JP3109267U - おみくじ - Google Patents

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Abstract

【課題】 安価に構成することができ、様々な場所や状況において気軽に用いることができるおみくじを提供する。
【解決手段】少なくとも2以上のくじと、該くじを内部に収容し該くじを通過させる開口が形成された箱体と、を含んでなるおみくじであって、該箱体が、一枚の第1の板体を折ることで形成される折り部分を有してなる、おみくじである。前記箱体が、筒状の側面部と、該側面部の一端を塞ぐように取り付けられた第1底面部と、該側面部の他端を塞ぐように取り付けられた第2底面部と、を備えてなり、該側面部が、前記折り部分を有するものであってもよい。
【選択図】 図1

Description

本考案は、おみくじに関し、より詳細には、少なくとも2以上のくじと、該くじを内部に収容し該くじを通過させる開口が形成された箱体と、を含んでなるおみくじに関する。
おみくじは、仏閣や神社等において参拝客の将来(例えば、恋愛、事業、学業等)を占うため等の目的で提供されるものであり、様々な種類のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
これら様々な種類のおみくじのうち古来から長く用いられているものとして、少なくとも2以上のくじと、該くじを内部に収容し該くじを通過させる開口が形成された箱体と、を含んでなるおみくじ(以下、「箱おみくじ」という。)がある。箱おみくじは、情報が示された少なくとも2以上のくじが箱体に収容されており、箱おみくじの使用者は、箱体を振る等して箱体内部のくじをよく攪拌した後、箱体に形成された開口から1のくじを取り出すことで該1のくじに示された情報を得ることができる。該情報としては、参拝客の将来を占うような直接的な内容(例えば、「待ち人きたらず」、「恋愛かなわず」等)であったり、運勢の程度を示す内容(例えば、「大吉」、「小吉」、「凶」等)であったり、参拝客の将来を占うような直接的な内容を示した札のいずれを取得すべきかを示す番号(取り出したくじに書いてある番号と同じ番号の札を手渡される等)であったりと、様々である。
実開平05−095378号公報(請求項1)
しかしながら、このように仏閣や神社等において従来から用いられてきた箱おみくじの箱体は、通常、複数枚の板状の材木を接合(例えば、金具や接着剤等を用いて接合する。)することで構成されていたので、箱体を製造する際の作業費用(複数枚の板状の材木を接合するための作業を要する。)がいきおい高くなり、様々な場所や状況において気軽に箱おみくじを用いることができなかった。
そこで、本考案では、安価に構成することができ、様々な場所や状況において気軽に用いることができる箱おみくじを提供することを目的とする。
本考案の箱おみくじ(以下、「本おみくじ」という。)は、少なくとも2以上のくじと、該くじを内部に収容し該くじを通過させる開口が形成された箱体と、を含んでなるおみくじであって、該箱体が、一枚の第1の板体を折ることで形成される折り部分を有してなる、おみくじである。
本おみくじは、上述した従来の箱おみくじと同様、少なくとも2以上のくじと、該くじを内部に収容し該くじを通過させる開口が形成された箱体と、を含んでなるおみくじである。少なくとも2以上のくじには、様々な情報(例えば、「大吉」、「中吉」、「小吉」、「凶」等)が記載されており、本おみくじの使用者は、箱体を振る等して箱体内部のくじをよく攪拌した後、箱体に形成された開口から1のくじを取り出すことで該1のくじに示された情報(例えば、「大吉」等)を得ることができる。
そして、本おみくじの箱体は、一枚の第1の板体を折ることで形成される折り部分を有してなる。このため従来から用いられてきた箱おみくじの箱体のように、複数枚の板状の材木を接合(例えば、金具や接着剤等を用いて接合する。接合される隣接する板状の材木同士が同一平面に属さないように接合される。)することで形成されていた部分を、一枚の第1の板体を折ることで形成される折り部分により構成することができるので、該折り部分により構成される部分を複数枚の板状の材木を接合して構成する必要がないので箱体を安価に構成することができる。このため本おみくじは、安価に構成することができ、様々な場所や状況において気軽に用いることができる。
