JP3108375U - 車両視認性向上装置 - Google Patents

車両視認性向上装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3108375U
JP3108375U JP2004006229U JP2004006229U JP3108375U JP 3108375 U JP3108375 U JP 3108375U JP 2004006229 U JP2004006229 U JP 2004006229U JP 2004006229 U JP2004006229 U JP 2004006229U JP 3108375 U JP3108375 U JP 3108375U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitter
vehicle
mode
emitting unit
control signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004006229U
Other languages
English (en)
Inventor
暉一郎 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIRAREED Co.,Ltd
Original Assignee
MIRAREED Co.,Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIRAREED Co.,Ltd filed Critical MIRAREED Co.,Ltd
Priority to JP2004006229U priority Critical patent/JP3108375U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3108375U publication Critical patent/JP3108375U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

【課題】 車載バッテリーを電源として明るい昼間に周囲からの自車の視認性を発光ユニットの発光によって向上させるものでありながら、車載バッテリーに加わる負荷を軽減し、併せて、発光ユニットの発光の有無を自動車エンジンの始動や停止に連動させることを可能にする。
【解決手段】 車載バッテリー1の電力で点灯するLED21を備える発光ユニット2と、車載バッテリー1と発光ユニット2とを接続する通電路に介在された受信器3と、自動車のシガーソケット5に着脱可能な送信器4とを備える。受信器3は、送信器4から出力される制御信号を受信して通電路をオンオフ制御するスイッチング機構34を備える。送信器4にスイッチ44を搭載する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、車両視認性向上装置、詳しくは、歩行者や周囲の車両(自転車や自動車など)からの自車の視認性を高めることのできる車両視認性向上装置に関する。
近年、タクシーや宅配用自動車(車両)などの主に営業車では、昼間の明るいときでも自動車に標準装備されてい前照灯を点灯させたまま走行することによって、自車の存在を歩行者のほか、周囲の自転車や自動車の搭乗者に認識させやすくして安全性を高めるということが推奨されている。
しかしながら、自動車に標準装備されている照明システムにおいて、自動車に標準装備されている前照灯が本来的には夜間走行時に点灯すべきものとされていることなどから、前照灯を点灯させると、それに連動して尾灯や車幅灯、室内計器類のバックライトも点灯する。そのため、昼間の明るいときに周囲からの自車の視認性を高めるために、前照灯を点灯させると、それと共に尾灯、車幅灯、バックライトなどが点灯してしまって車載バッテリーに加わる負荷が大きくなり、その耐用寿命を短くしてしまうという問題があった。
また、前照灯を点灯させたり消灯させたりするためには、自動車の運転席で運転者が点消灯操作を行うことを要するのに対し、明るい昼間に運転席でそのような点消灯操作を行っても、運転席からは前照灯が点灯しているか消灯しているかということをはっきりと確認することのできない場合が多く、そのために、点灯し忘れたり消灯し忘れたりすることが多々あるという問題があった。
本考案は以上の問題に鑑みてなされたものであり、明るい昼間に周囲からの自車の視認性を発光によって向上させることを基本とし、その場合に、自動車に標準装備されている前照灯を点灯させる必要性を無くして昼間走行時の車載バッテリーに加わる負荷を軽減することが可能であり、しかも、視認性を向上させることに役立つ発光の有無を、自動車エンジンの始動や停止に連動させることのできる車両視認性向上装置を提供することを目的とする。
また、本考案は、発光源としての発光ユニットを備えていて、その発光ユニットに対する通電路を形成するための電気コードの主な引廻し箇所が車載バッテリーが標準的に設置されているエンジンルームだけで済み、車内の運転席周囲で電気配線を引き廻す必要のない車両視認性向上装置を提供することを目的とする。
