JP2018139642A - 光施療装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手を良くすることができる光施療装置および電子機器を提供する。
【解決手段】光施療装置100は、青色成分の光を含む施療光を出射する第1光源111と、黄色成分の光を含む照明光を出射する第2光源112と、第1光源111及び第2光源112を制御する制御部121とを備える。また、施療光は、照明光よりも青色成分の光を多く含む。そして、制御部121は、第2光源112が照明光を出射している期間中の一時点において、第1光源111から施療光を出射させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、施療効果のある光を出射する光施療装置および光施療装置を用いた電子機器に関する。
従来、黄疸の治療および/または予防に効果のある特定の波長附近の光(施療光の一例)を多く発する黄疸治療・予防用発光源(第1光源の一例)と、黄疸治療・予防用発光源が発する光の色とほぼ補色関係にある色の光(施療光の一例)を多く発する補色用発光源(第1光源の一例)とを備える光線治療器(光施療装置の一例)が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−234254号公報
従来の光線治療器では、施療効果を発揮するため、施療光を浴びる時間が長くなることがある。このため、この光線治療器によって施療を行っている間は、使用者が単に施療光を浴びるだけの状態となるため、他の作業を行えなくなってしまう。具体的には、使用者は、施療を行っている間は光線治療器が発する施療光を、長時間見続けなければならないため、この間は他の作業を行うことができなくなってしまう。その結果、次第に施療が長続きせず、施療を行うという意識が使用者に働き難くなる。このような光線治療器は、使い勝手が悪いため、施療光を浴びている間も、時間を有意義に活用したいという要望がある。
そこで本発明は、使い勝手を良くすることができる光施療装置および電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光施療装置は、青色成分の光を含む施療光を出射する第1光源と、黄色成分の光を含む照明光を出射する第2光源と、前記第1光源及び前記第2光源を制御する制御部とを備え、前記施療光は、前記照明光よりも青色成分の光を多く含み、前記制御部は、前記第2光源が前記照明光を出射している期間中の一時点において、前記第1光源から前記施療光を出射させる。
また、本発明の一態様に係る電子機器は、表示装置と、光施療装置とを備え、前記光施療装置は、前記表示装置の側方および上側の少なくともいずれかに配置される。
本発明によれば、使い勝手を良くすることができる。
図1は、実施の形態に係る電子機器を示す正面図である。 図2は、実施の形態に係る電子機器を使用している状態を示すイメージ図である。 図3は、実施の形態に係る電子機器のブロック図である。 図4は、実施の形態に係る光施療装置から出射する光を示す色度図である。 図5は、実施の形態に係る光施療装置の動作を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態の変形例1に係る電子機器を示す模式図である。 図7は、実施の形態の変形例1に係る光施療装置のブロック図である。 図8は、実施の形態の変形例2に係る電子機器を示す模式図である。 図9は、実施の形態の変形例3に係る電子機器を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、「**近傍」との記載は、「480nm近傍」を例に挙げて説明すると、全く同一はもとより、実質的に同一と認められるものを含む意図である。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態に係る光施療装置および電子機器について説明する。
[構成]
図1は、実施の形態に係る電子機器1を示す正面図である。図2は、実施の形態に係る電子機器1を使用している状態を示すイメージ図である。図3は、実施の形態に係る電子機器1のブロック図である。
図1に示すように、電子機器1は、表示装置10と、2つの光施療装置100とを備える。
表示装置10は、例えばパーソナルコンピュータ、テレビジョン等であり、画面部11と、第1操作部13(操作部の一例)とを有する。本実施の形態では、デスクトップ型のパーソナルコンピュータを例にあげる。
