JP3108863B2 - 残存生コンクリートの処理方法および処理装置 - Google Patents

残存生コンクリートの処理方法および処理装置

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JP3108863B2 JP34385496A JP34385496A JP3108863B2 JP 3108863 B2 JP3108863 B2 JP 3108863B2 JP 34385496 A JP34385496 A JP 34385496A JP 34385496 A JP34385496 A JP 34385496A JP 3108863 B2 JP3108863 B2 JP 3108863B2
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B22/00Use of inorganic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. accelerators, shrinkage compensating agents
    • C04B22/002Water
    • C04B22/0046Waste slurries or solutions used as gauging water
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/04Waste materials; Refuse
    • C04B18/16Waste materials; Refuse from building or ceramic industry
    • C04B18/167Recycled materials, i.e. waste materials reused in the production of the same materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、残存生コンクリー
トを洗浄水または希釈押水を用いて処理し、その処理水
から骨材回収後に得られたスラッジ水を回収再使用する
残存生コンクリートの処理方法および処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、残存生コンクリートから骨材回収
後に得られたスラッジ水は、次のように処理されてい
る。すなわち、スラッジ水を撹拌機により撹拌し、スラ
ッジの沈降を防止しながら貯槽に貯留し、所定任意に撹
拌機を停止して一定時間保ち、自然沈降にて沈降したス
ラッジと上澄水とに分離する。続いて、貯槽の所定水位
までの上澄水をポンプにて上澄水槽へ送水した後、撹拌
機を運転して残留水と沈降したスラッジとを撹拌し、濃
縮化されたスラッジ水となして調製槽へ送る。そして、
更に、上澄水を添加して、スラッジ濃度計により3%濃
度のスラッジ水に希釈して生コンクリート製造プラント
のヘッドタンクへ送水している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の方法
では上記貯槽の撹拌機を停止し、スラッジを自然沈降さ
せることによって濃縮化している。このため、貯槽の底
部に沈降したスラッジが推積固着し、撹拌機の運転を再
開してもスラッジの沈積によりトルクオーバー、攪拌機
の破損、モータの焼損、羽根の撹拌エリア外へのスラッ
ジの沈降推積による貯槽の実容積の減少、等の障害を招
く。従って、固着したスラッジの除去作業が必要にな
る。また、上記スラッジ濃度計のセンサ部にアルカリ皮
膜が付着し、暫時増加して濃度計が使用不能となるので
常時センサ部の管理が必要になる。更に、貯槽に推積し
たスラッジにより濃度調製が困難になる。等の課題があ
った。
【0004】そこで、本発明は、スラッジの沈降によら
ずにスラッジ水を濃縮化して、スラッジの堆積固着やア
ルカリ皮膜の付着を良好に抑制することのできる残存生
コンクリートの処理方法および処理装置を提供すること
を目的としてなされた。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達するためになされた請求項1記載の発明は、生コ
