JP3109668U - モジュールコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】外部モジュールのモジュールコネクタ内への信頼でき正確な位置決め組付けが確保されるモジュールコネクタの提供。
【解決手段】絶縁ケース、絶縁ケース内部に収容された複数の端子、絶縁ケース外部に固定された挟持ケースを具え、絶縁ケースが四つの側板を具え、四つの側板の包囲により嵌挿空間が形成されて外部モジュールを内部に収容し、各側板に複数の端子溝が開設され、複数の端子が該端子溝に対応しそれに収容され並びに外部モジュールと電気的に接続され、挟持ケースが絶縁ケースの側板外側面に対応するよう固定された四つの挟持板を具え、各挟持板の上端に嵌挿空間に向けて突出する圧接片と押圧片が設けられ、圧接片が下向きに外部モジュールに圧接し、押圧片が外部モジュールの側壁を押圧する。
【選択図】図2
【解決手段】絶縁ケース、絶縁ケース内部に収容された複数の端子、絶縁ケース外部に固定された挟持ケースを具え、絶縁ケースが四つの側板を具え、四つの側板の包囲により嵌挿空間が形成されて外部モジュールを内部に収容し、各側板に複数の端子溝が開設され、複数の端子が該端子溝に対応しそれに収容され並びに外部モジュールと電気的に接続され、挟持ケースが絶縁ケースの側板外側面に対応するよう固定された四つの挟持板を具え、各挟持板の上端に嵌挿空間に向けて突出する圧接片と押圧片が設けられ、圧接片が下向きに外部モジュールに圧接し、押圧片が外部モジュールの側壁を押圧する。
【選択図】図2
Description
本考案は一種のモジュールコネクタに係り、特にデジタルカメラのレンズモジュールを保持するためのモジュールコネクタに関する。
デジタルカメラ技術の発展と普及により、ますます多くの携帯電話等の消費電子製品にデジタル撮影機能が整合されるようになった。よく目にされる設計は消費電子製品の本体にモジュールコネクタが組付けられて、外部デジタルカメラレンズモジュールがこのモジュールコネクタに組付けられ、これによりデジタル撮影機能の整合を達成する設計である。
特許文献1には上述のデジタルカメラレンズモジュールを保持するためのモジュールコネクタが開示されている。このモジュールコネクタは矩形の絶縁ケースを具え、この絶縁ケースの四つの側板の包囲により嵌挿空間が形成されてデジタルカメラレンズモジュールの嵌挿に供される。各側板内壁には複数の端子が収容され、各端子の嵌挿空間に向けて突出する圧接導通部が、レンズモジュールの側壁に当接し並びにレンズモジュール側壁に設けられた導電片と電気的に導通し、これによりレンズモジュールのモジュールコネクタに対する水平移動が防止されると共に、レンズモジュールとモジュールコネクタ間の電気的導通が達成される。
周知のモジュールコネクタは更に四つの金属挟持板を具え、各挟持板の上端両側が下向きに折り曲げられて挟持片が形成されて絶縁ケースの対応側板を挟持し、これによりこれら挟持板と絶縁ケース間の組付けが達成される。各挟持板の二つの挟持片の間のそのうち一つの挟持片近くが下向きに折り曲げられて圧接片が形成され、下向きにレンズモジュールの上面に圧接し並びにレンズモジュール上面に設けられた接地片と電気的に接続され、これによりレンズモジュールのモジュールコネクタに対する垂直移動が防止され、並びにレンズモジュール及びモジュールコネクタが接地される。
ただし、絶縁ケース側板内壁に収容された端子は側板の厚さの制限を受け、その圧接導通部の弾性収縮空間は有限であり、水平方向の弾性オフセット量は小さく、十分な圧接力をレンズモジュールの側壁に提供できず、ゆえにこの周知の設計はレンズモジュールとモジュールコネクタの水平方向の組合せが強固でなく、レンズモジュールのモジュールコネクタ内への正確な、信頼できる位置決め、組付けが行なえない。もし端子強度を増強して圧接導通部のレンズモジュール側壁に対する圧接力を増すなら、レンズモジュールが持続的圧接作用の下で、十分な強度の端子が弾性不足による疲労のために失効しやすく、このため、やはりレンズモジュールのモジュールコネクタ内への正確で、信頼できる位置決め、組付けが行なえなくなる。
本考案は周知の技術の問題に対して、一種のモジュールコネクタを提供することを目的とし、それは、絶縁ケース、絶縁ケース内部に収容された複数の端子、絶縁ケース外部に固定された挟持ケースを具え、絶縁ケースが四つの側板を具え、四つの側板の包囲により嵌挿空間が形成されて外部モジュールを内部に収容し、各側板に複数の端子溝が開設され、複数の端子が対応する端子溝に収容され並びに外部モジュールと電気的に接続され、挟持ケースが絶縁ケースの対応する側板外側面に固定された四つの挟持板を具え、各挟持板の上端に嵌挿空間に向けて突出する圧接片と押圧片が設けられ、圧接片が下向きに外部モジュールに圧接し、押圧片が外部モジュールの側壁を押圧し、これにより挟持ケースが側板の外側面に固定され、側板の横向きの幅を占拠する必要なく、周知の技術の端子の圧接導通部に較べて挟持ケースの押圧片は十分な水平弾性オフセット量を具え、これにより十分な圧接力を以てレンズモジュールの側壁に圧接し、これによりレンズモジュールの本考案のモジュールコネクタ内への信頼でき、正確な位置決め、組付けが確保される。