本考案に係る車両視認性向上装置は、車載バッテリーの電力を電源として点灯する光源としてのLEDを備える発光ユニットと、上記車載バッテリーと上記発光ユニットとを接続している通電路に介在された受信器と、自動車のシガーソケットに着脱可能でそのシガーソケットに供給される上記車載バッテリーの電力を電源として作動する送信器とを備え、上記受信器は、上記シガーソケットに装着された上記送信器から出力される制御信号を受信して上記通電路をオンオフ制御するスイッチング機構を備えている。
この車両視認性向上装置によれば、発光ユニットの光源として、消費電力が少なくて済むという特性を備えたLEDを用いているので、車載バッテリーの電力を電源として使用するものでありながら、従来のように前照灯を点灯する場合に比べて車載バッテリーに加わる負荷が著しく軽微に抑えられる。また、車載バッテリーと上記発光ユニットとを接続している通電路に受信器を介在させてあり、その受信器が、送信器から出力される制御信号を受信して上記通電路をオンオフ制御するスイッチング機構を備えているので、発光ユニットに対する通電路を形成するための電気コードの主な引廻し箇所が車載バッテリーが標準設置されている主にエンジンルームだけで済み、車内の運転席周囲で電気配線を引き廻す必要がない。その上、送信器は、自動車のシガーソケットに着脱可能でそのシガーソケットに供給される上記車載バッテリーの電力を電源として作動するので、電池などの余分な電源を用いる必要がなく、また、送信器に給電するための電気コードが不要であるために、この点からも運転席周囲に電気配線を引き廻す必要がないという利点がある。
本考案では、上記送信器が上記制御信号を一定時間おきに間欠的に出力する間欠信号送信機能を備え、上記受信器のスイッチング機構は、上記送信器が出力した制御信号を受信することによって上記通電路をオフモードからオンモードに切り換えるオンモード設定機能と、オフモードからオンモードに切り換えられた上記通電路のオンモードを、上記送信器から出力される制御信号の間欠出力時間よりも長いオンモード保持時間に亘って保持するタイマー機能と、上記オンモード保持時間内に上記制御信号を受信しないときに上記通電路をオンモードからオフモードに切り換えるオフモード設定機能を有している、という構成を採用することが可能である。
この構成において、自動車のシガーソケットに送信器を装着してその送信器に通電すると、シガーソケットに供給される車載バッテリーの電力を電源として、送信器がその間欠信号送信機能によって制御信号を一定時間おきに間欠的に出力する。そして、その制御信号を受信した受信器がそのオンモード設定機能により通電路をオフモードからオンモードに切り換え、しかも、受信器はそのタイマー機能によりオンモード保持時間に亘って通電路のオンモードを保持する。したがって、そのオンモード保持時間内では、発光ユニットのLEDに車載バッテリーからの通電が継続し、LEDがそのオンモード保持時間内は点灯したままになる。この場合、受信器のタイマー機能のオンモード保持時間は、送信器から出力される制御信号の間欠出力時間よりも長いので、送信器がその間欠信号送信機能によって制御信号を間欠的に出力している間は受信器のオフモード設定機能は作動しない状態が続き、その間、発光ユニットのLEDは点灯したままになる。一方、送信器への通電を遮断して送信器からの間欠的な制御信号の送信を停止させると、受信器が上記オンモード保持時間を越えても制御信号を受信しなくなるので、受信器のオフモード設定機能により通電路がオンモードからオフモードに切り換わり、その結果、発光ユニットのLEDへの通電が遮断されてLEDが消灯する。
ところで、自動車のシガーソケットには、その相手方である送信器を装着すると、エンジンが始動しているか否かに関係なく送信器への通電が開始されるタイプ(以下、このタイプを「装着通電タイプ」という)と、その相手方である送信器を装着してもエンジンが始動していない限り送信器への通電が開始されないタイプ(以下、このタイプを「エンジン始動通電タイプ」という)との2タイプがある。
このうち、エンジン始動通電タイプのシガーソケットを備えた自動車では、送信器をシガーソケットに装着してもエンジンが始動されない限り送信器への通電が開始されないので、送信器をシガーソケットに装着し、自動車走行に備えてエンジンを始動させる操作を行うことによってはじめて発光ユニットのLEDが点灯してエンジンの運転中はその点灯状態が維持される。そして、エンジンを停止すると発光ユニットのLEDが消灯する。言い換えると、エンジン始動通電タイプのシガーソケットを備えた自動車では、エンジンの始動及び停止と発光ユニットのLEDの点灯及び消灯とがそれぞれ連動するので、送信器をシガーソケットに装着したままにしておいても車載バッテリーの電力が無駄に消費されることはないという利点がある。
これに対し、装着通電タイプのシガーソケットを備えた自動車では、送信器をシガーソケットに装着することによって送信器への通電が開始されるので、自動車を走行しないときに送信器をシガーソケットに装着したままにしておくと、発光ユニットのLEDも点灯したままになって車載バッテリーの電力が無駄に消費されるという不都合が発生する。