ンクリートの水和を遅延する水和遅延剤の水溶液を原水
槽に貯留した後、該原水槽内の水を洗浄水または希釈押
水として利用して残存生コンクリートを処理し、その処
理水から骨材回収後に得られたスラッジ水を上記原水槽
に回収して再び洗浄水または希釈押水として利用するこ
とにより上記スラッジ水を濃縮化する第1工程と、上記
濃縮化後のスラッジ水の濃度を調整した後、そのスラッ
ジ水を生コンクリート製造プラントへ送り再利用する第
2工程と、を備えたことを特徴とする残存生コンクリー
トの処理方法を要旨としている。
【0006】このように構成された本発明では、第1工
程において、水和遅延剤の水溶液を原水槽に貯留した
後、その原水槽内の水を洗浄水または希釈押水として利
用して残存生コンクリートを処理し、その処理水から骨
材回収後に得られたスラッジ水を上記原水槽に回収して
再び洗浄水または希釈押水として利用する。このため、
この第1工程を繰り返すことによりスラッジ水が次第に
濃縮化される。また、本発明では、水和遅延剤の水溶液
を用いているので、上記スラッジ水を洗浄水または希釈
押水として再利用しても、各部へのスラッジの堆積固着
を良好に抑制することができる。すなわち、水和遅延剤
により、残存生コンクリートの水和反応停止、水和物の
生成防止、水酸化物による配管内の閉塞と各種機器の目
詰まりの防止、等の効果が生じるのである。従って、第
1工程の繰り返しにより、スラッジ水を充分な濃度まで
濃縮化することができる。
【0007】続く第2工程では、上記濃縮化後のスラッ
ジ水の濃度を調整した後、そのスラッジ水を生コンクリ
ート製造プラントへ送り再利用する。このため、スラッ
ジ状の残存生コンクリートがきわめて有効に利用され、
資源回収再利用、省エネルギー、省力化、公害防止など
の多大な効果がもたらされる。
【0008】このように、本発明では、スラッジ水を、
スラッジの自然沈降によらず、洗浄水または希釈押水と
して利用することにより、その濃縮化を計っている。こ
のため、各部へのスラッジの堆積固着やセンサ部等への
アルカリ皮膜の付着を良好に抑制することができる。従
って、攪拌機のトルクオーバー、攪拌機の破損、モータ
の焼損、原水槽の実容積の減少、等の障害が発生するの
を良好に防止すると共に、スラッジの除去作業やセンサ
部の管理作業を軽減することができる。
【0009】なお、上記水和遅延剤の水溶液は、洗浄水
または希釈押水として利用するのに最低限必要な、所定
濃度,所定量の水溶液とすることが望ましい。こうする
ことによって、上記スラッジ水を一層良好に濃縮するこ
とができる。請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記第1工程の実行中、上記原水槽内の水を
常時一定速度で攪拌することを特徴としている。
【0010】このように、本発明では、第1工程の実行
中、原水槽内の水を常時一定速度で攪拌するので、スラ
ッジの堆積固着やアルカリ皮膜の付着を一層良好に防止
することができる。なお、原水槽内の水を低速で攪拌
し、スラッジを沈降させることも提案されているが、本
発明ではスラッジ水を沈降によらずに濃縮化しているの
で、攪拌速度を低速化する必要もない。従って、本発明
では、請求項1記載の発明の効果に加えて、スラッジの
堆積固着やアルカリ皮膜の付着を一層良好に防止して、
前述の障害の発生を一層良好に防止すると共に、前述の
作業を一層良好に軽減することができるといった効果が
生じる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、上記第2工程の実行に当たって、上
記濃縮化後のスラッジ水から気泡を取り除き、続いてそ
のスラッジ水の濃度を測定してその濃度を調整すること
を特徴としている。
【0012】このように、本発明では、気泡を取り除い
てからスラッジ水の濃度を測定しているので、その濃度
をきわめて正確に測定することができる。このため、第
2工程において、スラッジ水の濃度をきわめて正確に調
整して生コンクリート製造プラントへ送ることができ
る。従って、本発明では、請求項1または2記載の発明
の効果に加えて、生コンクリート製造プラントへより適
切な濃度のスラッジ水を送ることができるといった効果
