JP3109285B2 - ドアロツク装置 - Google Patents

ドアロツク装置

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JP3109285B2 JP28191592A JP28191592A JP3109285B2 JP 3109285 B2 JP3109285 B2 JP 3109285B2 JP 28191592 A JP28191592 A JP 28191592A JP 28191592 A JP28191592 A JP 28191592A JP 3109285 B2 JP3109285 B2 JP 3109285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はチヤイルドプロテクター
機構を有するドアロツク装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のドアロツク装置として
は、実開平1−31666号公報に示されるものが知ら
れている。これは、水平壁及び垂直壁を有するベースプ
レートと、該ベースプレートの水平壁に配設されたラツ
チ機構と、前記ベースプレートの水平壁に回動自在に支
持されラツチ機構を作動させるオープンレバーと、前記
ベースプレートの垂直壁に回動自在に支持されたインサ
イドレバーと、前記ベースプレートの垂直壁一面側に水
平移動自在且つ揺動自在に支持され前記オープンレバー
に係合可能又は係合不能とされると共に前記インサイド
レバーに連係されたチヤイルドレバーとを有するもので
あつた。このドアロツク装置では、通常、インサイドレ
バーを回動操作してチヤイルドレバーを水平移動させる
ことによりチヤイルドレバーとオープンレバーとが係合
してオープンレバーが回動動作されラツチ機構が作動さ
せられ、又、チヤイルドレバーを揺動させチヤイルドレ
バーとオープンレバーとを係合不能状態とすることによ
りインサイドレバーを回動操作してもオープンレバーが
回動動作しないチヤイルドプレテクター状態となるもの
であつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、水平移動動作するチヤイルドレバーと回
動動作するオープンレバーとを係合させることによりイ
ンサイドレバーの回動操作によつてチヤイルドレバーの
水平移動動作を介してオープンレバーが回動動作させて
いるので、係合部分でのチヤイルドレバーの移動軌跡と
オープンレバーの回動軌跡の相違から生じる係合外れを
防ぐためにこの部分での係合代をできるだけ大きくとる
ようにしなければならないつまりオープンレバーの回動
軌跡をできるだめ大きくしなければならない。このた
め、ベースプレートにはオープンレバーの大きな回動軌
跡を考慮するだけの大きな開口部が必要となり、結果、
ベースプレートの剛性を著しく低下させる恐れがあつ
た。特に、ベースプレートにクローザ機構等の大きな機
能部品を配設するものにおいては、このベースプレート
の剛性低下は機能部品の配設において大きな問題を与え
ることとなる恐れがあつた。
【0005】故に、本発明は、ベースプレートの開口部
をできるだけ小さくし、ベースプレートの剛性を向上さ
せることを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、水平壁及
び垂直壁を有するベースプレートと、該ベースプレート
の水平壁に配設されたラツチ機構と、前記ベースプレー
トの水平壁に回動自在に支持されラツチ機構を作動させ
るオープンレバーと、前記ベースプレートの垂直壁に回
動自在に支持されたインサイドレバーと、前記ベースプ
レートの垂直壁一面側に水平移動自在且つ揺動自在に支
持され前記インサイドレバーに連係されたチヤイルドレ
バーと、前記ベースプレートの垂直壁他面側に水平移動
自在に支持され前記チヤイルドレバーと係合可能又は係
合不能とされると共に前記オープンレバーに連係された
コネクテイングレバーとを有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、インサイドレバーに
連係された水平移動動作するチヤイルドレバーとオープ
ンレバーに連係された水平移動動作するコネクテイング
レバーとを係合させることによりインサイドレバーの回
動操作によつてチヤイルドレバー及びコネクテイングレ
