JP3109966B2 - バルブ装置 - Google Patents

バルブ装置

Info

Publication number
JP3109966B2
JP3109966B2 JP06288235A JP28823594A JP3109966B2 JP 3109966 B2 JP3109966 B2 JP 3109966B2 JP 06288235 A JP06288235 A JP 06288235A JP 28823594 A JP28823594 A JP 28823594A JP 3109966 B2 JP3109966 B2 JP 3109966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
fluid
hole
ball
valve device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06288235A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08145205A (ja
Inventor
健二 吉賀
健一 野村
勝久 菅野
等 飯島
哲二 七種
幸訓 大川内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikoki Corp, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Fujikoki Corp
Priority to JP06288235A priority Critical patent/JP3109966B2/ja
Publication of JPH08145205A publication Critical patent/JPH08145205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3109966B2 publication Critical patent/JP3109966B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Valves (AREA)
  • Taps Or Cocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボール弁を内装したバル
ブ装置、特に流水音の低減に適したバルブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のバルブ装置は、一般的に図16に
示す如く両側に流体の流入口1aと流出口1bを有する
弁箱1内に、前記流入口1a及び流出口1bと連通する
弁室2を形成し、前記弁箱1に弁室2の頂部を貫通して
回転自在に軸支される弁棒5を設け、該弁棒と係合する
係合部3bを頂部に有し中心部に横断貫通孔3aを形成
したボール弁3を弁室2内に配置し、このボール弁3を
回転自在に支承する一対のシートリング4a,4bを前
記弁室2の流出入口1a,1bとの連通部に固定した構
造となっている。
【0003】この従来のバルブ装置は、ステッピングモ
ータ(図示せず)で駆動される弁棒5によって前記ボー
ル弁3を貫通孔直交軸心の周り(弁棒5の軸心周り)に
回動させて、図17に示すような弁開度の制御により流
体の流量制御が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のバルブ装置
において、図17に示すような流量制御をする(弁開度
を全開から全閉までの途中位置にする)と、貫通孔3a
の両端とシートリング4a,4bとによって形成される
流入側開口部及び流出側開口部の断面積が同一になり、
貫通孔3aの両端において図17の如く絞られた同一開
口となるので、貫通孔3a内の流体の圧力勾配が不安定
となるため流れに乱れが生じ、貫通孔3aの両端で大き
な流水音が連続して発生することになる。
【0005】このような流水音を低減するため、従来は
ボール弁の形状を種々変更することが行われている。例
えば実開昭4―56981号公報に示されるように、ボ
ール弁の貫通孔を形成する両側壁のうち、一方の側壁の
一部を切除する又はその全部を切除することにより、流
水音の低減を図っている。
【0006】しかしながら、かかる従来のバルブ装置に
おいては、ボール弁に施す加工形状が複雑であることか
ら、加工に時間を要し、作業性を低下させるという問題
があった。また、従来のように側壁の全部を切除した形
状においては、バルブの開閉においてボール弁の切欠部
がシートリング上を繰返し通過することによりシートリ
ングを損傷するおそれがあった。