が生じる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の構成に加え、上記第2工程の実行に当た
って、濃度センサを上記スラッジ水中に挿入することに
より上記スラッジ水の濃度を測定してその濃度を調整
し、濃度測定後、上記濃度センサを洗浄することを特徴
としている。
【0014】濃度センサをスラッジ水中に挿入すること
によりそのスラッジ水の濃度を測定してその濃度を調整
することは、比較的一般に行われている。ところが、濃
度センサを使用する場合、前述のようにスラッジやアル
カリ皮膜の付着による測定精度の低下が課題となる。こ
れに対して、本発明では、濃度測定後に濃度センサを洗
浄しているので、周囲に付着したスラッジやアルカリ皮
膜を確実に除去することができる。従って、請求項1〜
3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、スラッジ水
の濃度を一層正確に測定して、生コンクリート製造プラ
ントへより適切な濃度のスラッジ水を送ることができる
といった効果が生じる。
【0015】請求項5記載の発明は、生コンクリートの
水和を遅延する水和遅延剤の水溶液が予め貯留された原
水槽内の水を、洗浄水または希釈押水として利用して残
存生コンクリートを処理し、その処理水から骨材回収後
に得られたスラッジ水を上記原水槽に回収して再び洗浄
水または希釈押水として利用することにより上記スラッ
ジ水を濃縮化する濃縮化手段と、上記濃縮化後のスラッ
ジ水の濃度を検出する濃度検出手段と、該濃度検出手段
の検出結果に基づき、上記スラッジ水の濃度を調整した
後、そのスラッジ水を生コンクリート製造プラントへ送
る濃度調整手段と、を備えたことを特徴とする残存生コ
ンクリートの処理装置を要旨としている。
【0016】このように構成された本発明では、濃縮化
手段は、水和遅延剤の水溶液が予め貯留された原水槽内
の水を、洗浄水または希釈押水として利用して残存生コ
ンクリートを処理し、その処理水から骨材回収後に得ら
れたスラッジ水を上記原水槽に回収して再び洗浄水また
は希釈押水として利用する。このため、濃縮化手段が処
理を繰り返すことによりスラッジ水が次第に濃縮化され
る。濃度検出手段は、濃縮化後のスラッジ水の濃度を検
出し、濃度調整手段は、その検出結果に基づいてスラッ
ジ水の濃度を調整した後、そのスラッジ水を生コンクリ
ート製造プラントへ送る。
【0017】このように、本発明では、請求項1記載の
残存生コンクリートの処理方法を自動的に実施すること
ができる。このため、請求項1記載の発明と同様、各部
へのスラッジの堆積固着やセンサ部等へのアルカリ皮膜
の付着を良好に抑制することができる。従って、攪拌機
のトルクオーバー、攪拌機の破損、モータの焼損、原水
槽の実容積の減少、等の障害が発生するのを防止すると
共に、スラッジの除去作業やセンサ部の管理作業を軽減
することができる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項5記載の構
成に加え、上記濃度検出手段が、上記スラッジ水中に挿
入されたとき周囲の上記スラッジ水の濃度を測定する濃
度センサと、上記濃度の測定時には上記濃度センサを上
記スラッジ水中に挿入し、上記濃度の測定終了後には上
記濃度センサを上記スラッジ水から引き出すセンサ移動
手段と、該センサ移動手段が上記濃度センサを上記スラ
ッジ水から引き出したとき、上記濃度センサを洗浄する
センサ洗浄手段と、を備えたことを特徴としている。
【0019】このように構成された本発明では、濃度の
測定時にはセンサ移動手段が濃度センサをスラッジ水中
に挿入し、濃度センサは周囲のスラッジ水の濃度を測定
する。測定終了後には、センサ移動手段が濃度センサを
スラッジ水から引き出し、センサ洗浄手段は、その濃度
センサを洗浄する。すなわち、本発明では、請求項4記
載の残存生コンクリートの処理方法を自動的に実施する
ことができる。このため、濃度測定の度に濃度センサを
洗浄し、周囲に付着したスラッジやアルカリ皮膜を確実
に除去することができる。従って、請求項5記載の発明
の効果に加えて、スラッジ水の濃度を一層正確に測定し
て、生コンクリート製造プラントへより適切な濃度のス
