JP3110869B2 - 高い耐溶媒性および耐高温性が付与されている発泡重合体の製造方法、並びに該方法により得られる生成物 - Google Patents

高い耐溶媒性および耐高温性が付与されている発泡重合体の製造方法、並びに該方法により得られる生成物

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JP3110869B2 JP04147969A JP14796992A JP3110869B2 JP 3110869 B2 JP3110869 B2 JP 3110869B2 JP 04147969 A JP04147969 A JP 04147969A JP 14796992 A JP14796992 A JP 14796992A JP 3110869 B2 JP3110869 B2 JP 3110869B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】塩化ビニル重合体または共重合体を基にし
たセル状発泡物体を製造するための好適な公知の製造方
法は、1種以上のイソシアネート類、例えばトルエンジ
イソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネ
ート、ポリ(塩化ビニル)、無水マレイン酸、無水フタ
ル酸、1種以上のビニリデン化合物、例えばスチレンお
よびアクリロニトリル、発泡剤、例えばアゾジイソブチ
ロニトリル、1種以上の安定剤化合物、例えば三塩基性
硫酸鉛、二塩基性亜燐酸鉛、二塩基性フタル酸鉛、また
はバリウム−カドミウム−亜鉛、鉛−バリウム複合体、
を使用している。
【0002】該混合物は、混和後に、ペースト様軟度を
示し、それは型の中に注がれ、そして次に型の温度を圧
力下で180℃の値に達するまで高めて、ポリ(塩化ビ
ニル)をゲル化させる。このようにして得られた半分発
泡した製品――「核(germ)」とも称されている―
―を水または水蒸気の存在下で加熱することにより、そ
れの発泡を完了させている。
【0003】この型の製造方法では、ある重量――約3
00−400kg――を越える混和物ロットは製造する
ことはできず、従って製造される核数が減少し、無水マ
レイン酸、ビニリデン化合物、イソシアネートを含有し
ている溶液は手間がかかり且つ非常に信頼性がなく、そ
してそれが30℃−35℃の範囲内の温度において製造
されている限りそれが他の成分類と接触する時には上記
混合物は密度が高くなりすぎて実際には使用不能になる
ような混和物を生じるという点で、大規模な商業的製造
用には非常に不適切である。
【0004】本発明の一般的目的は、商業的水準で信頼
性のある確実な方法で使用できる製造方法を提供するこ
とにより上記の技術的問題を解決することである。
【0005】本発明に従う方法およびそれから得られる
生成物は下記の開示中に示されており、そして特許請求
の範囲中に規定されている。
【0006】1種以上のイソシアネート類、例えば2,
4−2,6−トルエンジイソシアネート、4,4′−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、並びに第一の不飽和無
水物、例えば無水マレイン酸、を溶解器中に充填する。
無水マレイン酸は液体状態で70℃の温度において充填
され、反応混合物は20フィート/秒−30フィート/
秒の範囲内にある、好適には26.8フィート/秒の、
周速度において回転している溶解器の羽根車を用いて絶
えず撹拌されて保たれており、該混合物を14℃−18
℃の範囲内の温度に達するまで徐々に冷却する。この温
度に達しそして次にそれが一定に保たれた後に、第二の
無水物、例えば無水フタル酸、1種以上の発泡剤、例え
ばアゾジイソブチロニトリルおよびアゾジカルボンアミ
ド、ビニリデン化合物、例えばスチレン、ポリ(塩化ビ