バーの水平移動動作を介してオープンレバーが回動動作
させるので、係合部分での両レバーの移動軌跡が一致さ
れることとなる。
【0009】よつて、ベースプレートに形成される開口
部は従来に比べ両レバーの水平移動分のみを考慮した小
さな開口部で良くなり、その分、ベースプレートの剛性
が従来に比べ向上され得る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】図1に示されるように、車両ドア側に配設
されるドアロツク装置1は、水平壁21及び垂直壁22
を有するL字状のベースプレート2,ベースプレート2
の水平壁21下面側に配置されるラツチ機構3,ベース
プレート2の水平壁21上面側及び垂直壁22表裏面側
に配置されるラツチ機構3の作動レバー機構4,ベース
プレート2の垂直壁22裏面側に配置されるチヤイルド
プロテクター機構6,ベースプレー ト2の垂直壁22
表面側に配置されるクローザ機構7及びベースプレート
2にブラケツト8を介して配置されるクローザ機構8の
駆動機構9とから構成されている。
【0012】ラツチ機構3は、図2に示されるように、
ケース31内に夫々収納配置される車両ボデー側に配設
されたストライカ32と係合可能なラツチ33及びラツ
チ33と係脱可能なポール34とから構成されている。
ラツチ33は一体回転するラツチ軸ラツチ軸35により
ケース31に回転自在に支持されており、ラツチ33を
切り欠くようにして形成され回転動作によつてストライ
カ32と係脱する溝部33a及び周囲に形成された係合
爪33b,33cを有する。ポール34はケース31に
立設されたポール軸36に回転自在に支持されており、
ラツチ33の係合爪33b,33cと係脱する爪部34
a及びポール34を作動レバー機構4の後述するリフト
レバー41に連結させる貫通穴34bが形成されてい
る。このように構成されたロツク装置3はストライカ3
2とラツチ33の溝部33aとの係合が解除されている
状態で車両ドアが車両ボデーに対して全開可能状態とさ
れたアンラツチ状態となり、ストライカ32とラツチ3
3の溝部33aとの係合状態においてラツチ33の係合
爪33bとポール34の爪部34aとが係合された状態
で車両ドアが車両ボデーに対して半開状態とされたハー
フラツチ状態,ラツチ33の係合爪33cとポール34
の爪部34aとが係合された状態で車両ドアが車両ボデ
ーに対して全閉状態とされたフルラツチ状態となる。
尚、ラツチ33はストライカ32との係合が解除される
方向に回動動作するよう、ポール34は爪部34aと係
合爪33b,33cとが係合する方向に回動動作するよ
う夫々スプリング(図示せず)によつて常時付勢されて
いる。
【0013】作動レバー機構4は、図3ないし図6に示
されるように、リフトレバー41,オープンレバー4
2,コネクテイングレバー43,インサイドレバー4
4,後述するチヤイルドプロテクター機構5の構成部品
としても機能するチヤイルドレバー45及び後述するク
ローザ機構6の構成部品としても機能する回動レバー4
6とから構成されている。リフトレバー41はベースプ
レート2の水平壁21表面上に配置されラツチ機構3の
ケース31及びベースプレート2の水平壁21を貫通し
て延在されるポール軸36に回転自在に支持されてお
り、リフトレバー41に固着されポール34の貫通穴3
4b内に挿入されたピン47を介してポール34に連結
されている。オープンレバー42はリフトレバー41上
に配置されポール軸36に回転自在に支持されている。
このオープンレバー42は公知のロツク機構(図示せ
ず)を介してリフトレバー41に連係されており、回動
レバー47に係合する係合部分42aが形成されてい
る。又、このオープンレバーはリンク(図示せず)を介
して車両ドアに設けられた公知のアウトサイドハンドル
(図示せず)にも連係されている。回動レバー46はベ
ースプレート2の垂直壁22表面側に配置されピン48
により回動自在に支持されている。この回動レバー46
にはオープンレバー43の係合部分43aと係合する係
合切欠部46aが形成されており、更に、回動レバー4
6には回動レバー46を後述するクローザ機構7のキヤ
ンセルレバー71に連係させる係合部分46bが形成さ
れている。コネクテイングレバー43はベースプレート
2の垂直壁22表面に水平移動自在に配置されている。
このコネクテイングレバー43の一端はピン49により
回動レバー46に連結されており、他端はブツシユ50
