JP3108783U - パネル型カーテン - Google Patents
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Abstract
【課題】単線式カーテンレールでパネル形カーテンを開閉させて、境目からの光の漏れや布地の擦れを防ぐ。
【解決手段】布地部は1ab,1cd,1ef,1ghであり,各パネル型カーテン布地の上縁には上部縁取り支竿2が、下部には下部縁取り支竿3が布地部に内蔵されて所定の布地幅を保っている。これら4枚の布地部の内、中央の2枚である1cdと1efの境目は上下の縁取り支竿2,3をレール進行方向から水平面内で左右に折り曲げることでオーバーラップさせている。縁取り支竿2、3を金属製やプラスチック製とすれば容易に実現できる。これにより中央部の境目の隙間を無くすことが出来、外部光の侵入を阻止できる。
【選択図】図1
【解決手段】布地部は1ab,1cd,1ef,1ghであり,各パネル型カーテン布地の上縁には上部縁取り支竿2が、下部には下部縁取り支竿3が布地部に内蔵されて所定の布地幅を保っている。これら4枚の布地部の内、中央の2枚である1cdと1efの境目は上下の縁取り支竿2,3をレール進行方向から水平面内で左右に折り曲げることでオーバーラップさせている。縁取り支竿2、3を金属製やプラスチック製とすれば容易に実現できる。これにより中央部の境目の隙間を無くすことが出来、外部光の侵入を阻止できる。
【選択図】図1
Description
本考案は、カーテンレールを走行するランナーにカーテン布地の上縁部の前後両端を連結して吊下げられ、設定した所定の幅を保ってカーテンレールの長さ方向に移動し開閉操作され、視界の開閉等を行うパネル型カーテンに関するものである。
カーテンレールを走行するランナーにカーテン布地の上縁部の前後両端を連結して吊下げられ、設定した所定の幅を保ってカーテンレールの長さ方向に移動し開閉操作され、視界の開閉等を行うパネル型カーテンはパネルスクリーンとも呼ばれて、実開59−58198等で開示され既に公知である。
従来の襞を作って折り束ねられる通常のカーテンは広く屋内の窓等の視界の開閉や光の遮断等に使用されている。しかし、従来のカーテンでは襞を多く用いるので、布地そのものの美しさを見せたい時や外部からの軟らかな光を取り入れたい時には、その襞が邪魔して、それらの効果を発揮できないことが多い。これに対し、パネル型カーテンは従来方式カーテンと比べて斬新なリビングのインテリアとして、優しい採光、部屋、寝室のパーテイション等に適した機能を有している。また従来カーテンのように襞を作らないので、部屋の有功面積を広げる効果や布地の絵や模様そのものを絵画的に襞を作らないで美しく見せる装飾性に優れた効果もあるものである。
しかしこのパネル型カーテンには大きく次の二つの問題があった。
1) 既存の家屋で、従来式カーテンレールをそのまま利用して、パネル型カーテンに取り替えようとすると、単線レールでは各パネル型カーテンのランナーがぶつかり合い開閉出来ない。従って開閉するには専用の複線式カーテンレールを必要とした。
2) 各パネル型カーテン同士の境目は、従来カーテンの単線レールを使用する場合は、その上縁に設けられた所定の幅を作る縁取り支竿である棒状フレーム体の干渉により、オーバーラップできないので、わずかな隙間が出来易く、そこから外部の光が射し込む。
以上の二つの問題点を具体的に図3により説明する。
図3は従来の単線式カーテンレール5に両開き用4枚パネル型カーテンを吊下げた図であり、図3Aは正面図、図3Bは左側面図である。
