JP3104524U - 包装容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本来、中身の物品を取り出した後にゴミとして廃棄される包装容器を再度使用できるようにして、廃棄物のリサイクルが可能となりゴミの減量が図られ、また、机上など見易い場所に飾って実用的に使用できるばかりか見て楽しむこともできるようにした包装容器を提供する。
【解決手段】投影して重なる略正多角形状の上・下壁1,2とその周囲を囲う周側壁3とを有し、前記上・下壁1,2の各角部位置からそれぞれ前記周側壁3に沿って角部突出壁4を突設し、前記上・下壁1,2の各側辺にそれぞれ前記両角部突出壁4,4に挟まれ且つ該角部突出壁4が嵌合し得る凹部5を成形し、外周面には所望の文字w・図柄pを印刷した構成からなる。
【選択図】図5
【解決手段】投影して重なる略正多角形状の上・下壁1,2とその周囲を囲う周側壁3とを有し、前記上・下壁1,2の各角部位置からそれぞれ前記周側壁3に沿って角部突出壁4を突設し、前記上・下壁1,2の各側辺にそれぞれ前記両角部突出壁4,4に挟まれ且つ該角部突出壁4が嵌合し得る凹部5を成形し、外周面には所望の文字w・図柄pを印刷した構成からなる。
【選択図】図5
Description
本考案は、菓子や小物類といった各種物品を収納するための包装容器であって、収納された物品を取り出した後も机上など見易い場所に飾って見て楽しめるようにした包装容器に関するものである。
例えば、キャラメルやキャンディなどの菓子は、通常、立方体形状または直方体形状の紙製の包装容器に収納されて販売される(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−95822号公報(第2頁、図2)
しかしながら、中身の菓子を食べた後の空の包装容器は利用価値が無く、ほとんどそのままクズカゴへ廃棄しているのが現状である。
ところで、包装産業が発達している今日においては、毎日のように多くの空箱がゴミとして排出されている。このように排出されるゴミは増加の一途をたどり、各地方自治体などはその対策に苦慮している。
ところで、包装産業が発達している今日においては、毎日のように多くの空箱がゴミとして排出されている。このように排出されるゴミは増加の一途をたどり、各地方自治体などはその対策に苦慮している。
そこで、本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、本来、中身の物品を取り出した後にゴミとして廃棄される包装容器を再度使用できるようにして、廃棄物のリサイクルが可能となりゴミの減量が図られ、また、机上など見易い場所に飾って実用的に使用できるばかりか見て楽しむこともできるようにした包装容器を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため、本考案に係る包装容器は、投影して重なる略正多角形状の上・下壁とその周囲を囲う周側壁とを有し、前記上・下壁の各角部位置からそれぞれ前記周側壁に沿って角部突出壁を突設し、前記上・下壁の各側辺にそれぞれ前記両角部突出壁に挟まれ且つ該角部突出壁が嵌合し得る凹部を成形し、外周面には所望の文字・図柄を印刷した構成からなる。
具体的には、本考案に係る包装容器は、所定形状に打ち抜かれた一枚の厚紙を折り曲げて成形され、投影して重なる略正四角形状の上・下壁とその周囲を囲う周側壁とから立方体形状をなす。そして、前記上・下壁の各角部位置からそれぞれ前記周側壁に沿って角部突出壁を突設し、前記上・下壁の各側辺にそれぞれ前記両角部突出壁に挟まれ且つ該角部突出壁が嵌合し得る凹部を成形し、外周面には所望の文字・図柄を印刷した構成からなる。
本考案の包装容器はコスト面から見て厚紙製が好ましいが、他に合成樹脂または金属製であっても良い。
本考案に係る包装容器は、上下位置に重ねられる包装容器であって、上または下の包装容器を水平面内で所定の角度回転した状態で下の包装容器と上の包装容器における対向する各角部突出壁と各凹部を互いに嵌合させるようにしている。これにより、各包装容器を上下に且つ多段に積み重ねて使用でき、また、外周面には所望の文字・図柄を印刷するようにしたので、本来、中身の物品を取り出した後の包装容器が再度使用できるようになり、廃棄物のリサイクルが可能になってゴミの減量が図られる。しかも、机上など見易い場所に飾って実用的に使用できるばかりか見て楽しむこともできるという極めて有益な効果を有する。
以下、本考案に係る包装容器の実施の形態を図面と共に説明する。本考案に係る包装容器は、内部にキャラメル、キャンディ等の菓子やおもちゃ類といった小物を収納するものであり、一枚の厚紙を所定形状に打ち抜くと共にこれを折り曲げて組み立てられるようにしている。また、包装容器は、他に合成樹脂または金属により成形されるものであっても良い。
図1は本考案に係る包装容器の組み立てた状態の斜視図、図2は同展開図、図3(イ)乃至(ハ)は同組立順序を示す工程図、図4は同縦断側面図、図5は同使用状態図である。この包装容器Aは、所定形状に打ち抜かれた一枚の厚紙を折り曲げ立方体形状、所謂サイコロ状、に成形される。詳しくは、主として上・下壁1,2とその上・下壁1,2間の周囲を囲う周側壁3とからなり、前記上・下壁1,2が上下に投影して重なる略正四角形状に成形されている。
そして、上・下壁1,2の各角部位置からそれぞれ前記周側壁3に沿って所定高さの角部突出壁4が突設されている。また、これにより前記上・下壁1,2の各側辺に、それぞれ前記両角部突出壁4,4に挟まれ且つ該角部突出壁4が嵌入し得る凹部5が成形される。また、上・下壁1,2及び周側壁3には、例えばカレンダーや犬の顔といった文字w、図柄pが印刷されている。
