JP3111358B2 - 魚釣り用リール - Google Patents

魚釣り用リール

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JP3111358B2
JP3111358B2 JP03037814A JP3781491A JP3111358B2 JP 3111358 B2 JP3111358 B2 JP 3111358B2 JP 03037814 A JP03037814 A JP 03037814A JP 3781491 A JP3781491 A JP 3781491A JP 3111358 B2 JP3111358 B2 JP 3111358B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/02Brake devices for reels
    • A01K89/027Brake devices for reels with pick-up, i.e. for reels with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はスピニング式魚釣りリール、一層
詳しくは、このようなリールのための後部操作式前部制
動構造に関する。
【0002】
【背景技術】伝統的に、スピニング式あるいはオープン
フェース式の魚釣り用リールはスプールの前方に設置し
た、スプールにかかる制動力を調節する構造を持ってい
る。この調節を行うには、スプールにかかる圧力を増減
するスプール・キャリヤを回転させる。制動力調節を行
うためには、釣り人は一方の手で釣り竿およびリールを
保持しながら他方の手をスプールの前方にまわしてキャ
ップを回転させなければならない。この作業は、通常、
魚がかかったときや魚を引き上げる重要時点で釣り竿、
リールおよび釣り糸を制御しながら行うのでやりにくい
し、釣り針等をセットするの時間がかかり、結局は魚を
逃してしまうことになった。
【0003】これらの問題を克服するために、後部アク
チュエータを備えた後部制動装置が開発された。それに
よると、制動アクチュエータ・ノブがリール・ハウジン
グの後方に設けられ、制動構造が中心軸の後部に作用
し、中心軸に制動力が加えられたときに、釣り糸張力の
下にスプールの回転が阻止されるようになっている。後
部操作式の制動装置はキャスティングの前から後まで便
利さならびに制動力の調節のための接近性の点では大き
な進歩であったが、中心軸の後部に制動力を加えるとい
うことは制動力を精密に設定するという点では効率が悪
く、効果的でなかった。
【0004】制動力をスピニング・リールに加える第3
の構造は、ロータに制動力を加えるものである。制御部
はリール・ハウジングの後部に置かれ、ハウジングを通
じて作用してロータに制動力を加え、ベイル上のローラ
を通ってスプールに巻き付けられている釣り糸がロータ
の回転に与えられる抵抗によって抵抗を受けるようにな
っている。
【0005】
【発明の概要】本発明は、従来の制動力付与構造に伴う
問題を、それぞれの利点を採用しながら克服する。従来
の前部制動力付与構造の利点を採用して、リールの前部
でスプールに直接制動力を加える制動力付与構造が設け
られる。制動力は、後部制動力調節構造の利点を採用し
て、リールの後部でアクチュエータを操作することによ
って調節される。その結果、リールは後部操作式前部制
動を行い、リールの後部にある制動ノブが回転させられ
たとき、中心軸を介して力を伝えてリールの前部にある
スプールに制動力を加える。
【0006】1つの好ましい形態の構造は一対の同心の
部材(すなわち、中心軸とこれと同心に配置した管状
軸)を有する。一方の軸は他方の軸に対して限られた軸
線方向の移動を行えるが、両方の軸は回転運動を行えな
いように拘束されている。2本の軸はスプールに作用す
る制動部材に関して装着してあり、ハウジングの後部に
ある制動アクチュエータを操作したときに、一方の軸が
他方の軸に相対的に軸線方向に移動し、これがスプール
に加えられる制動力を増減することになる。
【0007】スプールに制動力を直接加えるのと関連し
た後部制動作用構造の便利さは、リール上の便利な位置
に便利かつ効率よく設置した制動アクチュエータを操作
することによって精密かつ効率よく制動力を加える改良
したスピニング・リールを与える。
【0008】
【発明を実施するための最良の態様】本発明の実施例に
おいて、スピニング・リール20はハウジング22を有
し、このハウジングは内部歯車ケース24(図2)を包
含する。この内部歯車ケースの開口部を覆ってカバー2
6がねじ28で取り付けてある。リールはステム30を
有し、このステムはハウジングをシューまたは足32に
連結している。シューまたは足32はリールを釣り竿に
連結するのに用いる。クランク組立体34がクランク軸
38に連結したクランク・ハンドル36を包含し、この
クランク軸はハウジングの歯車ケース24内に突入して