を介して支持されている。このコネクテイングレバー4
3の他端には回動レバー46の回動中心となるピン48
を中心とした円弧状の長穴43aが形成されており、ブ
ツシユ50はこの長穴43a内に摺動自在に支持されて
いる。これにより、コネクテイングレバー43の水平移
動が許容される。又、コネクテイングレバー43にはコ
ネクテイングレバー43をチヤイルドレバー45と係脱
させる係合フランジ43bが形成されている。
【0014】この係合フランジ43bはベースプレート
2の垂直壁22に形成されたコネクテイングレバー43
の水平移動動作を許容するだけの開口部23に挿通され
て垂直壁22裏面側に延在されている。インサイドレバ
ー44はベースプレート2の垂直壁22裏面側に配置さ
れており、ピン51により回動自在に支持されている。
【0015】このインサイドレバー44の一端はリンク
(図示せず)を介して車両ドアに設けられた公知のイン
サイドハンドル(図示せず)に連係されており、他端は
ピン52によりチヤイルドレバー45に連結されてい
る。チヤイルドレバー45はベースプレート2の垂直壁
22裏面側に水平移動自在且つ揺動自在に配置されてい
る。このチヤイルドレバー45の一端には後述するチヤ
イルドプロテクター機構6の切換レバー61に連結され
る連結部分45aが形成されており、他端にはインサイ
ドレバー44の回動中心であるピン51を中心とした円
弧状でピン52を摺動自在に支持する長穴45bが形成
されている。これにより、チヤイルドレバー45は、ピ
ン52を中心として揺動動作が許容されると共に長穴5
2により水平移動動作が許容される。又、チヤイルドレ
バー45にはコネクテイングレバー43の係合フランジ
43bと係脱する係合面45c及び係合フランジ43b
と係合面45cとの係合解除時において係合フランジ4
3bを案内するガイド面45dを持つ壁部45eが形成
されている。
【0016】チヤイルドプロテクター機構6は、図3な
いし図6に示されるように、前述のチヤイルドレバー4
5,ベースプレート2に回転自在に支持されチヤイルド
レバー45の連結部分45aを摺動自在且つ回転自在に
受ける受部分61aによつてチヤイルドレバー45に連
結されると共に回転動作によつてチヤイルドレバー45
を揺動動作させる切換レバー61及び車両ボデーに回転
自在に支持され切換レバーに連係された操作部材(図示
せず)とから構成されている。又、このチヤイルドプロ
テクター機構6は、切換レバー61の一方向(図4示半
時計方向)の回転動作によりチヤイルドレバー45の係
合面45cとコネクテイングレバー43の係合フランジ
43bとが係合状態とされたチヤイルドアンロツク状態
とされ、切換レバー61の他方向(図4示時計方向)の
回転動作によりチヤイルドレバー45の係合面45cと
コネクテイングレバー43の係合フランジ43bとが係
合解除状態とされてチヤイルドロツク状態とされる。
尚、このチヤイルドプロテクター機構6は従来公知であ
るため詳しい構成及び作動説明は省略する。
【0017】駆動機構9は、図1に示されるように、ブ
ラケツト8に支持されたモータ91,ブラケツト8に支
持され且つモータ91に連結されモータ91の出力を減
速トルクアツプする減速機構92及び減速機構92の出
力軸92aに固着されたカムレバー93とから構成され
ている。
【0018】クローザ機構7は、図1に示されるよう
に、ベースプレート2の垂直壁22表面側に水平移動自
在に支持され駆動機構9のカムレバー93に連係された
アクテイブレバー72,ベースプレート2の垂直壁22
表面側に水平移動自在に支持されラツチ機構3のラツチ
軸35に一体回転するように固着されたラツチレバー7
3と係脱するパツシブレバー74,アクテイブレバー7
2に回転自在に支持されパツシブレバー74と係脱する
キヤンセルレバー71及び前述の回動レバー46とから
構成されている。このクローザ機構7は、ラツチ機構3
のハーフラツチ状態(ポール34の爪部34aとラツチ
33の係合爪33bとが係合して車両ドアが車両ボデー
に対して半開状態である)において、駆動機構9を作動
させ、アクテイブレバー72を水平移動動作させること
により、キヤンセルレバー71を介してパツシブレバー
74を水平移動動作させ、これにより、ラツチレバー7
3をラツチ33と共に回転させ、ラツチ機構3をフルラ
ツチ状態(ポール34の爪部34aとラツチ33の係合
