JP3110438B2 - テレテキスト・デコーダ - Google Patents

テレテキスト・デコーダ

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JP3110438B2
JP3110438B2 JP02152879A JP15287990A JP3110438B2 JP 3110438 B2 JP3110438 B2 JP 3110438B2 JP 02152879 A JP02152879 A JP 02152879A JP 15287990 A JP15287990 A JP 15287990A JP 3110438 B2 JP3110438 B2 JP 3110438B2
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Philips Electronics NV
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/025Systems for the transmission of digital non-picture data, e.g. of text during the active part of a television frame
    • H04N7/035Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、正常な画像情報を表現している画像信号
が、例えばフィールドあるいは垂直帰線期間(VBI)内
に存在しないテレビジョン・ラインにおけるテレビジョ
ン信号で符号化されたデータ・パルスが伝送される種類
のテレテキスト伝送を受信するのに適した受信機に使用
するためのテレテキスト・デコーダに関するものであ
る。そのテレテキスト・デコーダは、“BBC DATACAST t
eletext service"や“IBA AIRCALL teletext service"
のようなテレテキスト商業的データ・サービス(例えば
Packet 31)を受信するために適し、且つデータを適合
するパーソナル・コンピュータあるいはその他のコンピ
ュータへ出力する受信機内に使用するためのテレテキス
ト・デコーダに特に適用できる。
(従来の技術) この種類のテレテキスト・デコーダは、受信されたビ
デオ信号から得た一連のデータに作用してそのデータを
記憶されるデータ・バイトに変換するデータ収集及び制
御回路を含んでいる。このデータ収集及び制御回路の機
能の一つは、受信されている一連のデータが有効なテレ
テキスト・データであることを検出し、且つそれがテレ
テキスト・データでない場合にはそれを拒否することで
ある。
テレテキスト伝送フォーマットは、英国において“Br
itish Broadcasting Corporation"と“Independent Bro
adcasting Authority"と“British Radio Equipment Ma
nufactures'Association"との合同で、1976年9月に発
行された文書“Broadcast Teletext Specification"
(放送テレテキスト仕様書)及び英国政府の“Departme
nt of Trade andIndustry"により1987年12月に編集され
た“World System Teletext and Data Broadcasting Sy
stem"に記載されている。テレテキスト・データは、50H
zフィールド速度システムで、フィールドあるいはそれ
の垂直帰線期間内に、即ち625ラインのうちのライン7
〜22及びライン318〜335に含まれるテレビジョン信号の
それらのライン内で正常に伝送される。しかしながら、
ライン19と20及びライン332と333のようなこれらのライ
ンのうちの幾つかは、挿入テスト信号(ITS)を伝送す
るために用いられ得て、これらの信号が有効なテレテキ
スト・データを悪化させる非テレテキスト“屑”(“ju
nk")データが受信されるという結果を有し、テレテキ
スト・データを模写し得ることが見出された。非テレテ
キスト“屑”データは受信されたビデオ信号に含まれる
正常な画像情報からも起こり得る。
この問題を軽減するために、データ収集及び制御回路
が、それが有効なテレテキスト・データであるか否かを
決定するための、受信した一連のデータに多数のテスト
を実行することが準備される。これらのテストのうちの
一つは、テレテキスト・データの各データ・パケットの
クロック・ラン・イン・ビットに追従する、いわゆるフ
レーミング・コードが既定の“窓”内に生じるかどうか
を決定することである。この“窓”内に有効なフレーミ
ング・コードが生じない場合には、関連する一連のデー
タは捕捉されない。正常にはこのフレーミング・コード
“窓”は基準として受信されたビデオ信号から得られる
