JP3110522U - アーク治療器 - Google Patents
アーク治療器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3110522U JP3110522U JP2005000843U JP2005000843U JP3110522U JP 3110522 U JP3110522 U JP 3110522U JP 2005000843 U JP2005000843 U JP 2005000843U JP 2005000843 U JP2005000843 U JP 2005000843U JP 3110522 U JP3110522 U JP 3110522U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- arc
- treatment device
- germanium
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Abstract
【課題】コストアップを、さほど生じることなく、治療効果を上げ得るアーク治療器を提供する。
【解決手段】反射鏡3の凹面部前方に支持体20に備え、この支持体20に支持された保持部18,19にそれぞれ保持された電極棒16,17間に高圧電流を流し、アークを発生させ、アーク光を患部に照射させて治療するアーク治療器において、電極棒16,17の少なくとも何れかに、ゲルマニュウム粉末を1〜5%含む混合粉末を焼結させてなる電極棒を使用する。
【選択図】 図2
【解決手段】反射鏡3の凹面部前方に支持体20に備え、この支持体20に支持された保持部18,19にそれぞれ保持された電極棒16,17間に高圧電流を流し、アークを発生させ、アーク光を患部に照射させて治療するアーク治療器において、電極棒16,17の少なくとも何れかに、ゲルマニュウム粉末を1〜5%含む混合粉末を焼結させてなる電極棒を使用する。
【選択図】 図2
Description
この考案は、アーク治療器、特に電極棒に特徴を有するアーク治療器に関する。
一般に、一対の炭素電極棒に、高電圧を印加し、炭素電極棒の先端で、アーク光を発生させ、このアーク光を患部に照射して、治療を行うアーク治療器がよく知られている(例えば特許文献1、特許文献2参照)
特開平5−96017号公報
特開平8−187299号公報
上記した、従来のアーク治療器の炭素電極棒は、炭素(カーボン)粉末を焼結したものを、使用している。製品としては、主としてコスト面から、現状は比較的安価に入手できる炭素電極棒が使用されている。
ところで、ゲルマニュウム(Ge)のマイナスイオンの発生によって、皮膚の若さと美貌の活性化を実現可能なことが確認されるに至っている。しかし、ゲルマニュウム(Ge)は、炭素に比し高価なこともあって、これを、アーク治療に利用することについては、なんらの開示もなされていない。
この考案は、上記問題点に着目してなされたものであって、ゲルマニュウム(Ge)の治療効果を、コストアップをさほど生じることなく活用するアーク治療器を提供することを目的とする。
この考案のアーク治療器は、一対の電極棒間に高圧電流を流して、アークを発生させ、このアーク光を生体局部に照射して治療を行うアーク治療器において、少なくとも一方の電極棒を、粉末部材を焼結させて形成するものであり、粉末部材にゲルマニュウム粉末を混在させたものであることを特徴とする。
この考案において、前記粉末部材は、前記ゲルマニュウムの他に炭素粉末を含むことが出来る。
また、この考案において、前記粉末部材は、前記ゲルマニュウムの他に銀粉末を含むことができる。
また、この考案において、前記粉末部材は、前記ゲルマニュウムの他にタングステン粉末を含むことができる。
また、この考案において、前記ゲルマニュウムは、全体の1%〜5%の含有率のものを使用すると良い。
また、この考案において、電極棒として、前記ゲルマニュウム粉末と炭素粉末を含む電極棒、前記ゲルマニュウム粉末と銀粉末を含む電極棒、及び前記ゲルマニュウム粉末とタングステン粉末を含む電極棒を備え、これらの電極棒の1つを、一方の電極として使用することが出来る。
また、この考案において、電極棒として、前記ゲルマニュウム粉末と炭素粉末を含む電極棒、前記ゲルマニュウム粉末と銀粉末を含む電極棒、及び前記ゲルマニュウム粉末とタングステン粉末を含む電極棒を備え、これらの電極棒の1つを、一方の電極として使用することが出来る。
この考案によれば、比較的廉価の粉末部材に、少量例えば1〜5%のゲルマニュウム粉末を、混在させた焼結電極棒を使用することにより、コストアップを招くことなく、ゲルマニュウムによる治療効果を活用できる。
また、電極棒として、前記ゲルマニュウム粉末と炭素粉末を含む電極棒、前記ゲルマニュウム粉末と銀粉末を含む電極棒、及び前記ゲルマニュウム粉末とタングステン粉末を含む電極棒を備え、これらの電極棒の1つを、一方の電極として選択使用できるので、患部の相違、症状の相違等に、応じ多様な治療を行うことが出来る。
以下、実施の形態により、この考案をさらに詳細に説明する。図1は、この考案の一実施形態であるアーク治療器の外観を示す側面図である。このアーク治療器は、本体部1と、本体部1より上方に立設され、上端に滑車4を有する柱2と、柱2に沿って上下に移動自在とした反射鏡3と、を備えている。反射鏡3はアーム6により、柱2に支持され、ア−ム6の中央部が糸5に結ばれ、この糸5によって、滑車4から吊り下げられている。
また、柱2には上下スイッチ7が設けられ、この上下スイッチ7は、スライドスイッチであって、「上」、「中」、「下」とスライド操作出来、「中」でOFF、「上」へ投入することにより、本体部1内に備えたモータ24(図4参照)により滑車4を介して、糸5を引っ張り反射鏡3を上方に上げ、また「下」へ投入することにより、反射鏡3を下方に、下げるように構成している。