いる。従来周知のように、ハンドル36は、釣り人の個
人的な好みに応じてハウジングの反対側に配置しても良
い。
【0009】軸線方向に装着したロータ40が設けてあ
り、これは、クランク36を回転させて釣り糸を回収す
るときにスプール42の軸線まわりに回転させられるよ
うになっている。釣り糸44は、釣り糸ガイド48上を
通るときにベイル46によって捕らえられ、スプールに
巻き付けられる。ロータは一対の一体に形成した、前方
に延びるベイル耳部50、52を有し、これら耳部に
は、ベイル46の両端を支持するベイル・アーム54、
56が枢着してある。ベイル開き用トリガ組立体がベイ
ル耳部50に枢着してあり、ベイルを開けるようになっ
ている。代表的なベイル開き用トリガが、R.Carp
enter等に許され、本願の出願人であるZebco
Corporationに譲渡された米国特許第4,
676,450号に記載されている。
【0010】図2を参照して、歯車ケース24の内部に
おいて、クランク軸38にクランク軸歯車組立体60が
設けてあり、クランク軸38は側部62とカバー・プレ
ート26の間に軸支されている。歯車組立体60は、図
2に仮想線で示すように、正面歯車64とオシレータ・
ピニオン歯車66を包含し、これらは共に、軸線方向に
隔たった状態でクランク軸にキー止めしてあって、クラ
ンク軸が回転するとき一緒に回転するようになってい
る。オシレータ・ピニオン歯車66はハウジング上に支
持されたスタブ軸69上に支えられたオシレータ駆動歯
車68と噛み合っている。この駆動歯車68はオシレー
タ・スライダ74にある垂直トラック72内に係合する
出張り70を有する。クランク・ハンドル36が回転さ
せられると、ピニオン歯車66および駆動歯車68がオ
シレータ・スライダ74を駆動して前後方向に振動運動
を行わせ、これは中心軸76に伝えられる。ここで、ク
ランク・ハンドル36の回転運動を中心軸76の前後運
動に変換する構造はいくつかあり、そのうちの任意の1
つを後述するように本発明の構造と一緒に使用できるこ
とは了解されたい。
【0011】図2、3に示すように、歯車組立体60の
正面歯車64は、ハウジング22ん前壁に設けてある開
口部内の軸受82(図2)内に回転可能に軸支されたス
リーブ80に固定したピニオン歯車78と噛み合ってい
る。このスリーブ80はその端部に螺合したナット部材
84によってロータ40に取り付けてある。クランクが
回転すると、従来同様に、正面歯車64、ピニオン歯車
78、スリーブ80およびロータ40が回転する。
【0012】中心軸76は一端部87にねじ86を有
し、長手方向軸線を横切って延びるボア88を有する。
このボアはねじ部87から隔たっている。また、ねじ部
87とは反対側の端には、拡大端部90があり、この拡
大端部90はD形横断面部分かあるいは長手方向に向い
たスプラインを有する。さらに、端部90の端から軸線
方向にねじ付きのボア92が延びている。カバー・プレ
ート62にあるボス95に設けたボアを貫通して中空の
管状軸94が設けてあり、これは中心軸76を囲み、一
対の直径方向に対向して整合し、軸線方向に延びるスロ
ット96を有する。これらのスロットは中心軸にある横
方向ボア88と一致している。中心軸のボア88を貫き
かつ管状軸94のスロット96を貫いてピン98が延び
ており、これはオシレータ・スライダ74から外方へ延
びる一対の隔たったアーム100と連結している。それ
によって、オシレータ・スライダ74の前後運動が中心
軸76および管状軸94に伝えられる。ピン98および
スライダ74は中心軸76および管状軸94がハウジン
グに相対的にあるいは互いに相対的に回転するのを防
ぐ。スロット96は、管状軸94が中心軸に対して限ら
れた量、軸線方向あるいは長手方向に移動するのを許
す。管状軸94は一端に衝合部またはフランジ102を
有し、この衝合部またはフランジは管状軸の最も後方の
位置においてスリーブ80およびロータ40の端の前方
に隔たる。
【0013】制動力調節ノブ104が中心軸のねじ付き
端部に螺合している。ナット104はその外面にスプラ
イン付きあるいは二重D字形横断面形状106を有し、
これは制動力調節ノブ112の一部をなすスリーブ11
0の内面の対応したスプラインまたは二重D字形形状部
108と摺動自在に噛み合っている。ノブ112は、拡
大した、好ましくはきざみ付きの円筒形の外方部114
を有し、この外方部はリール・ハウジング22の後部の
外側に位置する。ノブはC字形クリップ116によって
ハウジングと組み合わせて保持される。このクリップ1
16はスリーブ110の外面にある連続した溝118内
に着座している。クリップ116はハウジングの後壁の
内面とハウジングの壁62から突出するスタッド120
との間に入れ子になっている。ノブ112はその軸線ま
わりに回転でき、スプライン式または二重D字形内面を
軸線方向に摺動する調節ナット104を有する。このナ
ットは中心軸のねじ山86に螺合している。ナット10
4は管状軸の端を押圧し、その結果、ノブ112の回転
