JP3097517U - 足裏面形状固定サンダル - Google Patents

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JP3097517U
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久保田 充彦
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橋詰 勝巳
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Abstract

【課題】本考案は、人間各々で異なる足裏面形状をサンダルの中芯部が、履いた人間の足裏面形状に対して忠実に変形し、さらに足裏面形状を固定する事でサンダルと足の密着感が得られる事で、良好な履き心地を提供するものである。
【解決手段】足裏面形状固定サンダルを使用した場合図1が示すように、足裏面形状固定サンダル中芯部1が体重によって変形・固定された状態となる。この形状が固定される事によって足裏面が天板部3に密着して良好な履き心地を得られる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人間各々で異なる足裏面形状を中芯部が変形・形状固定する事で、足裏面が密着することで履き心地良好な足裏面形状固定サンダルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のサンダルは、中芯部分にゴム、スポンジ、ウレタン等を用いて一般的な足形にしたもの、材質にゴム、ウレタン等を使用し多数の突起物で中芯を覆い足裏に適度な刺激を与える物、中芯内部に空洞部を設け、空洞部内に液体、気体を封入して歩行時の衝撃をやわらげる物、中芯内に粘性の高い液体を封入して足裏の形状追従するものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術を利用した物においては、ある人に対して良好な履き心地を得る場合もあるが、人によっては足に負担が掛かることで強い違和感を持つことになる。また、各自各々の足裏面形状に合ったサンダルを作る場合、型の作成といった作業が必要となり、時間と費用がかかりコスト的に不経済な物になってしまう。
【0004】
本考案は、従来の技術によって生じる問題点を考慮してなされたものであり、足裏面形状固定サンダルを履いた時点で、形状成型をするという注文生産機能を持ち、それによって良好な密着感を得られる事と、各自各々の足裏面形状に合ったサンダルを作る際に必要となる、形状成型作業を省略し、時間と費用を節約できる足裏面形状固定サンダルを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案における足裏面形状固定サンダルは、足裏面形状固定部中芯に、荷重が加えられると変形・形状固定する性質を持つ特殊スポンジを使用、中芯部を弾力性に富むスポンジを使用した外芯部で囲む事により過度の変形を抑える。足裏面形状固定サンダルの中芯部が人間各々の足裏面形状にあわせて変形・形状固定する機能を備えたもので上記課題を解決するものである。
【0006】
【実施例】
本考案に係る、足裏面形状固定サンダルの実施例を図面に基づいて説明すると、図1は、足裏面形状固定サンダル右側を履いて足裏面形状固定サンダル中芯部1が体重によって荷重がかかり変形・形状固定した状態を内足側より見た推定断面図で、図2は、足裏面形状固定サンダル右側を履く前の変形固定していない状態を内足側より見た推定断面図である。図1と図2を比較してみると荷重が加わり変形・固定後と変形・固定前の違いが明確にわかる。図3は、足裏面形状固定サンダル外芯部2が足裏面形状固定サンダル中芯部1が過度な変形を防ぐ為に周りを囲むような形に加工取り付けたものである。
【0007】
図4は、足裏面形状固定サンダル右足側の甲被部6を外した状態でつま先側から見た推定断面図である。足裏面形状固定サンダル中芯部1は、変形しやすい特殊スポンジを使用しているため、地面に直接接触して外部からの衝撃をやわらげるアウトソールとしての機能はもち合わせていない為、アウトソール部4とボール5部を設けることによって地面からの凸凹による衝撃などを直接足裏面形状固定サンダル中芯部1に受けない様な緩衝構造をとっている事が図4でわかる。
【0008】
以上この実施例により、足裏面形状固定サンダルを使用した場合図5が示すように、足裏面形状固定サンダル中芯部1が体重によって変形・固定された状態となる。この形状が固定される事によって足裏面が天板部3に馴染んで良好な履き心地を得られる。
【0009】
【考案の効果】
本考案に係る足裏面形状固定サンダルは、人間各々で異なる足裏面形状を足裏面形状固定サンダル中芯部1が変形・形状固定する事によって、足裏面が天板部3に密着することで良好な履き心地を得られる効果がある。
【0010】
各自各々の足裏面形状に合ったサンダルを作成する場合、足裏面形状に合った型を作成する必要が生じることで、時間と費用がかかりコスト的に非常に不経済である、ところが足裏面形状固定サンダルの場合は履いた時点で、形状成型をするという注文生産機能を持ち時間と費用を節約できる経済的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】足裏面形状固定サンダル右足側を履いた状態で内足側より見た推定断面図である。
【図2】足裏面形状固定サンダル右足側履く前の状態で内足側より見た推定断面図である。
【図3】足裏面形状固定サンダル右足側の天板部を外した状態で足裏面形状固定サンダル中芯部、足裏面形状固定サンダル外芯部を上面より見える様にした図である。
【図4】足裏面形状固定サンダル右足側の甲被部を外した状態でつま先側から見た推定断面図である。
【図5】足裏面形状固定サンダル右足側を履いて脱いだ後、足裏形状が足裏面形状固定サンダル中芯部に固定された状態を右足側の内足側より見た推定断面図である。
【符号の説明】
1・・・足裏面形状固定サンダル中芯部
2・・・足裏面形状固定サンダル外芯部
3・・・天板部
4・・・アウトソール部
5・・・ボール部
6・・・甲被部
7・・・足

Claims (2)

  1. 足裏面形状は、人間ごとに違う。足7の形状を足裏面形状固定サンダル中芯部1が変形・固定する事で、足7の形状が足裏面形状固定サンダル中芯部1にほぼ同じ形状で固定される。足裏面形状固定サンダル中芯部1には、荷重が加えられる事によって変形・固定する特殊スポンジを使用している。又変形・固定し易い足裏面形状固定サンダル中芯部1を弾力性に富むスポンジを使用した足裏面形状固定サンダル外芯部2で囲む事で過度の変形を抑えることが出来る。足裏面形状がほぼ同じ形で固定された中芯とそれを覆う天板部3に足7が密着する事で良好な履き心地を特徴とする足裏面形状固定サンダル。
  2. 各自各々の足裏面形状に合ったサンダルを作る場合、型の作成といった作業が必要となり、時間と費用がかかりコスト的に不経済であるが、足裏面形状固定サンダルの場合は、履いた時点で形状成型をするという注文生産機能を持ち時間と費用を節約できる特徴とする足裏面形状固定サンダル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007238790A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kubota Sangyo Co Ltd 履物の足裏面形状形成方法及びカップインソールの足裏面形状形成方法

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