爪33cとが係合して車両ドアが車両ボデーに対して全
閉状態である)とさせる。又、キヤンセルレバー71を
回動動作させキヤンセルレバーとパツシブレバー74と
の係合を解除することにより、クローザ機構7の作動が
キヤンセルされる。尚、このクローザ機構7及び駆動機
構9は従来公知であるため詳しい構成及び作動説明は省
略する。
【0019】尚、クローザ機構7及び駆動機構8を持た
ないドアロツク装置1の場合、作動機構4の回動レバー
46を省略し直接オープンレバー42とコネクテイング
レバー43とを連係させてもよい。もちろん、クローザ
機構7及び駆動機構8を持たないドアロツク装置1の場
合において回動レバー46が存在しても何ら問題はな
い。
【0020】次にドアロツク装置1の作動について説明
する。
【0021】図2ないし図4のラツチ機構3のフルラツ
チ状態(ポール34の爪部34aとラツチ33の係合爪
33cとが係合して車両ドアが車両ボデーに対して全閉
状態である)及びチヤイルドプロテクター機構6のチヤ
イルドアンロツク状態(チヤイルドレバー45の係合面
45cとコネクテイングレバー43の係合フランジ43
bとが係合状態とされる)において、インサイドハンド
ルの操作によりインサイドレバー44を回動操作させる
と、チヤイルドレバー45が長穴45bによつて連結部
分45aが受け部61aにガイドされながら図4示右方
向に水平移動すると共に係合面45cと係合フランジ4
3bとが係合してコネクテイングレバー43が長穴43
aによつて図4示左方向に水平移動し、回動レバー46
が図3示時計方向に回動する(図7示)。これにより、
係合切欠部46aと係合部分42aとの係合によつてオ
ープンレバー42が回動され、リフトレバー41を介し
てラツチ機構3がアンラツチ状態(ポール34の爪部3
4aとラツチ33の係合爪33cとの係合が解除され車
両ドアが車両ボデーに対して全開可能状態される)とな
る。又、図2ないし図4の状態において、切換レバー6
1を回転操作しチヤイルドレバー45をピン52を中心
として図4示反時計方向に揺動させ図8示チヤイルドロ
ツク状態(チヤイルドレバー45の係合面45cとコネ
クテイングレバー43の係合フランジ43bとが係合解
除状態とされる)とする。この状態において、インサイ
ドレバー44を回動操作させチヤイルドレバー45を図
4示右方向に水平移動させても係合面45cと係合フラ
ンジ43bとが係合しないためコネクチングレバー43
は水平移動せず空振りされラツチ機構3は作動しない
(図9示)。この時、係合フランジ43bがガイド面4
5dによつてガイドされた形で空振り移動する。尚、ア
ウトサイドハンドルを操作してオープンレバー21を回
動させる場合にはチヤイルドプロテクター機構6の状態
に関係なくラツチ機構3は作動する。又、回動レバー4
6が回動動作する際、回動レバー46の係合部分46b
とキヤンセルレバー71とが係合するとからキヤンセル
レバー71も回動動作する。
【0022】上記したように、インサイドレバー44に
連係された長穴45bによつて水平移動動作するチヤイ
ルドレバー45とオープンレバー21に連係された長穴
43aによつて水平移動動作するコネクテイングレバー
43とを係合させる(係合面45cと係合フランジ43
bとの係合)ことによりインサイドレバー44の回動操
作によつてチヤイルドレバー45及びコネクテイングレ
バー43の水平移動動作を介してオープンレバー42が
回動動作させるので、係合面45c及び係合フランジ4
3bの移動軌跡が一致される。よつて、係合フランジ4
3bが挿通されるベースプレート2の開口部23は係合
フランジ43bの水平移動分のみを考慮した小さな開口
面積で良くなり、ベースプレート2の剛性が向上され
る。よつて、クローザ機構7及び駆動機構9等の大きな
機能部品が剛性不良等の問題なくベースプレート2に支
持される。又、コネクテイングレバー43の長穴43a
及びチヤイルドレバー45の長穴45bは、夫々、コネ
クテイングレバー43によつて回動動作させられる回動
レバー46,チヤイルドレバー45を水平移動動作させ
るインサイドレバー44の回転中心を中心とする円弧状
であるので、係合面45cと係合フランジ43bとの係
合が水平移動動作方向における略直線上の一点とされ、
よつて、ベースプレート2の開口部23の開口面積をよ
り小さくされると共に両レバー45,43の動作による