ラッジ水を送ることができるといった効果が生じる。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載の構成に加え、上記濃度調整手段が、上記スラッジ
水が濃厚な場合は上記スラッジ水を希釈し、上記スラッ
ジ水が希薄な場合は上記濃縮化手段の処理を繰り返し実
行させ、上記スラッジ水が適切な濃度の場合は上記スラ
ッジ水を上記生コンクリート製造プラントへ送ることを
特徴としている。
【0021】このように構成された本発明では、濃度調
整手段は、スラッジ水が濃厚な場合は希釈することによ
って、スラッジ水が希薄な場合は濃縮化手段の処理を繰
り返し実行させることによって、それぞれスラッジ水の
濃度を調整することができる。そして、スラッジ水が適
切な濃度となると、濃度調整手段はそのスラッジ水を生
コンクリート製造プラントへ送る。このため、本発明で
は、請求項5または6記載の発明の効果に加えて、スラ
ッジ水の濃度をきわめて容易に調整して、生コンクリー
ト製造プラントへ自動的に送ることができるといった効
果が生じる。従って、一層の省力化を計ることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明を適用した残存生コン
クリートの処理装置1の構成を表す断面図である。図1
に示すように、処理装置1は、コンクリートによって区
画された三つの貯槽(配列順に貯水槽3,回収水槽5,
原水槽7)を有している。各貯槽3〜7は、下半分が地
下に形成され、原水槽7に隣接する地表面に設けられた
土台9a上には、水和遅延剤を貯蔵するREタンク9が
設けられている。
【0023】貯水槽3の槽底部には、配管11を介して
原水槽7へ送水を行う補給水ポンプ13が設けられてい
る。回収水槽5の槽底部にはピット5aが形成され、そ
のピット5aには、図示しない生コンクリート製造プラ
ントのBP(バッチャープラント)タンクへ配管15を
介して送水を行うBP送水ポンプ17が設けられてい
る。また、回収水槽5内には、槽内の水(後述のように
スラッジ水)を攪拌する攪拌機19が設けられている。
【0024】原水槽7の槽底部にはピット7aが形成さ
れ、そのピット7aには配管21を介して送水を行う洗
車移送ポンプ23が設けられている。なお、配管21は
原水槽7を出た後、回収水槽5に向かう配管21aと、
図示しないミキサ車(いわゆるアジ車)やドラムの洗車
場に向かう配管21bとに分岐している。そして、各配
管21a,21bには、それぞれを個々に開閉するバル
ブ21c,21dが設けられている。また、原水槽7に
は、この他、槽底部に配置され図示しない残コン処理場
(残存生コンクリート処理場)へ配管25を介して送水
を行う押水ポンプ27、槽内の水を攪拌する攪拌機2
9、および、ガイド31に沿って上下動する濃度センサ
としてのスラッジ濃度計33が設けられている。
【0025】更に、原水槽7の上部には、前述の洗車場
や残コン処理場から排出された処理水に、周知の骨材回
収装置による骨材回収を施した後のスラッジ水を供給す
る配管35と、REタンク9からRE送液ポンプ37を
介して送られた水和遅延剤を所定量ずつ計量して原水槽
7へ投入するRE計量タンク39と、チェーン41を介
してスラッジ濃度計33を上下動させる電動モートルブ
ロック43と、スラッジ濃度計33の上死点近傍に設け
られた図2に詳記する洗浄装置51とが設けられてい
る。
【0026】図2に示すように、洗浄装置51は、スラ
ッジ濃度計33が上死点近傍(すなわち、ガイド31の
上端近傍)まで上昇したときに、チェーン41に設けら
れた鍔部41aを検出して電動モートルブロック43を
停止させるリミットスイッチ53と、スラッジ濃度計3
3の上昇中に開放されるバルブ55と、バルブ55の開
放時に、チェーン41、鍔部41a、スラッジ濃度計3
3、およびスラッジ濃度計33の図示しないコードに清
水57を噴射して洗浄する配管59とから構成されてい
る。
【0027】次に、このように構成された処理装置1の
動作を、図3〜図6を用いて説明する。なお、以下の動
作は、自動制御装置により予め設定されたプログラムに
よって実行されても、手動切換による操作によって実行
されてもよい。先ず、図3に示すように、原水槽7に所
