JP3111072U - 犬の糞取り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】犬の散歩時に使用する糞取り具に関する物で、糞が地面に落下する前に受け取る事も、地面の糞も掬い取る事の出来る様にした。特に糞接取用ポリ袋の着脱は、手を汚す事無く簡単に出来、軽量で携帯性に優れ、しかも安価に製作出来る形状を提供するものである。
【解決手段】樹脂や針金等の可とう性線材を用いて、糞接取用ポリ袋2を取り付ける部分の外枠形状を概略三角形状に形成すると共に、その三角形状枠の下辺中央部を分離して一端はフリーの状態とし、他方はその内側より連続延長して把手1を形成して全体枠組み形状をなし、且つ前記三角形状枠の下部内側から糞接取用ポリ袋2の開口側を通して、その端部を三角形状枠の外側に折り曲げて三角形枠全体を包み込む様に取り付ける事を特徴とした糞取り具。
【選択図】図1
【解決手段】樹脂や針金等の可とう性線材を用いて、糞接取用ポリ袋2を取り付ける部分の外枠形状を概略三角形状に形成すると共に、その三角形状枠の下辺中央部を分離して一端はフリーの状態とし、他方はその内側より連続延長して把手1を形成して全体枠組み形状をなし、且つ前記三角形状枠の下部内側から糞接取用ポリ袋2の開口側を通して、その端部を三角形状枠の外側に折り曲げて三角形枠全体を包み込む様に取り付ける事を特徴とした糞取り具。
【選択図】図1
Description
この考案は犬の散歩時に使用する糞取り具に関する物で、糞が地面に落下する前に受け取る事も、地面の糞も掬い取る事の出来る様にした。特に糞接取用ポリ袋の着脱は、手を汚す事無く簡単に出来、軽量で携帯性に優れ、しかも安価に製作出来る形状を提供する。
犬の糞接取用ポリ袋を用いる従来の糞取り具は、主として円形状の枠に糞接取用ポリ袋を取り付けるのが一般的で、その方法として種々工夫された物が数多く見受けられる。その代表例として(1)上からリングで押さえて止める。(2)引っ掛けるフックを設ける。(3)ポリ袋の開口部に閉口用の紐を設ける。等が挙げられる。
特許公開2003−158937
特許公開2003−102311
特許公開平9−117231
従来の製品には次のような問題点があった。
糞取り具の厚みが全般に大きく、又円形状なので、糞をしている状態では糞取り具が肛門に接触したり、後ろ足の間から奥迄の差し入れが不十分となる為、地面に落下する前に糞を上手く受け取れない。
地面に落ちた糞は、掬い取れ難い形状である。
糞接取用ポリ袋の着脱が面倒で取り付け操作に手間を要する。
構造が複雑な為高価となり、且つ全体に重く携帯性に問題がある。
糞接取用ポリ袋の形状は、個々の糞取り具に合わせた専用仕様の物となり、融通性が無い。
糞接取用ポリ袋の開口部周辺に糞が付く為、同ポリ袋の着脱が清潔に行えない。
本考案は、以上の様な問題点を解決する為になされたものである。
糞取り具の厚みが全般に大きく、又円形状なので、糞をしている状態では糞取り具が肛門に接触したり、後ろ足の間から奥迄の差し入れが不十分となる為、地面に落下する前に糞を上手く受け取れない。
地面に落ちた糞は、掬い取れ難い形状である。
糞接取用ポリ袋の着脱が面倒で取り付け操作に手間を要する。
構造が複雑な為高価となり、且つ全体に重く携帯性に問題がある。
糞接取用ポリ袋の形状は、個々の糞取り具に合わせた専用仕様の物となり、融通性が無い。
糞接取用ポリ袋の開口部周辺に糞が付く為、同ポリ袋の着脱が清潔に行えない。
本考案は、以上の様な問題点を解決する為になされたものである。
本考案は、前記問題点を解消する為に、糞取り具を次の様に構成する。
樹脂や針金等の可とう性線材を用いて、糞接取用ポリ袋2を取り付ける部分の外枠形状を概略三角形状に形成すると共に、その下辺中央部を分離して一端はフリーの状態とし、他方はその内側より連続延長して把手1を形成して全体枠組み形状をなし、且つ前記三角形状枠の下部内側から糞接取用ポリ袋2の開口側を通して、その端部を三角形状枠の外側に折り曲げて三角形状枠全体を包み込む様に取り付ける。
樹脂や針金等の可とう性線材を用いて、糞接取用ポリ袋2を取り付ける部分の外枠形状を概略三角形状に形成すると共に、その下辺中央部を分離して一端はフリーの状態とし、他方はその内側より連続延長して把手1を形成して全体枠組み形状をなし、且つ前記三角形状枠の下部内側から糞接取用ポリ袋2の開口側を通して、その端部を三角形状枠の外側に折り曲げて三角形状枠全体を包み込む様に取り付ける。