【0007】更に、前記従来のボールバルブの構造にお
いては、乱流の発生を抑制する或いは騒音の吸収に好適
な材料を選定するという点について配慮がなされていな
かった。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
し、流水音を低減し得るバルブ装置を提供することを第
1の目的とする。本発明の第2の目的は、乱流の発生を
積極的に抑制するバルブ装置を提供することにある。
【0009】本発明の第3の目的は、騒音を吸収するの
に適したバルブ装置を提供することことにある。本発明
の第4の目的は、騒音が配管を介して装置全体に伝達す
るのを防止するバルブ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本発明の請求項1および2に係わるバルブ装
置は、ボール弁の貫通孔をボール回動方向に偏心する偏
心円穴または偏心長円穴で形成したことを特徴とする。
【0011】前記第2の目的を達成するために、本発明
の請求項3に係わるバルブ装置は、弁箱の流出入口の少
なくとも一方に流体の流れを整流する手段を具備するこ
とを特徴とする。
【0012】前記第3の目的を達成するために、本発明
のバルブ装置の参考例は、前記ボール弁の外周面及び貫
通孔の内周面弾性材料で被覆されていることを特徴と
する。前記第4の目的を達成するために、本発明のバル
ブ装置の第2の実施参考例は、弁箱の流出入口の少なく
とも一方に継手部を具備し、該継手部が弾性体で形成さ
れていることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の請求項1及び2に係わるバルブ装置
は、ボール弁の貫通孔がボール回動方向に偏心した偏心
円穴または偏心長円穴で形成されているので、この偏心
円穴または偏心長円穴の軸心が流出入口の流路軸心と平
行になるようにボール弁を弁棒によって回動すると、バ
ルブ装置は全開となる。また、偏心円穴または偏心長円
穴の軸心が流出入口の流路軸心と直交するようにボール
弁を弁棒によって回動すると、バルブ装置は全閉とな
る。
【0014】更に、弁開度を全開から全閉までの途中位
置にすると、偏心円穴または偏心長円穴の両端と弁シー
ト部(例えばシートリング)とによって形成される流入
側開口部X及び流出側開口部Yの断面積が図4の如く変
化する(流入側開口部Xの断面積が小さく、流出側開口
部Yの断面積が大きくなる)ので、流体流量の絞られる
箇所が1か所となり、流水音の低減が可能となる。
【0015】また、本発明の請求項3に係わるバルブ装
置は、弁箱の流出入口の少なくとも一方に流体の流れを
整流する手段を具備しているので、流体の乱流を抑える
ことが可能となり騒音を抑制することができる。
【0016】本発明のバルブ装置の参考例は、ボール弁
の外周面及び貫通孔の内周面を弾性材料で被覆している
ので、この弾性材料により流水音を吸音することにより
騒音を低減できると共に、弾性材料の被覆により耐久性
を向上させることができる。
【0017】本発明のバルブ装置の別の参考例は、弁箱
の流出入口の少なくとも一方に継手部を具備し、該継手
部が弾性体で形成されているので、仮りに流体通路より
騒音が発生しても、弾性体で形成された継手部により騒
音が吸収され、騒音が配管を伝わって他の装置部分に伝
達されるおそれがない。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図4
に従い説明する。この実施例のバルブ装置は、両側に流
体の流入口1a及び流出口1bを有し内部に前記流出入
口1a,1bと連通する弁室2を形成した弁箱1と、流
体流通可能な貫通孔3aを有し前記弁室2内に回動可能
に配置されるボール弁3と、前記弁室2の流出入口1
a,1bとの連通部に固定され前記ボール弁3を回転自
在に支承する一対のシートリング4a,4bと、前記ボ
ール弁3の頂部係合部3bに回転伝達可能に係合し前記
弁箱1に弁室2の頂部を貫通して回転自在に軸支される
弁棒5(図示しない例えばステッピングモータ又はモジ
ュトロールモータによって回動される)とを具備し、前
記ボール弁3を貫通孔直交軸心の周り(弁棒5の軸心周
り)に回動させることにより流体の流量制御を行う従来
公知のバルブ装置において、前記ボール弁3の貫通孔3
aをボール中心C1 からボール回動方向(図示例では弁
棒5の延長軸線と直交する左右方向)にd寸法だけ離れ
た位置を中心C2 とする偏心円穴13として形成したも
のである。
【0019】かかる構成のバルブ装置において、偏心円
穴13の軸心が流出入口1a,1bの流路軸心と平行に