定濃度,所定量の水和遅延剤水溶液71を調合してお
く、また、貯水槽3には、清水73を貯えておく。ここ
で、所定濃度,所定量とは、前述のミキサ車等の洗浄
や、残コン処理に洗浄水または希釈押水として利用する
のに最低限必要な濃度および量である。
【0028】続いて、バルブ21cを閉じると共にバル
ブ21dを開き、洗車移送ポンプ23を駆動して、配管
21bを介して洗車場に水和遅延剤水溶液71を供給す
る。洗車場では、洗車によって多量の残存生コンクリー
トを含む処理水が排出されるが、その処理水は骨材を回
収された後、スラッジ水75として配管35を介して原
水槽7へ送られる。なお、水和遅延剤水溶液71は、押
水ポンプ27を駆動し、配管25を介して残コン処理場
へ送ってもよい。この場合、その水和遅延剤水溶液71
が押水として残コンを押し流し、骨材回収後にスラッジ
水75として、配管35より原水槽7へ送られる。ま
た、この処理の間、攪拌機29は一定速度で回転し続け
る。
【0029】上記処理を繰り返すと、原水槽7内にスラ
ッジ水75が蓄積され、更に上記処理を繰り返すとその
スラッジ水75が洗浄水・押水として使用され、次第に
濃縮化される。そこで、予め設定された時間だけ上記処
理を行うと、全てのポンプ13〜27を停止し、原水槽
7内の気泡を充分に取り除く。
【0030】続いて、図4に示すように、電動モートル
ブロック43を駆動してスラッジ濃度計33をスラッジ
水75に挿入し、スラッジ水75の濃度を測定する。所
望の濃度(例えば9%)と比較して、スラッジ水75が
希薄な場合は、図3に示した上記処理を繰り返すことに
より濃度を上昇させる。また、スラッジ水75が濃厚な
場合は、補給水ポンプ13を駆動して原水槽7に清水7
3を送ると共に、RE送液ポンプ37およびRE計量タ
ンク39を介して所定量の水和遅延剤79(原液:図6
参照)を送ることにより、スラッジ水75を希釈する。
なお、この希釈は、清水73または水和遅延剤79のみ
で行ってもよいが、清水73および水和遅延剤79を、
前述の水和遅延剤水溶液71と同じ濃度となるように供
給することが望ましい。
【0031】スラッジ水75を所望の濃度に調整した後
は、電動モートルブロック43を駆動してスラッジ濃度
計33を上死点まで上昇させる。すると、スラッジ濃度
計33はスラッジ水75から引き出され、スラッジ濃度
計33の上昇中、スラッジ濃度計33が前述のように自
動的に洗浄される。なお、この洗浄用の清水57は、少
量のためスラッジ水75の濃度に影響しない。
【0032】続いて、図5に示すように、バルブ21d
を閉じると共にバルブ21cを開き、洗車移送ポンプ2
3を駆動して調整後のスラッジ水77を回収水槽5へ送
る。スラッジ水77を全て回収水槽5へ送った後は、図
6に示すように、RE送液ポンプ37およびRE計量タ
ンク39を介して水和遅延剤79を原水槽7に所定量送
ると共に、補給水ポンプ13を介して原水槽7に清水7
3を送る。そして、この処理によって、原水槽7内に上
記所定濃度,所定量の水和遅延剤水溶液71を貯える。
【0033】このように、処理装置1では、スラッジ水
75を、スラッジの自然沈降によらず、洗浄水または希
釈押水として利用することにより、その濃縮化を計って
いる。しかも、その濃縮化を行う間、攪拌機29を一定
速度で回転させている。このため、各部へのスラッジの
堆積固着やスラッジ濃度計33等へのアルカリ皮膜の付
着をきわめて良好に抑制することができる。また、前述
のように水和遅延剤水溶液71を用いているので、スラ
ッジ水75を洗浄水または希釈押水として再利用して
も、各部へのスラッジの堆積固着を良好に抑制すること
ができる。すなわち、水和遅延剤79により、残存生コ
ンクリートの水和反応停止、水和物の生成防止、水酸化
物による配管(21等)内の閉塞と各種機器の目詰まり
の防止、等の効果が生じるのである。更に、原水槽7内
にスラッジが付着し難いので、スラッジ水75の濃度調
整も容易となる。
【0034】従って、処理装置1では、攪拌機29のト
ルクオーバー、攪拌機29の破損、攪拌機19,29の
モータの焼損、原水槽7の実容積の減少、等の障害が発
生するのを良好に防止すると共に、スラッジの除去作業
やスラッジ濃度計33の管理作業を軽減することができ