4枚のパネル型カーテン布地部は1ab,1cd,1ef,1ghであり、各々先後端部でランナー4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4hでレール5に吊るされている。また各パネル型カーテン布地の上縁には上部縁取り支竿2が、下部には下部縁取り支竿3が布地部に内蔵されて所定の布地幅を保っている。この様な構成の場合、例えば布地1abと1cd間,1cdと1ef間、1efと1gh間には図示したような隙間ができる。このため外部光が入ることになる。また例えば1cdを左側に移動して開口しようとしても、レールが複線式ではなく単線式なので1abと干渉して移動が出来ないことになる。そしてこれらの問題を解決するために以下の先行技術がある。
特開2003−116710号公報
1) 既存の家屋で、従来式カーテンレールをそのまま利用して、パネル型カーテンに取り替えようとすると、単線レールでは各パネル型カーテンのランナーがぶつかり合い開閉出来ない。従って開閉するには専用の複線式カーテンレールを必要とした。
2) 各パネル型カーテン同士の境目は、従来カーテンの単線レールを使用する場合は、その上縁に設けられた所定の幅を作る縁取り支竿である棒状フレーム体の干渉により、オーバーラップできないので、わずかな隙間が出来易く、そこから外部の光が射し込む。
以上の二つの問題点を具体的に図3により説明する。
図3は従来の単線式カーテンレール5に両開き用4枚パネル型カーテンを吊下げた図であり、図3Aは正面図、図3Bは左側面図である。
4枚のパネル型カーテン布地部は1ab,1cd,1ef,1ghであり、各々先後端部でランナー4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4hでレール5に吊るされている。また各パネル型カーテン布地の上縁には上部縁取り支竿2が、下部には下部縁取り支竿3が布地部に内蔵されて所定の布地幅を保っている。この様な構成の場合、例えば布地1abと1cd間,1cdと1ef間、1efと1gh間には図示したような隙間ができる。このため外部光が入ることになる。また例えば1cdを左側に移動して開口しようとしても、レールが複線式ではなく単線式なので1abと干渉して移動が出来ないことになる。そしてこれらの問題を解決するために以下の先行技術がある。
解決しようとする問題点は、上記の二つの問題点1)及び2)を先行技術より更に十分な効果を得る別な工夫により解決するものである。
特開2003−116710号公報には、通常のカーテンレールを利用してパネル型カーテンを使用する手段が開示されている。その手段は各パネル型カーテンの両端に設けられたランナーをクロスさせて単線レールに取り付けるものである。例えば図3にこの手段を適応すると、ランナー4aと4bの間に4cを、また4gと4hの間に4fを配置しレール5に吊るすものである。両開き4枚式パネル型カーテンにこの手段を適応すると、中央から左右の各2枚同士は確かにその境目はオーバーラップしており、また中央から左右に開閉でき、全開時はそのパネルカーテン面積の略50%を開口できる。しかし、4枚式パネル型カーテンの中央部、即ち全閉時に左から数えた場合の2番目と3番目のパネル型カーテンの境目はオーバーラップさせることが出来ないので、隙間ができ易く、そこから外部光が入るという問題があった。また、開閉時、パネル型カーテン同士は同一単線レールに吊るされて移動するので布地がお互いに擦れて、布地の劣化が速いという問題があった。
特開2003−116710号公報には、通常のカーテンレールを利用してパネル型カーテンを使用する手段が開示されている。その手段は各パネル型カーテンの両端に設けられたランナーをクロスさせて単線レールに取り付けるものである。例えば図3にこの手段を適応すると、ランナー4aと4bの間に4cを、また4gと4hの間に4fを配置しレール5に吊るすものである。両開き4枚式パネル型カーテンにこの手段を適応すると、中央から左右の各2枚同士は確かにその境目はオーバーラップしており、また中央から左右に開閉でき、全開時はそのパネルカーテン面積の略50%を開口できる。しかし、4枚式パネル型カーテンの中央部、即ち全閉時に左から数えた場合の2番目と3番目のパネル型カーテンの境目はオーバーラップさせることが出来ないので、隙間ができ易く、そこから外部光が入るという問題があった。また、開閉時、パネル型カーテン同士は同一単線レールに吊るされて移動するので布地がお互いに擦れて、布地の劣化が速いという問題があった。