ライン同期信号を用いて作られ、有効なフレーミング・
コードはライン同期信号に追従する既定の時間生じねば
ならぬことは既知である。
そのようなテストを用いてさえも、フレーミング・コ
ード窓内に有効なフレーミング・コードを含むように見
え、それ故に有効なテレテキスト・データとして通過さ
れることが、非テレテキスト“屑”データに対してまだ
可能である。本発明はこの出来事の可能性を減少させる
ことに関連している。
フィリップスの部品で一般にCIDAC(CMOS Interface
for Data Acquisition and Control)と呼ばれている型
式SAA 5250として販売されているデータ収集及び制御集
積回路の一つの特別な形式がフランスの“ANTIOPE"テレ
テキスト・システムに関連して使用するために最初に設
計された。この集積回路の詳細は、1988年のフィリップ
ス・データ・ハンドブック巻ICO2a“Video and associa
ted systems−Bipolar,MOS"とパリのRTC Laboratories
Applicationsによる“CIDAC−CMOS Interface for Data
Acquisition and Control"にも見出し得る。CIDACは二
つの二者択一のモードで用いられ得る。一方のモードで
はSYNCと呼ばれ、フレーミング・コード窓がCIDACのVAL
I/SYNC入力端子へ印加されるライン同期信号から内部的
に作られる。他方のモードではCIDACのVALI/SYNC入力端
子へ印加された信号が、直接フレーミング・コード窓を
生じる。
(発明が解決しようとする課題) CIDAC集積回路を含み得て、且つ非テレテキスト
“屑”データの問題を緩和するために動作の二者択一の
モードを利用する、テレテキスト・デコーダを提供する
ことが、本発明の目的の一つである。
(課題を解決するための手段) 本発明の一態様によると、テレテキスト・データ・パ
ケットを表現している符号化されたデータ・パルスが、
正常な画像情報を表現している画像信号が存在しない個
別のテレビジョン・ラインにおけるテレビジョン信号で
伝送される種類のテレテキスト伝送を受信するのに適し
た受信機内に使用するためのテレテキスト・デコーダが
提供され、前記テレテキスト・デコーダは既定のフレー
ミング・コード窓内でフレーミング・コードを検出する
ために、テレビジョン信号の個別のラインから得る信号
に影響できるフレーミング・コード検出手段を具えてお
り、テレテキスト・データ・パケットが生じない前記テ
レビジョン信号内のラインから得る信号に関するテレビ
ジョン・ライン内の前記フレーミング・コード窓の位置
を変更するための手段により特徴付けられており、それ
によって非テレテキスト信号内の見掛け上有効なフレー
ミング・コードを検出する機会が低減される。
本発明は、フレーミング・コード窓の位置を変移する
ことにより、テレテキスト・データのいずれかの部分に
似ているパルスが生じない位置にフレーミング・コード
窓が置かれるという利点を有する。
前述のような本発明の実行に際して、前記フレーミン
グ・コード窓の位置を変更するための前記手段が、フレ
ーミング・コード窓をフレーミング・コードが前記非テ
レテキスト信号内に存在し得ない位置へ動かすために有
効であり得る。
好適なデコーダでは、フレーミング・コード検出手段
がデータ収集及び制御装置の一部を形成することが準備
され、その場合には、前記フレーミング・コード窓がそ
の中で内部的に作られる第1モードと、前記フレーミン
グ・コード窓が印加された信号により定義される第2モ
ードとにおいてデコーダが動作し得る。
好都合にも、前記第1モードでは前記フレーミング・
コード窓が印加されたライン同期信号と時間的に離れた
関係で作られ、且つ前記第2モードでは前記印加された
ライン同期信号から前記フレーミング・コード窓が直接
得られるように準備され得る。この第2モードでは、前
記フレーミング・コード窓の期間は、実質的に印加され
たライン同期信号の期間に変更され得る。
特別に好適な装置では、前記データ収集及び制御装置
にそれの第1モードで動作させるためにテレビジョン信
号からフィールド同期信号を作るための手段が設けら
れ、且つ前記データ収集及び制御装置にそれの第2モー
ドで動作させるために前記フィールド同期信号が生じた
後の既定の時間動作できる手段も設けられ、前記既定の
時間は前記テレテキスト・データ・パケットが生じ得る
前記テレビジョン信号内のラインの既定の数に相当して
いる。
この伝送が特にテスト信号を輸送する垂直帰線期間の
間にテレビジョン・ラインをも含んでいる場合には、こ
のデコーダは付加的に前記テスト信号ラインの存在を検
出するため、及び前記フレーミング・コード窓にこれら
のラインの間それの変更された位置を占有させるための
手段を具え得る。