時、中心軸のねじ山上をナットが回転し、中心軸を管状
軸に相対的に軸線方向に移動させる。
【0014】ナット104とノブ112の対応したスプ
ラインのために、オシレータ・スライダ74の前後運動
の下に中心軸76と管状軸94がハウジング内で前後運
動することができる。
【0015】中心軸の拡大スプライン付き端部90はス
プール・キャリヤ128を支持している。このスプール
・キャリヤは、中心軸のスプライン式またはD字形の横
断面部90と噛み合っている内部スプライン式またはD
字形断面部131を備えたスリーブ部130と、内面に
リング状の摩擦ディスク134の形をした制動力誘導材
料を備える半径方向フランジ部132とを包含する。摩
擦ディスク134はアスベストス等の材料で作られる。
圧縮スプリング135が中心軸76を囲んでおり、管状
軸94の衝合部102およびスプール・キャリヤ128
を押圧してスプール・キャリヤを管状軸94から離れる
ように押圧している。
【0016】スプール42はスプール・キャリヤ128
のスリーブ130を囲む中央開口136を有する。スプ
ール42はスプール・キャリヤ128のスリーブ130
および中心軸76に相対的に自由に回転できる。スプー
ル42は一方のフランジ124に軸線方向に向いたアン
ダカット部122を有し、このアンダカット部内には、
スプール・キャリヤ128のフランジ上の摩擦ディスク
134に対面する摩擦リング126が配置してある。リ
ング126は金属で作ってあり、好ましくは、ステンレ
ス鋼で作ってある。スプール42はアンダカット部12
2と反対側を向いてスプール・ハブ140に設けた第2
のもっと深いアンダカット部138を有する。スプール
の第2アンダカット部138内には制動スタック142
が着座させてある。この制動スタック142は中央ディ
スク143を有し、この中央ディスクはスプール・キャ
リヤ128のスリーブ130の端部にあるD字形部分1
46と噛み合っているディスクのD字形開口144によ
ってキー止めされている。制動スタック142の2つの
外方ディスク145は円形の開口を有し、スプール・キ
ャリヤ128に相対的に回転することができる。制動ス
タック142およびスプール42は、スリーブ130の
溝150内に入っているC字形クリップ148によって
スプール・キャリヤ128上に組み込まれ、保持されて
いる。スプール・キャップまたは制動キャップ152
が、中心軸のねじ端92に螺合したねじ154によって
中心軸76の端に取り付けてある。キャップ152はそ
の内面に軸線方向に向いたカラー156を有し、これは
スプール・キャリヤ128の端を囲み、制動スタック1
42の外方の摩擦ディスク145を押圧している。
【0017】ここでわかるように、スプールにかかる制
動力を増大させるには、調節ノブ112を時計方向に回
転させる。このとき、ナット104が中心軸を図2の右
に軸線方向に動かし、スプール・キャップまたは制動キ
ャップ152、スプール42、摩擦ディスク126、1
34に向かって右にスプール・キャリヤ128まで引っ
張り、スプール・キャリヤ128が調節スプリング13
5、衝合部102および管状軸94に押し付けられる。
管状軸94の衝合部102は動かないので、スプリング
135はスプール・キャリヤ128と衝合部の間でさら
に圧縮され、それによって、スプールに加わる制動力を
増大させる。制動ノブを反対方向(反時計方向)に回転
させると、スプール・キャップが左に動き、スプリング
135が膨張するのを許し、これがスプール・キャリヤ
と摩擦ディスクの間に加えられる力を緩め、したがっ
て、スプールにかかる制動力を減少させる。制動力がセ
ットされたならば、リールは周知の普通の様式で作動す
る。
【0018】図4は後部操作式前部制動の変更形態を示
しており、ここでは、中心軸176を貫いて拡大スロッ
ト188が形成してあり、管状軸194を貫いて、スロ
ット188と整合するように一対の整合した円形の開口
196が形成してある。ピン98は環状軸の開口196
および中心軸のスロット188を貫いて延びており、オ
シレータ・スライダ74を中心軸/管状軸ユニットに固
着している。前述したように、中心軸は管状軸に対して
限られた量、軸線方向に動くことができるが、中心軸お
よび管状軸は互いに対して回転できない。
【0019】管状軸194は外端に取り付けた大径衝合
部またはフランジ202を有する。このフランジは、ス
プール・キャリヤ128およびスプール42が中心軸1
74に組み込まれたとき、スプール・キャリヤ128の
フランジ132を直接押圧する。
【0020】スプール・キャリヤ128はスプール42
上の摩擦リング126に対面し、それと接触する摩擦デ
ィスク134を有する。制動スタック142はスプール
・キャリヤにキー止めした中央ディスク143を有し、
外方のディスク145はスプール・キャリヤのスリーブ
130のまわりに回転でき、間に中央ディスク143を
挟み込んでいる。中心軸の端にある溝にC字形クリップ
148が入っており、スプール・キャリヤと組み合った
