JP3109848B2 - 文字処理装置及び方法 - Google Patents

文字処理装置及び方法

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JP3109848B2
JP3109848B2 JP03051182A JP5118291A JP3109848B2 JP 3109848 B2 JP3109848 B2 JP 3109848B2 JP 03051182 A JP03051182 A JP 03051182A JP 5118291 A JP5118291 A JP 5118291A JP 3109848 B2 JP3109848 B2 JP 3109848B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された文字コード
に基づき文字パターン情報を読み出す文字処理装置及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の印刷装置では、装置内の回
路基板上のROMに標準フォントを文字のドットパター
ンや座標情報の集合体とそれに付随したフォント属性
(書体、コード体系、サイズなど)や、コードテーブル
等の付随情報として格納している。さらに、着脱可能
(実装可能)なROMカートリッジに別のフォントを格
納し、必要に応じて、フォントの追加を可能としてい
る。そして、データ発生源からの命令により、複数のフ
ォントの中から希望のフォントを指示し、印字すべき文
字を定められたコード体系に従った文字コードを送るこ
とにより、印刷装置側で所定フォントから所定の文字パ
ターンを発生し印刷している。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、装置内の内蔵されている標準フォント、
オプションとして供給されるROMカートリッジ内の複
数のフォントともそれぞれ独立の情報群として定義さ
れ、装置内のCPUでアクセスされている。このため、
ROMカートリッジ上のフォントが内蔵の標準フォント
とほとんどの部分で同じ文字パターン、同じコード並び
でわずかに一部分の文字が置換え、または追加されたも
のであっても、全ての文字パターンや付随情報を持つ必
要があった。従って、2バイトJIS漢字コード(JI
S情報処理X0208−1983)のように約7000
文字のフォントを扱う場合など、そのメモリ容量は多量
のものとなっていた。本発明の目的は、上記課題を解決
するためになされたものであり、フォントを追加する
際、置換文字の文字パターン情報を着脱自在な記憶手段
で提供し、共通する文字は内蔵の文字パターン情報を利
用する文字処理装置及び方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文字処理装置は、置換文字の文字パターン情
報を記憶する着脱自在な記憶手段が接続される文字処理
装置あって、入力された文字コードに基づき前記着脱自
在な記憶手段に記憶される置換文字の文字パターン情報
を読み出すための第1情報と入力された文字コードに基
づき前記文字処理装置に内蔵される文字の文字パターン
情報を読み出すための第2情報とを記憶する記憶手段
と、入力された文字コードに基づき前記第1情報をチェ
ックし、入力された文字コードに対応する文字パターン
情報が前記着脱自在な記憶手段に記憶されているか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段により入力された
文字コードに対応する文字パターン情報が前記着脱自在
な記憶手段に記憶されていると判別された場合、入力さ
れた文字コードに対応する前記着脱自在な記憶手段に記
憶されている文字パターンを読み出し、前記判別手段に
より入力された文字コードに対応する文字パターン情報
が前記着脱自在な記憶手段に記憶されていないと判別さ
れた場合、入力された文字コードに基づき前記第2情報
をチェックし、入力された文字コードに対応する前記文
字処理装置に内蔵される文字パターン情報を読み出す読
み出し手段とを有することを特徴とする。また、本発明
の文字処理方法は、置換文字の文字パターン情報を記憶
する着脱自在な記憶手段が接続され、入力された文字コ
ードに基づき前記着脱自在な記憶手段に記憶される置換
文字の文字パターン情報を読み出すための第1情報と入
力された文字コードに基づき文字処理装置に内蔵される
文字の文字パターン情報を読み出すための第2情報とを
記憶する記憶手段を有する文字処理装置における文字処
理方法であって、入力された文字コードに基づき前記第
1情報をチェックし、入力された文字コードに対応する
文字パターン情報が前記着脱自在な記憶手段に記憶され
ているか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステ
ップにより入力された文字コードに対応する文字パター
ン情報が前記着脱自在な記憶手段に記憶されていると判
別された場合、入力された文字コードに対応する前記着
脱自在な記憶手段に記憶されている文字パターンを読み
出し、前記判別ステップにより入力された文字コードに
対応する文字パターン情報が前記着脱自在な記憶手段に
記憶されていないと判別された場合、入力された文字コ
ードに基づき前記第2情報をチェックし、入力された文
字コードに対応する前記文字処理装置に内蔵される文字
パターン情報を読み出す読み出しステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。尚、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても良いし、1つの機器から成る装
置に適用しても良いし、システム或いは装置にプログラ
ムを供給することによって達成される場合にも適用でき
ることは言うまでもない。
【0006】図1は本発明を適用した一実施例であるレ
ーザビームプリンタの構成とデータ発生源であるホスト
コンピュータの関係を示す図である。図示の如く本レー
ザビームプリンタは、印刷機構部110とデータ受信、
データ処理、データ出力を制御する制御部100とで構
成される。図1中、101はデータ発生源となるホスト
コンピュータであり、102はレーザビームプリンタの
装置全体を制御するCPUであり、後述のフローチャー
ト(図5、図6)で示す制御プログラムに従って動作す
る。103はホストコンピュータ101からのデータを
入力信号線S1を介して受信する入力インタフェース回
路であり、本回路によりCPU102にデータの受信が
知らせる。104は、後述のフローチャート(図5、図
6)で示される本レーザビームプリンタの制御プログラ
ムを格納する一般のROMで構成されたプログラムRO
Mである。105も一般のROMで構成され、ホストコ
ンピュータからデータとして入力されるフォント選択命
令及び文字コードに対応するフォント情報を格納するフ
ォントROMであり、その格納形態の詳細は図2を元に
後述する。106は一般のRAMで構成され、制御プロ
グラムが利用するワークメモリであり、制御プログラム
の変数領域やテーブル領域に用いられる。107はホス
トコンピュータから入力された1ページ分の印刷データ
をビットアップイメージ化して保存しておく画像メモリ
領域として使用されるページメモリであり、これも一般
のRAMで構成される。108はページメモリ107上
に展開される1ページ分のビットマップイメージデータ
を画像信号S2に変換する画像信号発生器であり、出力
インタフェース回路109を介して印刷機構部100か
らの同期信号S3に同期して、画像信号S2を印刷機構部
110へ出力する。109は制御部100と印刷機構部
110間のインタフェース信号の入出力をとりもつ出力
インタフェース回路である。110は本レーザビームプ
リンタの印刷機構部であり、制御部100からの制御信
号群S4を受けて用紙の供給、画像信号S2に応じたレー
ザ光のON/OFF、電子写真方式に基づく画像の形
成、用紙への転写、定着といった一般的なレーザビーム
プリンタの一連のプロセスを実行する。111は、後述
のフォントカートリッジ113と制御部100の電気的
インタフェースをとりもつカートリッジインタフェース
回路であり、CPU102は本回路を介してフォントカ
ートリッジ113上のROMをアクセスして、フォント
情報を読み取る。また、カートリッジセンス信号S5
より、フォントカートリッジ113の装着、未装着を検
知する。フォントカートリッジ113は、ROM及びそ
の関連素子から成るROM回路基板をカートリッジに収
めたものであり、このROM上に、フォントROM10
5と同様の図2に示すフォント情報が格納される。この
フォントカートリッジ113は、カートリッジコネクタ
112により着脱可能な構造となり別のフォントカート
リッジとの交換が容易に行える。
【0007】図2は、前述のフォントROM105及び
フォントカートリッジ113に収納されるフォント情報
の格納形式200を示した図である。フォントROM1
05、フォントカートリッジ113共複数のフォントデ
ータが持てるように、フォント情報の先頭201に、以
下がフォントデータ群であるという識別コードであるフ
ォントIDコードを置き、フォント情報の末尾に、情報
群の終了コード203を置く。そしてこのフォントID
コード201と終了コード203の間に、書体やサイ
ズ、コード体系などのいわゆるフォント属性の異なった
複数のフォントデータ202−1、202−2、202
−i、202−nを置く。それぞれのフォントデータ2
02は、同一の格納形式204を採り、その内容は以下
のようになる。205はフォント番号領域であり、一意
に定められたフォントの識別となるフォント番号を置
く。ホストコンピュータからのフォント選択命令は、こ
のフォント番号を指定することにより、以後ホストコン
ピュータから送信される文字コード群の対応するフォン
トデータを決定する。
【0008】206は、フォントデータの総量をバイト
数で収められる総バイト数領域であり、この総バイト数
により、フォントデータiから、その次のフォントデー
タi+1への位置計算が可能となる。
【0009】207は、フォントカートリッジに収める
フォント情報にのみ有効とするリンク番号領域で、図3
に事例が示されるように、フォントカートリッジ上のフ
ォントデータjが、フォントROM105上のフォント
データkの文字パターンを利用したい場合に、この格納
領域207に相手方のフォント番号kを書込み、その指
標とする。
【0010】208は、対応するフォントデータが表わ
すフォントのサイズ(巾・高)や書体、コード体系など
のフォント属性を格納しておくフォント属性領域であ
る。209、210は、それぞれ、文字パターン領域2
13に収めている文字パターン群に対応する文字コード
の開始コードを示す開始コード領域と終了コードを示す
終了コード領域である。ホストコンピュータから入力さ
れる文字コードは、この開始コード、終了コードによ
り、範囲チェックを受け、かつ、開始コードと入力文字
コードの差分により、文字パターンポインタ部211か
ら、対応文字パタンーポインタが算出される。211
は、各文字パターンの先頭アドレスを示す文字パターン
ポインタ群を収める領域であり、209の開始コードか
ら順に210の終了コードまで文字コードに対応して並
べて置かれる。なお、文字パターンが文字コードに対し
て、連続していない場合、歯抜けの部分は未定着マーク
が入れられる。212は入力される文字コードに対応す
る文字のドットパターン群を収めておく文字パターン領
域であり、前述の文字パターンポインタにより、その格
納位置が管理される。
【0011】以上のような格納形式204をもつフォン
トデータのうち、フォントROM105上に格納される
ものを以下内蔵フォントと呼ぶ。特に、他の内蔵フォン
トと区別する場合は「内蔵フォントi」のように添字を
つける。また、フォントカートリッジ113に格納され
るフォントデータをカートリッジフォントと呼び特に他
と区別する場合は「カートリッジフォントi」のように
添字をつけることとする。
【0012】図3は、図2に示したフォントデータの格
納形式204に基づく内蔵フォント、カートリッジフォ
ントの格納形態の一例である。まず、300は内蔵フォ
ントiがサポートする漢字コード表の略図であり、JI
SX0208−1983に従う。
【0013】領域A301は非漢字部、領域B302は
第一水準漢字、領域C303は第二水準漢字である。3
04は300のJIS漢字コード表に基づく内蔵フォン
トiのフォントROM105上の格納形態であり、フォ
ント番号kがフォント番号領域305に置かれ文字パタ
ーンポインタ部306、文字パターン領域307にそれ
ぞれ漢字コード表300のそれぞれの領域A301、B
302、C303に対応する文字のドットパターン及び
その文字パターンポインタが収められる。308は、カ
ートリッジフォントjがサポートする漢字コード表であ
り、漢字コード表300に対し、領域D309に追加文
字群を入れ、かつ、既存の文字aに対し字体の異なる文
字a′(旧字)への置換を行っている。310はこの漢
字コード表308に対応するカートリッジフォントjの
フォントカートリッジ113上の格納形態であり、フォ
ント番号jがフォント番号領域311に置かれ312の
リンク番号領域に内蔵フォントiのフォント番号kが置
かれ、このカートリッジフォントjが内蔵フォントiの
文字パターンを利用することを表わす。そして文字パタ
ーンポインタ部313、文字パターン領域314には漢
字コード表308の領域D309の追加文字群に対応す
る文字ドットパターン及びその文字パターンポインタ、
置換文字a′の文字ドットパターン及びその文字パター
ンポンインタ、置換文字a′の文字ドットパターン及び
その文字パターンポインタのみを格納する。
【0014】図4は、ワークメモリ106上に作られる
フォント選択テーブルの構造を示したものである。この
フォント選択テーブルは、現在選ばれているフォントデ
ータ202の情報を記憶しておくものでホストコンピュ
ータからのフォント選択命令により更新される。フォン
ト選択テーブル400は、第1テーブル401と第2テ
ーブル406に大別される。第1テーブル401は、フ
ォント選択命令のフォント番号の指定により選ばれたフ
ォントデータ202のフォント属性208及び開始コー
ド209終了コード210及び文字パターンポインタ部
211の先頭アドレスをそれぞれのフォント属性領域4
02、開始コード領域403、終了コード領域404、
文字ポインタ先頭アドレス領域405に記録する。第2
テーブル406は、リンク番号207が定義されている
場合のみ有効となるテーブルであり、この場合、定義さ
れているリンク番号に対応する内蔵フォントのフォント
データの情報のうち開始コード204、終了コード21
0及び文字パターンポインタ部211の先頭アドレスを
それぞれ対応する領域〜開始コード領域408、終了コ
ード領域409、文字ポインタ先頭アドレス領域410
に記録し、有効フラグ領域407をONにする。なお、
リンク番号207が定義されている場合、有効フラグ領
域407はOFFされる。
【0015】以上のような構成をもつ、本レーザビーム
プリンタの制御プログラムのフローチャートを図5、図
6に示し、内蔵フォントとカートリッジフォントの結合
処理を説明する。
【0016】図5は、制御プログラムのメインルーチン
500を示すフローチャートであり、ステップ501で
プログラムの初期化処理が実行され、フォント選択テー
ブル400も、初期値として定められた内蔵フォントの
1つに設定される。ステップ502で入力インタフェー
ス回路103をチェックして、ホストコンピュータ10
1からの入力データの受信を待つ。入力データが受信さ
れるとステップ503で入力データが解析され、これが
フォント選択命令の場合、ステップ504へ進み、指定
されたフォント番号のフォントデータを内蔵フォント及
びカートリッジフォント群の中から捜し出し、フォント
選択テーブル400の対応する値を更新する。そして、
ステップ502へ戻り、次の入力データを待つ。ステッ
プ503で入力データが文字コードの場合、ステップ5
05へ進み、対応文字パターンをページメモリ107へ
展開する後述のフォント展開処理600を実行し、その
後ステップ502へ戻り次の入力データを待つ。
【0017】ステップ503で入力データが印刷開始命
令の場合、これは1ページの入力が終了し印刷を始める
ことを意味しステップ506へ進みページメモリ107
に文字群がドットパターンとして展開されたビットマッ
プイメージデータを画像信号発生器108へ送り、印刷
機構部109へ印刷を行わせる。そしてステップ502
ヘ戻り、次のページの入力データを待つ。
【0018】図6は前述のステップ505のフォント展
開処理の内容を示したフローチャートであり、まず、ス
テップ601においてフォント選択テーブル400の第
1テーブル401の開始コード403、終了コード40
4によって、入力された文字コードの範囲チェックを行
い、範囲内であればステップ602へ進み、入力文字コ
ードと開始コード403の差分と文字ポインタ先頭アド
レス405により、文字パターンポインタ部211から
入力文字コードに対応する文字パターンポインタを取出
す。そして、ステップ603で、取り出した文字パター
ンポインタが未定義マークか否かをチェックし、未定義
マークでなければ、ステップ604へ進み、対応する文
字パターンを文字パターン領域213から取り出し、ペ
ージメモリ107の所定の位置に記録しフォント展開処
理を終える。
【0019】ステップ601で、入力文字コードが第1
テーブル401のコード範囲外であった場合、また、ス
テップ603で、文字パターンポインタが未定義であっ
た場合、ステップ605へ進み、まず、図4に示すフォ
ント選択テーブル400の第2テーブル406が有効か
否かを有効フラグ領域407のON/OFFでチェック
する。ONの場合、指定された内蔵フォントの文字パタ
ーンが利用できることを意味し、ステップ606へ進
み、ステップ601と同様に、第2テーブル406での
入力文字コードの範囲チェックを行い範囲内であれば、
ステップ607へ進みステップ602と同様、第2テー
ブル406下で、対応文字パターンポインタの抽出を行
う。
【0020】ステップ608でステップ603と同様に
抽出した文字パターンポインタの未定義チェックを行
い、定義されていればステップ609へ進み、対応する
文字パターンをページメモリ107の所定の位置に記録
し、フォント展開処理を終える。
【0021】ステップ605において第2テーブル40
6が無効の場合、ステップ606において入力文字コー
ドがコード範囲外の場合、ステップ608において対応
文字パターンポインタが、未定義マークの場合、これら
は入力文字コードに対する文字パターンがないことを表
わすので、この入力文字コードを無視し、そのまま処理
を終える。
【0022】以上説明したように、フォントカートリッ
ジで供給するカートリッジフォントが内蔵フォントの文
字の追加や置換により、新しいフォントを構成しようと
する場合、カートリッジフォント側には、追加、置換文
字の文字パターン及びその付随情報を入れておき、さら
に結合させる内蔵フォントを指示するリンク番号を加え
る。この構造により制御プログラムがまずカートリッジ
フォント上の文字コードをサーチし、なければ結合指示
のある内蔵フォント上の文字コードをサーチし、文字パ
ターンを求めることができる。従って、この構造により
カードフォントのメモリ容量を節約することが可能とな
る。
【0023】また、本実施例では、フォント選択テーブ
ルを用意し、フォント選択時に予め必要な情報をテーブ
ルに記録しておいたため、文字コード入力毎に随時フォ
ントサーチの必要がなくなり処理速度の向上に役立って
いる。
【0024】また、本実施例では、内蔵フォントとカー
トリッジフォントのフォント格納形式を全く一致させた
ため同じフォント展開処理が使える。
【0025】(他の実施例) 1)本実施例は、レーザビームプリンタへの本発明の適
用例であったが、本発明はこれに限らず、他の印刷方
式、例えばインクジェット方式(バブルジェット、エア
ロジェット方式等)や熱転写方式などに適用できる。
【0026】2)本実施例ではカートリッジでコネクタ
を1つしか持たなかったが、これを複数にして、さら
に、本実施例では内蔵フォントとカートリッジフォント
間をリンク番号で結んだわけであるが、それをフォント
カートリッジ間のカートリッジフォント同士をリンク番
号で結んでもよい。これによって、フォントカートリッ
ジの組合せにより、フォントのメモリ容量の微増で、コ
ード体系などのフォント属性のバリエーションを増大す
ることが可能となる。
【0027】3)本実施例では、着脱可能なフォント供
給媒体としてフォントカートリッジを用いたわけである
が、本発明はこれに限らず制御部を構成するメイン回路
基板上に、着脱可能なROM回路基板を装着できる構成
をとり、このROM回路基板上にフォントROMを入
れ、メイン回路基板上のフォントROMとリンク番号
で、結合する形態をとってもよい。通常、メイン回路基
板上のフォントROMは数種類漢字フォントをもつ大容
量のマスクROMとして、基板上に半田付けされる。こ
のメイン回路基板上のフォントROMに文字(パター
ン)の誤りなどが発見された場合、これまでその補正が
困難で、マスクROMの再作成、メイン回路基板の交換
などその変更コストは大きいものであった。着脱可能な
ROM回路基板に、誤りのあった文字のみ、置換文字と
して本発明を適用し、誤りのあったメイン回路基板上の
内蔵フォントと結合させれば、その誤り補正が容易に行
える。
【0028】4)本実施例では、フォント情報の格納形
式200をフォントROMもフォントカトリッジ側も同
一にして、フォント展開処理の共通化を計ったわけであ
るが、本発明はこれに限らず、フォントカートリッジ側
のフォント情報の格納形式200うち文字パターンポイ
ンタ部211を図7に示すように、文字コード701と
対応する文字パターンポインタ702の対の集合とし
て、開始コード領域204、終了コード領域210を廃
す。そして、フォントカートリッジ側のフォント展開処
理は入力された文字コードと一致する文字パターンポイ
ンタ部700の文字コードをサーチして、対応する文字
パターンを捜し出す方式としてもよい。この場合、フォ
ント展開処理は、フォントカートリッジ側とフォントR
OM側で異なるが、カートリッジフォントが少量の追
加、置換文字であり、その文字コードが広範囲にちらば
っている場合でも開始コードから終了コードまでの未定
着ポインタも含め全文字パターンポインタをもつ必要が
なく、実パターンに対応する文字パターンのみで済むた
め、コード範囲の広い2バイト漢字コードであっても文
字パターンポインタ部のメモリ容量が大幅に節約でき
る。
【0029】5)本実施例では、カートリッジフォント
と内蔵フォントの結合関係をカートリッジフォント側の
リンク番号領域に対応する内蔵フォントに一意に付けら
れたフォント番号をセットすることで行っていたが、本
発明はこれに限らず、例えば内蔵フォントの持つフォン
ト属性のうちのコード体系名でもよい。通常、本発明の
適用状態として、内蔵フォントのコード体系をベース
に、カートリッジフォント側で追加、置換文字を用意し
てコード体系のバリエーションを増している。この場
合、リンク番号をコード体系名にすることにより、結合
する内蔵フォントを一意に特定せず、書体やサイズなど
その他の属性も含め、カートリッジフォントと同属性の
リンク番号の内蔵フォントを捜し、なければ、それに近
い内蔵フォント、例えば書体は異なるがその他の属性は
同じフォントを捜し出しそれと結合してもよい。こうす
ることにより、プリンタのシリーズ化により複数の機種
に対しフォントカートリッジを共用する際などで内蔵フ
ォントにぴったり合うものがなくとも次善のフォントと
結合して、新しいバリエーションのコード体系のフォン
トが利用できる。
【0030】6)本実施例では、1組のカートリッジフ
ォントと内蔵フォントの結合関係をリンク領域で定義し
ていたが、本発明では、これに限らず複数のカートリッ
ジフォントが順にリンク領域に指した次のカートリッジ
フォントを差し、最後のカートリッジフォント内蔵フォ
ントを示すといった結合構造をとってもよい。フォント
展開処理では、リンク番号に従って順次カートリッジフ
ォント、内蔵フォントをサーチして行くことになる。こ
れによってコード体系のバリエーションを少ないメモリ
容量でさらに多様化できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明しましたように、本発明によれ
ば、フォントを追加する際、置換文字の文字パターン情
報を着脱自在な記憶手段で提供し、共通する文字は内蔵
の文字パターン情報を利用する文字処理装置及び方法を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレーザビームプリンタの構成
とホストコンピュータの関係を示したブロック図であ
る。
【図2】フォント情報の格納形式を示す図である。
【図3】内蔵フォント及びカートリッジフォントへのフ
ォント情報格納の一形態を示す図である。
【図4】ワークメモリ上のフォント選択テーブルの構造
図である。
【図5】本実施例の制御プログラムのメインルーチンの
フローチャートである。
【図6】制御プログタムのフォント展開処理ルーチンの
フローチャートである。
【図7】フォント情報の格納形式の別方式の構造図であ
る。
【符号の説明】
100 レーザビームプリンタの制御部 102 制御部のCPU 104 プログラムROM 105 フォントROM 106 ワークメモリ 109 出力インタフェース回路 113 フォントカートリッジ 200 フォント情報格納形式 211 文字パターンポインタ部 400 フォント選択テーブル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 置換文字の文字パターン情報を記憶する
    着脱自在な記憶手段が接続される文字処理装置あって、 入力された文字コードに基づき前記着脱自在な記憶手段
    に記憶される置換文字の文字パターン情報を読み出すた
    めの第1情報と入力された文字コードに基づき前記文字
    処理装置に内蔵される文字の文字パターン情報を読み出
    すための第2情報とを記憶する記憶手段と、 入力された文字コードに基づき前記第1情報をチェック
    し、入力された文字コードに対応する文字パターン情報
    が前記着脱自在な記憶手段に記憶されているか否かを判
    別する判別手段と、 前記判別手段により入力された文字コードに対応する文
    字パターン情報が前記着脱自在な記憶手段に記憶されて
    いると判別された場合、入力された文字コードに対応す
    る前記着脱自在な記憶手段に記憶されている文字パター
    ンを読み出し、前記判別手段により入力された文字コー
    ドに対応する文字パターン情報が前記着脱自在な記憶手
    段に記憶されていないと判別された場合、入力された文
    字コードに基づき前記第2情報をチェックし、入力され
    た文字コードに対応する前記文字処理装置に内蔵される
    文字パターン情報を読み出す読み出し手段とを有するこ
    とを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】 前記読み出し手段により読み出された文
    字パターン情報に基づき文字を印刷する印刷手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の文字処理装置。
  3. 【請求項3】 置換文字の文字パターン情報を記憶する
    着脱自在な記憶手段が接続され、入力された文字コード
    に基づき前記着脱自在な記憶手段に記憶される置換文字
    の文字パターン情報を読み出すための第1情報と入力さ
    れた文字コードに基づき文字処理装置に内蔵される文字
    の文字パターン情報を読み出すための第2情報とを記憶
    する記憶手段を有する文字処理装置における文字処理方
    法であって、 入力された文字コードに基づき前記第1情報をチェック
    し、入力された文字コードに対応する文字パターン情報
    が前記着脱自在な記憶手段に記憶されているか否かを判
    別する判別ステップと、 前記判別ステップにより入力された文字コードに対応す
    る文字パターン情報が前記着脱自在な記憶手段に記憶さ
    れていると判別された場合、入力された文字コードに対
    応する前記着脱自在な記憶手段に記憶されている文字パ
    ターンを読み出し、前記判別ステップにより入力された
    文字コードに対応する文字パターン情報が前記着脱自在
    な記憶手段に記憶されていないと判別された場合、入力
    された文字コードに基づき前記第2情報をチェックし、
    入力された文字コードに対応する前記文字処理装置に内
    蔵される文字パターン情報を読み出す読み出しステップ
    とを有することを特徴とする文字処理方法。
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