る。更に、処理装置1では、水和遅延剤水溶液71を、
洗浄水または希釈押水として利用するのに最低限必要な
所定濃度,所定量としているので、スラッジ水75を一
層良好に濃縮化することができる。
【0035】また、処理装置1では、気泡を充分に取り
除いてからスラッジ濃度計33を挿入してスラッジ水7
5の濃度を測定しているので、その濃度をきわめて正確
に測定することができる。更に、濃度測定後にはスラッ
ジ濃度計33を洗浄装置51で洗浄しているので、スラ
ッジ濃度計33の周囲に付着したスラッジやアルカリ皮
膜を確実に除去することができる。このため、スラッジ
水75の濃度を一層正確に測定することができる。従っ
て、処理装置1では、きわめて適切な濃度のスラッジ水
77を生コンクリート製造プラントへ送ることができ
る。
【0036】
【実施例】ここで、スラッジ水75の消費量の算出につ
いて一実施例により説明する。なお、本実施例では、R
E剤(水和遅延剤)としてリカバー(商品名:デンカグ
レース株式会社製)を使用した。
【0037】 1、スラッジ収支 車両台数・・・15台 洗車回数・・・2回/日 残水処理・・・1回/日 残存生コンクリート処理量・・・1m3/日 BPミキサ洗浄・・・1回/日 生コンクリート出荷量・・・200m3/日 生コンクリート練り水実計量・・・100kg/日 2、発生スラッジ量 ドラム洗車 S1=30kg×15×2=900kg 残水処理 S2=20kg×15×1=300kg 残コン処理(残存生コンクリート処理) S3=300kg×1=300kg BPミキサ洗浄(生コンプラント洗浄水) S4=50kg×1= 50kg S=S1+S2+S3+S4=1,550kg 3、生コンクリート練り水使用量 200×100=20,000kg JIS規定の配合セメント計量値3%以内から、9%ス
ラッジ水におけるスラッジ使用量は 0.09×20,000=1,800kg/日 従ってS=1,550kgの上記発生スラッジ量よりの
収支は 1,550−1,800=250kg 不足量 4、発生排水量 水和遅延剤調合量(濃度0.15%) W1=10m3 但し、10m3 /1.5l配合:比重1.1 PBミキサ洗浄水量 W2=4m3 RE剤調合量(14×103 ×0.0015=21l) W3=23.1kg W=W1+W2+W3+S=15,573.1kg 5、REスラッジ濃度(調整前のスラッジ水75の濃
度) V=1,550÷15,573.1×100=9.95
% 以上の条件においては、スラッジ水75の濃度測定後、
濃度9%まで希釈して調整された全てのスラッジ水77
を使用の上、更に、清水を不足分として生コンクリート
の練り水として使用する。この結果、スラッジ状の残存
生コンクリートがきわめて有効に利用され、資源回収再
利用、省エネルギー、省力化、公害防止などの多大な効
果がもたらされる。
【0038】なお、上記実施の形態において、図3で説
明したスラッジ水75の濃縮化工程が第1工程に、図
4,図5で説明したスラッジ水75の濃度調整工程およ
び回収水槽5への送液工程が第2工程に、それぞれ相当
する。また、洗車移送ポンプ23、洗車場、残コン処理
場、および配管21b,35が濃縮化手段に、電動モー
トルブロック43がセンサ移動手段に、洗浄装置51が
センサ洗浄手段に、RE送液ポンプ37、補給水ポンプ
13、洗車移送ポンプ23、および配管11,21aが
濃度調整手段に、それぞれ相当する。
【0039】また、本発明は上記実施の形態になんら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の形態で実施することができる。例えば、濃度調
整後のスラッジ水77は、回収水槽5を介せずに直接生
コンクリート製造プラントへ送ってもよく、洗浄装置5
1は特に設けなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した残存生コンクリートの処理
装置の構成を表す断面図である。
【図2】 その処理装置の洗浄装置の構成を表す説明図
である。
【図3】 その処理装置の動作を表す説明図である。
【図4】 その処理装置の動作を表す説明図である。
【図5】 その処理装置の動作を表す説明図である。