画面部11は、使用者が行う第1操作部13を介した操作に応じた指示を表示する装置であり、例えばモニタである。図1に示すように、画面部11は、使用者と向かい合うように配置され、第1操作部13の奥側に配置される。
図1および図2に示すように、第1操作部13は、使用者の操作に伴う指示を画面部11に表示させる装置であり、例えばキーボードである。第1操作部13は、画面部11の下側の手前側(使用者側)に配置される。第1操作部13は、キーボードに限定されず、使用者が視作業を行う対象となるものであれば、いかなるものでもよい。なお、画面部11および第1操作部13の配置は、一例であり、特に限定はされない。
光施療装置100は、施療効果のある施療光と、通常の照明光とを出射する装置である。
ここで、施療とは、人の生理現象として、一定の時刻になると自然に眠くなり、一定時間眠ると自然に目が覚めるというリズムが約1日の周期で行われている生体リズムを改善させることである。本実施の形態では、施療の方法として、施療光を使用者に照射して生体リズムを改善させる。
ここで、施療光は、380nm以上500nm以下の青色成分の波長を含む光である。特に、施療光は、480nm近傍の波長の光を、照明光よりも含む。また、照明光は、例えば、波長が380nm以上780nm以下の可視光帯域の波長の光である。照明光は、周囲を照明するための光であり、施療光のように、意図して施療を行う光ではない。
光施療装置100は、使用者の操作に従って点灯、消灯等を行う装置であり、例えば、LED照明器具である。光施療装置100は、明るさを調節する調光機能、色温度を調節する調色機能を有する。
光施療装置100は、表示装置10の側方および上側の少なくともいずれかに配置される。本実施の形態では、光施療装置100は、使用者に向かって光を照射するように、表示装置10の両側に配置されている。本実施の形態では、光施療装置100は、上下方向に長尺であり、直立した状態で配置されている。なお、上側とは、光施療装置100において、基台に対する本体部101側であり、その反対側が下側である。
図1および図3に示すように、光施療装置100は、本体部101と、発光モジュール110と、制御部121と、タイマ部123と、電源部125と、第2操作部127(操作部の一例)と、基台とを有する。
本体部101は、発光モジュール110、制御部121、電源部125等を収容する筐体を有する。本体部101は、上下方向に長尺である。本体部101には、発光モジュール110が発する光が通過する開口を覆う透光性のカバーが取り付けられている。発光モジュール110が発した光は、カバーを介して出射される。
発光モジュール110は、電源部125から供給される電流により発光する第1光源111および第2光源112と、第1光源111および第2光源112を実装したそれぞれの基板とを有する。発光モジュール110の第1光源111および第2光源112は、カバーから光が出射するように、本体部101に配置されている。
第1光源111は、青色成分の光を含む施療光を出射する。青色成分の光は、380nm以上500nm以下の波長の光を多く含む。第1光源111が出射する光(施療光)は、第2光源112が出射する光(照明光)よりも青色成分の光を多く含んでいる。第1光源111は、第1領域に施療光を出射する。本実施の形態では、第1領域は、使用者の頭部であり、主に顔である。
第2光源112は、黄色成分の光を含む照明光を出射する。黄色成分の光は、560nm以上610nm以下の波長の光を多く含む。第2光源112は、第1領域と異なる第2領域に照明光を出射し、第1領域よりも下側の第2領域に照明光を出射する。本実施の形態では、第2領域は、使用者が作業を行う領域であり、主に使用者の手元である。このように、第1領域および第2領域は、異なる領域であるが、使用者および使用者が作業を行う領域(動作領域)を含む。
第1光源111は光施療装置100の上側に配置され、第2光源112は光施療装置100の下側に配置されている。つまり、第1光源111は、第2光源112よりも上側に配置されている。本実施の形態では、第1光源111および第2光源112は、ともに上下方向に並ぶように配列されている。
第1光源111は、第1領域に施療光を出射するように、光施療装置100に配置されている。また、第2光源112は、第1領域と異なる第2領域に光を照射するように、光施療装置100に配置されている。具体的には、第2光源112は、第1領域よりも下側の第2領域に光を照射する。本実施の形態では、第1光源111は、使用者の顔(第1領域)に向けて光を照射する。第2光源112は、使用者の手元(第2領域)に向けて光を照射する。具体的には、第2光源112は、少なくとも第1操作部13に照明光を照射する。
