JP3108969B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3108969B2 JP1021993A JP1021993A JP3108969B2 JP 3108969 B2 JP3108969 B2 JP 3108969B2 JP 1021993 A JP1021993 A JP 1021993A JP 1021993 A JP1021993 A JP 1021993A JP 3108969 B2 JP3108969 B2 JP 3108969B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録において良好な品質
を得るためには、複数種類のインクを用意し、記録媒体
の種類あるいは記録内容に対応してインクを選択するこ
とが好ましい。例えばに吸水性が低くにじみやすい記録
媒体に対しては浸透性が低く、粘度の高いインクが適し
ており、吸水性が高くインクドットが広がらない記録媒
体には浸透性が高く、乾燥しやすいインクが適してい
る。また、黒一色による記録内容には黒インクのみを、
カラー記録には複数色のインクを使用しなければならな
い。一方、これらのインクの吐出に関する物理的な特性
は一般的に異なるため、各々の特性に適した構造を持つ
印字ヘッドを使い分けなければならない。また、各色の
インクを吐出するノズルの配置はカラー記録に適したも
のでなければならず、黒一色の記録に適したノズル配列
とは異なる。
【0003】特開平2−187343号公報では印字ヘ
ッドとインクカートリッジを一体化し(以下ヘッドカー
トリッジと呼ぶ)、ヘッドカートリッジごとの交換を可
能としてインク及びヘッドの選択に対応している。この
例によれば記録媒体及び記録内容に適したヘッドカート
リッジを選択し、キャリッジに装着することにより良好
な記録品質が得られる。このときキャリッジから抜脱さ
れたヘッドカートリッジはインクが空であるとは限ら
ず、インクが残っている場合には次に使用される場合に
備えて保存しておかなければならない。従来の交換可能
なヘッドカートリッジの印字ヘッド部分は、ヘッドカー
トリッジ端面に露出し外気に対して開放されているた
め、ヘッドカートリッジ保存時の保護のための収納箱や
気密性の高い袋を用意することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように使用しない
ヘッドカートリッジの保存時にはノズル面からの水分蒸
発によるインクの増粘ひいてはノズルの目詰まりを防止
しなければならない。また、ヘッドカートリッジの落下
によるノズルの損傷やノズルへの塵埃の付着等の問題も
考慮されなければならない。ノズル面に付着した異物は
ノズルやヘッド内へ侵入して記録品質を大幅に低下させ
る。保存されていたヘッドカートリッジを再使用する際
には、これらの異物をを除去するために特別なインク吸
引動作を必要としていた。
【0005】さらに衝撃によりノズルから漏出したイン
クは放置しておくとノズル面に固着し、正常なインク吐
出動作ができなくなることがある。特に複数色のインク
を内包するヘッドカートリッジの場合は、衝撃によりノ
ズルから漏出したインクがノズル面において混色し、ノ
ズルから浸透して内部インクに混入することにより正常
な色再現性が得られなくなる可能性がある。
【0006】従来の交換可能なヘッドカートリッジにお
いては、ノズル面がヘッドカートリッジ端面に露出して
いるため、ヘッドカートリッジ交換操作中の不注意によ
る落下でおこるノズル面の損傷やインクの漏出を避ける
ことはできなかった。また、収納箱や袋による保存もノ
ズル面への異物の付着については十分とは言えない。
【0007】本発明は上述の欠点に鑑みなされたもの
で、ヘッドキャップとノズル面の払拭を行うクリーニン
グ機構を印字ヘッド上に備えて、印字ヘッドの着脱操作
時に自動的にヘッドキャップの開閉動作を行うことによ
り保存時の保守性に優れた印字ヘッドを使用できるイン
クジェット記録装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】異なる複数のインクを吐
出するノズル列を各色毎に列設させた印字ヘッドと、前
記印字ヘッドと連通するインクカートリッジとからな
