JP2003117289A - 携帯用洗濯袋 - Google Patents
携帯用洗濯袋Info
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Abstract
き、また、旅行先や外出先でも簡単に取り扱いができ、
さらに、使い捨ても可能な旅行用グッズとしての携帯用
洗濯袋を提供することにある。 【解決手段】 柔軟性を有するシート材により作られた
袋本体の2箇所に、開閉部材が設けられるとともに、該
いずれか一方の開閉部材の近傍に、1箇所又は数箇所で
スポット溶着が施され、洗濯後、排水の際に、被洗濯物
が外部に飛び出さないようにした。
Description
し、さらに詳細には、旅行用のトランクやカバン等に嵩
張らず収納でき、清潔で軽量かつ取り扱いが簡単な上、
使い捨ても可能な携帯用洗濯袋に関する。
の開閉可能でかつ防水機能を有するファスナーを有し、
且つその近傍に洗濯物が濯ぎ及び脱水の時に流出しない
ように、スポット溶着部や網状の工夫がされることで、
一つの簡単な袋で洗浄から濯ぎ、脱水作業を、容易に且
つ部屋の床などを濡らさないようにする携帯用洗濯袋を
提供する。
をする場合には、大きな手荷物を持参するが、この手荷
物の中には着替え用の衣類や下着類が大量に詰め込まれ
ていることが多い。このうち、ワイシャツやブラウス等
の衣類は、外部のクリーニング店やコインランドリーを
利用して、洗濯することができるのに対し、下着類は、
これらの洗濯専門店を利用することに抵抗がある。
て、清潔であるという保証もないシンクやバスタブを利
用し、石鹸や洗剤等を用いて手間と時間をかけながら、
下着類などの洗濯物を自分で洗濯しているのが実情であ
る。
係わらず、旅行者が、旅行鞄などに容易に容れて携帯で
きる洗濯作業のために、濯ぎが簡単に行なえる機能付き
の携帯用洗濯袋は未だ存在しない。
たもので、清潔、軽量、かつ嵩張らずに持ち運びがで
き、また、旅行先や外出先でも簡単に取り扱いができ、
さらに、使い捨ても可能な旅行用グッズとしての携帯用
洗濯袋を提供することを目的とする。
軟性を有するシート材により作られた袋本体の2箇所
に、開閉部材が設けられるとともに、該いずれか一方の
開閉部材の近傍に、1箇所又は数箇所でスポット溶着が
施され、洗濯後、排水の際に、被洗濯物が外部に飛び出
さないようにすることにより、達成される。
を、袋本体の縁の一つに開閉可能で且つ防水機能を有す
る密閉ファスナーと、被洗濯物の流出阻止部を近傍に有
する排水専用の開閉可能な且つ防水機能を有する密閉フ
ァスナーとを備えることにより、効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、上記開閉部材を、袋本体の
上端部と下端部に、それぞれ閉式式ファスナーを設ける
ことにより、効果的に達成される。
るシート材により作られた袋本体の縁に、2つの開閉部
材を設けるとともに、該いずれかの一方の開閉部材の近
傍に、1又は複数の排水用小孔を並設して、該小孔を、
洗濯時に接着テープなどでシールし、排水時に該接着テ
ープを剥がして、袋本体内の水を排水するようにしたこ
とにより、より一層効果的に達成される。また、上記目
的は、上記袋本体の下端部近傍に、1又は複数の排水用
小孔を並設して、該小孔を、洗濯時に接着テープなどで
シールし、排水時に該接着テープなどを剥がすことによ
り、効果的に達成される。
スチックフィルムより成ることにより、より一層効果的
に達成される。
発明は、被洗濯物と洗剤と洗浄用の水道水を入れる為の
袋本体の縁の一つに、開閉可能で且つ防水機能を有する
密閉ファスナーを設けるとともに、袋本体の他の縁に、
水の排水流出を妨げないように被洗濯物の流出阻止部を