第1光源111および第2光源112は、例えば、LED(発光ダイオード)素子、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子等その他の固体発光素子である。
制御部121は、第1光源111及び第2光源112の調光、調色、点灯、消灯等を制御する。具体的には、調光は、制御部121が第1光源111および第2光源112への電流の出力を増減させることにより実現される。また、調色は、制御部121が第1光源111および第2光源112のそれぞれに対する供給電流のバランスを変更することで実現される。なお、制御部121の第1光源111及び第2光源112への供給電流の増減は、例えば、PWM制御などにより行われる。
制御部121は、通常モードと、施療モードとを切り替える。
通常モードにおいて、制御部121は、第2光源112を点灯させて照明光を出射させる。本実施の形態では、通常モードにおいて、第1光源111から光を出射させないが、第1光源111から光を出射させてもよい。この場合、施療モードにおいて、通常モードで第1光源111が点灯する場合よりも明るい光を、第1光源111が出射してもよい。通常モードは、後述するリラックスモードの場合に動作する。
施療モードにおいて、制御部121は、第1光源111および第2光源112を点灯させて、照明光および施療光を出射させる。施療モードでは、制御部121が第2光源112だけでなく第1光源111も点灯させることで、通常モードの場合よりも、青色成分の光を含む施療光が多く出射される。施療モードは、後述する集中環境モード又はリラックスモードの場合に動作する。
なお、言い換えれば、通常モード又は施療モードの場合にリラックスモードが動作でき、施療モードの場合に集中環境モードが動作できる。
制御部121は、第2光源112が照明光を出射している期間中の一時点において、第1光源111から施療光を出射させる。具体的には、通常モードでは第2光源112を点灯させて照明光を出射させ、施療モードに切り替わると第1光源111および第2光源112を点灯させる。
制御部121は、さらに、集中環境モード(第1モードの一例)と、リラックスモード(第2モードの一例)とを切り替える。
集中環境モードでは、制御部121は、第1光源111および第2光源112を点灯させる。リラックスモードでは、第1光源111および第2光源112を点灯する場合と、第2光源112だけが点灯する場合とがある。
リラックスモードでは、制御部121は、集中環境モードでの第2光源112の明るさよりも、第2光源112を暗く点灯させる。言い換えれば、制御部121は、集中環境モードでの第2光源112が出射する光の明るさを、リラックスモードでの第2光源112が出射する光の明るさよりも暗くする。なお、制御部121は、さらに、集中環境モードでの第1光源111が出射する光の明るさを、リラックスモードでの第1光源111が出射する光の明るさよりも大きくしてもよい。つまり、集中環境モードでは、制御部121が積極的な施療を行うように、第1光源111および第2光源112の点灯を制御してもよい。
次に、集中環境モードおよびリラックスモードについて、図4を用いて具体的に説明する。
図4は、実施の形態に係る光施療装置100から出射する光を示す色度図である。
図4の色度図では、範囲A1の光と範囲A2の光とを出射した場合に、範囲A1と範囲A2との間にある実線の範囲B1の光(集中環境モード)が光施療装置100から出射される。つまり、範囲B1の光は、範囲A1の光と範囲A2の光との合成光である。範囲B1の光が、施療モードにおいて出射する光の一例である。範囲B1の光は、例えば色温度が約6500Kであり、例えば集中して仕事等を行うオフィスに適しており、使用者は、作業環境の文字をくっきり見ることができる効果がある。範囲B1の光は、集中環境に適した光である。
ここで、範囲A1の光は、青色成分の波長の光を多く含み、範囲A2、A3の光は、黄色成分の波長から赤色成分に近づく波長の光を多く含んでいる。つまり、施療光には、照明光に比べて範囲A1の青色成分の光が多く含まれ、照明光には、施療光に比べて範囲A2近傍又は第3範囲近傍の黄色成分の光が多く含まれる。
ここでいう合成光は、例えば、使用者の顔に施療光が照射され、使用者の手元に照明光が照射されている場合に、施療光を介して視た照明光(使用者が手元を見て認識した光)である。