り、キャリッジから着脱可能なヘッドカートリッジを有
するインクジェット記録装置において、前記ヘッドカー
トリッジは、開閉可能なヘッドキャップと、前記ヘッド
キャップの開閉動作と連動して前記印字ヘッドのノズル
面の払拭を、前記ノズル列の列方向と同じ方向に行うこ
とを特徴とするクリーニング機構を具備し、前記キャリ
ッジは、前記ヘッドカートリッジ装着時に前記ヘッドキ
ャップを開らき、前記ヘッドカートリッジ抜脱時に前記
ヘッドキャップを閉じる動作を行うことを特徴とするヘ
ッドキャップ開閉機構を有し、前記ヘッドキャップは弾
性部材と吸水性を有する部材とからなる層構造を持つシ
ャッタであることを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0010】図1は本発明におけるインクジェット記録
装置で用いるヘッドカートリッジ12の第1の実施例を
示す斜視図である。
【0011】図2は本発明におけるインクジェット記録
装置のヘッドキャップ開閉機構の一実施例を示す斜視図
である。
【0012】ヘッドカートリッジ12はインクカートリ
ッジ30と印字ヘッド10を内蔵している。印字ヘッド
10はインク通路31によりインクカートリッジ30と
連通してインクを供給される。印字ヘッド10はシャッ
タガイド13で被われており、ノズル11に対応する部
分にノズル面を露出するための吐出窓32が開いてい
る。シャッタユニット15はシャッタガイド13の内部
に設けられたシャッタガイドスリット14に沿って移動
し、開閉動作を行う。シャッタユニット15上の突起部
材17は部材18、部材19と相対しており、互いに係
止してシャッタユニット15の位置決めを行う。
【0013】レバー1はレバー支持軸3を中心として回
転可能となっている。フック受け4はバネ24により支
持されており、フック穴5に沿って上下動が可能であ
る。ヘッドカートリッジ12がキャリッジ8に装着され
る際、ガイドピン20はレバー1に設けられたカートリ
ッジガイド2に挿入される。シャッタフック16はフッ
ク4に設けられた凹部と嵌合する。また、シャッタガイ
ド13はヘッドガイド6に嵌合する。
【0014】図3はヘッドカートリッジ12の要部を示
す拡大図である。
【0015】ヘッドキャップは本実施例においてはシャ
ッタユニット15のように薄いシャッタ状となってお
り、シャッタカバー33、吸収材22及びヘッドシャッ
タ23からなる層構造をなしており、シャッタカバー3
3は吸収材22とヘッドシャッタ23が互いにずれない
ように固定している。
【0016】吸収材22とヘッドシャッタ23は印字ヘ
ッド10のノズル11に密に接触しながら可動となって
いる。
【0017】ここではヘッドシャッタ23としてゴム材
のような弾性部材を使用し、ノズル11との密着性を高
めると共に摺接性を確保している。また、ヘッドカバー
33には薄い金属板を使用し、摺接性と適度な剛性をも
たせている。
【0018】吸収材22は印字ヘッド10のノズル面に
あるインク滴を吸収し、異物を排除する。印字ヘッド1
0の上方には吸収材25があり、シャッタユニット15
が完全に閉じたとき吸収材22と密着し、搬送されてき
た異物を吸収する。 シャッタユニット15には蒸発窓
32があり、吸収材22が露出している。シャッタユニ
ット15が完全に開いた状態(キャリッジ8に装着され
た状態)においては、蒸発窓32はシャッタガイド13
から押し出され、外気に対して開放される。吸収材22
により吸収されたインク滴の水分は蒸発窓32から蒸発
する。また、シャッタユニット15が完全に閉じた状態
(キャリッジ8から抜脱された状態)においては、蒸発
窓32はシャッタガイド13の内部に収納されるため水
分の蒸発は行われず、吸収材22の水分はヘッドシャッ
タ23に弾性を保つための湿度を与える。
【0019】図4はヘッドカートリッジ12をキャリッ
ジ8に装着するときの動作を説明する側面図で、図5は
ヘッドカートリッジ12がキャリッジ8に装着された状
態を示す側面図である。
【0020】図3〜図5を用いて本実施例の動作を説明
する。
【0021】保存状態にあるヘッドカートリッジ12に
おいては突起部材17は突起19に押圧されており、シ
ャッタユニット15は完全に閉じた状態で固定されてい
る。印字ヘッド10のノズル11にはヘッドシャッタ2