本考案は、従来式カーテンレールをそのまま利用して、パネル型カーテンを開閉することが出来、また各パネル型カーテン同士の境目は、完全にオーバーラップさせることが出来、従って外部の光が射し込む問題も解決でき、また先行技術の欠点である布地の擦れの問題をも解決する手段を提供するもので、以下の手段による。
少なくとも上縁に布地を支える縁取り支竿である棒状材を有した両開き4枚式で、単線レールを使用するパネル型カーテンにおいて、該パネル型カーテンを全閉したとき、中央の2枚の境目で該パネル型カーテンがオーバーラップするように、少なくとも上縁の棒材を該レール方向からお互いに水平反対方向に曲げたこを手段とするパネル型カーテンであり、第一の考案である。
少なくとも上縁に布地を支える縁取り支竿を有した両開き4枚式、あるいは片開き2枚式で、単線レールを使用するパネル型カーテンにおいて、該パネル型カーテンを全閉したとき、4枚式では左右両端の2枚(1ab,1gh)、また2枚式ではそのどちらか一方が、該単線レールに、ランナーの移動用レール位置から窓側等に適当な距離を保って金具等で上縁が各々の左右両端2個所で固定的に吊るされ、また4枚式では中央の2枚(1cd,1ef)が該単線レールにランナーにより各々のパネル型カーテンの両端2個所でのランナー(4c,4d,4e,4f)で移動可能に吊るされ、且つ非中央側の各々のランナー(4c,4f)は、左右両端の2枚のパネル型カーテン(1ab,1gh)の各々の該2個の固定金具位置の間(6aと6bの間に4c、6gと6hの間に4f)に移動可能に吊るされ、また2枚式では固定されない残り一方のパネル型カーテンが、該単線レールに片側のランナーが該2個所の固定金具の間に、また他のランナーは該2個の取り付け金具外に移動可能に吊るされ、開閉時、固定側と移動側のパネル型カーテンの擦動を避けるように、全開時は該固定的に吊るされたパネル型カーテンと、ランナーにより移動可能なパネル型カーテンがオーバーラップすることで、4枚式ではその中央部の2枚分が、2枚式では1枚分が開口するようにしたことを手段とするパネル型カーテンであり、第二の考案である。
上縁に布地を支える縁取り支竿である棒状材を有した両開き4枚式、あるいは片開き2枚式で、単線レールを使用するパネル型カーテンにおいて、パネル型カーテン下縁部には縁取り支竿を使用しないものとして、開口時には、パネル型カーテン布地を、両開き4枚式では両側に、片開き2枚式では片側一方に、束ねて固定することを手段とするパネル型カーテンであり、第三の考案である。
本考案のパネル型カーテンは、以下の効果を有する。
1) 従来の単線式カーテンレールを使用できて、開閉操作を容易に行うことが出来る。
2) 各パネル型カーテンの境目は全閉時には完全にオーバーラップするので、境目から外光が射し込むことも無い。
3) 開閉時、パネル型カーテンの布地同士の擦れが無いので、布地の寿命が永い。
4) 上縁はパネル型カーテン機能を有し、下部は通常襞式カーテン機能を有したものでは、両者の長所を活用して、全閉時はパネル型カーテンの省スペース、布地の美観、簡潔美等の長所、全開時は開口面積をパネル型カーテンより大きく出来、従来のカーテンの開口面積に近づけることが出来る。
1) 従来の単線式カーテンレールを使用できて、開閉操作を容易に行うことが出来る。
2) 各パネル型カーテンの境目は全閉時には完全にオーバーラップするので、境目から外光が射し込むことも無い。
3) 開閉時、パネル型カーテンの布地同士の擦れが無いので、布地の寿命が永い。
4) 上縁はパネル型カーテン機能を有し、下部は通常襞式カーテン機能を有したものでは、両者の長所を活用して、全閉時はパネル型カーテンの省スペース、布地の美観、簡潔美等の長所、全開時は開口面積をパネル型カーテンより大きく出来、従来のカーテンの開口面積に近づけることが出来る。