更に糞接取用ポリ袋2を装着する三角形状枠部分の左辺11bを直状にして、地面上の糞も掬い取れる様に工夫する事や、糞接取用ポリ袋2をシッカリ装着保持させる為に、同ポリ袋を取り付ける三角形状枠の外表面を、ゴムや樹脂系の部材でコーティング4又は、凹凸状の荒い面5に仕上げる事も考慮した。
本考案の特徴とする点は、(1)糞を受け取る部分の外枠形状を概略三角形状にした点。(2)糞接取用ポリ袋2の装着保持を可とう性線材の弾性力を利用した摩擦による点。(3)三角形に形成された一辺を直状11bにしている点。(4)糞接取用ポリ袋2は専用仕様の物ではなく、スーパー等で無償入手出来る使い捨てポリ袋が使用出来る点。である。
(1)犬の後ろ足の間から体に触れる事も無く奥迄差し込む事が出来るので、確実に糞の受け取りが出来る。(2)地面にある糞も掬い取る事が出来る。(3)糞接取用ポリ袋2の着脱が非常に簡単に且つ手を汚す事無く片手で清潔に出来る。しかも同ポリ袋は専用仕様の物は必要なく、スーパー等で無償入手出来る使い捨てポリ袋が使用出来るので、ランニングコストはあまり掛からない。(4)軽量なので散歩時の携帯性に優れる。(5)安価に出来る為広く普及して、高い環境保全効果が見込める。
以下本考案に於ける実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は本考案の全体斜視図で、概略三角形状をした外枠に、糞接取用ポリ袋2を取り付けた部分と、U字形をした把手1とで構成されている。
図2は糞接取用ポリ袋2を取り付ける前の全体枠組み形状を示す図で、樹脂や針金等の可とう性線材を折り曲げて一本で製作する。三角形状の構成は、図2に示す通り先端部Aaから両側に線材を配し、右辺形成部線材11a、左辺形成部線材11b、として、下辺左先端部Ab、下辺右先端部Acを頂点として、それぞれ内側に折り曲げて、三角形状の下辺としている。但し下辺部分は下辺左側形成部線材11c、下辺右側形成部線材11dとに分割されており、11cの内側を延長してポケットAを設けて更にU字形をした把手1を形成し、把手端部1aを末端部としている。他方の11dはポケットBを設けて着脱操作部11eを末端部としている。通常糞接取用ポリ袋2が取り付けられていない状態では、着脱操作部11eは、把手端部1aの位置より幾分外側になる様に製作されており、11eの外側から矢印Fの様に指で内向きに押せばポケットA12に接触する迄押し込められて、放せば線材の弾性で元の位置に復元する。
糞接取用ポリ袋2を取り付ける三角形状枠とは、各先端部Aa、Ab、Acを頂点とした三角形を構成する各形成部線材11a、11b、11c、11d、と両ポケット12、13を形作る線材部分を指す。各先端部Aa、Ab、Acは、丸みをもたせて糞接取用ポリ袋2の装着時破損や、取り扱い上危なく無い様に配慮している。
糞接取用ポリ袋2の取り付けは、着脱操作部11eを図2の矢印Fの様に内側に指で押して三角形状枠を狭めた状態にして、図3に示す通り三角形状枠の下側から、同ポリ袋2の開口部を上方向に通し、各形成部線材11a、11b、11c、11d、を図中の矢印に示す通り外側へ包み込む様に折り曲げる。必然的に分割された下辺部に設けている両ポケット12、13部分に同ポリ袋の端部が納まる事になる。この状態が出来た後に、11eを押している指を離せば三角形状枠が広がって大きくなり、シッカリ糞接取用ポリ袋2を保持出来る。
糞接取用ポリ袋2は、スーパー等で無償入手出来る使い捨てポリ袋が適するが、薄くて柔軟性が有って水分の洩れない物ならば、持ち手部分の有無や、透明、不透明、色等には限定されない。ただポリ袋の開口部の大きさは、三角形状枠の変形対応範囲を考慮する必要がある。
本考案による糞取り具の使用法は、図5に示す通り犬が糞3をする体制になった時、後ろ側から差し込んで地面に落ちる前に糞3を受け取り、地面を汚さないのが通常の使用法であるが、地面に落ちた糞3も図4に示す様に、三角形枠の左辺形成部線材11b部分を地面に押しつけながら掬えば取り上げる事が出来る。
図2に示す全体枠組み形状図に於いて、実施例1の三角形枠の左辺形成部線材11bを直状にして、地面との接地性を高めた糞取り具である。