3が密に接触し、ノズル面は外気と遮断されている。
【0022】まず保存状態にあるヘッドカートリッジ1
2をキャリッジ8に装着する動作を説明する。
【0023】最初にシャッタガイド13をヘッドガイド
6に嵌合させ、ガイドピン20をカートリッジガイド2
に挿入しながら矢印Bの方向に移動させる。シャッタフ
ック16がフック受け4上に位置したところでヘッドカ
ートリッジ12を下ろしてシャッタフック16をフック
受け4の凹部に嵌合させる。この時点でヘッドカートリ
ッジ12はヘッドガイド6と支持体7により支持され、
図4に示す状態となる。続いてレバー1を矢印Aの方向
に回転させると、ガイドピン20はカートリッジガイド
2に沿って摺動し、その結果ヘッドカートリッジ12は
矢印Bの方向に移動する。
【0024】シャッタフック16はフック受け4により
固定されているため、ヘッドカートリッジ12の移動に
したがってシャッタユニット15はシャッタガイドスリ
ット14に沿ってシャッタガイド13から引き出され
る。突起部材17は部材19上を摺動し、フック受け4
を押し下げて部材19をのりこえる。
【0025】さらにレバー1を回転させるとヘッドカー
トリッジ12は矢印B方向に移動を続け、ガイドピン2
0がカートリッジガイド2の端まで移動したところで停
止する。このとき突起部材17は部材18をのりこえ、
フック受け4を介してバネ25により部材18に押圧さ
れたところで停止する。
【0026】シャッタユニット15は完全に開けられた
状態で、印字ヘッド10のノズル11は吐出窓32を通
して露出され、インク吐出動作が可能となる。また、蒸
発窓21は完全にシャッタガイド13から引き出され、
吸収材22の余分な水分を蒸発させる。
【0027】このシャッタユニット15の開動作と連動
して、ヘッドシャッタ23はノズル11に密着しながら
シャッタ開方向を示す矢印方向に移動する。続いてノズ
ル11のヘッドシャッタ23から開放された部分を吸収
材22が払拭する。シャッタユニット15が完全に開け
られた時点では吸収材22による払拭が全てのノズル1
1について終了しており、ノズル11は清浄な状態とな
ってインク吐出に備える。
【0028】以上のようにヘッドカートリッジ12のキ
ャリッジ8への装着は終了し、図5に示す状態となる。
ヘッドカートリッジ12はヘッドガイド6、支持体7、
及びガイドピン20によりガタのないように固定され
る。また、装着と同時にシャッタユニット15は開けら
れ、ノズル11は露出して記録動作を待機する状態とな
る。
【0029】ヘッドカートリッジ12のキャリッジ8か
らの抜脱は、図5に示す状態からレバー1を矢印A’の
方向に回転させてヘッドカートリッジ12を矢印B’の
方向に移動させ、上述した装着動作と逆の手順を行なう
ことにより実現される。
【0030】ヘッドカートリッジ12が矢印B’の方向
に移動することによりシャッタユニット15は閉動作を
行なう。しかしながらキャリッジ8に装着されたヘッド
カートリッジ12の印字ヘッド10のノズル面において
は、記録動作によるインクの吐出に伴うインク飛沫の残
留や、記録動作中のノズル11の露出による異物の付着
が予想されるため、シャッタユニット15の閉動作が終
了する前にこれらの残留インクや異物を除去しなければ
ならない。シャッタユニット15の閉動作に連動したノ
ズル11のクリーニング動作を説明する。
【0031】シャッタユニット15が閉動作を行なうの
に連動して、吸収材22はノズル11の下端に到達す
る。さらにシャッタユニット15がシャッタ閉方向を示
す矢印方向に移動すると、吸収材22はノズル11を払
拭しながら移動し、ノズル11上の残留インクや異物を
吸収、除去する。ノズル11の吸収材22に払拭された
部分においては吸収材22の通過直後にヘッドシャッタ
23が密着する。
【0032】シャッタユニット15の閉動作が終了した
とき、印字ヘッド10のノズル11は全て吸収材22に
より払拭された清浄な状態でヘッドシャッタ23と密着
し、完全に外気と遮断される。また、吐出窓32はシャ
ッタカバー33により閉じられ、密閉性を高めるととも
に外部の衝撃から印字ヘッド10を保護する働きをす
る。一方、吸収材22は吸収材25と密着する位置に移
動している。吸収材25は吸収材22がノズル11から
