JP3112120B2 - トイレ用健康管理装置 - Google Patents

トイレ用健康管理装置

Info

Publication number
JP3112120B2
JP3112120B2 JP13781692A JP13781692A JP3112120B2 JP 3112120 B2 JP3112120 B2 JP 3112120B2 JP 13781692 A JP13781692 A JP 13781692A JP 13781692 A JP13781692 A JP 13781692A JP 3112120 B2 JP3112120 B2 JP 3112120B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
health management
displayed
display
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13781692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05305090A (ja
Inventor
邦彰 篠原
俊維 藤井
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP13781692A priority Critical patent/JP3112120B2/ja
Publication of JPH05305090A publication Critical patent/JPH05305090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3112120B2 publication Critical patent/JP3112120B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は、日常生活におけるトイ
レの使用に関連して個人の健康状態のチェックを援助し
個人の健康管理に寄与するための健康管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明の発明者等は、摂取食物情報や体
調情報や排泄物情報に基づいてトイレ内にて健康状態を
チェックすると共に食生活を改善するための情報を提供
することにより積極的な健康管理を援助することの可能
な健康管理装置を先に提案した(特願平2-414761号)。
この装置は、排泄物の性状などを入力する入力手段と、
この入力手段によって入力された情報に基づいて健康状
態を推論する推論手段と、この推論手段の推論結果を表
示する表示手段を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、斯る健康管
理装置を改良し、より使い勝手が良く、機能に優れた健
康管理装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【発明の構成】
【課題を解決するための手段】本発明の健康管理装置
は、便器の近傍でトイレ内に配置された入力手段および
表示手段と、健康に関する情報を蓄積した知識ベース
と、前記入力手段と表示手段と知識ベースに作動的に接
続された演算制御手段とを備え、前記入力手段から入力
される個人の生体情報に応じて前記知識ベース内の情報
のうち当該個人の健康管理に有用な情報を前記表示手段
に表示するようになっている。本発明においては、前記
演算制御手段は、更に、便器に付設された衛生洗浄装置
に制御可能に連携してあり、前記衛生洗浄装置への制御
指令を前記入力手段から入力することにより更に前記衛
生洗浄装置を制御するようになっていることを特徴とし
ている。
【0005】好ましくは、表示手段は液晶ディスプレイ
装置からなり、衛生洗浄装置の制御に当り液晶ディスプ
レイには衛生洗浄装置の制御スイッチを表す画面が表示
され、入力手段は前記画面に対応するべく前記表示手段
に重ねた透明なタッチパネルからなる。
【0006】このように、便器の近傍に配置されたタッ
チパネルから入力することにより健康管理装置を操作で
きると共に衛生洗浄装置を制御することができ、液晶デ
ィスプレイには健康チェック・モードにおいては個人の
健康管理に有用な情報が表示されると共に、衛生洗浄モ
ードにおいては衛生洗浄装置を制御するための画面が表
示されるので、非常に使い勝手が良い。
【0007】本発明の上記特徴や効果、ならびに、他の
特徴や利点は、以下の実施例の記載に従い更に明らかと
なろう。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す添付図面を参照
しながら、本発明をより詳しく説明する。
【0009】図1はトイレ用健康管理装置を関連機器お