係合面45c及び係合フランジ43bの摩耗等が抑制さ
れてスムーズな動作が確保される。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、インサイドレバーに連
係された水平移動動作するチヤイルドレバーとオープン
レバーに連係された水平移動動作するコネクテイングレ
バーとを係合させることによりインサイドレバーの回動
操作によつてチヤイルドレバー及びコネクテイングレバ
ーの水平移動動作を介してオープンレバーが回動動作さ
せるので、係合部分での両レバーの移動軌跡が一致され
ることとなる。よつて、ベースプレートに形成される開
口部は従来に比べ両レバーの水平移動分のみを考慮した
小さな開口部で良くなり、その分、ベースプレートの剛
性を従来に比べ向上させることができる。又、チヤイル
ドレバーはインサイドレバーの回動中心を中心とする円
弧状の長穴を介してインサイドレバーに連係されコネク
テイングレバーはコネクテイングレバーとオープンレバ
ーとを連係させる回動レバーの回動中心を中心とする円
弧状の長穴を介してベースプレートの垂直壁他面側に支
持されるので、チヤイルドレバーとコネクテイングレバ
ーとの係合部分における係合点が両レバーの水平移動動
作方向における略直線上の一点のみのものとされる。
【0024】よつて、ベースプレートに形成される開口
部をより小さくすることができてベースプレートの剛性
をより向上させることができると共にチヤイルドレバー
及びコネクテイングレバーの動作による係合部分での摩
耗等を抑制することができてスムーズな動作を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアロツク装置の斜視図である。
【図2】ラツチ機構の平面図である。
【図3】チヤイルドプロテクター機構を含む作動レバー
機構のベースプレート垂直壁表面側から見た平面図であ
る。
【図4】チヤイルドプロテクター機構を含む作動レバー
機構のベースプレート垂直壁裏面側から見た平面図であ
る。
【図5】チヤイルドプロテクター機構を含む作動レバー
機構の分解斜視図である。
【図6】図1の主要部縦断面図である。
【図7】チヤイルドプロテクター機構を含む作動レバー
機構の作動説明図である。
【図8】チヤイルドプロテクター機構を含む作動レバー
機構の作動説明図である。
【図9】チヤイルドプロテクター機構を含む作動レバー
機構の作動説明図である。
【符号の説明】
2 ベースプレート 3 ラツチ機構 21 水平壁 22 垂直壁 42 オープンレバー 43 コネクテイングレバー 44 インサイドレバー 45 チヤイルドレバー 46 回動レバー 43a 長穴(コネクテイングレバーの円弧状の長穴) 45b 長穴(チヤイルドレバーの円弧状の長穴)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平壁及び垂直壁を有するベースプレー
    トと、該ベースプレートの水平壁に配設されたラツチ機
    構と、前記ベースプレートの水平壁に回動自在に支持さ
    れラツチ機構を作動させるオープンレバーと、前記ベー
    スプレートの垂直壁に回動自在に支持されたインサイド
    レバーと、前記ベースプレートの垂直壁一面側に水平移
    動自在且つ揺動自在に支持され前記インサイドレバーに
    連係されたチヤイルドレバーと、前記ベースプレートの
    垂直壁他面側に水平移動自在に支持され前記チヤイルド
    レバーと係合可能又は係合不能とされると共に前記オー
    プンレバーに連係されたコネクテイングレバーとを有す
    るドアロツク装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースプレートの垂直壁に回動自在
    に支持され前記オープンレバーに係合する回動レバーを
    有し、前記チヤイルドレバーが前記インサイドレバーの
    回動中心を中心とする円弧状の長穴を介して前記インサ
    イドレバーに連係されると共に前記コネクテイングレバ
    ーが一端が前記回動レバーに連結され且つ他端が前記回
    動レバーの回動中心を中心とする円弧状の長穴を介して
    前記ベースプレートの垂直壁他面側に支持される請求項
    1記載のドアロツク装置。
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