前記箱体が、筒状の側面部と、該側面部の一端を塞ぐように取り付けられた第1底面部と、該側面部の他端を塞ぐように取り付けられた第2底面部と、を備えてなり、該側面部が、前記折り部分を有するもの(以下、「側面部折り部分形成おみくじ」という。)であってもよい。
箱おみくじの箱体は、通常、中空の(直)多角柱(例えば、中空の(直)六角柱、中空の(直)五角柱、中空の(直)四角柱等)により構成されることが多い。このような中空の(直)多角柱の箱体は、通常、筒状の側面部と、該側面部の一端を塞ぐように取り付けられた第1底面部と、該側面部の他端を塞ぐように取り付けられた第2底面部と、を備えてなる(通常、第1底面部又は第2底面部のいずれかに、くじを通過させる前記開口が形成される。)。このとき側面部は、所定の母線(該(直)多角柱の母線)を交線とする2の平面を有しており、該所定の母線において第1の板体を折ることで形成される折り部分を側面部が有するようにすれば、該所定の母線を含む部分を折り部分により(複数枚の板状の部材(例えば、材木)を接合して構成することなく)うまく形成することができ、箱体を安価に構成することができる。
側面部折り部分形成おみくじの場合、前記側面部が、前記筒状になるように接合された略長方形の主表面を有する前記一枚の第1の板体を有して構成されるものであってもよい。
中空の(直)多角柱の箱体の側面部は、2の平面の交線となる所定の母線(該(直)多角柱の母線)を少なくとも3本以上((直)多角柱が三角柱であれば3本、四角柱であれば4本、五角柱であれば5本、六角柱であれば6本、・・・n角柱であればn本)有しているが、側面部が、前記筒状になるように接合された略長方形の主表面を有する前記一枚の第1の板体を有して構成されるようにすれば、2の平面の交線となる所定の母線を含む部分の全てか又は所定の母線を含む部分のうち接合されることで形成される部分(例えば、第1の板体の一縁と他縁とが接合されて前記筒状になる場合、該一縁と該他縁とが接合される部分)以外の部分を、一枚の第1の板体を折ることで形成される折り部分によりうまく構成することができ、箱体を一層安価に構成することができる。
前記第1の板体が紙であってもよい(以下、「紙形成第1の板体おみくじ」という。)。
第1の板体を紙とすることで、折り部分を有する箱体を安価かつ容易に構成することができるので、本おみくじを安価に構成することができ、様々な場所や状況において気軽に用いることができる。なお、第1の板体を構成する紙としては、折り部分が十分な強度等を保持することができるものであればいかなるものであってもよく何ら限定されるものではないが、例えば、段ボール、厚紙、板紙等を例示することができる。
紙形成第1の板体おみくじの場合、前記第1の板体を構成する前記紙の表面に木目模様が付されているものであってもよい。
従来の箱おみくじの箱体は木材により形成されることが多かったため、本おみくじの箱体が有する折り部分の表面も木目模様を有するようにすることで違和感をなくし重厚感を与えることができる。折り部分の表面が木目模様を有するようにするには、第1の板体を構成する前記紙の表面に木目模様が付すようにすればよく、該表面に木目模様を印刷したり、木目模様を有するフィルムを貼着するようにしてもよい。なお、第1の板体を構成する紙の表面とは、第1の板体の両主表面のうち、第1の板体が折り部分を形成した際に箱体の外面(くじが収容される内部に面する内面とは反対の面)を形成する主表面をいう。
前記くじが、一枚の第2の板体を折って形成される棒体を有してなるもの(以下、「第2の板体くじ形成おみくじ」という。)であってもよい。
箱体の内部に収容されるくじは、必要な情報を提示することができるものであれば様々な形状のものであってもよいが、例えば従来のおみくじにおいては箱体に形成された開口から取り出しやすくするため棒体(線分に沿って細長い形状を有するもの)形状のものがよく知られている。このような棒体のくじを形成するには、従来は木材、樹脂材料、金属等の丸棒や角棒(例えば、木材であれば削りだし、樹脂材料や金属であれば押し出し成形等によって形成される。)が用いられることが多かったが、一枚の第2の板体を折って形成される棒体を用いるようにすれば容易に形成することができるので、本おみくじを安価に構成することができ、様々な場所や状況において気軽に用いることができる。
第2の板体くじ形成おみくじの場合、前記第2の板体が紙であってもよい(以下、「紙形成第2の板体おみくじ」という。)。