従来のカーテンレールを使用して、安価で簡潔な方法、、最小の部品点数で、新方式パネル型カーテンを実現した。
図1は第一と第二の本考案を具現した図である。既に説明した図3と同じ部品名はは同じ番号をつけてあるのでその説明は省略する。図1Aは正面図、図1Bは特にランナー4Cを見てその構成を説明するための左側面図、図1Cは底面図、また図1Dは特に固定金具6aの構成を説明するための左側面図の上縁部の図である。
図1は両開きの4枚のパネル型カーテンの場合の図であり、布地部は1ab,1cd,1ef,1ghであり,各パネル型カーテン布地の上縁には上部縁取り支竿2が、下部には下部縁取り支竿3が布地部に内蔵されて所定の布地幅を保っている。これら4枚の布地部の内、中央の2枚である1cdと1ef間は図1Cに示すように、その境目は上下の縁取り支竿2,3をレール進行方向から水平面内で左右に折り曲げることでオーバーラップさせている。布地は縁取り支竿の形状に習うからである。これは縁取り支竿2、3を金属製やプラスチック製とすれば容易に実現できる。これにより中央部の境目の隙間を無くすことが出来、外部光の侵入を阻止できる。これが第一の考案である。
4枚の布地の内、中央の2枚である1cd,1efは各々先後端部でランナー4c,4d,4e,4fで従来のカーテンレールと同じ単線レール5に吊るされて移動可能に操作される。その様子を図1Bにランナー4Cの場合で示す。そして図3Bに示したように両サイドの布地1ab(図示してないが1ghも同じ)は先後端部で固定具6a,6b,6g,6hでレール5のランナー移動位置から窓側位置のレール5の側面部に固定的に吊るされている。また取り付け具6a等はL字形状としても良くその様子を図1Dに示すが、6aはある幅を有したL字形状の金具でありその幅中央部には穴を有しており、その穴部にネジ8を通し、ナット9等でカーテンレール5の所望な位置に固定する。図1Dではその構成を明確に説明するためにネジ8とナット9はまだ完全に締め付ける前の状態の図で示した。ネジ部を完全に閉めればL字形の6aはレール5に固定され、6aの他端の先端部には1ab,1gh等の両サイドに配置する非移動のパネル型カーテンを吊下げることになる。この時、L字形金具6a等は図1Dに示したようにカーテンレール5から窓側に突き出た位置で1ab等のパネル型カーテンを吊下げるので,1abと1cd間には窓方向に隙間ができるので、その開閉時に、お互いに擦れるという従来技術の問題を解決できる。
4枚式では左右両端の2枚(1ab,1gh)、また2枚式ではそのどちらか一方が、単線レール5に、ランナーの移動用レール位置から窓側(窓側と反対の部屋側でも良い)に適当な距離を保って金具等で上縁が各々の左右両端2個所で固定的に吊るされるが4枚式では中央の2枚である1cd,1efが単線レールにランナーにより各々のパネル型カーテンの両端2個所で吊るされる場合、非中央側の各々のランナーである4c,4fは、左右両端の2枚のパネル型カーテンである1ab,1ghの各々の2個の取り付け固定具位置の間である6aと6bの間に4c、6gと6hの間に4fが移動可能に吊るされ、また2枚式では固定されない残り一方のパネル型カーテンが、単線レールに片側のランナーが2個所の固定具の間に、また他のランナーは2個の固定取り付け具の外側に移動可能に吊るされ、開閉時、固定側と移動側のパネル型カーテンの擦動を避けるように、全開時は該固定的に吊るされたパネル型カーテンと、ランナーにより移動可能なパネル型カーテンが窓方向に設けた隙間により擦れずにオーバーラップすることで、4枚式ではその中央部の2枚分が、2枚式では1枚分即ち窓部面積の略50%を開口するようにできる。