テレテキスト・データ・パッケージを含まないテレビ
ジョン・ラインを検出するため、及び前記フレーミング
・コード窓にそれらのラインの間のそれの変更された位
置を占有させるための手段をこのデコーダは付加的に具
えてもよく、これはテレビジョン・ラインがテレテキス
ト・データ・パケットのクロック・ラン・イン・パルス
を含むか否かを決定することにより達成され得る。
本発明の別の態様によると、テレテキスト・データ・
パケットを表現している符号化されたデータ・パルス
が、正常な画像情報を表現している画像信号が存在しな
い個別のテレビジョン・ラインにおけるテレビジョン信
号で伝送される種類の受信されたテレテキスト伝送を処
理する方法が提供され、該方法はフレーミング・コード
窓を作り出す工程と、テレビジョン信号の個別のライン
から得る信号内の前記フレーミング・コード窓内でフレ
ーミング・コードを検出する工程とを具えており、且つ
データ・パケットが生じない前記テレビジョン信号内の
ラインから得る信号に関するテレビション・ライン内の
前記フレーミング・コード窓の位置を変更する工程によ
り特徴付けられており、それによって非テレテキスト信
号内の見掛け上有効なフレーミング・コードを検出する
機会が低減される。
(実施例) 以下、本発明の典型的な実施例を添付の図面を参照し
つつ説明する。
第1図には、テレテキスト伝送を受信するためのアン
テナAを具えたテレテキスト・デコーダの略図的なブロ
ック線図が示されており、そのアンテナAは、中間周波
数段IF(典型的にはフィリップス部品の集積回路型式TD
A 2541)へ出力を与えるテレビジョン同調器T(典型的
にはフィリップス部品の同調器ユニット型式U744)へ接
続されている。中間周波数段IFからの復調されたビデオ
信号VSは、ビデオ信号VSから一連のテレテキスト・デー
タ・パルスDを回復するために、なかんずくデータ・ス
ライシングを実行するビデオ処理回路VP(典型的にはフ
ィリップス部品の集積回路型式SAA 5231)へ印加され
る。このビデオ処理回路VPはビデオ信号VSからデータ・
クロック・パルスCとライン同期パルスSをも作り出
す。クロック・パルスC及びライン同期パルスSと一緒
にデータ・パルスDが、好適にはフィリップス部品の集
積回路型式SAA 5250である、データ収集及び制御回路DA
Cへ供給される。このデータ収集及び制御回路DACはビデ
オ処理回路VPからの一連のテレテキスト・データ・パル
スに作用して、それらを多ビット・アドレス及びデータ
・バスB1を介して(典型的には2K×8ビットの)専用先
入れ先立しランダム・アクセス・メモリM1内に記憶され
る並列データ・バイトに変換する。
このデータ収集及び制御回路DACは、もう一つの多ビ
ット・アドレス及びデータ・バスB2を介して、それ自身
が別の多ビット・アドレス及びデータ・バスB3を介して
プログラム可能な周辺インターフェイスPPI(典型的に
はインテル型式8255)と(典型的には32K×8ビット
の)ランダム・アクセス・メモリM2とに相互接続されて
いる、マイクロ制御器MC(典型的にはインテル型式803
1)の制御のもとに運転される。ある環境のおいてはバ
スB2とB3とは共通でもよい。このプログラム可能な周辺
インターフェイスPPIが、多ビット・アドレス及びデー
タ・バスB4を介して、適合するパーソナル・コンピュー
タPC(典型的にはIBM PC)へのアクセスを与える。
このデータ収集及び制御回路DACにより実行される機
能の一つがビデオ処理回路VPからデータ収集及び制御回
路へ印加されたデータ・パルスD上のフレーミング・コ
ード・チェックをすることである。これは正常には、テ
レテキスト・データ・パケットのフレーミング・コード
が生じることが期待され得る位置に、フレーミング・コ
ード窓を作ることにより、且つフレーミング・コードが
フレーミング・コード窓の限界内でデータ・パルスD内
に存在するか否かを検出することにより行われる。フレ
ーミング・コードが検出された場合には、データ・パケ
ットが有効なテレテキスト・データであることが想定さ
れ、このデータ・パケットはメモリM1に記憶される。フ
レーミング・コードが検出されなかった場合には、デー
タ・パルスDが有効なテレテキスト・データ・パケット
を構成しないことが想定されて、関連データ・パケット
を記憶するためになんらの処置も取られない。
以上に説明したように、見掛け上有効なフレーミング
・コードがデータ収集及び制御回路DAC内で作られたフ
レーミング・コード窓内で検出され、且つそれによりテ
レテキスト・データとして通される範囲に対してさえ
も、非テレテキストあるいは“屑”データに対してテレ
テキスト・データを模写することが可能である。
データ収集及び制御回路DACとして前述のフィリップ
ス部品のCIDACの集積回路SAA 5250装置の使用が履行さ
れた場合に、第1図に示したテレテキスト・デコーダは
“屑”データの問題を更に緩和するためにそれの特徴を
使用する。
CIDACは、前述のハンドブックに記載されているよう
に、いわゆるR1,ビット7レジスタを高又は低(論理1
又は論理0)のいずれかに設定することによるソフトウ
エア制御のもとに、選択され得る二つのモードのいずれ
かで動作するように設計された。このR1,ビット7レジ
スタが低に設定された場合には、CIDACはフレーミング
・コード窓が内部的に作られるSYNCモードへ設定され、
且つ、R1,ビット7レジスタが高に設定された場合に
は、CIDACはフレーミング・コード窓がCIDACのVALI/SYN
C入力端子へ印加される信号により定義されるVALモード
へ設定される。
実際には、CIDACはフレーミング・コード窓が内部的
に作られるSYNCモードで正常に用いられ、且つビデオ処
理回路VPからのライン同期信号Sがこのライン同期パル
スSに時間的に離れた関係でフレーミング・コード窓の
位置を定義するために、CIDACのVALI/SYNC入力端子へ印
加される。
CIDACがVALモードで用いられる場合には、フレーミン
グ・コード窓を定義するために、CIDACのVALI/SYNC入力
端子へ印加されるべき信号を発生するための付加的なハ
ードウエアを準備することが必要である。
しかしながら、CIDACがVALI/SYNC入力端子へ印加され
たライン同期信号SによりVALモードで用いられる場合
には、フレーミング・コード窓はそのライン同期パルス
の領域内に作られ、その領域内には有効なフレーミング
・コードと誤解され得るなんらの信号も生じそうにない
ことが認識された。
それ故に、テレテキスト・データが生じそうな垂直帰
線期間VBIの部分では、CIDACはSYNCモードで用いられ、
“屑”データがもっと生じそうなビデオ信号の残りの部
分では、VALモードで用いることが提案される。
第2図において、その波形(a)に、前述の放送テレ
テキスト仕様書に紹介されたような、典型的な625ライ
ン50Hzフィールド速度ビデオ波形の二つの垂直帰線期間
VBIのうちの一方が示されている。この垂直帰線期間VBI
はライン623〜ライン23のビデオ信号の25ラインにわた
って延在する。ライン623〜ライン6の部分はフィール
ド同期化目的のために使用されて、ライン19及び20は挿
入テスト信号(ITS)の伝送のために使用され、残りの
ライン即ちライン7〜18及びライン21と22とがテレテキ
スト・データ・ラインとしての使用のために利用でき
る。
第1図を参照して説明したテレテキスト・デコーダ
は、真のフィールド同期パルスを発生するためにライン
623〜ライン6のフィールド同期化部分を使用し、これ
がCIDACをおSYNCモードへ切り換えるために用いられ
る。同時に、CIDACがSYNCモードに維持される期間を決
定するために、タイマーがマイクロ制御器MC内で運転状
態に設定される。典型的には、この期間はライン18の完
結において且つ挿入テスト信号ITSライン19と20との前
に終わるように配列される。従って、ライン18の完結と
一致するこの期間の終わりにおいて、CIDACがVALモード
に設定される。
ライン623〜ライン6のフィールド同期化パルスから
の真のフィールド同期パルスの発生は、第1図において
は、ビデオ処理回路VPからのライン同期パルスSが印加
され、このCIDACデータ収集及び制御回路DAC内で得られ
る色バースト・ブランキング信号CBBによりクロックさ
れる“D"型フリップ・フロップFFによって影響される。
このブランキング信号CCBは各ラインにおけるデータ・
スライシング動作をリセットするためにビデオ処理回路
VPへも印加される。フリップ・フロップFFからの反転出
力端子が、第2図において(b)で示したように、真の
フィールド同期パルスFSを生じて、これが第2図中の
(c)で示したように、(R1,ビット7=0)のSYNCモ
ードにCIDACを設定するためにマイクロ制御器MCへ印加
されて、且つまたその中でタイマーが運転状態に設定さ
れる。期間TPの終わりにおいて(第2図(c))、CIDA
Cがマイクロ制御器MCにより(R1,ビット7=1)のVAL
モードに設定される。
この方法によって、CIDACは第1図で(a)に示した
ビデオ信号のうちライン7〜18の間にSYNCモードに設定
され、これらのラインはテレテキスト・データ・ライン
であって、そのモードでは、フレーミング・コードが個
別のデータ・ライン内に含まれるテレテキスト・データ
・パケット内で受信されることが期待され得る位置に、
フレーミング・コード窓が内部的に作られる。CIDACが
挿入テスト信号ライン19と20及び正常な画像ラインの間
にも起こるVALモードに設定された場合には、CIDACによ
り作られたフレーミング・コード窓がCIDACのVALI/SYNC
入力端子へ印加されるライン同期パルスSにより定義さ