そこで、装着通電タイプのシガーソケットを備えた自動車に当該車両視認性向上装置を使用する場合に発生する上記不都合を改善するためには、上記送信器に、当該送信器に供給される電力の給電路をオンオフ制御するためのスイッチが搭載されていることが望ましい。このように送信器に給電路をオンオフ制御するためのスイッチを搭載しておくと、装着通電タイプのシガーソケットを備えた自動車で当該車両視認性向上装置を使用する場合には、エンジンを始動して自動車を走行させるときに、シガーソケットに装着した送信器のスイッチをオフ側からオン側に切り換え、エンジンを停止したときに、シガーソケットに装着した送信器のスイッチをオン側からオフ側に切り換えて無駄な電力消費を無くすることが可能になる。これに対し、エンジン始動通電タイプのシガーソケットを備えた自動車で当該車両視認性向上装置を使用する場合には、送信器に搭載されているスイッチを常時オン側に設定しておけば、エンジンの始動及び停止と発光ユニットのLEDの点灯及び消灯とがそれぞれ連動する。
本考案では、上記発光ユニットが、複数個の横並び配列されたLEDを備えているという構成を採用することができ、これによれば、横並び配列された複数個のLEDが点灯することによって線状発光状態が得られて視認性を高めやすいという利点がある。
本考案では、上記発光ユニットが、外部から視認可能な車体の左右略対称箇所に設置可能な2つのユニット要素を備えていることが望ましい。これによれば、自動車車体に発光ユニットを取り付けた場合に、その発光ユニットが自動車の外観の左右バランス性を損なわず、しかも、車体の左右どちら側からの視認性も良好に確保されるようになる。
以上のように、本考案に係る車両視認性向上装置は、明るい昼間に周囲からの自車の視認性を発光によって向上させるものでありながら、消費電力が少ない特性を有するLEDを光源として採用した発光ユニットを備えているので、自動車に標準装備されている前照灯を点灯させる必要が無くなって昼間走行時の車載バッテリーに加わる負荷が軽減してその車載バッテリーの耐用寿命が損なわれないという効果が奏される。しかも、発光ユニットの発光の有無を自動車エンジンの始動や停止に連動させることが可能であって、自動車を走行させるときに発光ユニットを自動で又はスイッチ操作で点灯させ、自動車の走行を止めたときに発光ユニットを自動で又はスイッチ操作で消灯させるということが可能になる利便がある。さらに、発光ユニットに対する通電路を形成するための電気コードの主な引廻し箇所が車載バッテリーが設置されているエンジンルームだけで済み、車内の運転席周囲で電気配線を引き廻す必要性がなくなって、運転席周囲が電気コードで乱雑になるという事態の生じる余地がなくなるという効果が奏される。
図1は本考案の実施形態に係る車両視認性向上装置の使用状態説明図、図2は発光ユニット2や受信器3を含む結線図、図3(A)は送信器4の平面図、同(B)はシガーソケット5に装着した送信器4の斜視図、図4(A)は送信器4の一例としての構成図、同(B)は受信器3の一例としての構成図、図5は送信器4と受信器3の動作タイミングを説明するためのタイムチャートである。
図1に示したように、この車両視認性向上装置は、車載バッテリー1の電力を電源として点灯する光源としてのLEDを備える発光ユニット2と、車載バッテリー1と発光ユニット2とを接続している通電路に介在された受信器3と、自動車のシガーソケット5に着脱可能な送信器4とを備えている。図例の自動車Aは、エンジンルームEに車載バッテリー1が標準的に搭載されている。すなわち、車載バッテリー1は自動車Aにエンジン始動用電力の供給源などの目的で当初より搭載されているものであって、後付けしたものではない。したがって、この車載バッテリー1の電力は、車室内のフロントパネルP(図3参照)に標準装備されている上記シガーソケット5に供給されるようになっている。このシガーソケット5には車載バッテリー1によって12Vの電圧が供給されていて、一般的には、図示していない標準装備のシガーライターを押し込んでそのシガーライターの電熱線に電流を流すことにより、そのシガーライターの電熱線を発熱させることに用いられる。
図4(A)のように、送信器4は、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)41によって制御されるタイマー回路42及び発信回路43と、スイッチ44と、入力ポート45と、出力ポート46とを備えていて、入力ポート45とマイコン41とを接続している給電路中に介在されている上記スイッチ44によってその給電路がオンオフ制御されるようになっている。そして、マイコン41、タイマー回路42、発信回路43などによって間欠信号送信機能が発揮されるようになっている。すなわち、スイッチ44がオン状態のときに入力ポート45に所定電圧の電力が供給されると、その電力供給が継続されている時間内は、マイコン41、タイマー回路42及び発信回路43が作動して出力ポート46から一定時間おきに間欠的に制御信号が出力される。