ニル)、並びに熱安定剤を溶解器に加える。依然として
冷却しながら、53フィート/秒−76フィート/秒の
範囲内にありそして好適には67フィート/秒の値に設
定されている羽根車の周速度で混和を続ける。
【0007】この方法で、完全に均質なペースト様混和
物(「ペースト」)が得られ、濾過後にそれをその後の
「硬化」工程用の適当な容器中に注ぐか、または型の中
に直接注ぐ。この操作中に、混和物の温度は18℃−2
2℃の範囲内に保たれている。混和物の製造用に使用さ
れる原料物質から誘導される不純物の存在を除去するた
め、発泡段階中に発泡プラスチック製品のセル構造内で
空洞または割れが生じそしてそれにより次に完成製品が
使用不能になるのを防止するためには、ペーストの濾過
は必須である。
【0008】適当な容器内部のペーストを炉に充填する
ことにより無水マレイン酸−スチレン−ポリ(塩化ビニ
ル)の「グラフト化」反応が開始され、炉の内部では空
気は0.5−2m/秒の速度で循環するように保たれて
おり、相対的環境湿度は15−20%であり、そして温
度は35℃の最低値から80℃の最高値の範囲内であ
り、反応時間は1−6時間である。この方法で物体が得
られ、それの硬度はそれらを機械的に処理して型の中空
部に充填できるようなものである。
【0009】次に圧力下でそして温度を徐々に高めなが
ら反応を完了させ、発泡剤は分解を受け、ここでアゾジ
イソブチロニトリルは「重合開始剤」としても作用し、
そして170℃−180℃の温度に達した時にポリ(塩
化ビニル)のゲル化が生じる。冷却段階中に、部分的に
発泡した核が得られ、炉の内部で水蒸気の存在下で加熱
されることにより核がそれらの発泡工程を終了させるで
あろう。
【0010】先行技術から公知の製造方法と比べて、型
の中空部の深さが同じ場合には、ペースト「硬化」工程
は「圧力加熱/冷却」サイクル時間を30%の最低値か
ら40%の最高値までの程度減少させることができる。
炉の内部で大気圧において、炉の内部の各点で局部的温
度と炉の設定温度の間の差が±2℃というような飽和水
蒸気の力学的雰囲気下で、イソシアネート類および無水
物類を水と反応させると、半分発泡した核がそれらの発
泡工程を終了させて、4−35時間の範囲の期間内に希
望する密度に達する。
【0011】同じ操作方式を実施することにより耐高温
性および良好な耐化学的攻撃性が付与されたセル状発泡
製品を得るためには、1種以上のイソシアネート類、例
えば2,4−2,6−トルエンジイソシアネートおよび/
または4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2種の無水物類、例えば無水マレイン酸および無水フタ
ル酸、ポリ(塩化ビニル)、1種以上の発泡剤、例えば
アゾジイソブチロニトリルおよびアゾジカルボンアミ
ド、1種以上の熱安定剤、並びに希望により高い着色能
力を有する顔料の混合物からなるペーストを使用するこ
とができる。
【0012】ポリ(塩化ビニル)を基にしたセル状発泡
製品の本方法に従う工業的規模での製造例。
【0013】
【実施例】実施例1 1%−20%の4,4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、10%−30%の2,4−2,6−トルエンジイ
ソシアネート、5%−10%の無水マレイン酸、40%
−60%のポリ(塩化ビニル)、3%−10%の無水フ
タル酸、0.5%−7%のアゾジイソブチロニトリル、
0.1%−3%のアゾジカルボンアミド、1%−5%の
スチレン、0.5%−2%の二塩基性フタル酸鉛の混合
物により構成されており、ここで各成分類の重量百分率
は混和物の合計重量に対するものであるペーストでは、
該混和物を溶解器中で混合し、濾過し、炉に直接注ぎ、
「硬化」工程およびその後の硬化物体の型への移動後
に、「圧力加熱/冷却」サイクルを実施した後に、半分
発泡された核は炉の内部で飽和水蒸気の力学的雰囲気下
でそれらの膨張を終了させるであろう。
【0014】セル状発泡製品は空気炉内部で80℃の最
低値から125℃の最高値までの範囲内の温度において
24時間の最低値から120時間の最高値の範囲内の期
間にわたり熱処理を受け、そしてその結果として、セル
状発泡製品が得られ、それは55kg/m3の密度、1
30℃−140℃の範囲内の曲げ加熱歪み温度、4.1
kg/cm2の80℃の温度における圧縮強度、例えば
発泡製品試料の2時間にわたるソーキング後のスチレン
吸収が試験製品の重量に関して2重量%であるというよ
うな非常に高い耐化学性を有しており、90分間の期間
にわたる120℃の温度、1kg/cm2の圧力を含む
工業的加工サイクルに耐えるのに適している。
【0015】実施例2 実施例1に示されている製造サイクルを実施し、そして
1%−10%の4,4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、1%−27%の2,4−2,6−トルエンジイソ
シアネート、6%−9%の無水マレイン酸、50%−5
5%のポリ(塩化ビニル)、0.1%−1%のアゾジイ
ソブチロニトリル、0.1%−1%のアゾジカルボンア
ミド、1.5%−2.8%のスチレン、5%−10%の
「マイクロニックOOS」型の滑石、0.5%−2.5%
の三塩基性硫酸鉛からなる混合物を使用する。
【0016】ここでは各成分類の重量百分率は混和物の
合計重量に対するものであり、半分発泡した核は希望す
る発泡速度に達し、90℃の最低値から140℃の最高
値までの範囲内の温度における48時間の最低値から3
60時間の最高値の範囲内の期間にわたる熱処理の後
に、セル状発泡製品が得られ、それは300kg/m3
の密度を有しており、150℃−160℃の範囲内の曲
げ加熱歪み温度、100kg/cm2の圧縮強度、発泡
製品の試料の2時間にわたるソーキング後のそれのスチ
レン吸収が試験製品の重量に関して0.1−0.2重量%
であるというようなほとんど完全な耐化学性の特性が付
与されており、5時間までの期間にわたる130℃の温
度、2−4kg/cm2の圧力を含む工業的製造サイク
ルに耐えるのに適している。
【0017】実施例3 2%−20%の4,4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、10%−29%の2,4−2,6−トルエンジイ
ソシアネート、5%−12%の無水マレイン酸、49%
−60%のポリ(塩化ビニル)、4%−13%の無水フ
タル酸、0.5%−7%のアゾジイソブチロニトリル、
0.1%−2%のアゾジカルボンアミド、0.5%−1.
5%の二塩基性亜燐酸鉛の混合物により構成されてお
り、ここで各成分類の重量百分率は混和物の合計重量に
対するものであるペーストも、本製造方法に従うと、8
0kg/m3の密度、100℃の曲げ加熱歪み温度、全
試料の2時間にわたるソーキング後の試験試料の重量に
関して1.7重量%のスチレン吸収、良好な弾性特性、
80℃の一定使用温度を有するセル状発泡製品を生じる
であろう。
【0018】実施例4 5%−15%の4,4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、15%−25%の2,4−2,6−トルエンジイ
ソシアネート、3%−10%の無水マレイン酸、45%
−55%のポリ(塩化ビニル)、8%−14%の無水フ
タル酸、2%−10%のアゾジイソブチロニトリル、
0.02%−2%のアゾジカルボンアミド、0.2%−2
%の多塩基性亜燐酸−硫酸鉛の混合物により構成されて
おり、ここで各成分類の重量百分率は混和物の合計重量
に対するものであるペーストも、本製造方法に従うと、
30kg/m3の密度、100℃の曲げ加熱歪み温度、
室温におけう2.7kg/cm2の圧縮強度、前記実施例
の方式に従う6%のスチレン吸収を有するセル状発泡製
品を生じ、セルの構造は微細で且つ規則的である。
【0019】開示部分の序文中に述べられている目的は
このようにして達成された。
【0020】発明の範囲は特許請求の範囲により規定さ
れている。
【0021】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0022】1.溶解器内部で、該溶解器に液体状態で
そして比較的高温において充填される少なくとも1種の
イソシアネートおよび第一の不飽和無水物により構成さ
れている混合物を混合し、該混合物を22℃以下の温度
に達するまで連続的に撹拌しながら徐々に冷却し、該混
合物に、連続的に撹拌しながら、第二の芳香族無水物、
少なくとも1種の発泡剤、ビニリデン化合物、ポリ(塩
化ビニル)、および熱安定剤を加え、ペースト様軟度
(consistency)を有する混合物(「ペース
ト」)が得られるまで該混合物を連続的に撹拌しながら
その温度に保ち、それを予備的な濾過後に型または容器
中に注ぎ、大気圧下でそして80℃以下の温度において
容器を炉に充填することによりペーストを硬化させ、温
度を180℃までの温度に高めそして次に部分的に発泡
した核(germs)が得られるまで冷却することによ
りペーストを圧力下で完全に硬化させ、そして水中での
または炉の内部における水蒸気の存在下での加熱によ
り、核発泡工程を完了させる段階からなる、発泡重合体
の製造方法。
【0023】2.該混合物が2,4−2,6−トルエンジ
イソシアネートおよび/または4,4′−ジフェニルメ
タンジイソシアネートおよび無水マレイン酸により構成
されており、該第二の芳香族無水物が無水フタル酸によ
り構成されており、該発泡剤がアゾジイソブチロニトリ
ルおよび/またはアゾジカルボンアミドであり、該ビニ
リデン化合物がスチレンであることを特徴とする、上記
1の方法。
【0024】3.該第一の液体不飽和無水物が約70℃
の温度であり、20フィート/秒−30フィート/秒の
範囲内の、好適には26.8フィート/秒の、周速度を
有する溶解器の羽根車を用いて、該混合物を絶えず撹拌
しながら保ち、該混合物を14℃−18℃の範囲内の温
度に達するまで徐々に冷却し、該温度に達しそしてそれ
を保った後に、溶解器内部の混合物に第二の芳香族無水
物、少なくとも1種の発泡剤、ビニリデン化合物、ポリ
(塩化ビニル)および熱安定剤を加え、依然として冷却
しながら、混和を続けそして羽根車の周速度を53フィ
ート/秒から76フィート/秒までの範囲内の、好適に
は67フィート/秒の、値に設定し、生成した完全に均
質なペーストを、濾過後に、その後の「硬化」工程のた
めの適当な容器中に注ぐかまたは18℃から22℃まで
の範囲内に保たれている温度において型の中に直接注
ぎ、適当な容器内部に含まれているペーストを炉に充填
し、その内部では空気を循環させており、そこでは空気
は0.5−2m/秒の速度で循環しており、室内の相対
湿度は15−20%であり、温度は35℃の最低値から
80℃の最高値までの範囲内にあり、期間は1−6時間
の範囲であり、無水マレイン酸−スチレン−ポリ(塩化
ビニル)の「グラフト化」反応が開始され、圧力下でそ
して操作温度を徐々に高めながら、発泡剤の分解を伴っ
て反応が完了し、ここでアゾジイソブチロニトリルは
「重合開始剤」としても作用し、そして170℃−18
0℃の温度に達した時にポリ(塩化ビニル)のゲル化が
生じ、冷却により、部分的に発泡した核が得られ、それ
が水中でまたは炉の内部で水蒸気の存在下で加熱するこ
とによりそれらの発泡工程を完了させることを特徴とす
る、上記1および2の方法。
【0025】4.溶解器内部で、該溶解器に液体状態で
そして比較的高温において充填される少なくとも1種の
イソシアネートおよび第一の不飽和無水物により構成さ
れている混合物を混合し、該混合物を22℃以下の温度
に達するまで連続的に撹拌しながら徐々に冷却し、該混
合物に、連続的に撹拌しながら、第二の芳香族無水物、
少なくとも1種の発泡剤、ポリ(塩化ビニル)、および
熱安定剤を加え、ペースト様軟度を有する混合物(「ペ
ースト」)が得られるまで該混合物を連続的に撹拌しな
がらその温度に保ち、それを予備的な濾過後に型または
容器中に注ぎ、大気圧下でそして80℃以下の温度にお
いて容器を炉に充填することによりペーストを硬化さ
せ、温度を180℃までの温度に高めそして次に部分的
に発泡した核が得られるまで冷却することによりペース
トを圧力下で完全に硬化させ、そして水中でのまたは炉
の内部における水蒸気の存在下での加熱により、核発泡
工程を完了させる段階からなる、発泡重合体の製造方
法。
【0026】5.該混合物が2,4−2,6−トルエンジ
イソシアネートおよび/または4,4′−ジフェニルメ
タンジイソシアネートおよび無水マレイン酸により構成
されており、該第二の芳香族無水物が無水フタル酸によ
り構成されており、該発泡剤がアゾジイソブチロニトリ
ルおよび/またはアゾジカルボンアミドであることを特
徴とする、上記4の方法。
【0027】6.該第一の液体不飽和無水物が約70℃
の温度であり、20フィート/秒−30フィート/秒の
範囲内の、好適には26.8フィート/秒の、周速度を
有する溶解器の羽根車を用いて、該混合物を絶えず撹拌
しながら保ち、該混合物を14℃−18℃の範囲内の温
度に達するまで徐々に冷却し、該温度に達しそしてそれ
を保った後に、溶解器内部の混合物に第二の芳香族無水
物、少なくとも1種の発泡剤、ポリ(塩化ビニル)およ
び熱安定剤を加え、依然として冷却しながら、混和を続
けそして羽根車の周速度を50フィート/秒から76フ
ィート/秒までの範囲内の、好適には76フィート/秒
の、値に設定し、生成した完全に均質なペーストを、濾
過後に、その後の「硬化」工程のための適当な容器中に
注ぐかまたは18℃から22℃までの範囲内に保たれて
いる温度において型の中に直接注ぎ、適当な容器内部に
含まれているペーストを炉に充填し、その内部では空気
を循環させており、そこでは空気は0.5−2m/秒の
速度で循環しており、室内の相対湿度は15−20%で
あり、温度は35℃の最低値から80℃の最高値までの
範囲内にあり、期間は1−6時間の範囲であり、該ペー
ストが硬化を受け、圧力下でそして操作温度を徐々に高
めながら、発泡剤の分解を伴って反応が完了し、ここで
アゾジイソブチロニトリルは「重合開始剤」としても作
用し、そして170℃−180℃の温度に達した時にポ
リ(塩化ビニル)のゲル化が生じ、冷却により、部分的
に発泡した核が得られ、それは水中でまたは炉の内部で
水蒸気の存在下で加熱することによりそれらの発泡工程
を完了させることを特徴とする、上記4および5の方
法。
【0028】7.該ペーストが1%−20%の4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート、10%−30%
の2,4−2,6−トルエンジイソシアネート、5%−1
0%の無水マレイン酸、40%−60%のポリ(塩化ビ
ニル)、3%−10%の無水フタル酸、0.5%−7%
のアゾジイソブチロニトリル、0.1%−3%のアゾジ
カルボンアミド、1%−5%のスチレン、0.5%−2
%の二塩基性フタル酸鉛の混合物により構成されてい
る、上記1の方法。
【0029】8.該ペーストが1%−10%の4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート、1%−27%の
2,4−2,6−トルエンジイソシアネート、6%−9%
の無水マレイン酸、50%−55%のポリ(塩化ビニ
ル)、0.1%−1%のアゾジイソブチロニトリル、0.
1%−1%のアゾジカルボンアミド、1.5%−2.8%
のスチレン、5%−10%の「マイクロニックOOS」
型の滑石、0.5%−2.5%の三塩基性硫酸鉛の混合物
により構成されている、上記1の方法。
【0030】9.該ペーストが2%−20%の4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート、10%−29%
の2,4−2,6−トルエンジイソシアネート、5%−1
2%の無水マレイン酸、49%−60%のポリ(塩化ビ
ニル)、4%−13%の無水フタル酸、0.5%−7%
のアゾジイソブチロニトリル、0.1%−2%のアゾジ
カルボンアミド、0.5%−1.5%の二塩基性亜燐酸鉛
の混合物により構成されている、上記4の方法。
【0031】10.該ペーストが3%−15%の4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、15%−2
5%の2,4−2,6−トルエンジイソシアネート、3%
−10%の無水マレイン酸、45%−55%のポリ(塩
化ビニル)、8%−14%の無水フタル酸、2%−10
%のアゾジイソブチロニトリル、0.02%−2%のア
ゾジカルボンアミド、0.2%−2%の多塩基性亜燐酸
−硫酸鉛の混合物により構成されている、上記4の方
法。
【0032】11.それの耐高温性を高めるために、発
泡セル状製品を内部温度が80℃の最低値から140℃
の最高値までの範囲内である空気炉の中で24時間の最
低値から360時間の最高値までの範囲内の期間にわた
り熱処理にかけることを特徴とする、上記1の方法。
【0033】12.上記の方法により得られる時の、発
泡重合体により構成されている生成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/08 C08J 9/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶解器内部で、該溶解器に液体状態でそ
    して比較的高温において仕込まれた少なくとも1種のイ
    ソシアネートおよび第一の不飽和無水物により構成され
    ている混合物を混合し、該混合物を22℃以下の温度に
    達するまで連続的に撹拌しながら徐々に冷却し、該混合
    物に、連続的に撹拌しながら、第二の芳香族無水物、少
    なくとも1種の発泡剤、ビニリデン化合物、ポリ(塩化
    ビニル)、および熱安定剤を加え、ペースト様軟度を有
    する混合物(「ペースト」)が得られるまで該混合物を
    連続的に撹拌しながらその温度に保ち、それを予備的な
    濾過後に型または容器中に注ぎ、大気圧下でそして80
    ℃以下の温度において容器を炉に充填することによりペ
    ーストを硬化させ、温度を180℃までの温度に高めそ
    して次に部分的に発泡したセルが得られるまで冷却する
    ことによりペーストを圧力下で完全に硬化させ、そして
    水中でのまたは炉の内部における水蒸気の存在下での加
    熱により、セル発泡工程を完了させる工程からなる、発
    泡重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】 溶解器内部で、該溶解器に液体状態でそ
    して比較的高温において仕込まれた少なくとも1種のイ
    ソシアネートおよび第一の不飽和無水物により構成され
    ている混合物を混合し、該混合物を22℃以下の温度に
    達するまで連続的に撹拌しながら徐々に冷却し、該混合
    物に、連続的に撹拌しながら、第二の芳香族無水物、少
    なくとも1種の発泡剤、ポリ(塩化ビニル)、および熱
    安定剤を加え、ペースト様軟度を有する混合物(「ペー
    スト」)が得られるまで該混合物を連続的に撹拌しなが
    らその温度に保ち、それを予備的な濾過後に型または容
    器中に注ぎ、大気圧下でそして80℃以下の温度におい
    て容器を炉に充填することによりペーストを硬化させ、
    温度を180℃までの温度に高めそして次に部分的に発
    泡したセルが得られるまで冷却することによりペースト
    を圧力下で完全に硬化させ、そして水中でのまたは炉の
    内部における水蒸気の存在下での加熱により、核発泡工
    程を完了させる工程からなる、発泡重合体の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1および2に記載の方法により得
    られる時の、発泡重合体により構成されている生成物。
JP04147969A 1991-05-17 1992-05-15 高い耐溶媒性および耐高温性が付与されている発泡重合体の製造方法、並びに該方法により得られる生成物 Expired - Lifetime JP3110869B2 (ja)

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