反射鏡3の球面部には、図2に示すように支持体20が固着され、この支持体20に設けられた保持部18,19に一対の電極棒16,17が保持されている。電極棒16,17は、図3に示すように支持体20の先端に一体的に形成される保持板18a(19a)に電極棒16(17)を保持板18b(19b)で挟む態様で、ネジ21で固定し、保持している。電極棒16を保持部18に装着するときは、ネジ21,21を取り外し、保持板18bを保持板18aから取り外した状態で保持板18aの凹部22aに載置し、続いて保持板18bの凹部22bを電極棒16に被せるように載せ、ネジ21,21を保持板18a,18bのネジ穴に通してネジ締めして止める。
図4は、この実施形態アーク治療器の回路接続図である。AC電源に接続するためのACプラグ11の一方端が電源スイッチ12に接続され、他端が昇圧トランス14の入力巻線に接続されている。電源スイッチ12の他端はタイマ13を介して昇圧トランス14の入力巻線に接続されている。また上下スイッチ7の中点端子がAC100Vに接続されている。上下スイッチ7は、中点端より「上」側に投入される場合と、「下」側に投入される場合で、モータ24がAC電源に逆極性に接続されるように構成されている。タイマ14は、電源スイッチ12がONされてから予め設定する時間の経過まで、トランス14の入力巻線にAC電圧を入力する。
昇圧トランス14の出力巻線は、スライダック15の両端に接続さている。スライダック15の一方の固定端に保持部19を介して電極棒17が接続され、スライダック15の摺動端が他方の保持部18を介して電極棒16に接続されている。
この実施形態アーク治療器は、電極棒16,17として使用するものを、選択使用出来るように、4種の電極棒を、備えている。図5に、この実施形態アーク治療器の製品で製品ケースに同梱する電極棒ケース23の電極棒を示す。電極棒ケース23の収納凹部23a、・・・23dには、それぞれ電極棒16a、・・・、16dが収納されている。電極棒の一つ16aは、治療に最高の効果を発生する銀の粉末97%とゲルマニュウムの粉末3%を混入して焼結したものである。二つ目の電極棒16bは、コスト面で優位なカーボン(炭素)の粉末97%とゲルマニュウムの粉末3%を混入して焼結したものである。三つ目の電極棒16cは、やや高価であるが消耗が遅いタングステンの粉末97%とゲルマニュウムの粉末3%を混入して焼結したものである。そして四つめの電極棒16dは、廉価なカーボン粉末を焼結したものである。
このアーク治療器において、治療に際しては、先ず4個の電極棒の中から2つの例えば上記の第1の電極棒16aと第4番目の電極棒16dをそれぞれ保持部18,19に装着する。そして上下スイッチ7を操作して反射鏡3を患部の高さに合わして上下し調整する。上下スイッチ7を「中」とし、反射鏡3の高さを固定する。
次に、本体部1の電源スイッチ12をONしてアーク発生部の動作を開始する。AC100Vが昇圧トランス14で昇圧され、その高電圧がスライダック15を介して電極棒16,17間に印加される。これにより、電極棒16,17にアーク電流が流れ、アークが発生する。このアークにより、生じた光は反射鏡3で反射されて患部に照射され、治療処理がなされる。アーク光の強度は、スライダック15を摺動させて調整する。タイマ13の設定時間の経過で、アーク発生は停止し、治療動作は終了する。
なお、上記実施形態では、種々の治療に対応出来るように、4種の電極棒を備えるものについて説明したが、目的に応じ、非常によく使用するものを予め装着しているものであってもよい。種々の電極棒は、ユーザが個別に選択購入し得るようにしてもよい。
1 本体部
2 柱
3 反射鏡
7 上下スイッチ
11 ACプラグ
12 電源スイッチ
13 タイマ
14 昇圧トランス
15 スライダック
16,17 電極棒
18,19 保持部
20 支持体
23 電極棒ケース
24 モータ
2 柱
3 反射鏡
7 上下スイッチ
11 ACプラグ
12 電源スイッチ
13 タイマ
14 昇圧トランス
15 スライダック
16,17 電極棒
18,19 保持部
20 支持体
23 電極棒ケース
24 モータ
Claims (6)
- 一対の電極棒間に高圧電流を流して、アークを発生させ、このアーク光を生体局部に照射して治療を行うアーク治療器において、少なくとも一方の電極棒を、粉末部材を焼結させて形成するものであり、粉末部材にゲルマニュウム粉末を混在させたものであることを特徴とするアーク治療器。
- 前記粉末部材は、前記ゲルマニュウムの他に炭素粉末を含むことを特徴する請求項1記載のアーク治療器。
- 前記粉末部材は、前記ゲルマニュウムの他に銀粉末を含むことを特徴する請求項1記載のアーク治療器。
- 前記前記粉末部材は、前記ゲルマニュウムの他にタングステン粉末を含むことを特徴する請求項1記載のアーク治療器。
- 前記ゲルマニュウムは、全体の1%〜5%の含有率であることを特徴する請求項1記載、請求項2、請求項2、請求項3又は、請求項4記載のアーク治療器。
