JP3110952B2 - 点火棒の安全装置 - Google Patents

点火棒の安全装置

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JP3110952B2
JP3110952B2 JP06246206A JP24620694A JP3110952B2 JP 3110952 B2 JP3110952 B2 JP 3110952B2 JP 06246206 A JP06246206 A JP 06246206A JP 24620694 A JP24620694 A JP 24620694A JP 3110952 B2 JP3110952 B2 JP 3110952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作部材の操作によっ
て棒状の先端部から炎を噴出する点火棒において、通常
は操作部材の点火操作をロックする一方、使用に際して
ロックを外して点火操作を可能とするようにした点火棒
の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】点火棒は引金状の操作部材を押し込むこ
とにより、簡単に点火できる便利なものであるが、子供
のように適切な使い方を知らない者が、不用意に点火で
きて安全上好ましいものではない。
【0003】そこで、適切な使い方を知らない者が不用
意に点火することができないように、もしくは、偶発的
な点火が生起しないように、安全性を向上させた点火棒
が要求され、これまで各種の安全装置を備えた点火棒が
提案されている。
【0004】例えば、実開昭62−5565号公報、特公昭60
−122828号公報や米国特許5,199,865 号明細書に開示さ
れている点火棒の安全装置は、いずれも操作部材の駆動
操作を阻止するロック部材を手動でロック位置と解除位
置との間を移動させるようになっており、ロック位置か
ら解除位置へ移動させて点火した後、手動でロック位置
に復帰させないと安全装置は解除されたままとなる機構
である。
【0005】上記従来の点火棒では、ロック部材を解除
位置に移動して点火を行った後、ロック部材を解除位置
からロック位置に戻すのを忘れたまま放置されると、ロ
ック部材が安全装置としてのロック機能を果たさず、前
述のような不用意な点火が可能となる問題がある。
【0006】また、ガスライターにおいては、例えば、
特開平5−256448号公報、米国特許4,832,596 号明細書
に開示されているように、ガスライターに着火する際に
押し下げ操作する作動レバーの一部にその作動を不能と
するロック部材を変形もしくは摺動可能に設置し、該ロ
ック部材を手動で解除位置に操作してから作動レバーを
押し下げ操作すると、その操作に応じてロック部材がロ
ック可能位置に移動するもの、もしくはガスライターか
ら手を離した際にスプリングによってロック状態に復帰
することで、解除状態のままに放置されないようにした
構造が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなガスライターの安全機構がそのまま構造の異なる
点火棒に適用できるものではなく、点火棒本体部の構
造、着火のために操作を行う操作部材の形状、操作部材
の周囲に形成されるガイド枠との関係等において、別途
に点火棒専用に通常は点火ロックを行い、点火時には操
作部材の操作と別途に関連した操作によって点火ロック
を解除して点火可能とする一方、点火後には前記操作部
材の復帰移動に伴って自動的にロック状態に復帰するよ
うな機構を簡易な構造によって達成することが要望され
ている。
【0008】本発明はこの点に鑑み、操作部材の操作に
よって点火を行うようにした点火棒に適用し、点火ロッ
クとロック解除と自動復帰とが行えるようにした点火棒
の安全装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の点火棒の安全装置は、棒状先端部にガスを噴
出する噴出ノズルを備え、本体部にはガスタンクと該ガ
スタンクから前記噴出ノズルへのガスの供給を開閉する
バルブ機構および点火用の放電電圧を発生する圧電ユニ
ットを設置するとともに、前記バルブ機構と圧電ユニッ
トとを駆動して点火操作を行う操作部材を摺動自在に設
置し、該操作部材の操作部を本体部の外部に露出して配
設するとともに、該操作部を囲むようにガイド枠を設置
し、前記操作部材と干渉して点火操作をロックするロッ
ク部材を前記ガイド枠に回動自在に設けるとともに、該