この様な構成の場合,例えば布地1abと1cd間,1efと1gh間には図示したように両者の幅を予めオーバーラップするように大き目に設定しておけば全閉時、隙間は出来ないので、外部光が直接入ることはない。また例えば1cdを左側に移動して開口しようとしする場合、問題なく開閉でき、1efも同様に開閉できる。またL字形取り付け固定金具を使用したものでは、全閉時にはランナー4cは6bにより、またランナー4fは6gにより、全閉位置が決まることになる。以上が第二の考案である。
図1は両開きの4枚のパネル型カーテンの場合の図であり、布地部は1ab,1cd,1ef,1ghであり,各パネル型カーテン布地の上縁には上部縁取り支竿2が、下部には下部縁取り支竿3が布地部に内蔵されて所定の布地幅を保っている。これら4枚の布地部の内、中央の2枚である1cdと1ef間は図1Cに示すように、その境目は上下の縁取り支竿2,3をレール進行方向から水平面内で左右に折り曲げることでオーバーラップさせている。布地は縁取り支竿の形状に習うからである。これは縁取り支竿2、3を金属製やプラスチック製とすれば容易に実現できる。これにより中央部の境目の隙間を無くすことが出来、外部光の侵入を阻止できる。これが第一の考案である。
4枚の布地の内、中央の2枚である1cd,1efは各々先後端部でランナー4c,4d,4e,4fで従来のカーテンレールと同じ単線レール5に吊るされて移動可能に操作される。その様子を図1Bにランナー4Cの場合で示す。そして図3Bに示したように両サイドの布地1ab(図示してないが1ghも同じ)は先後端部で固定具6a,6b,6g,6hでレール5のランナー移動位置から窓側位置のレール5の側面部に固定的に吊るされている。また取り付け具6a等はL字形状としても良くその様子を図1Dに示すが、6aはある幅を有したL字形状の金具でありその幅中央部には穴を有しており、その穴部にネジ8を通し、ナット9等でカーテンレール5の所望な位置に固定する。図1Dではその構成を明確に説明するためにネジ8とナット9はまだ完全に締め付ける前の状態の図で示した。ネジ部を完全に閉めればL字形の6aはレール5に固定され、6aの他端の先端部には1ab,1gh等の両サイドに配置する非移動のパネル型カーテンを吊下げることになる。この時、L字形金具6a等は図1Dに示したようにカーテンレール5から窓側に突き出た位置で1ab等のパネル型カーテンを吊下げるので,1abと1cd間には窓方向に隙間ができるので、その開閉時に、お互いに擦れるという従来技術の問題を解決できる。
4枚式では左右両端の2枚(1ab,1gh)、また2枚式ではそのどちらか一方が、単線レール5に、ランナーの移動用レール位置から窓側(窓側と反対の部屋側でも良い)に適当な距離を保って金具等で上縁が各々の左右両端2個所で固定的に吊るされるが4枚式では中央の2枚である1cd,1efが単線レールにランナーにより各々のパネル型カーテンの両端2個所で吊るされる場合、非中央側の各々のランナーである4c,4fは、左右両端の2枚のパネル型カーテンである1ab,1ghの各々の2個の取り付け固定具位置の間である6aと6bの間に4c、6gと6hの間に4fが移動可能に吊るされ、また2枚式では固定されない残り一方のパネル型カーテンが、単線レールに片側のランナーが2個所の固定具の間に、また他のランナーは2個の固定取り付け具の外側に移動可能に吊るされ、開閉時、固定側と移動側のパネル型カーテンの擦動を避けるように、全開時は該固定的に吊るされたパネル型カーテンと、ランナーにより移動可能なパネル型カーテンが窓方向に設けた隙間により擦れずにオーバーラップすることで、4枚式ではその中央部の2枚分が、2枚式では1枚分即ち窓部面積の略50%を開口するようにできる。
この様な構成の場合,例えば布地1abと1cd間,1efと1gh間には図示したように両者の幅を予めオーバーラップするように大き目に設定しておけば全閉時、隙間は出来ないので、外部光が直接入ることはない。また例えば1cdを左側に移動して開口しようとしする場合、問題なく開閉でき、1efも同様に開閉できる。またL字形取り付け固定金具を使用したものでは、全閉時にはランナー4cは6bにより、またランナー4fは6gにより、全閉位置が決まることになる。以上が第二の考案である。