摩擦ディスク、スプールの積重体を、中心軸から取り外
して交換できる半組立体として一体に保持している。
【0021】中心軸176はそれの孔に取り付けたピン
175を有し、このピンは中心軸176の上下に延びる
ように固定してある。スプール・キャリヤ128はフラ
ンジ132の面に垂直方向のスロット203を有し、こ
のスロット内へピン175が入っており、それによっ
て、スプール・キャリヤ128が中心軸176に対して
固定され、中心軸176に対して回転することはない。
スプール・キャリヤと中心軸の間のこのキー止め構成に
より、中心軸の端部に二重Dまたはスプラインを設ける
必要がない。
【0022】スプール42とスプール・キャリヤ128
の半組立体は軸の端部に組み立てられ、スプール・キャ
ップまたは制動キャップ252を包含するキャップ組立
体251によってそこに保持される。制動キャップ25
2は延長した円筒形のハブ256を有し、このハブは外
端に内向きのリップ257を有し、スプール−スプール
・キャリヤ半組立体上に制動スタック142の外方制動
ディスク145を押圧する前向きの端面253を構成し
ている。円筒形のハブ256は、スプール42のアンダ
カット部138内に自由に嵌合できるほどの小さい外径
を有し、前端のリップの内側において、中心軸176の
端およびクリップ148を越えて通過するに充分に大キ
ー内径を有する。キャップ組立体251は、また、ナッ
ト260も包含し、このナットは拡大頭部262と内ね
じ付き本体部264を有する。本体部264は中心軸1
76のねじ付き端266に螺合させることによって中心
軸176に取り付けられる。ナット260の頭部262
とキャップ252のリップ257の間では圧縮スプリン
グ268が圧縮されている。キャップ組立体251が中
心軸176に組み付けられたとき、後述するように制動
ノブ112が無制動または軽制動位置にある場合には、
リップ257は制動スタック142に対して緩く押圧さ
れる。スプリング268がキャップ252のリップを制
動スタック142およびスプール42に押し付けたとき
にスプールに制動がかかり、スプールが制動ディスク1
26、134ならびにスプール・キャリヤ128のフラ
ンジ132に押圧される。スプール・キャリヤ128は
中心軸176のピン175によって中心軸176に相対
的に回転しないように固定されている。管状軸194上
の衝合部またはフランジ202がスプール・キャリヤ1
28のフランジ132に向かって位置している。ナット
260およびキャップ252は、キャップの内部開口2
74にある溝272内に着座した膨張クリップ270に
よってキャップ組立体251と一緒に保持される。こう
して、キャップ252、ナット260およびスプリング
268が一体に保持され、スプリングその他の部品が地
面に落ちるのを気にすることなくナット260を中心軸
176から外すことによって中心軸176から取り外す
ことができる。スプール42にかかる制動力はノブ11
2を一方向(時計方向)に回すことによって調節され
る。これは中心軸176を管状軸194に対して後方へ
引っ張り、それによって、ナット260、スプリング2
68を引っ張って管状軸の衝合部202に近づけ、これ
が順次に制動スタック142および制動ディスク12
6、134にかかる圧力を増大させ、スプール42にか
かる制動力を増大させる。制動ノブ112を反対方向
(反時計方向)に回転させると、中心軸176が管状軸
に対して左へ移動し、スプールにかかる制動力を減じ
る。
【0023】図4に示す形態は、キャップ組立体251
を中心軸176から外すことによってキャップ組立体2
51とスプールの半組立体をリールから外すことがで
き、そのときに、細い釣り糸や太い釣り糸を有する交換
用スプール半組立体等をリール上のスプールと交換し、
キャップ組立体を中心軸176に再取り付けできるとい
う利点を有する。これによれば、摩擦ディスクやスプリ
ング、クリップを落としたり、失ったりすることを気に
することなくリールの使用準備を直ちに行うことができ
る。
【0024】図5、6は制動組立体のまた別の変形例を
示しており、ここでは、中心軸276が、そこに設けた
開口に入れたピン98を用いて管状軸294にピン止め
されている。このピンは図2、3と同様に管状軸294
にあるスロットを貫通しており、中心軸/管状軸の組み
合わせをオシレータ・スライダ74(図5に図示せず)
に取り付けている。スプール42およびスプール・キャ
リヤ128を含むスプール半組立体は、それぞれ、スプ
ール・フランジとスプール・キャリヤのフランジ132
との間に装着した制動ディスク126、134を有し、
制動スタック142はスプールの反対側のフランジに作
用する。スタック142のディスク143はスプール・
キャリヤにキー止めされており、ディスク145はスプ
ール・キャリヤのいずれかの側にある。クリップ148
がスプール半組立体を組み立て状態に保持する。
【0025】中心軸には固定クロスピン175が着座し