ロック部材をロック方向に付勢する付勢部材を配設し、
さらに、前記ロック部材はロック状態で前記ガイド枠よ
り外側に突出し該ロック部材を前記付勢部材の付勢力に
抗する方向に移動させて前記干渉を解除するロック解除
部を有し、前記ロック部材のロック解除部を操作して点
火ロックを解除した状態で操作部材の操作部を操作して
点火操作を行い、ロック解除操作を解放した状態での操
作部材の復帰時にロック部材が自動的にロック状態に復
帰することを特徴とするものである。
【0010】また、前記ロック部材にそのロック位置で
前記操作部材の一部と干渉する突起を設け、操作部材に
はロック部材がロック解除位置に回動したときに前記突
起が挿通する溝部を形成するのが好適である。
【0011】さらに、前記溝部は、前記ロック部材の突
起が挿通しているときには、該突起に当接してロック部
材のロック解除状態への回動を規制する係止部を有する
のが好適である。
【0012】
【作用】本発明の点火棒の安全装置によれば、ガイド枠
に回動自在に設けたロック部材がロック位置にある際に
は、該ロック部材の一部が操作部材と干渉する位置にあ
り、操作部材の移動を阻止して点火ロックを行ってい
る。そして、ロック部材を付勢部材の付勢力に抗してロ
ック解除方向に操作すると、前記ロック部材と操作部材
との干渉関係が外れ、これにより操作部材の移動が可能
になり、操作部材の操作で噴出した燃料ガスに点火が行
われる。操作部材が復帰移動した際に、ロック部材のロ
ック解除操作を解放すると、操作部材とロック部材とが
干渉状態に復元して前記点火ロック状態に自動復帰する
ものであり、不使用時には常時操作部材の点火操作を不
能として不用意な点火を防止することで極めて安全性が
高い点火棒を実現することができる。
【0013】また、前記ロック部材に操作部材と干渉す
る突起を設け、操作部材には溝部を形成したものでは、
通常はロック部材の突起が操作部材に干渉して点火操作
が不能であり、ロック部材がロック解除位置に回動する
と突起が溝部と合致する位置に移動し、操作部材の点火
移動時には突起が溝部を挿通して干渉しない構造となっ
ている。この場合、ロック部材をロック解除状態に操作
しているときには、操作部材が復帰してもロック状態と
はならず、しかも、操作部材の操作とは異なる指によっ
てロック部材のロック解除操作が行われることで、1回
の操作部材の点火操作によって着火しなかった場合の再
着火時に、着火の都度ロック解除操作を行う必要がな
く、操作性に優れている。
【0014】さらに、溝部をロック部材の突起が挿通し
ているときには、該突起に当接してロック部材のロック
解除状態への回動を規制する係止部を設けると、操作部
材を復帰操作する前にロック部材のロック解除操作が開
放されても、操作部材の復帰が可能であるとともに、復
帰時に自動的にロック状態となる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は一例としての安全装置を備えた点火
棒の要部断面図、図2はその安全装置部分の斜視図、図
3はその分解斜視図、図4はロック解除状態の斜視図を
示している。
【0016】点火棒1は、本体部2と該本体部2から棒
状に延びた延長先部3(先端部分は図示省略)とによっ
て構成されている。上記本体部2は、ケース部分が基端
部側のタンクカバー5とその前方の中間ケース6とで形
成されている。上記タンクカバー5は合成樹脂により前
方が開放した有底筒状に形成され、中間ケース6は略中
央で縦に分割形成され、その一方を図2〜図4に示して
いる。
【0017】前記本体部2の基端側には、タンクカバー
5内にブタンガス等の高圧ガスを収容する合成樹脂で成
形されたガスタンク7が設置され、このガスタンク7の
上壁部分にはガスの供給を開閉するバルブ機構8が配設
されている。このバルブ機構8には、前記ガスタンク7
内に挿入された芯9を経てガスが送給されるもので、そ
のガス通路にノズル部材10が介装されている。このノズ
ル部材10の先端部分には、該ノズル部材10を開操作する
回動レバー14の一端部が係合され、ノズル部材10の前進
移動によって通路が開かれガスの供給が行われ、バルブ
機構8内に配設したスプリングによる後退移動で通路が
閉じてガスの供給が停止される。なお、ガスの供給量す
なわち炎の大きさは、調整スリーブ12に連接されて外部
に突出した炎調整つまみ13の回動によって調整される。
【0018】さらに、ノズル部材10の最先端部には、弾
性材によるシールドパッキン15が装着されている。前記
ノズル部材10の延長線上には、前記シールドパッキン15
に接触するスリーブ部材16が設置され、このスリーブ部
材16にはコネクタパイプ17の一端が接続され、該コネク
タパイプ17の他端がガスパイプ18の一端に接続されてい
る。そして、該ガスパイプ18は延長先部3の先端部にま
で延びて、図示しない噴出ノズルに接続されガスを送給
する。
【0019】また、前記本体部2の中間ケース6には、
前記バルブ機構8の側方に、該バルブ機構8の中心線と
平行にスライド自在に操作部材20(着火レバー)が配設
され、該操作部材20の内方に前記ガスタンク7との間に
圧電ユニット22が設置されている。
【0020】前記操作部材20は、中間ケース6の開口6a
(図3参照)から内部に摺動自在に支持された筒状部分
20b を有し、該筒状部分20b の先端部に斜めに操作部20
a が設けられ、該操作部20a の延長端部に後述の干渉部
18a と溝部28b と係止部28cが設けられている。また、
筒状部分20b のバルブ機構8側の端部には摺動方向に延
長された脚部20d が連接されている。該脚部20d が点火
移動時に前記回動レバー14の端部に連係してこれを回動
させるように構成されている。
【0021】すなわち、前記回動レバー14は略L字状に
形成され、中間部分の支点を中心にして回動自在に支持
され、前記操作部材20の脚部20d によって回動操作され
るものであり、点火操作に伴う回動で前記バルブ機構8
のノズル部材10を引き出すように移動させて開作動して
ガスを送給するものである。
【0022】また、前記圧電ユニット22は放電電圧を給
電するものであって、伸縮作動するスライド部22a が前
記操作部材20の筒状部分20b に嵌合され、該操作部材20
の後退作動に伴ってスライド部22a が没入移動し、放電
電圧を発生するように構成されている。この圧電ユニッ
ト22の電極に接続されたリード線23(2本)は延長先部
3内を先端部に延びて配設され、先端部分の図示しない
噴出ノズルと放電電極に接続される。
【0023】前記中間ケース6には、上記操作部材20の
操作部20a の外側に指を挿入する空間を形成しつつ囲む
ガイド枠24が一体に形成されている。また、該中間ケー
ス6の基部には連結筒部6bが延設され、該連結筒部6bが
ガスタンク7に連結され、その外周部分に前記タンクカ
バー5が嵌合されるものである。
【0024】一方、上記のような構造の点火棒1に対
し、前記操作部材20の点火動作をロックまたは解除する
安全装置が、前記ガイド枠24に設けたロック部材25と操
作部材20の延長部28とによって構成されている。
【0025】前記ガイド枠24は、操作部材20の筒状部分
20b に接近した部分には、中間ケース6の本体部に連結
された基部24a からスリット状に窓部24b が開口形成さ
れている。該窓部24b の基部24a には支点ピン26が挿通
され、該支点ピン26にロック部材25の一端が支持され、
該ロック部材25が窓部24b 内を回動自在に配設されてい
る。
【0026】上記ロック部材25は支点部分から上方に延
び中間が屈曲して、その外側縁部がロック解除操作(没
入操作)を行うためのロック解除部25a に設けられ、そ
の形状は前記ガイド枠24の外側形状と略同形状に設けら
れている。また、このロック部材25の内側面には板バネ
による付勢部材27が配設されて、該ロック部材25が突出
方向(ロック方向)に付勢されている。上記付勢部材27
は上半分が前記ロック部材25の内側面に接し、下半分は
中間ケース6とタンクカバー5との間に挿入されて、両
者によって固定され、その弾性力によってロック部材25
を外側に付勢するように初期形状が設定されている。
【0027】そして、前記ロック解除部25a は、図1お
よび図2のロック状態では前記ガイド枠24より外側に突
出し、このロック解除部25a を前記付勢部材27の付勢力
に抗した没入方向に移動操作可能に構成されている。
【0028】前記ロック部材25の内側面は前記操作部材
20に面しているものであり、この内側面の下半分の略中
央には内方に突出する縦壁25b が設けられ、この縦壁25
b は側方から見て略三角形状であり、その頂点部分の両
側に突出する突起25c が設けられている。この突起25c
は、ロック部材25が没入方向に操作されてロック解除状
態に支点ピン26を中心として回動した際に、図4および
図5に示すように、内方に移動するとともに前記操作部
材20の移動方向と平行となるように形成されている。
【0029】一方、前記操作部材20の操作部20a の先端
に、前記ロック部材25の突起25c と干渉可能な延長部28
が設けられ、この延長部28の先端下面の干渉部28a はロ
ック部材25がロック位置(図1)にある際に、その突起
25c の上方に位置して、操作部材20の押し込み操作が不
能となるものである。
【0030】さらに、上記操作部材20の延長部28には、
前記干渉部28a より内方に前記突起25c が挿通可能な溝
部28b が形成されている。すなわち、該溝部28b は、操
作部材20の移動方向と平行に、上方から見て略T字状に
形成され、ロック部材25がロック解除位置に操作された
際に、縦壁25b が挿通するとともに突起25c が挿通す
る。さらに、該溝部28b のロック部材25側の側面には縦
方向に延びる壁による係止部28c が形成され、前記ロッ
ク部材25の突起25c が挿通しているときには、該突起25
c が溝部28b から離脱するのを防止するように構成され
ている。
【0031】前記ロック部材25と操作部材20の延長部28
との関係により、突起25c と干渉部28a が干渉して点火
ロックを行う一方、ロック部材25のロック解除部25a を
押し込んで点火ロックを解除した状態で、前記操作部20
a を操作して操作部材20を摺動して点火操作が可能とな
り、操作部材20が復帰移動しロック部材25のロック解除
操作を解放すると突起25c が自動的に点火ロック状態に
復帰するように構成されている。
【0032】以上のような点火棒1の安全装置につい
て、その作用を説明する。まず、図1および図2に示す
状態が、ロック部材25が放置状態でそのロック解除部25
a がガイド枠24より突出しているロック位置にある通常
時(非使用時)であり、この状態ではロック部材25の突
起25c が操作部材20の延長部28の干渉部28a と干渉する
位置にある。このロック状態で操作部材20を押し込もう
とすると、前記突起25cが干渉部28a に当接して、操作
部材20を点火操作することができない。従って、適切な
使い方を知らない者が点火棒1を操作しても、点火する
ことがなく安全である。
【0033】次に、点火棒1を使用したいときは、図4
に示すように、ロック部材25のロック解除部25a を付勢
部材27の弾性力に抗して窓部24b 内に押し込むように没
入操作するとロック部材25は回動し、前記ロック解除操
作のまま操作部材20を押し込むように点火操作を行うも
のである。このロック部材25の回動により、その突起25
c が内方に移動し、図5の(A)のように、操作部材20
の干渉部28a との干渉位置から外れて、溝部28b の位置
に移動したロック解除状態となって同図(B)のように
操作部材20の押し込みが可能になる。
【0034】そして、操作部材20を点火操作すると、操
作部材20の移動に伴って回動レバー14を介してノズル部
材10を引き出しバルブ機構8を開作動してガスパイプ18
を通して噴出ノズルへガスを供給する。また、操作部材
20の操作に伴って圧電ユニット22から放電電圧(交流電
圧)が発生され、延長先部3の放電電極と噴出ノズルと
の間に印加され、噴出ガスへの点火が行われる。
【0035】使用を中止するために操作部材20から手を
離すと、圧電ユニット22内のスプリングの弾発力により
操作部材20は突出移動して初期の位置に戻るとともに、
ロック部材25のロック解除操作を解放すると、付勢部材
27の弾性力によってロック部材25がそのロック解除部25
a がガイド枠24の窓部24b から突出するように回動し、
その突起25c が操作部材20の干渉部28a との干渉位置に
移動し、操作部材20の押し込みを阻止するロック状態に
自動的に復帰するものである。
【0036】なお、操作部材20が復帰移動する以前にロ
ック部材25のロック解除操作が解放されると、該ロック
部材25が復帰回動しようとするが、その突起25c が溝部
28bの係止部28c に当接して回動せず、操作部材20が復
帰移動した時に突起25c が溝部28b から外れて、ロック
部材25が復帰回動してロック状態に復帰するものであ
る。
【0037】前記のような実施例によれば、ロック部材
25のロック解除部25a はガイド枠24から回動突出してい
ることで、操作部分であることが分かりやすく、また、
点火棒1を握る操作によってロック解除が行えることか
ら操作しやすい構造となっている。
【0038】また、前記ロック部材25のロック解除部25
a を没入してロック解除を行っている状態では、操作部
材20が復帰してもロック状態となることがなく、しか
も、操作部材20とは異なる指によってロック部材25のロ
ック解除操作が行われることで、1回の操作部材20の押
込み点火操作によって着火しなかった場合の再着火時に
は単に操作部材20を押込み操作すればよく、毎回ロック
解除操作を行う必要がなく、操作性に優れている。
【0039】なお、前記実施例においては、ロック部材
25に突起25c を操作部材20に溝部28b を形成している
が、逆に、操作部材20に突起をロック部材25に溝部を形
成するように構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のような本発明の点火棒の安全装置
によれば、点火操作を行うための操作部材の操作部を囲
むように設置したガイド枠にロック部材を回動自在に設
け、ロック部材をロック方向に付勢する付勢部材を配設
し、このロック部材を操作部材との干渉を解除する方向
に操作可能なロック解除部を設けたことにより、点火す
る際にはロック部材の解除操作を伴うことで、適切な使
い方を知らない者によるロック解除を困難として、不用
意な点火を阻止することができるとともに、操作部材の
復帰移動とロック部材の復元移動とで自動的に操作部材
をロック状態に復帰することによりロック解除状態に放
置されることがなく、消火状態においては確実なロック
状態を確保して信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る安全装置を備えた点火
棒の要部を縦断面にして示す側面図
【図2】図1の安全装置部分をケースおよび内部構造を
一部除去して示す斜視図
【図3】中間ケース、操作部材およびロック部材の分解
斜視図
【図4】ロック解除状態を示す要部斜視図
【図5】ロック解除操作を示す説明図
【符号の説明】
1 点火棒 2 本体部 6 中間ケース 7 ガスタンク 8 バルブ機構 20 操作部材 20a 操作部 22 圧電ユニット 24 ガイド枠 25 ロック部材 25a ロック解除部 25c 突起 26 支点ピン 27 付勢部材 28 延長部 28b 溝部 28c 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23Q 2/16 F23Q 2/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状先端部にガスを噴出する噴出ノズル
    を備え、本体部にはガスタンクと該ガスタンクから前記
    噴出ノズルへのガスの供給を開閉するバルブ機構および
    点火用の放電電圧を発生する圧電ユニットが設置される
    とともに、前記バルブ機構と圧電ユニットとを駆動して
    点火操作を行う操作部材が摺動自在に設置され、該操作
    部材の操作部は本体部の外部に露出して配設されるとと
    もに、該操作部を囲むようにガイド枠が設置されてなる
    点火棒において、 前記操作部材と干渉して点火操作をロックするロック部
    材を前記ガイド枠に回動自在に設けるとともに、該ロッ
    ク部材をロック方向に付勢する付勢部材を配設し、さら
    に、前記ロック部材はロック状態で前記ガイド枠より外
    側に突出し、該ロック部材を前記付勢部材の付勢力に抗
    する方向に移動させて前記干渉を解除するロック解除部
    を有し、 前記ロック部材のロック解除部を操作して点火ロックを
    解除した状態で操作部材の操作部を操作して点火操作を
    行い、ロック解除操作を解放した状態での操作部材の復
    帰時にロック部材が自動的にロック状態に復帰すること
    を特徴とする点火棒の安全装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材にはそのロック位置で前
    記操作部材の一部と干渉する突起が形成され、操作部材
    にはロック部材がロック解除位置に回動したときに前記
    突起が挿通する溝部が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の点火棒の安全装置。
  3. 【請求項3】 前記溝部は、前記ロック部材の突起が挿
    通しているときには、該突起に当接してロック部材のロ
    ック解除状態への回動を規制する係止部を有することを
    特徴とする請求項2記載の点火棒の安全装置。
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