【図6】 その処理装置の動作を表す説明図である。
【符号の説明】
1…処理装置 3…貯水槽 5…
回収水槽 7…原水槽 11,15,21,25,35…配管
13…補給水ポンプ 17…BP送水ポンプ 19,29…攪拌機
23…洗車移送ポンプ 27…押水ポンプ 33…スラッジ濃度計
37…RE送液ポンプ 39…RE計量タンク 43…電動モートルブロッ
ク 51…洗浄装置 71…水和遅延剤水溶液 79…水和遅延剤
57,73…清水 75,77…スラッジ水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28C 7/00 C04B 18/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生コンクリートの水和を遅延する水和遅
    延剤の水溶液を原水槽に貯留した後、該原水槽内の水を
    洗浄水または希釈押水として利用して残存生コンクリー
    トを処理し、その処理水から骨材回収後に得られたスラ
    ッジ水を上記原水槽に回収して再び洗浄水または希釈押
    水として利用することにより上記スラッジ水を濃縮化す
    る第1工程と、 上記濃縮化後のスラッジ水の濃度を調整した後、そのス
    ラッジ水を生コンクリート製造プラントへ送り再利用す
    る第2工程と、 を備えたことを特徴とする残存生コンクリートの処理方
    法。
  2. 【請求項2】 上記第1工程の実行中、上記原水槽内の
    水を常時一定速度で攪拌することを特徴とする請求項1
    記載の残存生コンクリートの処理方法。
  3. 【請求項3】 上記第2工程の実行に当たって、上記濃
    縮化後のスラッジ水から気泡を取り除き、続いてそのス
    ラッジ水の濃度を測定してその濃度を調整することを特
    徴とする請求項1または2記載の残存生コンクリートの
    処理方法。
  4. 【請求項4】 上記第2工程の実行に当たって、濃度セ
    ンサを上記スラッジ水中に挿入することにより上記スラ
    ッジ水の濃度を測定してその濃度を調整し、濃度測定
    後、上記濃度センサを洗浄することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の残存生コンクリートの処理方
    法。
  5. 【請求項5】 生コンクリートの水和を遅延する水和遅
    延剤の水溶液が予め貯留された原水槽内の水を、洗浄水
    または希釈押水として利用して残存生コンクリートを処
    理し、その処理水から骨材回収後に得られたスラッジ水
    を上記原水槽に回収して再び洗浄水または希釈押水とし
    て利用することにより上記スラッジ水を濃縮化する濃縮
    化手段と、 上記濃縮化後のスラッジ水の濃度を検出する濃度検出手
    段と、 該濃度検出手段の検出結果に基づき、上記スラッジ水の
    濃度を調整した後、そのスラッジ水を生コンクリート製
    造プラントへ送る濃度調整手段と、 を備えたことを特徴とする残存生コンクリートの処理装
    置。
  6. 【請求項6】 上記濃度検出手段が、 上記スラッジ水中に挿入されたとき周囲の上記スラッジ
    水の濃度を測定する濃度センサと、 上記濃度の測定時には上記濃度センサを上記スラッジ水
    中に挿入し、上記濃度の測定終了後には上記濃度センサ
    を上記スラッジ水から引き出すセンサ移動手段と、 該センサ移動手段が上記濃度センサを上記スラッジ水か
    ら引き出したとき、上記濃度センサを洗浄するセンサ洗
    浄手段と、 を備えたことを特徴とする請求項5記載の残存生コンク
    リート処理装置。
  7. 【請求項7】 上記濃度調整手段が、上記スラッジ水が
    濃厚な場合は上記スラッジ水を希釈し、上記スラッジ水
    が希薄な場合は上記濃縮化手段の処理を繰り返し実行さ
    せ、上記スラッジ水が適切な濃度の場合は上記スラッジ
    水を上記生コンクリート製造プラントへ送ることを特徴
    とする請求項5または6記載の残存生コンクリート処理
    装置。
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