図2により第三の考案を説明する。前述した図1で両開き4枚式を全開した場合、布地下部に縁取り支竿が設けられていると
その開口部面積は前述したように略50%であるが、図1の構成において、布地上部の縁取り支竿2はそのままで、下部の縁取り支竿3をすべて除去し、7なるバンド等で両サイドに束ねれば、図2に示すように、従来のカーテンに近い開口面積を確保できる。
その開口部面積は前述したように略50%であるが、図1の構成において、布地上部の縁取り支竿2はそのままで、下部の縁取り支竿3をすべて除去し、7なるバンド等で両サイドに束ねれば、図2に示すように、従来のカーテンに近い開口面積を確保できる。
図2では両開きの4枚パネル型カーテン式で説明したが、図示は省略するが、片開き2枚パネル型カーテン式にも第二、第三の本考案は適応できるものである。
従来のカーテンレールをそのまま利用することが出来て、パネル型カーテンの長所を残して、欠点であつた、合わせ目からの光の漏れや布地の擦れ解決した、安価で実用性の高い考案であるので、その工業上の利用可能性は極めて高いものといえる。
1ab,1cd,1ef,1gh パネル型カーテン布地
2、3 縁取り支竿
4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h ランナー
5 レール
6a,6b,6g,6h 固定具
7 バンド
8 ネジ
9 ナット
2、3 縁取り支竿
4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h ランナー
5 レール
6a,6b,6g,6h 固定具
7 バンド
8 ネジ
9 ナット
Claims (3)
- 少なくとも上縁に布地を支える縁取り支竿を有した両開き4枚式で、単線レールを使用するパネル型カーテンにおいて、該パネル型カーテンを全閉したとき、中央の2枚の境目で該パネル型カーテンがオーバーラップするように、少なくとも上縁の縁取り支竿の一部を水平で該レール移動方向から曲げたことを特徴とするパネル型カーテン。
- 少なくとも上縁に布地を支える縁取り支竿を有した両開き4枚式、あるいは片開き2枚式で、単線レールを使用するパネル型カーテンにおいて、該パネル型カーテンを全閉したとき、4枚式では左右両端の2枚(1ab,1gh)、また2枚式ではそのどちらか一方が、該単線レールに、ランナーの移動用レール位置から窓側等に適当な距離を保って固定具で上縁が各々の左右両端2個所で固定的に吊るされ、また4枚式では中央の2枚(1cd,1ef)が該単線レールにランナーにより各々のパネル型カーテンの両端2個所のランナー(4c,4d,4e,4f)で移動可能に吊るされ、且つ非中央側の各々のランナー(4c,4f)は、左右両端の2枚のパネル型カーテン(1ab,1gh)の各々の該2個の固定具位置の間(6aと6bの間に4c、6gと6hの間に4f)に移動可能に吊るされ、また2枚式では固定されない残り一方のパネル型カーテンが、該単線レールに片側のランナーが該2個所の固定具の間に、また他のランナーは該2個の固定取り付け具の外側に移動可能に吊るされ、開閉時、固定側と移動側のパネル型カーテンの擦動を避けるように、全開時は該固定的に吊るされたパネル型カーテンと、ランナーにより移動可能なパネル型カーテンがオーバーラップすることで、4枚式ではその中央部の2枚分が、2枚式では1枚分が開口するようにしたことを特徴とするパネル型カーテン。
- 上縁に布地を支える縁取り支竿を有した両開き4枚式、あるいは片開き2枚式で、単線レールを使用するパネル型カーテンにおいて、パネル型カーテン下縁部には該縁取り支竿を使用せず、開口時にパネル型カーテン布地を、両開き4枚式では両側に、片開き2枚式では片側一方に、束ねて固定することを特徴とするパネル型カーテン。
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