れ、且つそれ故にライン同期パルスSの付近に作られ
て、その領域内には“屑”データが存在しそうにない。
この方法によって“屑”データの問題は大幅に緩和され
る。
上述の実施例では、CIDACデータ収集及び制御回路DAC
が挿入テスト信号ITSラインの到来の前にVALモードへ復
帰するように、CIDACデータ収集及び制御回路DACがマイ
クロ制御器MCの制御による期間の間SYNCモードに維持さ
れる。挿入テスト信号ITSラインの位置がそのシステム
に対して固定されている伝達装置と共にデコーダが用い
られた場合には、これは非常に申し分のないものであ
る。しかしながら、デコーダは挿入テスト信号ITSライ
ンの位置が各国毎に異なる多くの国で動作することが要
求され得る。そのような場合には、これらのラインの内
容の反復性の性質を感知することにより可能な、いつ挿
入テスト信号ITSラインが提供されるかを決定するため
の手段、あるいは各テレテキストラインに正常には存在
するクロック・ラン・イン・パルスがないことをチェッ
クすることにより達成され得る、どこにテレテキスト・
ラインが存在しないかを決定するための手段が、このデ
コーダに設けられ得る。このとき、この手段はフィール
ド・ブランキング期間の間の適当な時に、このCIDACを
そのSYNCモード及びVALモードに設定するための、マイ
クロ制御器MCを制御するために用いられる。
前述の実施例では、フレーミング・コード窓の位置の
変更を達成するために、CIDACの二重モード特性が用い
られているとはいえ、これを行うその他の方法が用いら
れ得ることは認識されるであろう。
本開示を熟読することにより、その他の変形もこの技
術に熟達した人々には明らかであろう。そのような変形
は、本来既知である特徴及びここに既に説明した特徴に
代えるか、あるいは加えて用いられ得るその他の特徴を
含み得る。本出願では特許請求の範囲は特徴の特別の組
合せに形成されたとはいえ、本出願の開示の範囲は、こ
こに明示的であれ暗示的であれ開示されたなんらかの新
奇な特徴又は特徴のなんらかの新奇な組合せ、あるいは
この技術に熟達した人々には明らかなそれらの一般化ま
たは修正をも含み、それはいずれかの特許請求の範囲に
現在記載されているのと同じ発明に関係しているか否か
にかかわらず、また本発明が軽減したと同じ技術的問題
点のいずれか又は全てを軽減するか否かにはかかわらな
い。出願人はここに、本出願あるいはそれから得られた
別の出願の継続中に、そのような特徴とそのような特徴
の組合せとの双方又はいずれか一方を新しい特許請求の
範囲に策定する権利を保留する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるテレテキスト・デコーダの簡略ブ
ロック線図であり、 第2図は第1図のデコーダに存在する典型的な波形を示
す。 A……アンテナ B1、B2、B3、B4……多ビット・アドレス及びデータ・バ
ス C……データ・クロック・パルス CBB……色バースト・ブランキング信号 D……一連のテレテキスト・データ・パルス DAC……データ収集及び制御回路 FF……フリップ・フロップ FS……真のフィールド同期パルス IF……中間周波数段 ITS……挿入テスト信号 M1、M2……ランダム・アクセス・メモリ MC……マイクロ制御器 PC……適合するパーソナル・コンピュータ PPI……プログラム可能な周辺インターフェイス R1……ビット7レジスタ S……ライン同期パルス SYNC……SYNCモード T……テレビジョン同調器 TP……SYNCモード期間 VAL……VALモード VBI……垂直帰線期間 VP……ビデオ処理回路 VS……ビデオ信号

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレテキスト・データ・パケットを表現し
    ている符号化されたデータ・パルスが、正常な画像情報
    を表現している画像信号が存在しない個別のテレビジョ
    ン・ラインにおけるテレビジョン信号で伝送される種類
    のテレテキスト伝送を受信するのに適した受信機に使用
    するためのテレテキスト・デコーダであって、該テレテ
    キスト・デコーダは既定のフレーミング・コード窓内で
    フレーミング・コードを検出するためにテレビジョン信
    号の個別のラインから得る信号に作用し得るフレーミン
    グ・コード検出手段を具えており、テレテキスト・デー
    タ・パケットが生じない前記テレビジョン信号内のライ
    ンから得る信号に関するテレビジョン・ライン内の前記
    フレーミング・コード窓の位置を変更するための手段に
    よって特徴付けられ、それによって非テレテキスト信号
    内の見掛け上有効なフレーミング・コードを検出する機
    会を減少せしめたテレテキスト・デコーダ。