また、範囲A1の光と範囲A3の光とを出射した場合に、範囲A1と範囲A3との間にある実線の範囲B2の光(リラックスモード)が光施療装置100から出射される。つまり、範囲B2の光は、範囲A1の光と範囲A3の光との合成光である。範囲B2の光が、通常モードにおいて出射する光の一例である。範囲B2の光は、例えば色温度が約3500Kであり、例えば団らん等を行うといったリラックスできる環境に適しており、使用者は、温かみを感じることができる効果がある。範囲B2の光は、リラックス環境に適した光である。
図1に示すように、タイマ部123は、制御部121に接続され、第1光源111および第2光源112が施療光を出射する時間を計測する装置である。タイマ部123は、計測時間を制御部121に送信する。タイマ部123の設定は、第2操作部127を用いて使用者が施療を行う時間を設定することができてもよい。なお、光施療装置100は、タイマ部123に設定した時間を記憶する不揮発性の記憶装置を備えていてもよい。記憶部としては、例えばフラッシュメモリまたはEEPROMなどの半導体メモリが採用される。
電源部125は、系統電力から供給された交流電力を直流電力に変換するダイオードブリッジ型の整流回路と、DC−DCコンバータとを有する。なお、電源部125は、整流回路及びDC−DCコンバータと同等の機能を有する1つのIC(Integrated Circuit)で実現されてもよい。電源部125は、制御部121に制御されて第1光源111、第2光源112等の各部に電力を供給する。
本実施の形態では、第2操作部127は、電源スイッチ127a、施療選択スイッチ127b、光環境選択スイッチ127cを有する。
電源スイッチ127aは、光施療装置100の電源をON、OFFするための操作スイッチであり、電源スイッチ127aをONにすると電源部125から制御部121に電力が供給される。施療選択スイッチ127bは、施療モードと、通常モードとを切換えることが可能な操作スイッチである。例えば、施療モードをONにすることにより、通常モードよりも青色成分の光を多く含む施療光を第1光源111から出射される。光環境選択スイッチ127cは、集中環境に適した光の出射と、又は、リラックス環境に適した光の出射とを切換えることが可能な操作スイッチである。つまり、第2光源112から、図4の範囲A2の光又は図4の範囲A3の光が出射される。
第2操作部127は、基台における使用者側の側面に配置されている。なお、第2操作部127は、基台に設けられていなくてもよく、例えば本体部101に設けられていてもよく、配置について特に限定されない。また、リモートコントローラを介して光施療装置100を操作することができてもよく、第2操作部127が光施療装置100に設けられることが必須の構成要件ではない。さらに、第2操作部127は、機械式の押しボタンでもよく、静電容量式のタッチパネルでもよい。
基台は、本体部101を支持する台である。基台は、電源スイッチ127a、施療選択スイッチ127b、光環境選択スイッチ127cを側面から露出した状態で、内部に第2操作部127を収容している。
[動作]
本実施の形態における光施療装置100の動作について、図5を用いて説明する。
図5は、実施の形態に係る光施療装置100の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、使用者は、電源スイッチ127aを押下して、光施療装置100の電源をONにする。このフローチャートでは、光施療装置100が起動している場合での動作について説明する。
まず、制御部121は、光環境選択スイッチ127cによって集中環境モードが選択されているか否かを判断する(S1)。
集中環境モードが選択されていると、制御部121が判断した場合(S1ではYES)に、制御部121は、施療選択スイッチ127bによって施療モードが選択されているか否かを判断する(S2)。なお、ステップS1とステップS2とのフローは、順番が逆であってもよい。
一方、施療選択スイッチ127bによって通常モードが選択されていると、制御部121が判断した場合に(S2ではNO)、第1光源111が施療光を出射しないため、集中環境モードにすることができない。このため、ステップS1に戻る。
施療選択スイッチ127bによって施療モードが選択されていると、制御部121が判断した場合に(S2ではYES)、制御部121が第1光源111および第2光源112を、施療モード、かつ、集中環境モードで点灯するように制御する(S3)。