近傍に有する排水専用の開閉可能で且つ防水機能を有す
る密閉ファスナーを設けるようにした。この二つの機能
が、異なったファスナーを一つの袋に持たせることで、
被洗濯物を防水状態を保ちながら、簡単に振ったり揉ん
だりして被洗濯物を充分に洗剤が溶け込んだ洗濯水に浸
漬し、適当な時間放置し、洗剤の界面活性作用を最大限
に発揮させることで洗浄を行い、その後、簡単に濯ぎを
同じ袋の中で行うことができるようにした。
ましい実施の形態について説明する。
濯袋(以下「洗濯袋」という)Aを示し、同図において、
1は、柔軟性を有するシート材により作られた袋本体で
あり、該袋本体1の上端には、上端部開口(洗濯物、洗
剤、水の投入口)2が設けられ、該上端部開口2には、
該開口2を開閉する開閉式ファスナー3が取り付けられ
ている。この開閉式ファスナー3は、同図矢印方向に移
動して、開口2の開閉を行なうようになっている。ま
た、上記開口2は、開閉式ファスナー3を移動させるこ
とにより、洗濯物,洗剤,および水などを入れるように
なっている。
明性,及び引裂強度を有するシート材、例えばPET
(ポリエチレンテレフタレート)などのプラスチックフ
ィルムが用いられ、通常、縦(図1上下)方向に、20
〜30cm程度であり、横(図1左右)方向に、30〜
40cm程度で製造される。
排水口4が設けられていて、該排水口4には、該排水口
4を開閉する開閉式ファスナー5が取り付けられてい
る。この開閉式ファスナー5は、同図矢印方向に移動し
て、排水口4の開閉を行なうようになっている。
一列(図1左右方向)に、被洗濯物の流出を防止するた
めのスポット溶着部6が形成されている。また、上記ス
ポット溶着部6の代わりに、図2に示すように、被洗濯
物の流出を防止するために、袋本体1の下端近傍に、網
状のネット部7を、横方向(図2左右方向)に帯状に設
けてもよい。
ポット溶着部6や網状のネット部7は、図3および図4
に示すように、縦方向に設けてもよい。
ネット部7により、濯ぎ時や脱水時に、上記排水口4か
ら、被洗濯物が流出せず、排水のみを外部に流出するよ
うになっている。
いずれか一方の隅に、袋本体1から水を排水するための
開閉弁8が設けられている。これにより、洗濯時には、
開閉弁8を閉鎖して、洗濯水を排水せず、一方、濯ぎ時
や脱水時には、開閉弁8を開口して、袋本体1内の水の
みを排水して、被洗濯物が、外部に飛び出さないように
なっている。なお、上記開閉弁8は、図6に示すよう
に、袋本体1下端の中央に設けてもよい。
した図1および図2に対応する図であり、袋本体1下端
の一部に開閉式ファスナー5を設けた例である。すなわ
ち、袋本体1の下端近傍に、図7はスポット溶着部6を
設けた例であり、図8は網状のネット部7を設けた例で
あって、袋本体1下端の一部に、開閉式ファスナー5に
よって開閉される排水口4a又は4bが設けられてい
る。さらに、図9および図10は、それぞれ袋本体1下
端のいずれか一方の隅に、開閉式ファスナー5を設けた
例である。この場合も、開閉式ファスナー5によって開
閉される排水口4c又は4dが設けられる。
袋の作用について説明する。
を取り出し、図11および図12に示すように、袋本体
1の開閉式ファスナー3を移動させて、上端部開口2を
広げ、被洗濯物Bを内部に入れてシンク内に載置する。
なお、この被洗濯物Bの1回あたりの洗濯量は多くても
400〜500g程度が望ましい。因みに、旅行先ある
いは出張先の気候や宿泊日数等にもよるが、通常、1泊
分の下着量は、平均約200g前後である。
温水を出し、袋本体1内に洗濯用水を充填する。なお、
この水量は被洗濯物Bが完全に水に浸る程度までとし、
その後は暫くの間、被洗濯物Bを浸漬しておくことが望
ましい。このように放置すると、被洗濯物Bの繊維が洗