請求項1の考案は、絶縁ケース、複数の端子、挟持ケースを具え、
該絶縁ケースは四つの側板を具え、四つの側板の包囲により嵌挿空間が形成されて外部モジュールを収容し、各側板に複数の端子溝が開設され、
該複数の端子は該絶縁ケースの対応する該端子溝に収容され並びに外部モジュールと電気的に導通し、
該挟持ケースは絶縁ケースの対応する側板外側面に固定された四つの挟持板を具え、各挟持板の上端に嵌挿空間に向けて突出する圧接片と押圧片が設けられ、圧接片が下向きに外部モジュールに圧接し、押圧片が外部モジュールの側壁を押圧することを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項2の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、端子が圧接部を具え、該圧接部が絶縁ケースの端子溝より突出して嵌挿空間内に進入して外部モジュールの側壁と圧接して組み合わされることを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項3の考案は、請求項2記載のモジュールコネクタにおいて、端子が垂直な基部を具えて絶縁ケースの端子溝と干渉を形成するよう組み合わされ、基部の上端が下向きに折り曲げられて弾性圧接アームが形成されて端子溝内に収容され、圧接アームの底端が続いて上向きに傾斜するよう折り曲げられて弾性導通アームが形成され、該圧接アームのほぼ中部に導通アームに向けて突出する圧接部が形成され、導通アームの自由端より上向きに導通部が突出して外部モジュールと電気的に導通することを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項4の考案は、請求項3記載のモジュールコネクタにおいて、絶縁ケースが底板を具え、側板が底板の四周に配設され、端子溝はL形を呈して側板内壁に位置する垂直部と底板に位置する水平部を具え、該端子の圧接アーム及び導通アームがそれぞれ該垂直部と水平部内に収容されることを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項5の考案は、請求項2記載のモジュールコネクタにおいて、押圧片がモジュールコネクタの各一側の中心線の一側に位置し、複数の端子がモジュールコネクタの各一側の中心線の両側に配設され、押圧片とそれと同側の端子の外部モジュールに対する圧接合力が中心線の別側の全ての端子の外部モジュールに対する圧接合力と等しいことを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項6の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、絶縁ケースの各側板にあって挟持ケースの圧接片と押圧片に対応する位置に切欠きが設けられ、該切欠きが横向きに絶縁ケースの側板を貫通し、該切欠きの底端が閉じ、該切欠きの上端と外界が連通することを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項7の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、絶縁ケースにうっかり防止ブロックが設けられて、外部モジュールに設けられたうっかり防止溝に対応し組み合わされることを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項8の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、挟持ケースが一体加工され、並びに四つの挟持板が止め合わされて形成されたことを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項9の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、圧接片の自由端が挟持板に向けて折り曲げられてフック状の圧接部が形成され、押圧片の自由端が嵌挿空間に向けて折り曲げられて弾性押圧部が形成されたことを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