次に、制御部121は、タイマ部123から受信する時間から、施療モード開始からタイマ部123で設定した所定時間が経過しているか否かを判断する(S4)。
施療モード開始から所定時間が経過していると、制御部121が判断した場合(S4ではYES)に、制御部121は、光施療装置100の電源をOFFにする(S5)。そして、このフローは終了する。なお、このフローチャートでは、ステップS4の処理をした後に、ステップS13に進んでもよい。
一方、施療モード開始から所定時間が経過していないと、制御部121が判断した場合(S4ではNO)に、ステップS4に戻り同様の判断を行う。
また、リラックスモードが選択されていると、制御部121が判断した場合(S1ではNO)に、制御部121は、施療選択スイッチ127bによって施療モードが選択されているか否かを判断する(S11)。
施療選択スイッチ127bによって施療モードが選択されていると、制御部121が判断した場合に(S11ではYES)、制御部121が第1光源111および第2光源112を、施療モード、かつ、リラックスモードで点灯するように制御する(S12)。つまり、第2光源112が出射する光の明るさを、通常モードでの第2光源112が出射する光の明るさよりも暗くする。そして、ステップS4に進み、同様のフローが行われる。
一方、施療選択スイッチ127bによって通常モードが選択されていると、制御部121が判断した場合に(S11ではNO)、制御部121は、第2光源112を、リラックスモード、かつ、通常モードで点灯するように制御する(S13)。そして、ステップS4に進み、同様のフローが行われる。
このような、光施療装置100では、使用者の頭部に第1光源111の施療光が照射され、使用者の手元に第2光源112の照明光が照射されるため、使用者は、作業をしながら第1光源111の施療光で施療を行うことができるとともに、第2光源112の照明光で手元の作業場所が照らされる。このため、使用者の顔は、照明光の影響をほとんど受けることがないとともに、使用者の手元は、施療光の影響を、ほとんど受けることがない。このため、光施療装置100では、使用者の作業を阻害し難い。その結果、光施療装置100では、使用者が作業を行いながら施療を行うことができるため、使い勝手がよい。また、光施療装置100を備えたパーソナルコンピュータ等において好適である。
また、この光施療装置100では、集中環境モードおよびリラックスモードのいずれかを選択し、さらに、施療モードと通常モードとを選択することで、使用者の使用態様に応じた施療を行うことができる。
[作用効果]
次に、本実施の形態おける光施療装置100および電子機器1の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る光施療装置100は、青色成分の光を含む施療光を出射する第1光源111と、黄色成分の光を含む照明光を出射する第2光源112と、第1光源111及び第2光源112を制御する制御部121とを備える。また、施療光は、第2光源112が出射する光よりも青色成分の光を多く含む。そして、制御部121は、第2光源112が照明光を出射している期間中の一時点において、第1光源111から施療光を出射させる。
これによれば、第1光源111が施療光を照射し、第2光源112が照明光を照射する。また、第1光源111が施療光を照射している期間中の一時点において、第2光源112も照明光を照射する。このため、使用者は、第1光源111の施療光で施療を行いながら、第2光源112の照明光で視作業を行うことができる。
したがって、この光施療装置100では、使い勝手を良くすることができる。
また、本実施の形態に係る電子機器1は、表示装置10と、光施療装置100とを備える。そして、光施療装置100は、表示装置10の側方および上側の少なくともいずれかに配置される。
これによれば、電子機器1の側方および上側に配置すれば、より好適に光施療装置100を使用することができる。
また、本実施の形態に係る光施療装置100において、第1光源111は、第1領域に施療光を出射する。そして、第2光源112は、第1領域と異なる第2領域に照明光を出射する。
同じ領域に施療光と照明光とを照射した場合では、顔に照射すると眩しく感じ、手元に照射すると施療効果を得ることができないが、この構成の様に、第1光源111が出射する施療光の第1領域と第2光源112が出射する照明光の第2領域とが異なっているため、使用者に施療効果を与えつつ、視作業を行い易くさせることができる。