よび台所用健康管理装置に連携したところを示す。図1
を参照するに、トイレ用健康管理装置10は、中央演算
処理装置(CPU)12を有し、CPU12はROM1
4およびRAM16に接続されている。ROM14に
は、CPU12のプログラムが格納されていると共に、
健康状態の推論と健康管理アドバイスに必要な知識ベー
スが格納されており、この知識ベースは、例えば、医学
専門家によって記述された家庭用医学書の内容をコンパ
イルしたものである。情報量を増加するため、ROM1
4に加えて、家庭用医学書の内容を格納したCD−RO
M18を読み取るためのCD−ROMリーダ20を使用
することもできる。
【0010】トイレ用健康管理装置10は、更に、情報
等を表示するための表示部22、指令等を入力するため
の入力部24、指令や情報を送受信するための送受信部
26、装置10の電源をオン−オフするためのスイッチ
28、情報を公衆回線を介して外部医療機関などに伝送
するためのモデム30、および、情報をICカード32
に格納して外部医療機関などに持参するのを可能にする
ためのICカード・リーダライタ34を備えている。表
示部22にはCRT又はセグメント型表示装置を用い、
入力部24にはキーボードを用いることができる。しか
しながら、好ましくは、表示部22はバックライト付き
のカラー液晶ディスプレイからなり、入力部24は液晶
ディスプレイ22に重ねた透明なタッチパネルからな
る。少なくとも液晶ディスプレイ22とタッチパネル2
4は、便器に座った使用者の手の届く範囲内でトイレの
壁に設置される。これらの装置20、22、24、2
6、30、34はインターフェース36を介してCPU
12に接続されている。CPU12は、更に、便器に付
設された便検査装置38および尿検査装置40にインタ
ーフェース36を介して接続されていると共に、便器に
付設されウォシュレットTMの名称で親しまれている衛生
洗浄装置42を送受信部26を介して制御するようにな
っている。ウォシュレット42の制御は有線により行う
こともできるが、ワイヤレス・リモートコントロール方
式で制御する方が配線が簡素化される。このため、送受
信機26にはワイヤレス・リモートコントロール用の送
受信機を用いるのが好ましい。
【0011】トイレ用健康管理装置10で得られた情報
を献立作成や運動アドバイスに利用するのを可能にする
ため、トイレ用健康管理装置10で得られた情報は台所
用健康管理装置に伝送されるようになっている。
【0012】台所用健康管理装置50は、図1に示した
ように、CPU52、ROM54、RAM56、電源オ
ン−オフ・スイッチ58、インターフェース60、表示
部62、入力部64、ワイヤレス送受信部66、およ
び、ICカード68に書き込み可能なICカード・リー
ダライタ70を備えている。ROM54には、プログラ
ムの外に、献立提案と運動アドバイスに必要な知識ベー
スが蓄積されている。表示部62および入力部64に
は、同様に、バックライト付きのカラー液晶ディスプレ
イおよびタッチパネルを使用するのが好ましい。トイレ
用健康管理装置10の送受信部26と台所用健康管理装
置50の送受信部66は無線による送受信を行う。トイ
レ用健康管理装置10から伝送される情報を何時でも受
信し、RAM56に格納するため、台所用健康管理装置
50には受信とメモリに必要な最低限の電力を常時供給
しておくのが好ましく、その場合には電源オン−オフ・
スイッチ58は主として液晶ディスプレイのバックライ
トを作動させるために使用される。
【0013】台所用健康管理装置50による運動時間の
アドバイスに当り生活消費エネルギ(買い物や通勤など
の日常の生活活動で消費されるエネルギ)を考慮するの
を可能にするため、生活消費エネルギ検出装置として電
子式万歩計80を使用することができる。万歩計80
は、CPU82、ROM84、RAM86、インターフ
ェース88、電源オン−オフ・スイッチ90、表示部9
2、送受信部94、および測定部96を有する。
【0014】図2から図6のフローチャートを主として
参照しながら、トイレ用健康管理装置10の動作を説明
する。電源スイッチ28をオンにすると、トイレ用健康
管理装置10の液晶ディスプレイ22には図11に示す
初期画面が表示される(ステップS1)。図11から分
かるように、この初期画面には、ウォシュレット制御
と、1分間排便チェックと、3分間排便チェックと、尿
チェックとの4種のメニュー・バーが表示される。ディ
スプレイ22に重ねられたタッチパネル24の該当場所
を押すことにより、いづれかのメニュー・バー上の“押
す”ボタンを押すと(ステップS2)、いづれかのモー
ドが選択される(ステップS3)。
【0015】図3のフローチャートは、ウォシュレット
制御モードを選択したときのトイレ用健康管理装置10
の動作を示す。ステップS11では、図12に示すウォ