ており、これはスプール・キャリヤの端にあるハブ20
4の垂直方向のスロット203に入っている。こうし
て、図4に示すように、スプール・キャリヤは中心軸2
76に対して回転しないように固定される。キャップ組
立体351はキャップ352と、中心軸276の端に螺
合したナット360とを有する。ナット360はキャッ
プ352に埋め込まれている。ナット360の頭部36
2は不規則な外径を有し、キャップ352に埋め込まれ
たとき、キャップに対して回転することはない。キャッ
プ352は、中心軸276およびスプール・キャリヤの
スリーブ330の端に対して重なった状態で内方へ延び
るハブ356を有し、キャップは制動スタック142と
衝合する。
【0026】図4と図5の実施例の主たる差異は圧縮ス
プリング368の位置であり、図5の実施例では、圧縮
スプリングは中心軸276のまわりで、管状軸294の
端に取り付けた衝合プレート302とスプール・キャリ
ヤのハブ204の端面との間に設置されている。ノブ1
12を一方向(時計方向)に回転させると、中心軸27
6が管状軸に対して右へ引かれ、制動ディスクをスプー
ルの両側に向かって圧縮し、スプール・キャリヤに対し
てスプールにかかる制動力を増大させる。ノブ112を
反対方向(反時計方向)に回転させると、中心軸276
が管状軸に対して左に変位し、制動ディスクにかかる圧
力を緩め、スプールにかかる制動力を軽減することにな
る。
【0027】上記の説明から明らかなように、後部操作
式前部制動という新規な特徴を有する改良スピニング・
リールを得ることができる。この構造によれば、釣り人
はリールの後部にある制動アクチュエータを快適かつ便
利に使用してリール前部にあるスプールに直接かかる制
動力を扱うことができる。スプールに直接作用する制動
力は正確性かつ独立性という釣り人の望む通りのもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】改良した後部操作式前部制動装置を組み込んだ
スピニング式魚釣り用リールの側面図である。
【図2】本発明の作動要素を示す、図1のリールの垂直
断面図である。
【図3】本発明の構成部品の拡大展開斜視図である。
【図4】本発明の制動部分の変形例を備えるリールの前
部の部分横断面図である。
【図5】本発明のまた別の変形例を備えるリールの前部
の部分横断面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った横断面図である。
【符号の説明】
20 スピニング・リール 22 ハウジング 24 歯車ケース 26 カバー 28 ねじ 30 ステム 34 クランク組立体 36 クランク・ハンドル 38 クランク軸 40 ロータ 42 スプール 44 釣り糸 46 ベイル 48 釣り糸ガイド 50 耳部 52 耳部 54 ベイル・アーム 56 ベイル・アーム 58 ベイル開き用トリガ組立体 60 クランク軸歯車組立体 64 正面歯車 66 ピニオン歯車 68 駆動歯車 70 出張り 74 スライダ 76 中心軸 78 ピニオン歯車 80 スリーブ 88 ボア 90 拡大端部 92 ねじ付きボア 94 管状軸 96 スロット 98 ピン 100 アーム 102 衝合部あるいはフランジ 104 制動力調節用ナット 110 スリーブ 112 制動力調節ノブ 116 C字形クリップ 122 アンダカット部 128 スプール・キャリヤ 130 スリーブ部分 134 摩擦ディスク 135 圧縮スプリング 138 アンダカット部 140 スプール・ハブ 142 制動スタック 143 中央ディスク 144 D字形開口 146 D字形部分 148 C字形クリップ 150 溝 152 スプール・キャップまたは制動キャップ 176 中心軸 188 スロット 194 管状軸 196 円形開口 202 衝合部またはフランジ 203 垂直スロット 251 キャップ組立体 252 制動キャップ 256 ハブ 257 内向きリップ 260 ナット 262 拡大頭部 264 本体部 268 圧縮スプリング 270 膨張クリップ 272 溝 274 内部開口 276 中心軸 294 管状軸 351 キャップ組立体 352 キャップ 360 ナット 356 ハブ 368 圧縮スプリング
フロントページの続き (72)発明者 ジョン ダブリュ チャプマン アメリカ合衆国 オクラホマ州 74012、 タルサ、フォート ワース プレイス、 2632 ウエスト (72)発明者 スティーブン エム ティプトン アメリカ合衆国 オクラホマ州 74145、 タルサ、ワン ハンドレッド サーティ セカンド イースト アベニュー、5607 サウス (72)発明者 リチャード ジェイ フィーアン アメリカ合衆国 オクラホマ州 74058、 ポニー、ルート3、ボックス381 (56)参考文献 特開 昭62−36670(JP,A) 特開 昭62−151128(JP,A) 特開 昭63−276434(JP,A) 特開 昭59−17931(JP,A) 実開 昭63−134679(JP,U) 実開 昭63−151761(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 89/027 501