該絶縁ケースは四つの側板を具え、四つの側板の包囲により嵌挿空間が形成されて外部モジュールを収容し、各側板に複数の端子溝が開設され、
該複数の端子は該絶縁ケースの対応する該端子溝に収容され並びに外部モジュールと電気的に導通し、
該挟持ケースは絶縁ケースの対応する側板外側面に固定された四つの挟持板を具え、各挟持板の上端に嵌挿空間に向けて突出する圧接片と押圧片が設けられ、圧接片が下向きに外部モジュールに圧接し、押圧片が外部モジュールの側壁を押圧することを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項2の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、端子が圧接部を具え、該圧接部が絶縁ケースの端子溝より突出して嵌挿空間内に進入して外部モジュールの側壁と圧接して組み合わされることを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項3の考案は、請求項2記載のモジュールコネクタにおいて、端子が垂直な基部を具えて絶縁ケースの端子溝と干渉を形成するよう組み合わされ、基部の上端が下向きに折り曲げられて弾性圧接アームが形成されて端子溝内に収容され、圧接アームの底端が続いて上向きに傾斜するよう折り曲げられて弾性導通アームが形成され、該圧接アームのほぼ中部に導通アームに向けて突出する圧接部が形成され、導通アームの自由端より上向きに導通部が突出して外部モジュールと電気的に導通することを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項4の考案は、請求項3記載のモジュールコネクタにおいて、絶縁ケースが底板を具え、側板が底板の四周に配設され、端子溝はL形を呈して側板内壁に位置する垂直部と底板に位置する水平部を具え、該端子の圧接アーム及び導通アームがそれぞれ該垂直部と水平部内に収容されることを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項5の考案は、請求項2記載のモジュールコネクタにおいて、押圧片がモジュールコネクタの各一側の中心線の一側に位置し、複数の端子がモジュールコネクタの各一側の中心線の両側に配設され、押圧片とそれと同側の端子の外部モジュールに対する圧接合力が中心線の別側の全ての端子の外部モジュールに対する圧接合力と等しいことを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項6の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、絶縁ケースの各側板にあって挟持ケースの圧接片と押圧片に対応する位置に切欠きが設けられ、該切欠きが横向きに絶縁ケースの側板を貫通し、該切欠きの底端が閉じ、該切欠きの上端と外界が連通することを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項7の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、絶縁ケースにうっかり防止ブロックが設けられて、外部モジュールに設けられたうっかり防止溝に対応し組み合わされることを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項8の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、挟持ケースが一体加工され、並びに四つの挟持板が止め合わされて形成されたことを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
請求項9の考案は、請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、圧接片の自由端が挟持板に向けて折り曲げられてフック状の圧接部が形成され、押圧片の自由端が嵌挿空間に向けて折り曲げられて弾性押圧部が形成されたことを特徴とする、モジュールコネクタとしている。
本考案のモジュールコネクタは、絶縁ケース、絶縁ケース内部に収容された複数の端子、絶縁ケース外部に固定された挟持ケースを具え、絶縁ケースが四つの側板を具え、四つの側板の包囲により嵌挿空間が形成されて外部モジュールを内部に収容し、各側板に複数の端子溝が開設され、複数の端子が対応する該端子溝に収容され並びに外部モジュールと電気的に接続され、挟持ケースが絶縁ケースの対応する側板外側面に固定された四つの挟持板を具え、各挟持板の上端に嵌挿空間に向けて突出する圧接片と押圧片が設けられ、圧接片が下向きに外部モジュールに圧接し、押圧片が外部モジュールの側壁を押圧し、これにより外部モジュールの本考案のモジュールコネクタ内への信頼でき正確な位置決め組付けが確保される。