  2. 【請求項2】前記フレーミング・コード窓の位置を変更
    するための前記手段が、フレーミング・コードが前記非
    テレテキスト信号内に存在し得ない位置へ前記窓を動か
    すために有効であることを特徴とする請求項1記載のテ
    レテキスト・デコーダ。
  3. 【請求項3】前記フレーミング・コード検出手段がデー
    タ収集及び制御装置の一部を形成することを特徴とする
    請求項2記載のテレテキスト・デコーダ。
  4. 【請求項4】前記データ収集及び制御装置が、前記フレ
    ーミング・コード窓がその中で内部的に作られる第1モ
    ードと、前記フレーミング・コード窓が印加された信号
    により定義される第2モードとで動作できることを特徴
    とする請求項3記載のテレテキスト・デコーダ。
  5. 【請求項5】前記第1モードでは、前記フレーミング・
    コード窓が印加されたライン同期信号と時間的に離れた
    関係で作られ、且つ前記第2モードでは前記フレーミン
    グ・コード窓が前記印加されたライン同期信号から直接
    に得られることを特徴とする請求項4記載のテレテキス
    ト・デコーダ。
  6. 【請求項6】前記第2モードでは前記フレーミング・コ
    ード窓の期間が実質的に印加されたライン同期信号の期
    間へ変更されることを特徴とする請求項5記載のテレテ
    キスト・デコーダ。
  7. 【請求項7】前記データ収集及び制御装置にそれの前記
    第1モードで動作させるためにテレビジョン信号からフ
    ィールド同期信号を発生するための手段と、前記データ
    収集及び制御装置をそれの第2モードで動作させるため
    に前記フィールド同期信号が生じた後に既定の時間動作
    できる手段とによって特徴付けられ、前記既定の時間は
    前記テレテキスト・データ・パケットが生じ得る前記テ
    レビジョン信号内のラインの既定の数に相当することを
    特徴とする請求項5または6記載のテレテキスト・デコ
    ーダ。
  8. 【請求項8】前記伝送が特にテキスト信号を輸送する垂
    直帰線期間の間テレビジョン・ラインをも含む前記請求
    項1〜6のうちのいずれか1項記載のテレテキスト・デ
    コータにおいて、 該デコーダが付加的に前記テスト信号ラインの存在を検
    出するため及び前記フレーミング・コード窓にそれらの
    テスト信号ラインの間そのフレーミング・コード窓の変
    更された位置を占有させるための手段を具えることを特
    徴とするテレテキスト・デコーダ。
  9. 【請求項9】前記デコーダが付加的にテレテキスト・デ
    ータ・パケットを含まないテレビジョン・ラインを検出
    するため及び前記フレーミング・コード窓にそれらのテ
    レビジョン・ラインの間そのフレーミング・コード窓の
    変更された位置を占有させるための手段を具えたことを
    特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1項記載のテ
    レテキスト・デコーダ。
  10. 【請求項10】テレテキスト・データ・パケットを含ま
    ないテレビジョン・ライン検出のための前記手段が、テ
    レビジョン・ラインがテレテキスト・データ・パケット
    のクロック・ラン・イン・パルスを含むか含まないかを
    決定することを特徴とする請求項9記載のテレテキスト
    ・デコーダ。
  11. 【請求項11】テレテキスト・データ・パケットを表現
    している符号化されたデータ・パルスが、正常な画像情
    報を表現している画像信号が存在しない個別のテレビジ
    ョン・ラインにおけるテレビジョン信号で伝送される種
    類の受信されたテレテキスト伝送を処理する方法であっ
    て、該方法はフレーミング・コード窓を発生する工程
    と、テレビジョン信号の個別のラインから得る信号内の
    前記フレーミング・コード窓内でフレーミング・コード
    を検出する工程とを具えており、且つデータ・パケット
    が生じない前記テレビジョン信号内のラインから得る信
    号に関するテレビジョン・ライン内の前記フレーミング
    ・コード窓の位置を変更する工程により特徴付けられ、
    それによって非テレテキスト信号内の見掛け上有効なフ
    レーミング・コードを検出する機会が減少されることを
    特徴とする受信されたテレテキスト伝送を処理する方
    法。
JP02152879A 1989-06-16 1990-06-13 テレテキスト・デコーダ Expired - Fee Related JP3110438B2 (ja)

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