第2の板体を紙とすることで、くじを安価かつ容易に構成することができるので、本おみくじを安価に構成することができ、様々な場所や状況において気軽に用いることができる。なお、第2の板体を構成する紙としては、くじが十分な強度等を保持することができるものであればいかなるものであってもよく何ら限定されるものではないが、例えば、段ボール、厚紙、板紙等を例示することができる。
紙形成第2の板体おみくじの場合、前記第2の板体を構成する前記紙の表面に木目模様が付されているものであってもよい。
従来のくじは木材により形成されることが多かったため、本おみくじのくじの表面も木目模様を有するようにすることで違和感をなくし重厚感を与えることができる。くじの表面が木目模様を有するようにするには、第2の板体を構成する前記紙の表面に木目模様が付すようにすればよく、該表面に木目模様を印刷したり、木目模様を有するフィルムを貼着するようにしてもよい。なお、第2の板体を構成する紙の表面とは、第2の板体の両主表面のうち、第2の板体がくじを形成した際にくじの外面を形成する主表面をいう。
前記箱体の体積が20リットル以上であってもよい。
前述のように本おみくじの箱体は、従来から用いられてきた箱おみくじの箱体のように、複数枚の板状の材木を接合することで形成されていた部分を、一枚の第1の板体を折ることで形成される折り部分により構成することができるので、箱体を安価に構成することができる。このため本おみくじの箱体は大きな寸法のものでも比較的安価に構成することができるので、従来の箱おみくじの箱体では通常形成することが難しい(箱体が非常に高価になる等)程度の大きなものでも容易に形成することができる。従来から用いられてきた箱おみくじの箱体の体積は、通常、数リットル程度であったので、本おみくじの箱体の体積をある程度以上大きくすると、従来の箱おみくじでは得られなかったような変わった印象を本おみくじに与えることができる。該変わった印象を本おみくじに与えるには、本おみくじの箱体の体積を20リットル以上とすることが好ましい(使用の便等からは、通常、100リットル以下である。)。
本おみくじは、完成品を製造及び/又は販売してもよいが、本おみくじを作成するための製作セットを製造及び/又は販売してもよい。
該製作セットとしては、前記折り部分を形成する際に折られるべき部分の少なくとも1が折られていない状態の前記第1の板体を含んでなる、本おみくじを作成するための製作セットであってもよい。かかる製作セットにおいては、第1の板体が折り部分を形成する際に折られるべき部分の少なくとも1が折られていないので、該製作セットは本おみくじの完成品に比してかさばらず運送、持ち運び、収納が便利である。該製作セットは、本おみくじが必要な場所に運ばれて、該場所において組み立て(第1の板体のうち折り部分を形成する際に折られるべき部分が折られる等する。)られて本おみくじを構成し用いられることができる。
また、第2の板体くじ形成おみくじについては、完成品を製造及び/又は販売してもよいが、運送、持ち運び、収納等を便ならしめるため、くじを形成する際に折られるべき部分が折られていない状態の前記第2の板体を含んでなる、第2の板体くじ形成おみくじを作成するための製作セットを製造及び/又は販売してもよい。該製作セットはくじを形成する際に折られるべき部分が折られていない状態の前記第2の板体を含んでなるので、第2の板体くじ形成おみくじ完成品に比してかさばらないので運送、持ち運び、収納が便利である。該製作セットは、第2の板体くじ形成おみくじが必要な場所に運ばれて、該場所において組み立て(第2の板体のうちくじを形成する際に折られるべき部分が折られる等する。)られて第2の板体くじ形成おみくじを構成し用いられることができる。
本考案の実施の形態を図面を参照して詳述するが、本考案はこれに限定されるものではない。
図1は、一例の本考案のおみくじ(本おみくじ)の箱体13を示す斜視図であり、図2は図1のA−A端面図であり、図3は図1のB−B断面図(一部省略)である。図1乃至図3を参照して、一例の本おみくじの箱体13について説明する。なお、図1及び図3中、上方向を矢印F1にて、そして下方向を矢印F2にて、それぞれ示した。
箱体13は、全体として(直)正六角柱形状をほぼしており、具体的には、筒状の側面部15と、側面部15の一端(ここでは下端)を塞ぐように取り付けられた第1底面部17(ここでは下面)と、側面部15の他端(ここでは上端)を塞ぐように取り付けられた第2底面部19(ここでは上面)と、を備えてなる。