シュレット操作画面が表示される。この操作画面では
“おしり洗浄”スイッチその他の各種スイッチが表示さ
れ、タッチパネル24の該当場所を押すことによりウォ
シュレットTMを使用者の希望通りに制御することができ
る。
【0016】図12から分かるように、この操作画面の
下方には“説明”スイッチが設けてある。この“説明”
スイッチを押すことにより説明を要求すると(ステップ
S12)、ディスプレイ22には図13に示す説明画面
が表示される(ステップS13)。この説明画面では、
各種スイッチの機能が分かり易く説明してあるので、使
用者はこの画面により各種スイッチの機能を容易に理解
することができる。特に、液晶ディスプレイ22には十
分な画面広さを与えることができ、説明文の記述は十分
大きな文字で行うことができるので、視力に乏しい使用
者の場合でも容易にスイッチ機能の説明文を判読するこ
とができる。斯くスイッチ機能を理解した後、“前画
面”ボタンを押すことにより図12の画面に戻ると、ウ
ォシュレットの制御を行うことができる。
【0017】このように使用者の希望に応じて何時でも
スイッチの機能の説明が液晶ディスプレイに表示される
ので、使用者はウォシュレットのスイッチの使い方に慣
れ、又は、記憶するために余計な努力をする必要がな
く、例えば高齢者のような機械操作に不慣れな使用者で
も安易に操作することができる。しかも、ディスプレイ
22の画面が大きく、従って、各種スイッチに割り当て
られた面積も大きいので、タッチパネル24による押し
ボタンの操作は容易である。更に、健康管理アドバイス
を表示するためのディスプレイ22を利用してウォシュ
レット操作画面が表示され、入力操作が可能となるの
で、装置を簡素化することができる。
【0018】ウォシュレット操作画面においてスイッチ
ボタンを押すことにより操作指令が入力されると(ステ
ップS14)、指令に応じてウォシュレットが制御され
る(ステップS15)。例えば、“おしり洗浄”ボタン
を押すと、CPU12はおしり洗浄を行うべくウォシュ
レット42を制御し、“ビデ洗浄”ボタンを押すとビデ
洗浄が行われ、“乾燥”ボタンを押すと洗浄部位の乾燥
が行われ、その他ノズル位置の微調節や水勢の調節など
も周知の態様で行われる。
【0019】図4のフローチャートは、図11の初期画
面において1分間排便チェック・モードを選択したとき
のトイレ用健康管理装置10の動作を示す。“1分間排
便チェック”モードは比較的簡易な健康管理アドバイス
を目的とするもので、排泄物の性状などを入力すると、
それに関する解説や簡単なアドバイスが表示されるよう
になっている。ステップS21では、図14に示す初期
画面が表示される。この画面では、便の色や形などの項
目が表示される。使用者が各項目に該当するスイッチを
押すことにより項目を選択すると(ステップS22)、
CPU12はROM14またはCD−ROM18に格納
された家庭用医学書を参照し(ステップS23)、選択
に応じた解説内容をディスプレイ24に表示する(ステ
ップS24)。即ち、図14の画面において色を選択し
たときには図15の画面が表示され、例えば図15の画
面において茶色系を選択したときには図16の解説が表
示される。また、図14の画面において形を選択したと
きには図17の画面が表示され、例えば図17の画面に
おいて水様状を選択したときには図18の解説が表示さ
れる。同様に、図14の画面において量を選択したとき
には図19の画面が表示され、重さ(比重)を選択した
ときには図20の解説が表示され、大きさを選択したと
きには図21の説明が表示される。図14の画面におい
て下痢を選択したときには図22に示す2つの選択枝が
表示され、図22の画面において慢性下痢を選択したと
きには図23の解説が表示される。さらに、図14の画
面において便秘を選択したときには図24の選択枝が表
示され、女性の便秘を選択すると図25の解説が表示さ
れる。また、図14の画面においてオナラのにおいを選
択したときには図26の選択枝が表示され、この画面に
おいて無臭のオナラを選択したときには図27の説明が
行われる。或いは、図14の画面において大便のにおい
を選択したときには図28の選択画面が表示され、図2
8の画面において腐敗臭を選択したときには例えば図2
9の解説が表示される。なお、図示した家庭用医学書の
画面は、平塚秀雄氏著『トイレの健康診断』(光文社)
から引用したものである。
【0020】このように、液晶ディスプレイ22には健
康状態に関する複数の事項が表示され、タッチパネルに
よる使用者の入力に応じて健康管理に有用な情報がディ
スプレイを介して提供されるので、操作が容易であり、
簡便に健康チェックを行うことができる。
【0021】図5のフローチャートは、図11の初期画
面において3分間排便チェック・モードを選択したとき
のトイレ用健康管理装置10の動作を示す。この“3分
間排便チェック”モードは、各個人毎に比較的きめ細か
い健康管理アドバイスを行うことを目的とすると共に、
質疑応答ができるようになっており、更に、得られた情
報を食事アドバイスなどに利用する目的で台所用健康管
理装置50に送信するようになっている。“3分間排便
チェック”モードでは、先ず、家族中の個人を識別する
ため例えば図30に示したような個人識別入力画面が表
示され、いづれかの個人のスイッチを押すことによりI
D入力を行うと(ステップS31)、排泄物の性状を入
力するための図31に示すような画面がディスプレイに
表示される。便の色と形を入力すると(ステップS3
2)、更に詳しいチェックを行うための図32の画面が
表示され、“はい”又は“いいえ”ボタンを押すことに
より使用者が質問に回答すると(ステップS33)、C
PU12は家庭用医学書などからなる知識ベースを参照
し(ステップS34)、例えば図33に示したような健
康管理アドバイスを表示する(ステップS35)。この
画面では、左下の“CD又はICカード”のボタンを押
すと、チェックした日時と共に使用者の健康状態に関す
る情報をICカード32に書き込むことができる。図3
3から分かるように、図示した画面例では、“発酵性下
痢”の文字は、異なる輝度又は色で表示することにより
マークしてあり、この“発酵性下痢”の文字の領域でタ
ッチパネル24を押すと、図34に示したように発酵性
下痢の用語解説が表示される(ステップS36)。最後
に、得られた情報は送受信部26から台所用健康管理装
置50の送受信部66に伝送され(ステップS37)、
後述するように食事や運動に関する健康管理アドバイス
に利用される。
【0022】図6は、図11の初期画面において尿チェ
ックモードを選択したときのトイレ用健康管理装置10
の動作を示すもので、ID入力を行うと(ステップS4
1)、尿検査装置40により尿分析が行われ(ステップ
S42)、分析結果がディスプレイ22に表示される
(ステップS43)。次に、知識ベースが参照され(ス
テップS44)、尿分析結果に応じた健康管理アドバイ
スがディスプレイに表示され(ステップS45)、必要
に応じ前述の如く用語解説が行われる(ステップS4
6)。
【0023】次に、図7から図10のフローチャートを
主として参照しながら、台所用健康管理装置50の動作
を説明する。台所用健康管理装置50のCPU52は、
所定周期(例えば100ms周期)で図7のプログラム
を繰り返し実行するようになっている。CPU52は、
また、トイレ用健康管理装置10の送受信部26からデ
ータの伝送が行われた時には何時でも割り込みルーチン
でデータを受信し、RAM56に格納する。
【0024】電源スイッチ58をオンにすると、ディス
プレイ62には図35に示す初期画面が表示される(ス
テップS51)。図35から分かるように、この初期画
面には、食事アドバイスと、食品栄養表示と、運動アド
バイスとの、3種のモードが表示される。タッチパネル
64のいづれかの“押す”ボタンの操作によりいづれか
のモードを選択すると(ステップS52)、各モードの
機能が実行される(ステップS53)。
【0025】図8のフローチャートは、図35に示す初
期画面において“食事アドバイス”モードを選択したと
きの台所用健康管理装置50の動作を示す。最初に図3
6に示すID入力画面が表示され(ステップS61)、
誰の食事をアドバイスするか選択することができる。共
通のスイッチを選択すると家族共通の食事アドバイスが
表示され、特定の個人を選択すると例えば図37に示す
ような食事アドバイスが行われる(ステップS62)。
当該個人の健康状態に関する情報がトイレ用健康管理装
置10から伝送され、台所用健康管理装置50のRAM
56に蓄積されているので、その情報に基づいて食事ア
ドバイスが推論される。図37の画面においてメニュー
表示を要求したときには、食事アドバイスに適合した幾
つかの料理メニュー候補が図38に示したように表示さ
れ(ステップS63)、タッチパネルの操作によりいづ
れかのメニューを選択すると図39のようにその料理の
材料と作り方が表示される(ステップS64)。更に、
図39の画面において“栄養表示”ボタンを押すことに
より栄養表示を要求すると、図40に示したようにカロ
リーや栄養が表示される(ステップS65)。
【0026】図9のフローチャートは、図35に示す初
期画面において“食品栄養表示”モードを選択したとき
の台所用健康管理装置50の動作を示す。先ず、図41
に示す画面が表示される(ステップS71)。この画面
は、食品別栄養表示とカロリー別メニュー表示とを使用
者の希望に応じて選択できるようになっていることを特
徴としている。食品別栄養表示を選択すると(ステップ
S72)、図42に示すように食品ジャンルが表示され
(ステップS73)、いづれかのジャンルを選択するこ
とができる。例えば和食を選択すると、図43に示すよ
うなメニューが表示され(ステップS74)、いづれか
の料理を選択すると図40と同様の栄養表示が行われる
(ステップS75)。
【0027】他方、図41に示す初期画面においてカロ
リー別メニュー表示を選択すると(ステップS72)、
図44に示すようにカロリー別の欄が表示され、例えば
600kcal台のカロリーを選択すると(ステップS7
6)、図45に示すようにカロリー別のメニュー表示が
行われる(ステップS77)。このように、カロリー別
に献立の提案が行われるので、例えば糖尿病患者のよう
にカロリー制限を受けている構成員を擁する家族や、ダ
イエット中の構成員を擁する家族の場合には、献立の決
定を著しく容易に行うことができる。
【0028】図10のフローチャートは、図35の画面
において“運動アドバイス”モードを選択したときの台
所用健康管理装置50の動作を示す。先ず、図46に示
すような食品ジャンル別の初期画面が表示され(ステッ
プS81)、例えば和食を選択すると図47に示すよう
な和食メニューが表示される(ステップS82)。いづ
れかの料理を選択すると、図48に示すような画面とな
り、この画面では、運動時間の推論に必要な性別と年代
と体重を入力することができる。それらを入力すると
(ステップS83)、図49に示す画面が表示される。
この画面では、選ばれた食品のカロリーを消費するため
に必要な運動時間を推論するに当り、その日の生活活動
において既に消費されている生活消費エネルギを考慮す
るかどうかを選択することができる(ステップS8
4)。生活消費エネルギの考慮を要しない場合には、例
えば図50に示すように食品に応じた運動時間のアドバ
イスが表示される(ステップS85)。生活消費エネル
ギの考慮を要求した場合には、例えば電子式万歩計80
から送信されたデータに基づいて生活消費エネルギを演
算し、比例計算によりその生活消費エネルギを控除した
運動時間を表示する(ステップS86)。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のトイレ
用健康管理装置は、入力装置からの入力により、本来の
健康管理装置を操作できるだけでなく、更に、ウォシュ
レットをも操作することができるので、非常に使い勝手
が良く、しかも装置を簡素化することができる。
【0030】また、表示装置として液晶ディスプレイを
使用し、入力装置としてタッチパネルを使用する場合に
は、操作画面を大きくすることができ、視力の乏しい個
人でも容易に操作することができる。
【0031】また、ウォシュレットの操作に当り、各種
スイッチの機能説明画面を表示させるようにした場合に
は、操作は一層容易となる。
【0032】また、健康管理モードにおける操作画面に
個人の健康状態に関する複数の事項を表示し、使用者が
タッチパネルを介して各事項を選択することにより個人
に有用な健康管理情報を提供するようになっているの
で、操作が容易である。
【0033】また、質疑応答により健康管理情報を表示
するようにした場合には、きめ細かい健康管理アドバイ
スを提供することができる。
【0034】さらに、健康管理アドバイスの表示に当り
用語解説が行われるので、十分なアドバイスを行うこと
ができる。
【0035】また、トイレ用健康管理装置で得られた情
報を台所用健康管理装置に伝送する場合には、より適し
た食事改善アドバイスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、トイレ用健康管理装置及び台所用健康
管理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1のトイレ用健康管理装置の動作を
示すフローチャートである。
【図3】図3は、衛生洗浄装置制御モードを選択したと
きのトイレ用健康管理装置の動作を示すフローチャート
である。
【図4】図4は、1分間排便チェックモードを選択した
ときのトイレ用健康管理装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】図5は、3分間排便チェックモードを選択した
ときのトイレ用健康管理装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】図6は、尿チェックモードを選択したときのト
イレ用健康管理装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】図7は、図1の台所用健康管理装置の動作を示
すフローチャートである。
【図8】図8は、食事アドバイス・モードを選択したと
きの台所用健康管理装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】図9は、食品栄養表示・モードを選択したとき