図3(A)(B)によって送信器4の外観を示したように、この送信器4は、幅広の把手部47を備えたケース48に、図4(A)を参照して説明した上記入力ポート45を形成しているプラグ49を備えていると共に、上記把手部47には、図4(A)を参照して説明した上記スイッチ44のオンオフモードを切り換えるためのプッシュボタン44aが装備されている。そして、この送信器4は、把手部47を手で掴んで図3(B)のようにプラグ49を自動車のシガーソケット5に差し込むことによってそのシガーソケット5に装着されるのに対し、把手部47を手で掴んでプラグ49をシガーソケット5から引き抜くことによってそのシガーソケット5から離脱される。なお、この送信器4には、スイッチ44がオンモードのときに点灯し、オフモードの時に消灯するLEDでなるパイロットランプが内蔵されていて、そのパイロットランプが点灯しているか消灯しているかを、プッシュボタン44aを透して視認することができるようになっている。
図4(B)のように、受信器3は、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)31によって制御されるタイマー回路32及び受信回路33と、スイッチング機構34と、入力ポート35と、出力ポート36とを備えている。そして、入力ポート35に車載バッテリー1(図1参照)の電力が供給され、出力ポート36に後述する発光ユニット2が接続されている。すなわち、図2に示したように、上記入力ポート35(図4(B)参照)には、車載バッテリー1の陽極及び陰極の各端子に接続される2本のリード線61,62が接続されていて、一方のリード線61にはヒューズボックス63を介在して過電流が流れるのを防いでいる。また、上記出力ポート36(図4(B)参照)には、2本ずつのリード線64,65が並列接続されていて、それらの各リード線64,65のそれぞれに、後述する発光ユニット2を構成している2つのユニット要素2A,2Bから導出された各2本ずつのリード線66,67がコネクタ68,69を用いて接続されるようになっている。
図4(B)に示した受信器3では、入力ポート35に所定電圧の電力が供給されているときに、上記した送信器4が出力した制御信号を受信回路33がはじめて受信すると、マイコン31の作動によりスイッチング機構34が車載バッテリー1と発光ユニット2とを接続する通電路(上記したリード線61,62,64〜67によって形成される)をオフモードからオンモードに切り換える。これがオンモード設定機能である。また、オフモードからオンモードに切り換えられた上記通電路のオンモードは、タイマー回路32及びスイッチング機構34の作動により一定時間に亘って保持される。これがタイマー機能である。さらに、このタイマー機能によってオンモードに保持される一定時間を越えて受信回路33が送信器4からの制御信号を受信しない状態が続いたときには、タイマー回路32及びスイッチング機構34の作動により通電路がオフモードに切り換えられる。これがオフモード設定機能である。
ここで、上記タイマー機能によってオンモードに保持される一定時間は、送信器4から出力される制御信号の間欠出力時間よりも長い時間(オンモード保持時間)に設定される。したがって、たとえば送信器4から出力される制御信号の間欠出力時間t1を10秒に調節し、受信器3側での上記オンモード保持時間t2を上記間欠出力時間t1よりも長い時間、好ましくは間欠出力時間t1の2倍よりも短い時間、たとえば15秒に調節しておくと、図5に例示したところから判るように、送信器4への給電が継続してその送信器4によって制御信号が送信されている間は、受信器3側で上記オンモード保持時間t2内に次々と制御信号を受信して通電路のオンモードが継続する(オンモード継続時間領域を符号Tで示してある)けれども、送信器4の給電が停止して送信器4からの制御信号の送信が止まり、その結果、受信器3側で制御信号を受信しなくなると、受信器3のオフモード設定機能が働いて通電路がオンモードからオフモードに切り換わる。
次に、この車両視認性向上装置において、発光ユニット2の光源には、消費電力が少ないという特性を備えるLED(発光ダイオード)21を採用している。また、発光ユニット2は、図2に示したように、同一の形状及び構成を備える2つのユニット要素2A,2Bを備えていて、これらのユニット要素2A,2Bが、外部から視認可能な車体の左右略対称箇所に設置される。また、それぞれのユニット要素2A,2Bは、複数個の横並び配列されたLED21を備えている。図1では、発光ユニット2を車体のフロントバンパー付近に取り付けた事例を示しているけれども、発光ユニット2を形成している2つのユニット要素2A,2Bの取付箇所は、フロントバンパーの左右対称箇所、車体の左右のサイドパネルの対称箇所、リアバンパーの左右対称箇所といった任意に選ばれる箇所に取り付けることが可能であって、その取付けには、粘着テープ、取付けビス、その他の取付け具を用いることが可能である。