また、本実施の形態に係る光施療装置100において、第2光源112は、第1領域よりも下側の第2領域に照明光を出射する。
この構成によれば、例えば、使用者の顔に第1光源111の施療光を照射し、使用者の手元に第2光源112の照明光を、所望の場所に照射し易くなる。
また、本実施の形態に係る光施療装置100において、第1光源111は、第2光源112よりも上側に配置されている。
これによれば、第1光源111を第2光源112よりも上側に配置しているため、第1光源111の施療光が使用者の顔に照射し易くなり、第2光源112の照明光が使用者の手元に照射し易くなる。
また、本実施の形態に係る光施療装置100において、制御部121は、第1光源111および第2光源112を点灯させる集中環境モードと、集中環境モードでの第2光源112の明るさよりも、第2光源112を暗く点灯させるリラックスモードとを切り替える。
これによれば、集中環境モードで第2光源112が出射する照明光の明るさよりも、リラックスモードで第2光源112が出射する照明光の明るさの方が暗いため、使用者の環境に応じた照明を行うことができる。
また、本実施の形態に係る光施療装置100において、制御部121は、集中環境モード又はリラックスモードの場合に動作する施療モードと、リラックスモードの場合に動作する通常モードとを切り替える。
これによれば、制御部121が施療モードと通常モードとを切り替えるため、施療したい場合には施療モードで施療光を浴び、周囲を照明したい場合には通常モードで点灯させることができるため、使用者の使い勝手がよくなる。
また、本実施の形態に係る電子機器1において、表示装置10は、画面部11と、画面部11の下側に配置される第1操作部13とを有する。そして、第2光源112は、少なくとも第1操作部13に照明光を照射する。
これによれば、使用者の手元にある第1操作部13は、第2光源112により照明光で照らされ易くなる。また、第2光源112の照明光が第1操作部13を照らすため、施療光ではない光を使用者の眼に入光させることを抑制することができる。
(実施の形態の変形例1)
以下、本変形例に係る光施療装置201および電子機器200の構成について、図6および図7を用いて説明する。
図6は、実施の形態の変形例1に係る電子機器200を示す模式図である。図7は、実施の形態の変形例1に係る光施療装置201のブロック図である。
本変形例では、表示装置202の画面部202aに光施療装置201が固定されている点で実施の形態と相違する。
本変形例における他の構成は、実施の形態の構成と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図6および図7に示すように、本変形例において、表示装置202は、ノートパソコンである。表示装置202は、本体部210と、本体部210の一端縁で、本体部210に対して回動可能に接続された画面部202aとを有する。
画面部202aには、本体部210側を除いて画面部202aの周囲を囲むように、光施療装置201が固定されている。具体的には、光施療装置201は、逆U字状をなし、画面部202aに対して着脱可能である。
光施療装置201を画面部202aに固定する手段は、光施療装置201が画面部202aの側面から挟み込むことで光施療装置201が画面部202aに固定されてもよく、ネジ等の固定部材で画面部202aに固定されてもよく、固定する手段については特に限定されない。
光施療装置201を画面部202aに装着した状態において、光施療装置201は、第1光源211が画面部202aの上側に配置され、第2光源212が画面部202aの両側に配置される。
光施療装置201は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等の接続規格に適合する接続端子を本体部210の接続端子に接続することで、電力が供給される。
本変形例における他の作用効果についても、実施の形態と同様の作用効果を奏する。
(実施の形態の変形例2)
以下、本変形例に係る光施療装置301および電子機器300の構成について、図8を用いて説明する。
図8は、実施の形態の変形例2に係る電子機器300を示す模式図である。
本変形例では、表示装置302の画面部302aの上側に光施療装置301が固定されている点で実施の形態の変形例1と相違する。
本変形例における他の構成は、実施の形態の構成と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図8に示すように、本変形例の光施療装置301は、動物のカバをモチーフにしたマスコットである。なお、光施療装置301の形状は、カバに限定されず、マスコットであれば如何様な形状でもよい。