また、ここでは箱体13が形成する(直)正六角柱形状の底面である正六角形の一辺の長さ(図1及び図2中、矢印N)は約17cmであり、(直)正六角柱の高さ(図1中、矢印Q)は約65.5cmである。そして、側面部15と第1底面部17と第2底面部19との表面には木目模様が表されている。
そして、ここでは側面部15が、筒状になるように接合された略長方形の主表面を有する前記一枚の第1の板体(ここでは段ボールにより形成されている。)を有して構成されている。具体的には、略長方形の主表面を有する一枚の第1の板体のうち、略長方形の4辺のうち互いに略平行な2辺のうちの一辺近傍15aと、該2辺のうちの他辺近傍15bと、が接合(ここでは一辺近傍15aと他辺近傍15bとが重合され両者15a、15b間が接着剤により接着されている。特に図2参照。)されることで、側面部15が(直)正六角柱の側面部分を略形成している。
側面部15の一端(ここでは下端)を塞ぐように取り付けられた第1底面部17は、略正六角形の部分17bを有する段ボールにより形成されており、該略正六角形の部分17bが、側面部15が形成する筒の一端(ここでは下端)を塞ぐように取り付けられている。具体的には、第1底面部17が有する該略正六角形の部分17bの周囲に形成された第1底面部糊代部分17aが、側面部15が形成する筒の内面に接着されることで第1底面部17は側面部15の一端(ここでは下端)に取り付けられている。
同様に、側面部15の他端(ここでは上端)を塞ぐように取り付けられた第2底面部19は、略正六角形の部分19bを有する段ボールにより形成されており、該略正六角形の部分19bが、側面部15が形成する筒の他端(ここでは上端)を塞ぐように取り付けられている。具体的には、第2底面部19が有する該略正六角形の部分19bの周囲に形成された第2底面部糊代部分19aが、側面部15が形成する筒の内面に接着されることで第2底面部19は側面部15の他端(ここでは上端)に取り付けられている。また、第2底面部19の該略正六角形の部分19bのほぼ中心部分には、くじ(図示せず)を通過させる開口19hが略円形に形成されている。
このように側面部15と第1底面部17と第2底面部19とによって、略正六角柱(直六角柱である。)形状の立体が形成されている。
そして、側面部15と第1底面部17との接合近傍部分(側面部15の下端近傍と第1底面部17の略正六角形の部分17bの縁部分との部分)を覆うように被覆シール21が貼着されている。被覆シール21は、表面が黒色に錨を真似た円形形状の模様が付されており意匠的な効果を奏すると共に、側面部15と第1底面部17との接合を強固ならしめている。
同様に、側面部15と第2底面部19との接合近傍部分(側面部15の上端近傍と第2底面部19の略正六角形の部分19bの縁部分との部分)を覆うように被覆シール23が貼着されている。被覆シール23は、表面が黒色に錨を真似た円形形状の模様が付されており意匠的な効果を奏すると共に、側面部15と第2底面部19との接合を強固ならしめている。
また、側面部15の外面には、「おみくじ」なる文字が表された表示シール25が貼着されており、意匠的な効果を奏している。
加えて、第2底面部19の該略正六角形の部分19bに形成された開口19hの周囲を覆うように、開口保護シール27が貼着されている。開口19hを経由してくじ(図示せず)が出し入れされるので、開口19h周囲の第2底面部19を保護(開口19h周囲が擦り切れたり破れたり等しないように保護する。)するために開口保護シール27は貼着されている。
以上のように、ここでは側面部15、第1底面部17、第2底面部19、被覆シール21、被覆シール23、表示シール25、開口保護シール27を有して、箱体13が形成されている。
図4は、一例の本おみくじの1のくじ31を示す斜視図であり、図5は図4のD−D断面図である。図4及び図5を参照して、1のくじ31について説明する。なお、本おみくじには、図4及び図5に示したくじ31と同様のくじが複数用いられるが、ここではそれら複数のくじのうち1のものを示している。また、くじ31の表面には木目模様が表されている。