図2に示す全体枠組み形状図に於いて、実施例1の左辺形成部線材11b部分の外表面を摩擦係数の大きいゴムや樹脂系部材でコーティングした糞取り具であって、糞接取用ポリ袋2の保持力を高めた物である。同じ目的の為に図7に示す様に11bの外表面をショットピーニング加工等で、凹凸状の荒い面に仕上げても良い。
犬の糞取り具に留まらず、他の愛玩動物用としての使用は勿論の事、一般の携帯ゴミ処理具としても
使用出来る。
使用出来る。
1 把手
1a 把手端部
11a 右辺形成部線材
11b 左辺形成部線材
11c 下辺左側形成部線材
11d 下辺右側形成部線材
11e 着脱操作部
12 ポケットA
13 ポケットB
2 糞接取用ポリ袋
2a 折り返し部
3 糞
4 コーティング
5 荒い面
Aa 先端部
Ab 下辺左先端部
Ac 下辺右先端部
F 矢印
1a 把手端部
11a 右辺形成部線材
11b 左辺形成部線材
11c 下辺左側形成部線材
11d 下辺右側形成部線材
11e 着脱操作部
12 ポケットA
13 ポケットB
2 糞接取用ポリ袋
2a 折り返し部
3 糞
4 コーティング
5 荒い面
Aa 先端部
Ab 下辺左先端部
Ac 下辺右先端部
F 矢印
Claims (3)
- 樹脂や針金等の可とう性線材を用いて、糞接取用ポリ袋2を取り付ける部分の外枠形状を概略三角形状に形成すると共に、その三角形状枠の下辺中央部を分離して一端はフリーの状態とし、他方はその内側より連続延長して把手1を形成して全体枠組み形状をなし、且つ前記三角形状枠の下部内側から糞接取用ポリ袋2の開口側を通して、その端部を三角形状枠の外側に折り曲げて三角形枠全体を包み込む様に取り付ける事を特徴とした糞取り具。
- 三角形状枠を形成する部分の左辺11bを直状にした上記請求項1記載の糞取り具。
- 三角形状枠を形成する部分の可とう性線材の外表面を、ゴムや樹脂系の部材でコーティング4又は、凹凸状の荒い面5に仕上げた請求項1又は2記載の糞取り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001967U JP3111072U (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 犬の糞取り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001967U JP3111072U (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 犬の糞取り具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3111072U true JP3111072U (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=43273581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005001967U Expired - Fee Related JP3111072U (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 犬の糞取り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3111072U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014095666A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | サンプル採取袋の保持治具 |
-
2005
- 2005-04-06 JP JP2005001967U patent/JP3111072U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014095666A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | サンプル採取袋の保持治具 |
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