JP3108955U - 車いす式入浴装置の車いす - Google Patents

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哲夫 天野
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株式会社アマノ
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Abstract

【課題】チルティング機構付の入浴用車いすにおいて、入浴介助者が行うチルト操作を簡単且つ確実に行えるようにすると同時に入浴者にチルティング時の不安感を与えることのない車いすを提供するものである。
【解決手段】入浴用車いすの回転する背もたれフレーム4に当接板12を設置し、この当接板の回転軌跡上にポリウレタンゴム等から成る弾性体13を固定部材である車いすのフレーム2に設置し、チルティング操作時において上記弾性体を圧縮変形させるようにした。
【選択図】図1

Description

この考案は、車いす式入浴装置等で使用されるチルティング機構付の車いすにおいて、チルト操作を簡単且つ確実に行えるようにした車いすを提供するものである。
車いす式入浴装置に使用される車いすAは、入浴者が着座する時や搬送時は、図1のように垂直に延びた背もたれBと略直交配置の座部Cに対し、脚部Dは下方に垂設されている。そして、入浴に際しては入浴者の姿勢を足を伸ばしたゆったりとした仰臥の姿勢へ変換させるため、背もたれBを後方に所定角度倒すことによって、座部Cも背もたれが傾斜した角度だけ傾けると同時に、足受けEを含む脚部Dは上記傾斜角を上回る角度跳ね上げる必要がある。(こうした一連の動作を以下チルティングと称す。)
斬るチルティング機構付の入浴用車いすにあって、入浴介助者が入浴者の姿勢を図1の着座姿勢から図2の仰臥姿勢へ変換させる際、入浴者の重心は背もたれBの傾斜角に応じて後方へ変位してゆくので、その操作力は大なるを要しない。ところが反対に入浴者がチルトした姿勢から元の姿勢へ戻すには、上記に較べて大なる力、殊に初期操作力は相当大なる力を必要とする。
特願2004−168081
本考案は上述した点に鑑み、入浴介助者の操作力軽減化を計り誰にでも容易に且つ円滑に姿勢変換操作が行えるようにしたものである。
本考案の請求項1記載の車いす式入浴装置の車いすは、チルティング機構付の入浴用車いすにおいて、背もたれフレーム5等の回転部材に金属性の当接板12又はポリウレタンゴム等から成る弾性体13を設けると共に、該当接板12又は弾性体13の回転軌跡上に弾性体15又は当接板12を設置し、チルティング操作時に上記弾性体13を圧縮させるように形成した事を特徴とする。
上記請求項1記載によると、車いすを着座姿勢からチルティング姿勢へ変換させる際は、当接板12が弾性体13を圧縮させながら行われるため、急速な傾斜動が抑制される結果、入浴者に恐怖感や不安感を与える恐れがない。又、チルト姿勢から元に戻す際には、比較的大なる初期操作力を必要とするが、弾性体の最大蓄力を利用して背もたれBを起こすので誰にでも容易に操作できる利点がある。
本考案の請求項2は、弾性体13にガイド穴15を付設すると共に、該ガイド穴に対応する挿入片16を当接板12に設け上記弾性体13の座屈を防止するように形成したことを特徴とする。
上記請求項2によると、チルティング時において弾性体13のガイド穴15に挿入片16が挿入するため、弾性体13の座屈を防止し、その寿命を大幅にアップする利点を奏する。
以下本考案を付図実施例に基づいて詳細に説明する。本考案に係る車いすAは、キャスター1を隅各部に装着したフレーム2に張り出し板3が固定されていて、この張り出し板3に軸4を介して背もたれフレーム5が回転自在に取り付けられている。この背もたれフレーム5は、前記張り出し板3の内側に設けられていて、その上方部に背もたれBが固定されている。この背もたれBには座部Cが任意適当に固定されている。又、脚部Dは座部Cの先端で軸6を介して回転自在に装着されると共に、その下端には外方に向けて軸7周りに拡開する足受けEが装着されている。