くじ31は、直線J(図4)に沿って細長い棒状をしており、その長手方向(直線J方向)に対して垂直な断面(図5)は略長方形(特に、図5参照)の形状を有している。ここでは、くじ31は、略長方形の主表面を有する一枚の第2の板体(ここでは段ボールにより形成されている。)を折って形成される棒体を有して構成されており、具体的には、略長方形の主表面を有する一枚の第2の板体のうち、略長方形の4辺のうち互いに略平行な2辺(長辺)のうちの一辺近傍31aと、該2辺のうちの他辺近傍31bと、が接合(ここでは一辺近傍31aと他辺近傍31bとが重合され両者31a、31b間が接着剤により接着されている。特に図5参照。)されることで、長手方向(直線J方向)に対する垂直断面が略長方形の棒体(即ち、細長い直方体形状)が形成されている。なお、くじ31は、第2底面部19の該略正六角形の部分19bに形成された開口19hを経由して箱体13に自由に出し入れできるような大きさ及び形状にされると共に、必要な複数のくじ31が箱体13内部に収容可能な大きさ及び形状にされている。
くじ31の一端側近傍の外面には、「中吉」なる文言が表された表示シール33が貼着されている。ここでは表示シール33は「中吉」なる文言が表されているが、表示シール33には「大吉」、「小吉」、「凶」等の文言が示されるものも用意される。これら「大吉」、「中吉」、「小吉」、「凶」等の様々な文言が表示された表示シール33がくじ31に貼着されることで、「大吉」、「中吉」、「小吉」、「凶」等の様々な文言がくじ31に表示される。
このような「大吉」が表示されたくじ31、「中吉」が表示されたくじ31、「小吉」が表示されたくじ31、「凶」が表示されたくじ31等(少なくとも2以上のくじ)が、箱体13の内部に収容されることで、一例の本おみくじが完成される。
図6乃至図9は、図1乃至図5に示した一例の本おみくじを作成するための製作セットを示す図である。図6乃至図9を参照して、本おみくじを作成するための製作セットについて説明する。
図6は、側面部15を形成するための筒状になるように接合された略長方形の主表面を有する一枚の第1の板体41を示した図であり、図6(a)は第1の板体41の正面図(表示シール25が貼着される面に対して垂直方向から見たところを示す。)であり、図6(b)は図6(a)のC−C断面図である。図6(a)及び(b)に示すように、第1の板体41は、略長方形の主表面を有しており、略長方形の4辺のうち互いに略平行な2辺のうちの一辺近傍45aと、該2辺のうちの他辺近傍45bと、が接合(ここでは一辺近傍45aと他辺近傍45bとが重合され両者45a、45b間が接着剤により接着されている。特に図6(b)参照。)されることで、筒状(両端が開放されている)に形成されている。なお、図6(a)中、点線Kは折目(図6(b)には図示していない)を示している。また、第1の板体41の表面41sには木目模様が付されている。
図7(a)は第2底面部19を構成するための板状部材51(段ボール製)を示す平面図であり、図7(b)は第1底面部17を構成するための板状部材55(段ボール製)を示す平面図である。
図7(a)に示す板状部材51は、略正六角形の部分51bと、略正六角形の部分51bの周囲に形成された糊代部分51aと、を有している。板状部材51が第2底面部19を形成した際、略正六角形の部分51bは略正六角形の部分19bとなり、糊代部分51aは第2底面部糊代部分19aとなる。また、略正六角形の部分51bのほぼ中心部分には、略円形の開口51h(板状部材51が第2底面部19を形成した際、開口19hとなる。)が形成されている。なお、板状部材51の両主表面のうち第2底面部19の上面(即ち、箱体13の外面となる面)となる面51sには木目模様が付されている。
図7(b)に示す板状部材55は、略正六角形の部分55bと、略正六角形の部分55bの周囲に形成された糊代部分55aと、を有している。板状部材55が第1底面部17を形成した際、略正六角形の部分55bは略正六角形の部分17bとなり、糊代部分55aは第1底面部糊代部分17aとなる。なお、板状部材55の両主表面のうち第1底面部17の下面(即ち、箱体13の外面となる面)となる面55sには木目模様が付されている。
図8は、1のくじ31を形成するための第2の板体61(段ボール製)を示す平面図である。なお、ここでは1枚の第2の板体61を示しているが、実際にはくじ31の本数と同じ枚数が前記製作セットに含まれている。
第2の板体61は、ほぼ略長方形の主表面を有しており、略長方形の4辺のうち互いに略平行な2辺(長辺)のうちの一辺近傍61aと、該2辺のうちの他辺近傍61bと、が接合(ここでは一辺近傍61aと他辺近傍61bとが重合され両者61a、61b間が接着剤により接着される。)されることで、長手方向(直線J方向)に対する垂直断面が略長方形の棒体(即ち、細長い直方体形状)が形成される。なお、図8中、線Mは折目を示している。また、第2の板体61の両主表面のうちくじ31の外面(図4及び図5中、外面31s)となる面61sには木目模様が付されている。
図9は、前記製作セットに含まれるシール70を示している(図9に示された面とは反対の面には糊が塗布されており、図示しないシール台紙に貼着されている。このため以下述べるそれぞれのシール部は該シール台紙からはがされた後、自由に貼着できるようになっている。)。即ち、被覆シール21を形成する3枚の第1被覆シール部71a、71b、71cと、被覆シール23を形成する3枚の第2被覆シール部73a、73b、73cと、表示シール25を形成する2枚の表示シール部75a、75bと、開口保護シール27を形成する開口保護シール部77と、くじ31の表示シール33を形成するくじ表示シール部79(前述の通り、「大吉」、「中吉」、「小吉」、「凶」等の異なる文言が表示されたものが存する。)と、予備のくじ表示シール部79a(任意の文言が自由に記入できるよう白紙になっている)と、を含んでシール70は構成されている。
このような図6乃至図9に示すようなものを含む前記製作セットを用いて、図1乃至図5に示した一例の本おみくじを製作するためには次のようにすればよい。
箱体13を形成するには、概ね次のようにすればよい。
第1に、図6に示した第1の板体41を側面部15の形状になるようにくせをつける(具体的には、点線Kの部分を折る)。
第2に、図7(a)の板状部材51の糊代部分51aを略正六角形の部分51bに対して折り曲げ、糊代部分51aに糊を付着させた後、第1の板体41に取り付ける(具体的には、糊代部分51aの糊により第1の板体41の内面に接着する。)。
第3に、図7(b)の板状部材55の糊代部分55aを略正六角形の部分55bに対して折り曲げ、糊代部分55aに糊を付着させた後、第1の板体41に取り付ける(具体的には、糊代部分55aの糊により第1の板体41の内面に接着する。)。
第4に、第1被覆シール部71a、71b、71cを側面部15と第1底面部17との接合近傍部分(側面部15の下端近傍と第1底面部17の略正六角形の部分17bの縁部分との部分)を覆うように貼着する(被覆シール21)。
第5に、第2被覆シール部73a、73b、73cを側面部15と第2底面部19との接合近傍部分(側面部15の上端近傍と第2底面部19の略正六角形の部分19bの縁部分との部分)を覆うように貼着する(被覆シール23)。
第6に、表示シール部75a、75b(表示シール25)と開口保護シール部77(開口保護シール27)とを貼着する。
くじ31を形成するには、概ね次のようにすればよい。
第1に、図8に示した第2の板体61がくじ31の形状になるようにくせをつける(具体的には、線Mの部分を折る)。
第2に、一辺近傍61aに接着剤を塗布し、一辺近傍61aと他辺近傍61bとを重合させ両者61a、61b間を接着する。
第3に、くじ表示シール部79を貼着する。
これら第1〜第3を、必要なくじ31の本数分繰り返す。
最後に、形成したくじ31を、開口19hを経由して箱体13内部に収容し、図1乃至図5に示した一例の本おみくじが完成される。
この図1乃至図5に示した一例の本おみくじは、使用者が箱体13を手で持ち、逆さ(開口19hが形成された第2底面部19が下面になるようにする。)にして振る等することで、開口19hから1のくじ31が出てくるので、該出てきたくじ31に貼着されている表示シール33に示された「大吉」、「小吉」、「凶」等の文言を該使用者は知ることができ、自分の運勢を占うことができる。
以上説明したように、図1乃至図5に示した一例の本おみくじは、少なくとも2以上のくじ31と、該くじ31を内部に収容し該くじ31を通過させる開口19hが形成された箱体13と、を含んでなるおみくじである。そして、箱体13が、一枚の第1の板体41を折ることで形成される折り部分(ここでは側面部15全体)を有してなる、おみくじである。
また、箱体13が、筒状の側面部15と、側面部15の一端を塞ぐように取り付けられた第1底面部17と、側面部15の他端を塞ぐように取り付けられた第2底面部19と、を備えてなり、側面部15が前記折り部分を有する(ここでは側面部15全体が折り部分である。)。
そして、側面部15が、前記筒状になるように接合された略長方形の主表面を有する前記一枚の第1の板体41を有して構成される。
さらに、ここでは第1の板体41が紙(段ボール)であり、第1の板体41を構成する紙(段ボール)の表面41sに木目模様が付されている。
加えて、ここでは箱体13の体積は約45リットルであり20リットル以上である。
くじ31が、一枚の第2の板体61を折って形成される棒体を有してなる。そして、第2の板体61が紙(段ボール)であり、第2の板体61を構成する紙(段ボール)の表面61sに木目模様が付されている。
図6乃至図9に示すようなものを含む本おみくじの製作セットは、前記折り部分(ここでは側面部15全体)を形成する際に折られるべき部分(図6中、点線Kの部分)の少なくとも1が折られていない状態の第1の板体41と、くじ31を形成する際に折られるべき部分(図8中、線Mの部分)が折られていない状態の第2の板体61と、を含んでなる、本おみくじを作成するための製作セットである。
一例の本考案のおみくじ(本おみくじ)の箱体を示す斜視図である。 図1のA−A端面図である。 図1のB−B断面図(一部省略)である。 一例の本おみくじの1のくじを示す斜視図である。 図4のD−D断面図である。 側面部を形成するための筒状になるように接合された第1の板体を示した図である。 第2底面部を構成するための板状部材と第1底面部を構成するための板状部材とを示す平面図である。 1のくじを形成するための第2の板体を示す平面図である。 製作セットに含まれるシールを示す図である。
符号の説明
13 箱体
15 側面部
15a 一辺近傍
15b 他辺近傍
17 第1底面部
17a 第1底面部糊代部分
17b 略正六角形の部分
19 第2底面部
19a 第2底面部糊代部分
19b 略正六角形の部分
19h 開口
21 被覆シール
23 被覆シール
25 表示シール
27 開口保護シール
31 くじ
31a 一辺近傍
31b 他辺近傍
31s 外面
33 表示シール
41 第1の板体
41s 表面
45a 一辺近傍
45b 他辺近傍
51 板状部材
51a 糊代部分
51b 略正六角形の部分
51h 開口
51s 面
55 板状部材
55a 糊代部分
55b 略正六角形の部分
55s 面
61 第2の板体
61a 一辺近傍
61b 他辺近傍
61s 面
70 シール
71a、71b、71c 第1被覆シール部
73a、73b、73c 第2被覆シール部
75a、75b 表示シール部
77 開口保護シール部
79 くじ表示シール部
79a 予備のくじ表示シール部

Claims (11)

  1. 少なくとも2以上のくじと、該くじを内部に収容し該くじを通過させる開口が形成された箱体と、を含んでなるおみくじであって、
    該箱体が、一枚の第1の板体を折ることで形成される折り部分を有してなる、おみくじ。
  2. 前記箱体が、筒状の側面部と、該側面部の一端を塞ぐように取り付けられた第1底面部と、該側面部の他端を塞ぐように取り付けられた第2底面部と、を備えてなり、
    該側面部が、前記折り部分を有するものである、請求項1に記載のおみくじ。
  3. 前記側面部が、前記筒状になるように接合された略長方形の主表面を有する前記一枚の第1の板体を有して構成されるものである、請求項2に記載のおみくじ。
  4. 前記第1の板体が紙である、請求項1乃至3のいずれか1に記載のおみくじ。
  5. 前記第1の板体を構成する前記紙の表面に木目模様が付されているものである、請求項4に記載のおみくじ。
  6. 前記くじが、一枚の第2の板体を折って形成される棒体を有してなる、請求項1乃至5のいずれか1に記載のおみくじ。
  7. 前記第2の板体が紙である、請求項6に記載のおみくじ。
  8. 前記第2の板体を構成する前記紙の表面に木目模様が付されているものである、請求項7に記載のおみくじ。
  9. 前記箱体の体積が20リットル以上である、請求項1乃至8のいずれか1に記載のおみくじ。
  10. 前記折り部分を形成する際に折られるべき部分の少なくとも1が折られていない状態の前記第1の板体を含んでなる、請求項1乃至9のいずれか1に記載のおみくじを作成するための製作セット。
  11. 前記くじを形成する際に折られるべき部分が折られていない状態の前記第2の板体を含んでなる、請求項6乃至8のいずれか1に記載のおみくじを作成するための製作セット。
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