第1光源311および第2光源312は、光施療装置301の形状である、カバの口の内部に設けられている。
光施療装置301は、画面部302aの上側に配置され、画面部302aの前後から挟み込むように画面部302aに固定されている。具体的には、光施療装置301は、カバの足状をなした2本の第1支持部308(カバの前足)と、2本の第2支持部309(後足)とを有し、第1支持部308と第2支持部309とで画面部302aを挟むように固定されている。なお、前側とは光施療装置301に対して使用者側であり、後側とは前側の反対である。
光施療装置301は、第1支持部308と第2支持部309とにより、第1光源311が出射する施療光の出射方向と第2光源312が出射する照明光の出射方向とが可変自在に画面部302aに設けられる。つまり、光施療装置301は、第1支持部308および第2支持部309の挟み方を変更することで、可変自在に画面部302aに設けられる。
例えば、第1支持部308と第2支持部309とがクリップを構成し、第1支持部308と第2支持部309とで画面部302aを挟むことで実現してもよい。また、カバの頭部がカバの胴体に対して上下に回動可能であり、頭部を回動させることで第1光源311および第2光源312が出射する光の出射方向を可変自在にしてもよい。
このような、本変形例に係る光施療装置301において、第1光源311が出射する施療光の出射方向と第2光源312が出射する照明光の出射方向とは、可変自在である。
この構成によれば、光施療装置301を動かすだけで、第1光源311の施療光および第2光源312の照明光の出射方向を変更することができる。
本変形例における他の作用効果についても、実施の形態と同様の作用効果を奏する。
(実施の形態の変形例3)
以下、本変形例に係る光施療装置401および電子機器400の構成について、図9を用いて説明する。
図9は、実施の形態の変形例3に係る電子機器400を示す模式図である。
本変形例では、表示装置402の画面部402aの上側および下側に光施療装置401が固定されている点で実施の形態の変形例1と相違する。
本変形例における他の構成は、実施の形態の構成と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図9に示すように、本変形例における表示装置402は、例えばデスクトップ型のパソコンである。画面部402aには、2つの光施療装置401が固定されている。具体的には、画面部402aの上側に一方の光施療装置401が固定され、画面部402aの下側に他方の光施療装置401が固定されている。
一方の光施療装置401は、第1光源411を収容する長尺な本体カバーと、本体カバーの両端側に設けられた一対の第1保持部411aと、第1光源411とを有する。一方の光施療装置401を画面部402aに装着した際に、第1光源411は、画面部402aの上側を沿うように並んでいる。第1保持部411aは、一方の光施療装置401を画面部402aに装着した際に、画面部402aの両側面を挟み込む。こうすることで、一方の光施療装置401は、画面部402aの上側に固定される。
他方の光施療装置401は、第2光源412を収容する長尺な本体カバーと、本体カバーの両端側に設けられた一対の第2保持部412aと、第2光源412と、第2操作部127とを有する。他方の光施療装置401を画面部402aに装着した際に、第2光源412は、画面部402aの下側を沿うように並んでいる。第2保持部412aは、他方の光施療装置401を画面部402aに装着した際に、画面の両側面を挟み込む。こうすることで、他方の光施療装置401は、画面部402aに固定される。
なお、光施療装置401を画面部402aに固定する手段は第1保持部411aおよび第2保持部412aに限らず、例えばクリップ等の固定部材により光施療装置401を画面部402aに固定してもよい。
第2操作部127は、第2保持部412aに配置されている。なお、第2操作部127は、第1保持部411aに設けられていてもよい。
本変形例における他の作用効果についても、実施の形態と同様の作用効果を奏する。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態および実施の形態の変形例1〜3について説明したが、本発明は、上記実施の形態および実施の形態の変形例1〜3に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、制御部は、施療モードと通常モードとを有しているが、施療モードにおいて段階的に施療光の明るさを変化することができてもよい。