剤に含まれる界面活性成分による浸透、乳化、分散等の
総合的な作用を受け、被洗濯物Bに付着している少々程
度の汚れや臭いは、その大部分が落とされる。以上の簡
単な作業により全ての準備が完了する。
部より手で揉んだり、左右、上下に振るなどして、被洗
濯物に圧力を与え、洗剤の界面活性化作用を促進するよ
うにすると効果的である。特に、被洗濯物Bの汚れがひ
どい場合には、非常に有効である。このとき袋本体1の
内部は、透けて見えるので、被洗濯物Bの汚れの落ち具
合を外から確認することができる。
あるいは所定の時間が経過した後、下端部の排水口4の
開閉ファスナー5を開けて、洗濯済み用水を排出する。
このとき、被洗濯物Bは、流出防止のためのスポット溶
着部6により外部に流れ出ることはない。排水が完了し
たあとは、開閉式ファスナー5を閉める。
まっている事を確認した後、再び上端部の開口2を開け
て、蛇口より、濯ぎの新鮮な水を袋本体1に入れる。袋
本体1内部の泡が消えるまで、上記作業を繰り返す。そ
うする事によって濯ぎか完了する。
た状態で、上端の開口2より、被洗濯物Bの泡が消える
まで連続的に水を流し込み、濯ぎを終了させる。この場
合、シンク内部、またはバスタブ内部のみの使用と限定
される。内部の泡が消えた時点で水を止め、その後、被
洗濯物Bを入れたまま袋本体1を片側からぐるぐると巻
き上げ、被洗濯物Bに含まれる水を、もう片側より絞り
出すようにして脱水する。
袋本体1の下端近傍に排水用小孔を設け、該排水用小孔
に、接着テープなどでシールするようにした携帯用洗濯
袋について説明する。洗濯までは、上記実施例の作業と
全く同じである。濯ぎの際は、あらかじめ貼ってある接
着シールを剥がすだけで、排水用小孔より洗濯済み用水
が流れ出るようになっている。濯ぎは、上端部の開口2
より開閉式ファスナー3を開けて水を連続的に流し込
み、被洗濯物Bの泡が消えたら水を止める。
本体1より取りだし、適当な場所に移して乾燥させる。
同時に、袋本体1も乾燥させ、乾燥後は再び折り畳み、
あるいは巻き上げて収納する。このとき、袋本体1が極
めて薄いプラスチックフィルムで作られているので、折
り畳んでも厚みが数mm程度であり、旅行用のカバンや
トランクの片隅に、嵩張らずに収納する事が出来る。な
お、使い古したり、あるいは汚れたりした洗濯袋は不燃
物として廃棄する。本洗濯袋は廉価に大量生産すること
ができ、使用者に安価で提供できるので、使い捨ても、
十分に可能である。
強度を有するので、内部から強い水圧を受けたり、外側
から強く押圧しても破裂することがなく、また、内部が
透けて見えるので、被洗濯物Bの洗濯状況を外から確認
する事ができる。さらに、不用時には、洗濯袋自体を折
り畳んだり、あるいはぐるぐると巻き上げる等によりコ
ンパクトにして収納し、携帯することができる。
て、ファスナーを用いたが、開閉式のスライダーを用い
てもよく、上記各実施例と同様の作用、効果を奏する。
るものではなく、その構成において、種々の変更が可能
である。また、設置場所や形状、あるいはその数量等
は、必要に応じて任意に変更し得ることはいうまでもな
い。
によれば、全体を平坦に折り畳んだり、あるいは巻き上
げることができるので、旅行カバンやトランク等の片隅
にコンパクトに収納し、携帯することができる。よっ
て、手荷物を小さく、かつその数を少なくすることがで
きるので、移動が楽になる利点がある。
れて暫く放置する間に、水の浸漬浄化作用と洗剤成分の
界面活性作用により、被洗濯物に付着した汚れや臭いの
大部分を落とすことができるが、特に袋本体に外圧を与
え、被洗濯物に振動を与えるようすると、内部の水が攪
拌されて局所乱流を生じるために、上述した作用が促進
されて洗浄効果を一層向上させることができる。
で作成すると、被洗濯物の汚れの落ち具合を外側から確
認できるので、非常に便利である。
の柔軟性を有するシート材で成形加工により、廉価な製
造費で大量生産をすることができる。このため、ユーザ
ーは本洗濯袋を非常に安い価格で購入する事が出来、ま
た使い捨ても十分可能である。
は、不特定多数が使用するシンクやバスタブ等を直接使
用する必要がないので、本発明に係る携帯用洗濯袋は、
衛生面からも非常に好ましい洗濯用具ということができ
る。
を示す。
止用に網状のネットを用いた状態を示す図である。
止用のスポット溶着部を袋本体の縦方向に設けた状態を
示す図である。
袋本体の縦方向に設けた状態を示す図である。
御用の開閉弁を設けた状態を示す図である。
を示す図である。
に、排水口を設けた図である。
に、排水口を設けた図である。
の下端右隅に設けた図である。
体の下端右隅に設けた図である。
態を示す,第1図に対応する図である。
態を示す,第2図に対応する図である。
Claims (7)
- 【請求項1】柔軟性を有するシート材により作られた袋
本体の2箇所に、開閉部材が設けられるとともに、該い
ずれか一方の開閉部材の近傍に、1箇所又は数箇所でス
ポット溶着が施され、洗濯後、排水の際に、被洗濯物が
外部に飛び出さないようにしたことを特徴とする携帯用
洗濯袋。 - 【請求項2】上記開閉部材は、袋本体の縁の一つに開閉
可能で且つ防水機能を有する密閉ファスナーと、被洗濯
物の流出阻止部を近傍に有する排水専用の開閉可能で且
つ防水機能を有する密閉ファスナーとからなる請求項1
に記載の携帯用洗濯袋。 - 【請求項3】上記開閉部材は、袋本体の上端部と下端部
に、それぞれ閉式式ファスナーが設けられるようにした
請求項1に記載の携帯用洗濯袋。 - 【請求項4】柔軟性を有するシート材により作られた袋
本体の縁に、2つの開閉部材が設けられるとともに、該
いずれかの一方の開閉部材の近傍に、1又は複数の排水
用小孔が並設され、該小孔を、洗濯時に接着テープなど
でシールし、排水時に該接着テープを剥がして、袋本体
内の水を排水するようにしたことを特徴とする携帯用洗
濯袋。 - 【請求項5】上記袋本体の下端部近傍に、1又は複数の
排水用小孔が並設され、該小孔を、洗濯時に接着テープ
などでシールし、排水時に該接着テープを剥がすように
した請求項4に記載の携帯用洗濯袋。 - 【請求項6】上記排水用小孔は、直径1cm程度である
請求項4に記載の携帯用洗濯袋。 - 【請求項7】上記袋本体は、透明性を有するプラスチッ
クフィルムより成ることを特徴とする請求項1又は請求
項4に記載の携帯用洗濯袋。
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KR100806880B1 (ko) | 2007-01-18 | 2008-02-22 | 김원희 | 휴대 가능한 세탁과 세척 용구 |
KR200468842Y1 (ko) * | 2013-05-21 | 2013-09-04 | 조창희 | 휴대용 간이 세탁기 |
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CN107675415A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-09 | 河北工业职业技术学院 | 便携式洗衣装置 |
-
2001
- 2001-10-10 JP JP2001312798A patent/JP3898484B2/ja not_active Expired - Fee Related
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