JP3109976U - 固形石けん収納用ネット - Google Patents

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中 藍 山
田 川 功 横
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スルガ株式会社
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Abstract

【課題】固形石けんを収納すると共に、身体等の洗浄の際には効率よく泡を立てることができる固形石けん収納用ネットを提供するものである。
【解決手段】固形石けん収納用ネットAは、固形石けんbを収納する袋状の内側ネット1と、この内側ネット1の外側面を覆うように設けられた外側ネット2の二重構造とし、内側ネット1の閉塞部3側の外側ネット2の端部9を内側ネット1に拘束しない構成とすることで、外側ネット2を内側ネット1に対してより広範に擦り合わせることができ、内側ネット1の網目の間隙から溶出した石けんと周囲の空気とを巻き込んで効率よく多量の泡を形成することが可能となる。
【選択図】図5

Description

本考案は、身体等の洗浄の際に使用する固形石けんの泡立ちをよくするために用いる固形石けん収納用ネットに関するものである。
身体等の洗浄の際に固形石けんを用いて泡立てて使用するものとして、矩形状のネットを二重にした構成の固形石鹸用泡立ネットがある(特許文献1の図2、図5、図6参照)。
しかし、このような固形石鹸用泡立ネットにおいては、内側ネットとその外側面を覆う外側ネットとが矩形の二辺乃至四辺を固定されており、前述の内側ネットに対して外側ネットの可動範囲が狭いため十分に擦れず、泡立ちが少ないという問題があった。
特開2002−95605号公報
本考案は前述した問題を解決するためになされたものであり、内側ネットに対して外側ネットの可動範囲を広くすることができ、固形石けんを使用する際に効率よく泡を立てることができる固形石けん収納用ネットを提供するものである。
請求項1に係る手段は、固形石けんを収納する袋状の内側ネットと、この内側ネットの外側面を覆うように設けられた外側ネットと、を備えた固形石けん収納用ネットであって、前記内側ネットの開口部側の端部と前記外側ネットの一端部とが接合され、かつ前記外側ネットの他端部は内側ネットに固定されていない構成の固形石けん収納用ネットである。
請求項2に係る手段は、固形石けんを収納する袋状の内側ネットと、この内側ネットの外側面を覆うように設けられた外側ネットと、を備えた固形石けん収納用ネットであって、前記内側ネットの開口部側の端部と前記外側ネットの一端部とが折り返されて連続して形成され、かつ前記外側ネットの他端部は内側ネットに固定されていない構成の固形石けん収納用ネットである。
請求項3に係る手段は、袋状のネットの閉塞部が前記ネットの中に位置するように折り返されて形成された固形石けん収納用ネットであって、折り返された前記固形石けん収納用ネットの内側は固形石けんを収納する内側ネット、外側は外側ネットであり、前記内側ネットの閉塞部より前記内側ネットの開口部に近い側であって、前記内側ネットの開口部に沿うように前記内側ネットと前記外側ネットを接合して形成された通路と、この通路内に設けられた紐と、を備え、前記内側ネットの閉塞部に近い側の前記外側ネットの端部は前記内側ネットに固定されていない構成の固形石けん収納用ネットである。
請求項1に記載の固形石けん収納用ネットとすることで、内側ネットの閉塞部に近い側の外側ネットの端部は内側ネットに固定されていないため内側ネットに対する外側ネットの可動範囲を広くすることができ、外側ネットを内側ネットに十分に擦り合わせることができるため、内側ネットの網目の間隙から溶出した石けんと周囲の空気とを巻き込んで多量の泡を形成することが可能となる。
請求項2に記載の固形石けん収納用ネットとすることで、前述した請求項1に記載の考案の効果に加え、一の筒状のネットを折り返して連続して内側ネットと外側ネットとを形成できるため、容易に固形石けん収納用ネットを形成することが可能となる。
請求項3に記載の固形石けん収納用ネットとすることで、前述した請求項1または請求項2に記載の考案の効果に加え、固形石けんが固形石けん収納用ネットから抜け出ないように確実に保持することが可能となる。
本考案を実施するための形態を図1〜図7に基づき説明する。
本考案の一実施例を図1〜図3に示した。本実施例の固形石けん収納用ネットAは、固形石けんbを収納する内側ネット1と、その外側面を覆う外側ネット2を備えている。
内側ネット1は、例えばプラスチック素材をネット状かつ筒状に成形し、該筒状の一方の開口端を溶着あるいは結束バンド等で閉塞し固形石けんを収納できるように袋状としてある。また、内側ネット1の大きさは固形石けんbと同程度の大きさに形成され、洗浄時に固形石けんに密着するようにしてある。
外側ネット2は、例えば内側ネット1と同様な材料であってネット状かつ筒状のものが用いられ、内側ネット1の外側面を覆って内側ネット1の開口部8側の周縁と外側ネット2の開口部8側の周縁同士が溶着等により一体的に設けられ接合部4を形成している。また、外側ネット2の大きさは内側ネット1の外側面の略全面に当接する程度の大きさとしてある。これは固形石けんbを使用する際に外側ネット2が内側ネット1に当接して擦り合わせるようにするためである。
次に、本実施例の固形石けん収納用ネットAの使用方法について説明する。まず、内側ネット1の開口部8から固形石けんbを収納する。そして、お湯などに固形石けん収納用ネットAを浸した後、両手で外側ネット2を挟んで前後上下に動かすことで外側ネット2が内側ネット1に擦れて多量の泡が形成される。この泡を用いて身体等を洗えば泡の作用により、より効果的に洗浄することができる。
ところで、本実施例において固形石けん収納用ネットAを内側ネット1と外側ネット2の二重構造としたのは、固形石けんbに張り付き易い内側ネット1の外側面上に外側ネット2を覆うように設けることで、内側ネット1に対して外側ネット2を相対的に動かすことができ、内側ネット1の網目の間隙から溶出した石けんが外側ネット2の擦動によって周囲の空気を巻き込んで多量の泡を形成するためである。
また、閉塞部3側の外側ネット2の端部9を内側ネット1に固定しない構成としたのは、以下の理由による。つまり、従来の石けん用ネットにおいては、図3(a)に示したように、外側ネット2の開口部8側は接合部4で内側ネット1に固定され、外側ネット2の開口部8と反対側も閉塞部3で内側ネット1に固定されているため、外側ネット2の略中央部の位置イを内側ネット1に対して距離L1動かしても外側ネット2の閉塞部3に近い位置ロは内側ネット1に対して殆ど動かない(距離L2)。
一方、本考案の固形石けん収納用ネットAにおいては、図3(b)に示したように、外側ネット2の開口部8側は接合部4で内側ネット1に固定されているものの、外側ネット2の開口部8と反対側(端部9)は内側ネット1に固定されていないため、前述の従来の石けん用ネットと同様に外側ネット2の略中央部の位置イ’を内側ネット1に対して距離L1’(距離L1’=距離L1)動かした場合、前述の位置ロに対応する外側ネット2の位置ロ’は内側ネット1に対して距離L2’(距離L2’≫距離L2)動かすことができる。
したがって、内側ネット1に対する外側ネット2の可動範囲を広くすることができ、その結果、内側ネット1の網目の間隙から溶出した石けんと周囲の空気とを効率よく混合して多量の泡を形成することが可能となる。
本考案の実施例2について図4を用いて説明する。なお、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例は実施例1と同様に内側ネット1と外側ネット2を備えているが、実施例1の接合部4を他の形態とした点で異なるものである。
図4は図1のB−B線による縦断面図に相当する部位の縦断面図を表したものであり、実施例1の接合部4に相当する部位は内側ネット1の開口部8側の端部と外側ネット2の開口部8側の端部とが折り返されて連続して一体的に形成されている(折返部5)。したがって、一つの筒状のネットを用いることにより内側ネット1と外側ネット2を容易に形成することができる。なお、作用・効果は実施例1と同様である。
本考案の実施例3について図5〜図7を用いて説明する。なお、同一部分に同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例は実施例2の構成に加え、図5および図6に示したように開口部8に近い側に開口部8に沿うように内側ネット1と外側ネット2を接合部6で接合して通路10が形成され、この通路10内に紐7が設けられている。
この紐7は、例えば繊維材料やゴムなどの伸縮性を有するものが用いられ環状に形成されており、固形石けんbを内側ネット1内に入れた後、この紐7により開口部8を閉じて使用される(図7参照)。
また、前述の接合は、例えば内側ネット1と外側ネット2を重ねて溶着したり、あるいは一本または複数本の細線を用いて内側ネット1と外側ネット2を重ねて編み込んだりする方法が用いられる。
ところで、本実施例において紐7を設けて開口部8を閉じられる構成としたのは、例えば使用するにつれて固形石けんが小さくなっても開口部8から抜け出ないように確実に保持するためである。また、内側ネット1と外側ネット2を利用して紐7を通す通路10を形成することで、簡易な構成の固形石けん収納用ネットAを作製することが可能となる。また更に、未使用時にはこの紐7を洗面台のフック等に引っ掛けて固形石けん収納用ネットAを保管してもよい。
本考案の実施例1の固形石けん収納用ネットを示す斜視図である。 図1のB−B線による縦断面図である。 使用時の作用を説明するための正面図であって、図3(a)は従来の固形石けん収納用ネット、図3(b)は図1の固形石けん収納用ネットを示す図である。 本考案の実施例2の縦断面図である。 本考案の実施例3の固形石けん収納用ネットを示す斜視図である。 図5のC−C線による縦断面図である。 実施例3の使用時の固形石けん収納用ネットを示す斜視図である。
符号の説明
A 固形石けん収納用ネット
b 固形石けん
1 内側ネット
2 外側ネット
5 折返部
6 接合部
7 紐
8 開口部
10 通路