なるようにボール弁3を弁棒5によって回動すると、バ
ルブ装置は図1,図2の如く全開となる。
【0020】また、偏心円穴13の軸心が流出入口1
a,1bの流路軸心と直交するようにボール弁3を弁棒
5によって図2矢印方向に回動すると、バルブ装置は図
3の如く全閉となる。
【0021】更に、弁開度を全開から全閉までの途中位
置にすると、偏心円穴13の両端とシートリング4a,
4bとによって形成される流入側開口部X及び流出側開
口部Yの断面積が、流入側開口部Xが小さく流出側開口
部Yが大きくなるように図4の如く変化する(ボール弁
3の回動により流出側の開口は流入側の開口よりも早く
開き始め、流入側が開き始める時は流出側の開口が流出
通路に対して大きく開く状態になる)ので、流体流量の
絞られる箇所が1か所(流入側開口部Xのみ)となり、
流水音の低減が可能となる。
【0022】図5〜図15は、図1と同一部分に同符号
を付して示す他の実施例である。図5(A)及び(B)
は、請求項2に関係した第2の実施例によるボール弁3
の縦断面図と、該断面図を右側方向から見た側面図であ
り、前記ボール弁3の貫通孔3aがボール回動方向(図
示例では弁棒5の延長軸線と直交する左右方向)にd寸
法だけ偏心した偏心長円穴14として形成されている。
【0023】図6(A)及び(B)は、第3の実施例に
よるボール弁3の縦断面図と、該断面図を右側方向から
見た側面図であり、前記ボール弁3の貫通孔3aが流体
流入側で大径、流体流出側で小径となる円錐穴15とし
て形成されている。
【0024】図7(A)及び(B)は、第4の実施例に
よるボール弁3の縦断面図と、該断面図を右側方向から
見た側面図であり、前記ボール弁3に形成された円形の
貫通孔3aの角部にR取り16を施しており、このR取
り16によって流量制御時の穴端部における流体境界層
の剥離に起因する騒音を低減することが可能となる。
【0025】図8(A)及び(B)は、第5の実施参考
によるボール弁3の縦断面図と、該断面図を右側方向
から見た側面図であり、ボール弁3自体が硬質ゴムまた
は合成樹脂等の硬質の弾性材料で構成され、或いは吸音
プラスチックで構成されており、かかる材料のボール弁
3に貫通孔3aが形成されている。
【0026】かかるボール弁3によれば、流量制御時の
流体通過音をボール弁3自体により吸収することがで
き、騒音を低減することが可能となる。なお、図8
(A)における貫通孔3aの形状を第1実施例の偏心円
穴、第2実施例の偏心長円穴及び第3実施例の円錐穴と
してよいのは勿論である。
【0027】図9(A)及び(B)は、第6の実施参考
によるボール弁3の縦断面図と、該断面図を右側方向
から見た側面図であり、ボール弁3に形成された貫通孔
3aの内部にゴムまた吸音プラスチック等の弾性材料で
構成された吸音筒18を挿入した場合を示す。この実施
参考例の場合には、弾性材料の吸音筒18が流体通過音
を吸収することにより、騒音を低減することが可能とな
る。なお、前記吸音筒18は上記偏心円穴、偏心長円穴
及び円錐穴に応じて挿入すればよいのは勿論である。
【0028】かかる実施例において、前記吸音筒18は
ボール弁3を金型に入れ、貫通孔3aにゴム又はプラス
チックを成型して焼付される。図10はボール弁3の縦
断面図であり、図1および図2に示す如き貫通孔3a
(偏心円穴13、偏心長円穴14)が形成されたボール
弁3の外周面と前記貫通孔3aの内周面を硬質ゴムまた
は合成樹脂等の硬質の弾性材料19で被覆した第7の実
施例を示す。この実施例ではボール弁3の外周面及び貫
通孔3aの内周面を被覆する弾性材料19により流水音
を吸音して騒音を低減できると共に、前記弾性材料19
の被覆により耐久性を向上させることができる。
【0029】図11(A)はバルブ装置の要部を示す縦
断面図であり、図1(A)と同一部分には同符号を付し
てあり、図11(B)は図11(A)を右側方向から見
た流出側通路を示す図である。
【0030】この実施例のバルブ装置には、流出側通路
1bに弾性材料によって形成した整流筒10が備えら
れ、この整流筒10は図11(A)(B)に示すように
筒の内壁に流体の流れ方向に沿って複数の板11を有
し、この複数の板11は所定の間隔をあけて設けられて
いると共に、図11(A)に示す如く流体流れ方向に対
して順次長さが長くなっている。
【0031】かかる構造により、流体は複数の板11間
の間隔を流れることになり、ボール弁3による流量制御
時の流出側出口からの流体は整流されることとなって、
流れの乱れを抑えることが可能となり、騒音を低減する
ことができる。
【0032】以上の説明は、複数の板11が弁棒5に対
して直交する水平方向に向けられ、同一位置において互
いに所定の間隔を存して設けられている場合を示した
が、これに限らず複数の板11を弁棒5に対して平行す
る垂直方向に向け、同一位置において互いに所定の間隔
を存して設け設けることによっても騒音を低減すること
ができる。
【0033】図12(A)は、複数の板を弁棒5に対し
て平行する垂直方向に向けて配置した場合の本発明の実
施の構成を示す横断面図、図12(B)は図12(A)
を右側方向から見た流出側通路を示す図であって、図1
1(A)及び(B)の実施例と同一部分には同一符号を
付してある。24は整流筒10を構成する筒の内壁に所
定の間隔をあけて設けられた複数枚の板で、この複数枚
の板24は弁棒5に対して平行する垂直方向に向けて配
置されている。これにより、分割された流路にしたがっ
て流体が流れるので、この流体流れが規制されることに
なり、流れの乱れを抑えることが可能となる。
【0034】図13(A)及び(B)は、図11(A)
及び(B)と同一部分に同一符号を付して示す他の実施
例であり、図11(A)及び(B)とは整流筒の構造が
異なり、他の構成は同じである。
【0035】図13(A)及び(B)において整流筒1
0は筒内壁に流体の流れ方向に沿って設けられた複数の
突起12(ヒダ)を有している。この実施例において、
流体は突起12及び突起12間の溝により整流され、流
れの乱れ(流体の乱流)を抑えることができ、騒音を低
減することができる。
【0036】図14は本発明の他の実施例によるバルブ
装置の要部断面図であり、図1に示す弁箱1の流出口側
にナット21により継手部22を接続した場合を示し、
この継手部22の内側に硬質ゴム又は吸音プラスチック
で形成された筒体23を具備せしめている。かかる構成
により、ボール弁3の回転による流量制御時に騒音が生
じたとしても、筒体23により騒音は吸収されて低騒音
化が実現できる。
【0037】図15は、本発明の別の実施例によるバル
ブ装置の要部断面図であり、図14と同様に継手部22
をナット21によりバルブ装置に接続する場合に、継手
部22及び/またはナット21を樹脂材料である硬質の
弾性体で形成した場合を示している。かかる構成により
騒音が発生しても、樹脂材料で形成されたナット21ま
たは継手部22により騒音が吸収され、騒音が配管を伝
わって他の装置部分に伝達されるおそれもない。しか
も、ナット21及び/または継手22自体を樹脂化する
ので、従来のバルブ装置と同様の構造であっても消音効
果が得られることとなる。
【0038】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の請求項1及び
2に係わるバルブ装置は、ボール弁の貫通孔がボール回
動方向に偏心した偏心円穴または偏心長円穴で形成され
ているので、流体の流量制御において流体流量の絞られ
る箇所が1か所となり、流水音の低減が可能となる。
【0039】また、本発明の請求項3に係わるバルブ装
置は、弁箱の流出入口の少なくとも一方に流体の流れを
整流する手段を具備しているので、流体の乱流を抑える
ことが可能となり騒音を抑制することができる。
【0040】本発明の請求項4に係わるバルブ装置は、
ボール弁の外周面及び貫通孔の内周面を弾性材料で被覆
しているので、この弾性材料により流水音を吸音するこ
とにより騒音を低減できると共に、弾性材料の被覆によ
り耐久性を向上させることができる。
【0041】本発明の請求項5に係わるバルブ装置は、
弁箱の流出入口の少なくとも一方に継手部を具備し、該
継手部が弾性体で形成されているので、仮りに流体通路
より騒音が発生しても、弾性体で形成された継手部によ
り騒音が吸収され、騒音が配管を伝わって他の装置部分
に伝達されるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるバルブ装置の構成説明
図であって、同図(A)は同バルブ装置の中央縦断面
図、同図(B)は同バルブ装置に組込まれるボール弁の
縦断面図、同図(C)は同右側面図。
【図2】図1(A)のE―E線に沿う弁全開状態の横断
面図。
【図3】前記バルブ装置を全閉状態で示した横断面図。
【図4】前記バルブ装置の弁開度を全開から全閉までの
途中位置にした場合の流体流れを示す横断面図。
【図5】第2の実施例によるボール弁の構成説明図であ
って、同図(A)は同ボール弁の縦断面図、同図(B)
はこの分図(A)を右側方向から見た側面図。
【図6】第3の実施例によるボール弁の構成説明図であ
って、同図(A)は同ボール弁の縦断面図、同図(B)
はこの分図(A)を右側方向から見た側面図。
【図7】第4の実施参考例によるボール弁の構成説明図
であって、同図(A)は同ボール弁の縦断面図、同図
(B)はこの分図(A)を右側方向から見た側面図。
【図8】第5の実施参考例によるボール弁の構成説明図
であって、同図(A)は同ボール弁の縦断面図、同図
(B)はこの分図(A)を右側方向から見た側面図。
【図9】第6の実施参考例によるボール弁の構成説明図
であって、同図(A)は同ボール弁の縦断面図、同図
(B)はこの分図(A)を右側方向から見た側面図。
【図10】第7の実施例によるボール弁の縦断面図。
【図11】本発明の他の実施例によるバルブ装置の構成
説明図であって、同図(A)は同バルブ装置の要部を示
す縦断面図、同図(B)はこの分図(A)を右側方向か
ら見た流出側通路を示す側面図。
【図12】本発明の別の実施例によるバルブ装置の構成
説明図であって、同図(A)は同バルブ装置の要部を示
す横断面図、同図(B)はこの分図(A)を右側方向か
ら見た流出側通路を示す側面図。
【図13】図11,図12の変形例を分図(A)(B)
として示した構成説明図。
【図14】本発明の他の実施例によるバルブ装置の要部
断面図。
【図15】本発明の別の実施例によるバルブ装置の要部
断面図。
【図16】従来のバルブ装置を示す縦断面図。
【図17】従来のバルブ装置を流量制御状態で示した横
断面図。
【符号の説明】
1…弁箱、1a…流体流入口、1b…流体流出口、2…
弁室、3…ボール弁、3a…貫通孔、4a,4b…シー
トリング、5…弁棒、10…整流筒、11…整流板、1
2…整流突起(ヒダ)13…偏心円穴、14…偏心長円
穴、15…円錐穴、18…吸音筒、19…弾性材料、2
2…継手部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 等 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱 電機株式会社住環境研究開発センター内 (72)発明者 七種 哲二 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱 電機株式会社住環境研究開発センター内 (72)発明者 大川内 幸訓 和歌山県和歌山市手平6丁目5番66号 三菱電機株式会社和歌山製作所内 (56)参考文献 特開 平1−299370(JP,A) 特開 昭63−152776(JP,A) 実開 昭54−83621(JP,U) 実開 平2−36666(JP,U) 実開 平3−118366(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 5/06 F16K 47/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流出入口を有し内部に前記流出入
    口と連通する弁室を形成した弁箱と、流体流通可能な貫
    通孔を有し前記弁室内に回動可能に配置されるボール弁
    とを具備し、このボール弁を貫通孔直交軸心の周りに回
    動させることにより流体の流量制御を行うバルブ装置に
    おいて、前記ボール弁の貫通孔を、ボール回動方向に偏
    心する偏心円穴で、かつ弁開度を全開から全閉までの途
    中位置にすると偏心円穴の両端と弁シート部とによって
    形成される流入側開口部及び流出側開口部の断面積が変
    化して流体流量の絞られる箇所が1か所となるように
    成したことを特徴とするバルブ装置。
  2. 【請求項2】 流体の流出入口を有し内部に前記流出入
    口と連通する弁室を形成した弁箱と、流体流通可能な貫
    通孔を有し前記弁室内に回動可能に配置されるボール弁
    とを具備し、このボール弁を貫通孔直交軸心の周りに回
    動させることにより流体の流量制御を行うバルブ装置に
    おいて、前記ボール弁の貫通孔を、ボール回動方向に偏
    心する偏心長円穴で、かつ弁開度を全開から全閉までの
    途中位置にすると偏心長円穴の両端と弁シート部とによ
    って形成される流入側開口部及び流出側開口部の断面積
    が変化して流体流量の絞られる箇所が1か所となるよう
    形成したことを特徴とするバルブ装置。
  3. 【請求項3】 流体の流出入口を有し内部に前記流出入
    口と連通する弁室を形成した弁箱と、流体流通可能な貫
    通孔を有し前記弁室内に回動可能に配置されるボール弁
    とを具備し、このボール弁を貫通孔直交軸心の周りに回
    動させることにより流体の流量制御を行うバルブ装置に
    おいて、前記流出入口の少なくとも一方に、所定の間隔
    をあけ、かつ流体流れ方向に対して順次長さが長くなっ
    ている、複数の板を有する整流筒からなる流体の流れを
    整流する手段を具備することを特徴とするバルブ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のバルブ装置において、上
    記整流筒は、筒内壁に流体流れ方向に沿って設けられた
    複数の突起を有することを特徴とするバルブ装置。
JP06288235A 1994-11-22 1994-11-22 バルブ装置 Expired - Fee Related JP3109966B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06288235A JP3109966B2 (ja) 1994-11-22 1994-11-22 バルブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06288235A JP3109966B2 (ja) 1994-11-22 1994-11-22 バルブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08145205A JPH08145205A (ja) 1996-06-07
JP3109966B2 true JP3109966B2 (ja) 2000-11-20

Family

ID=17727586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06288235A Expired - Fee Related JP3109966B2 (ja) 1994-11-22 1994-11-22 バルブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3109966B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5172276B2 (ja) * 2007-10-29 2013-03-27 日立アプライアンス株式会社 四方切換弁及びこれを用いた冷凍サイクル装置
JP4706981B2 (ja) * 2008-06-13 2011-06-22 Toto株式会社 シリンダ弁
JP4950265B2 (ja) * 2009-10-19 2012-06-13 株式会社山武 低騒音回転弁
CN101949459B (zh) * 2010-09-29 2012-04-25 谢一环 一种偏心球体嵌入式塑料球阀的加工方法及其产品
JP5822586B2 (ja) * 2011-07-28 2015-11-24 株式会社不二工機 ボール弁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08145205A (ja) 1996-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930002801B1 (ko) 밸브장치
JP4627242B2 (ja) 流体制御弁用ディフューザおよび流体制御弁
JPS6132224Y2 (ja)
US5765814A (en) Flow rate stabilizer for throttling valves
JP2686999B2 (ja) バルブ用密閉部材
JP3109966B2 (ja) バルブ装置
JPS622085A (ja) 無騒音制御弁
WO2008140189A1 (en) Flow control valve assembly with low noise
JP2010014280A (ja) 低騒音回転弁
JP4563770B2 (ja) 低騒音回転弁
JPH0220541Y2 (ja)
JP3189144B2 (ja) 流量調節用の節水弁
JP4086495B2 (ja) 定流量充水機能を備えたバタフライ弁
JP2560898Y2 (ja) ボールバルブ
JPS6214198Y2 (ja)
JP2004190851A (ja) バタフライ弁
JP3316362B2 (ja) 大型蒸気加減弁
SK284153B6 (sk) Ventil
JPS636535Y2 (ja)
JPH1151207A (ja) 吸気または送気機能を備えた仕切弁
JP3026300U (ja) 流量調節用の節水弁
JPH0341283U (ja)
JP2522998Y2 (ja) 噴水ノズル
JPH1151212A (ja) ボールバルブ
JPH04136369U (ja) 多孔可変オリフイス弁

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees