JP3109846U - 靴中底の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好なクッション効果を提供すると同時に、表皮が剥離を起こしにくい構造を具有する靴中底の構造を提供する。
【解決手段】靴の中底1の上面11には、中底1射出成型時の高温高圧を利用して表皮2を緊密に貼設し、また中底1の底面12には表底3を緊密に貼設し、更に中底1の底面12には該上面11に向かって延伸する数個の窪み13を設け、中底1における窪み13に対応した個所には弾力構造部位10を形成し、且つ各該窪み13には形状の対応した弾力体4を嵌合する。
【選択図】 図2


Description

本考案は靴中底の構造に係り、特に中底及び弾力体の両者により、良好なクッション効果が提供される靴中底の構造に関わる。
従来公知の靴底は、例えば、特開2002-306208号(特許文献1)に開示されているように、靴底とは靴全体を支えるものであり、且つ全体重を受ける人体の脚部を支える個所でもあり、靴の中では非常に重要な役割を果たしている部位である。
従来公知における靴底における中底5の構造は、図5に示すように、中底5には上面51と底面52が設けられ、該底面52は表底8と一体となり、該上面51には複数の窪み53が設けられ、軟性のパッド6を設ける個所を提供し、また該中底上面51と該軟性のパッド6上部には表皮7が貼設される。
特開2002−306208号公報
しかしながら、上述のような従来公知における靴の中底の欠点として(図6,7,8参照)、軟性のパッドは開口が上向きの窪み中に嵌合されており、パッドだけがクッションの役割を提供するのみであり、同時に長期に渡って着用することでパッドが力を受けて平たく変形してしまい、こうなってはクッションの役割を失ってしまう。また表皮においては、中底の上面とパッドの上面に貼設されるもので、パッドは足と共に運動することから、パッドが前方向に押されることで表皮の接合個所が剥れ、さらには表皮が磨耗して破れる、といった現象が起こりやすい。
本考案は、上述の欠点に鑑み、良好なクッション効果を提供すると同時に、表皮が剥離を起こしにくい構造を具有する本考案の靴中底の構造を提供する。
上記の課題を解決するために、請求項1の考案は、上面と底面とを具有し、該上面には表皮が一体となり、該底面は表底と一体になる靴中底の構造において、該中底の底面には該上面に延伸する数個の窪みが設けられ、該中底の該窪みに対応した部分に弾力構造部位を具有し、且つそれぞれの該窪みには形状に対応した弾力体が嵌合され、該弾力構造部位及び各該弾力体で共にクッションの作用を有することを特徴とする靴中底の構造である。
請求項2の考案は、前記表皮は前記中底射出成型時の高温高圧により、該中底と密着して一体となることを特徴とする請求項1記載の靴中底の構造である。
請求項3の考案は、前記弾力体は発泡材によるものであることを特徴とする請求項1記載の靴中底の構造である。
請求項4の考案は、前記中底の窪みの設置位置は、人体の脚部における踵ならびに足の甲の部分に位置する個所であることを特徴とする請求項1記載の靴中底の構造である。
すなわち、上記各考案は、使用寿命を高めるべく中底の上面には該中底射出成型時の高温高圧を利用して表皮を緊密に貼設し、また、該中底の底面には表底を緊密に貼設し、更に良好なクッション作用を提供すべく、該中底の該底面には該上面に向かって延伸する数個の窪みを設け、該中底における該窪みに対応した個所には弾力構造部位を形成し、且つ各該窪みには形状の対応した弾力体を嵌合する。
本考案によれば、靴中底の構造において、優れたクッション性能を有し、且つ、外力を受けてもよれにくく、より一層長持ちさせる効果を有する。
本考案の好適な実施例を図に沿って説明する。
図1,2に示すように、本考案の実施例の靴の中底1は、上面11と底面12を具有し、該上面11は表皮2を貼設する個所が提供される。該表皮2とは該中底1が射出成型されたときの高温高圧により該中底1と密着して一体となるものであり、該中底1の底面12は該表底3と一体化する場所を提供し、且つ該中底1の底面12には該上面11に向かう数個の窪み13が設けられ、本実施例中では該窪み13の設置位置はそれぞれ人体の脚部及び足の裏前段に位置し、各該窪み13は該中底1に対応した部分に弾力構造部位10が設けられ、且つ各該窪み13はそれぞれ形状の合った弾力体4が嵌合される。該弾力体4は本実施例中では発泡材を使用しており、該弾力構造部位10及び該弾力体4と共にクッションの役割を提供する。
図3に示すように、前記中底1に設けた窪み13であるが、該底面12より該上面11に向かって延伸し、また該窪み13の部分に対応し、該中底1の部分には略アーチ型を呈した弾力構造部位10を形成する。よって、該構造10は力を受けたとき、クッションの効果を提供し、公知における中底5にはなかった特性を提供し、更に該窪み13中にそれぞれ設けた発泡材質による弾力体4によってもクッション効果が提供され、全体のクッション効果を更に高める。更に該弾力体4とは該中底1と該表底3との間に設けられるものであり、該弾力体4は間接的に外界からの力を受けることとなり、該弾力構造部位10がそれぞれ受ける力を分担し、該弾力体4が前述した従来公知の軟性のパッド6のように変形する問題を回避する。
前記表皮2は該中底1を射出成型する前に予め金型内に設けられ、該中底1を射出成型する際の高温高圧によって該中底1の上面11全面と密着して接合Aされて一体となり、よって該表皮2は該中底1の上面11の形状の変化に伴ってくっきりとした折線が生じ、外観の美しさを増すと同時に、該表皮2をより長持ちするようにする(図4参照)。
本考案の構造における立体分解図である。 本考案の構造における断面図である。 本考案における実施例の断面図である。 本考案における表皮、弾力体、中底の位置関係を示す図である。 従来公知における構造の立体分解図である。 従来公知における構造の断面説明図である。 従来公知における実施例の断面図である。 従来公知における表皮、軟性のパッド、中底の位置関係を示す断面図である。
符号の説明
5 靴の中底
51 上面
52 底面
53 窪み
6 軟性のパッド
7 表皮
8 表底
B 接合
1 靴の中底
10 弾力構造部位
11 上面
12 底面
13 窪み
2 表皮
3 表底
4 弾力体
A 接合

Claims (4)

  1. 上面と底面とを具有し、該上面には表皮が一体となり、該底面は表底と一体になる靴中底の構造において、
    該中底の底面には該上面に延伸する数個の窪みが設けられ、該中底の該窪みに対応した部分に弾力構造部位を具有し、且つそれぞれの該窪みには形状に対応した弾力体が嵌合され、該弾力構造部位及び各該弾力体で共にクッションの作用を有することを特徴とする靴中底の構造。
  2. 前記表皮は前記中底射出成型時の高温高圧により、該中底と密着して一体となることを特徴とする請求項1記載の靴中底の構造。
  3. 前記弾力体は発泡材によるものであることを特徴とする請求項1記載の靴中底の構造。
  4. 前記中底の窪みの設置位置は、人体の脚部における踵ならびに足の甲の部分に位置する個所であることを特徴とする請求項1記載の靴中底の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015116434A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 李伯曜 背を高く見せる靴

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