- 交換用の電極棒として、前記ゲルマニュウム粉末と炭素粉末を含む電極棒、前記ゲルマニュウム粉末と銀粉末を含む電極棒、及び前記ゲルマニュウム粉末とタングステン粉末を含む電極棒を備え、これらの電極棒の1つを、一方の電極として使用することを特徴とする請求項1記載のアーク治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000843U JP3110522U (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | アーク治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000843U JP3110522U (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | アーク治療器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3110522U true JP3110522U (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=43273058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005000843U Expired - Fee Related JP3110522U (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | アーク治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110522U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009172095A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Bloom Classic Co Ltd | 美容器 |
KR101987589B1 (ko) * | 2018-05-03 | 2019-09-30 | 김기영 | 핸드 아크 치료기 |
CN111905273A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-11-10 | 哈尔滨市全科医疗技术发展有限责任公司 | 一种旋转移动式远红外理疗仪 |
JP7268930B1 (ja) * | 2022-03-08 | 2023-05-08 | 株式会社Dr-Cocos | 光線治療器および電極棒 |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005000843U patent/JP3110522U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009172095A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Bloom Classic Co Ltd | 美容器 |
KR101987589B1 (ko) * | 2018-05-03 | 2019-09-30 | 김기영 | 핸드 아크 치료기 |
CN111905273A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-11-10 | 哈尔滨市全科医疗技术发展有限责任公司 | 一种旋转移动式远红外理疗仪 |
JP7268930B1 (ja) * | 2022-03-08 | 2023-05-08 | 株式会社Dr-Cocos | 光線治療器および電極棒 |
WO2023170798A1 (ja) * | 2022-03-08 | 2023-09-14 | 株式会社Dr-Cocos | 光線治療器および電極棒 |
US11819707B2 (en) | 2022-03-08 | 2023-11-21 | Dr-Cocos Corporation | Light therapy device and electrode rod |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3110522U (ja) | アーク治療器 | |
KR102287036B1 (ko) | 피부 미용기기 | |
JP2004513750A5 (ja) | ||
JP2011041706A (ja) | 美容装置 | |
JP2013528404A (ja) | 低レベルレーザー治療(lllt)システムおよびデバイス | |
JP4910652B2 (ja) | 低周波治療器 | |
JP2013094176A (ja) | 低周波刺激美容ローラー | |
EP1632266A4 (en) | BEAUTY INSTRUMENT | |
US2490074A (en) | Light ray and massage therapy | |
JP2007324026A (ja) | 光照射装置 | |
JP2009034235A (ja) | 発毛調節光照射装置 | |
FR2862204B1 (fr) | Appareil d'epilation par decharges electriques dans une lampe flash regulee en courant | |
RU122022U1 (ru) | Ультрафиолетовый облучатель повышенной эффективности | |
CN202956864U (zh) | 耳挂式防瞌睡提醒器 | |
KR20200036357A (ko) | 피부 관리 기기 | |
JP2005279240A (ja) | パーマ装置 | |
JP6400800B1 (ja) | 生物組織刺激装置 | |
RU2003133215A (ru) | Устройство для лечения опухолей | |
JP2005006981A (ja) | 育毛促進装置 | |
JP2018139642A (ja) | 光施療装置および電子機器 | |
KR200214141Y1 (ko) | 바이브레이션 마사지기구 | |
JP2022071901A (ja) | 電位治療装置 | |
JP2007111196A (ja) | 電位治療器 | |
JP2005137861A (ja) | 頭部用超長波発生装置 | |
DE901938C (de) | Thermomassagegeraet |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |