JP3109962U - キャップ付きオールアンカー - Google Patents
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Abstract
【課題】被固定部材を容易にコンクリート壁に固定でき、キャップの取り付けも簡単・確実であり、アンカーの防錆効果があると共に安全性にも優れ、搬送中等にも確実に保護でき、コスト安なキャップ付きオールアンカーを提供する。
【解決手段】ネジ部6と固定ナット3と座金4とキャップ5とを備えたものであって、キャップがネジ部先端に位置するアンカーピン8の打撃部9及びネジの先端側を覆う覆い部10と固定ナットを嵌合させる嵌合部11と座金外周に係止される抜け防止用環状溝部12とで構成され、キャップが塩化ビニールで一体成形されていることを特徴とするキャップ付きオールアンカー。
【選択図】図1
【解決手段】ネジ部6と固定ナット3と座金4とキャップ5とを備えたものであって、キャップがネジ部先端に位置するアンカーピン8の打撃部9及びネジの先端側を覆う覆い部10と固定ナットを嵌合させる嵌合部11と座金外周に係止される抜け防止用環状溝部12とで構成され、キャップが塩化ビニールで一体成形されていることを特徴とするキャップ付きオールアンカー。
【選択図】図1
Description
本考案は、ネジ部と固定ナットと座金とキャップとを備えたキャップ付きオールアンカーに関するものである。
従来、アンカーボルト等のボルトキャップとしては、キャップ内上部にガイド筒を形成しキャップ内に装着される別体の止め部材を設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。また、キャップ内にシーリング材,スポンジ等を詰めた錆や腐食を防止するものがある(例えば、特許文献2参照。)。
ところで、前記公知のものでは、キャップを構成するのに複数個の部材を使用することでコストが高くなると共に簡単・確実にキャップをアンカーボルト等の突出部を覆うことが困難であるという虞がある。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被固定部材を容易にコンクリート壁に固定でき、キャップの取り付けも簡単・確実であり、アンカーの防錆効果があると共に安全性にも優れ、搬送中等にも確実に保護でき、コスト安なキャップ付きオールアンカーを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案におけるキャップ付きオールアンカーは、ネジ部と固定ナットと座金とキャップとを備えたキャップ付きオールアンカーであって、前記キャップをネジ部先端に位置するアンカーピンの打撃部及びネジの先端側を覆う覆い部と固定ナットを嵌合させる嵌合部と座金外周に係止される抜け防止用環状溝部とで構成し、該キャップを塩化ビニールで一体成形したことを特徴とするものである。
本考案のキャップ付きオールアンカーは、キャップをネジ部先端に位置するアンカーピンの打撃部及びネジの先端側を覆う覆い部と固定ナットを嵌合させる嵌合部と座金外周に係止される抜け防止用環状溝部とで構成し、該キャップを塩化ビニールで一体成形したので、被固定部材を容易にコンクリート壁に固定でき、キャップの取り付けも簡単・確実であり、アンカーの防錆効果があると共に安全性にも優れ、搬送中及びアンカー埋込み後で被固定部材取付け前においてもキャップを付けておくことにより固定ナット,座金,アンカーピンを分離することなく確実に保護でき、コスト安なものとなる。
図1ないし図4は本考案の一実施例に関するものであり、図1は本考案に係るキャップ付きオールアンカーの正面概略図、図2は図1のA部拡大図、図3はキャップの平面図、図4はキャップの裏面図である。
図において、1は被固定部材をコンクリート壁等に固定するために使用されるキャップ付きオールアンカーであり、該キャップ付きオールアンカー1はアンカー本体2と固定ナット3と座金4とキャップ5とで構成されている。
前記アンカー本体2は鋼製の中空円柱体で、一端側に雄ねじが螺刻されているネジ部6が形成され、他端側にはコンクリート内に埋め込まれる切り込み部7,7, …が形成されている。そして、ネジ部6の先端から前記切り込み部7,7, …をコンクリート内で開口させるアンカーピン8がアンカー本体2の中空部に挿入され、該アンカーピン8の打撃部9が前記ネジ部6の先端から突出されている。
また、前記ネジ部6には鋼製の固定ナット3と座金4とが螺合されている。
なお、座金付きナットを使用するとナットと座金が離れずに使い勝手が好くなる。
なお、座金付きナットを使用するとナットと座金が離れずに使い勝手が好くなる。
前記キャップ5は塩化ビニール製でネジ部6先端に位置するアンカーピン8の打撃部9及びネジの先端側を覆う覆い部10と固定ナット3を嵌合させる嵌合部11と座金4外周に係止される抜け防止用環状溝部12とで構成され、射出成形法により塩化ビニールで一体成形されている。
以上の構成からなるキャップ付きオールアンカー1において、先ずコンクリート壁等に形成した孔にキャップ5を外した状態のオールアンカー1を挿通し、アンカー本体2の切り込み部7をコンクリート内に埋め込み、次いでネジ部6先端に形成したアンカーピン8の打撃部9を金槌等で叩き込むことによりアンカーピン8がアンカー本体2の他端側を突き破り、切り込み部7,7, …押し拡げられてコンクリート内に圧接されてアンカー本体2はコンクリート内に固定される。そして、突出部に被固定部材を挿着したあと、コンクリート壁に突出してるネジ部6に座金4と固定ナット3とを螺合させることにより被固定部材はコンクリート壁に容易に固定することができる。
そして、被固定部材がコンクリート壁に固定された後、コンクリート壁から突出しているアンカーの部分に前記キャップ5を覆わせる。この際、キャップ5は塩化ビニール製で弾性を有し、キャップ5の嵌合部11が固定ナット3を充分に嵌合し、さらに座金4の外周がキャップ5の抜け防止用環状溝部12に係止されるので簡単・確実にキャップ5をアンカーボルトに覆わせることができる。
このようなキャップ付きオールアンカー1はアンカー,固定ナット3及び座金4の防錆効果があると共にコンクリート壁から突出しているアンカーの部分を全てキャップ5で覆わせることにより怪我を防止する安全性にも優れるものとなる。
また、キャップ付きオールアンカー1の搬送中及びアンカー埋込み後で被固定部材取付け前においてもキャップ5の抜け防止用環状溝部12を座金4に係着させておくようにして、固定ナット3,座金4,アンカーピン8を分離することなく確実にキャップ付きオールアンカー1を保護する。
なお、このキャップ付きオールアンカー1はマンホール内の梯子の設定,マンホール内の中間スラブの配置設定等で使用することが可能である。
1 キャップ付きオールアンカー
3 固定ナット
4 座金
5 キャップ
6 ネジ部
8 アンカーピン
9 打撃部
10 覆い部
11 嵌合部
12 抜け防止用環状溝部
3 固定ナット
4 座金
5 キャップ
6 ネジ部
8 アンカーピン
9 打撃部
10 覆い部
11 嵌合部
12 抜け防止用環状溝部
Claims (1)
- ネジ部と固定ナットと座金とキャップとを備えたキャップ付きオールアンカーであって、前記キャップをネジ部先端に位置するアンカーピンの打撃部及びネジの先端側を覆う覆い部と固定ナットを嵌合させる嵌合部と座金外周に係止される抜け防止用環状溝部とで構成し、該キャップを塩化ビニールで一体成形したことを特徴とするキャップ付きオールアンカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000223U JP3109962U (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | キャップ付きオールアンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000223U JP3109962U (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | キャップ付きオールアンカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3109962U true JP3109962U (ja) | 2005-06-09 |
Family
ID=43272527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005000223U Expired - Lifetime JP3109962U (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | キャップ付きオールアンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109962U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3978768A1 (en) | 2020-09-30 | 2022-04-06 | Hilti Aktiengesellschaft | Expansion anchor with cap nut having yielding stopper |
-
2005
- 2005-01-21 JP JP2005000223U patent/JP3109962U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3978768A1 (en) | 2020-09-30 | 2022-04-06 | Hilti Aktiengesellschaft | Expansion anchor with cap nut having yielding stopper |
WO2022069238A1 (en) | 2020-09-30 | 2022-04-07 | Hilti Aktiengesellschaft | Expansion anchor with cap nut having yielding stopper |
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