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、このハウジングの壁を貫い
    て回転自在に延びているスリーブと、このスリーブの一
    端に取り付けたピニオン歯車と、スリーブの反対端に取
    り付けたロータと、ハウジング内のクランク軸と、この
    クランク軸に連結したハウジングのクランク外部と、前
    記ピニオン歯車と駆動係合してロータを回転させるよう
    に前記クランク軸に設けた正面歯車とを有する魚釣り用
    スピニング・リールにおいて、前記スリーブを貫いて延
    びており、前記ロータの前方に突出する中心軸と、この
    中心軸と同心で、前記スリーブを貫通している管状軸
    と、前記ハウジングの後部に回転自在に支持されてお
    り、中心軸および管状軸の後端部を囲んでいる制動力調
    節ノブと、中心軸の後端部に螺合しており、前記管状軸
    の後端と係合しているねじ手段であり、前記制動力調節
    ノブと協働して制動力調節ノブとの間の相対回転運動を
    阻止されながら相対軸線方向移動が可能となっているね
    じ手段と、前記中心軸と前記管状軸との間で作用してそ
    れらの限られた相対軸線方向移動を許しながら相対回転
    を阻止する手段と、この最後に述べた手段および前記ク
    ランク軸に作動連結したオシレータ・スライダであり、
    前記クランク軸の回転でスライダ、管状軸および中心軸
    が前後運動するようになっているオシレータ・スライダ
    と、前記中心軸の前端に相対的に自由に回転できるスプ
    ールと、このスプールと係合する制動手段と、前記中心
    軸に取り付けてあり、この中心軸上に前記スプールおよ
    び制動手段を保持するスプール・キャップと、中心軸と
    管状軸の間で作用し、制動力調節ノブが一方向に回転す
    ると、前記スプールと前記制動手段の間の制動力が増大
    し、前記制動力調節ノブが反対方向に回転すると、前記
    スプールと前記制動手段の間の制動力が減少するように
    した弾性手段とを包含することを特徴とするスピニング
    ・リール。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスピニング・リールにおい
    て、スプール・キャリヤが前記中心軸にスプライン結合
    してあり、前記スプールがこのスプール・キャリヤ上で
    自由に回転できるようにしたことを特徴とするスピニン
    グ・リール。
  3. 【請求項3】請求項2記載のスピニング・リールにおい
    て、前記制動手段がスプールのフランジとスプール・キ
    ャリヤのフランジの間にある正面制動ディスクを包含
    し、前記制動手段が、さらに、スプールの別のフランジ
    と係合する制動スタックを包含し、前記スプール・キャ
    ップが前記制動スタックおよび制動ディスクを前記スプ
    ールに押し付けることを特徴とするスピニング・リー
    ル。
  4. 【請求項4】請求項3記載のスピニング・リールにおい
    て、前記弾性手段が前記管状軸と前記スプール・キャリ
    ヤの間を延びており、スプール・キャリヤをスプール・
    キャップに押し付け、間に制動ディスクと制動スタック
    を挟むようにしたことを特徴とするスピニング・リー
    ル。
  5. 【請求項5】請求項4記載のスピニング・リールにおい
    て、前記ねじ手段がナット部材を包含し、このナット部
    材が中心軸に螺合し、管状軸を押圧しており、前記ナッ
    ト部材が制動力調節ノブにあるスプラインとスプライン
    結合しており、制動力調節ノブが回転したときに中心軸
    を管状軸に対して軸線方向に移動させ、ナット部材上の
    前記スプラインが中心軸および管状軸がノブに対して前
    後運動するのを許すようになっていることを特徴とする
    スピニング・リール。
  6. 【請求項6】ハウジングと、このハウジングの壁を貫い
    て回転自在に延びているスリーブと、このスリーブの一
    端に取り付けたピニオン歯車と、スリーブの反対端に取
    り付けたロータと、ハウジング内のクランク軸と、この
    クランク軸に連結したハウジングのクランク外部と、前
    記ピニオン歯車と駆動係合してロータを回転させるよう
    に前記クランク軸に設けた正面歯車とを有する魚釣り用
    スピニング・リールにおいて、前記スリーブを貫いて延
    びており、前記ロータの前方に突出する中心軸と、この
    中心軸と同心で、前記スリーブを貫通している管状軸
    と、この管状軸の前端に固定した衝合手段と、前記ハウ