の台所用健康管理装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】図10は、運動アドバイス・モードを選択し
たときの台所用健康管理装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図11】図11は、トイレ用健康管理装置のディスプ
レイの初期画面を示す。
【図12】図12は、図11の画面において衛生洗浄装
置制御モードを選択したときのディスプレイの画面を示
す。
【図13】図13は、図12の画面において説明画面を
要求したときのディスプレイの画面を示す。
【図14】図14は、図11の画面において1分間排便
チェック・モードを選択したときのディスプレイの画面
を示す。
【図15】図15は、図14の画面において色を選択し
たときのディスプレイの画面を示す。
【図16】図16は、図15の画面において茶色系を選
択したときのディスプレイの画面を示す。
【図17】図17は、図14の画面において形を選択し
たときのディスプレイの画面を示す。
【図18】図18は、図17の画面において水様状を選
択したときのディスプレイの画面を示す。
【図19】図19は、図14の画面において量を選択し
たときのディスプレイの画面を示す。
【図20】図20は、図14の画面において重さを選択
したときのディスプレイの画面を示す。
【図21】図21は、図14の画面において大きさを選
択したときのディスプレイの画面を示す。
【図22】図22は、図14の画面において下痢を選択
したときのディスプレイの画面を示す。
【図23】図23は、図22の画面において慢性下痢を
選択したときのディスプレイの画面を示す。
【図24】図24は、図14の画面において便秘を選択
したときのディスプレイの画面を示す。
【図25】図25は、図24の画面において女性の便秘
を選択したときのディスプレイの画面を示す。
【図26】図26は、図14の画面においてオナラのに
おいを選択したときのディスプレイの画面を示す。
【図27】図27は、図26の画面において無臭のオナ
ラを選択したときのディスプレイの画面を示す。
【図28】図28は、図14の画面において大便のにお
いを選択したときのディスプレイの画面を示す。
【図29】図29は、図28の画面において腐敗臭を選
択したときのディスプレイの画面を示す。
【図30】図30は、図11の画面において3分間排便
チェック・モードを選択したときのID入力画面を示
す。
【図31】図31は、3分間排便チェック・モードにお
ける排便性状入力画面を示す。
【図32】図32は、3分間排便チェック・モードにお
ける質疑応答画面を示す。
【図33】図33は、3分間排便チェック・モードにお
ける健康管理アドバイス画面を示す。
【図34】図34は、図33の画面において発酵性下痢
の用語解説を要求したときのディスプレイの画面を示
す。
【図35】図35は、台所用健康管理装置のディスプレ
イの初期画面を示す。
【図36】図36は、図35の初期画面において食事ア
ドバイス・モードを選択したときのID入力画面を示
す。
【図37】図37は、食事アドバイス・モードにおける
食事アドバイス画面を示す。
【図38】図38は、図37の画面においてメニュー表
示を要求したときのディスプレイの画面を示す。
【図39】図39は、図38の画面においていづれかの
メニューを選択したときの材料・作り方表示画面を示
す。
【図40】図40は、図39の画面において栄養表示を
要求したときの栄養表示画面を示す。
【図41】図41は、図35の初期画面において食品栄
養表示モードを選択したときの入力画面を示す。
【図42】図42は、図41の選択画面において食品別
栄養表示を選択したときの画面を示す。
【図43】図43は、図42の画面において和食を選択
したときの画面を示す。
【図44】図44は、図41の選択画面においてカロリ
ー別メニュー表示を選択したときの画面を示す。
【図45】図45は、図44の画面において600台の
カロリーを選択したときの画面を示す。
【図46】図46は、図35の初期画面において運動ア
ドバイス・モードを選択したときの画面を示す。
【図47】図47は、図46の画面において和食を選択
したときの画面を示す。
【図48】図48は、図47の画面においていづれかの
メニューを選択したときの入力画面を示す。
【図49】図49は、図48の画面において性別や年代
などを入力したときの選択画面を示す。
【図50】図50は、図49の画面において生活消費エ
ネルギの考慮を選択しなかった場合の運動時間アドバイ
ス画面を示す。
【符号の説明】
