JP3109459U - 健康用具 - Google Patents

Abstract

【課題】大きな設備や器械等を必要とせず、子供から老人までの広い年齢層の誰でもが行ない得る例えばラジオ体操のような体操を行なう際に、その健康増進等の効果を更に高めるための極めて簡単な構造の健康用具を作成する。
【解決手段】全体が手にて握り保持し得る大きさであって、内部に中空部を有するほぼ円柱状の握り部１と、握り部の中空部に金属にて形成された錘を封入したもので、所望の重量を有し、手に持って体操を行ない得るようにした。
【選択図】図１

Description

本考案は、体操を行なう際に使用する健康用具に関するものである。

近年の健康指向により、各種の運動が行なわれている。

このような傾向から、各種の健康用具、健康器具が多く開発され、販売されている。

しかし、その多くは、複雑な構造のものが多く、したがってコスト高である等、一般家庭で購入して利用するには高価であると共に設置場所の関係からも好ましくない。

また、子供から老人までの広い年齢層や、健康状態や体力の異なるすべての者が簡単に使用し得る健康用具はほとんど知られていない。

本考案は、以上の事情に鑑みなされたもので、例えばラジオ体操のような誰でも気軽に行ない得る体操に際して、体力維持や健康増進のための効果を一層促進させるために考案したものである。特に、本考案の考案者は、子供から老人まで、多くの人が気軽に行ない得て、しかも健康を増進させ得る体操を独自にあみだし、その普及に努めるもので、その際の効果の一層の増大のために本考案の健康用具を開発した。

即ち、本考案は極めて簡単な構造であって、したがって安価であり、いかなる年齢のものにも利用し得る健康用具で、各種体操を行なう際に用いる健康用具を提供するものである。

本考案の健康用具は、片手にて握り得る棒状で、一定の重量を有するものである。

この本考案の健康用具は、左右二つで一組をなし、体操を行なう際に、夫々左右の手にて握り締めて体操を行なうもので、その際に左右の手（腕）に一定の負担を加えることにより、体操を行なった時の健康維持や増進を一層増大させ得るものである。

この健康用具は、後に述べる実施例のように短い棒状であって、年齢等に応じた径を有し、握った時の感触の良い材質で形成され、、また内部には、一定の重量をもたせるために、鉄の棒等の金属製の棒（錘）を埋め込んだものである。 本考案の健康用具は、外周部分にあたる握り部分を中空構造にし、この中空部に例えば円柱状の錘を挿入した上で両端を密封した構造である。

ここで、使用する者の年齢等に応じて握り部分の径および長さを適当なものに設定し、また、その人の体力その他に合わせて錘の重量を適切なものにすることが好ましい。

また、錘を交換し得るような構造にすることにより、径の異なる握り部や中に挿入する錘もその重量が異なるものを複数個容易することによって、使い分けることも可能である。

本考案は、極めて簡単な構造で、したがって低コストで、一般の人が簡単に利用し得て健康増進に役立つという効果を有する。

本考案の実施例を図にもとづいて説明する。

図１、図２は、本考案の健康用具を示し、図１は斜視図、図２は断面図である。

本考案の健康用具は、図１に示すように、外周部分が木製あるいは合成樹脂製の中空部分２を有する握り部１をなし、図２に示すように、中空部２の内部に錘３を配置した上で錘３の両側、握り部１の中空部２の両端部分２ａ，２ｂを栓４にて密封して、錘３が抜け出ないようにした構造である。

これにより、使用者は、握り部１の中央を握り、本考案の健康用具を持って、体操を行なうものである。

それにより、中空部２内に埋め込まれた錘３により体操を行なう者の腕に一定の負担が掛かり、主として腕の力が増強される。

また、腕のみではなく、運動の内容によって人体各部の筋力が増し、健康の維持と体力の増強を図ることが可能である。

即ち、体操により一層の健康の維持と、体力の増進を図ることができる。

しかも、構造がいたって簡単であるために、子供や老人でも気軽に用いることができる。

本考案の健康用具は、前記のような構造であるため、径や長さの異なる握り部と重量の異なる錘３とを夫々用意し、その組み合わせを適宜選択することにより、各種の本考案健康用具の製造が可能であり、低コストで使用者に最も適したものを低コストにて提供できる。

また、栓４を握り部１の一方または両端部分にねじ込む等の手段にて取り外し可能な構造にすれば、握り部１または錘３の交換が容易になる。

これにより、例えば使用者が複数の握り部や錘を用意することが可能になり、中空２の内部に挿入し配置する錘３の重量を変えることにより重量の異なる棒を用意することが可能である。

つまり、年齢、体重等の体力に応じ、各自に適した重量の健康用具を使用することにより、また、同一の者でもその時の体の調子に合わせて最適の重量のものを選択使用することにより、無理のない体操が可能になる。

本考案の健康用具は、健康を保持し、あるいは健康、体力を更に増進させるための用具であって、構造が簡単であり、製造が容易であり、極めて安価である。そのため、一般家庭でも気軽に購入、利用し得る。更に小型であるため家での設置場所等も問題もなく、誰でも使用し得て、自然に健康の保持と体力の増進に役立つ用具である。

本考案の健康用具の斜視図 本考案の健康用具の断面図

符号の説明

１ 握り部
２ 中空部
３ 錘
４ 栓

Claims (1)

1. 全体としてほぼ円柱状をなし中空部を有する握り部と、前記中空部内に所望の重量の錘を配置し、中空部の両端部に錘が抜け出るのを防止する栓を設けたものであって、体操等を行なう際に手に握りしめて使用する健康用具。
   

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