また、上記実施の形態において、図4に示すように、制御部は、範囲B1の光を照射する集中環境モードと、範囲B2の光を照射するリラックスモードとを有しているが、これに限定されず、範囲A1と範囲B1とで結ばれる領域内の光を選択的に照射することができてもよく、範囲A1と範囲B2とで結ばれる領域内の光を選択的に照射することができてもよい。
また、上記実施の形態において、図4に示すように、第2光源が出射する光の範囲は、範囲A2、A3に限定されず、範囲A2、A3近傍の範囲であってもよい。範囲A2、A3近傍の範囲は、例えば、560nm以上610nm以下の波長の光を多く含む色度図の黄色成分の領域である。
また、上記実施の形態において、第1光源が上側に配置され、第2光源が下側に配置されるが、実施の形態には限定されない。第1光源の施療光が顔(第1領域)に照射し、第2光源の施療光が第1操作部(第2領域)に照射すればよく、第1光源および第2光源の配置は特に限定されない。
以上、本発明の一つまたは複数の態様について、実施の形態および実施の形態の変形例1〜3に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態および実施の形態の変形例1〜3に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
1、200、300、400 電子機器
10、202、302、402 表示装置
11、202a、302a、402a 画面部
13 第1操作部(操作部)
100、201、301、401 光施療装置
111、211、311、411 第1光源
112、212、312、412 第2光源
121 制御部
127 第2操作部(操作部)

Claims (9)

  1. 青色成分の光を含む施療光を出射する第1光源と、
    黄色成分の光を含む照明光を出射する第2光源と、
    前記第1光源及び前記第2光源を制御する制御部とを備え、
    前記施療光は、前記照明光よりも青色成分の光を多く含み、
    前記制御部は、前記第2光源が前記照明光を出射している期間中の一時点において、前記第1光源から前記施療光を出射させる
    光施療装置。
  2. 前記第1光源は、第1領域に前記施療光を出射し、
    前記第2光源は、前記第1領域と異なる第2領域に前記照明光を出射する
    請求項1に記載の光施療装置。
  3. 前記第2光源は、前記第1領域よりも下側の前記第2領域に前記照明光を出射する
    請求項2に記載の光施療装置。
  4. 前記第1光源は、前記第2光源よりも上側に配置されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の光施療装置。
  5. 前記第1光源が出射する前記施療光の出射方向と前記第2光源が出射する前記照明光の出射方向とは、可変自在である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の光施療装置。
  6. 前記制御部は、
    前記第1光源および前記第2光源を点灯させる第1モードと、
    前記第1モードでの前記第2光源の明るさよりも、前記第2光源を暗く点灯させる第2モードとを切り替える
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の光施療装置。
  7. 前記制御部は、
    前記第1モード又は前記第2モードの場合に動作する施療モードと、
    前記第2モードの場合に動作する通常モードとを切り替える
    請求項6に記載の光施療装置。
  8. 表示装置と、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の光施療装置とを備え、
    前記光施療装置は、前記表示装置の側方および上側の少なくともいずれかに配置される
    電子機器。
  9. 前記表示装置は、画面部と、前記画面部の下側に配置される操作部とを有し、
    前記第2光源は、少なくとも前記操作部に前記照明光を照射する
    請求項8に記載の電子機器。
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