    ジングの後部に回転自在に支持されており、中心軸およ
    び管状軸の後端部を囲んでいる制動力調節ノブと、中心
    軸の後端部に螺合しており、前記管状軸の後端と係合し
    ているねじ手段であり、前記制動力調節ノブと協働して
    制動力調節ノブとの間の相対回転運動を阻止されながら
    相対軸線方向移動が可能となっているねじ手段と、前記
    中心軸と前記管状軸との間で作用してそれらの限られた
    相対軸線方向移動を許しながら相対回転を阻止する手段
    と、この最後に述べた手段および前記クランク軸に作動
    連結したオシレータ・スライダであり、前記クランク軸
    の回転でスライダ、管状軸および中心軸が前後運動する
    ようになっているオシレータ・スライダと、前記中心軸
    上にあるスプールと、このスプールと前記管状軸上の前
    記衝合手段との間で中心軸上に設けた制動手段と、前記
    衝合手段と制動手段との間にあるスプリング手段と、前
    記中心軸に取り付けてあり、前記中心軸上の前記スプー
    ルを前記制動手段に対して保持するスプール・キャップ
    とを包含し、それによって、前記制動力調節ノブが一方
    向に回転したときに、前記スプールと前記制動手段の間
    の制動力を増大させ、前記制動力調節ノブが反対方向に
    回転したときに、前記スプールと前記制動手段の間の制
    動力を減少させるようになっていることを特徴とするス
    ピニング・リール。
  7. 【請求項7】前壁とこれから隔たった後壁とを有するハ
    ウジングと、前記前壁を貫いて回転自在に延びるスリー
    ブと、このスリーブの一端に取り付けたピニオン歯車
    と、スリーブの反対端に取り付けたロータと、クランク
    ・ハンドルを有し、前記スリーブまで横方向に延びてい
    るクランク軸と、前記ピニオン歯車と駆動係合してロー
    タを回転させるように前記クランク軸に設けた正面歯車
    とを有する魚釣り用スピニング・リールにおいて、前記
    ハウジングおよび前記スリーブを貫いて延びる中心軸
    と、前記中心軸の一部を囲んでおり、前記スリーブを貫
    通し、前端に前記ロータから前方に隔たった衝合手段を
    有する管状軸と、中心軸に相対的な軸線方向移動および
    中心軸と一緒の回転を行えるように前記中心軸にキー止
    めしたスプール・キャリヤと、このスプール・キャリヤ
    の一端にある半径方向のフランジと、前記スプール・キ
    ャリア上にあり、前記スプール・キャリヤの前記半径方
    向フランジに対面する面を有するスプールと、このスプ
    ールの前記面と前記スプール・キャリヤ上の前記半径方
    向フランジとの間にある第1制動手段と、前記衝合手段
    と前記スプール・キャリヤとの間のスプリング手段と、
    前記スプール・キャリヤにキー止めしてあり、前記スプ
    ールの反対側の面と係合している第2の制動手段と、前
    記中心軸に取り付けてあり、前記第2制動手段を押圧す
    るスプール・キャップと、前記管状軸と前記中心軸との
    間で作用し、それらの限られた相対的な軸線方向移動を
    許すと共にそれらの間の相対的な回転運動を阻止する手
    段と、この最後に述べた手段に連結してありかつ前記ク
    ランク軸に連結してあり、クランク軸が回転したときに
    管状軸および中心軸と共に前後運動するオシレータ・ス
    ライダと、ハウジングの後壁に回転自在に支持されてお
    り、中心軸と管状軸の後端部を囲んでいる制動力調節ノ
    ブと、中心軸の端部に螺合しており、前記管状軸の端と
    係合しているねじ手段であり、前記制動力調節ノブと協
    働してねじ手段と制動力調節ノブとの相対的な摺動を許
    す協働手段を有し、この協働手段が前記ねじ手段を錠止
    して前記制動力調節ノブと共に回転できるようにし、そ
    れによって、前記制動力調節ノブが一方向に回転したと
    きにスプールへの制動力を増大させ、制動力調節ノブの
    反対方向の回転でスプールへの制動力を減少するように
    したねじ手段とを包含することを特徴とするスピニング
    ・リール。
  8. 【請求項8】ハウジングと、このハウジングの壁を貫い
    て回転自在に延びているスリーブと、このスリーブの一
    端に取り付けたピニオン歯車と、スリーブの反対端に取
    り付けたロータと、ハウジング内のクランク軸と、この
    クランク軸に連結したハウジングのクランク外部と、前
    記ピニオン歯車と駆動係合してロータを回転させるよう
    に前記クランク軸に設けた正面歯車とを有する魚釣り用
    スピニング・リールにおいて、前記スリーブを貫いて延
    びており、前記ロータの前方に突出している同心の中心
    軸及び管状軸と、これら中心軸及び管状軸のうちの一方