次に、包装容器Aの組立順序を説明する。図2の包装容器の展開図で、中央に横長の周側壁3が配置され、四枚の周側辺壁3a〜3dが縦折線6を介して連接されている。また、各周側辺壁3a〜3dの上下位置に前記凹部5の下縁に位置して横折線7が設けられる。そして、上の横折線7を介して各周側辺壁3a〜3dの上に一側から中間壁8、支持壁9、上壁1、支持壁9の順に連接されている。一方、下の横折線7を介してその下に同じ一側から下壁2、支持壁9、中間壁8、支持壁9の順に連接されている。
一側縁に位置する周側辺部3aの外縁に、縦折線6を介して差込片10が連接される。一方、他側縁に位置する周側辺部3dの外縁には、縦折線6を介して糊代片11が連接されると共にその縦折線6に沿って前記差込片10が挿入して係止される係止孔12が開設されている。前記上・下壁1,2の上辺または下辺の両側縁に横折線13を介して突片14,14が突設される。また、前記中間壁8の両側縁に半円形状の切欠部15が設けられている。
そこで、まず図3(イ)に示すように周側壁3を内側へ折り曲げて一方の差込片10を他方の係止孔12に差し込む。次に、同図(ロ)に示すように上の各支持壁9,9を横折線7を介して互いに内側へ折り曲げ、更に、同図(ハ)に示すように上の中間壁8,8を横折線7を介して内側へ折り曲げる。最後に、上壁1を内側に折り曲げると共にその先端両側部の突片14,14を周側辺壁3aの内側へ差し込む。周側壁3の下側についても前記と同様な手順により作業を行なう。これにより、図1、図4に示すように包装容器Aが組み立てられる。
このようにして組み立てられた包装容器Aの中には、例えばキャラメル、キャンディまたはおもちゃ類といった各種小物を収納して商品とされる。これら包装容器Aは外周面に文字wや図柄pが印刷されており、しかも、これらがシリーズ化されていると好適である。
そこで、前記商品を集めて中身の小物を取り出した後は、それら包装容器Aを組み立てる。すなわち、一組の包装容器A1,A2の場合、図5に示すように下に位置する一方の包装容器A1の上に、他方の包装容器A2を配置し、この場合、上の包装容器A2を水平面内で45度回転すると共に対向する上下の各角部突出壁4と各凹部5を互いに嵌合させる。これにより、下の包装容器A1と上の包装容器A2とが上下に重ねて積まれる。包装容器が2個以上有っても、以後、同様な手順により包装容器A1,A2…を多段に積むことができる。
前記各包装容器A1,A2…には、それぞれ外側壁の一側面にカレンダーのある月が印刷されており、1月、2月、3月…と積み上げるようにすれば、机上に飾り物として置くことによりカレンダーに利用でき実用性に富む。また、周側壁の一側面に人気のあるキャラクターが印刷されているので、見るだけで楽しめるばかりでなく癒し効果も得られて気分が良い。
本実施の形態にあっては、立方体形状の包装容器について説明したが、上下面が投影して重なる略多角形状、例えば上下面が同じ大きさの略正三角形、略正五角形、略正六角形であっても良いこと勿論である。
1 上壁
2 下壁
3 周側壁
4 角部突出壁
5 凹部
A,A1,A2 包装容器
2 下壁
3 周側壁
4 角部突出壁
5 凹部
A,A1,A2 包装容器
Claims (2)
- 投影して重なる略正多角形状の上・下壁とその周囲を囲う周側壁とを有し、前記上・下壁の各角部位置からそれぞれ前記周側壁に沿って角部突出壁を突設し、前記上・下壁の各側辺にそれぞれ前記両角部突出壁に挟まれ且つ該角部突出壁が嵌合し得る凹部を成形し、外周面には所望の文字・図柄を印刷したことを特徴とする包装容器。
- 所定形状に打ち抜かれた一枚の厚紙を折り曲げて成形され、投影して重なる略正四角形状の上・下壁とその周囲を囲う周側壁とを有し、前記上・下壁の各角部位置からそれぞれ前記周側壁に沿って角部突出壁を突設し、前記上・下壁の各側辺にそれぞれ前記両角部突出壁に挟まれ且つ該角部突出壁が嵌合し得る凹部を成形し、外周面には所望の文字・図柄を印刷したことを特徴とする包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001933U JP3104524U (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001933U JP3104524U (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3104524U true JP3104524U (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=43257934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001933U Expired - Fee Related JP3104524U (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3104524U (ja) |
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2004
- 2004-04-08 JP JP2004001933U patent/JP3104524U/ja not_active Expired - Fee Related
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