ところで、図1のように、発光ユニット2を車体のフロント部分に取り付けた場合には、2つのユニット要素2A,2Bのリード線66,67をコネクタ68,69によって受信器3側のリード線64,65に接続すると共に、受信器3側の他のリード線61,62を車載バッテリー1の陽極と陰極とに各別に接続することによって結線が行われる。また、送信器4は運転席近くのシガーソケット5に装着するだけで済み、結線する必要はない。そのため、図1のように配線の主な引廻し箇所が自動車AのエンジンルームEだけになり、運転席の周囲に配線を引き廻す必要がないので、この車両認識性向上装置を設置したからといって、運転席付近の配線が増えてその整然性が損なわれることはない。
また、この車両視認性向上装置は、発光ユニット2の光源としてLEDを用いているので、車載バッテリー1の電力を電源として使用するものでありながらも、車載バッテリー1に加わる負荷が著しく軽微に抑えられるために、車載バッテリー1の耐用寿命を損なうということにはならない。
次に作用を説明する。
上記したエンジン始動通電タイプのシガーソケットを備えた自動車では、送信器4をシガーソケット5に装着してもエンジンが始動されない限り送信器4への通電が開始されない。そのため、送信器4のプッシュボタン44aを押し下げてスイッチ44をオンモードに設定すると共に、送信器4をシガーソケットに装着し、エンジンを始動させる操作を行うと、送信器4が車載バッテリー1の電力を電源として作動し、一定時間おきに間欠的に制御信号を発信する。これに対し、受信器3がはじめての制御信号を受信することによって通電路がオフモードからオンモードに切り換わり、その後、制御信号をオンモード保持時間内に次々と受信して発光ユニット2のLED21が車載バッテリー1の電力を電源として点灯したままになる。このため、走行中であるか否かに関係なく、エンジンが動いている間は発光ユニット2が発光して自車の存在を周囲の歩行者や自転車あるいは自動車の運転者に認識させやすくなる。一方、エンジンを停止すると、送信器4から制御信号が発信されなくなるので、受信器3が制御信号を受信しなくなり、そのオンモード保持時間を経過したときに通電路が遮断されて発光ユニット2のLED21が消灯する。したがって、エンジン始動通電タイプのシガーソケットを備えた自動車では、エンジンの始動及び停止と発光ユニットのLEDの点灯及び消灯とがそれぞれ連動するので、スイッチ44をオンモードにして送信器4をシガーソケット5に装着したままにしておいても車載バッテリーの電力が無駄に消費されることはない。
これに対し、装着通電タイプのシガーソケットを備えた自動車では、送信器4をシガーソケット5に装着することによって送信器4への通電が開始されるので、自動車を走行しないときには、車載バッテリー1の電力の無駄な消費を無くするために、送信器4のプッシュボタン44aを押下げ操作してスイッチ44をオン側からオフ側に切り換えるか、あるいは、送信器4をシガーソケット5から引き抜くことによって、給電路をオフモードにしておく。そして、エンジンを始動して自動車を走行させるときだけ、シガーソケット5に装着した送信器4のプッシュボタン44aを押し下げてスイッチ44により給電路をオンモードにしておく。給電路をオンモードにしておくと、上記した場合と同様に、発光ユニット2のLED21が点灯したままになる。また、エンジンを停止したときに、送信器4のプッシュボタン44aを再度押してスイッチ44をオン側からオフ側に切り換えるか、あるいは、送信器4をシガーソケット5から引き抜くことによって、給電路をオフモードにすると、発光ユニット2のLED21が消灯する。
本考案の実施形態に係る車両視認性向上装置の使用状態説明図である。 発光ユニットや受信器を含む結線図である。 (A)は送信器の平面図、(B)はシガーソケットに装着した送信器の斜視図である。 (A)は送信器の一例としての構成図、(B)は受信器の一例としての構成図である。 送信器と受信器の動作タイミングを説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
1 車載バッテリー
2 発光ユニット
2A,2B ユニット要素
3 受信器
4 送信器
5 シガーソケット
21 LED
34 スイッチング機構
44 スイッチ

Claims (5)

  1. 車載バッテリーの電力を電源として点灯する光源としてのLEDを備える発光ユニットと、上記車載バッテリーと上記発光ユニットとを接続している通電路に介在された受信器と、自動車のシガーソケットに着脱可能でそのシガーソケットに供給される上記車載バッテリーの電力を電源として作動する送信器とを備え、上記受信器は、上記シガーソケットに装着された上記送信器から出力される制御信号を受信して上記通電路をオンオフ制御するスイッチング機構を備えていることを特徴とする車両視認性向上装置。
  2. 上記送信器が上記制御信号を一定時間おきに間欠的に出力する間欠信号送信機能を備え、上記受信器のスイッチング機構は、上記送信器が出力した制御信号を受信することによって上記通電路をオフモードからオンモードに切り換えるオンモード設定機能と、オフモードからオンモードに切り換えられた上記通電路のオンモードを、上記送信器から出力される制御信号の間欠出力時間よりも長いオンモード保持時間に亘って保持するタイマー機能と、上記オンモード保持時間内に上記制御信号を受信しないときに上記通電路をオンモードからオフモードに切り換えるオフモード設定機能を有している請求項1に記載した車両視認性向上装置。