10: トイレ用健康管理装置 12: 演算制御装置(CPU) 14: ROM(知識ベース) 20: CD−ROMリーダ(知識ベース) 22: 表示手段(液晶ディスプレイ) 24: 入力手段(タッチパネル) 42: 衛生洗浄装置(ウォシュレット) 50: 台所用健康管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 19/00 G06F 15/42 Z (56)参考文献 特開 平2−140153(JP,A) 特開 昭54−149445(JP,A) 特開 昭63−267332(JP,A) 特開 昭64−53162(JP,A) 特開 平3−7136(JP,A) 実開 平3−80363(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 10/00 A61B 5/00 E03D 9/00 G06F 19/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器の近傍でトイレ内に配置された入力
    手段および表示手段と、健康に関する情報を蓄積した知
    識ベースと、前記入力手段と表示手段と知識ベースに作
    動的に接続された演算制御手段とを備え、前記入力手段
    から入力される個人の排泄物の性状に関する情報に応じ
    て前記知識ベース内の情報のうち当該個人の健康管理に
    有用な情報を前記表示手段に表示するようになった健康
    管理装置において、 前記演算制御手段を、更に、便器に付設された衛生洗浄
    装置に制御可能に連携し、前記衛生洗浄装置への制御指
    令を前記入力手段から入力することにより更に前記衛生
    洗浄装置を制御するようになすと共に、前記入力手段
    は、前記排泄物の性状に関する情報と衛生洗浄装置への
    制御指令とを選択的に入力するようにしたことを特徴と
    する多機能健康管理装置。
  2. 【請求項2】 衛生洗浄装置の制御に当り前記表示手段
    のほぼ全面にわたって衛生洗浄装置の制御スイッチを表
    す画面が表示され、前記入力手段は前記画面に対応する
    べく前記表示手段に重ねた透明なタッチパネルからなる
    ことを特徴とする請求項1に基づく健康管理装置。
  3. 【請求項3】 衛生洗浄装置の制御に当り前記表示手段
    には、使用者の選択に応じて、衛生洗浄装置の各制御ス
    イッチの機能を説明する画面が表示されることを特徴と
    する請求項2に基づく健康管理装置。
  4. 【請求項4】 前記排泄物の性状に関する入力に当り前
    記表示手段には個人の排泄物の性状に関する複数の事項
    を表す画面が表示され、前記入力手段は前記画面に対応
    するべく前記表示手段に重ねた透明なタッチパネルから
    なり、使用者が前記タッチパネルを介して排泄物の性状
    に関する前記事項を選択するに応じて当該事項に関し個
    人に有用な健康管理情報が前記表示手段に表示されるこ
    とを特徴とする請求項1に基づく健康管理装置。
  5. 【請求項5】 健康管理情報の表示に当り前記表示手段
    には個人の排泄物の性状に関する質問が表示され、個人
    が前記タッチパネルを介して前記質問に回答するに応じ
    て当該個人に有用な健康管理情報が前記表示手段に表示
    されることを特徴とする請求項4に基づく健康管理装
    置。
  6. 【請求項6】 健康管理情報の表示に当り前記表示手段
    の画面では前記健康管理情報のうちの重要な用語がマー
    クされ、使用者が前記タッチパネルを介して前記マーク
    された用語を選択するに応じて当該用語に関する解説が
    前記表示手段に表示されることを特徴とする請求項4に
    基づく健康管理装置。
  7. 【請求項7】 前記演算制御手段はワイヤレス・リモー
    トコントロール装置を介して前記衛生洗浄装置に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1からのいづれかに
    基づく健康管理装置。
  8. 【請求項8】 前記演算制御手段は有線により前記衛生
    洗浄装置に接続されていることを特徴とする請求項1か
    のいづれかに基づく健康管理装置。
  9. 【請求項9】 前記情報は台所に設置された献立提案装
    置に送信されることを特徴とする請求項1からのいづ
    れかに基づく健康管理装置。
  10. 【請求項10】 前記演算制御手段は更に排泄物分析装
    置に接続され、個人の排泄物の分析結果に応じて前記表
    示手段には当該個人に有用な健康管理情報が表示される
    ことを特徴とする請求項1からのいづれかに基づく健
    康管理装置。