図1、2に示されるように、本考案のモジュールコネクタ10の第1実施例は絶縁ケース20を具え、絶縁ケース20の内部には複数の端子30が収容され、絶縁ケース20の外部は金属の挟持ケース40で被覆されている。
絶縁ケース20は矩形の底板21を具え、矩形の底板21の四側辺より上向きに側板22が延伸され、四つの側板22の共同の包囲により嵌挿空間23が形成されている。そのうち、前後の対向する側板22の両側に嵌合溝24が設けられ、左右の対向する側板22のほぼ中央にそれぞれ係止ブロック25が設けられている。各側板22の一側に切欠き26が凹設され、切欠き26は横向きに側板22を貫通し、切欠き26底端は閉じられ、切欠き26上端は外界と連通している。各側板22の別の一側に側板22の内壁に沿って縦向きに複数の相互に平行な端子溝27が開設され、端子溝27の上端は閉じられ、底端と外界が連通し並びに底板21に沿って続けて前向きに所定距離延伸されて各端子溝27がL形を呈するよう配置される。
各端子30は垂直な基部31を具え、該基部31の底端が水平に後ろ向きに折り曲げられてソルダー部32が形成され、基部31の上端が下向きに折り曲げられて弾性圧接アーム33が形成され、弾性圧接アーム33の底端が続いて傾斜するよう上向きに折り曲げられて弾性導通アーム34が形成されている。上述の弾性圧接アーム33のほぼ中間部に弾性導通アーム34に向けて突出する圧接部35が形成され、導通アーム34の自由端に上向きに延伸された導通部36が設けられている。
挟持ケース40は板材を一体加工成形してなり、並びに四つの挟持板41が止め合わされて成る。組立時には、一回の操作で四つの挟持板41が絶縁ケース20に組付けられる。ゆえに、挟持ケース40の一体設計により組立プロセスを簡易化でき、組立エラーを防止し組立の強固性を増すことができる。上述の四つの挟持板41の共同包囲により、上下に貫通する収容空間42が形成される。そのうち、前後の対向する挟持板41の両側に係合孔43が設けられ、左右の対向する挟持板41のほぼ中央に係止孔44が設けられ、左右の対向する挟持板41の両側が収容空間42に向けて垂直に折り曲げられて嵌合アーム45が形成され、各嵌合アーム45に外向きに突出する係合ブロック46が設けられ、係合ブロック46が係合孔43に係合し、これにより二つの隣り合う挟持板41が強固に止め合わされる。各挟持板41の上端の一側に収容空間42に向けて下向きに折り曲げられた圧接片47と押圧片48が設けられ、別の一側に収容空間42に向けて水平に折り曲げられた蓋板49が設けられている。そのうち、押圧片48は圧接片47及び蓋板49の間に位置し、圧接片47の自由端に挟持板41に向けて折り曲げられたフック状の圧接部472が設けられ、押圧片48の自由端に収容空間42に向けて折り曲げられた弾性押圧部482が形成されている。
図6及び図7に示されるように、本考案のモジュールコネクタ10の第1実施例を組み立てる時は、端子30の基部31が絶縁ケース20の端子溝27内に嵌止され、圧接アーム33と導通アーム34はそれぞれ端子溝27の側板22に位置する垂直部と底板21に位置する水平部内に収容され、圧接アーム33の圧接部35及び導通アーム34の導通部36が端子溝27より露出して嵌挿空間23内に進入する。挟持ケース40は下向きに絶縁ケース20外側面に係合し、挟持ケース40の収容空間42と絶縁ケース20の嵌挿空間23が重なり合い、外部デジタルカメラレンズモジュール50を収容する(図4、5参照。後で詳しく説明する。)。絶縁ケース20の係止ブロック25は挟持ケース40の係止孔44内に係合し、これにより挟持ケース40の絶縁ケース20に対する上向きの運動が制限され、挟持ケース40の蓋板49が絶縁ケース20の側板22上面を被覆し、これにより挟持ケース40の絶縁ケース20に対する下向きの運動が制限される。挟持ケース40の嵌合アーム45は絶縁ケース20の嵌合溝24内に進入し、これにより挟持ケース40と絶縁ケース20が水平方向の係合が緊密とされて、相対運動が防止される。挟持ケース40の圧接片47と押圧片48は絶縁ケース20の切欠き26に対応し並びにここより嵌挿空間23内に進入する。
更に図4に示されるように、本考案のモジュールコネクタ10の第1実施例と組み合わされるデジタルカメラレンズモジュール50は、矩形の底座51を具え、底座51の上面にレンズシート52が固定され、底座51の上面の四つの角部に圧接溝53が形成され、底面に複数の金属導電片(図示せず)が配設される。