図4の如く上記背もたれフレーム5には、上記軸4が挿通して該背もたれフレームの回転中心となる穴5Aが穿設され、この穴5Aの中心から同一半径上に穴5B,5Cが所定の間隔を置いて穿設されている。一方の穴5Bにプランジャピン8が嵌入して図1の着座姿勢が形成される。この姿勢から足踏みペタル9を踏み下げ、ワイヤー10を介してプランジャピン8を穴5Bから後退させて、図2の如く背もたれBを後方(図の時計方向)に所定量倒せばプランジャピン8が他方の穴5Cに嵌入してそれ以上の倒れを規制する。
上述のように背もたれを倒している際、背もたれフレーム5の穴5Aを中心として刻設された円弧溝5Dに遊嵌した軸11を基点として、座部Cの下面に延びるリンクLcに連接しているリンク手段Lを介して、上記リンクLcを図の右方に移動させることにより脚部Dをリンク手段の最終リンクLdを介して足受けEごと所定角度跳ね上げるように形成されている。この結果脚部Dおよび足受けEは、図2の如く背もたれBの傾斜角αよりも大なるα+β傾斜することになる。
そして本考案の車いすAにあっては、回転部材である上記背もたれフレーム5に金属製の当接板12を接合する共に、該当接板12の回転軌跡上にポリウレタンゴム等から成る弾性体13を固定部材である前記フレーム2に固着した張り出し板3に取付板14を介して固定している。尚、上記弾性体13にはガイド穴15が、当接板12には挿入片16が夫々付設されている。尚、弾性体13と当接板12の取り付けを逆、即ち弾性体13回転部材に当接板12を固定部材側に設けても良い。
而して、本考案によれば、図1の如く着座姿勢において、上記弾性体13と当接板12は互いに離間した位置にあるが、チルティング動作に伴い挿入片16はガイド穴15内に臨み、当接板12は弾性体13の上面を押圧してゆき、最終的に弾性体13は圧縮変形される。この時、挿入片16はガイド穴15内に進入して弾性体13の座屈を防止している。
従って、介助者は弾性体13の弾力に抗してチルティングさせることになるが、着座姿勢からのチルト操作は前述したように概して操作力を要さないで行うことが出来るので、若干重く感じるもののむしろ力の入れすぎで急速な傾倒動が制限される結果、誰が操作しても入浴者に恐怖感や不安感を与えることが無いといった利点を奏する。
又、逆にチルティング状態から元の姿勢へ戻す際には、比較的大きな初期操作力を必要とするが、本考案では弾性体の最大蓄力を利用して背もたれを起こし始めるので誰にでも容易に行うことが可能となる。
更に考案によれば、チルティング時において、弾性体13に設けたガイド穴15に挿入片16が挿入するため、弾性体13の座屈を防止しその寿命を大きく伸ばすことが出来る。
本考案に係る入浴用車いすの着座姿勢の状態を示す側面図。 本考案に係る入浴用車いすのチルティングした姿勢を示す側面図。 本考案に係る入浴用車いすの要部を拡大した拡大側面図。 本考案に係る入浴用車いすに使用される部品の背もたれフレームを示す一部切断側面図。
符号の説明
2 フレーム
3 張り出し板
4 軸
5 背もたれフレーム
12 当接板
13 弾性体
14 取付板
15 ガイド穴
16 挿入片
A 車いす
B 背もたれ
C 座部
D 脚部
E 足受け

Claims (2)

  1. チルティング機構付の入浴用車いすにおいて、背もたれフレーム5等の回転部材に金属性の当接板12又はポリウレタンゴム等から成る弾性体13を設けると共に、該当接板12又は弾性体13の回転軌跡上に弾性体15又は当接板12を設置し、チルティング操作時に上記弾性体13を圧縮させるように形成した事を特徴とする車いす式入浴装置の車いす。
  2. 弾性体13にガイド穴15を付設すると共に、該ガイド穴に対応する挿入片16を当接板12に設け上記弾性体13の座屈を防止するように形成したことを特徴とする請求項1記載の車いす入浴装置の車いす。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015029678A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 酒井医療株式会社 車椅子

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