JP13781692A 1992-04-30 1992-04-30 トイレ用健康管理装置 Expired - Fee Related JP3112120B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13781692A JP3112120B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 トイレ用健康管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13781692A JP3112120B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 トイレ用健康管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05305090A JPH05305090A (ja) 1993-11-19
JP3112120B2 true JP3112120B2 (ja) 2000-11-27

Family

ID=15207528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13781692A Expired - Fee Related JP3112120B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 トイレ用健康管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3112120B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4989240B2 (ja) * 2007-01-24 2012-08-01 パナソニック株式会社 食事管理支援システム
KR101312559B1 (ko) * 2011-08-09 2013-09-30 장황진 건강을 진단하는 다기능 변기시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05305090A (ja) 1993-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5673691A (en) Apparatus to control diet and weight using human behavior modification techniques
CA1325829C (en) Portable interactive test selector
JPH052164Y2 (ja)
US5796640A (en) Dietary fat control automatic calculator system and fold label fat evaluator
US8616895B2 (en) System and method for monitoring a physiological condition
US5890128A (en) Personalized hand held calorie computer (ECC)
US20050184148A1 (en) Scale having nutritional information readouts
CN101563693A (zh) 监测设备
US6341295B1 (en) Virtual reality integrated caloric tabulator
EP1122524B1 (en) Calorie control apparatus with voice recognition
JP3112120B2 (ja) トイレ用健康管理装置
JP3362472B2 (ja) トイレ装置
WO1998045766A1 (en) A food group nutritional value calculator device and method
JP3038697B2 (ja) 衛生洗浄装置の制御装置
JPH05305060A (ja) 台所用健康管理装置
JP2003024308A (ja) 表示色切換機能付自己測定器
JPH1055398A (ja) 健康管理用情報機器及び健康管理システム
KR19990079568A (ko) 휴대형 섭취 칼로리 계산기기
JPS60142772A (ja) 健康管理デ−タ処理装置
JP3675631B2 (ja) 食品成分量計の食品名選択方法及び食品成分量計
WO2023276317A1 (ja) 排尿量管理システム
JPH11142223A (ja) 栄養摂取量の自動計量表示装置
JPH04124763A (ja) カロリー計算装置
JP2002107355A (ja) 排泄物測定装置
KR19990085459A (ko) 건강 체크 장치 및 체크 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees