体8を介
して多数内向きに取付けた羽根付板9が取付けられてい
る。
詳しく説明する。図において軸中心にエヤ−供給孔1を
貫通して穿設した横支持軸2の先端に、エヤ−噴射円板
3が取付けられており、該エヤ−噴射得円板3には横支
持軸2との取付け面中心において前記エヤ−供給孔1と
連通し、内部において放射状(実施例では上下に2本)
に分岐して方向を変え該エヤ−噴射円板3の周端に開口
するエヤ−噴射孔4が穿設されている。さらに前記横支
持軸2の外周には、その内部に中空部5を有するロ−ラ
本体6がベアリングを介して垂直回転可能に嵌装してあ
り、該ロ−ラ本体6における前記エヤ−噴射円板3を包
囲する位置には、該エヤ−噴射円板の外周に位置して推
力を発生させるねじれ羽根7.7を環状リング体8を介
して多数内向きに取付けた羽根付板9が取付けられてい
る。
【0006】また前記環状リング体8における各ねじれ
羽根7.7の間位置には、連通孔10.10がそれぞれ
穿設されており、各連通孔10.10は前記ロ−ラ本体
6の中空部5から側方に延長して穿設された対応するエ
ヤ−通路11.11に連通されている。尚前記ロ−ラ本
体6の中空部5にはロ−ラ本体6の内側面に通じる排気
孔12が穿設してある。また図中13はシ−ルである。
羽根7.7の間位置には、連通孔10.10がそれぞれ
穿設されており、各連通孔10.10は前記ロ−ラ本体
6の中空部5から側方に延長して穿設された対応するエ
ヤ−通路11.11に連通されている。尚前記ロ−ラ本
体6の中空部5にはロ−ラ本体6の内側面に通じる排気
孔12が穿設してある。また図中13はシ−ルである。
【0007】このように構成されたものは、横支持軸2
のエヤ−供給孔1を図示されない配管、回転継手、流量
調整弁等を介して圧縮空気源に切換可能に接続してお
き、抵抗の大きい混練原料を混練する場合には従来と同
様にして横支持軸2を水平回動させることによりロ−ラ
本体6を公転及び抵抗による自転をさせて混練調整をす
る。一方抵抗が小さい混練原料を混練する場合にはその
抵抗値に応じて供給する流量を調整(ロ−ラ本体6の自
転速度を調整するため)した上で圧縮エヤ−をエヤ−供
給孔1に供給しながら横支持軸2を水平回動させて、ロ
−ラ本体6を公転させる。一方供給された圧縮エヤ−が
エヤ−噴射孔4を通って上下のねじれ羽根7.7間に噴
出されその結果ねじれ羽根7.7に回転力が与えられて
ロ−ラ本体6を横支持軸2を中心にして自転させ、混練
原料を短時間のうちに混練調整する。
のエヤ−供給孔1を図示されない配管、回転継手、流量
調整弁等を介して圧縮空気源に切換可能に接続してお
き、抵抗の大きい混練原料を混練する場合には従来と同
様にして横支持軸2を水平回動させることによりロ−ラ
本体6を公転及び抵抗による自転をさせて混練調整をす
る。一方抵抗が小さい混練原料を混練する場合にはその
抵抗値に応じて供給する流量を調整(ロ−ラ本体6の自
転速度を調整するため)した上で圧縮エヤ−をエヤ−供
給孔1に供給しながら横支持軸2を水平回動させて、ロ
−ラ本体6を公転させる。一方供給された圧縮エヤ−が
エヤ−噴射孔4を通って上下のねじれ羽根7.7間に噴
出されその結果ねじれ羽根7.7に回転力が与えられて
ロ−ラ本体6を横支持軸2を中心にして自転させ、混練
原料を短時間のうちに混練調整する。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
抵抗値の小さい混練原料の混練調整を効率的に行なうこ
とができるようになると共に抵抗値の高低に関係なく幅
広い範囲の混練原料を混練調整する汎用機の回転ロ−ラ
装置として使用することもでき、この業界に寄与する効
果は著大である。
抵抗値の小さい混練原料の混練調整を効率的に行なうこ
とができるようになると共に抵抗値の高低に関係なく幅
広い範囲の混練原料を混練調整する汎用機の回転ロ−ラ
装置として使用することもでき、この業界に寄与する効
果は著大である。
【図1】本発明の実施例を示す回転ロ−ラ装置の縦断面
図である。
図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
1 エヤ−供給孔 2 横支持軸 3 エヤ−噴射円板 4 エヤ−噴射孔 5 中空部 6 ロ−ラ本体 7 ねじれ羽根 8 環状リング体 9 羽根付板 10 連通孔 11 エヤ−通路 12 排気孔
Claims (1)
- 【請求項1】 軸中心にエヤ−供給孔1を貫通して穿設
した横支持軸2の先端に、取付け面中心において前記エ
ヤ−供給孔1に連通すると共に内部において放射状に分
岐して方向を変更し周端に開口するエヤ−噴射孔4を穿
設したエヤ−噴射円板3を取付け、かつ前記横支持軸2
の外周にその内部に中空部5を有するロ−ラ本体6を垂
直回転可能に嵌装し、前記エヤ−噴射円板3の外周に位
置してねじれ羽根7を環状リング体8を介して多数内向
きに取付けた羽根付板9を前記エヤ−噴射円板3を包囲
して前記ロ−ラ本体6に取付け、前記環状リング体8に
前記ロ−ラ本体6の中空部5から延長されたエヤ−通路
11に連通する連通孔10を前記各ねじれ羽根7.7間
に穿孔すると共に該ロ−ラ本体6に前記中空部5に連通
する排気孔12を穿設したことを特徴とする混練機にお
ける回転ロ−ラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04232908A JP3112205B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 混練機における回転ロ−ラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04232908A JP3112205B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 混練機における回転ロ−ラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655051A JPH0655051A (ja) | 1994-03-01 |
JP3112205B2 true JP3112205B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=16946728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04232908A Expired - Fee Related JP3112205B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 混練機における回転ロ−ラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112205B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP04232908A patent/JP3112205B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0655051A (ja) | 1994-03-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |