JP3110525U - 鋳造用金型におけるロットマークピンの装着構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】金型や製品に対して悪影響を与えること無く鋳造するとともに、ロットマークピンの交換を容易にする。
【解決手段】中子にその軸線に沿って開孔された貫通孔に、両端に雄ねじを形成した支柱を前後動可能に挿通し、当該支柱におけるキャビティー側にロットマークピンを貫通孔に設けられた収容凹部に適合して嵌合するように螺合する一方、ロットマークピンとは逆側に固定ナットを螺合締め付けした。
【選択図】図1

Description

本考案は、鋳造製品にロットマークを刻印するためのロットマークピンの装着構造に関する。
鋳造製品に対して鋳造と同時にロットマークを刻印する構成の先行技術文献情報としてたとえば、特許文献1が有る。
特開2004−74234号公報
前記特許文献1の構成は、ロットマークピンに雄ねじを一体に形成する一方、金型に前記雄ねじが螺合する雌ねじを形成し、当該雌ねじに前記雄ねじを螺合することによってロットマークピンを金型に装着するものである。
しかしながら、前記特許文献1の構成では、螺合の緩みが生じた場合に製品肉厚等の寸法のずれが発生する可能性が有る。
また、仮に、雄ねじと雌ねじとの螺合が噛んでしまった際には、ロットマークピンを取り外しに大きな労力を費やしたり、誤ってねじ山をつぶしたりする等の可能性も有る。
そこで本考案は、金型や製品に対して悪影響を与えること無く鋳造するとともに、ロットマークピンの交換を容易にすることを課題とし、この課題を解決する鋳造用金型におけるロットマークピンの装着構造を提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために下記の技術的手段を採用した。
その技術的手段は、中子にその軸線に沿って開孔された貫通孔に、両端に雄ねじを形成した支柱を前後動可能に挿通し、当該支柱におけるキャビティー側にロットマークピンを貫通孔に設けられた収容凹部に適合して嵌合するように螺合する一方、ロットマークピンとは逆側に固定ナットを螺合締め付けしてなる鋳造用金型におけるロットマークピンの装着構造にしたことである(第1考案)。
また、ロットマークピンの緩みの抑制をより確実に行うという観点から、ロットマークピンと収容凹部とを周方向に回転不能に適合する形状にすることが好ましい(第2考案)。
前記、周方向に回転不能に適合する形状とは、回転可能な平面真円形状を除く形状のすべてを包含し、たとえば、平面略多角形、平面略小判形、平面楕円形等である。
第1考案によれば、ロットマークピンが固定ナットおよび中子を貫通する支柱とで装着されるので、ロットマークピンの装着状態の確実性が向上し、製品に引っ張られても抜けるようなことが無く、しかもロットマークピンの螺合が緩みにくい。
仮に螺合が緩んで支柱が前後動してロットマークピンが前記収容凹部から突出した場合でも、キャビティー内の溶湯圧力によって収容凹部内に押し戻されるし、また、金型の外側からナットを締め付け直すことができる。
また、ロットマークピンを装着・取り外しを行う際には、ナットを外して支柱を前進させれば、ロットマークピンを装着・取り外し状態にすることができる。
さらに、第2考案によれば、ロットマークピンの緩みの抑制をより確実に行うことができる。
したがって、金型や製品に対して悪影響を与えること無く鋳造するとともに、ロットマークピンの交換を容易にすることができる。
以下、本考案の鋳造用金型におけるロットマークピンの装着構造を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図中符号1は金型、2は中子、4はロットマークピン、5は支柱、6はナットである。
本形態の金型1は、可動金型11および固定金型12と、両金型とで構成されたキャビティー3に挿し込まれる中子2とからなる周知の引抜き中子タイプのものである。
なお、本考案は入子タイプの金型でも適用できる。
前記ロットマークピン4は、前記ロットマークピン4は、先端面にロットマーク(図示せず)が刻設され、後端面に後述する雄ねじ51に螺合する雌ねじ41が形成されている。
以下、ロットマークピン4の装着構造を詳述すると、中子2の後端から前端に亘ってその軸線に沿う、前記支柱5が挿通される貫通孔7が形成されている。
貫通孔7は、中子2の軸心からずれた位置に開孔され、その前端側(キャビティー3側)には、ロットマークピン4が適合状に嵌合可能な深さの収容凹部71が形成されている。
貫通孔7を中子2の軸心からずらした位置に開孔するのは、中子2の軸心に有るプッシュロッド21からずらすということおよび前記ナット6の締付作業等を容易にするためである。
前記支柱5は、前記貫通孔7の長さよりも長く、貫通孔7の孔径と略同径として、貫通孔7に対して前後動可能に挿通されるのものであり、前端側(キャビティー3側)に前述の雄ねじ51が、後端側には前記ナット6が螺合される雄ねじ52が形成されている。
このような支柱5が前記貫通孔7に前後動可能に挿通され、貫通孔7の前端側から突出した雄ねじ51に、前記収容凹部71に嵌合された状態でロットマークピン4が螺合され、後端側から突出した前記ナット6が螺合されて、中子2をロットマークピン4とナット6とで挟持することによって、ロットマークピン4が中子2に固定状に装着されている。
なお、前記ロットマークピン4と収容凹部71の平面形状として、平面真円形が有り、さらには、当該真円形を除く形状が有る(たとえば平面略多角形、平面略小判形、平面楕円形等)。
通常ロットマークピン4は平面真円形を用いるが、ロットマークの向きが固定される場合等、ロットマークピンの回転を防止せざるを得ない場合には、ロットマークピン4と収容凹部71の平面形状を前記平面真円形を除く形状とすることによって、収容凹部71に嵌合されるロットマークピン4の周方向の回転を防止する。
前記ロットマークピン4の装着は以下の手順で行われる。
1.前記貫通孔7に前記支柱5を挿通する。(図2(a)参照)
2.貫通孔7の前端側から突出した前記雄ねじ51にロットマークピン4をしっかりと螺合する。(図2(b)参照)
3.ロットマークピン4を押し込んで前記収容凹部71に嵌合させる。(図2(c)参照)
4.貫通孔7の後端側から突出した前記雄ねじ52に前記ナット6螺合締め付けしてロットマークピン4を前記収容凹部71内に固定する。(図2(d)参照)
この手順によって、前記ロットマークピン4が中子2に装着される。
なお、本願考案は、例示した実施の形態に限定するものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された内容から逸脱することなく、他の構成による実施も可能である。
ロットマークピンの装着状態を示す断面図。 (a)〜(d)はロットマークピンの装着手順を示す要部拡大図。
符号の説明
1:金型
11:可動金型
12:固定金型
2:中子
3:キャビティー
4:ロットマークピン
41:雌ねじ
5:支柱
51:雄ねじ
52:雄ねじ
6:ナット
7:貫通孔
71:収容凹部

Claims (2)

  1. 中子にその軸線に沿って開孔された貫通孔に、両端に雄ねじを形成した支柱を前後動可能に挿通し、当該支柱におけるキャビティー側にロットマークピンが貫通孔に設けられた収容凹部に適合して嵌合されるように螺合する一方、ロットマークピンとは逆側に固定ナットを螺合締め付けしてなる鋳造用金型におけるロットマークピンの装着構造。
  2. ロットマークピンと収容凹部とが周方向に回転不能に適合する形状である請求項1に記載の鋳造用金型におけるロットマークピンの装着構造。
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