JP3110366U - 熱可塑性フィルム内装包装袋 - Google Patents

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勉 小野寺
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ニューロング工業株式会社
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Abstract

【課題】 開口ミスをなくすことができる熱可塑性フィルム内装紙袋を提供すること。
【解決手段】 内面紙層と外面紙層との間に熱接着可能なポリフィルムが介装された複数層よりなる筒状のチューブの一端が開口部2とされ、他端が封止された底部3とされた熱可塑性フィルム内装包装袋である。開口部2寄りに、全幅にわたり隣接する各紙層間が加熱圧着されてなる加熱圧着部7を有し、加熱圧着部7は、開口部2の幅方向に直交する断面の何れにおいても同じ厚さの圧着部分7aを有している。
【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば、表面紙層、ポリフィルム、内面紙層よりなる熱可塑性フィルム内装紙袋に関する。
多層のクラフト紙袋は、クラフト原紙を複数層重ね、各層の原紙を筒状に形成接着し、一定の寸法に断裁してチューブとし、通常該チューブの一端を接着、縫着して袋状とし、内容品を収納した後、他端を接着、縫着する使用態様のものである。特に多層紙袋には、ポリフィルムを介装したものがある。
内容品の自動充填工程等においては、多層の紙袋の開口を容易正確に行う必要性があり、内容品充填時に、開口部において開口されるべきではない紙層間が開封されたり、開封された開口周縁の紙層間に異物が混入したりすると、作業効率が下がる。この誤開封を防止するため、開口周縁の各層を糊を用いて貼着することが行われることがある。
紙袋用チューブを、製袋前の、複数層の各紙層の間に熱接着可能なポリフィルムが介装された複数層よりなる筒状の紙袋用チューブであって、該チューブの少なくとも一端の開口部が前記ポリフィルムと共に波押し形加工を兼ねて加熱圧着され、該端の全幅にわたり隣接する各紙層間が擬似溶着されているフィルム内装紙袋用チューブを用い、一端が擬似溶着部とされた開口部とされ、他端が封止された底部とされているフィルム内装紙袋用チューブよりなる袋が提案されている(特開2002−160742号公報参照)。
しかしながら、開口周縁の各層を糊を用いて貼着した従来の袋では、内容品の充填後に開口端をミシン縫いにより閉じる場合、糊がミシン針に付着して目飛びを起す原因となっていた。また、特開2002−160742号公報に記載の袋では、袋が波押し形加工を兼ねた加熱圧着されているために表面に凹凸が形成されており、自動充填工程において、開口を行わせる吸盤が波押し形加工部分に乗っかると、吸着力にムラが生じて開口ミスが発生していた。
本考案が解決しようとする課題は、開口ミスをなくすことができる熱可塑性フィルム内装紙袋を提供することにある。
本考案の熱可塑性フィルム内装紙袋は、内面紙層と外面紙層との間に熱接着可能なポリフィルムが介装された複数層よりなる筒状のチューブの一端が開口部とされ、他端が封止された底部とされた袋であって、前記開口部寄りに、全幅にわたり隣接する各紙層間が加熱圧着されてなる加熱圧着部を有し、前記加熱圧着部は、前記開口部の幅方向に直交する断面の何れにおいても同じ厚さの圧着部分を有していることを特徴とする。
本考案によれば、袋の開口部寄りに、全幅にわたり隣接する各紙層間が加熱圧着されてなる加熱圧着部を有し、加熱圧着部は、開口部の幅方向に直交する断面の何れにおいても同じ厚さの圧着部分を有している構成であるため、圧着部分が平坦に形成されるから、自動充填工程において、開口を行わせる吸盤が加熱圧着部分に乗っかってもムラなく吸着するので、開口ミスをなくすことができる。
図1は、本考案の一実施形態である熱可塑性フィルム内装紙袋1の正面図である。図2は、加熱圧着前の袋の開口部を示す端面図である。図2に示すように、熱可塑性フィルム内装紙袋1は、内面紙層4と外面紙層5との間に熱接着可能なポリフィルム6が介装された複数層よりなる筒状のチューブ構造であり、図1に示すように、その一端が開口部2とされ、他端が封止された底部3とされている。
熱可塑性フィルム内装紙袋1の開口部2寄りには、該袋1の開口端縁に沿って全幅にわたり隣接する各紙層間が加熱圧着されてなる加熱圧着部7を有している。この加熱圧着部7は、開口部2の幅方向に直交する断面の何れにおいても同じ厚さの圧着部分を有しているものである。図1は、加熱圧着部7が斜め方向に一定の間隔で同じ厚さの圧着部分7a(図1の斜め線の部分)が形成されているものである。開口部2の幅方向に直交する断面、例えば、図1においてA−A線で破断した場合の断面において同じ厚さの圧着部分7aを有している(図1では2箇所存在している)。
図3は、熱可塑性フィルム内装紙袋1の他の実施形態を示す正面図である。図3では、加熱圧着部7は、該袋1の開口端縁に沿って、互いに平行な2本の小幅の条8a,8bで構成されている。条8aにおける圧着部分9a並びに条8bにおける圧着部分9bは、袋1の幅方向に所定の長さを有し、且つ各圧着部分9a,9aの間、各圧着部分9b,9bの間は所定間隔をおいて複数形成されている。また、条8aにおける各圧着部分9aと条8bにおける圧着部分9bとは、袋1の幅方向にずらして形成され、袋1の幅方向に対して直角に横切る方向において、条8aにおける圧着部分9aと条8bにおける圧着部分9bとが重なるように形成されている。なお、条8aにおける圧着部分9aと条8bにおける圧着部分9bとは同じ厚さである。
従って、加熱圧着部7は、圧着部分9aと圧着部分9bとが交互に配列し、隣接する各紙層間が加熱圧着されてなる圧着部分が全幅にわたるようになっていると共に、開口部2の幅方向に直交する断面の何れにおいても同じ厚さの圧着部分を有している。例えば、図2においてB−B線で破断した場合の断面においては条8aの圧着部分9aを有している。また、図2においてC−C線で破断した場合の断面においては条8aの圧着部分9aと条8bの圧着部分9bの2箇所を有している。
本考案の熱可塑性フィルム内装紙袋1は、袋の開口部2寄りに、全幅にわたり隣接する各紙層間が加熱圧着されてなる加熱圧着部7を有し、加熱圧着部7は、開口部2の幅方向に直交する断面の何れにおいても同じ厚さの圧着部分を有している構成であるため、圧着部分が平坦に形成されるから、自動充填工程において、開口を行わせる吸盤が加熱圧着部分に乗っかってもムラなく吸着するので、開口ミスをなくすことができる。
本考案の一実施形態である熱可塑性フィルム内装紙袋の正面図である。 加熱圧着前の袋の開口部を示す端面図である。 熱可塑性フィルム内装紙袋の他の実施形態を示す正面図である。
符号の説明
1 熱可塑性フィルム内装紙袋
2 開口部
3 底部
4 内面紙層
5 外面紙層
6 ポリフィルム
7 加熱圧着部
7a 圧着部分
8a 条
8b 条
9a 圧着部分
9b 圧着部分

Claims (1)

  1. 内面紙層と外面紙層との間に熱接着可能なポリフィルムが介装された複数層よりなる筒状のチューブの一端が開口部とされ、他端が封止された底部とされた熱可塑性フィルム内装包装袋であって、前記開口部寄りに、全幅にわたり隣接する各紙層間が加熱圧着されてなる加熱圧着部を有し、前記加熱圧着部は、前記開口部の幅方向に直交する断面の何れにおいても同じ厚さの圧着部分を有していることを特徴とする。
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