  3. 上記送信器に、当該送信器に供給される電力の給電路をオンオフ制御するためのスイッチが搭載されている請求項1又は請求項2に記載した車両視認性向上装置。
  4. 上記発光ユニットが、複数個の横並び配列されたLEDを備えている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載した車両視認性向上装置。
  5. 上記発光ユニットが、外部から視認可能な車体の左右略対称箇所に設置可能な2つのユニット要素を備えている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載した車両視認性向上装置。
JP2004006229U 2004-10-22 2004-10-22 車両視認性向上装置 Expired - Lifetime JP3108375U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004006229U JP3108375U (ja) 2004-10-22 2004-10-22 車両視認性向上装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004006229U JP3108375U (ja) 2004-10-22 2004-10-22 車両視認性向上装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3108375U true JP3108375U (ja) 2005-04-14

Family

ID=43271053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004006229U Expired - Lifetime JP3108375U (ja) 2004-10-22 2004-10-22 車両視認性向上装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3108375U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131429A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Toyota Boshoku Corp 車両室内照明装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131429A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Toyota Boshoku Corp 車両室内照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4286674B2 (ja) 車両用灯体制御装置
US7019463B2 (en) Daytime running light module and system
EP2172371B1 (en) Vehicle-mounted load controller, vehicle-mounted headlight device, and vehicle-mounted taillight device
US8061881B2 (en) Vehicle running light system
JP6018875B2 (ja) 車両用ランプの点灯制御システム
CN102869541B (zh) 汽车照明系统
KR20110092108A (ko) 차량용 통합 엘이디램프
JP3108375U (ja) 車両視認性向上装置
JP3196682U (ja) デイライト変換アダプタ
EP4056423A1 (en) Snowplow headlight control system and method
JP3123066U (ja) 車両用視認性向上装置
JP3150469U (ja) 車両視認性向上装置
CN216600137U (zh) 可变色的双针车灯
JP2006347191A (ja) 車両用灯具
JP2005053460A (ja) 点滅方向指示灯付き自動車及び自動車用点滅方向指示灯装置
CN2567109Y (zh) 机动车无线刹车警示灯装置
KR101208078B1 (ko) 자동차의 외장 램프 유니트
JP3165457U (ja) 車両の補助ランプ
KR200200203Y1 (ko) 자동차용 보조 안전표시등
US20220025594A1 (en) Light signaling system
CN207711899U (zh) 一种乘用车灯控制装置
KR200411116Y1 (ko) 차량용 전조등의 점등제어장치
US20150100213A1 (en) Vehicle alerting device
JP3109132U (ja) 車室内用照明ユニット及びそれを備えた車室内用照明装置
JP3099419U (ja) 車載用照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 6