搬送してきた異物を吸収して吸収材22から異物を取り
除く。
【0033】以上のようにキャリッジ8からのヘッドユ
ニット12の抜脱と同時にシャッタユニット15は完全
に閉じられる。また、印字ヘッド10のノズル11はシ
ャッタユニット15の閉動作と連動して行なわれるクリ
ーニング動作により清浄な状態のままで外気と遮断さ
れ、衝撃から保護されるため、ヘッドカートリッジ12
の再装着時における特別なインク吸引動作は必要ない。
【0034】図6は本発明におけるインクジェット記録
装置のヘッドキャップ開閉機構の第2の実施例を示す側
面図である。
【0035】図6はヘッドカートリッジ12が装着され
た状態を示している。
【0036】ヘッドシャッタ23、吸収材22及びシャ
ッタカバー33からなるシャッタユニット15の端部に
はシャッタガイドピン35及び突起部材34が設けられ
ている。シャッタガイドピン35は部材36のガイドピ
ンスリット37と嵌合し、摺動可能である。ヘッドカー
トリッジ12はヘッドガイド6に嵌合し、支持されてい
る。
【0037】いまヘッドカートリッジ12を抜脱するた
め、矢印Cの方向にヘッドカートリッジを移動するもの
とする。ヘッドカートリッジの移動により、シャッタガ
イドピン35はガイドピンスリット37に沿って摺動
し、シャッタユニット15はシャッタ閉方向を示す矢印
の方向に移動する。この動きに連動して吸収材22はノ
ズル11のクリーニング動作を行ない、吸収材22の通
過直後にヘッドシャッタ23がノズル11に密着する。
これによってヘッドカートリッジ12が抜脱され、シャ
ッタユニットが完全に閉じたとき、ノズル11は清浄に
保たれた状態で外気と完全に遮断される。
【0038】シャッタユニット15が完全に閉じたと
き、突起部材34はヘッドカートリッジ12の凹部38
に嵌合し、シャッタユニット15は固定される。
【0039】図7は4色のインクを吐出するカラー記録
用のヘッドカートリッジの要部を示す図である。
【0040】図7を用いて本発明をカラー記録用のヘッ
ドカートリッジに適用した実施例を説明する。
【0041】印字ヘッド10には各々イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック(以下Y、M、C、Bと呼ぶ)の
インクを吐出するYノズル列26、Mノズル列27、C
ノズル列28、Bノズル列29が並んでいる。
【0042】ヘッドカートリッジ12がキャリッジ8か
ら抜脱されるとき、シャッタユニット15はシャッタ閉
方向を示す矢印の方向に移動する。シャッタユニット1
5と連動する吸収材22は印字ヘッド10のノズル面を
払拭しながら移動する。Yノズル列26、Mノズル列2
7、Cノズル列28、Bノズル列29各々の近傍に付着
したY、M、C、Bの残留インクや、塵埃などの異物は
吸収材22によって吸収、排除される。
【0043】このときの吸収材22の移動方向はYノズ
ル列26、Mノズル列27、Cノズル列28、Bノズル
列29の列方向と同じであるため、Mノズル列27に着
目すれば、Mノズル列27の近傍に付着したMインクは
隣接するYノズル列26及びCノズル列28のノズルに
触れることなく吸収される。即ち、各ノズル列近傍に付
着した各色の残留インクは他色のノズル列と接触するこ
とによるノズル内での混色はおこらない。また、吸収材
22によって吸収された残留インクや異物は吸収材25
によって取り除かれるため、吸収材22の払拭に起因す
る混色はおこらない。
【0044】吸収材22の通過直後にヘッドシャッタ2
3がノズル面に密着するため、シャッタユニット15が
完全に閉じたとき、Yノズル列26、Mノズル列27、
Cノズル列28、Bノズル列29の各ノズルにおいては
ノズル内部での混色もなく清浄な状態で外気と遮断され
る。ヘッドシャッタ23が各ノズル列全体と密着するた
め、ノズル面の乾燥と落下などの衝撃によるインクの漏
出を避けることができる。これによってヘッドカートリ
ッジ12の保存時におけるノズルの目詰まりや、漏出イ
ンクによる内部インクの混色を防止することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればヘ
ッドカートリッジ12の抜脱時において、ノズル面の払
拭と同時にヘッドシャッタ23とノズル面が密着し、ノ
ズル面は常に清浄に保たれると共に外気と遮断される。
これによって保存時のヘッドカートリッジ12において
は、異物の付着する機会はほとんど無く、残留インクの
固着や乾燥及び落下による損傷からノズルは保護され
る。さらに、カラー記録用のヘッドカートリッジ12に
おいては、カラーノズル列の配列方向とクリーニング方
向とが同一であることにより、クリーニング時に、各色
ノズル列近傍に付着した残留インクが他色インクと接触
することによって起こる混色を防止でき、また、保存時
に、前記各色ノズルからインクが漏出することによって
起こる内部インクの混色を防止できるため、ヘッドカー
トリッジの保存信頼性を高めることができる。
【0046】また、保存時のノズルを清浄な状態に保つ
ことにより、再装着時の特別な吸引モードは不必要とな
り印字ヘッド10の動作保証に関わるインク消費を低減
できる。
【0047】ヘッドカートリッジ12の脱着時にシャッ
タユニット15の開閉とノズル面のクリーニング動作が
自動的に行われるため、ユ−ザ−はヘッドカートリッジ
の載せ替えに伴う印字ヘッド10の保守操作を意識する
必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるヘッドカートリッジ12の一実
施例を示す斜視図。
【図2】本発明におけるヘッドキャップ開閉機構の一実
施例を示す斜視図。
【図3】本発明におけるヘッドカートリッジ12の要部
拡大図。
【図4】本発明におけるヘッドカートリッジ12をキャ
リッジ8に装着するときの動作を説明する側面図。
【図5】本発明におけるヘッドカートリッジ12がキャ
リッジ8に装着された状態を示す側面図。
【図6】本発明におけるヘッドキャップ開閉機構の第二
の実施例を示す側面図。
【図7】本発明におけるカラー記録用のヘッドカートリ
ッジ12の要部拡大図。
【符号の説明】
1…レバー 2…カートリッジガイド 3…レバー支持軸 4…フック受け 5…フック穴 6…ヘッドガイド 7…支持体 8…キャリッジ 9…キャリッジ軸 10…印字ヘッド 11…ノズル 12…ヘッドカートリッジ 13…シャッタガイド 14…シャッタガイドスリット 15…シャッタユニット 16…シャッタフック 17…突起部材 18…部材 19…部材 20…ガイドピン 21…蒸発窓 22…吸収材 23…ヘッドシャッタ 24…バネ 25…吸収材 26…Yノズル群 27…Mノズル群 28…Cノズル群 29…Bノズル群 30…インクカートリッジ 31…インク通路 32…吐出窓 33…シャッタカバー 34…突起部材 35…シャッタガイドピン 36…部材 37…ガイドピンスリット 38…凹部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる複数のインクを吐出するノズル列を
    各色毎に列設させた印字ヘッドと、前記印字ヘッドと連
    通するインクカートリッジとからなり、キャリッジから
    着脱可能なヘッドカートリッジを有するインクジェット
    記録装置において、前記ヘッドカートリッジは、開閉可
    能なヘッドキャップと、前記ヘッドキャップの開閉動作
    と連動して前記印字ヘッドのノズル面の払拭を、前記ノ
    ズル列の列方向と同じ方向に行うことを特徴とするクリ
    ーニング機構を具備し、前記キャリッジは、前記ヘッド
    カートリッジ装着時に前記ヘッドキャップを開らき、前
    記ヘッドカートリッジ抜脱時に前記ヘッドキャップを閉
    じる動作を行うことを特徴とするヘッドキャップ開閉機
    構を有するインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】前記ヘッドキャップは、前記ヘッドカート
    リッジ抜脱時に前記印字ヘッドのノズル面と密着するこ
    とを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】前記ヘッドキャップは弾性部材と吸水性を
    有する部材とからなる層構造を持つシャッタであること
    を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
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