更に図5から図7を参照されたい。組立時に、レンズモジュール50が下向きに嵌挿空間23内に挿入され、レンズモジュール50の底座51の側壁が外向きに端子30の圧接部35及び挟持ケース40の押圧部482に圧接し、端子30の圧接アーム33及び挟持ケース40の押圧片48がそれぞれ絶縁ケース20の端子溝27及び切欠き26に向けて弾性収縮し、これにより本考案のモジュールコネクタ10とレンズモジュール50が水平方向上で緊密に圧接されて相対運動不能とされる。挟持ケース40の圧接片47がレンズモジュール50の上面の圧接溝53内に進入し、フック状の圧接部472が下向きに圧接溝53のある底座51の壁面に圧接し、これにより本考案のモジュールコネクタ10とレンズモジュール50が垂直方向に緊密に圧接し、相対運動不能とされる。端子30の導通部36はレンズモジュール50の底座51の底面の金属の導電片に圧接並びに導通し、これにより本考案のモジュールコネクタ10とレンズモジュール50の間の信号伝送が達成される。
図6及び図7に示されるように、挟持ケース40は絶縁ケース20外側面に固定されて、絶縁ケース20の側板22の横向き幅を占拠しないため、周知の技術の端子の圧接導通部に較べ、挟持ケース40の押圧片48は十分な水平弾性オフセット量を有し、十分な圧接力を提供して、レンズモジュール50の側壁に圧接し、これによりレンズモジュール50の本考案のモジュールコネクタ10内への信頼でき、正確な位置決め、組付けが確保され、レンズモジュール50と本考案のモジュールコネクタ10の水平方向上の接触が更に緊密とさせ、ゆえに両者が強固に確実に一体に組付けられる。
図3及び図7を参照されたい。そのうち図3の点線は本考案のモジュールコネクタ10の各一側の中心線を示す。図3に示されるように、本考案のモジュールコネクタ10の各一側は中心線の一側に四つの端子30が配設され、もう一側に一つの端子30と一つの圧接片47及び一つの押圧片48が配設されている。図7に示されるように、挟持ケース40の押圧片48は十分な水平弾性オフセット量を有し、これにより端子30が絶縁ケース20の側板22内に収容され、端子30の圧接部35が小さい水平弾性オフセット量を有し、ゆえに、各押圧片48の圧接力は各端子30の圧接力より大きい。好ましい状態では、中心線の一側の押圧片48及びこの側の端子30の圧接合力は中心線のもう一側の全ての端子30の圧接合力に等しく、且つ押圧片48及び端子30は本考案のモジュールコネクタ10の各一側にあって同じ配置とされ、これによりレンズモジュール50の嵌挿空間23内での水平回転及び水平移動が防止され、これにより更にレンズモジュール50の本考案のモジュールコネクタ10内への正確で信頼できる位置決め、組付けが達成される。
最後に図8と図9に示される本考案のモジュールコネクタ10の第2実施例の第1実施例との違いは、別にうっかり防止機構が設けられていることである。即ち絶縁ケース20の底板21の一側辺の両端に垂直に上向きにうっかり防止ブロック28が延伸され、レンズモジュール50の底座51の一側面の両側にうっかり防止溝58が形成され、うっかり防止溝58が並びに底座51の上面の圧接溝53と連通する。組立時には、うっかり防止溝58とうっかり防止ブロック28が対応する時だけ、レンズモジュール50をモジュールコネクタ10の嵌挿空間23に挿入でき、そうでなければ、レンズモジュール50とうっかり防止ブロック28が干渉を発生して一体に組合せ不能となり、ゆえに、このようなうっかり防止設計により本考案のモジュールコネクタ10とレンズモジュール50間の正確で、信頼できる位置決め組付けが完成する。
10 モジュールコネクタ 20 絶縁ケース
21 底板 22 側板
23 嵌挿空間 24 嵌合溝
25 係止ブロック 26 切欠き
27 端子溝 28 うっかり防止ブロック
30 端子 31 基部
32 ソルダー部 33 圧接アーム
34 導通アーム 35 圧接部
36 導通部 40 挟持ケース
41 挟持板 42 収容空間
43 係合孔 44 係止孔
45 嵌合アーム 46 係合ブロック
47 圧接片 472 圧接部
48 押圧片 482 押圧部
49 蓋板 50 レンズモジュール
51 底座 52 レンズシート
53 圧接溝 58 うっかり防止溝
21 底板 22 側板
23 嵌挿空間 24 嵌合溝
25 係止ブロック 26 切欠き
27 端子溝 28 うっかり防止ブロック
30 端子 31 基部
32 ソルダー部 33 圧接アーム
34 導通アーム 35 圧接部
36 導通部 40 挟持ケース
41 挟持板 42 収容空間
43 係合孔 44 係止孔
45 嵌合アーム 46 係合ブロック
47 圧接片 472 圧接部
48 押圧片 482 押圧部
49 蓋板 50 レンズモジュール
51 底座 52 レンズシート
53 圧接溝 58 うっかり防止溝
Claims (9)
- 絶縁ケース、複数の端子、挟持ケースを具え、