Claims (3)

  1. 固形石けんを収納する袋状の内側ネットと、
    この内側ネットの外側面を覆うように設けられた外側ネットと、
    を備えた固形石けん収納用ネットであって、
    前記内側ネットの開口部側の端部と前記外側ネットの一端部とが接合され、かつ前記外側ネットの他端部は前記内側ネットに固定されていないことを特徴とする固形石けん収納用ネット。
  2. 固形石けんを収納する袋状の内側ネットと、
    この内側ネットの外側面を覆うように設けられた外側ネットと、
    を備えた固形石けん収納用ネットであって、
    前記内側ネットの開口部側の端部と前記外側ネットの一端部とが折り返されて連続して形成され、かつ前記外側ネットの他端部は前記内側ネットに固定されていないことを特徴とする固形石けん収納用ネット。
  3. 袋状のネットの閉塞部が前記ネットの中に位置するように折り返されて形成された固形石けん収納用ネットであって、
    折り返された前記固形石けん収納用ネットの内側は固形石けんを収納する内側ネット、外側は外側ネットであり、
    前記内側ネットの閉塞部より前記内側ネットの開口部に近い側であって、前記内側ネットの開口部に沿うように前記内側ネットと前記外側ネットを接合して形成された通路と、
    この通路内に設けられた紐と、
    を備え、
    前記内側ネットの閉塞部に近い側の前記外側ネットの端部は前記内側ネットに固定されていないことを特徴とする固形石けん収納用ネット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009063651A1 (ja) * 2007-11-16 2009-05-22 Acp Japan Co., Ltd. 固形石鹸吊り下げ具の製造方法
JP2011019690A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Izumi Kazumura 泡立てネット及びその製造方法

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