    の軸の前端に固定された衝合手段と、前記ハウジングの
    後部に回転自在に支持されており、中心軸及び管状軸の
    後端部を囲んでいる制動力調節ノブと、前記中心軸及び
    管状軸のうちの他方の軸の後端部に螺合してあり、前記
    中心軸及び管状軸のうちの一方の軸の後端に係合してい
    るねじ手段であり、前記制動力調節ノブと協働して、制
    動力調節ノブとの相対回転運動を阻止されながら制動力
    調節ノブに対する同心の中心軸及び管状軸と一緒に軸線
    方向移動できるようになっているねじ手段と、前記中心
    軸及び管状軸の間で協働し、それらの間の限られた相対
    軸線方向移動を許しながらそれらの間の相対回転を阻止
    する手段と、この最後に述べた手段および前記クランク
    軸に作動連結してあり、前記クランク軸の回転で中心軸
    及び管状軸と共に前後運動できるオシレータ・スライダ
    と、前記中心軸及び管状軸のうちの前記他方の軸の前端
    部によって支持され、それに対して自由に回転すること
    ができ、間隔を置いた側部フランジを有し、一方のフラ
    ンジが前記中心軸及び管状軸のうちの前記一方の軸上に
    ある前記衝合手段と対面しているスプールと、前記中心
    軸及び管状軸のうちの前記他方の軸によって支持され、
    前記側部フランジのうちの少なくとも一方と係合してい
    る制動手段と、前記中心軸及び管状軸のうちの前記他方
    の軸に取り付けてあり、スプールの前記側部フランジの
    うちの他方のフランジに対面しており、前記スプールお
    よび制動手段を前記中心軸及び管状軸のうちの前記他方
    の軸上に保持するスプール・キャップと、中心軸及び管
    状軸の間で作用して制動手段を前記スプールに押し付け
    る弾性手段とを包含し、前記制動力調節ノブが一方向に
    回転したときに前記中心軸及び管状軸のうちの一方を他
    方に対して軸線方向に変位させてスプール・キャップと
    衝合手段との間の距離を短縮し、制動手段およびスプー
    ルにかかる弾性手段の圧力を増大させてスプールへの制
    動力を増大させ、制動力調節ノブが反対方向に回転した
    ときにスプール・キャップと衝合手段との間の距離を拡
    大してスプールへの制動力を減少させるようにしたこと
    を特徴とするスピニング・リール。
  9. 【請求項9】請求項8記載のスピニング・リールにおい
    て、前記管状軸が、前記中心軸に対して同心に配置され
    ていることを特徴とするスピニング・リール。
  10. 【請求項10】請求項9記載のスピニング・リールにお
    いて、前記衝合手段が前記管状軸に取り付けてあり、前
    記スプール・キャップが前記中心軸に取り付けてあるス
    ピニング・リール。
  11. 【請求項11】請求項10記載のスピニング・リールに
    おいて、1つの半径方向フランジを有するスプール・キ
    ャリヤが中心軸にキー止めしてあり、この中心軸と一緒
    に回転すると共に、中心軸に相対的に軸線方向に自由に
    摺動し、前記スプールが前記スプール・キャリヤに対し
    て自由に回転できるように前記スプール・キャリヤに装
    着してあることを特徴とするスピニング・リール。
  12. 【請求項12】請求項11記載のスピニング・リールに
    おいて、前記制動手段がスプールの前記一方の側部フラ
    ンジとスプール・キャリヤのフランジの間にある第1の
    制動ディスク、制動リングを包含し、スプール・キャリ
    ヤとスプールの他方の側部フランジの間には第2の制動
    スタックが設けてあることを特徴とするスピニング・リ
    ール。
  13. 【請求項13】請求項12記載のスピニング・リールに
    おいて、前記弾性手段が中心軸を囲み、管状軸の衝合手
    段とスプール・キャリヤの間で作用してスプール・キャ
    リヤのフランジを制動ディスクおよびスプールに向かっ
    て押圧する圧縮スプリングであり、制動力調節ノブが一
    方向に回転したときに中心軸とスプール・キャリヤを衝
    合手段に向かって引っ張り、スプールにかかる制動力を
    増大させ、制動力調節ノブが反対方向に回転したときに
    中心軸をおよびスプール・キャリヤを衝合手段および管
    状軸から離れる方向に移動させてスプールにかかる制動
    力を減少させることを特徴とするスピニング・リール。
  14. 【請求項14】請求項13記載のスピニング・リールに
    おいて、前記ねじ手段が外面にスプラインを有するねじ
    ナットであり、制動力調節ノブにおいてナットが軸線方
    向に摺動できると共に制動力調節ノブと一緒に回転する
    ようになっていることを特徴とするスピニング・リー
    ル。
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