該絶縁ケースは四つの側板を具え、四つの側板の包囲により嵌挿空間が形成されて外部モジュールを収容し、各側板に複数の端子溝が開設され、
該複数の端子は該絶縁ケースの対応する該端子溝に収容され並びに外部モジュールと電気的に導通し、
該挟持ケースは絶縁ケースの対応する側板外側面に固定された四つの挟持板を具え、各挟持板の上端に嵌挿空間に向けて突出する圧接片と押圧片が設けられ、圧接片が下向きに外部モジュールに圧接し、押圧片が外部モジュールの側壁を押圧することを特徴とする、モジュールコネクタ。 - 請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、端子が圧接部を具え、該圧接部が絶縁ケースの端子溝より突出して嵌挿空間内に進入して外部モジュールの側壁と圧接して組み合わされることを特徴とする、モジュールコネクタ。
- 請求項2記載のモジュールコネクタにおいて、端子が垂直な基部を具えて絶縁ケースの端子溝と干渉を形成するよう組み合わされ、基部の上端が下向きに折り曲げられて弾性圧接アームが形成されて端子溝内に収容され、圧接アームの底端が続いて上向きに傾斜するよう折り曲げられて弾性導通アームが形成され、該圧接アームのほぼ中部に導通アームに向けて突出する圧接部が形成され、導通アームの自由端より上向きに導通部が突出して外部モジュールと電気的に導通することを特徴とする、モジュールコネクタ。
- 請求項3記載のモジュールコネクタにおいて、絶縁ケースが底板を具え、側板が底板の四周に配設され、端子溝はL形を呈して側板内壁に位置する垂直部と底板に位置する水平部を具え、該端子の圧接アーム及び導通アームがそれぞれ該垂直部と水平部内に収容されることを特徴とする、モジュールコネクタ。
- 請求項2記載のモジュールコネクタにおいて、押圧片がモジュールコネクタの各一側の中心線の一側に位置し、複数の端子がモジュールコネクタの各一側の中心線の両側に配設され、押圧片とそれと同側の端子の外部モジュールに対する圧接合力が中心線の別側の全ての端子の外部モジュールに対する圧接合力と等しいことを特徴とする、モジュールコネクタ。
- 請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、絶縁ケースの各側板にあって挟持ケースの圧接片と押圧片に対応する位置に切欠きが設けられ、該切欠きが横向きに絶縁ケースの側板を貫通し、該切欠きの底端が閉じ、該切欠きの上端と外界が連通することを特徴とする、モジュールコネクタ。
- 請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、絶縁ケースにうっかり防止ブロックが設けられて、外部モジュールに設けられたうっかり防止溝に対応し組み合わされることを特徴とする、モジュールコネクタ。
- 請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、挟持ケースが一体加工され、並びに四つの挟持板が止め合わされて形成されたことを特徴とする、モジュールコネクタ。
- 請求項1記載のモジュールコネクタにおいて、圧接片の自由端が挟持板に向けて折り曲げられてフック状の圧接部が形成され、押圧片の自由端が嵌挿空間に向けて折り曲げられて弾性押圧部が形成されたことを特徴とする、モジュールコネクタ。
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Publication Number | Publication Date |
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JP3109668U true JP3109668U (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=43272268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005000059U Expired - Lifetime JP3109668U (ja) | 2005-01-11 | 2005-01-11 | モジュールコネクタ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3109668U (ja) |
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2005
- 2005-01-11 JP JP2005000059U patent/JP3109668U/ja not_active Expired - Lifetime
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